1: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:33:47.97 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「ねえ海未ちゃん」
海未「………ん?どうかしましたか?」
穂乃果「明日さ、部活休みじゃん?海未ちゃん何か予定とかある?」
海未「そうですね。特にありませんが」
穂乃果「海未ちゃん、映画とか観る方?」
海未「劇場まで足を運ぶのは、年に二、三回ですね。あとはテレビで観ます」
穂乃果「そっかー。ねえ明日さ、映画観に行かない?」
海未「いいですね。何の映画を観ますか?」
穂乃果「そうだねー。特に観たいものがあるわけじゃないんだけど…。君の名は。とかどう?」
海未「わかりました。待ち合わせはどうしますか?」
穂乃果「それは、映画の上映時間とか調べてから決めるよ。帰ったら電話するね」
海未「はい。それでは、また」
穂乃果「うん。また今夜ね」
海未「………ん?どうかしましたか?」
穂乃果「明日さ、部活休みじゃん?海未ちゃん何か予定とかある?」
海未「そうですね。特にありませんが」
穂乃果「海未ちゃん、映画とか観る方?」
海未「劇場まで足を運ぶのは、年に二、三回ですね。あとはテレビで観ます」
穂乃果「そっかー。ねえ明日さ、映画観に行かない?」
海未「いいですね。何の映画を観ますか?」
穂乃果「そうだねー。特に観たいものがあるわけじゃないんだけど…。君の名は。とかどう?」
海未「わかりました。待ち合わせはどうしますか?」
穂乃果「それは、映画の上映時間とか調べてから決めるよ。帰ったら電話するね」
海未「はい。それでは、また」
穂乃果「うん。また今夜ね」
2: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:35:01.34 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果(もう8時だ…。海未ちゃんいつも9時には寝てるから、早く電話しないと)
プルルルル
穂乃果「………」
ガチャ
海未『はい、園田です』
穂乃果「あ、海未ちゃん?明日のことなんだけどさ」
海未『は、はい…』
穂乃果「13時からの回を観たいから、12時に駅前で待ち合わせね。ごはん食べてから映画観よう」
海未『あ、あの…』
穂乃果「9時からの回もあったんだけど、穂乃果起きれるかわかんないからさ。たはは」
海未『………』
穂乃果「それじゃ、また明日ね!おやすみー」
プツッ
プルルルル
穂乃果「………」
ガチャ
海未『はい、園田です』
穂乃果「あ、海未ちゃん?明日のことなんだけどさ」
海未『は、はい…』
穂乃果「13時からの回を観たいから、12時に駅前で待ち合わせね。ごはん食べてから映画観よう」
海未『あ、あの…』
穂乃果「9時からの回もあったんだけど、穂乃果起きれるかわかんないからさ。たはは」
海未『………』
穂乃果「それじゃ、また明日ね!おやすみー」
プツッ
3: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:37:06.00 ID:vU4D0+M5.net
翌日の翌日
穂乃果「海未ちゃん!!!」
海未「………何ですか。騒々しいですね」
穂乃果「海未ちゃん、約束したよね?一緒に映画観に行こうって!」
海未「ええ、しました。穂乃果も約束しましたよね?帰ったら電話すると」
穂乃果「電話したじゃん!ちゃんと待ち合わせ時間と場所を言ったのにさ、結局来ないし!」
海未「え?」
穂乃果「来れないなら連絡してよ!穂乃果、映画が始まるまで、ずっと待ってたんだよ?」
海未「ちょっと待ってください。穂乃果は、電話をしたのですか?」
穂乃果「したよ。一昨日の夜、8時くらいに」
海未「8時…、まだ起きている時間ですね」
穂乃果「…ん?何の話をしてるの?」
海未「私はその日、穂乃果からの電話は受け取っていないのですが………。本当に電話をしましたか?」
穂乃果「したって!それで海未ちゃんが出たから、待ち合わせのことを伝えて…」
海未「違います。私はその電話には出ていません」
穂乃果「海未ちゃん!!!」
海未「………何ですか。騒々しいですね」
穂乃果「海未ちゃん、約束したよね?一緒に映画観に行こうって!」
海未「ええ、しました。穂乃果も約束しましたよね?帰ったら電話すると」
穂乃果「電話したじゃん!ちゃんと待ち合わせ時間と場所を言ったのにさ、結局来ないし!」
海未「え?」
穂乃果「来れないなら連絡してよ!穂乃果、映画が始まるまで、ずっと待ってたんだよ?」
海未「ちょっと待ってください。穂乃果は、電話をしたのですか?」
穂乃果「したよ。一昨日の夜、8時くらいに」
海未「8時…、まだ起きている時間ですね」
穂乃果「…ん?何の話をしてるの?」
海未「私はその日、穂乃果からの電話は受け取っていないのですが………。本当に電話をしましたか?」
穂乃果「したって!それで海未ちゃんが出たから、待ち合わせのことを伝えて…」
海未「違います。私はその電話には出ていません」
4: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:38:19.33 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「…じゃあ、穂乃果が電話番号を間違えたってこと?」
