1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:29:30.443 ID:U5nk4+N20.net
毎朝の光景

男「じゃあ会社行ってくる。
 夕飯の支度頼むな」

少女「ん。言われなくてもやっておくわよ。
 …あ、ちょっと」

男「なんだ?」

少女「はあ。ネクタイ曲がってるわよ。
 だらしないなあ。そんなんで会社に行くつもり?」

男「ホントか?きちんと鏡で確認したつもりなんだけどな」ゴソゴソ

少女「あー!余計おかしくなってるってば。
 いいから私に任せなさいよ」

男「お、おう」

少女「…はい。これでばっちり。
 不愛想で口下手なあんたも少しはマシになったんじゃないの?」

男「褒めてるのか貶してるのかどっちなんだ」

少女「うるさいなあ。さっさと仕事行けば?
 それとも遅刻したいの?いっそ休む?休んで一日わたしと過ごせばいいじゃん」

男「あのな、お前も学校だからな」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:35:07.999 ID:U5nk4+N20.net
男子議論

少女「あーあ、クラスの男子ってなんであんなにバカなんだろ」

男「イタズラでもされたのか?」

少女「そんなもん日常茶飯事だってば。もおホントどうしようもないわ。
 頭にクるってレベルを遥かに超越してるわね」

男「まあ、その年頃の男子は気になる相手にちょっかい出すもんだからな」

少女「ふーん。ずいぶん知った風じゃん」

男「男の経験則ってやつだよ」

少女「へえ…。じゃああんたも昔はいっちょ前に女の尻追っかけまわしてたってわけ?」

男「ずいぶん捻くれた言い回しだな。
 …友達は大体そんな感じだったけど、俺はそういうのはなかった気がするな…」

少女「…そうよねえ!あんたみたいに消極的で不愛想で口下手な男に
 女を口説き落とせる話術があるとは到底思えないわ」

男「あのな、もし俺に彼女がいたらお前ここにいないからな」

少女「なに?そうやって追い出そうってわけ?
 わかったわよ、彼氏でも彼女でも作ればいいじゃない。
 そして朝ごはんもお弁当も晩ごはんも作ってもらえばいいじゃない。
 おはようからおやすみまで見つめられればいいじゃない」

男「いや、まず彼氏はいらないからな。
 ちょっと言ってみただけだからそう拗ねるな。
 俺もムキになって悪かった」

少女「…ふん」

4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:40:34.902 ID:U5nk4+N20.net
初夏

少女「まだ5月だってのにえらく暑いねぇ…」

男「この微妙な時期に空調をつけたら負けな気がしてならないんだよな」

少女「第一わたし、空調の冷気って体調悪くするから嫌いなのよね。
 文明の利器に頼り過ぎるのも考え物だわ。
 そうして人は利便性を求めていつしか身を滅ぼすのよ」

男「話が飛躍しすぎだからな。
 とはいえ確かに夏場はエアコンの常時稼働が当たり前になってるな。
 地球温暖化を考慮すると一時の快適さを求めすぎるのも良くはないか」

少女「ふふん。唐変木のあんたでも理解できたみたいね。
 そんなわけで我が家は今夏も冷房禁止よ」

男「すでに真夏日がちらほらやってきているのに、耐えられる気がしない。
 …暑い。Tシャツ脱ぐか」ヌギヌギ

少女「ちょっと、な、なにやってんのよ!」

男「暑いから着ている服を脱ぐ。ごく当然のことだけど?」

少女「はあ?はあ!?なにやってんのよ!なにやってんのよ!!」

男「落ち着けよ。頭がオーバーヒートしたのか?」

少女「それはあんたでしょ!?うら若き乙女の前でバカじゃないの!?」

男「この暑さの前に乙女もなにもあるか。暑さの前では人類みな平等なんだよ」

少女「な、なんて言い草…。じゃあ、わたしも脱いでいいってわけ?」

男「好きにしろよ」

少女「言ったわね?脱ぐわよ?良いの?脱ぐわよ?」

男「ああ、脱げよ」

少女「やってやろうじゃない。脱ぐわ。この上なく脱ぐわ…。
 …ぐ…うう…」

男「どうした。早くしろよ」

少女「…おたんちん!!」スタスタ

男「少しからかいすぎたか」

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:46:13.919 ID:U5nk4+N20.net
ベーグルクッション

