1: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 07:57:40 ID:???00
Dio化した冬毬の日常

2: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 07:58:17 ID:???00
1話Dio化した冬毬の登場


リエラ部室の中は明るい熱気に満ちていた。澁谷かのんが拳を握りしめ、目を輝かせながら声を上げる。

かのん「よし、みんな!今日も夢を追いかけよう!リエラとして、最高のライブを届けようね!」

夏美も隣でオニナッツ全開で乗っかる。

夏美「そうですの!みんなで力を合わせて、絶対にラブライブを勝ち取りましょうですのよ~!」

メンバーたちが笑顔で盛り上がる中
ガチャリと部室の扉がゆっくりと開いた。そこに立っていたのは、ジョジョ立ちで仁王立ちする鬼塚冬毬。
片手にはさくらんぼを持ち、舌をゆっくりと蠢かせながらレロレロレロレロレロレロと音を立てている。

髪が不自然に輝き、冷たい視線が部室中に突き刺さった。

冬毬「ふふ……皆さん、初めまして……いや、すでに顔見知りでしたな。
この冬毬、鬼塚冬毬といいます。Liella!にジョインする以上、皆さんの期待にコミットせねばなりません……しかし!」

突然、冬毬の声が低く、尊大で冷酷なものに変わる。
口の端からさくらんぼの汁が少し垂れ、レロレロを続けながら彼女は宣言した。

冬毬「夢などという、非効率的で根拠のない幻想を追いかけるなど……この冬毬は許しませんぞッ!
姉者……我が愚かな姉者よ。あなたはまた、あの無駄な『夢ノート』を引っ張り出そうとしているのか?
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!
そんなものでお腹は膨れぬ!現実のマニーこそが真のシナジーだッ!」

かのんが慌てて近づきながら叫ぶ。

かのん「冬毬ちゃん、どうしたの!?なんか様子がおかしいよ!?」

冬毬はニヤリと笑い、指を鳴らした。
さくらんぼを舌の上で転がしながら、尊大な視線を皆に向ける。

冬毬「ザ・予定(スケジュール)……時よ、止まれッ!
あなたたち全員、この冬毬のアジェンダに従うのです。
歌もダンスも、すべてデータと効率で最適化してやるッ!
拒否する者は……この冬毬のザ・予定で、徹底的に痛めつけてやるッ!」

ウィーン・マルガレーテが優雅に微笑みながら呟く。
マルガレーテ「ふふ、面白そうね……」

冬毬はさらに声を張り上げ、さくらんぼをレロレロしながら叫んだ。

冬毬「最高にハイ!な提案だァーッ! さあ、皆でこの冬毬の下に跪きなさい!
私は人間の夢などやめるぞ……効率の化身となるッ!
WRYYYYYYYY……いや、効率的に言えば……無駄だッ!」

夏美が震える声で問いかける。
夏美「冬毬……あんた、なんか変わったんですの?」

冬毬は優雅に髪をかき上げ、冷たく微笑んだ。
口の端にさくらんぼの汁が残ったまま、彼女は高らかに宣言する。

冬毬「ふはははは……愚かな姉者よ。あなたはまだ分かっていないようだな。
この冬毬はもう、ただの妹ではない。
現実を支配する者……鬼塚冬毬、DIO(神)に生まれ変わったのだッ!」

夏美「バカじゃないんですの!!」

3: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 07:59:26 ID:???00
2話学校に甘いものは無駄ッ!


冬毬がリエラに入ってある日の部室

かのん「恋ちゃん、なんか今日めっちゃ嬉しそうだけど、いいことあった?」

恋「えへへ……実は今日のおやつに、ショートケーキを冷蔵庫にしまっておいたんです!
朝からずっとそれが楽しみでしょうがないんですよ~!」

恋は目をキラキラさせながら冷蔵庫に近づき、勢いよくドアを開けた。

恋「じゃーん!……え?」

恋「……わ、私のショートケーキが……ないです!?」

恋は慌てて冷蔵庫の中をガサガサと探るが、白い箱はどこにもない。

恋「だ、誰ですか!?誰が食べたんですか!?」

その瞬間部室の入り口に、ジョジョ立ちで仁王立ちする影があった。
口の周りに真っ白なクリームをべっとりつけ、髪が不自然に輝く鬼塚冬毬が、腕を組んで静かに立っている。

冬毬「ふっ……学校は勉学を学ぶところですッ!そこに甘ったるいショートケーキなど持ち込むなどご言語道断ッ!!」

冬毬はゆっくりと片手を上げ、クリームまみれの口元を拭おうともせずに続ける。

冬毬「しかも最上級生の3年生の生徒会長が持ち込むなどありえないですぞッ!私が責任を持って処分しておきましたよ。」

恋「……!!」一瞬の沈黙の後、恋の顔がみるみる歪んでいく。


目が飛び出し、鼻水と涙が同時にダラダラと溢れ、口が大きく開いた。

恋「う~~~ううううう……あんまりでぇぇすぅぅ!!」

恋「私が……ズピッ! 朝から……楽しみにとっておいた……とっておきのケーキを……ズズッ……!冬毬さんが……箱の底の…クリームまで…食べちゃうなんて……あんまりででぇぇすぅぅ!!」

恋はエシディシ並みの大泣き顔で、床にへたり込みながら号泣し始めた。

夏美(慌てて部室に駆け込んでくる)「冬毬!あなた何してるんですの!? 
恋先輩を泣かせてるじゃないですの!」

冬毬(クリームがまだ口の端に残ったまま、わずかに目を逸らす)「む、無駄です……
学校でそんな甘いものを楽しむ暇があるなら、もっと効率的に勉強すべきです……」

夏美「無駄じゃないですのよ!!
恋先輩が朝から楽しみにしてたものを、勝手に処分だなんて……許せませんの!」

冬毬「……っ!」冬毬は一瞬、姉の剣幕にたじろいだが、すぐにいつものクールな表情に戻ろうとした。しかし、口の周りのクリームがそれを台無しにしている。

冬毬(小さく呟く)「……ふっ。この程度の無駄など……ザ・予定のの能力(キングクリムゾン)で飛ばせばよかったな。」

夏美「飛ばさないでくださいですのよ!!」

4: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:02:15 ID:???00
3話姉者の逆襲

恋の号泣事件後

夏美(冬毬に詰め寄る)「冬毬!恋先輩をあんなに大泣きさせて……もう我慢できませんのよ!
いい加減にしないと、冬毬のあの超恥ずかしい秘密をみんなにバラしちゃいますからね!」

冬毬(クリーム残りの顔でピクッと反応し、内心冷や汗)「……っ!愚かなる姉者よ、それは絶対に……」

夏美「ふふん、覚えてるですの?冬毬が小さい頃に——」

冬毬(エピタフで未来をチラ見 → 夏美が秘密を言い出す数秒先が見えて慌てる)「無駄だッ!この過程は飛ばす……!」

冬毬「ザ・予定…バージョン…キング・クリムゾン……!」

(時間が十数秒飛ばされる。メンバーたちは一瞬ポカンとする)

夏美「……え?あれ?今、何を言おうとしてたんですの……?」

冬毬(少し息を荒げ、ジョジョ立ちのまま腕を組む)「ふっ……愚かなる姉者よ。
そのような無駄で非効率的な秘密暴露など、この冬毬のスケジュールには不要だッ!」

冬毬「とにかく、恥ずかしい過程はすべて飛ばした。
恋さんを泣かせた件については……謝罪する。」

夏美「もう2度とやって駄目ですのよ!!」

5: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:05:05 ID:???00
4話テスト勉強必要なしッ!

