1: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:01:18 ID:???00
璃奈「今日は私の家でゲームしない?」

愛「りなりーの家でゲームかー。かなりー良いアイディアだね、りなりーだけに!」

ミア「愛の言ってる事が良く分からないけど、璃奈の家でゲームをするというのはナイスアイディアだね」

愛「そんなこと無いっす!」

ミア「良いアイディアなのか、そうじゃないのかどっちなんだよ…」

3: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:03:15 ID:???00
『実況パワフルプロ野球!!』タララッタラター!

ミア「へー、ベースボールのTVゲームかー」

璃奈「ミアちゃんは野球が大好きなんだよね?」

ミア「でも、好きなのはリアルな方のベースボールさ。バーチャルの方でのベースボールは専門外だよ」

愛「それじゃあ、まずはアタシとりなりーがプレイしてるのを見ててよ」

4: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:04:14 ID:???00
『さよならホームラン!!』バッコーン!!

愛「よっしゃー!大逆転勝利―!!!」

璃奈「敗北…璃奈ちゃんボード『しくしく(´;ω;`)』

ミア「へーなかなか面白そうじゃん。次はボクにやらせてよ」

5: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:06:49 ID:???00
璃奈「負けたのでミアちゃんにバトンタッチ」

愛「ミアちは初心者だから、練習とかした方が良いんじゃない?」

ミア「ボクはベースボールを良く知ってるんだ。リアルもバーチャルも一緒だろ?だから練習なんて必要ないよ」

璃奈「実際の野球とTVゲームの野球は結構違うと思うよ…」

愛「じゃあ、せめて初心者用の設定にする?」

ミア「大丈夫!ノープロブレム!」

ミア「それからボクがビギナーだからって手加減とかもする必要ないからね」

愛「わかった…ミアちがそう言うなら愛さん全力で応えるよ」

『プレイボール!』

6: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:07:50 ID:???00
ミア「まずはボクが先攻か。見ててよ璃奈。ボクがカッコよくバンバンホームラン打っちゃうから」

璃奈「うん…」

愛「まずは初球!」

ミア「ヨシ!」スカッ

ストライク!

ミア「あれ…(思ってたより当てるの難しい?)」

ストライク!ストライク!バッターアウト!

璃奈「ミアちゃん…」

ミア「…まあ最初はこんなもんかな」

7: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:09:21 ID:???00
ミア「まだワンアウトだ…」

ミア「ヨシ!ここだ!」

ミア「曲がった!?」

ストライク!

ミア「今度こそ!」

ストライク!ストライク!バッターアウト!

ミア「…」

8: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:12:15 ID:???00
ミア「べ、ベースボールはツーアウトからだもんね…」

ミア「よし!今度こそ当たった!」カッキーン!

『打ち上げたー!…伸びない…』

愛「フライだね」

アウト―!チェンジッ!

ミア「…」プルプルプル

9: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:15:01 ID:???00
愛「攻守交代だ!愛さん頑張っちゃうよー!」

ミア「…まあすぐに愛を打ち取って、チェンジしてみせるよ」

カッキーン!

『入ったー!ホームラン!!』

ミア「え…」

『ホームラン!』『ホームラン!』『ホームラン!』『ホームラン!』『ホームラン!』『ホームラン!』『ホー…

11: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:19:39 ID:???00
スコア「0-20」


璃奈(愛さん全く手加減してない…)

璃奈(コールド設定も付けてないし、どうするのこの先…)

ミア「ピヨピヨ…」

璃奈(ミアちゃんがピッチャーと一緒にピヨピヨ状態になってる…)

アウトー!チェーンジ!

愛「あっ!打ち上げちゃった。ミアち、ちょっとずつ上手くなってるよ!」

ミア「う、うん…」

璃奈(愛さん、そういうこと言えるなら何でもっと手心を加えてあげないの…?)

