曜「善子ちゃんをくすぐり続けたら失禁した」 その1
曜「善子ちゃんをくすぐり続けたら失禁した」 その2
曜「善子ちゃんをくすぐり続けたら失禁した」その3
曜「善子ちゃんをくすぐり続けたら失禁した」その4
145: 名無しで叶える物語 2018/02/11(日) 20:21:49.21 ID:oMcc4SEV.net
曜「ううん」
曜「お母さんと料理したい」
曜「一緒に作ろうよ。好きな人のためにさ」
『ううっ……』グスッ
善子「ほらまた平気でそういうこと言う……」カァアア
善子ママ「……」カァアア
『すぐ戻るわ。具材を買ったらね』
曜「え?」
『あのまま泣いて帰るわけないでしょ?』
曜「全くもう……本当に負けず嫌いなんだから」
善子「誰に似たんだか」フフッ
善子ママ「そうだったわね。あの人は……あんなこと言われたら意地でもやめないわ」
善子ママ「『美味しい』って言わせるまでね」
善子「怖いわね」
曜「待ってるから! それじゃ!」ピッ
善子「……」
善子ママ「曜ちゃん」クイクイ
曜「え?」
善子ママ「叩いてごめんなさい」ギュ
善子「わぁあ!!? 何してるのよ! 離れなさいってば!」ガシッ
曜「ママぁ……」グスッ
善子ママ「痛かったでしょう……。善子にも手をあげたことなんてないのに」
善子「曜さんを殴ったの!? ママ、歯を食いしばりなさい!」スッ
曜「やめてよ! 私が悪いんだから……」
善子ママ「いいのよ」
善子「それっ!」ブンッ
ペチッ
善子ママ「いたっ」
曜「すごい優しいパンチだね」
善子「実の親だもの」
曜「お母さんと料理したい」
曜「一緒に作ろうよ。好きな人のためにさ」
『ううっ……』グスッ
善子「ほらまた平気でそういうこと言う……」カァアア
善子ママ「……」カァアア
『すぐ戻るわ。具材を買ったらね』
曜「え?」
『あのまま泣いて帰るわけないでしょ?』
曜「全くもう……本当に負けず嫌いなんだから」
善子「誰に似たんだか」フフッ
善子ママ「そうだったわね。あの人は……あんなこと言われたら意地でもやめないわ」
善子ママ「『美味しい』って言わせるまでね」
善子「怖いわね」
曜「待ってるから! それじゃ!」ピッ
善子「……」
善子ママ「曜ちゃん」クイクイ
曜「え?」
善子ママ「叩いてごめんなさい」ギュ
善子「わぁあ!!? 何してるのよ! 離れなさいってば!」ガシッ
曜「ママぁ……」グスッ
善子ママ「痛かったでしょう……。善子にも手をあげたことなんてないのに」
善子「曜さんを殴ったの!? ママ、歯を食いしばりなさい!」スッ
曜「やめてよ! 私が悪いんだから……」
善子ママ「いいのよ」
善子「それっ!」ブンッ
ペチッ
善子ママ「いたっ」
曜「すごい優しいパンチだね」
善子「実の親だもの」
146: 名無しで叶える物語 2018/02/11(日) 20:22:28.45 ID:oMcc4SEV.net
曜「私にはフルスイングかますくせに」
善子「それは曜さんだからよ」
善子ママ「ふふ……仲がよくて羨ましいわ」
曜「私のお母さんには引っ叩かないんですか?」
善子ママ「えっ!!? な、なぜそのことを……」ビクッ
善子「ん?」
曜「えっ」
善子ママ「わ、私がそんな暴力女に見える!? 失礼ね!」
善子「いやいや、何してるのよあんた達」
曜「善子ちゃん、親に向かって『あんた』はないよ」
善子「曜さんに言われたくない」
曜「私は謝ったし!」
善子「謝れば何でも許されると思ってんの? 親の料理を生ゴミだなんて!」
曜「うっ……聞こえてたの?」
善子ママ「善子、それはお母さんが来たら言っちゃダメよ」
善子「そ、そうね」
善子ママ「あの人は逆に燃えちゃうから」
善子「それこそ火事にでもなりそうね……」
善子ママ「ええ」
曜「……」
ガチャ
「ただいまー!」
曜「お母さん!」ダッ
善子「ふふっ。曜さんも可愛いところあるじゃない」
善子ママ「あら? いつも可愛いわよ?」
善子「か、可愛いのに殴ったの?」
善子ママ「えっと……ごめんなさい」ペコッ
善子「ママに殴られたの、たぶんすっごく気にしてるわよ」
善子ママ「そ、そうなの?」
善子「後で二人のときにでも謝って……ちゃんと許してもらいなさい」
善子「それは曜さんだからよ」
善子ママ「ふふ……仲がよくて羨ましいわ」
曜「私のお母さんには引っ叩かないんですか?」
善子ママ「えっ!!? な、なぜそのことを……」ビクッ
善子「ん?」
曜「えっ」
善子ママ「わ、私がそんな暴力女に見える!? 失礼ね!」
善子「いやいや、何してるのよあんた達」
曜「善子ちゃん、親に向かって『あんた』はないよ」
善子「曜さんに言われたくない」
曜「私は謝ったし!」
善子「謝れば何でも許されると思ってんの? 親の料理を生ゴミだなんて!」
曜「うっ……聞こえてたの?」
善子ママ「善子、それはお母さんが来たら言っちゃダメよ」
善子「そ、そうね」
善子ママ「あの人は逆に燃えちゃうから」
善子「それこそ火事にでもなりそうね……」
善子ママ「ええ」
曜「……」
ガチャ
「ただいまー!」
曜「お母さん!」ダッ
善子「ふふっ。曜さんも可愛いところあるじゃない」
善子ママ「あら? いつも可愛いわよ?」
善子「か、可愛いのに殴ったの?」
善子ママ「えっと……ごめんなさい」ペコッ
善子「ママに殴られたの、たぶんすっごく気にしてるわよ」
善子ママ「そ、そうなの?」
善子「後で二人のときにでも謝って……ちゃんと許してもらいなさい」
147: 名無しで叶える物語 2018/02/11(日) 20:23:53.51 ID:oMcc4SEV.net
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148: 名無しで叶える物語 2018/02/11(日) 20:24:29.59 ID:oMcc4SEV.net
善子ママ「う……」
善子「それと」
善子「私の曜さんに手をあげるなんて、いくらママでも許さないからね」
善子ママ「反省してるわ」シュン
善子「今回は曜さんが悪かったみたいだし? 結果的にお母さんと仲よくなれたみたいだからいいけど」
曜ママ「もう! いい加減に離れて! 歩きにくいわ!」
曜「お母さん大好きだもん♡」ギュー
善子ママ「あらあら」フフッ
善子「……」ギリッ
善子ママ「善子、実の親子よ」
善子「分かってる……分かってるわ」フゥ
曜ママ「さっきはごめんなさい。変なもの食べさせてしまって」
善子「い、いえ! とっても美味しかったです!」
善子ママ「善子?」
曜「いや、ドブみたいな味だったよ」アハハ
曜ママ「うっ……やっぱり?」
善子「そ、そんなことないですよ。唐揚げなんてサクサクを通り越してザクザク……」
善子「私たちの世代は顎が弱いって言われてるから、むしろちょうどよかったくらいで!」アハハ
曜「唐揚げ作ってないよ」
善子「え? あ……」
曜ママ「いいんだよ、無理しなくて。不味かったって言っていいの」
善子「……」
善子ママ「不味かったわ」
曜ママ「だ、だよね……」
善子「わ、私は……美味しかったわよ?」
曜「え?」
曜ママ「本当?」
善子「作った人の愛情がたっぷり入ってて……お店には出せないけどその分家庭的って感じで」
曜ママ「そこまで言ってくれるなんて嬉しい……!」ギュッ
善子「わっ……!? や、やめてくださいぃ……」カァアア
善子「それと」
善子「私の曜さんに手をあげるなんて、いくらママでも許さないからね」
善子ママ「反省してるわ」シュン
善子「今回は曜さんが悪かったみたいだし? 結果的にお母さんと仲よくなれたみたいだからいいけど」
曜ママ「もう! いい加減に離れて! 歩きにくいわ!」
曜「お母さん大好きだもん♡」ギュー
善子ママ「あらあら」フフッ
善子「……」ギリッ
善子ママ「善子、実の親子よ」
善子「分かってる……分かってるわ」フゥ
曜ママ「さっきはごめんなさい。変なもの食べさせてしまって」
善子「い、いえ! とっても美味しかったです!」
善子ママ「善子?」
曜「いや、ドブみたいな味だったよ」アハハ
曜ママ「うっ……やっぱり?」
善子「そ、そんなことないですよ。唐揚げなんてサクサクを通り越してザクザク……」
善子「私たちの世代は顎が弱いって言われてるから、むしろちょうどよかったくらいで!」アハハ
曜「唐揚げ作ってないよ」
善子「え? あ……」
曜ママ「いいんだよ、無理しなくて。不味かったって言っていいの」
善子「……」
善子ママ「不味かったわ」
曜ママ「だ、だよね……」
善子「わ、私は……美味しかったわよ?」
曜「え?」
曜ママ「本当?」
善子「作った人の愛情がたっぷり入ってて……お店には出せないけどその分家庭的って感じで」
曜ママ「そこまで言ってくれるなんて嬉しい……!」ギュッ
善子「わっ……!? や、やめてくださいぃ……」カァアア
149: 名無しで叶える物語 2018/02/11(日) 20:24:57.14 ID:oMcc4SEV.net
善子ママ「……」
曜「えっと……善子ちゃんどうしたんですかね」
善子ママ「善子は人見知りだから……こう、適切な距離感がとれないのよ」
曜ママ「それに比べてそこの二人は! 善子ちゃんを見習え!」
曜「えぇ……」
善子ママ「悪いけど、本当に不味かったわ」
曜ママ「善子ちゃんは美味しかったもんね?」ギュー
善子「は、はい……」ドキドキ
曜「善子ちゃん……」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんってよく見ると本当に可愛いよね」ナデナデ
曜「何言ってるの。よく見なくても可愛いよ」ナデナデ
善子(誰か助けてぇ……!)カァアア
善子ママ「ふふっ」
料理教室編 終わり
曜「えっと……善子ちゃんどうしたんですかね」
善子ママ「善子は人見知りだから……こう、適切な距離感がとれないのよ」
曜ママ「それに比べてそこの二人は! 善子ちゃんを見習え!」
曜「えぇ……」
善子ママ「悪いけど、本当に不味かったわ」
曜ママ「善子ちゃんは美味しかったもんね?」ギュー
善子「は、はい……」ドキドキ
曜「善子ちゃん……」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんってよく見ると本当に可愛いよね」ナデナデ
曜「何言ってるの。よく見なくても可愛いよ」ナデナデ
善子(誰か助けてぇ……!)カァアア
善子ママ「ふふっ」
料理教室編 終わり
172: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:21:45.63 ID:2XSzjIx+.net
リビング
曜「どうぞどうぞ! 食べてね!」
ズラァ
善子「う、嘘でしょ……」
善子ママ「あんなに不味そうだったのに」ゴクリ
曜ママ「うるさいわね。ちょっと味付け間違えただけじゃない」
曜「お母さんの癖はだいたい分かってるから、何とか軌道修正できた感じかな」アハハ
善子「ねぇ、本当に料理教室の先生になったら? これなんてもう……」ヒョイ
善子ママ「こら、いただきますくらいしなさい」
善子「これ、元は何だっけ?」モグモグ
曜ママ「唐揚げかな」
曜「唐揚げ作ってなかったんじゃないの」
曜ママ「あ、そうだった。それは確か……元ビーフシチューだね」
曜「コロッケになってるから食べやすいはずだよ」
善子ママ「ね、ねぇ知ってたら悪いんだけど……ビーフシチューの『ビーフ』って何のことか分かる?」
曜ママ「牛肉」
善子ママ「入れた?」
曜ママ「入れてないよ。買い忘れちゃってさ」
善子「しかもやけに苦かったわね……」
曜ママ「コーヒーを入れてみたよ」
善子ママ「あぁ……それでほとんどコーヒーみたいな味だったのね」
曜「市販のルーを使えばあそこまで酷い仕上がりにはならないはずだけどな」
曜ママ「今日は頑張ってルーから手作りしようかなって……」シュン
善子「……」
善子ママ「私も一口貰うわね。いただきます」ヒョイ
善子ママ「……」モグモグ
善子「ね? 同じ料理だとは思えない……」モグモグ
善子ママ「曜ちゃん、本当は一から作ったでしょう」
曜「まさか。リメイク料理って言いましたよね」
善子「私は見てたから分かるわよ……これは紛れもなくあのビーフシチュー」
曜「どうぞどうぞ! 食べてね!」
ズラァ
善子「う、嘘でしょ……」
善子ママ「あんなに不味そうだったのに」ゴクリ
曜ママ「うるさいわね。ちょっと味付け間違えただけじゃない」
曜「お母さんの癖はだいたい分かってるから、何とか軌道修正できた感じかな」アハハ
善子「ねぇ、本当に料理教室の先生になったら? これなんてもう……」ヒョイ
善子ママ「こら、いただきますくらいしなさい」
善子「これ、元は何だっけ?」モグモグ
曜ママ「唐揚げかな」
曜「唐揚げ作ってなかったんじゃないの」
曜ママ「あ、そうだった。それは確か……元ビーフシチューだね」
曜「コロッケになってるから食べやすいはずだよ」
善子ママ「ね、ねぇ知ってたら悪いんだけど……ビーフシチューの『ビーフ』って何のことか分かる?」
曜ママ「牛肉」
善子ママ「入れた?」
曜ママ「入れてないよ。買い忘れちゃってさ」
善子「しかもやけに苦かったわね……」
曜ママ「コーヒーを入れてみたよ」
善子ママ「あぁ……それでほとんどコーヒーみたいな味だったのね」
曜「市販のルーを使えばあそこまで酷い仕上がりにはならないはずだけどな」
曜ママ「今日は頑張ってルーから手作りしようかなって……」シュン
善子「……」
善子ママ「私も一口貰うわね。いただきます」ヒョイ
善子ママ「……」モグモグ
善子「ね? 同じ料理だとは思えない……」モグモグ
善子ママ「曜ちゃん、本当は一から作ったでしょう」
曜「まさか。リメイク料理って言いましたよね」
善子「私は見てたから分かるわよ……これは紛れもなくあのビーフシチュー」
173: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:22:34.69 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「曜は天才だよね。こんな娘を持って幸せだよ」
曜「お、お母さん……」カァアア
善子「でも曜さん、お母さんの作った料理を『生ゴミ』って言ったわよ」
善子ママ「善子っ!?」ガタッ
曜ママ「え……」
曜「生ゴミだったね」
善子ママ「酷いわ……」
曜ママ「よく言われるから気にしてないよ」アハハ
善子「少しは気にした方がいいような……」
善子ママ「曜ちゃん、いつもお母さんにそんな酷いこと言ってるの?」
曜「いえ。私は本当のことを言っただけです」
曜ママ「私はね、お世辞とか建前とかゴマすりとかが嫌いなのよ」
善子ママ「そ、そうなの……」
善子「親子揃ってひねくれてるわね」
曜「だからしょっちゅう会社の人とケンカしてるよね」
曜ママ「あれは部長の頭が固いだけ」
善子ママ「クビにならない程度に気をつけなさい」フフッ
曜ママ「私が部長をクビにしない限りは大丈夫でしょ」
善子「え……ってことは部長より上?」
曜「役職はね」
曜ママ「今流行りのキャリアウーマンってやつよ」アハハ
善子「何か……今までごめんなさい」
曜ママ「私のこと信じてなかったでしょう? 本当にこんな人が会社勤めなんてできるのか……とか」
善子「い、いえ! そんなことはないです……」
曜「ハッキリ言っていいんだよ。こんな人雇う社長の気が知れない、とか」
曜ママ「曜と違って学校の成績はよかったからね」エヘン
曜「私だってテスト以外はできるし。というか人間としてお母さんよりずっと上だし!」
曜ママ「は?」
曜「そんなだからお父さんも帰ってこないんだよ」アハハ
善子「ちょ、ちょっと言いすぎ……」
曜「お、お母さん……」カァアア
善子「でも曜さん、お母さんの作った料理を『生ゴミ』って言ったわよ」
善子ママ「善子っ!?」ガタッ
曜ママ「え……」
曜「生ゴミだったね」
善子ママ「酷いわ……」
曜ママ「よく言われるから気にしてないよ」アハハ
善子「少しは気にした方がいいような……」
善子ママ「曜ちゃん、いつもお母さんにそんな酷いこと言ってるの?」
曜「いえ。私は本当のことを言っただけです」
曜ママ「私はね、お世辞とか建前とかゴマすりとかが嫌いなのよ」
善子ママ「そ、そうなの……」
善子「親子揃ってひねくれてるわね」
曜「だからしょっちゅう会社の人とケンカしてるよね」
曜ママ「あれは部長の頭が固いだけ」
善子ママ「クビにならない程度に気をつけなさい」フフッ
曜ママ「私が部長をクビにしない限りは大丈夫でしょ」
善子「え……ってことは部長より上?」
曜「役職はね」
曜ママ「今流行りのキャリアウーマンってやつよ」アハハ
善子「何か……今までごめんなさい」
曜ママ「私のこと信じてなかったでしょう? 本当にこんな人が会社勤めなんてできるのか……とか」
善子「い、いえ! そんなことはないです……」
曜「ハッキリ言っていいんだよ。こんな人雇う社長の気が知れない、とか」
曜ママ「曜と違って学校の成績はよかったからね」エヘン
曜「私だってテスト以外はできるし。というか人間としてお母さんよりずっと上だし!」
曜ママ「は?」
曜「そんなだからお父さんも帰ってこないんだよ」アハハ
善子「ちょ、ちょっと言いすぎ……」
174: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:23:50.95 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「……ごめん」
善子ママ「今のは曜ちゃんが悪い」
曜「料理に限らず家事だって私がいなきゃ全然ダメじゃん。よく結婚できたね?」
善子「やめなさいよ! お母さん泣きそうじゃない……」
曜ママ「……」グスッ
曜「これに懲りたら次からは勝手なことしないでよ?」
善子「そんな言い方ないでしょう? お母さんだって一生懸命……」
曜ママ「善子ちゃんは優しいね」
善子「だってあまりにも酷い言い方するから……」
曜「……ちょっと言いすぎた。ごめんなさい」
曜ママ「悪いと思ってる?」
曜「思ってるよ」
曜ママ「……じゃあ許す」
善子ママ「食べましょうか。冷めちゃわないうちに」
善子「……」
曜ママ「いただきます……」パクッ
曜ママ「……」
曜ママ「あ、これはほとんど私が作ったそのままね」モグモグ
善子(どこがよ)
善子ママ「えっと……何だっけ?」パクッ
曜ママ「ハンバーグ」
善子ママ「あ、あぁ……そうね。ひき肉を使ってるところなんてそのままよね」モグモグ
曜ママ「味付けもだよ」
善子「……」モグモグ
曜「ご飯はベチャベチャすぎてどうにもならなかったからチーズドリアにしたよ」
善子「え!? これあのご飯なの?」
曜「一度軽く焼いてるからね。食感は悪くないでしょ?」
善子ママ「なるほど……」パクッ
曜ママ「何だかんだで私のこと分かってくれてるんだね……」パクッ
曜「これでも娘だから」
善子ママ「今のは曜ちゃんが悪い」
曜「料理に限らず家事だって私がいなきゃ全然ダメじゃん。よく結婚できたね?」
善子「やめなさいよ! お母さん泣きそうじゃない……」
曜ママ「……」グスッ
曜「これに懲りたら次からは勝手なことしないでよ?」
善子「そんな言い方ないでしょう? お母さんだって一生懸命……」
曜ママ「善子ちゃんは優しいね」
善子「だってあまりにも酷い言い方するから……」
曜「……ちょっと言いすぎた。ごめんなさい」
曜ママ「悪いと思ってる?」
曜「思ってるよ」
曜ママ「……じゃあ許す」
善子ママ「食べましょうか。冷めちゃわないうちに」
善子「……」
曜ママ「いただきます……」パクッ
曜ママ「……」
曜ママ「あ、これはほとんど私が作ったそのままね」モグモグ
善子(どこがよ)
善子ママ「えっと……何だっけ?」パクッ
曜ママ「ハンバーグ」
善子ママ「あ、あぁ……そうね。ひき肉を使ってるところなんてそのままよね」モグモグ
曜ママ「味付けもだよ」
善子「……」モグモグ
曜「ご飯はベチャベチャすぎてどうにもならなかったからチーズドリアにしたよ」
善子「え!? これあのご飯なの?」
曜「一度軽く焼いてるからね。食感は悪くないでしょ?」
善子ママ「なるほど……」パクッ
曜ママ「何だかんだで私のこと分かってくれてるんだね……」パクッ
曜「これでも娘だから」
175: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:24:23.82 ID:2XSzjIx+.net
善子「家でもケンカしてるの?」
曜ママ「家じゃほとんど口を聞いてくれないの。反抗期かな?」
曜「何言ってるの、夜遅くまで帰ってこないくせに」
曜ママ「そのことなんだけど……私ね、部署が異動になったのよ」
曜「それが?」
曜ママ「これまでより早く帰れると思う……」パクッ
曜「ふーん……」モグモグ
曜ママ「……」モグモグ
曜「……」パクッ
善子「素直に喜んだら?」
曜「何で」
善子「嬉しくてたまらないって顔してる」
曜「し、してない!」ガタッ
善子ママ「隠さなくてもいいのに」クスクス
曜ママ「さっきも『お母さん大好き♡』って抱きついてきたもんね」
曜「あれは……違うから! ああでもしないとお母さん、ヘソ曲げて大変だし……」
善子「動画に撮っておけばよかったわ」
善子ママ「そうね」フフッ
曜「いいから早く食べちゃってよ。後片付けやるの私なんだから」
曜ママ「私がやるからいいわよ」
曜「この家の食器が全部なくなっちゃう!」
善子「さすがにそれは……」
曜ママ「あのねぇ、そんなに割ってたら……」
曜「割ってるよね」
曜ママ「割ってる」
善子「……」
善子ママ「後片付けは私と曜ちゃんでやるからいいわよ」
曜ママ「でも」
善子ママ「ケガでもされたら大変だもの」
曜ママ「う……分かった」
曜ママ「家じゃほとんど口を聞いてくれないの。反抗期かな?」
曜「何言ってるの、夜遅くまで帰ってこないくせに」
曜ママ「そのことなんだけど……私ね、部署が異動になったのよ」
曜「それが?」
曜ママ「これまでより早く帰れると思う……」パクッ
曜「ふーん……」モグモグ
曜ママ「……」モグモグ
曜「……」パクッ
善子「素直に喜んだら?」
曜「何で」
善子「嬉しくてたまらないって顔してる」
曜「し、してない!」ガタッ
善子ママ「隠さなくてもいいのに」クスクス
曜ママ「さっきも『お母さん大好き♡』って抱きついてきたもんね」
曜「あれは……違うから! ああでもしないとお母さん、ヘソ曲げて大変だし……」
善子「動画に撮っておけばよかったわ」
善子ママ「そうね」フフッ
曜「いいから早く食べちゃってよ。後片付けやるの私なんだから」
曜ママ「私がやるからいいわよ」
曜「この家の食器が全部なくなっちゃう!」
善子「さすがにそれは……」
曜ママ「あのねぇ、そんなに割ってたら……」
曜「割ってるよね」
曜ママ「割ってる」
善子「……」
善子ママ「後片付けは私と曜ちゃんでやるからいいわよ」
曜ママ「でも」
善子ママ「ケガでもされたら大変だもの」
曜ママ「う……分かった」
176: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:25:29.96 ID:2XSzjIx+.net
曜「そうだ、私お風呂沸かしてくるからさ、食べ終わったら入ってきなよ」スタッ
善子ママ「あら、曜ちゃん気が利くわね」
曜ママ「善子ちゃんお先にどうぞ」
善子「い、いえ! お客さんなんだから遠慮しないで先に……」
曜ママ「じゃあ一緒に入ろっか」アハハ
善子「え……」
曜ママ「なんてね、冗談」フフッ
善子「……」ドキドキ
善子ママ「ん?」
曜「せっかくだし一緒に入ってきたら? あ、私の悪口はやめてね」
曜ママ「私はいいけど、善子ちゃんが嫌でしょ」
善子「嫌じゃないわよ! い、いえ……嫌じゃないです……」カァアア
善子ママ「善子ったら銭湯とか温泉とか、知らない人がいると絶対入らないものね」クスクス
曜「私とは入ってくれるのになぁ」
善子「そ、それは曜さんとだから……って言わせないでよもう!」カァアア
曜ママ「曜、まさか善子ちゃんに変なことしてないよね?」
曜「してないよ」アハハ
善子(してるわよ)
曜(してないよ?)ニコニコ
善子(して……もういいわ)ハァ
善子ママ「それじゃ曜ちゃんは私と入る?」
曜「え」
曜ママ「変なことしちゃだめだよ?」アハハ
曜「……」カァアア
善子ママ「やっぱりやめとくわ。教育者としてまずい気がする」
曜ママ「何で? 普通に入るだけだよね?」
曜「ママ、もしかして私のこと……」
善子ママ「違うわよ。どちらかと言うと曜ちゃんの方がね、心配なの」
善子「やっぱり私も一人で……」
曜ママ「曜、まだいたの? 早くお風呂沸かしてきて」
善子ママ「あら、曜ちゃん気が利くわね」
曜ママ「善子ちゃんお先にどうぞ」
善子「い、いえ! お客さんなんだから遠慮しないで先に……」
曜ママ「じゃあ一緒に入ろっか」アハハ
善子「え……」
曜ママ「なんてね、冗談」フフッ
善子「……」ドキドキ
善子ママ「ん?」
曜「せっかくだし一緒に入ってきたら? あ、私の悪口はやめてね」
曜ママ「私はいいけど、善子ちゃんが嫌でしょ」
善子「嫌じゃないわよ! い、いえ……嫌じゃないです……」カァアア
善子ママ「善子ったら銭湯とか温泉とか、知らない人がいると絶対入らないものね」クスクス
曜「私とは入ってくれるのになぁ」
善子「そ、それは曜さんとだから……って言わせないでよもう!」カァアア
曜ママ「曜、まさか善子ちゃんに変なことしてないよね?」
曜「してないよ」アハハ
善子(してるわよ)
曜(してないよ?)ニコニコ
善子(して……もういいわ)ハァ
善子ママ「それじゃ曜ちゃんは私と入る?」
曜「え」
曜ママ「変なことしちゃだめだよ?」アハハ
曜「……」カァアア
善子ママ「やっぱりやめとくわ。教育者としてまずい気がする」
曜ママ「何で? 普通に入るだけだよね?」
曜「ママ、もしかして私のこと……」
善子ママ「違うわよ。どちらかと言うと曜ちゃんの方がね、心配なの」
善子「やっぱり私も一人で……」
曜ママ「曜、まだいたの? 早くお風呂沸かしてきて」
177: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:26:07.01 ID:2XSzjIx+.net
曜「うっ……分かったよ」スタスタ
……
善子「ふぅ……食べ過ぎちゃったわ」
善子ママ「美味しかったものね」
曜ママ「私だけじゃここまではできなかったな」
善子ママ「当然よ」クスクス
曜ママ「リメイク前のも食べてくれたんだってね」
善子ママ「正直、美味しくはなかったけど」
善子「で、でもまた曜さんとは違う味というか……新鮮で楽しめたわ」
善子ママ「ドーナツなんて新鮮すぎて半生だったわよ」
曜ママ「うぇ……焼き色ついてたから大丈夫かと思った」
善子「味見はしたの?」
曜ママ「えっと……味見しすぎてなくなっちゃったら嫌だから、してない」
善子ママ「してね」
曜ママ「次からはするよ……」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃん、体調悪かったのにあんな重たい料理ばっかりでごめんね」
善子ママ「大丈夫よね。体調って言っても頭が痛くて熱が出てただけだし……胃とか腸は何ともないもの」
善子「ええ」
曜ママ「ならいいんだけど」
善子「あの……」
曜ママ「ん?」
善子「ありがとうございました」
曜ママ「え、いいよいいよ。お礼なんて」
善子「曜さんに食べさせたかったのは知っているけど……私にも作ってくれて」
曜ママ「ううん。善子ちゃんに食べてもらいたかったの。曜にはついでに食べさせればいいやって思ってた」
善子ママ「それなのに重たい料理作ったの?」
曜ママ「う……。善子ちゃんの好みが分からなくてさ」
善子「作ってくれた人の気持ちが伝わってきて……ちょっと幸せな気持ちになれた」
曜ママ「善子ちゃん……」
……
善子「ふぅ……食べ過ぎちゃったわ」
善子ママ「美味しかったものね」
曜ママ「私だけじゃここまではできなかったな」
善子ママ「当然よ」クスクス
曜ママ「リメイク前のも食べてくれたんだってね」
善子ママ「正直、美味しくはなかったけど」
善子「で、でもまた曜さんとは違う味というか……新鮮で楽しめたわ」
善子ママ「ドーナツなんて新鮮すぎて半生だったわよ」
曜ママ「うぇ……焼き色ついてたから大丈夫かと思った」
善子「味見はしたの?」
曜ママ「えっと……味見しすぎてなくなっちゃったら嫌だから、してない」
善子ママ「してね」
曜ママ「次からはするよ……」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃん、体調悪かったのにあんな重たい料理ばっかりでごめんね」
善子ママ「大丈夫よね。体調って言っても頭が痛くて熱が出てただけだし……胃とか腸は何ともないもの」
善子「ええ」
曜ママ「ならいいんだけど」
善子「あの……」
曜ママ「ん?」
善子「ありがとうございました」
曜ママ「え、いいよいいよ。お礼なんて」
善子「曜さんに食べさせたかったのは知っているけど……私にも作ってくれて」
曜ママ「ううん。善子ちゃんに食べてもらいたかったの。曜にはついでに食べさせればいいやって思ってた」
善子ママ「それなのに重たい料理作ったの?」
曜ママ「う……。善子ちゃんの好みが分からなくてさ」
善子「作ってくれた人の気持ちが伝わってきて……ちょっと幸せな気持ちになれた」
曜ママ「善子ちゃん……」
178: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:26:45.47 ID:2XSzjIx+.net
善子「って私、何言ってるのよ」カァアア
善子ママ「私の料理には一度だってそんなこと言ってくれないのに」
善子「ママの料理はつまらないの。いかにも学校給食みたいな栄養バランスだけの食事で」
善子ママ「……」シュン
曜ママ「今度一緒に作ってみる?」
善子ママ「遠慮しておくわ」
曜ママ「ノリ悪いね」
善子「いいじゃない、せっかくだし作ってみたら?」
善子ママ「私より善子が作りたいんじゃない?」
曜ママ「私と?」
善子「えっ……わ、私は」
善子ママ「いつも曜ちゃんに教わってるんだし、少しは上達したでしょう」
善子「私はまだ……誰かに食べさせられるほどのものは作れてないし」
曜ママ「何言ってるの。善子ちゃんの料理だもん、どんな料理だって食べたいよ」
曜ママ「ねぇ?」
善子ママ「そ、そうね。せっかく作ってくれるんだもの」
善子「私、作るなんて言ってないんだけど……」
曜ママ「決めた! お風呂上がったらさ、一緒にデザート作ろうよ」
善子「デザート?」
曜ママ「デザートならそんなに難しくないし……別腹でしょ?」フフッ
善子「わ、分かったわ。作ったら食べてくれる?」
善子ママ「え? もちろんよ。曜ちゃんも喜んで食べてくれると思うわ」
曜ママ「何がいいかな。善子ちゃんは何が食べたい?」
善子「えっと……材料は何があったかしら」
善子ママ「卵と牛乳とバターと……あとは小麦粉、生クリームとかバニラエッセンスとか、ハチミツとか」
善子ママ「そんなに大がかりなものじゃなければ、何でも一通り作れるんじゃないかしらね」
曜ママ「プリンにしよう」
善子「え?」
曜ママ「善子ちゃん、プリン食べたそうな顔してる」
善子「な、何で……」カァアア
善子ママ「私の料理には一度だってそんなこと言ってくれないのに」
善子「ママの料理はつまらないの。いかにも学校給食みたいな栄養バランスだけの食事で」
善子ママ「……」シュン
曜ママ「今度一緒に作ってみる?」
善子ママ「遠慮しておくわ」
曜ママ「ノリ悪いね」
善子「いいじゃない、せっかくだし作ってみたら?」
善子ママ「私より善子が作りたいんじゃない?」
曜ママ「私と?」
善子「えっ……わ、私は」
善子ママ「いつも曜ちゃんに教わってるんだし、少しは上達したでしょう」
善子「私はまだ……誰かに食べさせられるほどのものは作れてないし」
曜ママ「何言ってるの。善子ちゃんの料理だもん、どんな料理だって食べたいよ」
曜ママ「ねぇ?」
善子ママ「そ、そうね。せっかく作ってくれるんだもの」
善子「私、作るなんて言ってないんだけど……」
曜ママ「決めた! お風呂上がったらさ、一緒にデザート作ろうよ」
善子「デザート?」
曜ママ「デザートならそんなに難しくないし……別腹でしょ?」フフッ
善子「わ、分かったわ。作ったら食べてくれる?」
善子ママ「え? もちろんよ。曜ちゃんも喜んで食べてくれると思うわ」
曜ママ「何がいいかな。善子ちゃんは何が食べたい?」
善子「えっと……材料は何があったかしら」
善子ママ「卵と牛乳とバターと……あとは小麦粉、生クリームとかバニラエッセンスとか、ハチミツとか」
善子ママ「そんなに大がかりなものじゃなければ、何でも一通り作れるんじゃないかしらね」
曜ママ「プリンにしよう」
善子「え?」
曜ママ「善子ちゃん、プリン食べたそうな顔してる」
善子「な、何で……」カァアア
179: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:27:57.23 ID:2XSzjIx+.net
.