海未「恐らくは」
穂乃果「でも、電話出た時に『園田です』って言ってたし、やっぱり海未ちゃんじゃないの?」
海未「身に覚えがありません。園田と名乗ったのなら、家族の誰かでしょうか」
穂乃果「でもでも、やっぱり間違いなく海未ちゃんの声だったよ」
海未「…何にせよ、家の電話の履歴を調べればわかることです」
穂乃果「そっか。じゃあ帰ったら調べてみて。絶対に穂乃果の電話番号が残ってるはずだから」
海未「ええ、わかったらすぐに連絡します」
海未「恐らくは」
穂乃果「でも、電話出た時に『園田です』って言ってたし、やっぱり海未ちゃんじゃないの?」
海未「身に覚えがありません。園田と名乗ったのなら、家族の誰かでしょうか」
穂乃果「でもでも、やっぱり間違いなく海未ちゃんの声だったよ」
海未「…何にせよ、家の電話の履歴を調べればわかることです」
穂乃果「そっか。じゃあ帰ったら調べてみて。絶対に穂乃果の電話番号が残ってるはずだから」
海未「ええ、わかったらすぐに連絡します」
5: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:40:17.07 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果(もう8時だ…。海未ちゃん、まだ連絡してこないよ)
穂乃果(帰ったらすぐに連絡するって言ったのに…。仕方ない、穂乃果から電話をかけてあげよう)
プルルルル
穂乃果「………」
ガチャ
海未『はい、園田です』
穂乃果「もしもし、海未ちゃん?もう!履歴を調べるのにいつまでかかってるのさ」
海未『え、えっと…』
穂乃果「どうせ忘れてたんでしょ?ひどいなー。穂乃果との約束を忘れるなんて」
海未『あ、あの…』
穂乃果「穂乃果が電話しなかったら、思い出しもしなかっただろうね」
海未『す、すみません…』
穂乃果「別に謝らなくていいよ。その代わり、貸しにしておくから」
海未『いや、そうじゃなくて…』
穂乃果「ん、何?」
海未『あ、あの………』
『…あなた、誰ですか?』
穂乃果(帰ったらすぐに連絡するって言ったのに…。仕方ない、穂乃果から電話をかけてあげよう)
プルルルル
穂乃果「………」
ガチャ
海未『はい、園田です』
穂乃果「もしもし、海未ちゃん?もう!履歴を調べるのにいつまでかかってるのさ」
海未『え、えっと…』
穂乃果「どうせ忘れてたんでしょ?ひどいなー。穂乃果との約束を忘れるなんて」
海未『あ、あの…』
穂乃果「穂乃果が電話しなかったら、思い出しもしなかっただろうね」
海未『す、すみません…』
穂乃果「別に謝らなくていいよ。その代わり、貸しにしておくから」
海未『いや、そうじゃなくて…』
穂乃果「ん、何?」
海未『あ、あの………』
『…あなた、誰ですか?』
6: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:42:14.06 ID:vU4D0+M5.net
翌日
穂乃果「………」
海未「おはようございます、穂乃果」
穂乃果「………」
海未「うっ…。すみません!昨日は連絡できなくて…」
穂乃果「………」
海未「実は、父が倒れたと連絡があり、ずっと病院にいたもので…。あ、父の容体は大したことなかったのですが」
穂乃果「………あ、おはよう。海未ちゃん」
海未「…やっと私のことを認識してくれましたね」
穂乃果「昨日電話したけど、海未ちゃん出た?」
海未「…先程も言いましたが、昨日はあれから、ずっと病院にいましたよ」
穂乃果「じゃあ、電話には出てないってこと?」
海未「それと、言っていたように履歴を調べてみましたが、穂乃果からの電話は履歴にありませんでした」
穂乃果「………そっか。海未ちゃんは電話に出てないんだ」
穂乃果「それじゃあ一体、穂乃果は電話で誰と話してたの…?」
穂乃果「………」
海未「おはようございます、穂乃果」
穂乃果「………」
海未「うっ…。すみません!昨日は連絡できなくて…」
穂乃果「………」
海未「実は、父が倒れたと連絡があり、ずっと病院にいたもので…。あ、父の容体は大したことなかったのですが」
穂乃果「………あ、おはよう。海未ちゃん」
海未「…やっと私のことを認識してくれましたね」
穂乃果「昨日電話したけど、海未ちゃん出た?」
海未「…先程も言いましたが、昨日はあれから、ずっと病院にいましたよ」
穂乃果「じゃあ、電話には出てないってこと?」
海未「それと、言っていたように履歴を調べてみましたが、穂乃果からの電話は履歴にありませんでした」
穂乃果「………そっか。海未ちゃんは電話に出てないんだ」
穂乃果「それじゃあ一体、穂乃果は電話で誰と話してたの…?」
7: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:43:50.51 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「………」
穂乃果(穂乃果の携帯には、海未ちゃんの家に電話をかけた履歴がある)
穂乃果(この電話番号が海未ちゃん家のものだというのは、間違いない。海未ちゃんとは十年来の友だちだからね)
穂乃果(………怖いけど、電話してみよう…!)