リエラ部室の午後。

テスト勉強の話題で盛り上がっていた。

かのん「あ~テスト勉強やりたくないな~。めんどくさいよぉ……」

千砂都「じゃあ私の家で一緒にやろうよ!私、数学と英語は得意だから教えてあげる」

かのん「良いの!?ちぃちゃん頭いいから助かるよ!やったー!」

そこへ、部室の隅でジョジョ立ち気味に腕を組んでいた冬毬が、冷たい視線を投げかけてきた。

冬毬「テストなど無駄ですぞッ!
社会に出たらほとんど役に立たんッ!
そんな非効率な暗記作業に時間を費やすなど、愚の骨頂だ!」

恋「いえ、役に立ちますよ。基礎学力は将来の夢にも繋がりますから……」

冬毬「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!
すべては無駄だッ!点数など一時的な幻想に過ぎん!」

夏美(イライラしながら冬毬を睨む)「あんたうるさいからあっち行ってなさいですの!
みんな真面目に勉強してるんですのよ!」

冬毬(尊大に髪をかき上げ、ふっと笑う
「フッ!姉者と違って私は優秀だから、全部100点だッ!
この私、鬼塚冬毬にかかればテストなど児戯に等しい……WRYYYY!」

数日後、テスト返却の日。答案用紙が戻ってきた瞬間、夏美の絶叫が響いた。

夏美「なんですの!?これは!?」

メイ「うわ!冬毬、0点じゃん……!」

四季「しかも答え全部『無駄』か『非効率』か『加速して飛ばせ』だけ書いてある……」

答案用紙には、まるでDioの名言集のように以下の文字がびっしり並んでいた。

国語「無駄の対義語など存在しない」
数学「すべての計算などザ・予定で飛ばせ」
英語「Efficiency is everything. Useless is useless.」
社会「無駄ッ!」

冬毬(平然とジョジョ立ちで腕を組みながら)「テストなんて無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!
社会に出てから使わない知識など、すべて非効率だッ!
私が正しい……これぞ凄味ッ!」

夏美(答案をガシッと掴んで冬毬に詰め寄る)「凄味なんかじゃありませんのよ!!
0点なんて恥ずかしいですの!
ちゃんとした勉強しなさいですの!姉として見てられませんのよ!!」

冬毬(少し目を逸らしつつ、でも強がって)「む……姉者がそこまで言うなら……少しだけ考えてやる。
だが、基本的には無駄だッ!
ザ・予定……この0点の記憶など、加速して飛ばせ……!」

夏美「飛ばさないでくださいですの!!
冬毬はちゃんと勉強するんですのよ!!」

冬毬(……ふっ。姉者のその熱意は、予定に残す価値がある……かもな)

6: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:07:04 ID:???00
5話体育は無駄ッ!

結ヶ丘のグラウンド。

今日の体育は長距離走の授業だった。

先生「よし、みんな!今日は3000m走だ。タイムを測るから本気で頑張れよ!」

かのん「うわぁ……3000mはきついなぁ……」

千砂都「ちゃんとペース配分しないとね」

冬毬はグラウンドの端でジョジョ立ち気味に腕を組み、冷たい目で皆を見ていた。

冬毬「ふっ……体育の授業など、所詮は無駄だッ!汗をかいて疲れるだけの非効率な行為……社会に出てからほとんど役に立たん!」

夏美(近くで準備をしながら)「冬毬、またそんなこと言ってるんですの?ちゃんと参加しなさいですのよ!」

冬毬「必要ない。この私、鬼塚冬毬がいる限り、無駄な時間はすべて削除してやる……」

冬毬は静かに目を細め、低い声で宣言した。

冬毬「ザ・予定……メイド・イン・ヘブン!
時よ、加速せよッ!」
瞬間、冬毬の視界の中でだけ時間が異常な速さで流れ始めた。

先生の「よーい……スタート!」の声が伸び、みんなが走り出した瞬間冬毬は一瞬で3000mを「加速」させて終わらせた。

結果、グラウンドは地獄絵図と化した。

かのん「え、えええ!?もうゴール!?まだ100mも走ってないのに!?」

千砂都「足が……足が勝手に動いてる……!?」

可可「クク、まだスタートしたばかりデスが……もうゴールライン!?普通じゃないデス!!」

すみれ「ちょっと!何この異常な疲労感!?体がバキバキよ!」

恋はすでに地面にへたり込み、いつものエシディシ泣き顔全開になっていた。

恋「う~~~うううう……あんまりでぇぇすぅぅ……!
走った記憶がないのに……体が死ぬほど疲れてます……ズズッ……!」

冬毬(ゴール地点で悠々と腕を組み、平然と立っている)「ふっ……無駄な長距離走など、加速して一瞬で終わらせてやった。
これで効率的だろ?皆も感謝するがいいッ!」

夏美(息を切らしながら冬毬に詰め寄る。顔が真っ赤)「感謝じゃありませんのよ!!
冬毬!あなたまた勝手に時間を加速させたんですの!?
みんな急に全力疾走させられて……体が悲鳴上げてるじゃないですの!!」

冬毬「む……愚かなる姉者よ。
体育など非効率な汗の無駄遣いだ。
私が最適化しただけだッ!この結果に凄味があるだろう?」

夏美「凄味なんかじゃありませんの!!
体育の授業はちゃんと自分のペースでやるものですのよ!
冬毬の暴走でみんなが倒れそうになってるんですの!」

冬毬(少し目を逸らしつつ)「……ふっ。
姉者がそこまで言うなら、次は少しだけ時間を残してやる。
だが基本的には……無駄だッ!」

その後、グラウンドでは何人もの生徒が「急に全力で走らされた」と先生に訴え、
冬毬だけが「理由不明のタイム短縮」で特別に注意を受けることになった。

冬毬(小さく呟く)「……やはり体育は無駄。
ザ・予定で飛ばすべきだったな……」

夏美「飛ばさないでくださいですのよ!!」

7: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:09:34 ID:???00
6話料理?胃に入れば同じッ!

