1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 18:59:56.223 ID:Pz3w/Ow+0.net
とりっぴぃ「しょうがないなぁ、壊さないでよ?」

みみりん「やったぁー!」ウィンウィン

とりっぴぃ「うぅ……何かお腹が……」

とりっぴぃ「みみりん、僕ちょっとトイレ行ってくるね」

みみりん「分かったわ! 」ウィンウィン

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:00:32.690 ID:Pz3w/Ow+0.net
みみりん「それっ! ここでみみりん選手! 華麗なドリフトを披露!」ウィンウィン

ラジコン「」キキキキィ

みみりん「あっ! そっちは!」

ガシャァーン

みみりん「大変! ラジコンが壊れちゃった!」

4: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:01:13.569 ID:Pz3w/Ow+0.net
とりっぴぃ「ふー、スッキリした……」スタスタ

みみりん「と、とりっぴぃ……」オロオロ

とりっぴぃ「どうしたのさみみりん、何か顔色が悪いけど」

5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:02:08.636 ID:Pz3w/Ow+0.net
みみりん「えっと……そのぉ…………」

ラジコン「」グシャァ

とりっぴぃ「み、みみりん……それってまさか」

みみりん「ご……ごめんねとりっぴぃ……私のせいでとりっぴぃの大事なラジコン壊れちゃった……」

6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:02:36.888 ID:Pz3w/Ow+0.net
それを確認したとりっぴぃは次の瞬間、自らに携えた大翼を開き……

とりっぴぃ「キョォォォォォォッ!!!!!!!!」

身が竦むような恐ろしい咆哮をあげた。

その咆哮は天空の貴公子がかつては友だった雌ウサギを容赦なく屠るという無慈悲なサイン。

死刑宣告だった。

9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:03:17.865 ID:Pz3w/Ow+0.net
みみりん「!!!!!」

全身が身震いし、怪我逆立つの感じる。

あの咆哮を聞いたみみりんは動物的本能で全てを察した。

このままだと私はあの怪鳥に食われてしまう。

10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:03:35.272 ID:Pz3w/Ow+0.net
幸いここは屋外だ。

ならばこの身が小さい事を活かし、

早く森の中へ隠れなければ。

みみりんは全力でとりっぴぃから逃げ出した。

全ては自身が生き残るために。

11: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:04:12.726 ID:Pz3w/Ow+0.net
それを確認したとりっぴぃは大翼を豪快に羽ばたかせる。

みみりんは突っ込んでくるであろうとりっぴぃを逃げながら警戒したが、

何故かとりっぴぃはみみりんの方ではなく上空へ猛スピードで飛翔していった。

慈悲なのか? みみりんは少しホッとした。

12: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:05:01.510 ID:Pz3w/Ow+0.net
そのままとりっぴぃはある程度の高さまで上昇すると、

翼をピシッと折り畳んで弾丸のようにみみりんへ突っ込んでいく。

空気抵抗を極限まで減らしたその突進は容易く音速を超えるスピードにまで達した。

そんな猛スピードの突進にか弱いみみりんが反応できるわけもなく、

気づけばみみりんの上半身と下半身はとりっぴぃの鋭利な爪によって真っ二つに切り裂かれていた。

13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:05:46.627 ID:Pz3w/Ow+0.net
みみりん「あっ」

一瞬の出来事だった。

みみりんは悲鳴を上げる暇すらなく、

血を撒き散らして地面に倒れ伏し、そのまま絶命していった。

14: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:06:30.585 ID:Pz3w/Ow+0.net
とりっぴぃ「キョォォォォォォォッ!!!」

天空の貴公子は大地に降り立ち、咆哮する。

それはかつての仲間だった者の死を悼んでいるのか。

あるいはラジコンの仇討ちを成せた喜びなのか。

その気持ちはもはや誰にも察せられないだろう。

15: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:07:06.434 ID:Pz3w/Ow+0.net
だが少なくても僕は今、

その悲惨な光景を見て  しているということだ。

どうやら僕はあの可愛らしかったみみりんが肉片になってしまったというギャップで興奮してしまったらしい。

何故そんなイかれた思考ができるのか。

そう。それは僕がVIP民だからであり、

VIP民は頭の狂った異常者の集まりだからだ。

17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:08:15.993 ID:Pz3w/Ow+0.net
とりっぴぃは倒れたみみりんの死体を何度も踏みつけて愉悦に浸っている。

やがて満足したのかとりっぴぃが肉片から足を退けたその時、

僕ととりっぴぃは目が合ってしまった。

ニィ……

僕には一瞬とりっぴぃが笑ったように見えた。

18: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:09:16.287 ID:Pz3w/Ow+0.net
とりっぴぃ「キョォォォォォォッ!!!」

この現場を見たからには誰も逃さない。

僕にはとりっぴぃの言葉は理解できなかったが、

今の咆哮からはそんな意思を感じられた。

僕は   を硬くしながら一目散に駆け出す。

生きるために走るのだ。

今まで生きてきた中で一番必死に駆け出したと思う。

19: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:10:23.522 ID:Pz3w/Ow+0.net
しかし現実はカチカチとなった   が足枷となり、

その速度は幼稚園児の歩行並みであった。

僕は呆気なくとりっぴぃの鋭利な爪に囚われた。

グジュルグジュル‼︎

とりっぴぃの凶器と化した嘴が僕の体を何度も啄み、僕という人間をただの肉片へ変えていく。

僕がとりっぴぃの一部になる。

みみりんと一緒になる。

僕は食べられながらそんな想像をしてしまい、

意識を手放すまで   を硬くするのであった。

20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:11:17.484 ID:Pz3w/Ow+0.net
やがて骨まで美味しくいただかれた僕。

このまま世界は暴走した天空の貴公子に支配されてしまうのか。

とりっぴぃ「……!!」

しかしそこでとりっぴぃの身体に異変が生じる。

フラフラする、足元がおぼつかない、吐き気がするし嘔吐感も凄まじい。

21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:12:09.783 ID:Pz3w/Ow+0.net
何故とりっぴぃが苦しんでいるのか。

それは僕が食われる直前まで、

モンスターとレッドブルをそれぞれ26本ずつ飲んでいたからである。

何故そんなに飲んでいたのか?

全ては増税ばかりで国民にそれを返さない社会が悪いのだ。

22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:12:48.380 ID:Pz3w/Ow+0.net
不幸にもとりっぴぃはそんな歩くカフェイン毒物と化していた僕を美味しく頂いてしまったのだ。

彼の肉体にそんな大量のカフェインをどうにかする器官は無い。

当然それは人間の僕にも無い。

故にとりっぴぃの心臓は瞬時に荒ぶり、苦しんでいるのだ。

やがてとりっぴぃは苦しみながらその場に倒れ込み絶命した。

死因は心臓の異常による不整脈だった。

23: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:13:37.430 ID:Pz3w/Ow+0.net
悪は去った。

残されてしまったしまじろうとらむりんは、

いなくなってしまったみみりんととりっぴぃを惜しみながら、

幸せに余生を過ごした。

24: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/07/21(金) 19:13:43.274 ID:Pz3w/Ow+0.net
おしまい

引用元: みみりん「とりっぴぃ! ラジコン貸して?」