プルルルル
穂乃果「っ………」
ガチャ
海未『………どちら様ですか?』
穂乃果「…海未ちゃん、だよね?」
海未『………誰なんですか?ここ最近、変な電話ばかりかけてきて…。警察呼びますよ!』
穂乃果「ええ!?私だよ、穂乃果。高坂穂乃果」
海未『コーサカホノカ…。知りませんね。番号間違いではないですか?』
穂乃果「そんなはずないよ。だってこの10年間、手に染み込むまで打ち込んできた番号なんだよ?」
海未『そんなの知りませんよ。もう気は済みましたか?切りますよ』
穂乃果「ちょっと待って!あなたの名前は、園田海未だよね?」
海未『………なぜあなたが私の名前を知っているかは知りませんが、私の知り合いに『大阪』という人はいません』
穂乃果「…高坂です」
海未『どちらも同じです。とにかく、もう二度と変な電話かけてこないでください!出るとこ出ますからね!』
ブツッ
穂乃果(穂乃果の携帯には、海未ちゃんの家に電話をかけた履歴がある)
穂乃果(この電話番号が海未ちゃん家のものだというのは、間違いない。海未ちゃんとは十年来の友だちだからね)
穂乃果(………怖いけど、電話してみよう…!)
プルルルル
穂乃果「っ………」
ガチャ
海未『………どちら様ですか?』
穂乃果「…海未ちゃん、だよね?」
海未『………誰なんですか?ここ最近、変な電話ばかりかけてきて…。警察呼びますよ!』
穂乃果「ええ!?私だよ、穂乃果。高坂穂乃果」
海未『コーサカホノカ…。知りませんね。番号間違いではないですか?』
穂乃果「そんなはずないよ。だってこの10年間、手に染み込むまで打ち込んできた番号なんだよ?」
海未『そんなの知りませんよ。もう気は済みましたか?切りますよ』
穂乃果「ちょっと待って!あなたの名前は、園田海未だよね?」
海未『………なぜあなたが私の名前を知っているかは知りませんが、私の知り合いに『大阪』という人はいません』
穂乃果「…高坂です」
海未『どちらも同じです。とにかく、もう二度と変な電話かけてこないでください!出るとこ出ますからね!』
ブツッ
8: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:44:50.21 ID:vU4D0+M5.net
翌日
海未「穂乃果、おはようございます」
穂乃果「…おはよう」
海未「今日もいい天気ですね」
穂乃果「………」
穂乃果(あの電話相手は、やっぱり海未ちゃんだった。声も、名前も)
穂乃果(でも、今ここにいる海未ちゃんとは明らかに違う、別人だ)
海未「…穂乃果?どうかしましたか」
穂乃果「え?いや、何でもないよ」
穂乃果(あの海未ちゃんは、誰なの…?)
海未「穂乃果、おはようございます」
穂乃果「…おはよう」
海未「今日もいい天気ですね」
穂乃果「………」
穂乃果(あの電話相手は、やっぱり海未ちゃんだった。声も、名前も)
穂乃果(でも、今ここにいる海未ちゃんとは明らかに違う、別人だ)
海未「…穂乃果?どうかしましたか」
穂乃果「え?いや、何でもないよ」
穂乃果(あの海未ちゃんは、誰なの…?)