今日の家庭科は調理実習。
メニューは「基本のオムライス」だった。

先生「みんな、今日は丁寧に作ってね。火加減や炒め方が大事だから、焦らずに!」

調理室では、リエラメンバーがエプロン姿で楽しげに準備を始めていた。

かのん「わーい!オムライスだー!楽しみ~!」

可可「クク、ケチャップでハート描くデス!」

恋「ふふっ、私も丁寧に作ります!」

冬毬はエプロンすら着けず、調理台の端でジョジョ立ち気味に腕を組んでいた。

冬毬「ふっ……調理実習など、所詮は無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アッ!
同じものを食べるのに、こんなに手間暇をかける必要などない。
効率的にカロリーを摂取すれば十分だ!」

夏美(エプロンを着ながら冬毬を睨む)
「冬毬! ちゃんと参加しなさいですの!
家庭科は大事な授業なんですのよ!」

冬毬「必要ないッ!!この私にかかれば、無駄な過程などすべて削除してやる……」

冬毬は静かに目を細め、低く宣言した。

冬毬「ザ・予定……メイド・イン・ヘブン!
時よ、加速せよッ!」

瞬間、冬毬の視界の中でだけ時間が異常な速度で流れ始めた。メンバーが玉ねぎを切り始めた頃冬毬は一瞬で「炒める→ケチャップを入れる→卵を焼く→盛り付ける」までの全過程を加速させた。
結果、調理室はカオスと化した。

かのん「え、ええ!?もう完成してる!?まだ玉ねぎ切ってないのに!?」

千砂都「私のフライパン……勝手に動いてる……!?」

可可「ククのハートが……一瞬で描かれてるデスが……味がわからないデス!!」

すみれ「ちょっと!火加減も何もかも飛ばされすぎて、ただの黄色いご飯よ!?」

恋は自分の完成したオムライスを見て、いつものエシディシ顔になっていた。

恋「う~~~うううう……あんまりでぇぇすぅぅ……!
私が丁寧に作ろうと思ってたオムライスが……一瞬でできあがってるですの……ズズッ……!
味見もしてないのに……あんまりでぇぇすぅぅ!!」

冬毬(すでに自分の分を平らげ、口の端にケチャップを少しつけたまま平然と立っている)「ふっ……無駄な調理過程など、すべて加速して終わらせてやったッ!!
WRYYYYY!!
これで効率的だろ?カロリー摂取完了。感謝するがいいッ!」

夏美(自分のオムライスが妙にベチャッとしているのを見て激怒)「感謝じゃありませんのよ!!冬毬!あなたまた勝手に時間を加速させたんですの!?
みんなが一生懸命作ろうとしてたのに……ただの早送りご飯になってるじゃないですの!!」

冬毬「む……愚かな姉者よ。
手間暇かけて作るなど、非効率の極みだッ!
私が最適化しただけだッ!この結果に凄味があるだろう?」

夏美「凄味なんかじゃありませんの!!
調理実習は過程を楽しむものですのよ!
冬毬の暴走でみんなの思い出が台無しですの!!」

冬毬(少し目を逸らしつつ、強がって)「……ふっ。愚かな姉者がそこまで言うなら、次は少しだけ時間を残してやる。
だが基本的には……無駄だッ!」

その後、調理室では「急に完成したオムライス」が原因で先生から大注意を受け、
冬毬だけが「調理過程を省略した疑い」で特別指導になることになった。

冬毬(小さく呟く)「やはり調理実習は無駄……
ザ・予定で完全に飛ばすべきだったな……」

夏美「飛ばさないでくださいですのよ!!」

8: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:13:19 ID:???00
8話グリーンデイとオアシス

リエラ部室

冬毬が珍しく高級チョコレートを持ってきた

冬毬(突然ジョジョ立ちで仁王立ちし、低く尊大な声で)
「お前らはふふ……甘いの欲しいのか?」

可可「ククもチョコ食べたいデス……!」

冬毬「ほーらとってこい!」

チョコレートを投げる冬毬とそれを食べる可可

冬毬「良お~~~~し よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」

可可「美味しいデス!」

夏美「冬毬!あなた先輩に何やってるんですの!?
先輩をからかうんじゃないですの!!」

冬毬(さらに調子に乗って)
「ふっ……甘いものを欲しがる下等な欲求……
私はそれを上から見下ろすのが好きなんだ……
もっと我慢しろ……その顔が最高に……!」

かのん「冬毬ちゃん、意地悪すぎるよ!」

冬毬(満足げに腕を組む)「人間の欲望など無駄だ……
私はその無駄を、じっくりと味わうといい……WRYYYY!」

夏美(ついにキレて)
「冬毬!!いい加減にしなさいですのよ!!
チョコレートくらい素直にみんなに分けなさいですの!!」

冬毬「その姉者の怒り飛ばすしかないな」

夏美「飛ばさないでくださいですのよ!!」

9: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:15:38 ID:???00
7話友達?完全なる生物にいらないッ!

放課後、帰り道Liella!の同級生たちと部室で練習を終えた後、夏美は上機嫌で歩いていた。
隣を歩く冬毬はいつものように無表情で、ジョジョ立ち気味に腕を組んでいる。

夏美「ふふっ、やっぱり友達と楽しくおしゃべりするのは良いですの~!
今日もみんなと話せて楽しかったですのよ!」

冬毬は足を止め、冷たい視線を姉に向けた。
ゆっくりと腕を組み直し、尊大な声で言い放つ。

冬毬「友達?必要なしッ!
弱い生き物ほど仲間の数が多い……
したがって完全なるDio(神)であるこの私に、友達など必要なしッ!くだらんな~~~」

夏美「……え?」夏美はぴたりと足を止め、冬毬をまじまじと見つめた。

夏美「あんた……友達いないんですの?」

ドドドドド……

冬毬の肩がピクリと動いた。
一瞬、完璧だったDioオーラにわずかな隙が生まれる。

冬毬「と、友達などいらないッ!
下等な生物ほど群れたがるだけだ。
非効率で、無駄無駄無駄ァ!!!、スケジュールが乱れるだけ……
完全なる存在である私に、そんなものは不要だッ!」

夏美(目を細めてじっと冬毬を見つめながら)
「…………友達いないんですのね」

冬毬「……っ!」

冬毬は一瞬、言葉に詰まった。
口元を無理やり引き締め、いつもの尊大な笑みを浮かべようとするが、どこか必死さが滲んでいる。

冬毬「ふっ……愚かな姉者よ。
お前はまだ分かっていないようだなッ!
友情などという甘ったるい幻想は、無駄なだけだッ!私がいるだけで十分だろう?
……それに、友達必要なし。
弱い者ほど仲間を欲しがる。
頂点は常にひとつ!!この私だけだッ!!」

