1: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:12:36 ID:???MM
マルガレーテ「きな子先輩、これ」🛍��

きな子「マルガレーテちゃん、なんすか?これ」

マルガレーテ「ザッハトルテ、作ったからあげる」

きな子「ええー!いいんすか?」

マルガレーテ「いいわよ」

夏美「マルガレーテ~?私たちにはありませんの?」

マルガレーテ「あるわよ。チョコレートなら」🍫

冬毬「ありがとうございます。マルガレーテ」

夏美「サイズが全然違いますの……」

2: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:13:26 ID:???MM
マルガレーテ「なによ。要らないなら返してもらうけど?」

夏美「なちゅ!?ありがたくいただきますの~」

冬毬「それにしても、ホワイトデーのお返しとは律儀ですね」

マルガレーテ「そうでしょ?郷に行っては郷に従うのよ。私は」フフン

夏美「でもなんでザッハトルテ?それもわざわざ手作り……スキャンダルの匂いがしますの」ムフフ

3: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:15:15 ID:???MM
マルガレーテ「違うわよっ!ありあ!ありあがね?ホワイトデーにザッハトルテを作りたいって言うから、見本を見せるためにたまたま作ったから!」

冬毬「アグリーです。マルガレーテ」

マルガレーテ「ウィーンでは、バレンタインには贈り物を贈り合う文化だから、ホワイトデーなんてものはないの。だけど、日本ではホワイトデーにお返しをするみたいだからチョコぐらいと思ったのよ。それで、たまたまザッハトルテを作ることになって、きな子先輩を贈る相手に選んだのはよくお菓子をくれるからってだけよ」

夏美「よくわからないことごちゃごちゃ言ってるけど、それでもきな子を選んだことにかわりはありませんの~」ニヤニヤ

4: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:16:21 ID:???MM
マルガレーテ「物分かりの悪い姉者ね!冬毬の姉者は!」

冬毬「そこがまたかわいいのです」

夏美「冬毬ぃ!?」

きな子「わーっ!すごいっす!」

夏美「どうしましたの?きな子」

きな子「売り物みたいっすよ!おいしそうっす!」

夏美「おおー!ほんとですの!写真撮りますの~!」

マルガレーテ「ふ、ふんっ!当然よ。なんたって私が作ったんだもの」

冬毬「顔がニヤけてますよ、マルガレーテ」

マルガレーテ「うるっさいっ!」

5: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:17:33 ID:???MM
きな子「ねえ、マルガレーテちゃん。今食べてみてもいいっすか?」

夏美「え、今ですの?」

きな子「見てたらお腹すいちゃったっす///」

マルガレーテ「やっぱりね。そう言うと思って持ってきてあるわよ」スッ🍴

夏美「にょわっ!?」

冬毬「マルガレーテ、ナイフを持って登校は流石に」

マルガレーテ「ちがうわよ、調理室から借りてきたの。ちゃんと許可も取ったわ」

夏美「ビビりましたの」

きな子「さすがマルガレーテちゃんっすね!」

7: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:18:33 ID:???MM
きな子「みんなが来る前に4人で食べちゃわないっすか?4等分なら大きさもちょうどいいっす」

夏美「え、もらっていいんですの?きな子ありがとですの~」

冬毬「……姉者」コソッ

夏美「なんですの?冬毬」

冬毬「……」チラッ

夏美「ん?」チラッ

マルガレーテ「……」😠

8: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:20:42 ID:???MM
夏美「き、きな子?せっかくだけれどそれはマルガレーテがきな子のために作ってくれたものなのだからきな子が一人で食べますの!」

きな子「そうっすよね!マルガレーテちゃんがきな子のために作ってくれたんすもんね!やっぱり、きな子が全部食べるっす。とりあえず今は一切れ食べて、持って帰るっす!」

マルガレーテ「別にきな子先輩のために作ったわけじゃないけど///」☺��

きな子「それじゃあ、いただきますっす~」はむっ

きな子「んん~♡美味しいっす~♡」

マルガレーテ「当然ね。私が作ったんだから」

夏美「羨ましいですの~」

9: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:22:06 ID:???MM
きな子「夏美ちゃんも一口どうっすか?一口ならいいっすよね?マルガレーテちゃん!」