男「このベーグルクッション、実に良い座り心地だな」

少女「あんた最近それお気に入りよね。そんなに良いわけ?」

男「ああ。適度に尻にかかる負荷が分散されるんだよな。
 職場でずっと座りっぱなしだから尻が痛くてしかたないんだ」

少女「あんたねえ、うら若き乙女に向かって何回尻って言うのよ。
 慎みなさいよね」

男「尻が痛いのは事実なんだからしかたないだろ。
 それとも俺に尻の痛みを抱えたまま過ごせって言うのか?」

少女「そこまでは言ってないってば…。
 なによ、やけに熱く語るじゃない。
 普段そんなに尻の痛みに悩まされてるってわけ?」

男「まあな…。同僚なんか痔で休みを取るくらいなんだぞ…。
 尻の痛みは侮れないんだ。たかが尻と思って侮るなかれだぞ」

少女「言い直さなくていいわよ。はあ、なんか今日はやりにくいわ…」

6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:49:49.690 ID:U5nk4+N20.net
ベーグルクッション

男「このベーグルクッション、実に良い座り心地だな」

少女「あんた最近それお気に入りよね。そんなに良いわけ?」

男「ああ。適度に尻にかかる負荷が分散されるんだよな。
 職場でずっと座りっぱなしだから尻が痛くてしかたないんだ」

少女「あんたねえ、うら若き乙女に向かって何回尻って言うのよ。
 慎みなさいよね」

男「尻が痛いのは事実なんだからしかたないだろ。
 それとも俺に尻の痛みを抱えたまま過ごせって言うのか?」

少女「そこまでは言ってないってば…。
 なによ、やけに熱く語るじゃない。
 普段そんなに尻の痛みに悩まされてるってわけ?」

男「まあな…。同僚なんか痔で休みを取るくらいなんだぞ…。
 尻の痛みは侮れないんだ。たかが尻と思って侮るなかれだぞ」

少女「言い直さなくていいわよ。はあ、なんか今日はやりにくいわ…」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 19:59:11.998 ID:U5nk4+N20.net
新調

少女「そろそろ新しい水着がほしいわねえ」

男「去年買ったやつでいいだろ」

少女「はあ?あんたってどうしてそうすっとこどっこいなのよ」

男「非難される理由がわからないんだけど」

少女「うら若き乙女はいつも新しい自分を見せたいわけ。
 少しは察しなさいよね」

男「どこの誰に見せるっていうんだ。
 大体去年だって俺としか海に行ってないだろ」

少女「…あのねえ、察しなさいって言ったばかりなんだけど」

男「どういうことだよ?」

少女「はあ…。あんたホントおたんちんね」

8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:04:41.383 ID:U5nk4+N20.net
ジョギング

男「ふぅ…ただいまー」

少女「おかえり。…わっ、汗くさっ。…汗くさっ。あんた、この上なく汗くさいわ」

男「どんだけ臭いってんだよ。ジョギングしてきたんだから汗をかくのは当たり前だろ」

少女「なによ、健康志向にでも目覚めたってわけ?」

男「まあな。さすがにデスクワークで何も運動してないと体がなまってしかたなくてな」

少女「ふーん…。見た目は特に変わってないけどねえ」

男「それは誉めてるのか?」

少女「はあ?うぬぼれないでよね。
 いつも通りなまっちょろくて不健康そうなナリだって言ってんのよ。
 それよりちゃっちゃとシャワー浴びてきなさいよ。
 うら若き乙女の傍にいたければまず身を清めなさいよね」

男「まったくひどい言い草だ…」

9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:08:26.858 ID:U5nk4+N20.net


少女「あんたの枕、くっさいわねえ」クンクン

男「そう言いながら嗅いでいる物体が何か教えてやろうか」

少女「あんたの枕以外のなんだってのよ。はあ、くっさいわ」クンクン

男「あのな、臭いものをわざわざ嗅ぎ続ける人間のことを変人と呼ぶんだぞ。
 知ってるか?」

少女「はあ?こんなうら若き乙女を捕まえてなによその言い草。
 うーん、くっさい。くっさいわねえ」クンクン

男「…付き合いきれない」

少女「あ、こら。待ちなさいよ。はあくっさい。くっさいわあ」クンクン

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:15:24.403 ID:U5nk4+N20.net
パンダ

男「なに見てるんだ?」

少女「パンダの動画よ。はあ、パンダってかわいいわねえ。
 ぬいぐるみみたいにもふもふしてて、
 たどたどしい感じの動きがたまらないわ」

男「確かに見てて癒されるな」

少女「あーあ、一緒に住んでるのが
 こんなに不愛想で口下手なやつじゃなくて
 パンダだったら良かったのに」

男「言ってくれるな。じゃあ誰が生活費を稼いでくるっていうんだ」

少女「パンダよ」

男「なんだと?」

少女「パンダと私の魅力があれば一攫千金が狙えるわ。
 そして一人と一匹は幸せな生活を送るわけ」

男「お、おう」

12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:28:07.346 ID:U5nk4+N20.net
ペット