12: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:20:51 ID:???00
ミア「よ、よーし!こっから逆転してやる!ぼ、ボクはベースボールを知っているんだぞ!」

愛「良いねミアち!その意気だよ!愛さんももっとやる気出すからね!」

ミア・璃奈「え」

アウトー!アウトー!アウト―!チェーンジ!

ミア「シュン…」

13: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:21:40 ID:???00
愛「さぁて、愛さんの攻撃だー!こっからガンガン行くからミアち付いて来てよ!」

ミア「え…」

…30分経過

スコア「0ー99」

14: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:25:59 ID:???00
ミア「…ひっく…やだ…」

璃奈・愛「!?」

ミア「も、もうヤダ~!!!」

ミア「うわーーん!!愛なんて嫌いだー!!」

愛「ミ、ミアち!?」

15: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:26:56 ID:???00
璃奈「ミアちゃん帰っちゃった…」

愛「ミアち、めちゃくちゃ泣いてた…どうしよう?」

璃奈「愛さんすぐに追いかけて!」

愛「う、うん…」

16: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:29:53 ID:???00
愛「『Shit‼愛の顔なんてもう二度と見たくない!』って拒絶されちゃった…」

璃奈「…もう少し時間が経ってから謝ろう」

愛「うん…」

璃奈「それにしても何であんなにボコボコにしちゃったの?」

愛「手加減しないで欲しいって言ってたから、全力でやるのがミアちに対する礼儀かなと思って…」

璃奈「いくら何でも限度があると思うよ愛さん…」

愛「じゃあ、何でりなりーも止めてくれなかったの!?」

璃奈「…」

璃奈(愛さんにボコボコにされて顔がどんどん曇っていくミアちゃんに見入ってた…)

18: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:31:51 ID:???00
次の日

愛「昨日はごめんミアちー」

ミア「…」

愛「本当にごめん!反省してる!」

ミア「…」

かすみ「どうしたのミア子と愛先輩?」

栞子「ミアさん何だか怒ってましたね」

しずく「喧嘩でもしちゃったの?」

璃奈「実はね、昨日…」


かすみ・しずく・栞子「ええー!!??愛先輩(愛さん)がミア子(ミアさん)をボコボコにしちゃったー!?」

19: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:34:55 ID:???00
璃奈「うん、これでもかっつうほどボッコボコに」

かすみ「酷いです!愛先輩!」

しずく「そんな愛さんが…何かの間違いだよ!?」

栞子「でも、璃奈さんが嘘を言っているようにも思えませんし…」

しずく「確かに…」

かすみ「じゃあさ、ミア子本人に聞いてみようよ」

20: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:37:01 ID:???00
かすみ「ねえ、ミア子」

ミア「何だよ…ボクは今、機嫌が悪いんだ」

しずく「昨日、愛さんと何かあったの?」

ミア「!!」

ミア「…何でもないよ」

かすみ「何でもないなんて顔してなくないミア子?凄く辛そうな顔してるよ?」

ミア「…ほっといてよ!!」

21: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:39:24 ID:???00
しずく「ミアさん少しだけど泣いてた…」

栞子「話したくないぐらい酷い事があったのかもしれません…」

かすみ「愛先輩…間違いであって欲しいって思ってたのに…」

22: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:42:28 ID:???00
侑「愛ちゃんがミアちゃんをボコボコにしちゃったー!?」

かすみ「はい。りな子がそう言ってました…」

せつ菜「嘘ですよ、そんなの…」

歩夢「ミアちゃんは何て言ってたの?」

栞子「問いただしてみたんですが、答えてくれませんでした。とても悲しそうな顔をして…」

果林「馬鹿々々しい話ね。私は信じないわ」

せつ菜「…私も同意見です」

しずく「でも璃奈さんが…」

果林「どうしてもと言うなら私は愛本人に会って確かめてみる」

23: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:44:13 ID:???00
愛「どうしたの?急に呼び出して」