マルガレーテ「いいんじゃない?別に」😠

きな子「はい、あーん」

夏美「あ、あーん…」チラッ

マルガレーテ「………」😡

夏美「あ~、あ~……あ!」

夏美「あれですの!」

10: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:23:18 ID:???MM
きな子「アレ?」

夏美「そうそう!こういうのは、作ってくれた人に最初に食べてもらうべきですの。ほら、マルガレーテに!」

きな子「あ!そうっすねぇ。わかったっす!じゃあ、マルガレーテちゃんあーん」

マルガレーテ「あ、あーん///」はむっ

マルガレーテ「…おいしい////」

冬毬「いただきましたよ。姉者」

夏美「さすが冬毬ですの」

マルガレーテ「は?なに?」

11: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:25:21 ID:???MM
冬毬「きな子先輩にアーンされて真っ赤になっているマルガレーテの動画です」

夏美「普段ツンツンしてるマルガレーテが、真っ赤になって上目遣いでモジモジしてるとか鬼バズりまちがいないですの!早速LスタとLiktokに投稿しますの!」

冬毬「アグリーです。すでにアップロードはフィニッシュしています」

マルガレーテ「うそでしょ!?」

マルガレーテ「ちょっと!きな子先輩からもなにか言ってよ!」

きな子「まぁ、いいじゃないっすかそういうの」

きな子「真っ赤になってるマルガレーテちゃん、可愛かったっす」

マルガレーテ「………フンッ、きな子先輩がそう言うなら許すわ」

夏美「マルチーズのマルちゃんですの」

冬毬「忠犬マル公です」

マルガレーテ「誰が犬よ!」

12: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:25:59 ID:???MM
きな子「あの~」

マルガレーテ「なに?きな子先輩」

きな子「盛り上がってるところ悪いんすけど、もうなくなっちゃうっす」

夏美「はやっ、さすがきな子ですの」

きな子「美味しいからしょうがないっす。二人の一口分は残してあるっすから!」

きな子「はい。冬毬ちゃんあーん」

冬毬「姉者に先にお願いします」

きな子「そうっすか?じゃあ、夏美ちゃんあーん」

夏美「いただきますの~」はむっ

夏美「これは…!おいしいですの~!」

13: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:26:37 ID:???MM
冬毬「きな子先輩っ、次は私です。ASAPでお願いします!乾いてしまう前に早く!」

きな子「は、はいっす!あーん」

冬毬「いただきます」はむっ

冬毬「美味しいです。姉者のエキスで更に美味ですね」

きな子「あははっ冬毬ちゃん、面白いっす~」😆

マルガレーテ「そうね……」

14: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:27:06 ID:???MM
千砂都「うぃっすー!」

かのん「みんなおはよう、うぃっすー」

冬毬「おはようございます先輩」

きな子「おはようございますっす!」

夏美「おはようございますの」

マルガレーテ「おはよう、先輩」

千砂都「………うん」

かのん「あはは…ちぃちゃん、残念」

千砂都「あれ?なんだか、いい匂いがするね~?」

15: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:28:08 ID:???MM
かのん「あ、この匂い…もしかしてザッハトルテでしょ!」

きな子「すごいっす!さすがかのん先輩っす!エスパーっす!」

かのん「ええ~?そうかなぁ///」

マルガレーテ「ありあから貰ったんでしょ?」

かのん「うん、もらったよ。ありがとね、マルガレーテちゃん」

マルガレーテ「別に、かのんのためじゃないわ」

千砂都「見せて見せて~」

きな子「じゃーん、コレっす」

千砂都「おぉ………切られてる。丸……丸……」

夏美「千砂都先輩、切る前の写真ならありますの」

千砂都「夏美ちゃん、丸~◯」

16: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:28:58 ID:???MM
千砂都「はっ!」

千砂都「そうだった!うっかりしてた!」

かのん「ちぃちゃんのいつものきたよ~!」

きな子「わーい!」

冬毬「いつもの?」

千砂都「みんなは今日がなんの日かわかるかい?」

マルガレーテ「ホワイトデーでしょ?」

千砂都「ちっちっちぃ~」👆��

マルガレーテ「ちぃだけに?」

千砂都「は?」

17: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:30:30 ID:???MM
マルガレーテ「ごめん。まぁ、違うならパイの日よね。千砂都先輩だし」

千砂都「さっすがマルガレーテちゃん!しょうもないダジャレは許してしんぜよう!」

冬毬「パイの日、知りませんでした。しかしなぜ?」

千砂都「それはね、冬毬ちゃん。今日は何月何日かな?」

冬毬「3月14日…3.14…まさか、π?」

千砂都「御名答!丸といえば3.14だよ!」

千砂都「なので今からみんなの    を揉みます!」

きな子「わ~!千砂都先輩   っす~!」

かのん「ちぃちゃんの   ぃちゃん!」

夏美「なちゅ////」

冬毬「千砂都先輩!姉者は下ネタが苦手なのでやめてください」

千砂都「ごめんごめん」

18: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:31:34 ID:???MM
マルガレーテ「いみわかんないんだけど」