180: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:28:25.22 ID:2XSzjIx+.net
善子ママ「プリン食べたかったの?」
善子「……」コクッ
曜ママ「あっ、先に言っておくけどお腹壊しても責任取らないからね」
善子ママ「ホットケーキにして」
善子「何でよ。プリンでいいじゃない、加熱するんだし」
善子ママ「焼くデザートにしてちょうだい。お願いだから」
曜ママ「じゃあホットケーキでいいよ……」
善子「プリン……」
善子ママ「プリン味のホットケーキならいいでしょ?」
善子「そんなの作れるの?」
曜ママ「すごい!」
善子ママ「わ、私は無理よ? でも曜ちゃんなら……」チラ
スタスタ
曜「お風呂沸かしてきたよ。あと五分くらいしたら入れるから」
三人「「……」」ジー
曜「えっ、何?」
善子「プリン味のホットケーキ、作れるわよね?」
曜「えっと……」
曜ママ「善子ちゃんが食べたいんだから、当然作れるよね?」
曜「……」
善子ママ「私からもお願い」
曜「わ、分かったよ。やってみる……」
善子「やったわ」ピョンッ
曜ママ「そんなに嬉しかったの? 飛び跳ねちゃってさ」アハハ
善子「あ……これは、その」カァアア
善子ママ「早く入ってらっしゃい。材料は曜ちゃんと準備しておくから」
曜ママ「はーい。ありがとね」
善子「うぅ……恥ずかしい……」カァアア
曜「着替えも用意しておいたからね」
善子ママ「え? 曜ちゃんいつ持ってきたの?」
善子「……」コクッ
曜ママ「あっ、先に言っておくけどお腹壊しても責任取らないからね」
善子ママ「ホットケーキにして」
善子「何でよ。プリンでいいじゃない、加熱するんだし」
善子ママ「焼くデザートにしてちょうだい。お願いだから」
曜ママ「じゃあホットケーキでいいよ……」
善子「プリン……」
善子ママ「プリン味のホットケーキならいいでしょ?」
善子「そんなの作れるの?」
曜ママ「すごい!」
善子ママ「わ、私は無理よ? でも曜ちゃんなら……」チラ
スタスタ
曜「お風呂沸かしてきたよ。あと五分くらいしたら入れるから」
三人「「……」」ジー
曜「えっ、何?」
善子「プリン味のホットケーキ、作れるわよね?」
曜「えっと……」
曜ママ「善子ちゃんが食べたいんだから、当然作れるよね?」
曜「……」
善子ママ「私からもお願い」
曜「わ、分かったよ。やってみる……」
善子「やったわ」ピョンッ
曜ママ「そんなに嬉しかったの? 飛び跳ねちゃってさ」アハハ
善子「あ……これは、その」カァアア
善子ママ「早く入ってらっしゃい。材料は曜ちゃんと準備しておくから」
曜ママ「はーい。ありがとね」
善子「うぅ……恥ずかしい……」カァアア
曜「着替えも用意しておいたからね」
善子ママ「え? 曜ちゃんいつ持ってきたの?」
181: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:29:05.79 ID:2XSzjIx+.net
曜「善子ちゃんのは善子ちゃんのクローゼットから、お母さんの分はママの……」
善子ママ「ん?」ニコニコ
曜「だって仕方ないじゃないですか! まさかお母さんに下着なしで過ごせとは……」
曜ママ「あー、うん。ありがたく借りるわね」
善子ママ「どれ!? どれ持ってきたの!?」
曜「それは見てのお楽しみです」フフッ
善子ママ「……っ!! もう!」カァアア
曜ママ「えっ? 見るの?」
善子「変なところ気が利くんだから……」ハァ
……
お風呂
コンコンッ
「どうぞー」
ガチャ
善子「し、失礼します……」ドキドキ
曜ママ「あはは。タオルなんて巻いちゃって」
善子「恥ずかしいんだから仕方ないじゃない……」カァアア
曜ママ「曜と入るときもそうやってるの?」
善子「なっ……べ、別にどうでもいいじゃないですか」
曜ママ「ふふっ……急に敬語になってるし」クスクス
善子「やっぱり一人で入ります」
曜ママ「待ってよ。せっかくだし色々聞かせて?」
善子「何を……ですか」
曜ママ「善子ちゃんのこと」
善子「私のことなんて……聞いても……」
曜ママ「こうして二人で話すなんて今までなかったじゃない?」
善子「ええ、そうね……」
曜ママ「同じアイドルグループの……えっと、何て言ったっけ」
善子「Aqoursよ」
曜ママ「そう。Aqoursの後輩で……一年生の中でもいちばんしっかりしてるって聞いたわよ」
善子ママ「ん?」ニコニコ
曜「だって仕方ないじゃないですか! まさかお母さんに下着なしで過ごせとは……」
曜ママ「あー、うん。ありがたく借りるわね」
善子ママ「どれ!? どれ持ってきたの!?」
曜「それは見てのお楽しみです」フフッ
善子ママ「……っ!! もう!」カァアア
曜ママ「えっ? 見るの?」
善子「変なところ気が利くんだから……」ハァ
……
お風呂
コンコンッ
「どうぞー」
ガチャ
善子「し、失礼します……」ドキドキ
曜ママ「あはは。タオルなんて巻いちゃって」
善子「恥ずかしいんだから仕方ないじゃない……」カァアア
曜ママ「曜と入るときもそうやってるの?」
善子「なっ……べ、別にどうでもいいじゃないですか」
曜ママ「ふふっ……急に敬語になってるし」クスクス
善子「やっぱり一人で入ります」
曜ママ「待ってよ。せっかくだし色々聞かせて?」
善子「何を……ですか」
曜ママ「善子ちゃんのこと」
善子「私のことなんて……聞いても……」
曜ママ「こうして二人で話すなんて今までなかったじゃない?」
善子「ええ、そうね……」
曜ママ「同じアイドルグループの……えっと、何て言ったっけ」
善子「Aqoursよ」
曜ママ「そう。Aqoursの後輩で……一年生の中でもいちばんしっかりしてるって聞いたわよ」
182: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:29:44.00 ID:2XSzjIx+.net
善子「そんなことない……です」
曜ママ「曜と付き合うって聞いたときはびっくりしちゃったけどね」アハハ
善子「う……すみません、今まで挨拶もしないで」
曜ママ「やめてよ、私こそ仕事ばっかりで全然気にかけてあげられなくて……」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃんは私のことほとんど見たことくらいしかないと思うけど」
曜ママ「私は善子ちゃんがこーんなに小さい頃から知ってるからね」
善子「え?」
曜ママ「これでもママ友だから」
善子「そ、そうだったわね」
曜ママ「私ってほら、仕事ばっかりで友達いないし……善子ちゃんのお母さんにはいつも優しくしてもらってるの」
善子「ママが……」
曜ママ「ま、向こうも友達いないみたいだし? お互い様かな」アハハ
善子「……」
曜ママ「ごめん、悪口言うつもりじゃなかったんだ」
善子「いえ……本当のことなので」
曜ママ「……」
善子「?」
曜ママ「……」ジー
善子「な、何ですかもう」カァアア
曜ママ「お母さんにそっくりだなって思って……」ジー
善子「そ、そういうあなたはあんまり曜さんに似てないですね」
曜ママ「あはは。そうだねー」
善子「中身はそっくりですけど」
曜ママ「そうかな? あんなに子どもっぽくないよ」
善子「いや……どっちかと言うと」
善子「いえ、何でもないです」
曜ママ「私の方が子どもっぽい? よく言われるのよね」アハハ
善子「言われるの?」
曜ママ「お母さんから。外ではバリバリのキャリアウーマンで通ってるもの」
曜ママ「曜と付き合うって聞いたときはびっくりしちゃったけどね」アハハ
善子「う……すみません、今まで挨拶もしないで」
曜ママ「やめてよ、私こそ仕事ばっかりで全然気にかけてあげられなくて……」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃんは私のことほとんど見たことくらいしかないと思うけど」
曜ママ「私は善子ちゃんがこーんなに小さい頃から知ってるからね」
善子「え?」
曜ママ「これでもママ友だから」
善子「そ、そうだったわね」
曜ママ「私ってほら、仕事ばっかりで友達いないし……善子ちゃんのお母さんにはいつも優しくしてもらってるの」
善子「ママが……」
曜ママ「ま、向こうも友達いないみたいだし? お互い様かな」アハハ
善子「……」
曜ママ「ごめん、悪口言うつもりじゃなかったんだ」
善子「いえ……本当のことなので」
曜ママ「……」
善子「?」
曜ママ「……」ジー
善子「な、何ですかもう」カァアア
曜ママ「お母さんにそっくりだなって思って……」ジー
善子「そ、そういうあなたはあんまり曜さんに似てないですね」
曜ママ「あはは。そうだねー」
善子「中身はそっくりですけど」
曜ママ「そうかな? あんなに子どもっぽくないよ」
善子「いや……どっちかと言うと」
善子「いえ、何でもないです」
曜ママ「私の方が子どもっぽい? よく言われるのよね」アハハ
善子「言われるの?」
曜ママ「お母さんから。外ではバリバリのキャリアウーマンで通ってるもの」
183: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:30:23.91 ID:2XSzjIx+.net
善子「ママも……外では真面目な教師ぶってるけど家ではあんな感じです」
曜ママ「そうだよね。二人きりのときなんてさー」アハハ
曜ママ「っと、これは秘密だった……」カァアア
善子「……」
曜ママ「学校でのお母さん、すっごく怖くてびっくりしちゃったよ」
善子「学校で会ったことあるの?」
曜ママ「ん? 曜が中学生のとき担任だったからねー」
善子「えっ!? 初めて聞いたわよ……」
曜ママ「あのときはまだ若かったからね、まだ新人って感じだったけど」
曜ママ「あ、今は老けてるって意味じゃないよ?」
善子「そのくらい分かるわよ」
曜ママ「今じゃすっかり生徒たちからも慕われてるしさ」
曜ママ「あーあ、私もお母さんに習いたかったなー」
善子「あ、それ曜さんも言ってた……」フフッ
曜ママ「え? 曜は習ってたよね」
善子「えっと……」
曜ママ「言ってなかったのかな」
善子「何で初対面みたいな振りしたのよあのバカ!」
曜ママ「おーこわ……」
善子「あっ……すみません、バカだなんて言って」
曜ママ「たぶん曜なりに気を遣ったのよ」
善子「知らない人の振りすることが?」
曜ママ「善子ちゃん、今じゃお母さんと仲良しだけど、最近まではそんなことなかったでしょ」
善子「え……はい、まあ」
曜ママ「それなのにいきなり上がり込んだ曜が」
曜ママ「『先生久しぶりー!』」ギュッ
曜ママ「って抱きついたらどう思う?」
善子「えっと……私に抱きつかなくていいですから」カァアア
曜ママ「ごめん、つい」パッ
善子「……あんまりいい気はしなかったかも」
曜ママ「そうだよね。二人きりのときなんてさー」アハハ
曜ママ「っと、これは秘密だった……」カァアア
善子「……」
曜ママ「学校でのお母さん、すっごく怖くてびっくりしちゃったよ」
善子「学校で会ったことあるの?」
曜ママ「ん? 曜が中学生のとき担任だったからねー」
善子「えっ!? 初めて聞いたわよ……」
曜ママ「あのときはまだ若かったからね、まだ新人って感じだったけど」
曜ママ「あ、今は老けてるって意味じゃないよ?」
善子「そのくらい分かるわよ」
曜ママ「今じゃすっかり生徒たちからも慕われてるしさ」
曜ママ「あーあ、私もお母さんに習いたかったなー」
善子「あ、それ曜さんも言ってた……」フフッ
曜ママ「え? 曜は習ってたよね」
善子「えっと……」
曜ママ「言ってなかったのかな」
善子「何で初対面みたいな振りしたのよあのバカ!」
曜ママ「おーこわ……」
善子「あっ……すみません、バカだなんて言って」
曜ママ「たぶん曜なりに気を遣ったのよ」
善子「知らない人の振りすることが?」
曜ママ「善子ちゃん、今じゃお母さんと仲良しだけど、最近まではそんなことなかったでしょ」
善子「え……はい、まあ」
曜ママ「それなのにいきなり上がり込んだ曜が」
曜ママ「『先生久しぶりー!』」ギュッ
曜ママ「って抱きついたらどう思う?」
善子「えっと……私に抱きつかなくていいですから」カァアア
曜ママ「ごめん、つい」パッ
善子「……あんまりいい気はしなかったかも」
184: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:30:59.69 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「だよね。ああ見えてちゃんと分かってるんだなぁ」アハハ
善子「曜さん……」
曜ママ「まあ、恥ずかしかったってのもあると思うわよ」
善子「そうですかね? 曜さんならそんなの気にしないような……」
曜ママ「中学のときはずいぶん迷惑かけちゃったみたいだし、久しぶりに会って緊張してたのは間違いないと思う」
善子「……」
善子(いや、上がり込んだ初日からあんなことしてたけどね)
曜ママ「曜の初恋の相手でもあるわけだしねー」アハハ
善子「えっ!?」ガタッ
曜ママ「冗談」フフッ
善子「も、もう……!」
曜ママ「でも、学校であんまり曜がベタベタするから私が怒られたのよ?」
曜ママ「『親子揃って私の胸が大好きなのね? この変態!』って」
善子「……」ヒキ
曜ママ「えっと……善子ちゃんって冗談通じないタイプの人?」
善子「あ、あぁ……冗談だったのね」ハァ
曜ママ「もしかして本気にした? 善子ちゃん面白いわね」クスクス
善子「……やっぱり曜さんとそっくりです」ムスッ
曜ママ「そうかな」
善子「子どもっぽくてわがままで私のことバカにして……」
曜ママ「そんなことないよ」
善子「曜さんだってどこまで私のこと認めてくれてるんだか」
曜ママ「曜のこと、まだ許せてない?」
善子「え?」
曜ママ「ケンカしたんでしょ。昨日」
善子「……」
曜ママ「あんなに沈んだ曜を見たのは初めてだったわ」
善子「ごめんなさい……」
曜ママ「あっ、違うの! 善子ちゃんを責めてるわけじゃないから」
善子「私のわがままで曜さんを傷つけて……」
善子「曜さん……」
曜ママ「まあ、恥ずかしかったってのもあると思うわよ」
善子「そうですかね? 曜さんならそんなの気にしないような……」
曜ママ「中学のときはずいぶん迷惑かけちゃったみたいだし、久しぶりに会って緊張してたのは間違いないと思う」
善子「……」
善子(いや、上がり込んだ初日からあんなことしてたけどね)
曜ママ「曜の初恋の相手でもあるわけだしねー」アハハ
善子「えっ!?」ガタッ
曜ママ「冗談」フフッ
善子「も、もう……!」
曜ママ「でも、学校であんまり曜がベタベタするから私が怒られたのよ?」
曜ママ「『親子揃って私の胸が大好きなのね? この変態!』って」
善子「……」ヒキ
曜ママ「えっと……善子ちゃんって冗談通じないタイプの人?」
善子「あ、あぁ……冗談だったのね」ハァ
曜ママ「もしかして本気にした? 善子ちゃん面白いわね」クスクス
善子「……やっぱり曜さんとそっくりです」ムスッ
曜ママ「そうかな」
善子「子どもっぽくてわがままで私のことバカにして……」
曜ママ「そんなことないよ」
善子「曜さんだってどこまで私のこと認めてくれてるんだか」
曜ママ「曜のこと、まだ許せてない?」
善子「え?」
曜ママ「ケンカしたんでしょ。昨日」
善子「……」
曜ママ「あんなに沈んだ曜を見たのは初めてだったわ」
善子「ごめんなさい……」
曜ママ「あっ、違うの! 善子ちゃんを責めてるわけじゃないから」
善子「私のわがままで曜さんを傷つけて……」
185: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:31:43.28 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「きっと曜のことだから、善子ちゃんとのデート中に他の女の子をナンパしたりしたんでしょう」
善子「……」
曜ママ「違った?」
善子「いえ、それも合ってます」
曜ママ「善子ちゃんのデート中に他の女の子とメールしてたとか」
善子「それも……」
曜ママ「ごめんね、あんな子で」
善子「えっ、そんな、私は曜さんだから好きになったんだし……」
曜ママ「そう? ありがと」エヘヘ
善子「あ……今のは、違います」カァアア
曜ママ「曜ね、昨日は大変だったのよ」
善子「……」
曜ママ「私が夜遅くに帰ったんだけどね」
曜ママ「家のドアを開けたら、そこで死んでたわ」
善子「え……」
曜ママ「ううん。死んでるかと思った」
曜ママ「玄関で倒れてるんだもの……」
善子「……」
曜ママ「泣きながらね、ずっとブツブツ言ってたわ」
曜ママ「『善子ちゃんに嫌われた』って……」
善子「曜さん……」
曜ママ「あのまま放っておいたら本当に死んでたかもね」アハハ
善子「もしかして、その……」
曜ママ「寒さで。あの日は冷えたから」
善子「あ、あっそう……」
曜ママ「仕方ないから私が部屋まで運んで」
曜ママ「とりあえずベッドに放り投げておいたわ」
善子「なかなかワイルドね……」
曜ママ「曜は自殺なんてする子じゃないもの。その辺は心配してなかったわ」
善子「じ、じさ……」
善子「……」
曜ママ「違った?」
善子「いえ、それも合ってます」
曜ママ「善子ちゃんのデート中に他の女の子とメールしてたとか」
善子「それも……」
曜ママ「ごめんね、あんな子で」
善子「えっ、そんな、私は曜さんだから好きになったんだし……」
曜ママ「そう? ありがと」エヘヘ
善子「あ……今のは、違います」カァアア
曜ママ「曜ね、昨日は大変だったのよ」
善子「……」
曜ママ「私が夜遅くに帰ったんだけどね」
曜ママ「家のドアを開けたら、そこで死んでたわ」
善子「え……」
曜ママ「ううん。死んでるかと思った」
曜ママ「玄関で倒れてるんだもの……」
善子「……」
曜ママ「泣きながらね、ずっとブツブツ言ってたわ」
曜ママ「『善子ちゃんに嫌われた』って……」
善子「曜さん……」
曜ママ「あのまま放っておいたら本当に死んでたかもね」アハハ
善子「もしかして、その……」
曜ママ「寒さで。あの日は冷えたから」
善子「あ、あっそう……」
曜ママ「仕方ないから私が部屋まで運んで」
曜ママ「とりあえずベッドに放り投げておいたわ」
善子「なかなかワイルドね……」
曜ママ「曜は自殺なんてする子じゃないもの。その辺は心配してなかったわ」
善子「じ、じさ……」
186: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:32:25.94 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「私みたいにね、振られたくらいで死のうとはしないわよ」フフッ
善子「……」
曜ママ「や、やだなー! 冗談だってば」アハハ
善子「そ、そうよね!? あんまり笑えないけど……」
曜ママ「私の腕、見える?」ザバッ
善子「これって……」
曜ママ「そう。切った後よ」
善子「……」
曜ママ「私は曜みたいに明るい子じゃなかったから」
曜ママ「いじめられっ子の私がお母さんに恋なんかして……」
曜ママ「もしお母さんまでいじめられてたら大変だったわね」アハハ
善子「えっと……」
曜ママ「あっ、ごめんなさい! こんな話聞きたくないわよね」
善子「……」
曜ママ「私がお母さんと付き合ってるの、知ってるでしょう?」
善子「えっ、いや……そ、そうだったんですか?」
曜ママ「隠さなくていいから」
善子「……知ってました」
曜ママ「いじめられてた私を助けてくれたのがお母さん。それはもうカッコよかったわ……」ウットリ
善子「全然いじめられるようには見えませんけど……」
曜ママ「私ね、高校のときは不登校だったのよ」
善子「えっ?」
曜ママ「中学のときはとにかく大人しくて目立たない子で……」
曜ママ「何を思ったのか高校生になって初日にとんでもない自己紹介をしてね」フフッ
曜ママ「私は魔界から来た七賢人の一人だー、とか」
曜ママ「ま、まあ詳細は伏せるとして……」カァアア
曜ママ「とにかく、とんでもないやらかしをしてしまったの」
善子(それ私……)
曜ママ「昔の浦女は今みたいに人数が少なくて平和な学校じゃなかったから、それはもういじめられたわ」
曜ママ「本当に死んじゃおうかと思ったのよ?」
善子「……」
曜ママ「や、やだなー! 冗談だってば」アハハ
善子「そ、そうよね!? あんまり笑えないけど……」
曜ママ「私の腕、見える?」ザバッ
善子「これって……」
曜ママ「そう。切った後よ」
善子「……」
曜ママ「私は曜みたいに明るい子じゃなかったから」
曜ママ「いじめられっ子の私がお母さんに恋なんかして……」
曜ママ「もしお母さんまでいじめられてたら大変だったわね」アハハ
善子「えっと……」
曜ママ「あっ、ごめんなさい! こんな話聞きたくないわよね」
善子「……」
曜ママ「私がお母さんと付き合ってるの、知ってるでしょう?」
善子「えっ、いや……そ、そうだったんですか?」
曜ママ「隠さなくていいから」
善子「……知ってました」
曜ママ「いじめられてた私を助けてくれたのがお母さん。それはもうカッコよかったわ……」ウットリ
善子「全然いじめられるようには見えませんけど……」
曜ママ「私ね、高校のときは不登校だったのよ」
善子「えっ?」
曜ママ「中学のときはとにかく大人しくて目立たない子で……」
曜ママ「何を思ったのか高校生になって初日にとんでもない自己紹介をしてね」フフッ
曜ママ「私は魔界から来た七賢人の一人だー、とか」
曜ママ「ま、まあ詳細は伏せるとして……」カァアア
曜ママ「とにかく、とんでもないやらかしをしてしまったの」
善子(それ私……)
曜ママ「昔の浦女は今みたいに人数が少なくて平和な学校じゃなかったから、それはもういじめられたわ」
曜ママ「本当に死んじゃおうかと思ったのよ?」
187: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:33:48.74 ID:2XSzjIx+.net
.
188: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:34:57.99 ID:2XSzjIx+.net
.
189: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:35:26.10 ID:2XSzjIx+.net
善子「それをママが……」
曜ママ「そう! もうこの人は天使だと思ったわ。運命の人に違いないってね」
善子(私だったら……曜さんは助けてくれたのかしら)
曜ママ「お母さんは真面目な委員長キャラだったし、いじめを見て見ぬふりができなかっただけなんでしょうけど」
曜ママ「ううん、それで私が救われたんだし……感謝はしてるわよ?」
曜ママ「何を思ったのか私は勘違いをして、私のこと好きなんじゃないか……なんて毎日ドキドキして」
曜ママ「気がついたら家まで押しかけてた」
善子「それ、ストーカー……」
曜ママ「待ち伏せして告白したの。『私と付き合ってくれるまで帰らない!』って玄関先でゴネて」
善子「……」
曜ママ「案の定嫌われたわ」
善子「うっ……」
曜ママ「それから卒業までずっと口を聞いてくれないままで」
曜ママ「お互い社会に出て相手のことなんてすっかり忘れて」
曜ママ「私はようやくここまで這い上がって、今では会社の重役にもなって」
曜ママ「あんな娘にも恵まれてね……」グスッ
善子「……」グスッ
曜ママ「だから保育園で善子ちゃんを見たとき、もうびっくりしてショック死するかと思ったわ」
善子「わ、私?」
曜ママ「今まで忘れてたことを全部思い出したの。それで、この子のお母さんに会わなきゃ! って思って……」
曜ママ「お母さんが迎えに来るまで待ち伏せしたわ」
善子「何も変わってないわね……」
曜ママ「そこでお母さんに会ったときのこと……一生忘れないでしょうね」
善子「ママは覚えてたのかしら」
曜ママ「ううん。完全に忘れてた。私なんて見たことも聞いたこともない感じ」
善子「酷い」
曜ママ「私よ! あのときの……! あのとき助けてもらった!!」
曜ママ「『え……何この人、頭がおかしいのかしら』」
曜ママ「私……ずっとあなたのことが!!」
曜ママ「『私のことが……?』」
曜ママ「そう! もうこの人は天使だと思ったわ。運命の人に違いないってね」
善子(私だったら……曜さんは助けてくれたのかしら)
曜ママ「お母さんは真面目な委員長キャラだったし、いじめを見て見ぬふりができなかっただけなんでしょうけど」
曜ママ「ううん、それで私が救われたんだし……感謝はしてるわよ?」
曜ママ「何を思ったのか私は勘違いをして、私のこと好きなんじゃないか……なんて毎日ドキドキして」
曜ママ「気がついたら家まで押しかけてた」
善子「それ、ストーカー……」
曜ママ「待ち伏せして告白したの。『私と付き合ってくれるまで帰らない!』って玄関先でゴネて」
善子「……」
曜ママ「案の定嫌われたわ」
善子「うっ……」
曜ママ「それから卒業までずっと口を聞いてくれないままで」
曜ママ「お互い社会に出て相手のことなんてすっかり忘れて」
曜ママ「私はようやくここまで這い上がって、今では会社の重役にもなって」
曜ママ「あんな娘にも恵まれてね……」グスッ
善子「……」グスッ
曜ママ「だから保育園で善子ちゃんを見たとき、もうびっくりしてショック死するかと思ったわ」
善子「わ、私?」
曜ママ「今まで忘れてたことを全部思い出したの。それで、この子のお母さんに会わなきゃ! って思って……」
曜ママ「お母さんが迎えに来るまで待ち伏せしたわ」
善子「何も変わってないわね……」
曜ママ「そこでお母さんに会ったときのこと……一生忘れないでしょうね」
善子「ママは覚えてたのかしら」
曜ママ「ううん。完全に忘れてた。私なんて見たことも聞いたこともない感じ」
善子「酷い」
曜ママ「私よ! あのときの……! あのとき助けてもらった!!」
曜ママ「『え……何この人、頭がおかしいのかしら』」
曜ママ「私……ずっとあなたのことが!!」
曜ママ「『私のことが……?』」
190: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:36:05.09 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「す、す……」
曜ママ「『す……?』」
曜ママ「……」ハァ
善子「何よ」
曜ママ「そのとき、善子ちゃんが私の腰にドロップキックを食らわせてね」
善子「いや、そんな記憶ないけど」
曜ママ「『ママに何するのー!!』ってボコボコにされたの」
善子「嘘よね?」
曜ママ「これは本当。それを見た曜も怒って」
曜ママ「『あんたこそ! 私のおかーさんに!!』って」
善子「あぁ、子ども同士のケンカに……」
曜ママ「『酷いことしないでください!』って鼻水垂らして泣きながら謝って」
善子「えぇ……」
曜ママ「それを見た善子ちゃんはただ一言」
曜ママ「『気持ち悪い』」
曜ママ「って言ったわ……」
善子「私もなかなか言うわね」
曜ママ「それからよ。ママ友として仲良くなれたのは」
善子「仲良くなる要素あったかしら!?」
曜ママ「今でもお母さん、昔の私のこと思い出してくれないのよ」
善子「そ、そうなの……」
曜ママ「もしかしたら照れ隠しで知らない振りしてるだけかもしれないけどね?」
善子「きっとそうね」フフッ
曜ママ「それにしても……お母さんに見せてもらった卒業アルバムに私が載ってないのはびっくりしたわ」
善子「え」
曜ママ「卒業アルバムを見れば思い出してもらえるかと思ったんだけど」
善子「そ、それって……」
曜ママ「私、あれから転校してないのになぁ」
善子「……」
曜ママ「ま、たぶん風邪でも引いて写真撮影の日にいなかったんでしょ」アハハ
曜ママ「『す……?』」
曜ママ「……」ハァ
善子「何よ」
曜ママ「そのとき、善子ちゃんが私の腰にドロップキックを食らわせてね」
善子「いや、そんな記憶ないけど」
曜ママ「『ママに何するのー!!』ってボコボコにされたの」
善子「嘘よね?」
曜ママ「これは本当。それを見た曜も怒って」
曜ママ「『あんたこそ! 私のおかーさんに!!』って」
善子「あぁ、子ども同士のケンカに……」
曜ママ「『酷いことしないでください!』って鼻水垂らして泣きながら謝って」
善子「えぇ……」
曜ママ「それを見た善子ちゃんはただ一言」
曜ママ「『気持ち悪い』」
曜ママ「って言ったわ……」
善子「私もなかなか言うわね」
曜ママ「それからよ。ママ友として仲良くなれたのは」
善子「仲良くなる要素あったかしら!?」
曜ママ「今でもお母さん、昔の私のこと思い出してくれないのよ」
善子「そ、そうなの……」
曜ママ「もしかしたら照れ隠しで知らない振りしてるだけかもしれないけどね?」
善子「きっとそうね」フフッ
曜ママ「それにしても……お母さんに見せてもらった卒業アルバムに私が載ってないのはびっくりしたわ」
善子「え」
曜ママ「卒業アルバムを見れば思い出してもらえるかと思ったんだけど」
善子「そ、それって……」
曜ママ「私、あれから転校してないのになぁ」
善子「……」
曜ママ「ま、たぶん風邪でも引いて写真撮影の日にいなかったんでしょ」アハハ
191: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:36:39.15 ID:2XSzjIx+.net
善子「……」
曜ママ「おっと、私の話ばっかりしちゃったわね。ごめんなさい」
善子「いえ……」
曜ママ「次は善子ちゃんの話が聞きたいな」
善子「私の話なんて……特にないわよ」
曜ママ「そんなことないでしょ? 曜のどこが好きとか」
善子「え……それは」
曜ママ「告白はどっちからしたの?」
善子「曜さんから……」
曜ママ「何て? 何て言われたの?」
善子「えっと……」
曜ママ「……」ニコニコ
善子「言わなきゃダメ、ですか……?」カァアア
曜ママ「ここまで私の黒歴史を聞いておいて自分は話さないつもり?」
善子「いや、勝手に話し始めたんでしょうが」
曜ママ「あっ、ふーん? 分かったわ。私は善子ちゃんのこと信頼して話したのに善子ちゃんは私のこと」
善子「わ、分かったわよ! 話すわ」
曜ママ「うん」ニコニコ
善子「二週間前のことよ」
……
…………
二週間前 屋上
あれは練習が終わった後のこと……。
ガチャ
善子「いけない、忘れ物しちゃった……」
曜ママ「おっと、私の話ばっかりしちゃったわね。ごめんなさい」
善子「いえ……」
曜ママ「次は善子ちゃんの話が聞きたいな」
善子「私の話なんて……特にないわよ」
曜ママ「そんなことないでしょ? 曜のどこが好きとか」
善子「え……それは」
曜ママ「告白はどっちからしたの?」
善子「曜さんから……」
曜ママ「何て? 何て言われたの?」
善子「えっと……」
曜ママ「……」ニコニコ
善子「言わなきゃダメ、ですか……?」カァアア
曜ママ「ここまで私の黒歴史を聞いておいて自分は話さないつもり?」
善子「いや、勝手に話し始めたんでしょうが」
曜ママ「あっ、ふーん? 分かったわ。私は善子ちゃんのこと信頼して話したのに善子ちゃんは私のこと」
善子「わ、分かったわよ! 話すわ」
曜ママ「うん」ニコニコ
善子「二週間前のことよ」
……
…………
二週間前 屋上
あれは練習が終わった後のこと……。
ガチャ
善子「いけない、忘れ物しちゃった……」
192: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:37:19.17 ID:2XSzjIx+.net
忘れ物を取りに屋上へ戻った私はね、
「ふへへ……」
善子「誰かいるの?」
誰もいないはずの屋上で笑い声を聞いたの……。
曜ママ『えっ、これって怖い話?』
善子『回想中だから黙ってて』
善子「そんなことより確かこの辺りに……」キョロキョロ
私は置いた場所にタオルがないから変だなと思ったのだけど……。
「善子ちゃん……」ハァハァ
物陰から私の名前が聞こえてきたのよ。
曜ママ『やっぱり怖い話! 私苦手なのよ……』
善子『大丈夫よ。すぐオチがつくから』
善子「誰か……呼んだ?」スタッ
そこにいたのはね……。
曜ママ『きゃああ!!? やめて!! やめてぇぇ!!!』
善子『うるさいわね! 聞きたいって言ったでしょうが!』
曜「善子ちゃんのタオル……いい匂い♡」
曜さんだったのよ。
善子「えっと……曜さん? こんなところで何して……」
曜「あれ……? 匂いだけじゃなくて本人が見える……」
曜さんは私のタオルを持って……。
曜「やばい……いい匂いすぎて頭が変になっちゃったのかな」ドキドキ
屋上の隅で……その……。
曜「好きです」
善子「はい?」
曜「もっと嗅がせてくれないかな……?」スッ
善子「え……やだ」
曜「答えは聞いてないよ」ギュッ
急に抱きつかれたわ。
「ふへへ……」
善子「誰かいるの?」
誰もいないはずの屋上で笑い声を聞いたの……。
曜ママ『えっ、これって怖い話?』
善子『回想中だから黙ってて』
善子「そんなことより確かこの辺りに……」キョロキョロ
私は置いた場所にタオルがないから変だなと思ったのだけど……。
「善子ちゃん……」ハァハァ
物陰から私の名前が聞こえてきたのよ。
曜ママ『やっぱり怖い話! 私苦手なのよ……』
善子『大丈夫よ。すぐオチがつくから』
善子「誰か……呼んだ?」スタッ
そこにいたのはね……。
曜ママ『きゃああ!!? やめて!! やめてぇぇ!!!』
善子『うるさいわね! 聞きたいって言ったでしょうが!』
曜「善子ちゃんのタオル……いい匂い♡」
曜さんだったのよ。
善子「えっと……曜さん? こんなところで何して……」
曜「あれ……? 匂いだけじゃなくて本人が見える……」
曜さんは私のタオルを持って……。
曜「やばい……いい匂いすぎて頭が変になっちゃったのかな」ドキドキ
屋上の隅で……その……。
曜「好きです」
善子「はい?」
曜「もっと嗅がせてくれないかな……?」スッ
善子「え……やだ」
曜「答えは聞いてないよ」ギュッ
急に抱きつかれたわ。
193: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:38:01.06 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ『わぁ大胆♡』
善子『耳大丈夫?』
善子「は、離して……」
曜「ごめんね……大切な後輩なのにこんなことして」
善子「えっと……何なの?」
曜「私……ずっと善子ちゃんのこと見てたんだ」
善子「そ、そう……」
見られてた。私を? 曜さんが……。
曜ママ『やっぱり怖い話!! やめて!!』
善子『ある意味怖いけどもう少し聞いて』
曜「最初はね、善子ちゃんのこと『いい匂いがする子』としか思ってなかったんだけど」
気持ち悪い。
曜「今はね……大好きでもう、善子ちゃんのことしか考えられなくて……」
善子「えっと……タオル、返してくれる?」
曜「それは無理」
善子「どうしてよ。私のでしょう?」
曜「もう返せない……」スッ
私のタオル。私の『だった』タオル。
曜「私の……」
アレ。
曜「……で汚しちゃったから」
曜ママ『血でしょ!!? 血!! もう嫌!!』
善子『ごめんなさい、何で汚れたかは言えないんだけど、血ではないわ』
善子「わ、私のタオルが……」
ずしりと重い感触。生温かくて、気持ちが悪かった。
善子『耳大丈夫?』
善子「は、離して……」
曜「ごめんね……大切な後輩なのにこんなことして」
善子「えっと……何なの?」
曜「私……ずっと善子ちゃんのこと見てたんだ」
善子「そ、そう……」
見られてた。私を? 曜さんが……。
曜ママ『やっぱり怖い話!! やめて!!』
善子『ある意味怖いけどもう少し聞いて』
曜「最初はね、善子ちゃんのこと『いい匂いがする子』としか思ってなかったんだけど」
気持ち悪い。
曜「今はね……大好きでもう、善子ちゃんのことしか考えられなくて……」
善子「えっと……タオル、返してくれる?」
曜「それは無理」
善子「どうしてよ。私のでしょう?」
曜「もう返せない……」スッ
私のタオル。私の『だった』タオル。
曜「私の……」
アレ。
曜「……で汚しちゃったから」
曜ママ『血でしょ!!? 血!! もう嫌!!』
善子『ごめんなさい、何で汚れたかは言えないんだけど、血ではないわ』
善子「わ、私のタオルが……」
ずしりと重い感触。生温かくて、気持ちが悪かった。
194: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:39:10.85 ID:2XSzjIx+.net
.