9: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:45:34.92 ID:vU4D0+M5.net
プルルルル
穂乃果「………」
プルルルル
穂乃果「………」
プルルルル
穂乃果「っ………」
ガチャ
穂乃果「!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
穂乃果「………」
プルルルル
穂乃果「………」
プルルルル
穂乃果「っ………」
ガチャ
穂乃果「!」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)
10: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:47:02.99 ID:vU4D0+M5.net
海未『………』
穂乃果「あの!海未ちゃ…、園田さん宅ですよね?」
海未『………』
穂乃果「どうしても聞いておきたいことがあって…。これで電話するのは最後にするから、お願い!」
海未『………』
穂乃果「あなたの名前は園田海未。名門園田家の次女で、16歳。学校は音ノ木坂で、根っからの弓道バカ」
海未『むっ…』
穂乃果「あと、名前のくせに山が好きで、好きなうまい棒はコーンポタージュ味で、中学の頃ポエムにハマってて…」
海未『な、なぜそれを!?』
穂乃果「だから言ったじゃん。海未ちゃんとは、竹馬の友だちだって」
海未『…気持ち悪いですよ、あなた。一体誰なんですか!』
穂乃果「それも言ったよ。私の名前は、高坂穂乃果だって」
穂乃果「あの!海未ちゃ…、園田さん宅ですよね?」
海未『………』
穂乃果「どうしても聞いておきたいことがあって…。これで電話するのは最後にするから、お願い!」
海未『………』
穂乃果「あなたの名前は園田海未。名門園田家の次女で、16歳。学校は音ノ木坂で、根っからの弓道バカ」
海未『むっ…』
穂乃果「あと、名前のくせに山が好きで、好きなうまい棒はコーンポタージュ味で、中学の頃ポエムにハマってて…」
海未『な、なぜそれを!?』
穂乃果「だから言ったじゃん。海未ちゃんとは、竹馬の友だちだって」
海未『…気持ち悪いですよ、あなた。一体誰なんですか!』
穂乃果「それも言ったよ。私の名前は、高坂穂乃果だって」
11: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:48:08.24 ID:vU4D0+M5.net
海未『コーサカホノカ…。同じクラスになったことはありますか?』
穂乃果「小学校の頃からずっと同じクラスだよ。あ、5年と6年の時はクラス別だったね」
海未『ずっと同じクラスなら、私が知らないはずないじゃないですか…』
穂乃果「そこなんだよ。そこだけおかしいんだ」
海未『何がですか?』
穂乃果「私の知ってる海未ちゃんは、私の親友で、勿論私のことを知ってる。
でも、今私が話している海未ちゃんは、声は海未ちゃんなのに、私のことを知らない」
海未「…何を、言いたいんですか」
穂乃果「こんなことを考えるのは、本当は私らしくないんだけどさ。あなたはもしかして、こことは違う世界の海未ちゃんなんじゃない?」
穂乃果「小学校の頃からずっと同じクラスだよ。あ、5年と6年の時はクラス別だったね」
海未『ずっと同じクラスなら、私が知らないはずないじゃないですか…』
穂乃果「そこなんだよ。そこだけおかしいんだ」
海未『何がですか?』
穂乃果「私の知ってる海未ちゃんは、私の親友で、勿論私のことを知ってる。
でも、今私が話している海未ちゃんは、声は海未ちゃんなのに、私のことを知らない」
海未「…何を、言いたいんですか」
穂乃果「こんなことを考えるのは、本当は私らしくないんだけどさ。あなたはもしかして、こことは違う世界の海未ちゃんなんじゃない?」
12: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:49:25.67 ID:vU4D0+M5.net
翌日
海未「穂乃果、おはようございます」
穂乃果「あ…」
海未「『あ…』とは何ですか」
穂乃果「いや、別に。海未ちゃんおはよう」
海未「穂乃果。結局あの後、どうなりましたか?」
穂乃果「…どうって、何が?」
海未「電話のことですよ。私の家にかけたのに履歴が残っていなかったとかなんとか」
穂乃果「あー、それね。もう解決したよ」
海未「そうなんですか?」
穂乃果「うん。海未ちゃんは二人いる…、ってね」
海未「もう、何ですかそれ」
穂乃果「なんだろうね?穂乃果にもよくわかんないよ」