果林「愛、ミアちゃんをボコボコにしたってかすみちゃんから聞いたんだけど…何かの間違いよね?」

愛「…」

果林「答えなさいよ!」

愛「…嘘じゃないよ。もう酷いぐらいボコボコにしちゃった。ミアちには酷いことしちゃったなぁ…」

果林「何、笑って言ってるのよ!?あなた、何したか分かってるの!?」

愛「そうだね。もう少し手加減した方が良かったのかもしんない。でも、愛さんそういうの苦手だから…」

24: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:46:28 ID:???00
果林「手加減とかそんな問題じゃないでしょ!」

パシーン!

愛「え…」

果林「…最低よ」

愛「カリン…」

果林「あなたとはもう喋りたくない」

愛「…」

25: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:47:08 ID:???00
次の日


愛「…」

果林「…」

璃奈(あれー?部室が凄いギスギスした空気になってる…。特に愛さんと果林さんの間で)

璃奈「どうしてなんだろ…璃奈ちゃんボード『?』」

27: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:50:08 ID:???00
せつ菜「どうしましょう…スクールアイドル同好会、久々の崩壊の危機です」

侑「本当にこれはどうにかしなくちゃいけないね…」

しずく「今日、ミアさんはどうしたんでしょ?まだ来てませんが…」

エマ「今日は少し遅れてくるみたいだよ」

ガラッ

ミア「遅れてごめん」

ミア「ねえ、愛」

愛「…ミアち」

28: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:51:01 ID:???00
ミア「ゲーム同好会にアドバイスもらって特訓してきたんだ。もう一度やろうTVゲームのベースボールを!」

ミア「今度はボクが愛をボコボコにしてやるよ!」

同好会一同「え!?」

愛「望むところだよミアち!!」

29: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:52:21 ID:???00
侑「何だボコボコにしたのってゲームでだったんだ」

かすみ「そ、そんなことだろうと思ってましたよ!かすみんは愛先輩を信じていましたからね!」

果林「ふふっ。たかがTVゲームで同好会がギスギスしてたなんて馬鹿みたいな話ね」

せつ菜「たかがゲームじゃないですよ!!ゲームも真剣にとりこむものです!」

歩夢「そうだよねせつ菜ちゃん!たかがゲーム!されどゲーム!」

果林(せつ菜はともかくこんなに食いつく歩夢は珍しいわね…)

31: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 00:59:28 ID:???00
璃奈「ごめんなさい、私が勘違いさせちゃうようなこと言っちゃったせいで大変なことになっちゃった」

ミア「いやあ…でもアレは本当にボコボコって言って良いぐらいだと思うよ璃奈」

果林「…私もごめんなさいね愛。本気で叩いちゃって」

愛「ツーン!カリンとはもう喋りたくない!」

果林「ごめんなさいってば!」

愛「…冗談だってば。カリンの本気のビンダ熱くて痺れたよ♪」

32: 名無しで叶える物語◆4mV1SqOL★ 2026/01/12(月) 01:04:04 ID:???00
ランジュ「ミアも愛も泣いたり本気でボコボコにしたりするなんてTVゲームってそんなに面白いのかしら?」

ミア「リアルのベースボールには負けるけど、バーチャルのベースボールも面白いね。特に愛が相手だと愛はスーパーに上手いからチャレンジし甲斐があるよ」

ランジュ「きゃあっ!面白そうね!次はランジュが愛に挑戦してみるわ」

愛「良いのー?アタシは強いよ?」

ランジュ「アタシは何たってパーフェクトな鐘嵐珠よ!TVゲームだってわけないわ!だから手加減なんて無用よ」

璃奈(何だか嫌な予感がする…)

でもランジュさんの曇った顔が見てみたい気もするから、りなりーは止めませんでした。


終わり

引用元: 【SS】璃奈「愛さんがミアちゃんをボコボコにしちゃった…」