195: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:39:42.16 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ『ひぃい……』グスッ
善子「これ、何?」
曜「何って……善子ちゃんのタオルだよ」
善子「そうじゃなくてこの……」
曜「我慢できなくてごめんなさい」ペコッ
謝られた。意味が分からないまま。
曜「でも……善子ちゃんも悪いんだよ?」フフッ
え……?
曜「私がいる屋上に……忘れ物をするから」ニヤリ
善子「わ、私が悪いの……?」
曜「責任……とってよね」
善子「嫌……」
曜「もう私……我慢できないよ」ドキドキ
善子「嫌よ……」
曜「善子ちゃんの……」
アレ。
曜「飲ませて?」フフッ
曜ママ『いーーやーーー!!! 無理!! もう無理!!!』
善子『うるさい! 大きな声出さないで!』
曜ママ『これ殺されるパターン! 善子ちゃん逃げて!!』
私は。
善子「ごめんなさい」
謝ったわ。悪くないのに。
曜「……ごめんね」
謝られた。悪いなんて思ってないくせに。
曜「答えは聞いてないんだよ」
曜ママ『怖い怖い怖い怖い怖い』ブツブツ
善子『大丈夫? 本当に辛くなったら言って』
その後のことはよく覚えていないの……。
とにかく私は曜さんに……
善子「これ、何?」
曜「何って……善子ちゃんのタオルだよ」
善子「そうじゃなくてこの……」
曜「我慢できなくてごめんなさい」ペコッ
謝られた。意味が分からないまま。
曜「でも……善子ちゃんも悪いんだよ?」フフッ
え……?
曜「私がいる屋上に……忘れ物をするから」ニヤリ
善子「わ、私が悪いの……?」
曜「責任……とってよね」
善子「嫌……」
曜「もう私……我慢できないよ」ドキドキ
善子「嫌よ……」
曜「善子ちゃんの……」
アレ。
曜「飲ませて?」フフッ
曜ママ『いーーやーーー!!! 無理!! もう無理!!!』
善子『うるさい! 大きな声出さないで!』
曜ママ『これ殺されるパターン! 善子ちゃん逃げて!!』
私は。
善子「ごめんなさい」
謝ったわ。悪くないのに。
曜「……ごめんね」
謝られた。悪いなんて思ってないくせに。
曜「答えは聞いてないんだよ」
曜ママ『怖い怖い怖い怖い怖い』ブツブツ
善子『大丈夫? 本当に辛くなったら言って』
その後のことはよく覚えていないの……。
とにかく私は曜さんに……
196: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:41:00.19 ID:2XSzjIx+.net
.
197: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:41:28.39 ID:2XSzjIx+.net
曜「思った通り……♡」チュルッ
飲まれたみたいだった。
曜「美味しいよ」ゴクリ
私の……
曜「善子ちゃんの……」
アレ。
曜「ふふっ♡」
…………
……
善子「とまぁこんな感じよ。若干盛った部分はあるけれど……」
曜ママ「」
善子「だいたい合ってるわ」
曜ママ「」
善子「大丈夫? そんなに怖い話じゃなかったと思うけれど」
曜ママ「」
善子「というか私、怖い話苦手なんだけど……」
善子「そう言えば曜さんと見たゾンビ映画は怖かったわね」
曜ママ「」
善子「寝ちゃったの? 自分で聞きたいって言ったくせに……」
善子「まあ……他人のこんな話、退屈よね」
曜ママ「」
善子「それにしても私……こんなのでどうやって曜さんを好きになったのかしら?」
善子「その前からカッコいい先輩だとは……ちょっとだけ、思ってたりもしたけど」カァアア
善子「普通はあんなことがあったら嫌いになるわよね」
善子「不思議だわ……」
曜ママ「はっ……!?」バシャッ
善子「もしかしてママもこんな気持ちだったのかしら」
善子「冷静に考えたら好きになるなんてあり得ないのに」
善子「いつの間にかこう……」
曜ママ「えーと、私寝ちゃってた?」
飲まれたみたいだった。
曜「美味しいよ」ゴクリ
私の……
曜「善子ちゃんの……」
アレ。
曜「ふふっ♡」
…………
……
善子「とまぁこんな感じよ。若干盛った部分はあるけれど……」
曜ママ「」
善子「だいたい合ってるわ」
曜ママ「」
善子「大丈夫? そんなに怖い話じゃなかったと思うけれど」
曜ママ「」
善子「というか私、怖い話苦手なんだけど……」
善子「そう言えば曜さんと見たゾンビ映画は怖かったわね」
曜ママ「」
善子「寝ちゃったの? 自分で聞きたいって言ったくせに……」
善子「まあ……他人のこんな話、退屈よね」
曜ママ「」
善子「それにしても私……こんなのでどうやって曜さんを好きになったのかしら?」
善子「その前からカッコいい先輩だとは……ちょっとだけ、思ってたりもしたけど」カァアア
善子「普通はあんなことがあったら嫌いになるわよね」
善子「不思議だわ……」
曜ママ「はっ……!?」バシャッ
善子「もしかしてママもこんな気持ちだったのかしら」
善子「冷静に考えたら好きになるなんてあり得ないのに」
善子「いつの間にかこう……」
曜ママ「えーと、私寝ちゃってた?」
198: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:42:20.00 ID:2XSzjIx+.net
善子「好きに……なっちゃってたり」カァアア
曜ママ「善子ちゃん?」
善子「今はね……大好きなの」
曜ママ「ん?」
善子「曜さんのことが好きで……」
善子「何でもしてあげたくなっちゃうくらいに……」
曜ママ「えーと……もしもーし?」フリフリ
善子「って曜さんなら言うかしらね」エヘヘ
曜ママ「善子ちゃん、大丈夫? 主に頭の方」
善子「……」ニヤニヤ
曜ママ「善子ちゃん!」ガシッ
善子「ひゃっ!?」ビクッ
曜ママ「しっかりしてよ」
善子「わ、私……」
曜ママ「お風呂で寝たら死ぬから」
善子「……」
曜ママ「熱、あるんじゃない?」スッ
ピトッ
善子「あ……」
曜ママ「うーん、お風呂で温まっただけかな? どうだろ……」
善子「……」ドキドキ
曜ママ「もう上がろうか」ザバッ
善子「……」グイ
曜ママ「え……?」
善子「もう少し……入る」
曜ママ「分かった、私は先に……」ザバッ
善子「……」グイ
曜ママ「……」
善子「……」カァアア
曜ママ「えへへ。善子ちゃんったら甘えん坊さん♡」ザブンッ
曜ママ「善子ちゃん?」
善子「今はね……大好きなの」
曜ママ「ん?」
善子「曜さんのことが好きで……」
善子「何でもしてあげたくなっちゃうくらいに……」
曜ママ「えーと……もしもーし?」フリフリ
善子「って曜さんなら言うかしらね」エヘヘ
曜ママ「善子ちゃん、大丈夫? 主に頭の方」
善子「……」ニヤニヤ
曜ママ「善子ちゃん!」ガシッ
善子「ひゃっ!?」ビクッ
曜ママ「しっかりしてよ」
善子「わ、私……」
曜ママ「お風呂で寝たら死ぬから」
善子「……」
曜ママ「熱、あるんじゃない?」スッ
ピトッ
善子「あ……」
曜ママ「うーん、お風呂で温まっただけかな? どうだろ……」
善子「……」ドキドキ
曜ママ「もう上がろうか」ザバッ
善子「……」グイ
曜ママ「え……?」
善子「もう少し……入る」
曜ママ「分かった、私は先に……」ザバッ
善子「……」グイ
曜ママ「……」
善子「……」カァアア
曜ママ「えへへ。善子ちゃんったら甘えん坊さん♡」ザブンッ
199: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:42:55.58 ID:2XSzjIx+.net
善子「ち、違うから! これは……その、手がしもやけで温まってないだけで」カァアア
曜ママ「じゃあ私が温めてあげる」ギュッ
善子「ひゃぁぁ……♡」ドキドキ
曜ママ「善子ちゃんって柔らかいわね……」フニ
善子「」ボフッ
曜ママ「曜は筋肉質で硬いからなぁ」アハハ
善子「」
曜ママ「善子ちゃん?」
善子「え、えへへ……♡」カァアア
曜ママ「やば、これは曜に怒られるかも……」ハァ
……
……
リビング
曜「ねぇママぁ」スリスリ
善子ママ「も、もう離れてよ」
曜「せっかく二人きりなんですから……ね?」ギュ
善子ママ「善子に悪いと思わないの?」
曜「今ごろ善子ちゃんだって私のお母さんとイチャイチャしてますよ」アハハ
善子ママ「そんなことしないわよ。曜ちゃんじゃないんだから」
曜「そうかなー? やたらお母さんのこと意識してたけど?」
善子ママ「あれは人見知りだからよ」
曜「その割にはすぐ仲良くなってませんでした?」
善子ママ「曜ちゃんに似てるから……じゃない?」フフッ
曜「ママも私のこと……お母さんに似てると思いますか?」
善子ママ「え……」
曜「いつも何て呼ばれてるんです?」
善子ママ「そ、それは……」カァアア
曜「『ママ♡』」ボソッ
善子ママ「だ、ダメよ曜ちゃん……本当にもう」バッ
曜「おしっこ飲ませて♡」
曜ママ「じゃあ私が温めてあげる」ギュッ
善子「ひゃぁぁ……♡」ドキドキ
曜ママ「善子ちゃんって柔らかいわね……」フニ
善子「」ボフッ
曜ママ「曜は筋肉質で硬いからなぁ」アハハ
善子「」
曜ママ「善子ちゃん?」
善子「え、えへへ……♡」カァアア
曜ママ「やば、これは曜に怒られるかも……」ハァ
……
……
リビング
曜「ねぇママぁ」スリスリ
善子ママ「も、もう離れてよ」
曜「せっかく二人きりなんですから……ね?」ギュ
善子ママ「善子に悪いと思わないの?」
曜「今ごろ善子ちゃんだって私のお母さんとイチャイチャしてますよ」アハハ
善子ママ「そんなことしないわよ。曜ちゃんじゃないんだから」
曜「そうかなー? やたらお母さんのこと意識してたけど?」
善子ママ「あれは人見知りだからよ」
曜「その割にはすぐ仲良くなってませんでした?」
善子ママ「曜ちゃんに似てるから……じゃない?」フフッ
曜「ママも私のこと……お母さんに似てると思いますか?」
善子ママ「え……」
曜「いつも何て呼ばれてるんです?」
善子ママ「そ、それは……」カァアア
曜「『ママ♡』」ボソッ
善子ママ「だ、ダメよ曜ちゃん……本当にもう」バッ
曜「おしっこ飲ませて♡」
200: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:43:45.53 ID:2XSzjIx+.net
善子ママ「ダメ! それは本当にダメだから……」
曜「そんなこと言って本当は」ニヤニヤ
善子ママ「いい加減にしないと! 本当に怒るわよ!?」
曜「……っ!?」ビクッ
善子ママ「あ……ごめんなさい」
曜「……昔」
善子ママ「はい?」
曜「よく怒られましたよね……」ドキドキ
善子ママ「そ、そうね……曜ちゃんはやたらと手のかかる生徒だったから」
曜「あのときのこと……覚えてますか?」
善子ママ「な、何のこと……?」
曜「忘れたなんて言わせないよ?」
善子ママ「知らないわよ……」
曜「私、ずっと好きだったんですからね……」
曜「『先生♡』」ボソッ
善子ママ「あっ……♡」ビクッ
ショワァ
曜「あれ?」
善子ママ「や、やだ……見ないで」
曜「我慢できなくなっちゃいました?」
善子ママ「わ、私……ずっとトイレに行きたいって」
曜「ダメです♡」
善子ママ「なのに曜ちゃんが、ずっとくっついてくるから……」
曜「ふふっ。ママのアイスティーに何入れたと思います?」
善子ママ「ま、まさか変なクスリを……!?」
曜「私の気持ちです♡」
善子ママ「な、何入れたのよ……!? 本当に」
曜「何にも。ただこうして……」ツー
善子ママ「あっ……♡」
曜「ママとしたいなって……気持ちを」フフッ
曜「そんなこと言って本当は」ニヤニヤ
善子ママ「いい加減にしないと! 本当に怒るわよ!?」
曜「……っ!?」ビクッ
善子ママ「あ……ごめんなさい」
曜「……昔」
善子ママ「はい?」
曜「よく怒られましたよね……」ドキドキ
善子ママ「そ、そうね……曜ちゃんはやたらと手のかかる生徒だったから」
曜「あのときのこと……覚えてますか?」
善子ママ「な、何のこと……?」
曜「忘れたなんて言わせないよ?」
善子ママ「知らないわよ……」
曜「私、ずっと好きだったんですからね……」
曜「『先生♡』」ボソッ
善子ママ「あっ……♡」ビクッ
ショワァ
曜「あれ?」
善子ママ「や、やだ……見ないで」
曜「我慢できなくなっちゃいました?」
善子ママ「わ、私……ずっとトイレに行きたいって」
曜「ダメです♡」
善子ママ「なのに曜ちゃんが、ずっとくっついてくるから……」
曜「ふふっ。ママのアイスティーに何入れたと思います?」
善子ママ「ま、まさか変なクスリを……!?」
曜「私の気持ちです♡」
善子ママ「な、何入れたのよ……!? 本当に」
曜「何にも。ただこうして……」ツー
善子ママ「あっ……♡」
曜「ママとしたいなって……気持ちを」フフッ
201: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:44:20.01 ID:2XSzjIx+.net
善子ママ「こんなことして……善子に」
曜「勘違いしないでくださいね。私が好きなのは善子ちゃんですから……」チュルッ
善子ママ「だったら……今すぐやめなさい……!」ビクッ
曜「ママが止めたらいいんじゃないかな?」
善子ママ「やめる! やめるから……」
曜「おしっこ、途中で止められるんでしょ?」ペロッ
善子ママ「止められるわよ? 止められる……から、そこを退いて」
曜「私は退きません」チュルッ
善子ママ「退いて!」
曜「本当に嫌なら蹴飛ばしてもいいのに」
善子ママ「そ、そんなことできるわけ……」
曜「おしっこ、飲んでもいいですか?」
善子ママ「ダメに決まってるでしょ!? もうすぐ二人が上がってくるわ……そうしたら」
曜「早くしないとバレちゃいますね?」フフッ
善子ママ「と、トイレに……行かせて」プルプル
曜「ダメです♡」
善子ママ「本当に……もう無理なの」プルプル
曜「ここでしてください」
善子ママ「嫌……ここはトイレじゃないもの……」プルプル
曜「ううん。そうじゃなくて」
曜「『ここ』で。私の口は……自由に使ってもらっていいんですよ」
善子ママ「っ!!?」ブルッ
曜「えへへ。何だか自分で言うのは恥ずかしいな」
善子ママ「あ、あ……」
曜「先生?」
ジョボボ
曜「わぁ!」チュルッ
善子ママ「ごめんなさい……! ママ、我慢できなくて……」
ジョボボ
曜「我慢しなくていいんですよ?」ゴクッ
曜「勘違いしないでくださいね。私が好きなのは善子ちゃんですから……」チュルッ
善子ママ「だったら……今すぐやめなさい……!」ビクッ
曜「ママが止めたらいいんじゃないかな?」
善子ママ「やめる! やめるから……」
曜「おしっこ、途中で止められるんでしょ?」ペロッ
善子ママ「止められるわよ? 止められる……から、そこを退いて」
曜「私は退きません」チュルッ
善子ママ「退いて!」
曜「本当に嫌なら蹴飛ばしてもいいのに」
善子ママ「そ、そんなことできるわけ……」
曜「おしっこ、飲んでもいいですか?」
善子ママ「ダメに決まってるでしょ!? もうすぐ二人が上がってくるわ……そうしたら」
曜「早くしないとバレちゃいますね?」フフッ
善子ママ「と、トイレに……行かせて」プルプル
曜「ダメです♡」
善子ママ「本当に……もう無理なの」プルプル
曜「ここでしてください」
善子ママ「嫌……ここはトイレじゃないもの……」プルプル
曜「ううん。そうじゃなくて」
曜「『ここ』で。私の口は……自由に使ってもらっていいんですよ」
善子ママ「っ!!?」ブルッ
曜「えへへ。何だか自分で言うのは恥ずかしいな」
善子ママ「あ、あ……」
曜「先生?」
ジョボボ
曜「わぁ!」チュルッ
善子ママ「ごめんなさい……! ママ、我慢できなくて……」
ジョボボ
曜「我慢しなくていいんですよ?」ゴクッ
202: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:44:55.38 ID:2XSzjIx+.net
善子ママ「善子……」
ジョボボ
曜「善子ちゃんが見たら……」ゴクッ
善子ママ「来ないで……お願い」
ジョボボ
曜「ママのこと嫌いになるかな?」ゴクッ
善子ママ「曜ちゃんのことも……! 嫌いになるわよ!」
ジョボボ
曜「私はなりませんよ」ゴクッ
善子ママ「……」
チョロロ
曜「善子ちゃんのこと……」
善子ママ「そんなの……自分勝手よ……」ハァハァ
チュルッ
曜「ぷはっ……ママのこともね」フフッ
善子ママ「う……」カァアア
曜「ごちそうさまでした」
善子ママ「曜ちゃんって、最低よ……」
曜「ごめんなさい」
善子ママ「謝ったって許さないわ」
曜「ママも気持ちよかったんじゃない?」
善子ママ「わ、私は……」
曜「またいつでも使ってください」フフッ
曜「『先生♡』」
善子ママ「あっ……♡」ビクッ
ピュッ
曜「ふふ♡」
善子ママ「はぁ、はぁ……♡」
曜「さて、片付けましょうか。善子ちゃんたち本当に上がってきちゃう」スタッ
善子ママ「そ、そうよね……」ハァハァ
ジョボボ
曜「善子ちゃんが見たら……」ゴクッ
善子ママ「来ないで……お願い」
ジョボボ
曜「ママのこと嫌いになるかな?」ゴクッ
善子ママ「曜ちゃんのことも……! 嫌いになるわよ!」
ジョボボ
曜「私はなりませんよ」ゴクッ
善子ママ「……」
チョロロ
曜「善子ちゃんのこと……」
善子ママ「そんなの……自分勝手よ……」ハァハァ
チュルッ
曜「ぷはっ……ママのこともね」フフッ
善子ママ「う……」カァアア
曜「ごちそうさまでした」
善子ママ「曜ちゃんって、最低よ……」
曜「ごめんなさい」
善子ママ「謝ったって許さないわ」
曜「ママも気持ちよかったんじゃない?」
善子ママ「わ、私は……」
曜「またいつでも使ってください」フフッ
曜「『先生♡』」
善子ママ「あっ……♡」ビクッ
ピュッ
曜「ふふ♡」
善子ママ「はぁ、はぁ……♡」
曜「さて、片付けましょうか。善子ちゃんたち本当に上がってきちゃう」スタッ
善子ママ「そ、そうよね……」ハァハァ
203: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:45:30.48 ID:2XSzjIx+.net
曜「続きはまた後で♡」
善子ママ「ば、バカっ……!」カァアア
曜「それとも、お母さんの方がいいですか?」
善子ママ「……」カァアア
曜「私じゃ……嫌?」
善子ママ「い、嫌……」
曜「娘の恋人だから?」
曜「いや、恋人の娘だからかな??」
善子ママ「曜ちゃんって……本当にいじわるね」
曜「私は私だよ?」
曜「あのときも……」
曜「先生のことずっと」
曜「す……」
善子ママ「その先は言わせない」ピトッ
曜「もごっ……」
善子ママ「キスはしないわよ。私、これでも教師だから」
曜「ぷはっ……! その台詞も……あのときと同じ」
善子ママ「さぁ? 何のことかしら」
曜「えへへ」
曜「やっぱり先生には勝てないや」
善子ママ「その呼び方やめて」
曜「先生♡」スリスリ
善子ママ「やめて。本当に怒る」
曜「せーんせい♡」ギュッ
善子ママ「……」プルプル
曜「先生?」
善子ママ「渡辺さん!! いい加減にしなさい!!!」
曜「!!?」ビクッ
善子ママ「いいですか!? あなたはもう高校生なんですから!!」
曜「え……」ビクビク
善子ママ「ば、バカっ……!」カァアア
曜「それとも、お母さんの方がいいですか?」
善子ママ「……」カァアア
曜「私じゃ……嫌?」
善子ママ「い、嫌……」
曜「娘の恋人だから?」
曜「いや、恋人の娘だからかな??」
善子ママ「曜ちゃんって……本当にいじわるね」
曜「私は私だよ?」
曜「あのときも……」
曜「先生のことずっと」
曜「す……」
善子ママ「その先は言わせない」ピトッ
曜「もごっ……」
善子ママ「キスはしないわよ。私、これでも教師だから」
曜「ぷはっ……! その台詞も……あのときと同じ」
善子ママ「さぁ? 何のことかしら」
曜「えへへ」
曜「やっぱり先生には勝てないや」
善子ママ「その呼び方やめて」
曜「先生♡」スリスリ
善子ママ「やめて。本当に怒る」
曜「せーんせい♡」ギュッ
善子ママ「……」プルプル
曜「先生?」
善子ママ「渡辺さん!! いい加減にしなさい!!!」
曜「!!?」ビクッ
善子ママ「いいですか!? あなたはもう高校生なんですから!!」
曜「え……」ビクビク
204: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:46:42.83 ID:2XSzjIx+.net
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205: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:47:11.15 ID:2XSzjIx+.net
善子ママ「いつまでも甘えてないで!! 大人という自覚を持ちなさい!!」
曜「せ、先生……?」ビクビク
善子ママ「だからその……!!」
曜「わ、私……」グスッ
善子ママ「……せめてママにしてちょうだい」ギュッ
曜「あ……」ブルッ
善子ママ「え」
ショワァ
曜「ご、ごめっ……なさい……」ヒック
ジョボボ
曜「私っ……せん……ま、ママのことっ」ヒック
ジョボボ
曜「ずっと、好きだったから……っ」グスッ
ジョボボ
曜「だから……っ」ヒック
ジョボボ
曜「私のこともっ……好きって」グスッ
ジョボボ
曜「ずっと……言ってほしくて……っ」ヒック
ジョボボ
曜「私……っ」グスッ
曜ママ「……」
善子「えっと……」
善子ママ「えっ、いやっ、これはね!?」
曜「善子ちゃぁん!!」ダッ
ギュッ
善子「ひゃあ!!? やめてよ汚い!」バッ
曜「私ね、やっぱり……!」
曜「ママのことも好き!!」
善子ママ「」
曜「せ、先生……?」ビクビク
善子ママ「だからその……!!」
曜「わ、私……」グスッ
善子ママ「……せめてママにしてちょうだい」ギュッ
曜「あ……」ブルッ
善子ママ「え」
ショワァ
曜「ご、ごめっ……なさい……」ヒック
ジョボボ
曜「私っ……せん……ま、ママのことっ」ヒック
ジョボボ
曜「ずっと、好きだったから……っ」グスッ
ジョボボ
曜「だから……っ」ヒック
ジョボボ
曜「私のこともっ……好きって」グスッ
ジョボボ
曜「ずっと……言ってほしくて……っ」ヒック
ジョボボ
曜「私……っ」グスッ
曜ママ「……」
善子「えっと……」
善子ママ「えっ、いやっ、これはね!?」
曜「善子ちゃぁん!!」ダッ
ギュッ
善子「ひゃあ!!? やめてよ汚い!」バッ
曜「私ね、やっぱり……!」
曜「ママのことも好き!!」
善子ママ「」
206: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:47:44.78 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「ど、どうしたのこれ」
曜「でも……善子ちゃんのことがいちばん好きだから……」グスッ
善子「わ、分かったからとりあえず離れて」グイ
曜「ごめんなさい……」ペコッ
善子「え?」
善子ママ「ええと! 曜ちゃん、とりあえず拭こう!?」
曜ママ「後でゆっくり聞かせてくれる?」
善子ママ「な、何を……?」
曜ママ「曜に何したの」
善子ママ「えと……」
善子「全くもう……手のかかる恋人ね」フキフキ
曜「善子ちゃん……」グスッ
善子「こんなに派手に漏らして」フキフキ
曜「う……」
善子「ママもよ。曜さんと浮気しそうになったでしょう」
善子ママ「な、なってないわ……」
曜ママ「……」ジー
善子ママ「なってないわよ!! 曜ちゃんが無理やり……」カァアア
善子「はぁ……」フキフキ
曜「ごめんね善子ちゃん」
善子「いいから、お風呂入ってらっしゃい」
曜「うん……」
曜ママ「あーあ、ずいぶん派手に汚したね」
善子ママ「ごめんなさい……」
曜ママ「早く入っておいで」
善子ママ「ええ……」
善子「ちょっと」ガシッ
曜「え?」
善子「何一緒に入ろうとしてるのよ」
善子ママ「そ、そうよ! 曜ちゃん先に入っていいから……」
曜「でも……善子ちゃんのことがいちばん好きだから……」グスッ
善子「わ、分かったからとりあえず離れて」グイ
曜「ごめんなさい……」ペコッ
善子「え?」
善子ママ「ええと! 曜ちゃん、とりあえず拭こう!?」
曜ママ「後でゆっくり聞かせてくれる?」
善子ママ「な、何を……?」
曜ママ「曜に何したの」
善子ママ「えと……」
善子「全くもう……手のかかる恋人ね」フキフキ
曜「善子ちゃん……」グスッ
善子「こんなに派手に漏らして」フキフキ
曜「う……」
善子「ママもよ。曜さんと浮気しそうになったでしょう」
善子ママ「な、なってないわ……」
曜ママ「……」ジー
善子ママ「なってないわよ!! 曜ちゃんが無理やり……」カァアア
善子「はぁ……」フキフキ
曜「ごめんね善子ちゃん」
善子「いいから、お風呂入ってらっしゃい」
曜「うん……」
曜ママ「あーあ、ずいぶん派手に汚したね」
善子ママ「ごめんなさい……」
曜ママ「早く入っておいで」
善子ママ「ええ……」
善子「ちょっと」ガシッ
曜「え?」
善子「何一緒に入ろうとしてるのよ」
善子ママ「そ、そうよ! 曜ちゃん先に入っていいから……」
207: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:48:19.06 ID:2XSzjIx+.net
曜「でも……私が汚しちゃったから洗ってあげないと……」グスッ
善子「ん?」ニコニコ
曜「私が汚しちゃったから!! ママを洗っ」
善子「聞こえてるわよ!!!」
善子ママ「ええと……」
曜ママ「これ床までびっしょりじゃん……」
曜「あのね善子ちゃん」グスッ
善子「何?」
曜「大好きだよ」ギュッ
善子「そう」
曜「浮気してごめんね」
善子「したのね」
曜「してないよ」
善子「……したのね」
曜「して……」
善子「もういいわ」グイ
曜「え……?」
善子「思いっきりいくわよ」
曜ママ「ん?」
善子ママ「善子、やめなさい!」
善子「このっ!!」ブンッ
パーン
曜ママ「うわっ……」
善子ママ「あぁ……何てことを」
曜「」ドサッ
善子「はぁ、はぁ……」ゼェゼェ
曜ママ「曜、生きてる?」
善子ママ「……」
善子「これでも足りないくらいだわ」ハァハァ
曜「」
善子「ん?」ニコニコ
曜「私が汚しちゃったから!! ママを洗っ」
善子「聞こえてるわよ!!!」
善子ママ「ええと……」
曜ママ「これ床までびっしょりじゃん……」
曜「あのね善子ちゃん」グスッ
善子「何?」
曜「大好きだよ」ギュッ
善子「そう」
曜「浮気してごめんね」
善子「したのね」
曜「してないよ」
善子「……したのね」
曜「して……」
善子「もういいわ」グイ
曜「え……?」
善子「思いっきりいくわよ」
曜ママ「ん?」
善子ママ「善子、やめなさい!」
善子「このっ!!」ブンッ
パーン
曜ママ「うわっ……」
善子ママ「あぁ……何てことを」
曜「」ドサッ
善子「はぁ、はぁ……」ゼェゼェ
曜ママ「曜、生きてる?」
善子ママ「……」
善子「これでも足りないくらいだわ」ハァハァ
曜「」
208: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:48:56.81 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「生きてはいるみたいね。そっとしておきましょう」
善子ママ「え……お風呂は?」
善子「ママもちょっといい?」クイクイ
善子ママ「え」
曜ママ「善子ちゃん、それはダメだよ」
善子「曜さんは私のものって言ったわよね」
善子ママ「ええ」
善子「曜さんが手を出してきても断るように言ったわよね」
善子ママ「ええ……」
善子「私だって我慢したのに!!」ブンッ
曜ママ「善子ちゃんっ」ギュッ
ペチッ
善子ママ「……っ!! あれ?」
善子「な、何で……」
曜ママ「お母さんを引っ叩くなんてダメだよ」
善子ママ「……」
善子「今のはママが悪いんだからいいのよ」
曜ママ「お母さんはね、曜みたいに引っ叩かれても嬉しくないのよ」
善子「えっ……だから?」
曜ママ「引っ叩くなら私にして」
善子ママ「……」
善子「わ、私……」ドキドキ
曜ママ「私のこと……好きなだけ叩いていいからね」
善子ママ「もう離れてもいいんじゃないかしら」ニコニコ
曜ママ「そうだね……。お母さんは怒ると怖いから」スッ
善子「きゅ、急に抱きつくのは……やめてください」カァアア
善子ママ「善子?」
善子「な、何でもないわよ!」カァアア
曜ママ「大丈夫、私たちは何もしてないから」フフッ
善子ママ「……」ジー
善子ママ「え……お風呂は?」
善子「ママもちょっといい?」クイクイ
善子ママ「え」
曜ママ「善子ちゃん、それはダメだよ」
善子「曜さんは私のものって言ったわよね」
善子ママ「ええ」
善子「曜さんが手を出してきても断るように言ったわよね」
善子ママ「ええ……」
善子「私だって我慢したのに!!」ブンッ