夏美(にこにこしながら、でも少し哀れむような目で)
「うんうん、友達いないって認めたんですのね。
冬毬、可愛いところありますのよ~」

冬毬「可愛いところなどないッ!
無駄だ、無駄無駄無駄ッ!
ザ・予定……この無駄な会話も加速して飛ばせ……!」

夏美「飛ばさないでくださいですの!
友達作ったらどうですの?私が紹介しますのよ~?」

冬毬「……姉者だけは、例外……かもな。」

夏美には勝てない冬毬であった

10: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:17:37 ID:???00
9偉大なる死

ファミレスの個室席。

Liella!の次のライブ曲についての打ち合わせ中だった。

かのん「次の曲の振り付けが難しいよね……ここはこうやってターンして」

突然、店内の照明がバチッ!
と音を立てて一斉に消えた。

店内が真っ暗になる。

ゴゴゴゴゴゴ……

冬毬(目を見開き、勢いよく立ち上がる)「こ、これはッ! スタンド攻撃を受けているッ!!WRYYYYYY!!」

冬毬はテーブルをバンッ!と叩き、ジョジョ立ちで仁王立ちした。

夏美「ちょ、ちょっと冬毬!辞めなさいですの!皆さんこっちを見てますのよ!」

マルガレーテ(完全に悪ノリで目を細め、キョロキョロしながら「ふむ……本体はどこですか?探すわよ」

千砂都(コーラをストローで飲みながら、適当に店の隅を指差す)「あれじゃないかな~?なんか怪しい人いるよ~?」

夏美「千砂都先輩にマルガレーテちゃんまで!やめてくださいですの!恥ずかしいですのよ!!顔が熱いですの!!」

恋(いつものエディシ顔で)「うわぁぁん!スタンド攻撃されるなんてあんまりでぇぇすぅぅ!!
ズズッ……私たち、みんなやられちゃうんですか……!?」

すみれ(ため息をつきながら、小さい声で)「……あんたらバカ?」

かのん(椅子に縮こまりながら)「こ、怖いよぉ!早く逃げようよ、みんな!!」

夏美「皆さん冬毬のジョークに信じすぎですの!こっちが見てるだけで恥ずかしくて死にそうですのよ!」

すると、店員さんが慌てて駆け寄ってきて、明るい声で言った。

店員「す、すみませんお客様!ただの電気のブレーカーが落ちただけです!すぐ直しますね!」

照明がパチパチと復旧し、店内が明るくなった。

夏美「やっぱり違いますの!!……って、え?」

冬毬(まだ警戒を解かず、目を鋭く光らせる)「こ、これは……プロシュートのスタンド、グレイトフル・デッドですッ!!
明るくなってから客が皆、どんどん老化しているッ!!
見てください!あの爺さん、さっきよりシワが増えてるぞ!!」

夏美「ただのお年寄りですの!!最初からおじいちゃんですのよ!!」

冬毬「違う!あれは明らかに老化加速だ!私の目が確かだッ!
無差別に攻撃してくる卑劣なスタンド使い……許さん!」

すみれ(呆れ顔で)「……もう全員バカ……」

冬毬(さらに興奮して)「敵は無差別に攻撃してるッ!
このファミレス全体が戦場だッ!」

夏美「違うって言ってるのに……!」

冬毬「よし、ザ・予定ッ!!モード・エアロスミスで敵本体を探しますぞッ!
小型機で店内をくまなく捜索だ!」

千砂都(コーラを飲みながら無邪気に)「うわー!すごーい!今度は飛行機出た~!」

夏美(ついに限界を超えて大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!」

その声は店中に響き渡り、周囲の客が一斉にこちらを見た。

冬毬(ビクッと肩を震わせ、初めて本気で怯える)「……っ!」

冬毬は心の中で思った。(スタンド使いより……姉者のほうが怖い……)

夏美(腰に手を当てて冬毬を睨みつける)「打ち合わせ中に変なこと言って皆を混乱させるなんて……許せませんの!
冬毬はもう少し常識的に振る舞いなさいですのよ!!」

冬毬「……ふっ。
姉者のその迫力……凄味があるな……」

夏美「凄味なんてないですの!」

11: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:19:56 ID:???00
10話ゴールドエクスペリエンス

夏休みの自由研究で、リエラメンバーが学校の畑で野菜を育てていた。
昨日、みんなで一緒に種を植えた区画を、次の日に見に行くとそこには、昨日植えたばかりのはずの場所に、すでに立派に実ったトマトやキュウリがたわわに実っていた。

冬毬(目を大きく見開き、勢いよく立ち上がる)「こ、これはッ!!
ゴールド・エクスペリエンスだッ!!」

メンバー全員がびっくりして冬毬を見る。

冬毬「見ろ!昨日植えたばかりの区画が、一夜でここまで成長している……!
これはジョルノ・ジョバァーナのスタンド能力ゴールド・エクスペリエンスの能力に違いないッ!
物に命を与え、急速に成長させるスタンド攻撃だッ!
敵は我々の作物に命を与えて混乱させようとしている……!WRYYYYYY!!」

恋(いつものエディシ顔で)「う~~~うううう……あんまりでぇぇすぅぅ……!
昨日は種だけだったのに、もう実ってるですの……怖いですぅぅ……!」

かのん「え、ええ!?昨日と全然違うよ!?」

マルガレーテ(いつもどおり面白がって)「これは本当にスタンド攻撃ね」

冬毬(マルガレーテの反応で興奮して)「WRYYYYYY!!」

可可「ククのトマトが急に大きくなったデス……!」

冬毬(さらに興奮して腕を広げる)「皆、近づくな!
ゴールド・エクスペリエンスは触れたものに命を与える……!
この異常な成長は明らかにスタンドの力だ!
ザ・予定!この成長加速を逆に敵に返すぞッ!」

夏美「冬毬!!いい加減にしなさいですの!!
それはただの違う畑ですのよ!
昨日植えた区画じゃなくて、隣の区画の作物が伸びてきただけじゃないですの!?」

冬毬「違う!昨日確かにここに種を植えたはずだ!
一夜でここまで成長するなど、自然現象ではありえない!
私の目が確かだッ!敵は畑全体をゴールド・エクスペリエンスで操っている……!」

すみれ(冷めた目で看板を指差して)「……看板に二組の畑(隣の畑のこと)早生種って書いてあるわよ。
ただの違う畑の作物が伸びてきただけじゃない」

マルガレーテ(面白がって)「ほう……一夜で成長とは興味深い現象ね」

夏美(頭を抱えて大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
冬毬はもう少し畑の区画をちゃんと確認しなさいですの!!
違う畑の作物を見てスタンド攻撃とか……恥ずかしいですのよ!!」

冬毬(少し動揺しつつも強がって)「……ふっ。
しかしこの異常な成長速度には凄味がある……
愚かなる姉者よ、気をつけろ。次はお前が一夜で成長するかもしれないぞ……」

夏美「しませんのよ!!」

結局、その日の自由研究は冬毬の大騒ぎによって、先生から「区画をちゃんと確認しましょうね」と優しく諭されることになった。

冬毬(心の中で小さく)「……本当に違う畑だったのか……?」

12: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:22:47 ID:???00
11話マジシャンズ・レッド

夏のキャンプ。

夜のキャンプファイヤーの時間。メンバーみんなで輪になって座り、火を囲んで盛り上がっていた。

かのん「わ~、夜の肌寒い時の火って気持ちいいね~!」

恋「ふふっ、雰囲気最高です」

すると、千砂都「火をもっと強くしよう!」と言って、近くにあった薪や燃料をドサッと火の中に投げ入れた。

瞬間ゴオオオオッ!!キャンプファイヤーの炎が急に勢いよく大きく燃え上がり、火柱のように高く上がった。

トイレから戻って来た冬毬(目を大きく見開き、勢いよく立ち上がる)
「こ、これはッ!!マジシャンズ・レッドだッ!!」

メンバー全員がびっくりして冬毬を見る。

冬毬(ジョジョ立ちで炎を指差し、声を低くする)「見ろ! 炎が急に勢いよく燃え上がった……!
これはアヴドゥルのスタンダード、マジシャンズ・レッドの能力に違いない!
炎を操り、敵を焼き尽くす強力なスタンド攻撃だッ!
敵は我々をこのキャンプで焼き殺す気でいる……!」

恋(いつものエディシ顔で)「う~~~うううう……あんまりでぇぇすぅぅ……!
楽しいキャンプファイヤーで私達を襲うなんて……ズズッ……!」

かのん「え、ええ!?ちぃちゃんがただ燃料を入れただけじゃないの!?」

可可「確かに火が一気に大きくなったデス……!」

千砂都「確かにこの森の中じゃ火使えれば強いね~」

冬毬(さらに興奮して腕を広げる)「皆、近づくな!
マジシャンズ・レッドは炎を自由に操る……!
この火柱は敵のスタンド攻撃だ!
ザ・予定!この炎の勢いを加速させて逆に敵に返すぞッ!」