男「なあ?」

少女「なによ?」

男「前にパンダがかわいいって言ってたろ?
 犬とか猫は好きじゃないのか?」

少女「人並みには好きねえ。…どういう風の吹き回し?」

男「平日俺が帰ってくるまでひとりじゃ退屈だろ。
 ペット飼うか?俺が留守の間は面倒見てもらうことになるけど」

少女「ええ?えらくやさしいわね…。かえって不気味だわ…」

男「あのな、他意は何もないからな。
 口にした言葉そのままの意図だけだ」

少女「…いいわよ、別に」

男「ホントか?別に金のことは心配いらないんだぞ」

少女「まあ、そういうのがないわけじゃないけど
 私だって学校あるし、その間ひとりぼっちはかわいそうだしね」

男「そうか…。それなら良いんだけど。気が変わったらいつでも言ってくれ」

少女「いまのところはいいってば。
 動物より手のかかるやつの面倒見なくちゃならないしねえ」

男「おい、誰のことを言ってる?」

少女「しらなーい」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:36:06.017 ID:U5nk4+N20.net
お肉

少女「あんたねえ、お肉だけじゃなくお野菜も食べなさいよね」

男「仕事の疲れを癒すには肉が一番なんだよ」

少女「なによ、その根性論。
 きちんとビタミン摂らないとあられもないニキビ面になるわよ。
 わたし、小汚いやつと一緒は嫌だからね」

男「言っておくけどな、髪はタンパク質を主成分としているんだぞ。
 野菜ばかり食ってハゲた俺と一緒に歩きたいか?」

少女「うわ、想像するにおぞましいわ…。
 ちょっと、近づかないでくれる?」

男「あのな、まだスベスベだしフサフサだからな」

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:45:39.460 ID:U5nk4+N20.net
家事のこと

少女「あんたさあ」

男「なんだ?」

少女「もしもよ?もしもわたしが家事なんてやりたくないー!…って言ったらどうする?」

男「やりたくないのか?」

少女「だからもしもだってば。…いらないわよねえ。
 お金ばっかりかかって何の役にも立たない小娘なんて置いておく意味がないわ」

男「それはお前の想像に過ぎないだろ。
 家事がやりたくなけりゃ俺がやってやるよ。
 ま、その分平日の晩飯は少し遅れるかもしれないけどな」

少女「…大したお人好しだわ、あんた」

男「その代わり学校を出たらお前にも働いてもらうけどな。
 せいぜい社会の厳しさを味わうことだな」

少女「…ふん。バカみたい。
 ちょっと言ってみただけだってば。家事は楽しいしね」

男「そうか。それならなによりだよ」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 20:58:48.542 ID:U5nk4+N20.net
お酒

男「かーっ、金曜の夜はこれだなぁ」

少女「金曜に限らず毎日飲めばいいじゃん、お酒」

男「いや、たまに飲むから格別なんだよ。
 労働の後の一杯ですべてがチャラになる気がするな」

少女「ふーん…。ね、私にも一口飲ませてよ」

男「なに?まだ早いと思うぞ。苦くて飲めたもんじゃない」

少女「良いから一口!」バッ

男「あ、こら」

少女「……」グビ

男「あーあ…。どうだ?美味いか?」

少女「…お、おえ」

男「ほら言わんこっちゃない」

少女「まずいわ…。あんたよくこんなの美味い美味い言って飲んでるわねえ…」

男「大人の味ってやつだよ。だから早いって言ったんだ」

少女「む。言ってくれる…じゃ…ない…?」クラクラ

男「お、おい」

少女「うーん…」

男「寝たか。まあ初めての飲酒じゃしかたないな。まったく」

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 21:05:07.101 ID:U5nk4+N20.net
タバコ

少女「あんたってさあ」

男「なんだ?」

少女「酒はやってもタバコはやらないのねえ。なんで?」

男「酒は飲み会がきっかけだったけど、
 タバコは吸うきっかけがなかったからな」

少女「へえ。ま、正解ね。ヤニ臭い男と四六時中いっしょとか
 副流煙でビタミンCが破壊されることを思えばたまったもんじゃないわ」

男「随分具体的なバッシングだな…」

少女「家の中もヤニで黄色くなるし!」

男「お、おう」

19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/05/26(木) 21:18:03.716 ID:U5nk4+N20.net


少女「そういえば、今年は桜見てないわねえ」

男「花見しようって言ったのに、お前が人の多いところが嫌だって突っぱねたんだろ」

少女「はあ?人がごった返したところなんて落ち着いてらんないわよ。
 ただ見てないなあって思っただけだってば。深読みしないでよね」

男「めんどくさいやつ…。
 ああ、でも地方じゃまだ咲いてたりするみたいだな」

少女「へえ。いつまでも未練深いわねえ。
 まるであんたみたいね」

男「意味がわからん」

引用元: 男「さてと」少女「あ、ちょっと」