曜ママ「善子ちゃんっ」ギュッ
ペチッ
善子ママ「……っ!! あれ?」
善子「な、何で……」
曜ママ「お母さんを引っ叩くなんてダメだよ」
善子ママ「……」
善子「今のはママが悪いんだからいいのよ」
曜ママ「お母さんはね、曜みたいに引っ叩かれても嬉しくないのよ」
善子「えっ……だから?」
曜ママ「引っ叩くなら私にして」
善子ママ「……」
善子「わ、私……」ドキドキ
曜ママ「私のこと……好きなだけ叩いていいからね」
善子ママ「もう離れてもいいんじゃないかしら」ニコニコ
曜ママ「そうだね……。お母さんは怒ると怖いから」スッ
善子「きゅ、急に抱きつくのは……やめてください」カァアア
善子ママ「善子?」
善子「な、何でもないわよ!」カァアア
曜ママ「大丈夫、私たちは何もしてないから」フフッ
善子ママ「……」ジー
209: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 00:50:40.85 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「本当だよ! 善子ちゃんの怖い話を聞いてビビってただけ!」
善子ママ「そうなの?」
善子「え、いや……そうよ。怖い話を聞かせてただけ」
曜ママ「善子ちゃんがまさか一度死んでたとは……」
善子「曜さんほどは死んでないけどね」
善子ママ「何の話?」
善子「仕方ない、曜さんをお風呂に入らせてくるわ。ママはその後入って」
善子ママ「え、えぇ」
曜ママ「善子ちゃん」
善子「あ、そうだわ。聞かれる前に言っておくけど」
善子「これはヤキモチとかそういうのじゃないから」
善子ママ「……」
善子「ママと入らせたら何するか分からないから……仕方なくよ」
曜ママ「曜のこと、よろしくね」フフッ
善子「言われなくても分かってるわ」
曜ママ「そうじゃなくて……これからもよろしく、ってこと」
善子「……」
曜ママ「恋人なんでしょ?」
善子「あ、当たり前! こんなので嫌いになるほど曜さんのこと嫌いじゃないから!」
善子「って意味分かんないし!」カァアア
善子ママ「ふふっ……」クスクス
善子「いいからママはそこ片付けときなさい!!」ダッ
ダッダッ
曜ママ「善子ちゃん、本当に可愛いね」フフッ
善子ママ「そうでしょ? 私に似て」
曜ママ「……ま、まあね」カァアア
ダッダッ
善子「曜さんも! いつまで死んでるのよ!」グイッ
曜「」ズルズル
善子ママ「そうなの?」
善子「え、いや……そうよ。怖い話を聞かせてただけ」
曜ママ「善子ちゃんがまさか一度死んでたとは……」
善子「曜さんほどは死んでないけどね」
善子ママ「何の話?」
善子「仕方ない、曜さんをお風呂に入らせてくるわ。ママはその後入って」
善子ママ「え、えぇ」
曜ママ「善子ちゃん」
善子「あ、そうだわ。聞かれる前に言っておくけど」
善子「これはヤキモチとかそういうのじゃないから」
善子ママ「……」
善子「ママと入らせたら何するか分からないから……仕方なくよ」
曜ママ「曜のこと、よろしくね」フフッ
善子「言われなくても分かってるわ」
曜ママ「そうじゃなくて……これからもよろしく、ってこと」
善子「……」
曜ママ「恋人なんでしょ?」
善子「あ、当たり前! こんなので嫌いになるほど曜さんのこと嫌いじゃないから!」
善子「って意味分かんないし!」カァアア
善子ママ「ふふっ……」クスクス
善子「いいからママはそこ片付けときなさい!!」ダッ
ダッダッ
曜ママ「善子ちゃん、本当に可愛いね」フフッ
善子ママ「そうでしょ? 私に似て」
曜ママ「……ま、まあね」カァアア
ダッダッ
善子「曜さんも! いつまで死んでるのよ!」グイッ
曜「」ズルズル
210: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 01:02:20.44 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「さてと、本当に派手にやらかしたねこれは」フキフキ
善子ママ「そうね……落ちるかしら?」フキフキ
曜ママ「それにしても……綺麗なビンタだったわね」
善子ママ「え?」
曜ママ「ママより上手なんじゃない?」
善子ママ「ビンタの上手さなんて気にしたこともなかったわ」
曜ママ「そう……」
善子ママ「何よその顔は」
曜ママ「べ、別に!? ママにビンタされたいなんて微塵も思ってないわよ?」
善子ママ「私じゃなくて善子にされたい、とか言ったら怒るわよ」
曜ママ「あはは、バレたか」
善子ママ「えっ」
曜ママ「いや……冗談だから……」
善子ママ「冗談でもそういうこと言う?」
曜ママ「う……悪かったわよ」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんもそうだけど、冗談通じないよねぇ」
善子ママ「私にはまだしも、善子にはやめて」
曜ママ「どうしようかな」アハハ
善子ママ「やめてね?」ニコニコ
曜ママ「うん……」フキフキ
善子ママ「……」
曜ママ「何よ? 善子ちゃんにはしないって」
善子ママ「怒らないのね」
曜ママ「何を?」
善子ママ「さっきのこと」
曜ママ「ああ、曜におしっこ飲ませたことね」
善子ママ「飲ませてない! 曜ちゃんが無理やり……」
曜ママ「いいよ。分かってるから」
善子ママ「……」
善子ママ「そうね……落ちるかしら?」フキフキ
曜ママ「それにしても……綺麗なビンタだったわね」
善子ママ「え?」
曜ママ「ママより上手なんじゃない?」
善子ママ「ビンタの上手さなんて気にしたこともなかったわ」
曜ママ「そう……」
善子ママ「何よその顔は」
曜ママ「べ、別に!? ママにビンタされたいなんて微塵も思ってないわよ?」
善子ママ「私じゃなくて善子にされたい、とか言ったら怒るわよ」
曜ママ「あはは、バレたか」
善子ママ「えっ」
曜ママ「いや……冗談だから……」
善子ママ「冗談でもそういうこと言う?」
曜ママ「う……悪かったわよ」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんもそうだけど、冗談通じないよねぇ」
善子ママ「私にはまだしも、善子にはやめて」
曜ママ「どうしようかな」アハハ
善子ママ「やめてね?」ニコニコ
曜ママ「うん……」フキフキ
善子ママ「……」
曜ママ「何よ? 善子ちゃんにはしないって」
善子ママ「怒らないのね」
曜ママ「何を?」
善子ママ「さっきのこと」
曜ママ「ああ、曜におしっこ飲ませたことね」
善子ママ「飲ませてない! 曜ちゃんが無理やり……」
曜ママ「いいよ。分かってるから」
善子ママ「……」
211: 名無しで叶える物語 2018/02/14(水) 01:16:47.36 ID:2XSzjIx+.net
曜ママ「曜がわがまま言ってごめんね」
善子ママ「……」
曜ママ「?」
善子ママ「いえ、何でもないわ」
曜ママ「そんなによかった?」
善子ママ「え?」
曜ママ「曜としたの」
善子ママ「ち、違うわよ!!」カァアア
曜ママ「さすがに妬いちゃうなぁ」
善子ママ「分かってるでしょ……?」
曜ママ「んー?」
善子ママ「分かってるくせに」
曜ママ「何を?」ニヤニヤ
善子ママ「もう……本当にいじわるね」
曜ママ「ごめん」アハハ
善子ママ「いいわよ。そういうところも含めてあなたのことが……」
曜ママ「好きなのよね」
善子ママ「……ええ」
曜ママ「ありがと」
善子ママ「どういたしまして」
曜ママ「二人が上がったらさ……私と入る?」
善子ママ「入らない」
曜ママ「入ろうよ」
善子ママ「絶対に嫌」
曜ママ「どうして」
善子ママ「前に入ったとき、あなたとは二度と入らないって決めたから」
曜ママ「私、何かしたっけ?」
善子ママ「……」フキフキ
一旦終わり
善子ママ「……」
曜ママ「?」
善子ママ「いえ、何でもないわ」
曜ママ「そんなによかった?」
善子ママ「え?」
曜ママ「曜としたの」
善子ママ「ち、違うわよ!!」カァアア
曜ママ「さすがに妬いちゃうなぁ」
善子ママ「分かってるでしょ……?」
曜ママ「んー?」
善子ママ「分かってるくせに」
曜ママ「何を?」ニヤニヤ
善子ママ「もう……本当にいじわるね」
曜ママ「ごめん」アハハ
善子ママ「いいわよ。そういうところも含めてあなたのことが……」
曜ママ「好きなのよね」
善子ママ「……ええ」
曜ママ「ありがと」
善子ママ「どういたしまして」
曜ママ「二人が上がったらさ……私と入る?」
善子ママ「入らない」
曜ママ「入ろうよ」
善子ママ「絶対に嫌」
曜ママ「どうして」
善子ママ「前に入ったとき、あなたとは二度と入らないって決めたから」
曜ママ「私、何かしたっけ?」
善子ママ「……」フキフキ
一旦終わり
238: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:05:39.68 ID:9D+05apE.net
……
……
脱衣場
曜「」
善子(っはぁ……)
善子(お風呂から出たばかりなのに私までおしっこで……)
善子「起きて」ユサユサ
曜「……」
善子「……」
曜「」
善子「起きてるんでしょ?」ユサユサ
曜「」
善子「キスしてくれないと起きられない、とか言ったら引っ叩く」
曜「キスしてくれないと……起きられないよ」
善子「……変態ね」
曜「ありがとう」
善子「うぇっ……本当に気持ち悪いんだけど」ヒキ
曜「……私のこと好きでいてくれて」
善子「あ、そっち? よかった……」ホッ
曜「私……ママのおしっこ飲んじゃった」
善子「……」
曜「だってさ……善子ちゃんも私のお母さんと」
曜「そういうことしてるんじゃないかって……思って」
善子「曜さんじゃないんだから」
曜「善子ちゃん……お母さんにぎゅってされたとき……」
曜「すごく嬉しそうな顔してたから……」
善子「そ、それは……」
曜「少し寂しかったんだ……」
善子「だって……曜さんに」ボソボソ
善子「大人になった曜さんに……抱きしめられてる気がして」ボソ
……
脱衣場
曜「」
善子(っはぁ……)
善子(お風呂から出たばかりなのに私までおしっこで……)
善子「起きて」ユサユサ
曜「……」
善子「……」
曜「」
善子「起きてるんでしょ?」ユサユサ
曜「」
善子「キスしてくれないと起きられない、とか言ったら引っ叩く」
曜「キスしてくれないと……起きられないよ」
善子「……変態ね」
曜「ありがとう」
善子「うぇっ……本当に気持ち悪いんだけど」ヒキ
曜「……私のこと好きでいてくれて」
善子「あ、そっち? よかった……」ホッ
曜「私……ママのおしっこ飲んじゃった」
善子「……」
曜「だってさ……善子ちゃんも私のお母さんと」
曜「そういうことしてるんじゃないかって……思って」
善子「曜さんじゃないんだから」
曜「善子ちゃん……お母さんにぎゅってされたとき……」
曜「すごく嬉しそうな顔してたから……」
善子「そ、それは……」
曜「少し寂しかったんだ……」
善子「だって……曜さんに」ボソボソ
善子「大人になった曜さんに……抱きしめられてる気がして」ボソ
239: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:06:16.77 ID:9D+05apE.net
善子「……」カァアア
曜「はぁ……」
善子「何よ。曜さんがため息は理不尽じゃない?」
曜「ううん……安心したの」
善子「何が」
曜「善子ちゃんが……私のこと」
曜「本当に好きでいてくれてるんだ……って」
曜「痛いほど感じられたから……」
善子「そりゃそうでしょうね。本気でやったもの」
曜「……」ヒリヒリ
善子「少しは反省した?」
曜「何を?」
善子「は? 浮気よ、浮気」
曜「私はママのことも好きだよ……」
善子「まだ足りないのかしら? もう一回引っ叩いた方がいいみたいね……」
曜「だからさ」
曜「善子ちゃんへの『好き』とは違うんだって」
善子「騙されないわよ」
曜「……」
善子「ママとそういうことしたくせに」
曜「したよ」
善子「私のこと本当に好きならしないでしょ」
曜「する……」
善子「何でよ。私だけにすればいいじゃない」
曜「だって善子ちゃん……させてくれないじゃん」
善子「曜さんだって私と……してくれないじゃない」カァアア
曜「あっ……そっちの話か」
善子「どっちの話よ!」
曜「そうだよね。おしっこじゃなくて……」
善子「私とするの嫌?」
曜「はぁ……」
善子「何よ。曜さんがため息は理不尽じゃない?」
曜「ううん……安心したの」
善子「何が」
曜「善子ちゃんが……私のこと」
曜「本当に好きでいてくれてるんだ……って」
曜「痛いほど感じられたから……」
善子「そりゃそうでしょうね。本気でやったもの」
曜「……」ヒリヒリ
善子「少しは反省した?」
曜「何を?」
善子「は? 浮気よ、浮気」
曜「私はママのことも好きだよ……」
善子「まだ足りないのかしら? もう一回引っ叩いた方がいいみたいね……」
曜「だからさ」
曜「善子ちゃんへの『好き』とは違うんだって」
善子「騙されないわよ」
曜「……」
善子「ママとそういうことしたくせに」
曜「したよ」
善子「私のこと本当に好きならしないでしょ」
曜「する……」
善子「何でよ。私だけにすればいいじゃない」
曜「だって善子ちゃん……させてくれないじゃん」
善子「曜さんだって私と……してくれないじゃない」カァアア
曜「あっ……そっちの話か」
善子「どっちの話よ!」
曜「そうだよね。おしっこじゃなくて……」
善子「私とするの嫌?」
240: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:06:54.66 ID:9D+05apE.net
曜「ううん」
善子「私だって不安になるわよ? 口では私のこと好きって教えてくれるのに……」
善子「全然その先は教えてくれないんだもの」
曜「これが私のいちばんの好きだよ……」
善子「ママとすることが!? ふざけないで!!」
曜「違うよ! 善子ちゃんと……おしっこすることがだよ」
善子「ママともしたじゃない」
曜「ママにはね、飲んでもらってない」
善子「は?」
曜「ママのは飲んだけど、私のは飲んでもらってないよ」
善子「だから何よ。ママにも飲ませたいの?」
曜「ううん。飲んでもらいたいのは善子ちゃんだけ」
善子「また適当なこと言って……」
曜「違うよ」
善子「そうやって私に『特別』って言えば許すとでも思ってるの?」
曜「……」
善子「曜さんのことは好きよ。それは何があっても変わらないわ」
善子「でも曜さんはそうじゃない」
善子「私のことを好きでいてくれるときと……」
善子「私以外を好きなときがあるわね」
曜「いつだって善子ちゃんがいちばんだよ……」
善子「……」ハァ
曜「私がおしっこを飲ませてあげるのは……これからもずっと善子ちゃんだけなんだよ」
善子「もしママが飲みたいって言ったら?」
曜「悪いけど……それはできない」
善子「嘘ね。絶対喜んで飲ませるわ」
曜「本当だよ!! 私のおしっこは……善子ちゃんだけのものだから」
善子「……」
曜「これが私の『好き』」
善子「どうだか」
善子「私だって不安になるわよ? 口では私のこと好きって教えてくれるのに……」
善子「全然その先は教えてくれないんだもの」
曜「これが私のいちばんの好きだよ……」
善子「ママとすることが!? ふざけないで!!」
曜「違うよ! 善子ちゃんと……おしっこすることがだよ」
善子「ママともしたじゃない」
曜「ママにはね、飲んでもらってない」
善子「は?」
曜「ママのは飲んだけど、私のは飲んでもらってないよ」
善子「だから何よ。ママにも飲ませたいの?」
曜「ううん。飲んでもらいたいのは善子ちゃんだけ」
善子「また適当なこと言って……」
曜「違うよ」
善子「そうやって私に『特別』って言えば許すとでも思ってるの?」
曜「……」
善子「曜さんのことは好きよ。それは何があっても変わらないわ」
善子「でも曜さんはそうじゃない」
善子「私のことを好きでいてくれるときと……」
善子「私以外を好きなときがあるわね」
曜「いつだって善子ちゃんがいちばんだよ……」
善子「……」ハァ
曜「私がおしっこを飲ませてあげるのは……これからもずっと善子ちゃんだけなんだよ」
善子「もしママが飲みたいって言ったら?」
曜「悪いけど……それはできない」
善子「嘘ね。絶対喜んで飲ませるわ」
曜「本当だよ!! 私のおしっこは……善子ちゃんだけのものだから」
善子「……」
曜「これが私の『好き』」
善子「どうだか」
241: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:07:28.78 ID:9D+05apE.net
曜「信じられない?」
善子「ええ。残念だけど」
曜「そっか……そうだよね」
善子「自覚はあるみたいね」
曜「私が普通じゃないのは分かってるよ」
善子「おかしいわよ。本当に好きなのは私だけ、って言いながらママにも好きって言うの」
曜「ママも好きだから」
善子「……」
曜「善子ちゃんは私のお母さんのこと好き?」
善子「は?」
曜「好きでしょ」
善子「何でよ。関係ないじゃない」
曜「ドキドキしてたじゃん」
善子「してな……」
曜「……」
善子「したわよ。したけどあれは違う」
曜「何が違うの」
善子「さっきも言ったでしょ。まるで大人になった曜さんに抱きしめられてるみたいで……」
善子「それでドキドキしたのよ」カァアア
曜「浮気じゃないの?」
善子「は?」
曜「浮気だよね」
善子「違うわよ。どうしてそうなるの」
曜「私以外でドキドキしたよね」
善子「そ、そんなの……!」
曜「同じだよ」
善子「全然違うわよ! 抱きつかれただけと、おしっこを飲むなんて!!」
曜「……」
善子「曜さん、それ本気で言ってるの?」
曜「本気だよ」
善子「ええ。残念だけど」
曜「そっか……そうだよね」
善子「自覚はあるみたいね」
曜「私が普通じゃないのは分かってるよ」
善子「おかしいわよ。本当に好きなのは私だけ、って言いながらママにも好きって言うの」
曜「ママも好きだから」
善子「……」
曜「善子ちゃんは私のお母さんのこと好き?」
善子「は?」
曜「好きでしょ」
善子「何でよ。関係ないじゃない」
曜「ドキドキしてたじゃん」
善子「してな……」
曜「……」
善子「したわよ。したけどあれは違う」
曜「何が違うの」
善子「さっきも言ったでしょ。まるで大人になった曜さんに抱きしめられてるみたいで……」
善子「それでドキドキしたのよ」カァアア
曜「浮気じゃないの?」
善子「は?」
曜「浮気だよね」
善子「違うわよ。どうしてそうなるの」
曜「私以外でドキドキしたよね」
善子「そ、そんなの……!」
曜「同じだよ」
善子「全然違うわよ! 抱きつかれただけと、おしっこを飲むなんて!!」
曜「……」
善子「曜さん、それ本気で言ってるの?」
曜「本気だよ」
242: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:08:01.05 ID:9D+05apE.net
善子「だとしたら……本当におかしいわよ」
曜「……」
善子「ね、ねぇ本当のことを言ってくれれば許すから」
曜「言ってるよ」
善子「変な意地張ってないで……」
曜「本当だよ」
善子「……」
曜「……」
善子「昨日のこと覚えてる?」
曜「え?」
善子「私が梨子さんに……したこと」
曜「うん……」
善子「あのとき……止めてくれなかったわよね」
曜「……」
善子「私は止めてほしかったのよ」
曜「……」
善子「曜さんにね、ヤキモチ妬いてほしかったの」
善子「私と同じ気持ちになってほしかった……」
善子「『もうやめて』って言ってほしかったのに」
曜「……」
善子「曜さんの前で他の人と……しかも梨子さんでしょ?」
善子「あんな綺麗な人と……私が手を繋いで、ぎゅってして……」
善子「キスまでしたのよ」
曜「……したね」
善子「本当はあのとき……どんな気持ちだったの?」
曜「……」
善子「さっきお母さんから聞いちゃったわ」
善子「家に帰った後……玄関で死んでたって」
曜「死んではいないかな」
善子「例えよ! 少なくとも曜さんのお母さんは、死んでると思ったみたいだし」
曜「……」
善子「ね、ねぇ本当のことを言ってくれれば許すから」
曜「言ってるよ」
善子「変な意地張ってないで……」
曜「本当だよ」
善子「……」
曜「……」
善子「昨日のこと覚えてる?」
曜「え?」
善子「私が梨子さんに……したこと」
曜「うん……」
善子「あのとき……止めてくれなかったわよね」
曜「……」
善子「私は止めてほしかったのよ」
曜「……」
善子「曜さんにね、ヤキモチ妬いてほしかったの」
善子「私と同じ気持ちになってほしかった……」
善子「『もうやめて』って言ってほしかったのに」
曜「……」
善子「曜さんの前で他の人と……しかも梨子さんでしょ?」
善子「あんな綺麗な人と……私が手を繋いで、ぎゅってして……」
善子「キスまでしたのよ」
曜「……したね」
善子「本当はあのとき……どんな気持ちだったの?」
曜「……」
善子「さっきお母さんから聞いちゃったわ」
善子「家に帰った後……玄関で死んでたって」
曜「死んではいないかな」
善子「例えよ! 少なくとも曜さんのお母さんは、死んでると思ったみたいだし」
243: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:08:32.90 ID:9D+05apE.net
曜「……」
善子「ずっとこう言ってたんでしょ……」
善子「『善子ちゃんに嫌われた』」
曜「っ……」ビクッ
善子「私に嫌われたって……思ってくれたのね」
曜「……」
善子「ううん、私はそこまで望んでたわけじゃない……」
善子「ただ曜さんに、ヤキモチ妬いて貰いたかっただけよ」
善子「今朝、梨子さんに付き合ってくれるように頼んだのもそう……」
善子「曜さんがまだ反省してないようなら、もっと見せてあげようと思ったの」
善子「私が、他の子と……」
善子「よりによって曜さんの親友と」
善子「目の前でベタベタするのをね」
曜「……」
善子「でもそうしないで済んだのは」
曜「梨子ちゃんが断ったから」
善子「違う」
善子「曜さんが私に会いに来たからよ」
曜「私は……善子ちゃんに嫌われるために行ったんだよ」
曜「昨日ははっきり言ってくれなかったけど……私のことを本当に嫌いになったなら」
曜「目の前で直接言ってほしかった……」
曜「『大嫌い』って」
善子「それは聞いたわ」
曜「今だって、私のこと許せないなら言ってくれていいんだよ」
善子「……」
曜「ほら」
善子「……」
曜「言いなよ」
善子「無理よ……」グスッ
曜「私がママとしたこと、許せないよね?」
善子「ずっとこう言ってたんでしょ……」
善子「『善子ちゃんに嫌われた』」
曜「っ……」ビクッ
善子「私に嫌われたって……思ってくれたのね」
曜「……」
善子「ううん、私はそこまで望んでたわけじゃない……」
善子「ただ曜さんに、ヤキモチ妬いて貰いたかっただけよ」
善子「今朝、梨子さんに付き合ってくれるように頼んだのもそう……」
善子「曜さんがまだ反省してないようなら、もっと見せてあげようと思ったの」
善子「私が、他の子と……」
善子「よりによって曜さんの親友と」
善子「目の前でベタベタするのをね」
曜「……」
善子「でもそうしないで済んだのは」
曜「梨子ちゃんが断ったから」
善子「違う」
善子「曜さんが私に会いに来たからよ」
曜「私は……善子ちゃんに嫌われるために行ったんだよ」
曜「昨日ははっきり言ってくれなかったけど……私のことを本当に嫌いになったなら」
曜「目の前で直接言ってほしかった……」
曜「『大嫌い』って」
善子「それは聞いたわ」
曜「今だって、私のこと許せないなら言ってくれていいんだよ」
善子「……」
曜「ほら」
善子「……」
曜「言いなよ」
善子「無理よ……」グスッ
曜「私がママとしたこと、許せないよね?」
244: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:09:03.11 ID:9D+05apE.net
善子「許す……」
曜「許せないでしょ」
善子「許すわよ!」
曜「……」
善子「許すから……」
曜「本当にそう思ってる?」
善子「お、思ってるわよ……」
曜「……」ハァ
善子「何よ! どうして私が責められなきゃならないの!?」
曜「責めてるつもりはないけどな」
善子「責めてるわよ!!」
善子「私が……曜さんの『好き』を分かってあげられてないから!!」
善子「ママへの好きと私への好きの違いが分からないから!!」
善子「だから……」グスッ
曜「……」
善子「そうよ」
善子「悪いのは私」
善子「曜さんはこんなにも私を好きでいてくれるのに」
善子「それを信じてあげられない私が悪いの」
曜「善子ちゃんは悪くないよ」
善子「曜さんは私だけに飲ませるんでしょう??」
曜「うん……」
善子「それが私への……『特別』なのよね?」
曜「そうだよ……」
善子「だったら……」グスッ
善子「悪いのは私じゃないの……」
曜「……違うよ」
善子「曜さんのこと分かってあげられてなかったのは」
善子「私の方でしょ……?」
曜「……」
曜「許せないでしょ」
善子「許すわよ!」
曜「……」
善子「許すから……」
曜「本当にそう思ってる?」
善子「お、思ってるわよ……」
曜「……」ハァ
善子「何よ! どうして私が責められなきゃならないの!?」
曜「責めてるつもりはないけどな」
善子「責めてるわよ!!」
善子「私が……曜さんの『好き』を分かってあげられてないから!!」
善子「ママへの好きと私への好きの違いが分からないから!!」
善子「だから……」グスッ
曜「……」
善子「そうよ」
善子「悪いのは私」
善子「曜さんはこんなにも私を好きでいてくれるのに」
善子「それを信じてあげられない私が悪いの」
曜「善子ちゃんは悪くないよ」
善子「曜さんは私だけに飲ませるんでしょう??」
曜「うん……」
善子「それが私への……『特別』なのよね?」
曜「そうだよ……」
善子「だったら……」グスッ
善子「悪いのは私じゃないの……」
曜「……違うよ」
善子「曜さんのこと分かってあげられてなかったのは」
善子「私の方でしょ……?」
曜「……」
245: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:10:20.74 ID:9D+05apE.net
.
246: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:10:48.47 ID:9D+05apE.net
善子「……」グスッ
善子「私に教えて」
曜「え?」
善子「曜さんが私をいちばん好きって……教えて」
曜「……」
善子「曜さんの『特別』を……私に教えてよ」グスッ
曜「……」
善子「教えなさいよ!! 今! ここで!!」グイッ
曜「……ごめん」
善子「は!? 今は出ないとか!? そんなの知らない!」
善子「私のことが好きなら!! 死んでも出しなさいよ!!」
善子「曜さんのおしっこを私に!!! 飲ませて!!」
曜「……」
善子「……っ!」ガシッ
曜「く、苦しい……」
善子「私だって苦しいわよ……!」グッ
曜「……」
善子「曜さんのこと分かってあげたいのに……信じてあげたいのに」グイッ
曜「ぐっ……」
善子「どうしても信じてあげられないの……」
曜「善子ちゃ……はな」
善子「こんなにも私は曜さんのことが」
善子「大好きなのに……!!」ググッ
曜「して……」
善子「口だけじゃ不安なのは……私も同じよ」グスッ
曜「……」
善子「……」パッ
曜「げほっ、ごほっ!」ゼェゼェ
善子「ごめんなさい。苦しかったでしょう」
曜「……ま、まあね」ハァハァ
善子「私に教えて」
曜「え?」
善子「曜さんが私をいちばん好きって……教えて」
曜「……」
善子「曜さんの『特別』を……私に教えてよ」グスッ
曜「……」
善子「教えなさいよ!! 今! ここで!!」グイッ
曜「……ごめん」
善子「は!? 今は出ないとか!? そんなの知らない!」
善子「私のことが好きなら!! 死んでも出しなさいよ!!」
善子「曜さんのおしっこを私に!!! 飲ませて!!」
曜「……」
善子「……っ!」ガシッ
曜「く、苦しい……」
善子「私だって苦しいわよ……!」グッ
曜「……」
善子「曜さんのこと分かってあげたいのに……信じてあげたいのに」グイッ
曜「ぐっ……」
善子「どうしても信じてあげられないの……」
曜「善子ちゃ……はな」
善子「こんなにも私は曜さんのことが」
善子「大好きなのに……!!」ググッ
曜「して……」
善子「口だけじゃ不安なのは……私も同じよ」グスッ
曜「……」
善子「……」パッ
曜「げほっ、ごほっ!」ゼェゼェ
善子「ごめんなさい。苦しかったでしょう」
曜「……ま、まあね」ハァハァ
247: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:11:55.37 ID:9D+05apE.net
.