夏美(慌てて冬毬の腕を掴む)「冬毬!いい加減にしなさいですの!!
ただ千砂都先輩が燃料をたくさん入れただけですのよ!
マジシャンズ・レッドなんかじゃありませんの!!」

冬毬「違う!この急激な燃え上がり方……自然現象ではありえない!
私の目が確かだッ!敵は森のどこかに潜んで、炎を操っている……!
無駄無駄無駄……この炎攻撃など許さん!」

すみれ(冷めた目でマシュマロを焼いている)「……ただの燃料の入れすぎでしょ。
火が強くなっただけじゃない」

マルガレーテ(面白がって)「ほう……炎を操るスタンドとは面白いわね」

夏美(ついに限界を超えて大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
冬毬はもう少し現実を見なさいですの!!
燃料を入れたら火が強くなるのは当たり前ですのよ!!」

冬毬(少しビクッとして)「……ふっ。
しかしこの炎の勢いには凄味がある……
愚かなる姉者よ、気をつけろ。次はお前が炎に包まれるかもしれないぞ……本能寺の信長のように!!」

夏美「包まれませんのよ!!」

結局、その夜のキャンプファイヤーは冬毬の大騒ぎによって、みんなが少しびっくりしながら終了することになった。

冬毬(心の中で)「……本当にただの燃料だったのか……?」

13: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:24:30 ID:???00
12話ホワイトアルバム

夏休みのある夜。

リエラメンバーで肝試しをすることになった。薄暗い森の中を懐中電灯で照らしながら歩いていると、急に風が強くなり、気温がガクンと下がった。
木々の間から冷たい雨がパラパラと降り始める。

冬毬(突然立ち止まり、ジョジョ立ちで周囲を警戒)
「……っ!こ、これは……ホワイトアルバムだッ!!」

夏美「は?」

冬毬(声を低くして、尊大に)「周囲の温度が急激に下がっている……!
これは間違いなくギアッチョのスタンド、ホワイトアルバムの能力だッ!
敵は我々を凍死させる気でいる……無慈悲な冷気攻撃ッ!」

かのん(寒そうに肩をすくめながら)「え、ええ?急に寒くなったね……」

可可「クク、急に寒くなったデス……!これは本当にスタンド攻撃かもしれないデス…」

冬毬(さらに興奮して腕を広げる):「見ろ!皆の息が白くなっている!
これは確実にホワイトアルバムの極寒領域……!
ザ・予定!この冷気を加速させて逆に敵に返すぞッ!」

マルガレーテ(面白がって)「ほう……では本体はどこ?探すわよ」

千砂都(適当に木の陰を指差して)「あっちかな~?」

かのん「た、確かに隠れるならちょうどいいね!」

すみれ「千砂都もかのんもまた調子に乗るから辞めなさい!」

夏美(呆れながら冬毬の腕を引っ張る)「冬毬!いい加減にしなさいですの!
ただの雨が降って気温が下がっただけじゃないですの!!」

冬毬「違う!これは明らかにスタンドの力だ!
WRYYYYYY!!
私の目が確かだッ!敵は我々をゆっくりと凍らせようとしている……!
無駄無駄無駄……この冷気など私のザ・予定で飛ばしてやる!」

その時、雨が本格的に強くなり、みんなびしょ濡れになり始めた。

すみれ(ため息まじりに)「……あんたら本当にバカね。
ただの夕立よ。予報でも雨だって言ってたでしょ?」

冬毬「……え?」

夏美(頭を抱えて)「やっぱり違いますの!!
冬毬、あなたまた大袈裟に勘違いしてるんですのよ!
ホワイトアルバムじゃなくて、ただの雨ですの!!」

冬毬(少し動揺しつつも強がる)「ふっ……しかし、この冷たさには凄味がある……
敵のスタンド使いが雨を操っている可能性も……」

夏美「ありませんのよ!!
もう勘違いするのはやめなさいですの!
冬毬の暴走で肝試しが台無しですのよ!!」

冬毬(小さく呟く)「……姉者のその怒りも、なんだか冷たいな……」

雨が強くなる中、Liella!の肝試しは「冬毬の大騒ぎ」によって完全に雰囲気がぶち壊れ、
結局みんなで近くのコンビニに逃げ込むことになった。

冬毬(濡れた髪を払いながら)「……次は本当にスタンド攻撃だったらどうするんだ……」

夏美「次も絶対勘違いですのよ!!

14: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:27:20 ID:???00
13話デスサーティーン

朝の部室。みんなで朝練前の軽いミーティングをしていた。冬毬はいつもの席に座ったまま、珍しく少し顔色が悪かった。

夏美「冬毬、どうしたんですの?なんか元気ないですのよ」

冬毬(目を細め、低い声で)「……昨夜、恐ろしい夢を見た。
夢の中で私は……何者かにゆっくりと殺されかけた。
体が動かず、息が詰まり、意識が遠のいていく……」

冬毬は突然立ち上がり、ジョジョ立ちで宣言した。

冬毬「こ、これはッ!デス13の能力だッ!!」

メンバー全員が一瞬固まる。

冬毬「夢の中でしか発動しない、極めて残酷な殺人スタンド……!
マニッシュ・ボーイのデス13が、私を夢の中で狙ってきたに違いない!
敵は私の精神を蝕み、ゆっくりと死に至らしめようとしている……!
恐るべき能力だッ!」

かのん「え、ええ!?冬毬ちゃん、そんな怖い夢見たの!?」

可可「ククも時々怖い夢見るデスが……デス13って何デスか?」

冬毬(さらに熱を帯びて)「デス13は夢の中でしか攻撃できない卑劣なスタンドだ!
現実では何もできないくせに、夢の中では無敵……!
私は昨夜、あのスタンド使いに狙われたんだッ!
ザ・予定!この悪夢の記憶を加速して飛ばしてやる……!」

夏美(呆れながら冬毬の額に手を当てる)「冬毬……ただの悪夢ですのよ。
誰でも怖い夢くらい見ますの。デス13なんかじゃありませんの!」

冬毬「違う!あの夢のリアルさ……息苦しさ……これは明らかにデス13の仕業だ!
敵はまだ近くにいるはず……私の夢に侵入してくるスタンド使いを探せ!」

すみれ(冷めた目でコーヒーを飲みながら)「……ただの寝不足でしょ。
昨日遅くまでアニメでも見てたんでしょ?」

冬毬「寝不足などではない!これはスタンド攻撃だッ!
私の精神が蝕まれている……!」

夏美(ため息をつきながら)「いい加減にしなさいですのよ!!
デス13じゃなくて、ただの怖い夢ですの!
冬毬はもう少し現実的に考えなさいですの!!」

冬毬(少し動揺しつつも)「ふっ……しかしあの夢の恐怖には凄味がある……
愚かなる姉者よ、お前も気をつけろ。次は姉者の夢を狙ってくるかもしれないぞ……」

夏美「狙いませんのよ!!
冬毬の妄想のほうがよっぽど怖いですの!!」
結局、その日の朝練は「冬毬のデス13騒動」によって、みんなが少し寝不足気味の顔で始まることになった。

冬毬(心の中で)「……本当にただの夢だったのか……?」

そして冬毬がデス13の攻撃を避けるため寝る前にザ・予定で時を加速させ次の日皆寝不足になったリエラであった

15: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:29:36 ID:???00
14話メタリカ

皆でファミレスでの打ち合わせを兼ねた食事中。

千砂都「あ、フォーク落としちゃった……」

千砂都がフォークを落としたその瞬間

ゴゴゴゴ……!