海未「穂乃果、おはようございます」
穂乃果「あ…」
海未「『あ…』とは何ですか」
穂乃果「いや、別に。海未ちゃんおはよう」
海未「穂乃果。結局あの後、どうなりましたか?」
穂乃果「…どうって、何が?」
海未「電話のことですよ。私の家にかけたのに履歴が残っていなかったとかなんとか」
穂乃果「あー、それね。もう解決したよ」
海未「そうなんですか?」
穂乃果「うん。海未ちゃんは二人いる…、ってね」
海未「もう、何ですかそれ」
穂乃果「なんだろうね?穂乃果にもよくわかんないよ」
13: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:50:31.55 ID:vU4D0+M5.net
プルルルル
ガチャ
穂乃果「もしもし、海未ちゃん?」
海未『えっと、こんばんわ。…コーサカさん』
穂乃果「ホノカでいいよ。こっちの海未ちゃんは、そう呼んでる」
海未『そうですか。じ、じゃあ…。………ホノカ、さん…』
穂乃果「もう!堅苦しいなー。海未ちゃんにそんな呼ばれ方するの、なんか気持ち悪いよ」
海未『す、すみません…。頑張ってみます。………ほ、ホノカ』
穂乃果「うん。それでよし」
海未『………何と言いますか、変な感じですね。他の世界の人と話をするなんて』
穂乃果「そうだね。でも私は、海未ちゃんのこと知ってるし、あなたと話してても違和感なんてないよ」
海未『そうですか…』
ガチャ
穂乃果「もしもし、海未ちゃん?」
海未『えっと、こんばんわ。…コーサカさん』
穂乃果「ホノカでいいよ。こっちの海未ちゃんは、そう呼んでる」
海未『そうですか。じ、じゃあ…。………ホノカ、さん…』
穂乃果「もう!堅苦しいなー。海未ちゃんにそんな呼ばれ方するの、なんか気持ち悪いよ」
海未『す、すみません…。頑張ってみます。………ほ、ホノカ』
穂乃果「うん。それでよし」
海未『………何と言いますか、変な感じですね。他の世界の人と話をするなんて』
穂乃果「そうだね。でも私は、海未ちゃんのこと知ってるし、あなたと話してても違和感なんてないよ」
海未『そうですか…』
14: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:52:43.32 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「でもさ、どうして私が別世界の人間だって信じたの?」
海未『それはですね…。私の中学の頃を知っていたから、ですかね』
穂乃果「あー、ポエムね」
海未『もう!それは言わないでください…。私には、仲の良い友だちなんてそれほどいないんです。
だから中学時代の話を知っているのは、それこそ親友と呼べる人だけなんですよ』
『例えば、ことりとか』
穂乃果「ことりって…、もしかしてことりちゃんのこと!?」
海未『ええ。南ことり、私の大切な親友です』
穂乃果「…そっか。やっぱりそういうことか」
海未『どうかしましたか?』
穂乃果「そっちの海未ちゃんと話してて、薄々感じてはいたんだけどさ…」
穂乃果「そっちの世界は、穂乃果が海未ちゃんと出会わない世界なんだ…」
海未『それはですね…。私の中学の頃を知っていたから、ですかね』
穂乃果「あー、ポエムね」
海未『もう!それは言わないでください…。私には、仲の良い友だちなんてそれほどいないんです。
だから中学時代の話を知っているのは、それこそ親友と呼べる人だけなんですよ』
『例えば、ことりとか』
穂乃果「ことりって…、もしかしてことりちゃんのこと!?」
海未『ええ。南ことり、私の大切な親友です』
穂乃果「…そっか。やっぱりそういうことか」
海未『どうかしましたか?』
穂乃果「そっちの海未ちゃんと話してて、薄々感じてはいたんだけどさ…」
穂乃果「そっちの世界は、穂乃果が海未ちゃんと出会わない世界なんだ…」
15: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:54:40.87 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「イヤだな。海未ちゃんと出会えない世界なんて」
海未『ホノカさん…。あ、ホノカ…』
穂乃果「そっちの世界の私は、何をしてるんだろう。誰と友だちになってるんだろう」
海未『私の知っている限り、同じ学校にはコーサカという人はいませんが…』
穂乃果「そっかー。海未ちゃんと友だちになれなくて、私は平気なのかなー?」
海未『…ふふふ』
穂乃果「ん、何笑ってるのさ」