248: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:12:23.37 ID:9D+05apE.net
善子「私に殺されかけるのは二回目ね」
曜「うん……」
善子「まだ私のこと好き?」
曜「好きだよ」
善子「昼間の私は……どこまでしたの?」
曜「今より本気だった、かな」
善子「……ごめんなさい」
曜「いいよ。でも……」
善子「どうしたら嫌いになってくれる?」
曜「え?」
善子「私のこと。どうすれば嫌いって言ってくれる?」
曜「……言ってほしいの?」
善子「諦めがつくわ」
曜「何の」
善子「曜さんのこと、やっぱり分からないもの」
曜「今は分からなくてもいいよ」
善子「ううん……たぶんこの先も分からないまま」
曜「……」
善子「私にどうしてほしいの? 言ってよ」
曜「……」
善子「ずっとおしっこを飲んでもらいたいのかと思ってた」
曜「飲んでほしいよ」
善子「だから飲むって言ってるじゃない」
曜「……」
善子「何よ……」グスッ
曜「ごめん」
善子「私がこんなにお願いしてるのに飲ませられないのね」
曜「ごめんね。でも……」
善子「私のこと好きなんでしょう? それを証明する方法がおしっこなんでしょう??」
善子「なのに飲ませられないってどういうことよ」
曜「うん……」
善子「まだ私のこと好き?」
曜「好きだよ」
善子「昼間の私は……どこまでしたの?」
曜「今より本気だった、かな」
善子「……ごめんなさい」
曜「いいよ。でも……」
善子「どうしたら嫌いになってくれる?」
曜「え?」
善子「私のこと。どうすれば嫌いって言ってくれる?」
曜「……言ってほしいの?」
善子「諦めがつくわ」
曜「何の」
善子「曜さんのこと、やっぱり分からないもの」
曜「今は分からなくてもいいよ」
善子「ううん……たぶんこの先も分からないまま」
曜「……」
善子「私にどうしてほしいの? 言ってよ」
曜「……」
善子「ずっとおしっこを飲んでもらいたいのかと思ってた」
曜「飲んでほしいよ」
善子「だから飲むって言ってるじゃない」
曜「……」
善子「何よ……」グスッ
曜「ごめん」
善子「私がこんなにお願いしてるのに飲ませられないのね」
曜「ごめんね。でも……」
善子「私のこと好きなんでしょう? それを証明する方法がおしっこなんでしょう??」
善子「なのに飲ませられないってどういうことよ」
249: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:12:57.79 ID:9D+05apE.net
曜「今の善子ちゃんには……飲ませられないよ」
善子「……」
曜「ごめんなさい」
善子「そう」
曜「今の善子ちゃんは……私のこと好きで言ってくれてるわけじゃないよね」
曜「私のを飲みたいって……本当に思ってるわけじゃないよね」
善子「思ってるわよ」
曜「思ってないよ」
善子「思って……」
曜「……」
善子「もういいわ」
善子「私が曜さんに言う『好き』と」
善子「曜さんが私に言う『好き』は」
善子「全然違うんだもの……」グスッ
曜「そう……かもね」
善子「そうよ」
曜「……」
善子「ねぇ曜さん」
曜「何」
善子「やっぱり曜さんは……」
善子「曜さんの好きを分かってくれる人と付き合うべきだと思う」
曜「え……」
善子「私も曜さんのことは好きよ? でも……」
善子「たぶん、私は曜さんの期待には応えられないわ」
曜「……」
善子「本当のことを言うとね、おしっこなんて……飲みたいと思えない」
善子「それが曜さんのでもね……」
曜「そう……」
善子「曜さんだって私みたいな、嫉妬深い子を恋人にしなければ……好きなだけ他の人とできるのよ」
曜「ママと?」
善子「……」
曜「ごめんなさい」
善子「そう」
曜「今の善子ちゃんは……私のこと好きで言ってくれてるわけじゃないよね」
曜「私のを飲みたいって……本当に思ってるわけじゃないよね」
善子「思ってるわよ」
曜「思ってないよ」
善子「思って……」
曜「……」
善子「もういいわ」
善子「私が曜さんに言う『好き』と」
善子「曜さんが私に言う『好き』は」
善子「全然違うんだもの……」グスッ
曜「そう……かもね」
善子「そうよ」
曜「……」
善子「ねぇ曜さん」
曜「何」
善子「やっぱり曜さんは……」
善子「曜さんの好きを分かってくれる人と付き合うべきだと思う」
曜「え……」
善子「私も曜さんのことは好きよ? でも……」
善子「たぶん、私は曜さんの期待には応えられないわ」
曜「……」
善子「本当のことを言うとね、おしっこなんて……飲みたいと思えない」
善子「それが曜さんのでもね……」
曜「そう……」
善子「曜さんだって私みたいな、嫉妬深い子を恋人にしなければ……好きなだけ他の人とできるのよ」
曜「ママと?」
250: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:13:33.62 ID:9D+05apE.net
善子「誰とでも。私とは……それなりに仲良くしてくれたらそれでいいわ」
曜「……」
善子「そんなにママが好きなら言ってみれば? もしかしたら受け入れてくれるかも」
曜「どうして……」
善子「私も曜さんのママと付き合おうかしら? 曜さんと違ってこんなにわがまま言わなそうだし」
善子「私のこともそれなりに……好きでいてくれてる気がするもの」
曜「今のは……ママたちに失礼じゃないかな」
善子「……そうね」
曜「ママはお母さんと本気で付き合ってるよ。もしかしたら本当の意味では分かり合えてないかもしれないけれど」
曜「それでもずっと一緒にいる。私の小さい頃からずっと……」
曜「ねぇ、善子ちゃんのママは昔からおしっこが好きだったのかな?」
善子「そんなわけないでしょ」
曜「私もそう思う。でも今は喜んで飲んでるよね」
善子「いや、喜んでいるかは……」
曜「お母さんがおしっこ好きなの知ってて、それでも付き合ってるよね」
善子「それは……曜さんのママがちゃんと弁えてるからじゃない?」
曜「弁える?」
善子「他の人とはそういうことしない。ママにも無理矢理は飲ませない」
曜「それもお母さんから?」
善子「バカ、聞いてるわけないわよ。私の想像」
曜「聞いてみようか」
善子「そうね、聞いて……」
善子「いや、やめましょう。たぶん聞かれたくないと思うから」
曜「そうかな?」
善子「それに……そういうこと聞くってことは、私たちのこともバレちゃう気がするの」
曜「……」
善子「ママにはもうバレてるわよ? でも曜さんのママにまでは……」
曜「バレたくない?」
善子「当たり前でしょ。こんなの知られたら……」
曜「善子ちゃんのこと嫌いになるかな」
曜「……」
善子「そんなにママが好きなら言ってみれば? もしかしたら受け入れてくれるかも」
曜「どうして……」
善子「私も曜さんのママと付き合おうかしら? 曜さんと違ってこんなにわがまま言わなそうだし」
善子「私のこともそれなりに……好きでいてくれてる気がするもの」
曜「今のは……ママたちに失礼じゃないかな」
善子「……そうね」
曜「ママはお母さんと本気で付き合ってるよ。もしかしたら本当の意味では分かり合えてないかもしれないけれど」
曜「それでもずっと一緒にいる。私の小さい頃からずっと……」
曜「ねぇ、善子ちゃんのママは昔からおしっこが好きだったのかな?」
善子「そんなわけないでしょ」
曜「私もそう思う。でも今は喜んで飲んでるよね」
善子「いや、喜んでいるかは……」
曜「お母さんがおしっこ好きなの知ってて、それでも付き合ってるよね」
善子「それは……曜さんのママがちゃんと弁えてるからじゃない?」
曜「弁える?」
善子「他の人とはそういうことしない。ママにも無理矢理は飲ませない」
曜「それもお母さんから?」
善子「バカ、聞いてるわけないわよ。私の想像」
曜「聞いてみようか」
善子「そうね、聞いて……」
善子「いや、やめましょう。たぶん聞かれたくないと思うから」
曜「そうかな?」
善子「それに……そういうこと聞くってことは、私たちのこともバレちゃう気がするの」
曜「……」
善子「ママにはもうバレてるわよ? でも曜さんのママにまでは……」
曜「バレたくない?」
善子「当たり前でしょ。こんなの知られたら……」
曜「善子ちゃんのこと嫌いになるかな」
251: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:14:16.75 ID:9D+05apE.net
善子「なる……かもしれない」
曜「ならないよ」
善子「そんなの分からないでしょう? せっかく仲良くなれたのに……」
曜「お母さんはね、そんなことで誰かを嫌いになるような人じゃないよ」
善子「何よ……昨日までギスギスしてたくせに」
曜「別にギスギスはしてない。会話はなかったけど」
善子「……」
曜「言おうよ」
善子「……」
曜「ね?」
善子「わ……分かったわ」
曜「まあでも、とりあえずお風呂に入ってからでいいよね」
善子「そうね。誰かさんに汚されちゃったから」
曜「わ、私が善子ちゃんを……」ドキドキ
善子「気持ち悪い顔」
曜「えっ酷い」
善子「どうせまたくだらないこと考えてるでしょう」
曜「何のことかな」アハハ
善子「どうしたいのか言って」
曜「え? 別に。何もないよ」
善子「私と今、したいことを言ってみて」
曜「……」
善子「何でもいいわよ。怒らないから」
曜「何でも?」
善子「言うだけね。やるかどうかは私が決めるわ」
曜「何だ……」ハァ
善子「言うだけ言ってみなさいよ。何ならおしっこだって、今の私なら喜んで飲むかもしれないわ」
曜「じゃあ……」
善子「……」
曜「善子ちゃんと」ニヤニヤ
曜「ならないよ」
善子「そんなの分からないでしょう? せっかく仲良くなれたのに……」
曜「お母さんはね、そんなことで誰かを嫌いになるような人じゃないよ」
善子「何よ……昨日までギスギスしてたくせに」
曜「別にギスギスはしてない。会話はなかったけど」
善子「……」
曜「言おうよ」
善子「……」
曜「ね?」
善子「わ……分かったわ」
曜「まあでも、とりあえずお風呂に入ってからでいいよね」
善子「そうね。誰かさんに汚されちゃったから」
曜「わ、私が善子ちゃんを……」ドキドキ
善子「気持ち悪い顔」
曜「えっ酷い」
善子「どうせまたくだらないこと考えてるでしょう」
曜「何のことかな」アハハ
善子「どうしたいのか言って」
曜「え? 別に。何もないよ」
善子「私と今、したいことを言ってみて」
曜「……」
善子「何でもいいわよ。怒らないから」
曜「何でも?」
善子「言うだけね。やるかどうかは私が決めるわ」
曜「何だ……」ハァ
善子「言うだけ言ってみなさいよ。何ならおしっこだって、今の私なら喜んで飲むかもしれないわ」
曜「じゃあ……」
善子「……」
曜「善子ちゃんと」ニヤニヤ
252: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:14:49.67 ID:9D+05apE.net
善子「……」ゴクリ
曜「一緒にお風呂入りたい」
善子「……え?」
曜「お風呂、一緒に入ろうよ」
善子「……」
曜「嫌?」
善子「一緒に入るだけ?」
曜「うん……あ、一緒に洗いっこしよう」
善子「洗いっこ……」ドキドキ
曜「もちろんそういうことはナシで! そのくらい分かってるから」
善子「してもいいのに」ボソッ
曜「うーん、今日はお母さんも来てるしなぁ」
善子「だから何よ。少しくらいなら聞こえないわよ」
曜「善子ちゃん声大きいから」
善子「なっ、何でよ! 私がいつ曜さんとそういうことしたの!?」
曜「ううん。私の予想」
善子「分かったわ。そこまで言うなら確かめてみれば?」
曜「……」
善子「い、言っとくけど無理にしなくてもいいから……」
曜「する」
善子「本当!?」ガタッ
曜「そんなに私としたい?」
善子「し、したいわよ」ドキドキ
曜「じゃあ、声は抑えめでね」
善子「……最低」カァアア
……
リビング
曜ママ「ふぅ……。こんなものでしょ」
善子ママ「そうね……」クンクン
曜ママ「まだ匂いする?」
曜「一緒にお風呂入りたい」
善子「……え?」
曜「お風呂、一緒に入ろうよ」
善子「……」
曜「嫌?」
善子「一緒に入るだけ?」
曜「うん……あ、一緒に洗いっこしよう」
善子「洗いっこ……」ドキドキ
曜「もちろんそういうことはナシで! そのくらい分かってるから」
善子「してもいいのに」ボソッ
曜「うーん、今日はお母さんも来てるしなぁ」
善子「だから何よ。少しくらいなら聞こえないわよ」
曜「善子ちゃん声大きいから」
善子「なっ、何でよ! 私がいつ曜さんとそういうことしたの!?」
曜「ううん。私の予想」
善子「分かったわ。そこまで言うなら確かめてみれば?」
曜「……」
善子「い、言っとくけど無理にしなくてもいいから……」
曜「する」
善子「本当!?」ガタッ
曜「そんなに私としたい?」
善子「し、したいわよ」ドキドキ
曜「じゃあ、声は抑えめでね」
善子「……最低」カァアア
……
リビング
曜ママ「ふぅ……。こんなものでしょ」
善子ママ「そうね……」クンクン
曜ママ「まだ匂いする?」
253: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:15:23.28 ID:9D+05apE.net
善子ママ「曜ちゃんのってこういう匂いなのね……」ドキドキ
曜ママ「ちょっと?」
善子ママ「え!? う、ううん! 拭けてるか確認しただけよ!」
曜ママ「ならいいけど……」
善子ママ「……」
曜ママ「元気ないね。大丈夫?」
善子ママ「え? そんなことない……」
曜ママ「ごめんね? 曜のおしっこで汚しちゃって」
善子ママ「ううん……私は大丈夫」
曜ママ「私のせいかな」
善子ママ「何?」
曜ママ「私がこんなだから……曜まで」
善子ママ「何言ってるのよ。あなたがこうだから、曜ちゃんがいるんじゃない」フフッ
曜ママ「分かってるでしょ? 曜も……私と同じだって」
善子ママ「……」
曜ママ「おしっこが好きなんてさ、普通じゃないんだよ」
善子ママ「……」
曜ママ「ううん、たまーにはね? 排泄物愛好症みたいな病気の人もいるよ」
善子ママ「病気……というよりは障害だけれど」
曜ママ「だけど私には……おしっこはただの好きな飲み物なんかじゃない」
善子ママ「ええ。知ってるわ」
曜ママ「これがいちばんの、愛情の形なのよ」
善子ママ「……」
曜ママ「歪んでるよね? こんなのおかしいよね?」フフッ
善子ママ「おかしくたっていいじゃない」
曜ママ「よくないわよ」
善子ママ「私はあなたのことが……好きだもの」
曜ママ「……」
善子ママ「こんな性癖も含めてね」
曜ママ「性癖って……」
曜ママ「ちょっと?」
善子ママ「え!? う、ううん! 拭けてるか確認しただけよ!」
曜ママ「ならいいけど……」
善子ママ「……」
曜ママ「元気ないね。大丈夫?」
善子ママ「え? そんなことない……」
曜ママ「ごめんね? 曜のおしっこで汚しちゃって」
善子ママ「ううん……私は大丈夫」
曜ママ「私のせいかな」
善子ママ「何?」
曜ママ「私がこんなだから……曜まで」
善子ママ「何言ってるのよ。あなたがこうだから、曜ちゃんがいるんじゃない」フフッ
曜ママ「分かってるでしょ? 曜も……私と同じだって」
善子ママ「……」
曜ママ「おしっこが好きなんてさ、普通じゃないんだよ」
善子ママ「……」
曜ママ「ううん、たまーにはね? 排泄物愛好症みたいな病気の人もいるよ」
善子ママ「病気……というよりは障害だけれど」
曜ママ「だけど私には……おしっこはただの好きな飲み物なんかじゃない」
善子ママ「ええ。知ってるわ」
曜ママ「これがいちばんの、愛情の形なのよ」
善子ママ「……」
曜ママ「歪んでるよね? こんなのおかしいよね?」フフッ
善子ママ「おかしくたっていいじゃない」
曜ママ「よくないわよ」
善子ママ「私はあなたのことが……好きだもの」
曜ママ「……」
善子ママ「こんな性癖も含めてね」
曜ママ「性癖って……」
254: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:15:56.03 ID:9D+05apE.net
善子ママ「ごめんなさい。あなたからしたらこれは……」
善子ママ「『好き』だったわね」
曜ママ「……そうよ」
善子ママ「私も好きよ」
曜ママ「曜に飲ませたんでしょう」
善子ママ「……」
曜ママ「正直に答えて」
善子ママ「飲ませた……というか飲まれたわ」
曜ママ「確認するけど……そういうつもりで」
善子ママ「まさか。私はあなたとは違うもの」
曜ママ「そう……だよね」
善子ママ「私が浮気したと思った?」
曜ママ「思った」
善子ママ「……」
曜ママ「もう一つだけ聞いてもいいかな」
善子ママ「ええ」
曜ママ「曜のは……飲んだの?」
善子ママ「え……?」
曜ママ「正直に」
善子ママ「飲んでないわよ」
曜ママ「信じていい?」
善子ママ「……信じられない?」
曜ママ「信じる」
善子ママ「ありがとう」
曜ママ「……」
善子ママ「……」
曜ママ「私のせいで……たくさんつらい思いをさせたわね」
善子ママ「今もよ」
曜ママ「そっか……そうだね」
善子ママ「あなたと付き合ってること……誰にも言えないままだもの」
善子ママ「『好き』だったわね」
曜ママ「……そうよ」
善子ママ「私も好きよ」
曜ママ「曜に飲ませたんでしょう」
善子ママ「……」
曜ママ「正直に答えて」
善子ママ「飲ませた……というか飲まれたわ」
曜ママ「確認するけど……そういうつもりで」
善子ママ「まさか。私はあなたとは違うもの」
曜ママ「そう……だよね」
善子ママ「私が浮気したと思った?」
曜ママ「思った」
善子ママ「……」
曜ママ「もう一つだけ聞いてもいいかな」
善子ママ「ええ」
曜ママ「曜のは……飲んだの?」
善子ママ「え……?」
曜ママ「正直に」
善子ママ「飲んでないわよ」
曜ママ「信じていい?」
善子ママ「……信じられない?」
曜ママ「信じる」
善子ママ「ありがとう」
曜ママ「……」
善子ママ「……」
曜ママ「私のせいで……たくさんつらい思いをさせたわね」
善子ママ「今もよ」
曜ママ「そっか……そうだね」
善子ママ「あなたと付き合ってること……誰にも言えないままだもの」
255: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:17:04.57 ID:9D+05apE.net
.
256: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:17:37.30 ID:9D+05apE.net
曜ママ「善子ちゃんと曜には言ったんだよね」
善子ママ「ええ」
曜ママ「何で?」
善子ママ「……」
曜ママ「私がこういう、病気なことも」
善子ママ「そんな言い方はしてないわ」
曜ママ「何て言ったの?」
善子ママ「……」
曜ママ「私のこと」
善子ママ「まだちゃんとは言ってないの」
曜ママ「え?」
善子ママ「あなたがこう……おしっこが好きなことはね」
善子ママ「バレちゃったのだけど」
善子ママ「あなたがこういう……体質だということは」
善子ママ「まだ……」
曜ママ「……」
善子ママ「私の口からは、とても……」
曜ママ「曜は……分かってるのかな」
善子ママ「あなたのこと?」
曜ママ「自分のこと」
善子ママ「……」
曜ママ「私、やっぱり反対だな」
善子ママ「それは言わないって決めたじゃない」
曜ママ「善子ちゃんにまで……つらい思いをさせたくないよ」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんは……たぶん無理してるよね」
曜ママ「無理して曜に付き合ってくれてるんじゃないかな」
善子ママ「あの子は……あの子の意思で」
曜ママ「それはそう言うに決まってるよ」
善子ママ「ええ」
曜ママ「何で?」
善子ママ「……」
曜ママ「私がこういう、病気なことも」
善子ママ「そんな言い方はしてないわ」
曜ママ「何て言ったの?」
善子ママ「……」
曜ママ「私のこと」
善子ママ「まだちゃんとは言ってないの」
曜ママ「え?」
善子ママ「あなたがこう……おしっこが好きなことはね」
善子ママ「バレちゃったのだけど」
善子ママ「あなたがこういう……体質だということは」
善子ママ「まだ……」
曜ママ「……」
善子ママ「私の口からは、とても……」
曜ママ「曜は……分かってるのかな」
善子ママ「あなたのこと?」
曜ママ「自分のこと」
善子ママ「……」
曜ママ「私、やっぱり反対だな」
善子ママ「それは言わないって決めたじゃない」
曜ママ「善子ちゃんにまで……つらい思いをさせたくないよ」
善子ママ「……」
曜ママ「善子ちゃんは……たぶん無理してるよね」
曜ママ「無理して曜に付き合ってくれてるんじゃないかな」
善子ママ「あの子は……あの子の意思で」
曜ママ「それはそう言うに決まってるよ」
257: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:18:08.66 ID:9D+05apE.net
曜ママ「善子ちゃんは本当に曜のことを好きでいてくれてる」
曜ママ「だけど……」
善子ママ「曜ちゃんだって善子のこと……本当に好きでいるわよ?」
善子ママ「あなたが仕事で家にいないってのもあるでしょうけど……」
善子ママ「毎日のようにウチに来て、善子と私のために色んなことをしてくれる」
曜ママ「おしっことか?」
善子ママ「真面目に聞いて」
曜ママ「……」
善子ママ「食事も作ってくれるし……掃除も洗濯もみんなやってくれるの」
善子ママ「私のやることがなくなっちゃうくらいに」
善子ママ「私が遅いときだけじゃないの。私がいるときもね」
善子ママ「本当に何でもやってくれるの……」
曜ママ「曜のバカ……」
善子ママ「私がやるからいいわよ、って言うとね……」
善子ママ「……」グスッ
善子ママ「何て言うと思う?」
曜ママ「え? うーん……」
曜ママ「『代わりに飲ませてくださいね』とか?」
善子ママ「最低」
曜ママ「今のは冗談。ええと……」
善子ママ「……」
曜ママ「ごめんなさい。分からないわ」
善子ママ「『代わりに善子ちゃんといてあげてください』」
善子ママ「……」
曜ママ「曜が……そんなことを」
善子ママ「本当に優しい子よ」
曜ママ「私に似て?」フフッ
善子ママ「あなたよりずっと」
曜ママ「そ、そっか……」エヘヘ
善子ママ「私が本当は善子といたいってこと……分かってくれてるのよ」
曜ママ「だけど……」
善子ママ「曜ちゃんだって善子のこと……本当に好きでいるわよ?」
善子ママ「あなたが仕事で家にいないってのもあるでしょうけど……」
善子ママ「毎日のようにウチに来て、善子と私のために色んなことをしてくれる」
曜ママ「おしっことか?」
善子ママ「真面目に聞いて」
曜ママ「……」
善子ママ「食事も作ってくれるし……掃除も洗濯もみんなやってくれるの」
善子ママ「私のやることがなくなっちゃうくらいに」
善子ママ「私が遅いときだけじゃないの。私がいるときもね」
善子ママ「本当に何でもやってくれるの……」
曜ママ「曜のバカ……」
善子ママ「私がやるからいいわよ、って言うとね……」
善子ママ「……」グスッ
善子ママ「何て言うと思う?」
曜ママ「え? うーん……」
曜ママ「『代わりに飲ませてくださいね』とか?」
善子ママ「最低」
曜ママ「今のは冗談。ええと……」
善子ママ「……」
曜ママ「ごめんなさい。分からないわ」
善子ママ「『代わりに善子ちゃんといてあげてください』」
善子ママ「……」
曜ママ「曜が……そんなことを」
善子ママ「本当に優しい子よ」
曜ママ「私に似て?」フフッ
善子ママ「あなたよりずっと」
曜ママ「そ、そっか……」エヘヘ
善子ママ「私が本当は善子といたいってこと……分かってくれてるのよ」
258: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:18:44.73 ID:9D+05apE.net
曜ママ「……」
善子ママ「本当に、善子のこと大切に思ってくれてるの……」
曜ママ「大人ぶっちゃって」
善子ママ「曜ちゃんは……あなたが思ってるよりずっと大人よ」
曜ママ「まだまだ子どもよ。さっきだって私に酷いこと言ったと思ったらすぐ抱きついてきたし」
善子ママ「あれは……曜ちゃんなりの照れ隠しね」フフッ
曜ママ「……」
善子ママ「変な意地張ってたのはあなたの方」
曜ママ「そ、そんなこと……」
善子ママ「ある。あなたがいつまでも子どもなせいで」
善子ママ「曜ちゃんが大人にならなきゃいけなかったのよ」
曜ママ「私のせいで……」
善子ママ「さっき私に甘えたのも……たぶん心のどこかでは寂しい思いをしていたから」
善子ママ「本当はあなたに甘えたいのに……あなたがそれを許さないから」
曜ママ「……」
善子ママ「突き放すなんてできないわよ」
善子ママ「あんなのダメだって分かってても……」
善子ママ「曜ちゃんが寂しい思いをしているのに、誰にも言えないだなんて」
善子ママ「そんなのつらすぎるじゃない」グスッ
曜ママ「……」
善子ママ「あなたは母親失格よ」
曜ママ「そ、そこまで言う?」
善子ママ「言う」
曜ママ「酷い……」シュン
善子ママ「お世辞とか建前とかゴマすりとか、嫌いなんでしょ?」
曜ママ「嫌いだけど……もう少し優しくしてくれても」
善子ママ「辞令、いつ下りるの?」
曜ママ「え?」
善子ママ「異動になるって話。さっきしてたじゃない」
曜ママ「来月一日から」
善子ママ「本当に、善子のこと大切に思ってくれてるの……」
曜ママ「大人ぶっちゃって」
善子ママ「曜ちゃんは……あなたが思ってるよりずっと大人よ」
曜ママ「まだまだ子どもよ。さっきだって私に酷いこと言ったと思ったらすぐ抱きついてきたし」
善子ママ「あれは……曜ちゃんなりの照れ隠しね」フフッ
曜ママ「……」
善子ママ「変な意地張ってたのはあなたの方」
曜ママ「そ、そんなこと……」
善子ママ「ある。あなたがいつまでも子どもなせいで」
善子ママ「曜ちゃんが大人にならなきゃいけなかったのよ」
曜ママ「私のせいで……」
善子ママ「さっき私に甘えたのも……たぶん心のどこかでは寂しい思いをしていたから」
善子ママ「本当はあなたに甘えたいのに……あなたがそれを許さないから」
曜ママ「……」
善子ママ「突き放すなんてできないわよ」
善子ママ「あんなのダメだって分かってても……」
善子ママ「曜ちゃんが寂しい思いをしているのに、誰にも言えないだなんて」
善子ママ「そんなのつらすぎるじゃない」グスッ
曜ママ「……」
善子ママ「あなたは母親失格よ」
曜ママ「そ、そこまで言う?」
善子ママ「言う」
曜ママ「酷い……」シュン
善子ママ「お世辞とか建前とかゴマすりとか、嫌いなんでしょ?」
曜ママ「嫌いだけど……もう少し優しくしてくれても」
善子ママ「辞令、いつ下りるの?」
曜ママ「え?」
善子ママ「異動になるって話。さっきしてたじゃない」
曜ママ「来月一日から」
259: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:19:53.91 ID:9D+05apE.net
.
260: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:20:21.66 ID:9D+05apE.net
善子ママ「そう……」
曜ママ「今すぐじゃないんだ」
善子ママ「そうよね、会社だもの」
曜ママ「実はさ……私からお願いしたんだよ」
善子ママ「そうなの?」
曜ママ「あのバカ部長もやっと一人前になってきたし」
曜ママ「そろそろ仕事を任せてもいいかなってね」
善子ママ「部長さん、あなたより年上でしょう?」
曜ママ「もう五十近いんじゃないかな」
善子ママ「そんなに上なのに、バカはないんじゃない?」
曜ママ「昔ながらの堅物だよ。私が上じゃなかったらいじめられてるね」
善子ママ「……」
曜ママ「大丈夫、昔みたいに黙ってやられる私じゃないから」
善子ママ「そう……」
曜ママ「あのときのこと……本当に感謝してるよ」
善子ママ「ね、ねぇそれなんだけど……」
善子ママ「やっぱりあなたの思い込みだと思うのよ」
曜ママ「またそんなこと言う……」
善子ママ「だって、あなたの言うとおり私と同級生で」
善子ママ「同時に浦女を卒業したのなら……」
曜ママ「卒業アルバムに載ってるはずだって?」
善子ママ「ええ」
曜ママ「たぶん休んでたんだね」
善子ママ「あのねぇ、学校で働いているから分かるけれど」
善子ママ「写真撮影当日に休んだ子は、枠外に顔写真が載るのよ」
曜ママ「そうなの?」
善子ママ「ええ。常識よ、こんなの」
曜ママ「……」
善子ママ「だから……」
曜ママ「全部私の妄想だって言いたいの?」
曜ママ「今すぐじゃないんだ」
善子ママ「そうよね、会社だもの」
曜ママ「実はさ……私からお願いしたんだよ」
善子ママ「そうなの?」
曜ママ「あのバカ部長もやっと一人前になってきたし」
曜ママ「そろそろ仕事を任せてもいいかなってね」
善子ママ「部長さん、あなたより年上でしょう?」
曜ママ「もう五十近いんじゃないかな」
善子ママ「そんなに上なのに、バカはないんじゃない?」
曜ママ「昔ながらの堅物だよ。私が上じゃなかったらいじめられてるね」
善子ママ「……」
曜ママ「大丈夫、昔みたいに黙ってやられる私じゃないから」
善子ママ「そう……」
曜ママ「あのときのこと……本当に感謝してるよ」
善子ママ「ね、ねぇそれなんだけど……」
善子ママ「やっぱりあなたの思い込みだと思うのよ」
曜ママ「またそんなこと言う……」
善子ママ「だって、あなたの言うとおり私と同級生で」
善子ママ「同時に浦女を卒業したのなら……」
曜ママ「卒業アルバムに載ってるはずだって?」
善子ママ「ええ」
曜ママ「たぶん休んでたんだね」
善子ママ「あのねぇ、学校で働いているから分かるけれど」
善子ママ「写真撮影当日に休んだ子は、枠外に顔写真が載るのよ」
曜ママ「そうなの?」
善子ママ「ええ。常識よ、こんなの」
曜ママ「……」
善子ママ「だから……」
曜ママ「全部私の妄想だって言いたいの?」
261: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:20:52.26 ID:9D+05apE.net
善子ママ「……」
曜ママ「私、本当に同級生だったんだけどなぁ……」ハァ
善子ママ「そう。まあいいわ」
曜ママ「いいよ、仮に全部私の妄想だったとして」
曜ママ「保育園での運命的な再会はどう説明するの?」
善子ママ「え……」
曜ママ「私、善子ちゃんを見つけたとき本当に」
曜ママ「今まで頭の隅っこにしまわれてた物が全部ふわーって」
曜ママ「初めて空を飛んだ鳥みたいな感じでふわーっとね」
曜ママ「まるで長い宇宙旅行の果てに地球を見つけたときのような……」
善子ママ「例えが大げさすぎて嘘くさいわね」
曜ママ「と、とにかくあれは運命としか言いようがないよ」
曜ママ「あのときの子に瓜二つの子がいたんだもの」
善子ママ「私は高校生だったはずだけど?」
曜ママ「面影だよ! 今だってそっくりじゃない」
善子ママ「……」
曜ママ「私のこと、本当に思い出せないの?」
善子ママ「ええ」
曜ママ「まあいいけど。あんな私を知ったら嫌いになるかもしれないわね」
善子ママ「ならないわよ」
曜ママ「私としても闇に葬りたい過去だし……」
善子ママ「だったら思い出させようとしなくてもいいじゃない」
曜ママ「うん……」
善子ママ「昔のあなたがどんな子だったかなんて関係ないわ」
善子ママ「私は今のあなたが好きなんだから……」
曜ママ「そっか」
善子ママ「あの子たちも、きっとそうよね」
曜ママ「……」
善子ママ「周りがとやかく言えることじゃないのよ」
曜ママ「そうかな……」
曜ママ「私、本当に同級生だったんだけどなぁ……」ハァ
善子ママ「そう。まあいいわ」
曜ママ「いいよ、仮に全部私の妄想だったとして」
曜ママ「保育園での運命的な再会はどう説明するの?」
善子ママ「え……」
曜ママ「私、善子ちゃんを見つけたとき本当に」
曜ママ「今まで頭の隅っこにしまわれてた物が全部ふわーって」
曜ママ「初めて空を飛んだ鳥みたいな感じでふわーっとね」
曜ママ「まるで長い宇宙旅行の果てに地球を見つけたときのような……」
善子ママ「例えが大げさすぎて嘘くさいわね」
曜ママ「と、とにかくあれは運命としか言いようがないよ」
曜ママ「あのときの子に瓜二つの子がいたんだもの」
善子ママ「私は高校生だったはずだけど?」
曜ママ「面影だよ! 今だってそっくりじゃない」
善子ママ「……」
曜ママ「私のこと、本当に思い出せないの?」
善子ママ「ええ」
曜ママ「まあいいけど。あんな私を知ったら嫌いになるかもしれないわね」
善子ママ「ならないわよ」
曜ママ「私としても闇に葬りたい過去だし……」
善子ママ「だったら思い出させようとしなくてもいいじゃない」
曜ママ「うん……」
善子ママ「昔のあなたがどんな子だったかなんて関係ないわ」
善子ママ「私は今のあなたが好きなんだから……」
曜ママ「そっか」
善子ママ「あの子たちも、きっとそうよね」
曜ママ「……」
善子ママ「周りがとやかく言えることじゃないのよ」
曜ママ「そうかな……」
262: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:21:27.87 ID:9D+05apE.net
善子ママ「本人たちの気持ちを周りがね、変えることはできないもの」
曜ママ「……」
善子ママ「私は二人の気持ちを応援したいと思ってる」
曜ママ「……」
善子ママ「それが二人の幸せかは分からないけどね?」
曜ママ「そんなの無責任よ」
善子ママ「もう子どもじゃないのよ」
善子ママ「高校生だし、特に曜ちゃんはもう大人よね」
曜ママ「……」
善子ママ「善子はまだ子どもだし曜ちゃんにも私にも甘えてばかりだけど」
善子ママ「曜ちゃんとお付き合いし始めてから変わったわ」
曜ママ「それは……いいことなの?」
善子ママ「さあ? そんなの分からないわよ」
曜ママ「私たちでさえこんなに悩むのに、高校生の二人が抱えきれるのかな」
善子ママ「……」
曜ママ「やっぱり、反対すべきだったんじゃない?」
善子ママ「反対されたら嫌いになれる?」
曜ママ「嫌いになる必要はないわよ。ただ、特別な関係にならなければ」
善子ママ「私といることを誰かに反対されたら、あなたは私を捨てるの?」
曜ママ「す、捨てるだなんて」
善子ママ「きっとあの子たちもそうよ」
曜ママ「……」
善子ママ「もう少し、信じてあげてもいいんじゃない?」
曜ママ「……」
善子ママ「私のことも」
曜ママ「信じるよ」
善子ママ「ならあの子たちのことも信じてあげて」
曜ママ「……信じる」
善子ママ「ええ」
曜ママ「……」
曜ママ「……」
善子ママ「私は二人の気持ちを応援したいと思ってる」
曜ママ「……」
善子ママ「それが二人の幸せかは分からないけどね?」
曜ママ「そんなの無責任よ」
善子ママ「もう子どもじゃないのよ」
善子ママ「高校生だし、特に曜ちゃんはもう大人よね」
曜ママ「……」
善子ママ「善子はまだ子どもだし曜ちゃんにも私にも甘えてばかりだけど」
善子ママ「曜ちゃんとお付き合いし始めてから変わったわ」
曜ママ「それは……いいことなの?」
善子ママ「さあ? そんなの分からないわよ」
曜ママ「私たちでさえこんなに悩むのに、高校生の二人が抱えきれるのかな」
善子ママ「……」
曜ママ「やっぱり、反対すべきだったんじゃない?」
善子ママ「反対されたら嫌いになれる?」
曜ママ「嫌いになる必要はないわよ。ただ、特別な関係にならなければ」
善子ママ「私といることを誰かに反対されたら、あなたは私を捨てるの?」
曜ママ「す、捨てるだなんて」
善子ママ「きっとあの子たちもそうよ」
曜ママ「……」
善子ママ「もう少し、信じてあげてもいいんじゃない?」
曜ママ「……」
善子ママ「私のことも」
曜ママ「信じるよ」
善子ママ「ならあの子たちのことも信じてあげて」
曜ママ「……信じる」
善子ママ「ええ」
曜ママ「……」
263: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:22:35.91 ID:9D+05apE.net
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264: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:23:04.85 ID:9D+05apE.net
善子ママ「不安なのはあなただけじゃないから」ギュ
曜ママ「……そうよね」フフッ
善子ママ「私もね、一緒に悩んであげるわよ」
曜ママ「……」ギュッ
善子ママ「……」
曜ママ「キス、してもいいかな」
善子ママ「ええ」
チュッ
曜ママ「……好き」ギュ
善子ママ「どうしたの? 甘えん坊ね」フフッ
曜ママ「私だって仕事で疲れてるの」
善子ママ「ふふ……やっぱり子どもだわ」ナデナデ
曜ママ「うぅ……言わないでよ……」カァアア
善子ママ「曜ちゃんの方がずっと大人よ」
曜ママ「むっ」
善子ママ「料理も上手だし」
曜ママ「そんなに曜がいいなら曜と付き合えば?」ムスッ
善子ママ「あら、ヤキモチ?」
曜ママ「ヤキモチだよ」プクー
善子ママ「……」フフッ
曜ママ「善子ちゃんはあんなに優しいのになぁ」
善子ママ「なら善子と付き合ったら?」クスクス
曜ママ「本気で言ってる?」
善子ママ「あの子、満更でもない感じだったけど」
曜ママ「善子ちゃんが聞いたら怒るわよ?」
善子ママ「そうね」
曜ママ「二人が出てくるまで……こうしててもいい?」
善子ママ「そういえばあの子たち遅いわね」
曜ママ「仲良くお風呂で何してるんだろうね」
善子ママ「え……まさか」
曜ママ「……そうよね」フフッ
善子ママ「私もね、一緒に悩んであげるわよ」
曜ママ「……」ギュッ
善子ママ「……」
曜ママ「キス、してもいいかな」
善子ママ「ええ」
チュッ
曜ママ「……好き」ギュ
善子ママ「どうしたの? 甘えん坊ね」フフッ
曜ママ「私だって仕事で疲れてるの」
善子ママ「ふふ……やっぱり子どもだわ」ナデナデ
曜ママ「うぅ……言わないでよ……」カァアア
善子ママ「曜ちゃんの方がずっと大人よ」
曜ママ「むっ」
善子ママ「料理も上手だし」
曜ママ「そんなに曜がいいなら曜と付き合えば?」ムスッ
善子ママ「あら、ヤキモチ?」
曜ママ「ヤキモチだよ」プクー
善子ママ「……」フフッ
曜ママ「善子ちゃんはあんなに優しいのになぁ」
善子ママ「なら善子と付き合ったら?」クスクス
曜ママ「本気で言ってる?」
善子ママ「あの子、満更でもない感じだったけど」
曜ママ「善子ちゃんが聞いたら怒るわよ?」
善子ママ「そうね」
曜ママ「二人が出てくるまで……こうしててもいい?」
善子ママ「そういえばあの子たち遅いわね」
曜ママ「仲良くお風呂で何してるんだろうね」
善子ママ「え……まさか」
265: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:23:51.53 ID:9D+05apE.net
曜ママ「大丈夫、曜はそういうことできないから」
善子ママ「どうしてそう言えるのよ」
曜ママ「私もできないから」カァアア
善子ママ「……そうだったわね」
曜ママ「してほしいんでしょ? 知ってるよ」
善子ママ「今はダメ……」
曜ママ「誰も今なんて言ってないのに。期待しちゃったかな?」フフッ
善子ママ「もう……。親子揃って本当にいじわるね」
曜ママ「可愛いからいじめたくなっちゃうの。分かるでしょ?」
善子ママ「高校生のとき、可愛かったからいじめられてたんじゃない?」クスクス
曜ママ「え……」
善子ママ「あ、今のは不適切な発言だったわね。謝るわ」
曜ママ「そっか……あのときの子たちは私のこと」
曜ママ「好きだったのかぁ……」ニヤニヤ
善子ママ「えぇ……」
曜ママ「あっ、じゃあ逆に私のこと嫌いだった?」
善子ママ「はい?」
曜ママ「私を、いじめっ子たちから助けてくれたとき」
善子ママ「だからそれ、私知らないってば……」
曜ママ「まあいいわ。今は好きでいてくれてるんだもの」ギュ
善子ママ「ふぅ……」
善子ママ「あの子たち、本当に遅いわね」
曜ママ「寝てるのかな?」
善子ママ「起こしてこないと」スタッ
曜ママ「大丈夫だよ。それより私と……」グイ
善子ママ「……」
曜ママ「ねぇ?」
善子ママ「な、何」
曜ママ「私のこと、好き?」
善子ママ「好きよ」
善子ママ「どうしてそう言えるのよ」
曜ママ「私もできないから」カァアア
善子ママ「……そうだったわね」
曜ママ「してほしいんでしょ? 知ってるよ」
善子ママ「今はダメ……」
曜ママ「誰も今なんて言ってないのに。期待しちゃったかな?」フフッ
善子ママ「もう……。親子揃って本当にいじわるね」
曜ママ「可愛いからいじめたくなっちゃうの。分かるでしょ?」
善子ママ「高校生のとき、可愛かったからいじめられてたんじゃない?」クスクス
曜ママ「え……」
善子ママ「あ、今のは不適切な発言だったわね。謝るわ」
曜ママ「そっか……あのときの子たちは私のこと」
曜ママ「好きだったのかぁ……」ニヤニヤ
善子ママ「えぇ……」
曜ママ「あっ、じゃあ逆に私のこと嫌いだった?」
善子ママ「はい?」
曜ママ「私を、いじめっ子たちから助けてくれたとき」
善子ママ「だからそれ、私知らないってば……」
曜ママ「まあいいわ。今は好きでいてくれてるんだもの」ギュ
善子ママ「ふぅ……」
善子ママ「あの子たち、本当に遅いわね」
曜ママ「寝てるのかな?」
善子ママ「起こしてこないと」スタッ
曜ママ「大丈夫だよ。それより私と……」グイ
善子ママ「……」
曜ママ「ねぇ?」
善子ママ「な、何」
曜ママ「私のこと、好き?」
善子ママ「好きよ」
266: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:24:26.93 ID:9D+05apE.net
曜ママ「娘の前でも言える?」
善子ママ「な、何でそんなこと」
曜ママ「私たちのこと……ちゃんと話そうよ」
善子ママ「……」
曜ママ「悩んでるのは私たちも同じだからって、言ってあげようよ」
善子ママ「でも……」
曜ママ「却って付き合いづらくなっちゃうかな?」
善子ママ「……」
曜ママ「分かった。私が様子見てくるから……」
曜ママ「戻ってくるまでに考えておいて」スタッ
善子ママ「えっ、ちょっと……」
曜ママ「全く、善子ちゃんに変なことしてたら許さないぞー?」ニヤニヤ
善子ママ「……」
善子ママ(私たちのこと……二人に)
善子ママ(どこまで話したらいいのかしら)
善子ママ(私たちが付き合ってることは話すとして)
善子ママ(あなたがおしっこが好きなこと……)
善子ママ(ううん。おしっこが『好き』なこと……)
善子ママ(……)
善子ママ(じゃあ私は?)