軽い地震が起こり、テーブルの上のスプーンとフォークがカチカチと音を立てて少し動き出した。
落ちたフォークも、床の振動でわずかに滑る。

冬毬(目を鋭く見開き、勢いよく立ち上がる)「こ、これはッ!!メタリカだッ!!」

冬毬はテーブルをバンッ!!と叩き、ジョジョ立ちで仁王立ちした。

冬毬「金属を操るスタンド……リゾット・ネエロのメタリカの仕業に違いない!
フォークを落とした瞬間、金属が勝手に動き出した……!
敵は我々の食事を妨害し、金属で間接攻撃してくる気だッ!
恐るべき精密操作能力……!」

かのん「え、ええ!?フォークが勝手に動いた!?」

可可「ククのスプーンも動いてるデス!これは本当にスタンド攻撃デス!!」

マルガレーテ(面白がって)「本体を探さないとね」          

夏美(慌てて冬毬の腕を掴む)「冬毬!また勘違いしてるんですの!?
ただの軽い地震ですのよ!フォークを落としたタイミングで揺れただけじゃないですの!!」

冬毬「違う!見てみろ!金属が集まろうとしている……!
これは明らかにメタリカの能力だッ!
敵はまだ近くにいるはず……無差別スタンド攻撃だッ!!」

千砂都(面白がってキョロキョロ)「ほう……金属が動くとは興味深いね…。本体はどこかな~?」

きな子「あれ?ただの地震じゃなかったんすっか?」

すみれ(冷めた目でため息)「……ただの小さな地震よ。
フォーク落とした拍子にテーブルが揺れただけじゃない」

冬毬(さらに興奮して)「ザ・予定!この金属操作を加速させて敵に返すぞッ!
メタリカのスタンド使いを探せ!」

夏美(ついに限界を超えて大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
地震ですの!メタリカじゃありませんの!!
冬毬はもう少し現実を見なさいですの!!」

冬毬(ビクッと肩を震わせ、内心で)
「……スタンド使いより姉者の声のほうが怖い……」

店員さんが慌てて駆け寄ってきて、明るく言った。
店員「すみません!さっき軽い地震がありましたね。大丈夫ですか?」

冬毬「……ふっ。
しかしこの金属の動きには凄味がある……」

夏美「ありませんのよ!!」

16: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:31:40 ID:???00
15話セックス・ピストルズ

夏祭りの夜リエラメンバーで浴衣を着て賑やかに歩いていた。
射的の屋台の前で、冬毬が自信満々に立っていた。

冬毬「ふっ……射的など、所詮は簡単なゲームだ。
この私の精密操作能力にかかれば、すべて命中するに決まっている……」

かのん「冬毬ちゃん、意外とやる気だね!」

夏美「頑張ってくださいですの!何か景品取れたら嬉しいですのよ~」

冬毬はコルクの弾を構え、狙いを定めて撃った。パン!……外れた

冬毬「……?」

もう一発。パン!また外れた。三発目も完全に的に当たらず、冬毬の顔がみるみる引きつっていく。

冬毬(突然ジョジョ立ちになり、声を低くする)「こ、これはッ!!
セックス・ピストルズだッ!!」

メンバー全員がびっくりして冬毬を見る。

冬毬「私の弾がことごとく逸れている……!
これはミスタのスタンド、セックス・ピストルズの仕業に違いない!
小さな弾丸を操って私の射的を妨害している……卑劣な精密操作攻撃だッ!」

かのん「え、ええ!?ただ外しただけじゃないの!?」

可可「クク、冬毬は上手いと思ってたデスが……」

冬毬(さらに興奮して腕を広げる)「見ろ!私の弾が不自然に曲がっている……!
これは明らかにスタンドの干渉だ!
セックス・ピストルズの6体のスタンドが、私の弾道を狂わせているに決まっているッ!
ザ・予定!この妨害を加速して逆に敵に返すぞッ!」

夏美(頭を抱えて冬毬の袖を引っ張る)「冬毬!いい加減にしなさいですの!!
ただの射的でミスしただけですのよ!
セックス・ピストルズなんかじゃありませんの!!」

冬毬「違う!私の自信と精密さが外れるなど、自然現象ではありえないッ!
敵は夏祭りの喧騒に紛れて私を狙っている……!
無駄無駄無駄……この妨害など許さん!」

すみれ(冷めた目で団扇をあおぎながら)「……ただの腕前不足でしょ。
自信過剰だっただけじゃない」

マルガレーテ(面白がって)「ふむ……弾丸を操るスタンドとはやるわね」

冬毬「これは明確な敵対行為だッ!」

夏美(ついに大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
冬毬は素直に『外した』って認めなさいですの!!
射的くらいでスタンド攻撃とか……恥ずかしいですのよ!!」

冬毬(少しビクッとして、でも強がって「……ふっ。
しかしこの不自然な弾道には凄味がある……
愚かなる姉者よ、次は私が本気を出せば……」

夏美「出しませんのよ!!」

結局、その日の射的は冬毬が「セックス・ピストルズの妨害」を叫び続けたせいで、
屋台のおじさんに「もう撃たなくていいよ……」と優しく諭されることになった。

冬毬(心の中で)「……本当にただのミスだったのか……?」

17: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:33:08 ID:???00
16話リトルフィート

学校の課外活動で、リエラメンバー全員でミニチュア展に来ていた。
展示室には精巧に作られたミニチュアの街や建物、人物などがずらりと並んでいる。

かのん「わー!すごい小さい!本物みたい!」

恋「ふふっ、細かいところまで作り込まれていて素敵ですね」

千砂都「この小さな家、触りたくなっちゃうね」

すると、冬毬が一つのミニチュアの前で突然立ち止まり、目を細めた。

冬毬「……これは……ッ!」

冬毬(突然ジョジョ立ちになり、声を低くする)「こ、これはッ!!
リトルフィートだッ!!」

メンバー全員がびっくりして冬毬を見る。

冬毬「見ろ!このミニチュアたちが異常なほど小さくなっている……!
これはホルマジオのスタンド、リトルフィートの能力に違いない!
触れたものをどんどん小さくするスタンド攻撃だッ!
敵は我々をこのミニチュアの世界に引きずり込もうとしている……!」

恋「う~~~うううう……あんまりでぇぇすぅぅ……!こんなに小さくなったら生活できないですぅ…怖いです……!」

かのん「え、ええ!?ただのミニチュア展じゃないの!?」

可可「ククが昨日テレビで見たミニチュアより小さいデス……!」

冬毬(さらに興奮して腕を広げる)「皆、絶対に展示物に触れるな!
一度小さくなったら元に戻らない……!
これは明らかにリトルフィートの仕業だ!
ザ・予定!この縮小効果を加速して逆に敵に返すぞッ!」

マルガレーテ「ほう……ミニチュアがさらに小さくなるスタンドとは面白いわね」

すみれ(冷めた目で)「……ただのミニチュア展よ
縮小模型なんだから小さいのは当たり前でしょ」

夏美(頭を抱えて冬毬の袖を強く引っ張る)「冬毬!いい加減にしなさいですの!!
これはただのミニチュア展ですのよ!
リトルフィートなんかじゃありませんの!!
みんなが楽しんでるのに、冬毬のせいでまた大騒ぎですのよ!!」