千砂都「まあ。冗談はさておき…」

千砂都「アップルパイを焼いてきましたよっ!」

かのん「ちぃちゃんのアップルパイ美味しいんだよ~!パイの日しか作ってくれないんだけどね~」

きな子「ほんとに美味しいっすよね!去年食べたときはほっぺが落ちたっす」

夏美「序盤の下ネタ、来年は辞めてほしいですの」

千砂都「来年はいないからさ。私」

夏美「あ…」

きな子「………」

冬毬「………」

19: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:33:11 ID:???MM
マルガレーテ「そ、それっ!私たちの分もあるわけ??」

千砂都「もちろんだよ!一人一つね!」

マルガレーテ「え、切って配るんじゃなくて丸いまんま一つずつ?11こも焼いたわけ?」

千砂都「当たり前だよ!丸のまんま食べてほしいからさ!どうしてもと言うなら切ってもいいけど……」

きな子「もちろん丸いまんま食べるっす!」

夏美「千砂都先輩の想いを無駄にはしませんの」

冬毬「丸への想いがすごいです」

マルガレーテ「さすが、ちぃね」

きな子「嬉しいっすね~!ザッハトルテにアップルパイ!素晴らしい日っすよ~♡」

20: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:34:01 ID:???MM
かのん「あれ~?マルガレーテちゃんザッハトルテみんなで食べたんじゃなくて、きな子ちゃんにあげたんだ~」

マルガレーテ「はぁ?別にいいでしょ?」

かのん「うんうん、いいと思うよ~!いやぁ、いいねぇ!青春だねぇ~!」

マルガレーテ「うっざ!」

かのん「う゛ざ゛い゛!?」😨

かのん「ちぃちゃーん!マルガレーテちゃんが反抗期だよ~!」😭

千砂都「こら、マルガレーテちゃん!ママに謝りなさいっ!」

マルガレーテ「いつ私がかのんの娘になったのよ!」

21: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:34:33 ID:???MM
すみれ「ういっすー」

可可「うぃっすーデス」

メイ「おはようございます先輩」

かのん「あ、うぃっすー!おはよう!」

四季「うぃっすー」

千砂都「四季ちゃん!!」イイコイイコ

四季「千砂都先輩、うれしい」

22: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:35:14 ID:???MM
メイ「なあ、今日は千砂都先輩のパイの日だろ!?」

四季「    、好き」

すみれ「美味しいったら美味しいのよね~」

可可「ヤミツキです!」

千砂都「照れるな~、みんなの分あるから練習の後配るね!」

23: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:35:50 ID:???MM
恋ちゃん「皆さん、おはようございます!」

サヤ「おはようございます」

恋ちゃん「千砂都さん、うぃっすです!」

千砂都「恋ちゃん、うぃっすー!」

かのん「サヤさんまで、どうしたんですか?」

恋ちゃん「今日は千砂都さんのパイの日なのでアップルパイに合うお茶を用意してもらおうと思いまして」

サヤ「おまかせください。お菓子も用意してありますよ」

可可「お菓子、うれしいデス~!」

24: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:36:27 ID:???MM
マルガレーテ「それなら私からもチョコ、みんなの分あるわ」🍫

すみれ「あら、ホワイトデーのお返しってわけね」

可可「そうデシタ!ホワイトデー!うっかりシテマシタ!用意してマセン!おや!たまたまひとり分のマカロンがあるのでしゅみれにあげマス」

すみれ「あら、ありがとう可可」

四季「私も、クワガタグミがみんなの分ある」

メイ「なんか買ってると思ったらそれかよ」

四季「かわいいし、美味しい」

冬毬「で、では、私からは茨城県産の干し芋です。人数分はありますね」

夏美「なつ?それは冬毬のおやつでは?」

冬毬「あ、姉者!私はこんなにたくさん食べませんっ」

夏美「にゃはは、そうでしたの~」

きな子「今日はおやつパーティーっすね!」

25: 名無しで叶える物語◆8SHEi56F★ 2026/03/14(土) 00:37:10 ID:???MM
マルガレーテ「はぁ……これじゃザッハトルテが霞んじゃうわね」ボソッ

きな子「そんなことないっすよ」

マルガレーテ「きな子先輩?」

きな子「きな子、マルガレーテちゃんのザッハトルテが一番嬉しかったっす」

マルガレーテ「っ////」

マルガレーテ「まぁ?しっかり味わいなさいよね///」

きな子「はーいっす!」

終わりですの

引用元: 3.14 ホワイトデー【SS】