善子ママ(あなたのことは好きよ。でも)
善子ママ(私もおしっこが好き……?)
善子ママ(……)
善子ママ(私が好きなのは……)
……
脱衣場
コンコンッ
曜ママ「まだ入ってるの? そろそろ上がらないとゆで卵になっちゃうわよ」
シーン
曜ママ「寝てるのかな」
善子ママ「な、何でそんなこと」
曜ママ「私たちのこと……ちゃんと話そうよ」
善子ママ「……」
曜ママ「悩んでるのは私たちも同じだからって、言ってあげようよ」
善子ママ「でも……」
曜ママ「却って付き合いづらくなっちゃうかな?」
善子ママ「……」
曜ママ「分かった。私が様子見てくるから……」
曜ママ「戻ってくるまでに考えておいて」スタッ
善子ママ「えっ、ちょっと……」
曜ママ「全く、善子ちゃんに変なことしてたら許さないぞー?」ニヤニヤ
善子ママ「……」
善子ママ(私たちのこと……二人に)
善子ママ(どこまで話したらいいのかしら)
善子ママ(私たちが付き合ってることは話すとして)
善子ママ(あなたがおしっこが好きなこと……)
善子ママ(ううん。おしっこが『好き』なこと……)
善子ママ(……)
善子ママ(じゃあ私は?)
善子ママ(あなたのことは好きよ。でも)
善子ママ(私もおしっこが好き……?)
善子ママ(……)
善子ママ(私が好きなのは……)
……
脱衣場
コンコンッ
曜ママ「まだ入ってるの? そろそろ上がらないとゆで卵になっちゃうわよ」
シーン
曜ママ「寝てるのかな」
267: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:25:14.84 ID:9D+05apE.net
曜ママ「……開けるね」
ガチャ
曜ママ「お風呂で寝ると風邪引く……」
曜「♡♡」チーン
善子「はぁ、はぁ……♡」
曜ママ「え、えっと……大丈夫?」
善子「え?」クルッ
曜ママ「曜はのぼせちゃったのかな」
曜「」
曜ママ「あ……善子ちゃん、タオルしてないんだ」ジッ
善子「きゃああ!!?」ガタッ
曜ママ「ごめん!! そういうつもりで来たわけじゃ!」
善子「わっ、私のこと! そういう目で!?」グイッ
曜ママ「そんなわけない! 私はもう大人だし子どもの体なんて見ても……」
善子「子どもじゃないわよ!」グイグイ
曜ママ「離して! それ本当に痛いから!」
善子「いいから出て! ほら!!」グイグイ
曜ママ「分かったわ! 分かったから離して……」
バタンッ
善子「ふぅ……」
「えっと……大丈夫?」
善子「何がよ」
「様子が変だなって」
善子「は? いつもこんな感じよ」
「そう……」
善子「……」
「曜は?」
善子「え? あぁこれ……」
「あんまりいじめないであげてね」
善子「いじめてなんかないわよ」
ガチャ
曜ママ「お風呂で寝ると風邪引く……」
曜「♡♡」チーン
善子「はぁ、はぁ……♡」
曜ママ「え、えっと……大丈夫?」
善子「え?」クルッ
曜ママ「曜はのぼせちゃったのかな」
曜「」
曜ママ「あ……善子ちゃん、タオルしてないんだ」ジッ
善子「きゃああ!!?」ガタッ
曜ママ「ごめん!! そういうつもりで来たわけじゃ!」
善子「わっ、私のこと! そういう目で!?」グイッ
曜ママ「そんなわけない! 私はもう大人だし子どもの体なんて見ても……」
善子「子どもじゃないわよ!」グイグイ
曜ママ「離して! それ本当に痛いから!」
善子「いいから出て! ほら!!」グイグイ
曜ママ「分かったわ! 分かったから離して……」
バタンッ
善子「ふぅ……」
「えっと……大丈夫?」
善子「何がよ」
「様子が変だなって」
善子「は? いつもこんな感じよ」
「そう……」
善子「……」
「曜は?」
善子「え? あぁこれ……」
「あんまりいじめないであげてね」
善子「いじめてなんかないわよ」
268: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:25:49.91 ID:9D+05apE.net
「むしろいじめられてる?」
善子「ええ」
「善子ちゃんが可愛いから、ついいじめたくなっちゃうのね」クスクス
善子「か、可愛いとか言うな……」
「そうやってすぐ恥ずかしがるところとか」
善子「……」カァアア
「ごめんなさい。あんまりやりすぎると曜に怒られちゃう」
善子「曜さんはヤキモチ妬いたりしないわよ……私みたいに」
「そうなの?」
善子「あんまり執着がないって言うか……私としてはもう少し執着してくれると……その」ボソボソ
「あはは。それもヤキモチ?」
善子「違うわよ。あ……いえ、そうなのかしら」
「……」
善子「それで、私に何か用? まさか本当に覗きに来たわけじゃないでしょう」
「ええ。お風呂で寝ちゃってないか確認しに来ただけ」
善子「……ある意味寝たわ」ボソッ
「ん?」
善子「何でもない! 心配してくれてありがとう」
「あまり長風呂すると体に悪いわよ」
善子「気をつけるわ」
「それじゃ……」スタッ
善子「……」
ガチャ
バタン
善子「……」
善子「曜さん、起きないとゆで卵になっちゃうわよ」ユサユサ
曜「んん……」
善子「寝てるの?」
曜「起きてるよ」
善子「……ならいいけど」
善子「ええ」
「善子ちゃんが可愛いから、ついいじめたくなっちゃうのね」クスクス
善子「か、可愛いとか言うな……」
「そうやってすぐ恥ずかしがるところとか」
善子「……」カァアア
「ごめんなさい。あんまりやりすぎると曜に怒られちゃう」
善子「曜さんはヤキモチ妬いたりしないわよ……私みたいに」
「そうなの?」
善子「あんまり執着がないって言うか……私としてはもう少し執着してくれると……その」ボソボソ
「あはは。それもヤキモチ?」
善子「違うわよ。あ……いえ、そうなのかしら」
「……」
善子「それで、私に何か用? まさか本当に覗きに来たわけじゃないでしょう」
「ええ。お風呂で寝ちゃってないか確認しに来ただけ」
善子「……ある意味寝たわ」ボソッ
「ん?」
善子「何でもない! 心配してくれてありがとう」
「あまり長風呂すると体に悪いわよ」
善子「気をつけるわ」
「それじゃ……」スタッ
善子「……」
ガチャ
バタン
善子「……」
善子「曜さん、起きないとゆで卵になっちゃうわよ」ユサユサ
曜「んん……」
善子「寝てるの?」
曜「起きてるよ」
善子「……ならいいけど」
269: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:26:22.31 ID:9D+05apE.net
曜「少しお湯がぬるくなってきたね」
善子「もう追い焚き五回くらいしてるものね」
曜「指なんてふやふやだよ」
善子「わ……すごいふやふや」
曜「善子ちゃんがしゃぶるから」
善子「ち、違うし! 曜さんがふやふやになりやすいだけよ!」
曜「善子ちゃんは二回も入ってるのにそうでもないね」
善子「そう言われればそうね」
曜「お母さんとはこう……一緒に浸からなかったの?」
善子「浸かったわよ」
曜「どのくらい?」
善子「え? 時間は覚えてないわね。時計見なかったから」
曜「時間を忘れるくらい……」
善子「そういう意味じゃないわよ。お話するのは楽しかったけれど」
曜「私とどっちが楽しい?」
善子「……」
曜「え」
善子「もしかしてヤキモチ?」
曜「ううん。純粋に気になっただけ」
曜「私はお母さんとお風呂に入ったのなんてずいぶん昔のことだし」
曜「お風呂で話したことなんてあんまりないから」
善子「そう……」
曜「私とはあんまり喋ってくれないね」
善子「え? そうかしら」
曜「もっと善子ちゃんと喋りたいのに」
善子「なら話題振りなさいよ」
曜「……」
善子「何よ。まさか私から振れって言いたいの?」
曜「私の目も見てくれないね」
善子「えっ、み、見てる……わよ?」チラッ
善子「もう追い焚き五回くらいしてるものね」
曜「指なんてふやふやだよ」
善子「わ……すごいふやふや」
曜「善子ちゃんがしゃぶるから」
善子「ち、違うし! 曜さんがふやふやになりやすいだけよ!」
曜「善子ちゃんは二回も入ってるのにそうでもないね」
善子「そう言われればそうね」
曜「お母さんとはこう……一緒に浸からなかったの?」
善子「浸かったわよ」
曜「どのくらい?」
善子「え? 時間は覚えてないわね。時計見なかったから」
曜「時間を忘れるくらい……」
善子「そういう意味じゃないわよ。お話するのは楽しかったけれど」
曜「私とどっちが楽しい?」
善子「……」
曜「え」
善子「もしかしてヤキモチ?」
曜「ううん。純粋に気になっただけ」
曜「私はお母さんとお風呂に入ったのなんてずいぶん昔のことだし」
曜「お風呂で話したことなんてあんまりないから」
善子「そう……」
曜「私とはあんまり喋ってくれないね」
善子「え? そうかしら」
曜「もっと善子ちゃんと喋りたいのに」
善子「なら話題振りなさいよ」
曜「……」
善子「何よ。まさか私から振れって言いたいの?」
曜「私の目も見てくれないね」
善子「えっ、み、見てる……わよ?」チラッ
270: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:26:53.79 ID:9D+05apE.net
曜「えへへ」ニコッ
善子「何よ! 私をからかいたいだけなら上がるわ」スタッ
曜「私のこともっと見てくれてもいいのに」
善子「見たじゃない……さっき、死ぬほど」
曜「えー? 意図的に私と目を合わせないようにしてたよね?」
善子「恥ずかしいからよ! そんなの分かるでしょ!?」
曜「裸だから?」
善子「ええ」
曜「お風呂だから?」
善子「それもあるわ」
曜「一緒にお風呂に入れば恥ずかしがる善子ちゃんを見られる……と」メモメモ
善子「どこにメモしてるのよ!」
曜「そういえば、ママと入るときはタオル巻いてたんだって?」
善子「べ、別にいいでしょ」
曜「やっぱり恥ずかしい?」
善子「……ええ」
曜「私と入るときは巻かないんだね」
善子「曜さんとは……その」
曜「私となら恥ずかしくない? んー、でもそれなら目を合わせてくれても」
善子「曜さんが見たそうにしてたから……仕方なくよ」カァアア
曜「してた?」
善子「……たぶん」
曜「善子ちゃんが見てほしかったんじゃない?」
善子「何でそうなるのよ」
曜「だって、私の体は見ないのに自分のは見せてくるじゃん」
善子「見せてなんか……ないけど」
曜「善子ちゃん少し太ったね」
善子「は?? 何よいきなり」
曜「ううん。こうしてじっくり見てて……あと触ってて思ったんだけどね」
曜「ウエスト周り、たぶん二センチは増えてるよ」
善子「何よ! 私をからかいたいだけなら上がるわ」スタッ
曜「私のこともっと見てくれてもいいのに」
善子「見たじゃない……さっき、死ぬほど」
曜「えー? 意図的に私と目を合わせないようにしてたよね?」
善子「恥ずかしいからよ! そんなの分かるでしょ!?」
曜「裸だから?」
善子「ええ」
曜「お風呂だから?」
善子「それもあるわ」
曜「一緒にお風呂に入れば恥ずかしがる善子ちゃんを見られる……と」メモメモ
善子「どこにメモしてるのよ!」
曜「そういえば、ママと入るときはタオル巻いてたんだって?」
善子「べ、別にいいでしょ」
曜「やっぱり恥ずかしい?」
善子「……ええ」
曜「私と入るときは巻かないんだね」
善子「曜さんとは……その」
曜「私となら恥ずかしくない? んー、でもそれなら目を合わせてくれても」
善子「曜さんが見たそうにしてたから……仕方なくよ」カァアア
曜「してた?」
善子「……たぶん」
曜「善子ちゃんが見てほしかったんじゃない?」
善子「何でそうなるのよ」
曜「だって、私の体は見ないのに自分のは見せてくるじゃん」
善子「見せてなんか……ないけど」
曜「善子ちゃん少し太ったね」
善子「は?? 何よいきなり」
曜「ううん。こうしてじっくり見てて……あと触ってて思ったんだけどね」
曜「ウエスト周り、たぶん二センチは増えてるよ」
271: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:28:00.39 ID:9D+05apE.net
.
272: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:28:57.27 ID:9D+05apE.net
.
273: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:29:25.69 ID:9D+05apE.net
善子「え……」
曜「このペースだと次のライブでは衣装を直さないと動きにくいかも」
善子「……」
曜「バストサイズは変わらないね」フフッ
善子「み、見ないで!」サッ
曜「私のも見ていいよ?」パッ
善子「別に見たくなんて……」チラ
曜「私は善子ちゃんの控えめな胸も好きだからね」エヘヘ
善子「そこまで胸好きじゃないって言ってなかった?」
曜「善子ちゃんのだから」
善子「……」カァアア
曜「あ、でも善子ちゃんほどは体目当てじゃないよ?」
善子「私が曜さんの体目当てみたいな言い方しないでよ!」
曜「違うの?」
善子「違う!!」
曜「そっか……じゃあするのやめようっと」
善子「え……」
曜「私の体なんて見ても何とも思わないもんね?」
善子「お、思わないわよ」
曜「どうして目を逸らすの」
善子「別に。見たくないから」
曜「ふーん……」スタッ
善子「……?」
曜「今からおしっこするけど、見ないでね」
善子「え、ここで? 上がってからトイレでしなさいよ」
曜「お湯の中でしないだけましでしょ」
善子「当たり前でしょ! この後ママが入るんだから!」
曜「あ……じゃあここでしても匂いでバレちゃうかな」
善子「そうよ! ちゃんとトイレで……」
曜「分かった。善子ちゃんとトイレでする」
曜「このペースだと次のライブでは衣装を直さないと動きにくいかも」
善子「……」
曜「バストサイズは変わらないね」フフッ
善子「み、見ないで!」サッ
曜「私のも見ていいよ?」パッ
善子「別に見たくなんて……」チラ
曜「私は善子ちゃんの控えめな胸も好きだからね」エヘヘ
善子「そこまで胸好きじゃないって言ってなかった?」
曜「善子ちゃんのだから」
善子「……」カァアア
曜「あ、でも善子ちゃんほどは体目当てじゃないよ?」
善子「私が曜さんの体目当てみたいな言い方しないでよ!」
曜「違うの?」
善子「違う!!」
曜「そっか……じゃあするのやめようっと」
善子「え……」
曜「私の体なんて見ても何とも思わないもんね?」
善子「お、思わないわよ」
曜「どうして目を逸らすの」
善子「別に。見たくないから」
曜「ふーん……」スタッ
善子「……?」
曜「今からおしっこするけど、見ないでね」
善子「え、ここで? 上がってからトイレでしなさいよ」
曜「お湯の中でしないだけましでしょ」
善子「当たり前でしょ! この後ママが入るんだから!」
曜「あ……じゃあここでしても匂いでバレちゃうかな」
善子「そうよ! ちゃんとトイレで……」
曜「分かった。善子ちゃんとトイレでする」
274: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:29:56.64 ID:9D+05apE.net
善子「何で私と」
曜「善子『ちゃんとトイレで』するよ」
善子「いや、私は自分のことちゃん付けで呼ばないから……」
曜「呼んでみて」
善子「……前にも呼ばされた気がするわ」
曜「あのときは私だけでしょ」
善子「そうだったかしら? よく覚えてないわ」
曜「じゃあ私から」コホン
曜「えっと……曜ちゃんはね」
善子「……」
曜「曜ちゃんは……善子ちゃんのことが大好きです」
善子「……」カァアア
曜「終わり。はい次」
善子「言わないわよ」
曜「言ってくれないの?」
善子「曜さんが好き。はい終わり」
曜「あっと、そうじゃないよ。ちゃん付けの方」
善子「私は……」
曜「ん?」
善子「よ、よし……」
曜「……」ニコニコ
善子「ヨハネちゃんは曜さんのことが好き!! はい終わり!」カァアア
曜「……」
善子「な、何よ」
曜「逃げたね」
善子「う……」
曜「そんなに恥ずかしい?」
善子「恥ずかしいし何だか気持ち悪い」
曜「私が自分のこと曜ちゃんって呼ぶのも気持ち悪い?」
善子「……」
曜「善子『ちゃんとトイレで』するよ」
善子「いや、私は自分のことちゃん付けで呼ばないから……」
曜「呼んでみて」
善子「……前にも呼ばされた気がするわ」
曜「あのときは私だけでしょ」
善子「そうだったかしら? よく覚えてないわ」
曜「じゃあ私から」コホン
曜「えっと……曜ちゃんはね」
善子「……」
曜「曜ちゃんは……善子ちゃんのことが大好きです」
善子「……」カァアア
曜「終わり。はい次」
善子「言わないわよ」
曜「言ってくれないの?」
善子「曜さんが好き。はい終わり」
曜「あっと、そうじゃないよ。ちゃん付けの方」
善子「私は……」
曜「ん?」
善子「よ、よし……」
曜「……」ニコニコ
善子「ヨハネちゃんは曜さんのことが好き!! はい終わり!」カァアア
曜「……」
善子「な、何よ」
曜「逃げたね」
善子「う……」
曜「そんなに恥ずかしい?」
善子「恥ずかしいし何だか気持ち悪い」
曜「私が自分のこと曜ちゃんって呼ぶのも気持ち悪い?」
善子「……」
275: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:30:30.14 ID:9D+05apE.net
曜「これから二人のときは曜ちゃんって呼ぼうかな」
善子「やめて!」
曜「何で?」
善子「みんなの前でもやりそうだからよ」
曜「二人のときだけって言ったじゃん」
善子「曜さんのことだもの、絶対に忘れてうっかり呼ぶわ」
曜「信用ないなぁ……」ハァ
善子「みんなの前ではベタベタしてこないで、って言ったのにベタベタしてくるじゃない」
曜「あれはみんなに隠してたからでしょ。私たちのこと」
善子「公表するときに約束したわ。みんなの前ではやらないって」
曜「したけどさ。却ってみんなが気を遣うからやめようってなったよね」
善子「それは曜さんが勝手に言っただけ」
曜「みんな優しいから、二人のときしかイチャイチャしないって分かっててわざと二人にしてくれたりね」
善子「余計なことを……」
曜「だからそういうの気にしないことにしようって」
善子「……」
曜「私は善子ちゃんのことも好きだけど、同じくらいみんなのことも好きだから」
善子「同じなの?」
曜「同じ『くらい』だよ。同じとは言ってない」
善子「私の方が好き?」
曜「もちろん」
善子「そう……」
曜「一応言っておくけどね、タオルの匂い嗅いだのは善子ちゃんのが初めてだからね」
善子「え?」
曜「屋上で。あのとき見られちゃったじゃん」
善子「あぁ、私が置き忘れたときの」
曜「あれを見られたのはさすがに恥ずかしかったなぁ」アハハ
善子「あれは……匂いを嗅いでたのもそうだけど、おしっこで汚してたことの方が問題なような」
曜「あ……」
善子「よく私、嫌いにならなかったわね」
善子「やめて!」
曜「何で?」
善子「みんなの前でもやりそうだからよ」
曜「二人のときだけって言ったじゃん」
善子「曜さんのことだもの、絶対に忘れてうっかり呼ぶわ」
曜「信用ないなぁ……」ハァ
善子「みんなの前ではベタベタしてこないで、って言ったのにベタベタしてくるじゃない」
曜「あれはみんなに隠してたからでしょ。私たちのこと」
善子「公表するときに約束したわ。みんなの前ではやらないって」
曜「したけどさ。却ってみんなが気を遣うからやめようってなったよね」
善子「それは曜さんが勝手に言っただけ」
曜「みんな優しいから、二人のときしかイチャイチャしないって分かっててわざと二人にしてくれたりね」
善子「余計なことを……」
曜「だからそういうの気にしないことにしようって」
善子「……」
曜「私は善子ちゃんのことも好きだけど、同じくらいみんなのことも好きだから」
善子「同じなの?」
曜「同じ『くらい』だよ。同じとは言ってない」
善子「私の方が好き?」
曜「もちろん」
善子「そう……」
曜「一応言っておくけどね、タオルの匂い嗅いだのは善子ちゃんのが初めてだからね」
善子「え?」
曜「屋上で。あのとき見られちゃったじゃん」
善子「あぁ、私が置き忘れたときの」
曜「あれを見られたのはさすがに恥ずかしかったなぁ」アハハ
善子「あれは……匂いを嗅いでたのもそうだけど、おしっこで汚してたことの方が問題なような」
曜「あ……」
善子「よく私、嫌いにならなかったわね」
276: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:31:08.05 ID:9D+05apE.net
曜「あのときの善子ちゃん、本当に気持ち悪そうな顔してたね」
善子「そりゃそうよ。曜さんがまさかそんな人だとは思ってなかったから」
曜「ちょっとドキドキしちゃったな……」エヘヘ
善子「うぇっ……」
曜「あのときはもう我慢できなくて無理やりしちゃったけど、もし嫌われてたらどうしたんだろう?」
善子「後のこと何にも考えなかったの?」
曜「考えてなかった。とにかく善子ちゃんの匂いとおしっこを味わいたくて、ただそれだけだったよ」
善子「ほとんどいじめじゃない」
曜「いじめと言うかレ……」
善子「ん?」
曜「ううん。それは犯罪だ」
善子「いや、やったことは変わりないから」
曜「もしあのとき嫌われてたら……今の私たちはなかったんだよね」
善子「それどころか私、絶対Aqoursやめてたわ」
曜「そこまで?」
善子「こんな人に衣装作られるなんて、ううん。衣装作りと称してあんなところまで採寸されるなんてごめんだわ」
善子「きっとみんなにも教えたわね。曜さんはみんなのことそういう目で見てるのよって」
曜「それは……私がAqoursをやめさせられるような気がするね」
善子「そうよ。私が言わなくたっていつか必ずバレたわ」
曜「心配しなくても、善子ちゃん以外にはしてないよ」アハハ
善子「……どうかしらね」
曜「してないよ!? 信じてもらえないかもしれないけど本当に」
善子「……」
曜「私、みんなからいじめられたりしてね」フフッ
善子「え?」
曜「だってそうでしょ? 同じ女の子なのにみんなのことそういう目で見てるなんてバレたら……」
善子「……もしかして本当に見てるの?」
曜「見てないけど。善子ちゃんがみんなにバラしたら、みんなきっとそう思うよ」
善子「まあ、そうでしょうね」
善子「そりゃそうよ。曜さんがまさかそんな人だとは思ってなかったから」
曜「ちょっとドキドキしちゃったな……」エヘヘ
善子「うぇっ……」
曜「あのときはもう我慢できなくて無理やりしちゃったけど、もし嫌われてたらどうしたんだろう?」
善子「後のこと何にも考えなかったの?」
曜「考えてなかった。とにかく善子ちゃんの匂いとおしっこを味わいたくて、ただそれだけだったよ」
善子「ほとんどいじめじゃない」
曜「いじめと言うかレ……」
善子「ん?」
曜「ううん。それは犯罪だ」
善子「いや、やったことは変わりないから」
曜「もしあのとき嫌われてたら……今の私たちはなかったんだよね」
善子「それどころか私、絶対Aqoursやめてたわ」
曜「そこまで?」
善子「こんな人に衣装作られるなんて、ううん。衣装作りと称してあんなところまで採寸されるなんてごめんだわ」
善子「きっとみんなにも教えたわね。曜さんはみんなのことそういう目で見てるのよって」
曜「それは……私がAqoursをやめさせられるような気がするね」
善子「そうよ。私が言わなくたっていつか必ずバレたわ」
曜「心配しなくても、善子ちゃん以外にはしてないよ」アハハ
善子「……どうかしらね」
曜「してないよ!? 信じてもらえないかもしれないけど本当に」
善子「……」
曜「私、みんなからいじめられたりしてね」フフッ
善子「え?」
曜「だってそうでしょ? 同じ女の子なのにみんなのことそういう目で見てるなんてバレたら……」
善子「……もしかして本当に見てるの?」
曜「見てないけど。善子ちゃんがみんなにバラしたら、みんなきっとそう思うよ」
善子「まあ、そうでしょうね」
277: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:31:40.13 ID:9D+05apE.net
曜「毎日学校へ行くと『おはよう』の代わりに『気持ち悪い』って言われるんだ」
善子「……」
曜「教室に行くと私の机がなくて……」
曜「代わりに犬のケージが置いてあるの」
善子「何でケージが」
曜「一応居場所を用意してくれるあたり、みんな優しいよね」アハハ
善子「……」
曜「出欠確認のときもなぜか私だけ名前が呼ばれなくて」
曜「先生にね、『誰? 犬なんて連れてきたのは』って笑われるの」
善子「先生までいじめに加わるの? 最低ね」
曜「いや、先生はそんなことしないよ。私の願望」
善子「……本気で気持ち悪いわよ」
曜「『一応、名前は呼んであげるわ。渡辺さん』」
曜「はい!」
曜「『こらこら、犬なんだから返事は「はい」じゃなくて……』」
曜「わん!」
善子「……」ヒキ
曜「『よくできました。みんなもたくさん「可愛がって」あげなさいね♡』」
曜「えへへ……」ニヤニヤ
善子「もういいわよ。気持ち悪いからやめて」
曜「分かったよ。私の主人は善子ちゃんだもんね」
善子「いや、そういうことを言ってるわけじゃなくてね?」
曜「私のこと、首輪つけて散歩させたんでしょ?」
善子「させてないわよ。誤解されるような言い方しないで」
曜「させたいんでしょ?」
善子「させた……くない! 夢の話じゃないそれ!」
曜「夢か。善子ちゃんの夢なら叶えてあげなきゃね」
善子「夢ってそっちの夢じゃ……」
曜「ドリームでしょ? 私がカムトゥルーしてあげないと」
善子「あんな夢を見るなんて、私もどうかしてたわ……」ハァ
善子「……」
曜「教室に行くと私の机がなくて……」
曜「代わりに犬のケージが置いてあるの」
善子「何でケージが」
曜「一応居場所を用意してくれるあたり、みんな優しいよね」アハハ
善子「……」
曜「出欠確認のときもなぜか私だけ名前が呼ばれなくて」
曜「先生にね、『誰? 犬なんて連れてきたのは』って笑われるの」
善子「先生までいじめに加わるの? 最低ね」
曜「いや、先生はそんなことしないよ。私の願望」
善子「……本気で気持ち悪いわよ」
曜「『一応、名前は呼んであげるわ。渡辺さん』」
曜「はい!」
曜「『こらこら、犬なんだから返事は「はい」じゃなくて……』」
曜「わん!」
善子「……」ヒキ
曜「『よくできました。みんなもたくさん「可愛がって」あげなさいね♡』」
曜「えへへ……」ニヤニヤ
善子「もういいわよ。気持ち悪いからやめて」
曜「分かったよ。私の主人は善子ちゃんだもんね」
善子「いや、そういうことを言ってるわけじゃなくてね?」
曜「私のこと、首輪つけて散歩させたんでしょ?」
善子「させてないわよ。誤解されるような言い方しないで」
曜「させたいんでしょ?」
善子「させた……くない! 夢の話じゃないそれ!」
曜「夢か。善子ちゃんの夢なら叶えてあげなきゃね」
善子「夢ってそっちの夢じゃ……」
曜「ドリームでしょ? 私がカムトゥルーしてあげないと」
善子「あんな夢を見るなんて、私もどうかしてたわ……」ハァ
278: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:32:12.40 ID:9D+05apE.net
曜「しかも初夢で」
善子「そうよ。よりによって初夢でよ」
曜「本当に叶ったらどうする?」
善子「え?」
曜「ううん、どうしたい?」
善子「どうって……困るわ」
曜「そうだよね。実際そのときになってみないと」
善子「ならないわよ」
曜「そうかな?」
善子「え……いや、本当に嫌われるわよみんなから」
曜「善子ちゃんからも?」
善子「わ、私は……」
曜「善子ちゃんが喜んでくれるなら、みんなから嫌われても我慢するよ」
善子「その夢の続き、話さなかったかしら?」
曜「え? どういうんだっけ」
善子「警察に捕まるのよ」
曜「あぁ、そういえばそういうオチだった」
善子「人生終わらせたくなかったらやめなさい。いいわね?」
曜「確かダイヤさんに通報されるんだっけ」
善子「ええ」
曜「ふむ……先にダイヤさんを手懐けないとだ」
善子「曜さんが手懐けられる方よね」
曜「そうだね。ダイヤさんに私を可愛がって貰えば通報しないでくれるかも」
善子「やめて。お願いだから」
曜「それかさ、私が本当に犬になればいいんじゃないかな?」
善子「ん?」
曜「善子ちゃんが、この子は犬なのって言い張れば信じてくれるよ」
善子「信じないわよ」
曜「私は信じるよ」
善子「信じなくていいから」
善子「そうよ。よりによって初夢でよ」
曜「本当に叶ったらどうする?」
善子「え?」
曜「ううん、どうしたい?」
善子「どうって……困るわ」
曜「そうだよね。実際そのときになってみないと」
善子「ならないわよ」
曜「そうかな?」
善子「え……いや、本当に嫌われるわよみんなから」
曜「善子ちゃんからも?」
善子「わ、私は……」
曜「善子ちゃんが喜んでくれるなら、みんなから嫌われても我慢するよ」
善子「その夢の続き、話さなかったかしら?」
曜「え? どういうんだっけ」
善子「警察に捕まるのよ」
曜「あぁ、そういえばそういうオチだった」
善子「人生終わらせたくなかったらやめなさい。いいわね?」
曜「確かダイヤさんに通報されるんだっけ」
善子「ええ」
曜「ふむ……先にダイヤさんを手懐けないとだ」
善子「曜さんが手懐けられる方よね」
曜「そうだね。ダイヤさんに私を可愛がって貰えば通報しないでくれるかも」
善子「やめて。お願いだから」
曜「それかさ、私が本当に犬になればいいんじゃないかな?」
善子「ん?」
曜「善子ちゃんが、この子は犬なのって言い張れば信じてくれるよ」
善子「信じないわよ」
曜「私は信じるよ」
善子「信じなくていいから」
279: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:32:43.76 ID:9D+05apE.net
曜「みんな、自分の目がおかしいだけなんだって気づいてくれるよ」
善子「曜さんは自分の頭がおかしいことに気づいて」
曜「『この子は犬なんだ。あの渡辺曜ちゃんに似てるけど、たぶん気のせいだ……』」
曜「『犬なら何してもいいよね? 普段は恥ずかしくてできないけど……』」
曜「えへへ」ニヤニヤ
善子「大丈夫? 病院行く?」
曜「本当にケージに入れられちゃうからやめて」
善子「全く……。気をつけなさいよ?」
曜「気をつけるって?」
善子「前にもこんなことあったじゃない」
曜「あぁ、首輪を嵌めたら犬になっちゃったときか」
善子「まさか私に嵌めるなんて」
曜「あのときの善子ちゃん、可愛かったなぁ」ニヤニヤ
善子「やめてよ。思い出したくない」
曜「今も可愛いよ?」
善子「か、かわ……」カァアア
曜「また嵌めてもいい?」
善子「嫌。それに嵌めてももう犬にはならない」
曜「そっか……」シュン
善子「曜さんは人間の私が好きなんでしょ?」
曜「うん。そうだよね、犬の善子ちゃんは可愛いけど……私が好きなのは」
善子「分かってくれてるならいいわよ」
曜「堕天使の善子ちゃんも好きだけどね?」
善子「堕天使はヨハネでしょ。私じゃない」
曜「そうだった。善子ちゃんとは別人……」
善子「気をつけてよ。ヨハネと浮気したら本気で殺すから」
曜「ひぇ……」
善子「私以外の私と浮気だなんて、いくら曜さんでも許さない」
曜「ママとは許してくれるのに?」
善子「ママとは浮気じゃないでしょ」
善子「曜さんは自分の頭がおかしいことに気づいて」
曜「『この子は犬なんだ。あの渡辺曜ちゃんに似てるけど、たぶん気のせいだ……』」
曜「『犬なら何してもいいよね? 普段は恥ずかしくてできないけど……』」
曜「えへへ」ニヤニヤ
善子「大丈夫? 病院行く?」
曜「本当にケージに入れられちゃうからやめて」
善子「全く……。気をつけなさいよ?」
曜「気をつけるって?」
善子「前にもこんなことあったじゃない」
曜「あぁ、首輪を嵌めたら犬になっちゃったときか」
善子「まさか私に嵌めるなんて」
曜「あのときの善子ちゃん、可愛かったなぁ」ニヤニヤ
善子「やめてよ。思い出したくない」
曜「今も可愛いよ?」
善子「か、かわ……」カァアア
曜「また嵌めてもいい?」
善子「嫌。それに嵌めてももう犬にはならない」
曜「そっか……」シュン
善子「曜さんは人間の私が好きなんでしょ?」
曜「うん。そうだよね、犬の善子ちゃんは可愛いけど……私が好きなのは」
善子「分かってくれてるならいいわよ」
曜「堕天使の善子ちゃんも好きだけどね?」
善子「堕天使はヨハネでしょ。私じゃない」
曜「そうだった。善子ちゃんとは別人……」
善子「気をつけてよ。ヨハネと浮気したら本気で殺すから」
曜「ひぇ……」
善子「私以外の私と浮気だなんて、いくら曜さんでも許さない」
曜「ママとは許してくれるのに?」
善子「ママとは浮気じゃないでしょ」
280: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:33:56.98 ID:9D+05apE.net
.