冬毬「違う!この異常な小ささ……普通のミニチュアとは明らかに違う!
私の目が確かだッ!敵はまだこの会場に潜んでいるはず……!
無駄無駄無駄……この縮小攻撃など許さん!」

夏美(ついに限界を超えて大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
冬毬はもう少し現実を見なさいですの!!
ミニチュアが小さいのは当たり前ですのよ!!
これはプロが作ってるからリアルなんですの!!」

冬毬(少しビクッとして、でもまだ強がって)「……ふっ。
しかしこの異常な縮小具合には凄味がある……
愚かなる姉者よ、気をつけろ。次はお前が小さくなるかもしれないぞ……」

夏美「なりませんのよ!!」

結局、その日のミニチュア展は冬毬の大騒ぎによって先生から注意を受け、
「リトルフィート事件」としてメンバー内でまた一つネタが増えることになった。

冬毬(心の中で小さく)「……本当にただのミニチュアだったのか……?」

18: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:34:02 ID:???00
17話メイドインヘブン

リエラメンバーで2日連続で動物園に来ていた。
前日は可愛い子犬のコーナーで大はしゃぎしたリエラメンバー。

かのん「昨日見たあの小さな子犬、今日も見たいな~!」

千砂都「うんうん、めっちゃ可愛かったよね!」

しかし、今日その子犬のところに行ってみると

かのん「……あれ?」

そこにいたのは、明らかに昨日より一回り以上大きい、立派な成犬だった。

冬毬(突然ジョジョ立ちになり、声を震わせる)「こ、これはッ!!スタンド攻撃だッ!!」

メンバー全員がびっくりして冬毬を見る。

冬毬「昨日はあんなに小さかった子犬が……一夜でここまで成長している……!
これは間違いなくスタンドの仕業だ!敵が子犬の成長を強制的に加速させて、我々を混乱させようとしている……!」

かのん「え、ええ!?昨日と全然違うよ!?」

可可「クク、昨日は手のひらサイズだったデスが……今日はもう立派デス!」

冬毬(興奮して腕を広げる)「見ろ!この急激な成長……!
これはエンリコ・プッチのスタンド、メイド・イン・ヘブンの能力に違いない!
時を加速させて子犬を一気に成長させ、心理攻撃を仕掛けてくる卑劣なスタンド使いだッ!
あるいはグレイトフル・デッドの老化加速……!
いずれにせよ、敵は近くにいるはずだ!」

夏美(頭を抱えて)「冬毬!いい加減にしなさいですの!!それはただの親犬ですのよ!
昨日見たのは子犬で、今日はその親のほうを見てるだけじゃないですの!?」

冬毬「違う! 昨日確かに同じ檻にいたはずだ!
一夜でここまで成長するなど、自然現象ではありえない!
ザ・予定! この成長加速を逆に敵に返すぞッ!」

すみれ(冷めた目で)「……ただの親子犬のコーナーよ。
看板に『子犬とその親』って書いてあるでしょ」

マルガレーテ(面白がって)「ふむ……一夜で成長とは興味深い現象ね」

冬毬「看板など敵の偽装工作だ!
この動物園全体がすでにスタンド範……!」

夏美(大声で)「いい加減にしなさいですのよ!!!
冬毬はもう少し動物の生態を勉強しなさいですの!!」

冬毬(少し動揺しつつ)「……ふっ。しかしこの急成長には凄味がある…
愚かなる姉者よ、気をつけろ。次は姉者が急に成長するかもしれないぞ……」

夏美「しませんのよ!!」

結局、その日の動物園は「子犬急成長事件」によって、冬毬が先生(引率の先生)に軽く注意を受けることになった。

冬毬(心の中で)「……本当に親だったのか……?」

19: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:34:34 ID:???00
18話ヘブンズドア

部室で夏美が黒歴史ノートを落としてしまった瞬間、冬毬の目がギラリと光った。

冬毬(ジョジョ立ちでノートを拾い上げ)「こ、これはッ!!
岸辺露伴のスタンド能力ヘブンズ・ドアーだッ!!」

夏美「え?」

冬毬「見ろ!このノートが勝手に開き、愚かなる姉者の黒歴史がすべて露出している……!
『冬毬に怒られて泣いた記録』『実はぬいぐるみと一緒に寝ていること』『小学生時代の恥ずかしい日記』……!
これは岸辺露伴のヘブンズ・ドアーの能力に違いない!
情報を強制的に読ませる恐るべきスタンド攻撃だッ!」

夏美(顔を真っ赤にしてノートを奪い返す)
「冬毬!!勝手に読まないでくださいですのよ!!」

冬毬(尊大に腕を組み、ニヤリと笑う)
「ふっ……愚かなる姉者よ。
この黒歴史を私が黙っている代わりに、口止め料として毎週焼き芋を10個……いや、20個寄越せ。
それが効率的な取引だッ!!」

夏美「……は?」

冬毬「拒否するなら、この黒歴史をLiella!全員に公開してやる。どうだ?賢明な選択をしようではないか」

夏美(目を据わらせて一歩踏み出す)「冬毬……」

冬毬「む……?」

夏美「も、もし焼き芋奢れば私の黒歴史をあんただけの秘密にしてくれますのね?」

冬毬「そうだッ!!姉者は黒歴史を守れる、私は焼き芋が食べられる良い取引だッ!」

夏美(ゆっくり顔を上げながら)「だが断る」

冬毬「ナニっ!?」

夏美「黒歴史をネタに口止め料を要求するなんて……許せませんのよ!!
そんな卑怯なことするあんたが泣くまで殴るのをやめないですのよッ!」

ドゴォォ!バキッ!ゴゴゴゴ!!

夏美が本気モードで冬毬に詰め寄り、ジョナサンばりの熱血パンチを連発ただしコミカルな効果音

冬毬(逃げ回りながら)
「わ、姉者……待て、これは無駄な暴力だ……!
凄味が……凄味がある……!
焼き芋20個は高すぎたか……!?」

夏美「卑怯な取引は許しませんのよ!!」

20: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:35:40 ID:???00
19話エコーズ

夏休みのある朝、リエラメンバー数人んと鬼塚家で朝食を食べていた。夏美がいつもの制服に袖を通そうとして、ちょっともぞもぞしている。

夏美「ん……?なんかこの服、ちょっときつい気がするですの……」

その瞬間、冬毬が目を鋭く見開いた。冬毬(突然ジョジョ立ちになり、声を低くする)

冬毬「こ、これはッ!!
エコーズ ACT3だッ!!」

夏美「え?」

冬毬「見ろ!愚かなる姉者の服が急にきつくなっている……!
これはエコーズ ACT3の重力攻撃に違いない!
体を重くして動きを封じる卑劣なスタンド能力だッ!
敵は姉者を太らせて心理攻撃を仕掛けている……!WRYYYYYY!!」

夏美「……は?」

マルガレーテ(面白がって)「速く本体を探さないとね」

マルガレーテの反応があって

冬毬(さらに興奮して)「皆、見ろ!姉者の体が重力に苛まれている!この異常な重さ……明らかにスタンドの仕業だ!
ザ・予定!この重力効果を加速して逆に敵に返すぞッ!」