海未『…いえ、ふと考えたんです。もし私が、あなたのいる世界に生まれていたら、と』
穂乃果「そしたら、こっちの世界は海未ちゃんが二人になっちゃうよ」
海未『そうですか。それは困りましたね』
穂乃果「そうだよ。説教も二倍増だよ」
海未『でも、私の負担は半減しますから、少し楽に説教できますね』
穂乃果「えー!海未ちゃんばっかりずるい!」
海未『ふふふふ。本当に、面白い人ですね』
海未『…そちらの世界の私が、羨ましいですよ』
海未『ホノカさん…。あ、ホノカ…』
穂乃果「そっちの世界の私は、何をしてるんだろう。誰と友だちになってるんだろう」
海未『私の知っている限り、同じ学校にはコーサカという人はいませんが…』
穂乃果「そっかー。海未ちゃんと友だちになれなくて、私は平気なのかなー?」
海未『…ふふふ』
穂乃果「ん、何笑ってるのさ」
海未『…いえ、ふと考えたんです。もし私が、あなたのいる世界に生まれていたら、と』
穂乃果「そしたら、こっちの世界は海未ちゃんが二人になっちゃうよ」
海未『そうですか。それは困りましたね』
穂乃果「そうだよ。説教も二倍増だよ」
海未『でも、私の負担は半減しますから、少し楽に説教できますね』
穂乃果「えー!海未ちゃんばっかりずるい!」
海未『ふふふふ。本当に、面白い人ですね』
海未『…そちらの世界の私が、羨ましいですよ』
16: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:55:48.94 ID:vU4D0+M5.net
それから、毎日のように別世界の海未ちゃんと電話で交流するようになった。
話をする度に、こちらの海未ちゃんとは違う様相を見せ、それがなんだか新鮮だった。
穂乃果「へー。そっちの海未ちゃんは、ちゃんと胸あるんだ」
海未『ええ。たぶんホノカにも、負けません、よ…!』
穂乃果「電話越しなんだから、胸を張っても見えないよ」
海未『なっ!?どうして胸を張っているのがわかったのですか!?』
穂乃果「わかるよ。だって海未ちゃんのことだもん」
この人は、やっぱり海未ちゃんで、こちらの海未ちゃんと何ら変わりない。
だけど、この電話越しに伝わってくる何かを、ずっと感じていた。
話をする度に、こちらの海未ちゃんとは違う様相を見せ、それがなんだか新鮮だった。
穂乃果「へー。そっちの海未ちゃんは、ちゃんと胸あるんだ」
海未『ええ。たぶんホノカにも、負けません、よ…!』
穂乃果「電話越しなんだから、胸を張っても見えないよ」
海未『なっ!?どうして胸を張っているのがわかったのですか!?』
穂乃果「わかるよ。だって海未ちゃんのことだもん」
この人は、やっぱり海未ちゃんで、こちらの海未ちゃんと何ら変わりない。
だけど、この電話越しに伝わってくる何かを、ずっと感じていた。
17: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:57:20.09 ID:vU4D0+M5.net
海未『ホノカは、どんな容姿をしているんですか?』
穂乃果「え?」
海未『あ、いや、変な意味ではなくてですね…。こうも話をしているのに、相手の顔を知らないなんて、悲しいじゃないですか』
穂乃果「…そういうものなのかな?」
海未『ホノカは私の像を知っていますが、私にはあなたの姿が、想像のものでしかないんです』
穂乃果「…そうだよね。でも、口で言って伝わるものかな?」
海未『ええ。ちなみに、私が思う今のホノカ像は、広瀬すずを丸くしたような人物です』
穂乃果「あー、惜しい。丸くしたのを解除したら私になるよ」
海未『な…!ホノカはそんなに可愛い系なんですか!?』
穂乃果「うんうん。特に髪型とかそっくりだよ」
海未『いつもホノカの声から姿を想像していたのですが、広瀬系だなんて、驚きです…』
穂乃果「もう、失礼しちゃうなー。そっちに写真を送ってあげたいくらいだよ」
穂乃果「え?」
海未『あ、いや、変な意味ではなくてですね…。こうも話をしているのに、相手の顔を知らないなんて、悲しいじゃないですか』
穂乃果「…そういうものなのかな?」
海未『ホノカは私の像を知っていますが、私にはあなたの姿が、想像のものでしかないんです』
穂乃果「…そうだよね。でも、口で言って伝わるものかな?」
海未『ええ。ちなみに、私が思う今のホノカ像は、広瀬すずを丸くしたような人物です』
穂乃果「あー、惜しい。丸くしたのを解除したら私になるよ」
海未『な…!ホノカはそんなに可愛い系なんですか!?』
穂乃果「うんうん。特に髪型とかそっくりだよ」
海未『いつもホノカの声から姿を想像していたのですが、広瀬系だなんて、驚きです…』