281: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:34:53.84 ID:9D+05apE.net
.
282: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:35:22.84 ID:9D+05apE.net
曜「うん……。分かってくれるんだね」
善子「分からないわよ。でもまあ、許さないなんて言っても無駄だから」
曜「無駄かな」
善子「許さなくても嫌いになれるわけじゃないもの」
曜「えへへ」
善子「……」
曜「私のこと嫌いにならないんだ……」ニヤニヤ
善子「その顔は嫌い」
曜「う」グスッ
善子「……でもない」カァアア
曜「キスしてもいいかな」
善子「え? 急に何よ」
曜「したくなったの」
善子「私と?」
曜「善子ちゃんと。他の人じゃなくてね」
善子「いいわよ。そこまで言うなら……」
チュッ
曜「んっ……」
善子「……」
曜「善子ちゃんの唇、ぷるぷるしてて大好き」
善子「私も曜さんの唇は好き。プリンみたいに甘くて……溶けちゃいそうで」
曜「そんなに食べたいの?」
善子「プリン、結局食べさせてくれてないじゃない」
曜「プリン味のホットケーキ作るんだっけ」
善子「そうよ。って言うかママが待ってるんだから、早く上がらないと」
曜「プリン味の私とどっちが食べたい?」
善子「プリン味の曜さん……って何」
曜「もしくは私味のプリン」
善子「それただのおしっこプリン」
曜「すっかりおしっこが定番フレーバーになっちゃったね」
善子「分からないわよ。でもまあ、許さないなんて言っても無駄だから」
曜「無駄かな」
善子「許さなくても嫌いになれるわけじゃないもの」
曜「えへへ」
善子「……」
曜「私のこと嫌いにならないんだ……」ニヤニヤ
善子「その顔は嫌い」
曜「う」グスッ
善子「……でもない」カァアア
曜「キスしてもいいかな」
善子「え? 急に何よ」
曜「したくなったの」
善子「私と?」
曜「善子ちゃんと。他の人じゃなくてね」
善子「いいわよ。そこまで言うなら……」
チュッ
曜「んっ……」
善子「……」
曜「善子ちゃんの唇、ぷるぷるしてて大好き」
善子「私も曜さんの唇は好き。プリンみたいに甘くて……溶けちゃいそうで」
曜「そんなに食べたいの?」
善子「プリン、結局食べさせてくれてないじゃない」
曜「プリン味のホットケーキ作るんだっけ」
善子「そうよ。って言うかママが待ってるんだから、早く上がらないと」
曜「プリン味の私とどっちが食べたい?」
善子「プリン味の曜さん……って何」
曜「もしくは私味のプリン」
善子「それただのおしっこプリン」
曜「すっかりおしっこが定番フレーバーになっちゃったね」
283: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:36:00.44 ID:9D+05apE.net
善子「ええ。誰かさんのおかげでね……」
曜「上がろうか。ママが待ちくたびれて乾いちゃってるかも」
善子「乾く?」
曜「私のおしっこが」
善子「とっくに乾ききってカピカピしてるわよ」
曜「カピカピはしないよ。おしっこだもん」
善子「……だといいけど」
曜「あっ、私がそういうことしたと思ってるね?」
善子「したでしょ」
曜「もう……。そんなに気になるなら匂い嗅いでみれば?」
曜「善子ちゃんなら嗅ぎ分けられるでしょ」
善子「無茶言わないで」
曜「私は余裕で嗅ぎ分けられるよ」
善子「犬みたいに鼻がいいのね」
曜「まあね。代わりに耳はそんなによくないんだけど」
善子「そうなの?」
曜「だから善子ちゃんの声もあんまり聞こえないんだ」
善子「え……?」
曜「なわけないじゃん! もっと『好き』って言ってほしいってこと!」アハハ
善子「いくらでも言ってあげるわよそのくらい」
曜「言って?」
善子「好き」
曜「聞こえない。もっと大きな声で」
善子「好き!!」
曜「聞こえ……」
グイッ
曜「?」
善子「好きよ」ボソッ
曜「上がろうか。ママが待ちくたびれて乾いちゃってるかも」
善子「乾く?」
曜「私のおしっこが」
善子「とっくに乾ききってカピカピしてるわよ」
曜「カピカピはしないよ。おしっこだもん」
善子「……だといいけど」
曜「あっ、私がそういうことしたと思ってるね?」
善子「したでしょ」
曜「もう……。そんなに気になるなら匂い嗅いでみれば?」
曜「善子ちゃんなら嗅ぎ分けられるでしょ」
善子「無茶言わないで」
曜「私は余裕で嗅ぎ分けられるよ」
善子「犬みたいに鼻がいいのね」
曜「まあね。代わりに耳はそんなによくないんだけど」
善子「そうなの?」
曜「だから善子ちゃんの声もあんまり聞こえないんだ」
善子「え……?」
曜「なわけないじゃん! もっと『好き』って言ってほしいってこと!」アハハ
善子「いくらでも言ってあげるわよそのくらい」
曜「言って?」
善子「好き」
曜「聞こえない。もっと大きな声で」
善子「好き!!」
曜「聞こえ……」
グイッ
曜「?」
善子「好きよ」ボソッ
284: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:36:33.33 ID:9D+05apE.net
曜「あ……♡」ビクッ
ショワァ
善子「えっ!? ここで漏らすの!?」
曜「だって善子ちゃんが耳元で好きなんて言うから……」ドキドキ
ジョボボ
善子「言ったけど! 曜さんもよくやるじゃない!」
ジョボボ
曜「あーあ、もったいない……」
善子「何がよ」
曜「おしっこ味のホットケーキ作るんでしょ?」
善子「プリン味!」
ジョボボ
曜「私味?」
善子「プリン!! 耳悪すぎ!」
曜「あはは。分かってるよ」
ジョボボ
善子「今日は曜さんのママもいるんだから絶対にやめてよ?」
曜「私のおしっこは善子ちゃんだけのものだからね」
善子「いらないけど」
曜「私のいちばんを欲しくないとは……がっかりだな」
ジョボボ
善子「できれば別の形でくれないかしら?」
曜「さっきあげたよ」
善子「そうね。貰ったわ」
チョロロ
曜「ふぅ……でも結局最後まで見てくれたね」
善子「あっ……こ、これは別に見たわけじゃ」
曜「私の目は見てくれないのにね」
善子「見てるわよ」チラ
曜「うん」ニコッ
ショワァ
善子「えっ!? ここで漏らすの!?」
曜「だって善子ちゃんが耳元で好きなんて言うから……」ドキドキ
ジョボボ
善子「言ったけど! 曜さんもよくやるじゃない!」
ジョボボ
曜「あーあ、もったいない……」
善子「何がよ」
曜「おしっこ味のホットケーキ作るんでしょ?」
善子「プリン味!」
ジョボボ
曜「私味?」
善子「プリン!! 耳悪すぎ!」
曜「あはは。分かってるよ」
ジョボボ
善子「今日は曜さんのママもいるんだから絶対にやめてよ?」
曜「私のおしっこは善子ちゃんだけのものだからね」
善子「いらないけど」
曜「私のいちばんを欲しくないとは……がっかりだな」
ジョボボ
善子「できれば別の形でくれないかしら?」
曜「さっきあげたよ」
善子「そうね。貰ったわ」
チョロロ
曜「ふぅ……でも結局最後まで見てくれたね」
善子「あっ……こ、これは別に見たわけじゃ」
曜「私の目は見てくれないのにね」
善子「見てるわよ」チラ
曜「うん」ニコッ
285: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:37:04.06 ID:9D+05apE.net
善子「もう……」カァアア
曜「じゃあ上がろうか。ママが待ってる」スタッ
善子「いや、せめてシャワーで流さないと」ガシッ
曜「善子ちゃんが舐めてもいいんだよ?」
善子「なっ……」
曜「冗談。シャワーで流せば匂い消えるかな?」スッ
善子「仕方ないわね」スッ
ペロッ
曜「ひゃあっ!!?」ビクッ
善子「……」チュルッ
曜「ど、どうしたの善子ちゃん……まだ物足りなかった?」
善子「え? 曜さんが舐めてって言ったんじゃないの」ペロッ
曜「あっ♡ ち、違うよ……私が言ったのは」
善子「床のこととか言ったら引っ叩く」
曜「ゆ、床のことだよ」
善子「……」ペロッ
曜「んっ♡」ビクッ
善子「はい、終わりね。ママが待ってるから早く上がりましょ」
曜「善子ちゃん、今のは……どっちを舐めたの?」
善子「は? 床なんて舐めるわけないじゃない。って言うか曜さんも見てたわよね」
曜「そうじゃなくて、私とおしっこ」
善子「曜さんのおしっこ」
曜「本当!?」ガタッ
善子「間違えたわ。曜さん『と』おしっこよ。おしっこは次いでだから」
曜「欲張りさんだね」フフッ
善子「曜さんには言われたくないわ」ムスッ
曜「私は善子ちゃんがいちばんだけど……」
善子「私だって曜さんがいちばんよ」
曜「おしっこは次いでか」ハァ
善子「曜さんこそ私が次いでなんじゃない?」
曜「じゃあ上がろうか。ママが待ってる」スタッ
善子「いや、せめてシャワーで流さないと」ガシッ
曜「善子ちゃんが舐めてもいいんだよ?」
善子「なっ……」
曜「冗談。シャワーで流せば匂い消えるかな?」スッ
善子「仕方ないわね」スッ
ペロッ
曜「ひゃあっ!!?」ビクッ
善子「……」チュルッ
曜「ど、どうしたの善子ちゃん……まだ物足りなかった?」
善子「え? 曜さんが舐めてって言ったんじゃないの」ペロッ
曜「あっ♡ ち、違うよ……私が言ったのは」
善子「床のこととか言ったら引っ叩く」
曜「ゆ、床のことだよ」
善子「……」ペロッ
曜「んっ♡」ビクッ
善子「はい、終わりね。ママが待ってるから早く上がりましょ」
曜「善子ちゃん、今のは……どっちを舐めたの?」
善子「は? 床なんて舐めるわけないじゃない。って言うか曜さんも見てたわよね」
曜「そうじゃなくて、私とおしっこ」
善子「曜さんのおしっこ」
曜「本当!?」ガタッ
善子「間違えたわ。曜さん『と』おしっこよ。おしっこは次いでだから」
曜「欲張りさんだね」フフッ
善子「曜さんには言われたくないわ」ムスッ
曜「私は善子ちゃんがいちばんだけど……」
善子「私だって曜さんがいちばんよ」
曜「おしっこは次いでか」ハァ
善子「曜さんこそ私が次いでなんじゃない?」
286: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:37:35.69 ID:9D+05apE.net
曜「ううん」
善子「順位なんてどうでもいいわ。曜さんが私のこと好きなのは……たっぷり教えて貰ったから」
曜「私も。嫌そうな顔しながらおしっこを舐めてくれたし」
善子「分かってるならやらせないで」
曜「善子ちゃんがしてきたんだよ?」
善子「……知らない」プイッ
……
リビング
曜ママ「あっ、やっと上がってきたね?」
善子「ごめんなさい遅くなって」
曜「善子ちゃんがなかなか私と離れたがらなくてね」アハハ
善子ママ「本当? あんまり曜ちゃんを困らせちゃダメよ」
善子「いちいち真に受けなくていいから……」
曜「出てくるとき追い焚き押してきたよ」
善子ママ「あら、気が利くのね」フフッ
曜「汚しちゃってごめんなさい」ペコッ
善子ママ「あっ……いいのいいの。気にしないで」
曜「……」
善子ママ「おしっこで汚れるのはね、善子で慣れてるから」
曜ママ「そうなの?」
善子「違います!」カァアア
曜「いつも善子ちゃんがごめんなさい」ペコッ
善子「何で曜さんが謝るのよ」
曜「え? 恋人だから」
善子「関係ないでしょ」
曜「汚すのは私だけにしてね」
曜ママ「ん?」
善子「あっ……ち、違うのよ? 曜さんってば冗談きついわね」フフッ
善子ママ「……」
善子「いいからママは早く入ってきて」
善子「順位なんてどうでもいいわ。曜さんが私のこと好きなのは……たっぷり教えて貰ったから」
曜「私も。嫌そうな顔しながらおしっこを舐めてくれたし」
善子「分かってるならやらせないで」
曜「善子ちゃんがしてきたんだよ?」
善子「……知らない」プイッ
……
リビング
曜ママ「あっ、やっと上がってきたね?」
善子「ごめんなさい遅くなって」
曜「善子ちゃんがなかなか私と離れたがらなくてね」アハハ
善子ママ「本当? あんまり曜ちゃんを困らせちゃダメよ」
善子「いちいち真に受けなくていいから……」
曜「出てくるとき追い焚き押してきたよ」
善子ママ「あら、気が利くのね」フフッ
曜「汚しちゃってごめんなさい」ペコッ
善子ママ「あっ……いいのいいの。気にしないで」
曜「……」
善子ママ「おしっこで汚れるのはね、善子で慣れてるから」
曜ママ「そうなの?」
善子「違います!」カァアア
曜「いつも善子ちゃんがごめんなさい」ペコッ
善子「何で曜さんが謝るのよ」
曜「え? 恋人だから」
善子「関係ないでしょ」
曜「汚すのは私だけにしてね」
曜ママ「ん?」
善子「あっ……ち、違うのよ? 曜さんってば冗談きついわね」フフッ
善子ママ「……」
善子「いいからママは早く入ってきて」
287: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:38:08.57 ID:9D+05apE.net
曜ママ「そうだ、その間に善子ちゃんとホットケーキ作っておくわ。上がったらみんなで食べよう」
善子「私と?」
曜「えーと、こほん。それじゃ私は気を利かせてママとお風呂に」
善子「曜さんが教えるのよ」ガシッ
曜ママ「そうよ。ここを事故物件にしたいの?」
善子ママ「……」
曜「わ、分かったよ。私がついてるので安心して入ってきてください」
善子ママ「お願いね」
曜「はい!」
……
キッチン
曜ママ「えーと、ホットケーキだったよね。まずは小麦粉と……」ガサゴソ
善子「えっ、ミックス粉じゃないの?」
曜ママ「何言ってるの。自分たちで作らなきゃ」
善子「ミックス粉使った方がいいと思うわよ。ね、曜さん」
曜「んー?」ニコニコ
曜ママ「気持ち悪いくらい笑顔ね」
曜「酷いなぁ」
善子「で、どうするの?」
曜ママ「もちろん粉から!」
善子「曜さんに聞いてるんだけど?」
曜「私? 作るのは二人なんだから、二人で決めなよ」
曜ママ「ほら。じゃあ粉からで決まり」
善子「ちょっと! 私の意見は!?」
曜ママ「粉から作った方が楽しいよ?」
善子「大変なだけじゃない」
曜ママ「その分善子ちゃんとお話できるし」
善子「あ……」カァアア
曜「……」ニコニコ
曜ママ「はい決まり。小麦粉と……」ガサゴソ
善子「私と?」
曜「えーと、こほん。それじゃ私は気を利かせてママとお風呂に」
善子「曜さんが教えるのよ」ガシッ
曜ママ「そうよ。ここを事故物件にしたいの?」
善子ママ「……」
曜「わ、分かったよ。私がついてるので安心して入ってきてください」
善子ママ「お願いね」
曜「はい!」
……
キッチン
曜ママ「えーと、ホットケーキだったよね。まずは小麦粉と……」ガサゴソ
善子「えっ、ミックス粉じゃないの?」
曜ママ「何言ってるの。自分たちで作らなきゃ」
善子「ミックス粉使った方がいいと思うわよ。ね、曜さん」
曜「んー?」ニコニコ
曜ママ「気持ち悪いくらい笑顔ね」
曜「酷いなぁ」
善子「で、どうするの?」
曜ママ「もちろん粉から!」
善子「曜さんに聞いてるんだけど?」
曜「私? 作るのは二人なんだから、二人で決めなよ」
曜ママ「ほら。じゃあ粉からで決まり」
善子「ちょっと! 私の意見は!?」
曜ママ「粉から作った方が楽しいよ?」
善子「大変なだけじゃない」
曜ママ「その分善子ちゃんとお話できるし」
善子「あ……」カァアア
曜「……」ニコニコ
曜ママ「はい決まり。小麦粉と……」ガサゴソ
288: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:38:43.80 ID:9D+05apE.net
善子「だ、大丈夫かしら」
曜「本当にヤバそうになったら止めるから安心して」
善子「お願いね。私じゃ止められる気がしないわ……」ハァ
曜ママ「小麦粉じゃありきたりよね。米粉にしてみようかしら」
善子「やめましょう。小麦粉が見つからないからってヤケになるのはよくないわ」ヒョイ
曜ママ「小麦粉! どうして分かったの?」
善子「いや……ここ私の家だし」
曜ママ「そうよね」フフッ
善子「それじゃ次は……篩よね」ガサゴソ
曜ママ「卵とバターは冷蔵庫かな……あった」ヒョイ
善子「バター溶けちゃうわよ」
曜ママ「う……分かってたわよ。確認しただけ」
善子「あと、ベーキングパウダーは……」ヒョイ
曜ママ「あとはボウルと……ハンドミキサー」サッ
善子「ハンドミキサー? 泡立て器じゃなくて?」
曜ママ「疲れるからね」
善子「あのねぇ、生クリーム泡立てるわけじゃないのよ? そんなものつかったら……」
曜ママ「むしろ生クリームじゃないのに何で泡立て器なんて使うの?」
善子「泡立て器って泡立てる以外にも使えるの。知ってた?」
曜ママ「聞いたことないけど大丈夫かな……」ハァ
善子「フライパンを揚げ物以外でも使うでしょう? それと同じ」
曜ママ「フライパンは揚げ物には使わないわよ」
善子「フライパンよ。フライするパン……つまり揚げ物用」
曜ママ「え」
善子「え?」
曜ママ「じゃあ金曜日は?」
善子「油のCMみたいなこと言わないで」
曜ママ「フライパンはフライするパンだったのか……」メモメモ
善子「曜さん、この人本当に頭いいの?」
曜「まさか。私のお母さんだよ?」アハハ
曜「本当にヤバそうになったら止めるから安心して」
善子「お願いね。私じゃ止められる気がしないわ……」ハァ
曜ママ「小麦粉じゃありきたりよね。米粉にしてみようかしら」
善子「やめましょう。小麦粉が見つからないからってヤケになるのはよくないわ」ヒョイ
曜ママ「小麦粉! どうして分かったの?」
善子「いや……ここ私の家だし」
曜ママ「そうよね」フフッ
善子「それじゃ次は……篩よね」ガサゴソ
曜ママ「卵とバターは冷蔵庫かな……あった」ヒョイ
善子「バター溶けちゃうわよ」
曜ママ「う……分かってたわよ。確認しただけ」
善子「あと、ベーキングパウダーは……」ヒョイ
曜ママ「あとはボウルと……ハンドミキサー」サッ
善子「ハンドミキサー? 泡立て器じゃなくて?」
曜ママ「疲れるからね」
善子「あのねぇ、生クリーム泡立てるわけじゃないのよ? そんなものつかったら……」
曜ママ「むしろ生クリームじゃないのに何で泡立て器なんて使うの?」
善子「泡立て器って泡立てる以外にも使えるの。知ってた?」
曜ママ「聞いたことないけど大丈夫かな……」ハァ
善子「フライパンを揚げ物以外でも使うでしょう? それと同じ」
曜ママ「フライパンは揚げ物には使わないわよ」
善子「フライパンよ。フライするパン……つまり揚げ物用」
曜ママ「え」
善子「え?」
曜ママ「じゃあ金曜日は?」
善子「油のCMみたいなこと言わないで」
曜ママ「フライパンはフライするパンだったのか……」メモメモ
善子「曜さん、この人本当に頭いいの?」
曜「まさか。私のお母さんだよ?」アハハ
289: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:39:51.80 ID:9D+05apE.net
.
290: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:40:20.81 ID:9D+05apE.net
曜ママ「失礼ね」
善子「まあいいわ。バニラエッセンスはあったかしら……」ガサゴソ
曜ママ「……」
善子「バニラアイスは作らない、とか言い出さないでよ?」ガサゴソ
曜ママ「作ろう」
善子「無理。そんな時間はないわ」
曜ママ「すぐ作れないの?」
善子「冷凍庫で凍るのを待たなきゃ」
曜ママ「じゃあ明日の朝食べよう」
善子「ホットケーキの生地を作り終えて、まだ時間があったらね」
曜ママ「凍らせなきゃなんだよね? 先に作ろうよ」
善子「ホットケーキは今日食べたいの」
曜ママ「分かったよ……」ハァ
善子「……」チラ
曜「ん?」ニコニコ
善子「何でさっきから笑顔なのよ」
曜ママ「気持ち悪い」
曜「……じゃあ怒りながら見るよ」プクー
善子「……」
曜ママ「たこやき作ろうか」
善子「作らない! ホットケーキは!?」
曜ママ「あっ、そうだった。無駄話してないで早く作りましょう」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃんとの話が無駄って意味じゃないわよ」
善子「聞いてないです」
曜「……」プクー
善子「その顔疲れない?」
曜「疲れる」プクー
善子「やめていいわよ」
曜「私いま怒ってるから気安く話しかけないで」プクー
善子「まあいいわ。バニラエッセンスはあったかしら……」ガサゴソ
曜ママ「……」
善子「バニラアイスは作らない、とか言い出さないでよ?」ガサゴソ
曜ママ「作ろう」
善子「無理。そんな時間はないわ」
曜ママ「すぐ作れないの?」
善子「冷凍庫で凍るのを待たなきゃ」
曜ママ「じゃあ明日の朝食べよう」
善子「ホットケーキの生地を作り終えて、まだ時間があったらね」
曜ママ「凍らせなきゃなんだよね? 先に作ろうよ」
善子「ホットケーキは今日食べたいの」
曜ママ「分かったよ……」ハァ
善子「……」チラ
曜「ん?」ニコニコ
善子「何でさっきから笑顔なのよ」
曜ママ「気持ち悪い」
曜「……じゃあ怒りながら見るよ」プクー
善子「……」
曜ママ「たこやき作ろうか」
善子「作らない! ホットケーキは!?」
曜ママ「あっ、そうだった。無駄話してないで早く作りましょう」
善子「……」
曜ママ「善子ちゃんとの話が無駄って意味じゃないわよ」
善子「聞いてないです」
曜「……」プクー
善子「その顔疲れない?」
曜「疲れる」プクー
善子「やめていいわよ」
曜「私いま怒ってるから気安く話しかけないで」プクー
291: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:40:56.82 ID:9D+05apE.net
曜ママ「怒ってるの? 何か怒らせるようなことしたかな……」
善子「朝ごはんになっちゃいそうね……」ハァ
……
曜ママ「小麦粉と卵はいいね。次はミルクを投入かな」
善子「ええ。入れすぎるとベチャベチャになるからちゃんとカップで計って……」
曜ママ「あっ、ミルクなのに『投入』は変よね」ドバドバ
善子「だぁぁ!!? 入れすぎ! 入れすぎよ!!」
曜ママ「あぁ……善子ちゃんが話しかけるから」
善子「私のせい!? 早くカップで掬って……」サッ
曜ママ「その牛乳どうするの?」
善子「え? 飲む?」
曜ママ「いや……卵と混ざって不味そうね」
善子「じゃあ捨てましょ」
曜ママ「小麦粉を足そう。あと卵も」ドサッ
善子「……何人前作るつもりよ」
曜「……」
善子「何?」
曜「え? いや別に」
曜ママ「先生なのにアドバイスの一つも言わないわね」
善子「そうよ。あんまり口出されるのは嫌だけど、少しくらい口出してくれても……」
曜「そのボウルだとその量は混ぜられないよ」
曜ママ「え?」
善子「確かに。こんなになみなみ入ってちゃ間違いなく溢れるわ」
曜ママ「そこは曜の腕の見せ所よね?」チラ
曜「いくら私でも無理」
善子「混ぜるの疲れるからやりたくないだけでしょう」
曜ママ「う……何で分かるかなぁ」
善子「分かるわよ、そのくらい」カチャ
善子「ボウル持ってるから……溢さないように気をつけて分けるわよ」
曜ママ「うん。そーっとね。溢したら大変……」カチャ
善子「朝ごはんになっちゃいそうね……」ハァ
……
曜ママ「小麦粉と卵はいいね。次はミルクを投入かな」
善子「ええ。入れすぎるとベチャベチャになるからちゃんとカップで計って……」
曜ママ「あっ、ミルクなのに『投入』は変よね」ドバドバ
善子「だぁぁ!!? 入れすぎ! 入れすぎよ!!」
曜ママ「あぁ……善子ちゃんが話しかけるから」
善子「私のせい!? 早くカップで掬って……」サッ
曜ママ「その牛乳どうするの?」
善子「え? 飲む?」
曜ママ「いや……卵と混ざって不味そうね」
善子「じゃあ捨てましょ」
曜ママ「小麦粉を足そう。あと卵も」ドサッ
善子「……何人前作るつもりよ」
曜「……」
善子「何?」
曜「え? いや別に」
曜ママ「先生なのにアドバイスの一つも言わないわね」
善子「そうよ。あんまり口出されるのは嫌だけど、少しくらい口出してくれても……」
曜「そのボウルだとその量は混ぜられないよ」
曜ママ「え?」
善子「確かに。こんなになみなみ入ってちゃ間違いなく溢れるわ」
曜ママ「そこは曜の腕の見せ所よね?」チラ
曜「いくら私でも無理」
善子「混ぜるの疲れるからやりたくないだけでしょう」
曜ママ「う……何で分かるかなぁ」
善子「分かるわよ、そのくらい」カチャ
善子「ボウル持ってるから……溢さないように気をつけて分けるわよ」
曜ママ「うん。そーっとね。溢したら大変……」カチャ
292: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:41:59.95 ID:9D+05apE.net
.