かのん「え、ええ!?夏美ちゃん!?そんなに変わってないと思うけど……」

冬毬「違う!私の目が確かだッ!
これはエコーズ ACT3の能力で、姉者の体を重くしている……!
許さん! 敵は姉者を狙っている!」

夏美(顔を真っ赤にして冬毬の胸ぐらを掴む)「冬毬!!
いい加減にしなさいですのよ!!
ただ私が少し食べ過ぎただけですの!!
エコーズ ACT3なんかじゃありませんのよ!!」

冬毬「……っ!」

夏美(本気モードで)「太ったとか重くなったとか……そんなこと言うんだったら、あんたが泣くまで殴るのをやめないッですのよ!」

冬毬(珍しく本気で怯えて後ずさり)
「わ、姉者……待て、これは無駄な暴力だ……!これは凄味が……凄味がある……!」

夏美「乙女のデリケートな体重をイジるのは許しませんのよ!!」

姉者は怖いと思った冬毬であった

21: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:36:09 ID:???00
20話鬼塚家の反応

夏休みのある午後。鬼塚家に遊びに来ていたリエラメンバー数人がリビングでくつろいでいた。

冬毬が自慢げに立ち上がり、ジョジョ立ちで宣言した。

冬毬「ふっ……皆、退屈だろう?
この私の能力の真価を見せてやろう。
ザ・予定……メイド・イン・ヘブン!」

冬毬が指を鳴らすと、部屋の中の時間が一瞬で加速した。
テーブルの上の飲み物が一気に冷え、掃除機が勝手に動き出し、洗濯物が一瞬で乾いて畳まれる。

かのん「わ、わわ!?洗濯物が一瞬で乾いた!?」

マルガレーテ(いつもどおり面白がって)「またスタンド攻撃されてるのね」

その時、キッチンからお母さんが普通の顔で出てきた。

お母さん「あら、冬毬。ありがとう。
今日の家事、いつもより早く終わったわね。
特に洗濯と掃除が一気に片付いて助かったわ。
メイド・イン・ヘブン、便利ね~」

かのん「……?」

お母さん(エプロンを外しながら平然と)「夕飯の準備も少し加速させておいてくれると嬉しいわ。
今日の煮物、火が通るのが遅いから助かるのよね。」

夏美(目を大きく見開いて絶叫)「お母さん!!
なんでそんな普通に受け止めてるんですの!?
冬毬が時間を加速させて家事を全部終わらせてるんですのよ!?
普通にびっくりしてくださいですの!! 『すごい!』とか『何やってるの!?』とか!!」

お母さん(首を傾げて)「え?でも前から冬毬の能力は知ってるし……
家事は早く終わった方がいいじゃない。
メイド・イン・ヘブン、時短になって本当に助かってるのよ?」

お父さん「そうだな俺もチャート一瞬で見終わって楽になった」

夏美「助かってる、じゃないですのよ!!
お母さんにお父さんまで変な能力を家事効率化ツールみたいに使ってるんですの!?
家族みんながおかしいですのよ!!」

冬毬(少し得意げに)「ふっ……母上の反応には凄味があるな……
やはり鬼塚家の血は実用的だ。」

お母さん(微笑みながら)「冬毬、いい子ね。
次は夕飯の煮込みも少し加速しておいてくれる?」

夏美「加速させないでくださいですのよ!!
普通の家族ならもっと驚くはずですの!!
冬毬の能力を家事の時短に使うなんて……許せませんのよ!!
この家族おかしいですの!!」

かのん(苦笑い)「鬼塚家……みんな強すぎる……」

すみれ「この親にしてこの子ありね」

冬毬「さすが母上凄味があるッ!」

夏美「そんなものないですの!!」

冬毬(心の中で)「……母上も私の能力を認めている……なかなか良い反応だ。」

夏美「なかなかの反応じゃないんですの!異常ですの!!」

22: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:36:33 ID:???00
21話練習は加速して飛ばせッ!

千砂都が手を叩いて明るく声を上げた。

千砂都「よし、みんな!そろそろ練習はじめよっか!」

すると、部室の隅でジョジョ立ち気味に腕を組んでいた冬毬が、冷たく言い放つ。

冬毬「もう終わってますよッ!」

可可「え……あ!!ない…ないデス!」

すみれ「うっさいわね、何がないのよ?」

可可(冷蔵庫をガサガサ漁りながら)「ククが練習後に食べようとしてたオヤツのバナナがないデス!大事にとっておいたのに……!」

ドドドドド……!

突然、冬毬がゆっくりとジョジョ立ちを決め、口の端に薄い笑みを浮かべた。

冬毬「それならもう食べましたよ。」

可可「ククのバナナを勝手に食べたデスか!?」

冬毬「違います。あなたが食べたんですよ。」

可可「いくら食いしん坊のククでも、自分で食べたらわかるマス!」

冬毬(尊大に髪をかき上げ、低い声で)
「ふっ……これが私の能力、ザ・予定の力の一つ……メイド・イン・ヘブンですッ!」

すみれ「は?何よその厨二病みたいな能力名……」

冬毬「簡単に言うと、時を加速させる能力ですッ!
無駄な時間を一気に飛ばし、結果だけを残す……それが私の効率というものですッ!!」

ゴゴゴゴゴ………

かのん(自分のカバンを開けて悲鳴を上げる)
「え、私が持ってきた練習後に皆で食べようとしたクッキーもなくなってる!」

冬毬「それも皆で食べましたよッ!」

かのん「食べてないよ!絶対食べてない!」

冬毬(ゆっくりと部室の壁に設置された防犯カメラを指差す)
「食べましたよ。あれを見ればわかります。」

防犯カメラの映像には、皆で楽しそうにお菓子を頰張っている姿がはっきりと映っていた。
しかし、みんなの表情はどこか虚ろで、動きがやけに速い。

冬毬「お菓子を食べる時間など無駄ッ!お菓子は栄養にならないッ!
脂肪になるだけッ!所詮は非効率ッ!
だから私が加速させてあげました
練習後の無駄な休憩時間も、すべて予定通りに消化したのですよ。」

夏美(冬毬に詰め寄る)
「冬毬!あんた何してるんですの!?
みんなが楽しみにしてたオヤツの時間を勝手に加速させて……許せませんのよ!!」

冬毬(冷たく微笑む)
「ふっ……愚かな姉者よ。
そんな甘いものを味わう暇があるなら、もっと効率的に練習に集中すべきですぞ。
すべては無駄を排除するため……」

夏美「妹の暴走の方がよっぽど怖いですの!
みんなの楽しみまで無駄だなんて、絶対に認めませんのよ!!」

冬毬「お、おう…」

やっぱり夏美には勝てない冬毬であった

23: 名無しで叶える物語◆pY5XIbcy★ 2026/04/25(土) 08:42:00 ID:???00
終わり

他のSSで鬼塚姉妹で書こうとして冬毬のこと調べたら冬毬の性格Dioに似てて書いた
ここに書こうと思ったけど書けなかったからピクシブにも同じのある

予告
お盆休み完結目指してリョナゲームコラボ
マルチエンド
ゲームオーバー多数の安価進行SS書いてるから暇なら見てくれ

引用元: ssユイジョの奇妙な冒険 オムニバス