穂乃果「もう、失礼しちゃうなー。そっちに写真を送ってあげたいくらいだよ」
19: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 21:58:59.63 ID:vU4D0+M5.net
海未『………でも、ホノカだって、私の姿を知らないでしょう』
穂乃果「そんなことないよ。海未ちゃんのことは、ホクロの数まで知ってるんだから」
海未『それは、そちらの世界の『海未』のことでしょう?私の姿を、ホノカは本当には、知らないんです』
穂乃果「えー、何それ?そんなの屁理屈だよ」
海未『ええ、そうです。ホノカだけ私のことを知っているのが悔しいので、お返しです』
穂乃果「………私だけ、か。そっちにも、私はいるはずなのにね」
海未『いる、と言っても、この町にいるのかすらもわかりませんよ』
穂乃果「…私の家はさ、和菓子屋やってるんだ。穂むらって名前のね。たぶん、そっちの世界の私もそこにいるよ。
店が潰れたりしてなかったらの話だけどね」
海未『穂むら、ですか…。聞いたことはありませんが、また今度調べてみますね』
穂乃果「もしそこに広瀬すずがいたら、それ穂乃果だから」
海未『もしかするとこちらの世界のホノカは、広瀬姉の方かもしれませんよ』
穂乃果「じゃあ広瀬系がいたら、よろしく伝えておいて」
海未『ええ、それでは』
穂乃果「そんなことないよ。海未ちゃんのことは、ホクロの数まで知ってるんだから」
海未『それは、そちらの世界の『海未』のことでしょう?私の姿を、ホノカは本当には、知らないんです』
穂乃果「えー、何それ?そんなの屁理屈だよ」
海未『ええ、そうです。ホノカだけ私のことを知っているのが悔しいので、お返しです』
穂乃果「………私だけ、か。そっちにも、私はいるはずなのにね」
海未『いる、と言っても、この町にいるのかすらもわかりませんよ』
穂乃果「…私の家はさ、和菓子屋やってるんだ。穂むらって名前のね。たぶん、そっちの世界の私もそこにいるよ。
店が潰れたりしてなかったらの話だけどね」
海未『穂むら、ですか…。聞いたことはありませんが、また今度調べてみますね』
穂乃果「もしそこに広瀬すずがいたら、それ穂乃果だから」
海未『もしかするとこちらの世界のホノカは、広瀬姉の方かもしれませんよ』
穂乃果「じゃあ広瀬系がいたら、よろしく伝えておいて」
海未『ええ、それでは』
20: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:00:32.94 ID:vU4D0+M5.net
数日後
穂乃果「………」
海未「…あの、穂乃果?」
穂乃果「………」
海未「穂乃果…」
穂乃果「何?」
海未「あのですね。明日、部活も休みなので、この前行けなかった映画にでもいきませんか?」
穂乃果「もうとっくに上映終わってる」
海未「いえ!まだまだ上映中らしいので、一緒に行きましょう!」
穂乃果「…私用事あるから無理」
海未「え…?」
穂乃果「こっちも忙しいの」
穂乃果「………」
海未「…あの、穂乃果?」
穂乃果「………」
海未「穂乃果…」
穂乃果「何?」
海未「あのですね。明日、部活も休みなので、この前行けなかった映画にでもいきませんか?」
穂乃果「もうとっくに上映終わってる」
海未「いえ!まだまだ上映中らしいので、一緒に行きましょう!」
穂乃果「…私用事あるから無理」
海未「え…?」
穂乃果「こっちも忙しいの」
21: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:01:27.65 ID:vU4D0+M5.net
海未「ですが…。最近あまり話をしていませんし…」
穂乃果「私帰るね」
穂乃果「私帰るね」
22: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:02:57.01 ID:vU4D0+M5.net
いつも海未ちゃんが部活から帰ってくる時間、7時ジャスト。
プルルルル
穂乃果(ああ、今日も海未ちゃんと話せる…!早く声が聞きたいなぁ!)
プルルルル
穂乃果(もう、海未ちゃんってば。いつもはすぐ出るくせに、焦らさないでよー!)
プルルルル
穂乃果(………あれ?なんで出ないの?海未ちゃん…?)
ガチャ
穂乃果(キタッ!)
プルルルル
穂乃果(ああ、今日も海未ちゃんと話せる…!早く声が聞きたいなぁ!)
プルルルル
穂乃果(もう、海未ちゃんってば。いつもはすぐ出るくせに、焦らさないでよー!)
プルルルル
穂乃果(………あれ?なんで出ないの?海未ちゃん…?)
ガチャ
穂乃果(キタッ!)
23: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:04:19.83 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「海未ちゃん!もー、穂乃果からの電話にはすぐ出てよ!」
海未『………』
穂乃果「あれ、海未ちゃん?どうかしたの?」
海未『あ、いや、その…』
穂乃果「元気ないね。大丈夫?体調悪いの?」
海未『………』
海未『今日、穂むらに行ったんです』
穂乃果「ふーん、そっか。で、広瀬系はいた?」
海未『………いませんでした』
穂乃果「そっかー。まあ、同じ町にいるなら必然的に同じ学校になってるはずだから、そういうことだろうとは思ってたけど」
海未『いや、あの…』
穂乃果「ん?何かあったの?」
海未『………結論から、言いますと、』
『こちらの穂乃果はもう、亡くなっているそうなんです』
海未『………』
穂乃果「あれ、海未ちゃん?どうかしたの?」
海未『あ、いや、その…』
穂乃果「元気ないね。大丈夫?体調悪いの?」
海未『………』
海未『今日、穂むらに行ったんです』
穂乃果「ふーん、そっか。で、広瀬系はいた?」
海未『………いませんでした』
穂乃果「そっかー。まあ、同じ町にいるなら必然的に同じ学校になってるはずだから、そういうことだろうとは思ってたけど」
海未『いや、あの…』
穂乃果「ん?何かあったの?」
海未『………結論から、言いますと、』
『こちらの穂乃果はもう、亡くなっているそうなんです』
25: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:09:59.74 ID:vU4D0+M5.net
穂乃果「………え?」
海未『…こちらの世界の、穂乃果のお母様に話を伺ったのですが、一度流産を経験して以来、妊娠しなくなったそうで…』
海未『お母様はその子が産まれてきたら、『穂乃果』と名付けるつもりだったんだと、話してくれました…』
穂乃果「………」
海未『こちらの世界は、穂乃果がこの世に産まれてこない世界だったんです』
海未『穂乃果は私と出会わなかったのではなく、そもそもこちらの世界に存在しない人物だったいうことです』
穂乃果「私が、存在しない…?」
海未『…こちらの世界の、穂乃果のお母様に話を伺ったのですが、一度流産を経験して以来、妊娠しなくなったそうで…』
海未『お母様はその子が産まれてきたら、『穂乃果』と名付けるつもりだったんだと、話してくれました…』
穂乃果「………」
海未『こちらの世界は、穂乃果がこの世に産まれてこない世界だったんです』
海未『穂乃果は私と出会わなかったのではなく、そもそもこちらの世界に存在しない人物だったいうことです』
穂乃果「私が、存在しない…?」
26: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:11:34.38 ID:vU4D0+M5.net
海未『…それと、もう電話で話すのは、金輪際やめにしましょう』
穂乃果「………なんで」
海未『私は最近、部活で忙しくなってきまして…。もうすぐライブがあるんです』
穂乃果「ライブ?」
海未『ええ。言ってませんでした?私、今スクールアイドルをやっているんです』
海未『練習時間の確保もそうですが………。やはり、これ以上無い物ねだりしても、無益なだけです…』
穂乃果「………」
海未『私は、一歩先へと踏み出します。あなたも、前へ歩んでいってくださいね』
穂乃果「………うん」
海未『さようなら』
穂乃果「さようなら」
プツッ
穂乃果「………なんで」
海未『私は最近、部活で忙しくなってきまして…。もうすぐライブがあるんです』
穂乃果「ライブ?」
海未『ええ。言ってませんでした?私、今スクールアイドルをやっているんです』
海未『練習時間の確保もそうですが………。やはり、これ以上無い物ねだりしても、無益なだけです…』
穂乃果「………」
海未『私は、一歩先へと踏み出します。あなたも、前へ歩んでいってくださいね』
穂乃果「………うん」
海未『さようなら』
穂乃果「さようなら」
プツッ
27: 名無しで叶える物語(やわらか銀行)@\(^o^)/ 2016/11/01(火) 22:14:27.51 ID:vU4D0+M5.net
あの日からずっと、秘密の番号には電話していない。
あの海未ちゃんが今何をしているのか、私の知るところではない。
海未「いやぁ。映画、面白かったですね!穂乃果はどうでしたか?」
穂乃果「…まあまあだね。所詮はアニメってところかな」
彼女はアイドルとしてステージで輝いている。私はそれを、ただ遠くから見つめているだけだ。
それでも私は、あの海未ちゃんのことを忘れることができなかった。彼女は私に、光を与えてくれた。
そして、この海未ちゃんが、ひどく見窄らしく見えた。
…こんなこと考えちゃうのは、やっぱり、私が劣っているからなんだろうね。
ここは、どうしようもないくらいに廃れた世界なんだ。
あの海未ちゃんが今何をしているのか、私の知るところではない。
海未「いやぁ。映画、面白かったですね!穂乃果はどうでしたか?」
穂乃果「…まあまあだね。所詮はアニメってところかな」
彼女はアイドルとしてステージで輝いている。私はそれを、ただ遠くから見つめているだけだ。
それでも私は、あの海未ちゃんのことを忘れることができなかった。彼女は私に、光を与えてくれた。
そして、この海未ちゃんが、ひどく見窄らしく見えた。
…こんなこと考えちゃうのは、やっぱり、私が劣っているからなんだろうね。
ここは、どうしようもないくらいに廃れた世界なんだ。


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