293: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:42:28.03 ID:9D+05apE.net
善子「……」
曜「まさか同じ大きさのボウルに移すつもり?」
曜ママ「え?」
善子「半分に分けるのよ。ボウル一つにこの量じゃ混ぜられないって、曜さんが言ったんじゃない」
曜「そう……」
善子「何よ」
曜「ううん。ただ……ちゃんと混ざってない状態で二つに分けたら、材料の比率がめちゃくちゃにならないかなって」
曜ママ「えっ?」ジョボボ
善子「わっ!!?」ガタッ
曜ママ「どうしたの、そんなに驚いて」ジョボボ
善子「何でもない……」カァアア
曜「……」ニヤニヤ
善子「だから気持ち悪いわよ」
曜ママ「?」ジョボボ
曜「善子ちゃんはね、その音を聞くと思い出しちゃうんだ」
善子「よ、余計なこと言わなくていいから……」カァアア
曜ママ「あぁ、これ? おしっこみたいな音するよね」アハハ
善子「」
曜ママ「あ」
善子「えっ!?」グラッ
曜ママ「溢れる……っ!?」
パシッ
曜「ふぅ……」
曜ママ「ナイスキャッチ」
善子「危うくママに殺されるところだったわ」
曜「もう、危なっかしくて見てられないよ。私が言うからその通りやって」
曜ママ「うん……」
……
リビング
善子ママ「ふぅ……いいお湯だったわ」ホカホカ
曜「まさか同じ大きさのボウルに移すつもり?」
曜ママ「え?」
善子「半分に分けるのよ。ボウル一つにこの量じゃ混ぜられないって、曜さんが言ったんじゃない」
曜「そう……」
善子「何よ」
曜「ううん。ただ……ちゃんと混ざってない状態で二つに分けたら、材料の比率がめちゃくちゃにならないかなって」
曜ママ「えっ?」ジョボボ
善子「わっ!!?」ガタッ
曜ママ「どうしたの、そんなに驚いて」ジョボボ
善子「何でもない……」カァアア
曜「……」ニヤニヤ
善子「だから気持ち悪いわよ」
曜ママ「?」ジョボボ
曜「善子ちゃんはね、その音を聞くと思い出しちゃうんだ」
善子「よ、余計なこと言わなくていいから……」カァアア
曜ママ「あぁ、これ? おしっこみたいな音するよね」アハハ
善子「」
曜ママ「あ」
善子「えっ!?」グラッ
曜ママ「溢れる……っ!?」
パシッ
曜「ふぅ……」
曜ママ「ナイスキャッチ」
善子「危うくママに殺されるところだったわ」
曜「もう、危なっかしくて見てられないよ。私が言うからその通りやって」
曜ママ「うん……」
……
リビング
善子ママ「ふぅ……いいお湯だったわ」ホカホカ
294: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:43:04.51 ID:9D+05apE.net
曜「お帰りなさい」
善子ママ「ありがとう。二人は?」チラ
「だからやめなさいって!」
「ええー?」
善子ママ「まだ作ってるの?」
曜「ホットケーキは何とか作れました。あとは二人が自由に作りたいとのことで」
善子ママ「自由に……」
曜「ホットケーキはお腹壊さないと思います」
善子ママ「ホットケーキは、ね……」ハァ
曜「私はホットケーキだけ頂きます」
善子ママ「私もそうするわ」
曜「……」
善子ママ「? どうかした?」
曜「ここ、寝てください」
善子ママ「えーと……」
曜「いいから」ポンポン
善子ママ「どうして?」
曜「嫌ですか?」
善子ママ「嫌というか、どうして私が曜ちゃんの膝の上に」
曜「遠慮せずに」グイ
善子ママ「え……」
ストンッ
曜「……」
善子ママ「ええと、その」
曜「ママ、いい匂いがしますね」クンクン
善子ママ「や、やめましょう? 二人はたぶん夢中で気づいてないでしょうけど……」
曜「大丈夫です。変なことはしませんから……」ギュ
善子ママ「してるじゃない」
曜「ふふ……」ナデナデ
善子ママ「……」
善子ママ「ありがとう。二人は?」チラ
「だからやめなさいって!」
「ええー?」
善子ママ「まだ作ってるの?」
曜「ホットケーキは何とか作れました。あとは二人が自由に作りたいとのことで」
善子ママ「自由に……」
曜「ホットケーキはお腹壊さないと思います」
善子ママ「ホットケーキは、ね……」ハァ
曜「私はホットケーキだけ頂きます」
善子ママ「私もそうするわ」
曜「……」
善子ママ「? どうかした?」
曜「ここ、寝てください」
善子ママ「えーと……」
曜「いいから」ポンポン
善子ママ「どうして?」
曜「嫌ですか?」
善子ママ「嫌というか、どうして私が曜ちゃんの膝の上に」
曜「遠慮せずに」グイ
善子ママ「え……」
ストンッ
曜「……」
善子ママ「ええと、その」
曜「ママ、いい匂いがしますね」クンクン
善子ママ「や、やめましょう? 二人はたぶん夢中で気づいてないでしょうけど……」
曜「大丈夫です。変なことはしませんから……」ギュ
善子ママ「してるじゃない」
曜「ふふ……」ナデナデ
善子ママ「……」
295: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:43:36.41 ID:9D+05apE.net
曜「私のこと、好きですか?」
善子ママ「……好きよ。変な意味じゃなくてね」
曜「私もです。変な意味じゃなくて」
善子ママ「……」
曜「それが聞きたかっただけです」ナデナデ
善子ママ「そう。ならもういいわね……」
曜「もう少し」
善子ママ「……」
曜「このままで」
善子ママ「さっき善子と何したの?」
曜「え?」
善子ママ「お風呂で。まさか変なことしたんじゃ……」
曜「してませんよ」アハハ
善子ママ「まあ、曜ちゃんのことだから……遊びでそういうことはしないでしょうけど」
曜「……」
善子ママ「私ね、曜ちゃんのお母さんと付き合ってるの」
曜「知ってます」
善子ママ「……そうじゃなくて、本当に」
曜「……」
善子ママ「今、曜ちゃんが考えたようなことしてるの」
曜「わ、私が考えたような?」
善子ママ「そう。だけどね、それは遊びなんかじゃない」
曜「そう……ですか」
善子ママ「曜ちゃん、おしっこのことが好きでしょう」
曜「はい。善子ちゃんのことが好きです」
善子ママ「その聞き間違いは冗談でも怒るわよ」
曜「え……ごめんなさい」
善子ママ「隠さなくていいわ。私たちも……曜ちゃんが想像したようなこと、してるもの」
曜「お母さんと?」
善子ママ「ええ。曜ちゃんが中学生のときからずっと……」
善子ママ「……好きよ。変な意味じゃなくてね」
曜「私もです。変な意味じゃなくて」
善子ママ「……」
曜「それが聞きたかっただけです」ナデナデ
善子ママ「そう。ならもういいわね……」
曜「もう少し」
善子ママ「……」
曜「このままで」
善子ママ「さっき善子と何したの?」
曜「え?」
善子ママ「お風呂で。まさか変なことしたんじゃ……」
曜「してませんよ」アハハ
善子ママ「まあ、曜ちゃんのことだから……遊びでそういうことはしないでしょうけど」
曜「……」
善子ママ「私ね、曜ちゃんのお母さんと付き合ってるの」
曜「知ってます」
善子ママ「……そうじゃなくて、本当に」
曜「……」
善子ママ「今、曜ちゃんが考えたようなことしてるの」
曜「わ、私が考えたような?」
善子ママ「そう。だけどね、それは遊びなんかじゃない」
曜「そう……ですか」
善子ママ「曜ちゃん、おしっこのことが好きでしょう」
曜「はい。善子ちゃんのことが好きです」
善子ママ「その聞き間違いは冗談でも怒るわよ」
曜「え……ごめんなさい」
善子ママ「隠さなくていいわ。私たちも……曜ちゃんが想像したようなこと、してるもの」
曜「お母さんと?」
善子ママ「ええ。曜ちゃんが中学生のときからずっと……」
296: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:44:10.71 ID:9D+05apE.net
曜「……」
善子ママ「気持ち悪いって思う?」
曜「え? どうしてですか」
善子ママ「私たち……おしっことか、そういうことしてるのよ」
曜「好きなんですよね? ならいいと思います」
善子ママ「いえ、『私たちも』と言うべきかしら」
曜「……」
善子ママ「曜ちゃんが善子とそういうことしてるのは気づいてたわ」
曜「あはは……バレてましたか」エヘヘ
善子ママ「だって、あんなにいい匂いさせてたらね?」
曜「いい匂い?」
善子ママ「お風呂。あんな匂い嗅がせるなんて酷いわ」
曜「シャワーで流したんですけど」
善子ママ「シャワーで流したくらいで消せるとでも?」
曜「いえ……」
善子ママ「そうよね。曜ちゃんは鼻がいいから分かるはず」
曜「もしかしてママも?」
善子ママ「私は人並みだけれど。曜ちゃんのお母さんのせいで、特定の匂いに敏感になっちゃったわ」
曜「……」
善子ママ「善子、嫌がってない?」
曜「えっ? い、いえ……」
善子ママ「無理させてない?」
曜「……」
善子ママ「もし曜ちゃんが、この先も善子と……ずっと一緒にいてくれるって思ってるのなら」
善子ママ「あまり急ぐといいことはないわよ」
曜「わ、私は……」
善子ママ「勘違いしないでね? 怒ってるんじゃなくて、二人のために言ってるだけだから」
曜「……」
善子ママ「焦る気持ちは分からないでもないわ。若いときは私だってそうだった」
善子ママ「『今』しか見えてなくて……先のことなんてまるで考えもしなかった」
善子ママ「気持ち悪いって思う?」
曜「え? どうしてですか」
善子ママ「私たち……おしっことか、そういうことしてるのよ」
曜「好きなんですよね? ならいいと思います」
善子ママ「いえ、『私たちも』と言うべきかしら」
曜「……」
善子ママ「曜ちゃんが善子とそういうことしてるのは気づいてたわ」
曜「あはは……バレてましたか」エヘヘ
善子ママ「だって、あんなにいい匂いさせてたらね?」
曜「いい匂い?」
善子ママ「お風呂。あんな匂い嗅がせるなんて酷いわ」
曜「シャワーで流したんですけど」
善子ママ「シャワーで流したくらいで消せるとでも?」
曜「いえ……」
善子ママ「そうよね。曜ちゃんは鼻がいいから分かるはず」
曜「もしかしてママも?」
善子ママ「私は人並みだけれど。曜ちゃんのお母さんのせいで、特定の匂いに敏感になっちゃったわ」
曜「……」
善子ママ「善子、嫌がってない?」
曜「えっ? い、いえ……」
善子ママ「無理させてない?」
曜「……」
善子ママ「もし曜ちゃんが、この先も善子と……ずっと一緒にいてくれるって思ってるのなら」
善子ママ「あまり急ぐといいことはないわよ」
曜「わ、私は……」
善子ママ「勘違いしないでね? 怒ってるんじゃなくて、二人のために言ってるだけだから」
曜「……」
善子ママ「焦る気持ちは分からないでもないわ。若いときは私だってそうだった」
善子ママ「『今』しか見えてなくて……先のことなんてまるで考えもしなかった」
297: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:44:43.80 ID:9D+05apE.net
曜「ママが?」
善子ママ「ええ。曜ちゃんのお母さんと同級生なのは知っているでしょう」
曜「はい」
善子ママ「お母さんと出会ったのは保育園の頃だけれど、付き合い始めたのは割と最近なの」
曜「そうなんですか?」
善子ママ「ちょうど、私が曜ちゃんの担任になったときからくらいね」
曜「えっと……先生と保護者が何してるんですかね」
善子ママ「う……返す言葉がないわ」
曜「……」
善子ママ「曜ちゃんも私のことは知ってたでしょう? 小さい頃から何度も会ってるものね」
曜「それは……そうですよ。綺麗な人だなってずっと」
善子ママ「……」カァアア
曜「今も綺麗ですけど」カァアア
善子ママ「と、とにかくね。私は曜ちゃんが知り合いだからって贔屓したりはしたくなかった」
曜「あ、そこはちゃんとしてるんだ」
善子ママ「そうよ。これでも教師だから」
曜「……」
善子ママ「今思えば、逆に厳しくしすぎたかもしれないわね。ごめんなさい……」
曜「私の方こそたくさん怒らせてごめんなさい……」
善子ママ「曜ちゃん、私のこと覚えてたのね」
曜「忘れるわけないよ」
善子ママ「私のこと、すっかり覚えてないみたいな口ぶりだったわ」
曜「あぁ、『先生モードのママに授業(意味深)されてみたいなぁ……』」ニヤニヤ
曜「とかですか」
善子ママ「そんな気持ち悪い言い方はしてなかったと思うけれど」
曜「……」ニヤニヤ
善子ママ「してたわね」
曜「はい」
善子ママ「どうして私のこと忘れちゃったのかなって……思っていたわ」
曜「それは……」
善子ママ「ええ。曜ちゃんのお母さんと同級生なのは知っているでしょう」
曜「はい」
善子ママ「お母さんと出会ったのは保育園の頃だけれど、付き合い始めたのは割と最近なの」
曜「そうなんですか?」
善子ママ「ちょうど、私が曜ちゃんの担任になったときからくらいね」
曜「えっと……先生と保護者が何してるんですかね」
善子ママ「う……返す言葉がないわ」
曜「……」
善子ママ「曜ちゃんも私のことは知ってたでしょう? 小さい頃から何度も会ってるものね」
曜「それは……そうですよ。綺麗な人だなってずっと」
善子ママ「……」カァアア
曜「今も綺麗ですけど」カァアア
善子ママ「と、とにかくね。私は曜ちゃんが知り合いだからって贔屓したりはしたくなかった」
曜「あ、そこはちゃんとしてるんだ」
善子ママ「そうよ。これでも教師だから」
曜「……」
善子ママ「今思えば、逆に厳しくしすぎたかもしれないわね。ごめんなさい……」
曜「私の方こそたくさん怒らせてごめんなさい……」
善子ママ「曜ちゃん、私のこと覚えてたのね」
曜「忘れるわけないよ」
善子ママ「私のこと、すっかり覚えてないみたいな口ぶりだったわ」
曜「あぁ、『先生モードのママに授業(意味深)されてみたいなぁ……』」ニヤニヤ
曜「とかですか」
善子ママ「そんな気持ち悪い言い方はしてなかったと思うけれど」
曜「……」ニヤニヤ
善子ママ「してたわね」
曜「はい」
善子ママ「どうして私のこと忘れちゃったのかなって……思っていたわ」
曜「それは……」
298: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:45:46.68 ID:9D+05apE.net
.
299: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:46:16.21 ID:9D+05apE.net
善子ママ「私のこと、思い出したくないのかもしれない」
善子ママ「それとも、善子に気を遣って……?」
善子ママ「もしくは本当に忘れてたか」
曜「……恥ずかしかったから」カァアア
善子ママ「恥ずかしい?」
曜「大好きな先生の元に、娘の恋人として会いに行くのが」
善子ママ「……」
曜「すごく恥ずかしかったし……ちょっと怖かったです」
善子ママ「怖かった……ふふ、そうね。また怒られるんじゃないかって」
曜「特に怒られるとは思わなかったんですけど」
善子ママ「じゃあ何? 私が曜ちゃんのこと忘れちゃってるとでも?」
曜「逆です。あのときのこと……覚えててくれたら嫌だなって」
善子ママ「……どうして嫌なの」
曜「あのときママにあんなこと言っておいて、今は善子ちゃんに……ママの娘にも同じこと言ってるんだって」
曜「軽蔑される気がして……怖かったんだ」
善子ママ「軽蔑……ね」
曜「はい……」
善子ママ「そのくせ今は同じことしてるのね?」
曜「あぅ……」カァアア
善子ママ「私はしなくても善子は軽蔑するかも」
曜「そうですよね」アハハ
善子ママ「笑いごとじゃないわよ」
曜「……」
善子ママ「正直、最初は反対だったわ」
曜「そうなんですか……」
善子ママ「それはそうよ」
曜「……」
善子ママ「でも、曜ちゃんが本当に善子のことが好きだって分かって」
善子ママ「私の娘かどうかなんて関係ないってことが分かったから」
曜「ありがとうございます」ペコ
善子ママ「それとも、善子に気を遣って……?」
善子ママ「もしくは本当に忘れてたか」
曜「……恥ずかしかったから」カァアア
善子ママ「恥ずかしい?」
曜「大好きな先生の元に、娘の恋人として会いに行くのが」
善子ママ「……」
曜「すごく恥ずかしかったし……ちょっと怖かったです」
善子ママ「怖かった……ふふ、そうね。また怒られるんじゃないかって」
曜「特に怒られるとは思わなかったんですけど」
善子ママ「じゃあ何? 私が曜ちゃんのこと忘れちゃってるとでも?」
曜「逆です。あのときのこと……覚えててくれたら嫌だなって」
善子ママ「……どうして嫌なの」
曜「あのときママにあんなこと言っておいて、今は善子ちゃんに……ママの娘にも同じこと言ってるんだって」
曜「軽蔑される気がして……怖かったんだ」
善子ママ「軽蔑……ね」
曜「はい……」
善子ママ「そのくせ今は同じことしてるのね?」
曜「あぅ……」カァアア
善子ママ「私はしなくても善子は軽蔑するかも」
曜「そうですよね」アハハ
善子ママ「笑いごとじゃないわよ」
曜「……」
善子ママ「正直、最初は反対だったわ」
曜「そうなんですか……」
善子ママ「それはそうよ」
曜「……」
善子ママ「でも、曜ちゃんが本当に善子のことが好きだって分かって」
善子ママ「私の娘かどうかなんて関係ないってことが分かったから」
曜「ありがとうございます」ペコ
300: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:46:51.57 ID:9D+05apE.net
善子ママ「ううん。でも賛成はしてなかったわ」
曜「?」
善子ママ「実はね、善子と一度話したのよ」
善子ママ「曜ちゃんと付き合うことを反対してたことも伝えた」
曜「え……」
善子ママ「もちろん、私と曜ちゃんの関係には触れなかったわよ? ただ……」
善子ママ「女の子同士で付き合うなんて、そのせいでこの先たくさん辛い目にあうかもしれないわ」
善子ママ「それでも好きって言える?」
曜「私は言えます」
善子ママ「そう。善子も即答だった」
曜「それはちょっと意外かも」
善子ママ「善子はね、今しか見えてないから……。この先のことなんてまるで考えてないからよ」
善子ママ「私の言ったことを本当に理解して答えたわけじゃないの」
曜「そんなの……私だって」
善子ママ「曜ちゃんはある程度、考えてくれてるでしょう」
曜「まあ、ある程度は」アハハ
善子ママ「結婚式の写真を撮ったりね?」
曜「あぁ……あれ、見たんですか」
善子ママ「善子が見せて来たのよ」
曜「善子ちゃんが……?」
善子ママ「余程嬉しかったんでしょうね。寝るときも写真を抱いて離さなかったから……」
曜「そんなに嬉しかったのかぁ……」フフッ
善子ママ「おねしょで濡らしちゃいけないと思ってやめさせたわ」
曜「善子ちゃんのおしっこなら写真の私も許しそうだけど」
善子ママ「それと……私はこうも言ったわ」
善子ママ「『女の子同士じゃ結婚なんてできない』」
曜「……」
善子ママ「なかなか酷いことを言ったわね」
曜「それは……実体験ですか」
善子ママ「え」
曜「?」
善子ママ「実はね、善子と一度話したのよ」
善子ママ「曜ちゃんと付き合うことを反対してたことも伝えた」
曜「え……」
善子ママ「もちろん、私と曜ちゃんの関係には触れなかったわよ? ただ……」
善子ママ「女の子同士で付き合うなんて、そのせいでこの先たくさん辛い目にあうかもしれないわ」
善子ママ「それでも好きって言える?」
曜「私は言えます」
善子ママ「そう。善子も即答だった」
曜「それはちょっと意外かも」
善子ママ「善子はね、今しか見えてないから……。この先のことなんてまるで考えてないからよ」
善子ママ「私の言ったことを本当に理解して答えたわけじゃないの」
曜「そんなの……私だって」
善子ママ「曜ちゃんはある程度、考えてくれてるでしょう」
曜「まあ、ある程度は」アハハ
善子ママ「結婚式の写真を撮ったりね?」
曜「あぁ……あれ、見たんですか」
善子ママ「善子が見せて来たのよ」
曜「善子ちゃんが……?」
善子ママ「余程嬉しかったんでしょうね。寝るときも写真を抱いて離さなかったから……」
曜「そんなに嬉しかったのかぁ……」フフッ
善子ママ「おねしょで濡らしちゃいけないと思ってやめさせたわ」
曜「善子ちゃんのおしっこなら写真の私も許しそうだけど」
善子ママ「それと……私はこうも言ったわ」
善子ママ「『女の子同士じゃ結婚なんてできない』」
曜「……」
善子ママ「なかなか酷いことを言ったわね」
曜「それは……実体験ですか」
善子ママ「え」
301: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:47:27.08 ID:9D+05apE.net
曜「いえ、何でもないです……」
善子ママ「曜ちゃんって、普段は鈍感なくせにときどき妙に察しがいいわよね」ハァ
曜「ママにも好きな人がいたんですね」
善子ママ「ええ。曜ちゃんのお母さんと付き合う前にね」
曜「やっぱり……」
善子ママ「高校生のときよ。私は先輩と付き合っていて……大学もその人と同じところへ行ったくらい」
曜「……」
善子ママ「だから、曜ちゃんのお母さんに告白されたときは本当にどうしようかと思ったわよ」
曜「二股はしなかったんですね」
善子ママ「私は曜ちゃんとは違うもの」フフッ
曜「わ、私だって……」
善子ママ「やんわりとはお断りしたんだけれど。全然諦めてくれなくて」
善子ママ「結局卒業まで無視することになっちゃった」
曜「はっきり断ればよかったのに」
善子ママ「曜ちゃんのお母さんはね……」
曜「いじめられてたんですよね」
善子ママ「ど、どうしてそのことを」
曜「卒業アルバムに写真がなかったので」
善子ママ「え? いじめはあの後なくなったんじゃ……」
曜「表向きは」
善子ママ「う、嘘!」
曜「ごめんなさい。確かめたわけじゃないんですが」
善子ママ「憶測でそんなこと言わないで!」
曜「実は私……見ちゃったんです」
曜「押し入れを片付けているときに……お母さんの高校生時代の物が出てきて」
曜「教科書は油性ペンで悪口がびっしり。消そうとしたのかシンナーで印刷の字まで消えかかってて」
曜「三年生の教科書でした」
善子ママ「嘘よ!! そんなことあるわけ……」
曜「お母さんもそんなもの捨てればよかったのに、何で取っておいたのか……」ハァ
善子ママ「……」
善子ママ「曜ちゃんって、普段は鈍感なくせにときどき妙に察しがいいわよね」ハァ
曜「ママにも好きな人がいたんですね」
善子ママ「ええ。曜ちゃんのお母さんと付き合う前にね」
曜「やっぱり……」
善子ママ「高校生のときよ。私は先輩と付き合っていて……大学もその人と同じところへ行ったくらい」
曜「……」
善子ママ「だから、曜ちゃんのお母さんに告白されたときは本当にどうしようかと思ったわよ」
曜「二股はしなかったんですね」
善子ママ「私は曜ちゃんとは違うもの」フフッ
曜「わ、私だって……」
善子ママ「やんわりとはお断りしたんだけれど。全然諦めてくれなくて」
善子ママ「結局卒業まで無視することになっちゃった」
曜「はっきり断ればよかったのに」
善子ママ「曜ちゃんのお母さんはね……」
曜「いじめられてたんですよね」
善子ママ「ど、どうしてそのことを」
曜「卒業アルバムに写真がなかったので」
善子ママ「え? いじめはあの後なくなったんじゃ……」
曜「表向きは」
善子ママ「う、嘘!」
曜「ごめんなさい。確かめたわけじゃないんですが」
善子ママ「憶測でそんなこと言わないで!」
曜「実は私……見ちゃったんです」
曜「押し入れを片付けているときに……お母さんの高校生時代の物が出てきて」
曜「教科書は油性ペンで悪口がびっしり。消そうとしたのかシンナーで印刷の字まで消えかかってて」
曜「三年生の教科書でした」
善子ママ「嘘よ!! そんなことあるわけ……」
曜「お母さんもそんなもの捨てればよかったのに、何で取っておいたのか……」ハァ
善子ママ「……」
302: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:48:29.43 ID:9D+05apE.net
.
303: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:48:58.02 ID:9D+05apE.net
曜「卒業アルバムに写真が載らないなんて、そんなの普通に考えておかしいです」
善子ママ「……そうよ。だから私は全部お母さんの妄想だと」
曜「先生まで加わるなんてあんまりじゃないですか」
善子ママ「え……?」
曜「教科書の他にも、テストの答案も出てきました」
曜「全問正解で文句なしの満点」
善子ママ「でしょうね」
曜「解答欄には丸ばっかり並んでるのに、名前のところに大きくバツが書いてあって」
曜「赤ペンで大きく……『誰ですか?』って」
善子ママ「……っ」
曜「……」
善子ママ「今の話、どこまで本当なの……?」
曜「全部本当です」
善子ママ「それじゃあ私……」
曜「それでもお母さんはずっとママのことが」
善子ママ「私……何て酷いことを」
曜「それは違います」
善子ママ「曜ちゃんも曜ちゃんよ! よりによってそんなこと私に言うなんて」
曜「だから違うんだってば」
善子ママ「こんなの知りたくなかった……」グスッ
曜「……」
曜「お母さん、何度も死のうとしたんですよね」
善子ママ「私のせいで! そうよ、あの腕の傷はどう見ても」
曜「どうして死ななかったと思いますか」
善子ママ「……」
曜「ママのことが好きだから……」
曜「ママがあのとき助けてくれたこと、ずっと覚えてたから」
曜「だからできなかったんじゃないですかね」
善子ママ「……」グスッ
曜「ママが助けてくれたんです」
善子ママ「……そうよ。だから私は全部お母さんの妄想だと」
曜「先生まで加わるなんてあんまりじゃないですか」
善子ママ「え……?」
曜「教科書の他にも、テストの答案も出てきました」
曜「全問正解で文句なしの満点」
善子ママ「でしょうね」
曜「解答欄には丸ばっかり並んでるのに、名前のところに大きくバツが書いてあって」
曜「赤ペンで大きく……『誰ですか?』って」
善子ママ「……っ」
曜「……」
善子ママ「今の話、どこまで本当なの……?」
曜「全部本当です」
善子ママ「それじゃあ私……」
曜「それでもお母さんはずっとママのことが」
善子ママ「私……何て酷いことを」
曜「それは違います」
善子ママ「曜ちゃんも曜ちゃんよ! よりによってそんなこと私に言うなんて」
曜「だから違うんだってば」
善子ママ「こんなの知りたくなかった……」グスッ
曜「……」
曜「お母さん、何度も死のうとしたんですよね」
善子ママ「私のせいで! そうよ、あの腕の傷はどう見ても」
曜「どうして死ななかったと思いますか」
善子ママ「……」
曜「ママのことが好きだから……」
曜「ママがあのとき助けてくれたこと、ずっと覚えてたから」
曜「だからできなかったんじゃないですかね」
善子ママ「……」グスッ
曜「ママが助けてくれたんです」
304: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:49:34.35 ID:9D+05apE.net
善子ママ「そんなの……」
曜「ママが助けてくれたから、今のお母さんがいて」
曜「私もこうして……」
曜「だから、ありがとうございます」ペコッ
善子ママ「やめてよ……」
曜「お母さんを助けてくれたことだけじゃない」
曜「ママもきっと辛い思いをしたのに……私たちが付き合うことを認めてくれて、応援してくれて」
曜「本当にありがとう」ギュ
善子ママ「……」グスッ
曜「さっきママにあんなことしておいて言うのもアレですけど」エヘヘ
善子ママ「そう思うならやめなさい」
曜「ママは私のこと嫌いですか?」
善子ママ「……その質問はずるいわ」
曜「私は好きですよ」
善子ママ「また善子に怒られるわよ」
曜「おしっこは善子ちゃんだけのものなので」
善子ママ「そう……あなたって人は」
善子ママ「ううん。『あなた達』は」
善子ママ「やっぱりおかしいわよ……」グスッ
曜「それでも好きでいてくれる?」
善子ママ「もちろん」
曜「善子ちゃんも……好きでいてくれるかな」
善子ママ「それは本人に聞いて」
曜「善子ちゃんは好きって言ってくれたよ」
曜「だけど、この先もずっと私のことを好きでいてくれるかは……」
善子「バカね」
曜「え?」
善子「好きでいるわよ。ずっと……」
「善子ちゃん? まだー?」
善子「今行くわ!」
曜「ママが助けてくれたから、今のお母さんがいて」
曜「私もこうして……」
曜「だから、ありがとうございます」ペコッ
善子ママ「やめてよ……」
曜「お母さんを助けてくれたことだけじゃない」
曜「ママもきっと辛い思いをしたのに……私たちが付き合うことを認めてくれて、応援してくれて」
曜「本当にありがとう」ギュ
善子ママ「……」グスッ
曜「さっきママにあんなことしておいて言うのもアレですけど」エヘヘ
善子ママ「そう思うならやめなさい」
曜「ママは私のこと嫌いですか?」
善子ママ「……その質問はずるいわ」
曜「私は好きですよ」
善子ママ「また善子に怒られるわよ」
曜「おしっこは善子ちゃんだけのものなので」
善子ママ「そう……あなたって人は」
善子ママ「ううん。『あなた達』は」
善子ママ「やっぱりおかしいわよ……」グスッ
曜「それでも好きでいてくれる?」
善子ママ「もちろん」
曜「善子ちゃんも……好きでいてくれるかな」
善子ママ「それは本人に聞いて」
曜「善子ちゃんは好きって言ってくれたよ」
曜「だけど、この先もずっと私のことを好きでいてくれるかは……」
善子「バカね」
曜「え?」
善子「好きでいるわよ。ずっと……」
「善子ちゃん? まだー?」
善子「今行くわ!」
305: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:50:09.79 ID:9D+05apE.net
曜「もしかして、ずっと見てた?」
善子「まさか。ちょっと聞きたいことがあって来ただけよ」
曜「えっと……何かな」
善子「生クリームの泡立て具合が分からなくて」
曜「じゃあ行くよ」スタッ
ゴトッ!
曜「あっ! ごめんなさい!!」
善子ママ「いたた……」
曜「大丈夫ですか? 本当にごめんなさい」
善子ママ「私を乗せてたこと、完全に忘れてたでしょう」
善子「あれ? ママもいたのね。見えなかったわ」
曜「私に膝枕されてたからね」
善子「」
善子ママ「あっ、違うのよ善子」
曜「いい匂いすぎてドキドキしちゃったよ……」ハァ
善子「ママ?」
善子ママ「えーと……ちょっとお話をしてただけよ」
善子「どんな話してたのかしら?」
善子ママ「それは……」
曜「今は秘密」
善子「……」
善子ママ「大丈夫よ。善子が考えてることなんて一つもしてないから」
善子「当たり前よ!!」
曜「私はしたかったよ」ギュ
善子ママ「やめなさい。善子が見てるわ」
曜ママ「善子ちゃんまだー?」
善子「ハンドミキサー、持ってきて」
曜ママ「え?」
曜「泡立てすぎるとボッテリしちゃうから気をつけてね」
善子「曜さんをミキサーにかけるのよ」
善子「まさか。ちょっと聞きたいことがあって来ただけよ」
曜「えっと……何かな」
善子「生クリームの泡立て具合が分からなくて」
曜「じゃあ行くよ」スタッ
ゴトッ!
曜「あっ! ごめんなさい!!」
善子ママ「いたた……」
曜「大丈夫ですか? 本当にごめんなさい」
善子ママ「私を乗せてたこと、完全に忘れてたでしょう」
善子「あれ? ママもいたのね。見えなかったわ」
曜「私に膝枕されてたからね」
善子「」
善子ママ「あっ、違うのよ善子」
曜「いい匂いすぎてドキドキしちゃったよ……」ハァ
善子「ママ?」
善子ママ「えーと……ちょっとお話をしてただけよ」
善子「どんな話してたのかしら?」
善子ママ「それは……」
曜「今は秘密」
善子「……」
善子ママ「大丈夫よ。善子が考えてることなんて一つもしてないから」
善子「当たり前よ!!」
曜「私はしたかったよ」ギュ
善子ママ「やめなさい。善子が見てるわ」
曜ママ「善子ちゃんまだー?」
善子「ハンドミキサー、持ってきて」
曜ママ「え?」
曜「泡立てすぎるとボッテリしちゃうから気をつけてね」
善子「曜さんをミキサーにかけるのよ」
306: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:50:42.91 ID:9D+05apE.net
善子ママ「……」
曜「や、やだなー冗談きついよ善子ちゃん」アハハ
曜ママ「はい」サッ
善子「ありがとう」カチッ
ウィーン
曜「あ、あのね? そういうのは人に向けちゃいけないって習わなかった?」
善子「やってみないと分からないじゃない?」フフッ
善子ママ「善子。人に向けちゃダメよ」コホン
曜「ママ……!」パァアア
善子ママ「今のは親として当然。曜ちゃんのためじゃないわ」
善子「ふぅ……。いいから手伝って」カチッ
曜「はーい」
善子ママ「……」
曜ママ「膝枕はずるいなぁ」プクー
善子ママ「わ、分かったわよ……後でね」カァアア
曜ママ「約束だからね?」
善子ママ「ええ」
……
キッチン
曜ママ「それじゃ善子ちゃん、準備ができたらスイッチを」
善子「いや、一人で持てるから」
曜ママ「一緒に混ぜる」スッ
善子「ひゃっ……」ビクッ
曜ママ「行くよー? せーのっ……」カチッ
ウィーン
曜ママ「善子ちゃん?」ギュ
善子「……」カァアア
曜ママ「ほら、善子ちゃんも混ぜて」グイ
善子「だ、だって……」ドキドキ
ウィーン
曜「や、やだなー冗談きついよ善子ちゃん」アハハ
曜ママ「はい」サッ
善子「ありがとう」カチッ
ウィーン
曜「あ、あのね? そういうのは人に向けちゃいけないって習わなかった?」
善子「やってみないと分からないじゃない?」フフッ
善子ママ「善子。人に向けちゃダメよ」コホン
曜「ママ……!」パァアア
善子ママ「今のは親として当然。曜ちゃんのためじゃないわ」
善子「ふぅ……。いいから手伝って」カチッ
曜「はーい」
善子ママ「……」
曜ママ「膝枕はずるいなぁ」プクー
善子ママ「わ、分かったわよ……後でね」カァアア
曜ママ「約束だからね?」
善子ママ「ええ」
……
キッチン
曜ママ「それじゃ善子ちゃん、準備ができたらスイッチを」
善子「いや、一人で持てるから」
曜ママ「一緒に混ぜる」スッ
善子「ひゃっ……」ビクッ
曜ママ「行くよー? せーのっ……」カチッ
ウィーン
曜ママ「善子ちゃん?」ギュ
善子「……」カァアア
曜ママ「ほら、善子ちゃんも混ぜて」グイ
善子「だ、だって……」ドキドキ
ウィーン
307: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:51:13.20 ID:9D+05apE.net
曜ママ「あ、ごめんなさい。私に掴まれてたら混ぜづらいよね」パッ
善子「そうよ! 混ぜにくいったらありゃしないわ」ドキドキ
曜「……」ニコニコ
善子「だからその顔は何!?」
曜ママ「おっ、いい感じに泡立ってきたね」
曜「まだだよ」
善子「まだ? じゃあもう少し……」
曜ママ「疲れたらいつでも代わるわよ」
善子「ありがと……」カァアア
ウィーン
曜「もう少しかな」
曜ママ「さっきと変わってない気がするけど」
善子「そうね。途中からあんまり変化がないような……」
曜「あと三……ニ……一」
曜「はいストップ!」
曜ママ「善子ちゃんは変わったよね」カチッ
善子「へっ? 何の話……?」
曜ママ「ううん。何でも」
善子「……」
曜ママ「もういいってさ」スッ
曜「あっ! 止まってから!!」
曜ママ「ん?」
ウィーン……
善子「」ベチャッ
曜「あー……」
曜ママ「ごめんなさい」
善子「私、今日何回お風呂に入ればいいのかしら」フキフキ
曜「善子ちゃん、クリームが顔に……」
曜ママ「あむっ」ペロッ
善子「え」
善子「そうよ! 混ぜにくいったらありゃしないわ」ドキドキ
曜「……」ニコニコ
善子「だからその顔は何!?」
曜ママ「おっ、いい感じに泡立ってきたね」
曜「まだだよ」
善子「まだ? じゃあもう少し……」
曜ママ「疲れたらいつでも代わるわよ」
善子「ありがと……」カァアア
ウィーン
曜「もう少しかな」
曜ママ「さっきと変わってない気がするけど」
善子「そうね。途中からあんまり変化がないような……」
曜「あと三……ニ……一」
曜「はいストップ!」
曜ママ「善子ちゃんは変わったよね」カチッ
善子「へっ? 何の話……?」
曜ママ「ううん。何でも」
善子「……」
曜ママ「もういいってさ」スッ
曜「あっ! 止まってから!!」
曜ママ「ん?」
ウィーン……
善子「」ベチャッ
曜「あー……」
曜ママ「ごめんなさい」
善子「私、今日何回お風呂に入ればいいのかしら」フキフキ
曜「善子ちゃん、クリームが顔に……」
曜ママ「あむっ」ペロッ
善子「え」
308: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:51:42.52 ID:9D+05apE.net
曜ママ「うん、美味しい」
善子「い、今私を……」ドキドキ
善子「美味しいって……?」カァアア
曜ママ「あはは。クリームだよ」
善子「曜さん……」
曜「ん?」
善子「今の、見た?」
曜「見たよ。善子ちゃん顔真っ赤だね」アハハ
曜ママ「ごめんね。曜の前だからこのくらいで我慢して」
善子「そういう問題じゃないわよ!!」
曜「私は気にしないよ」ニコニコ
善子「気にして! お願いだから!」
曜ママ「さてと、クリームもできたことだし食べようか」
善子「うぅ……」フキフキ
……
リビング
善子ママ「わぁ……美味しそうね」
曜ママ「でしょう? さすが曜だね。私でも作れちゃった」
善子「ええ。中もちゃんと火が通ってるわ」
曜「一応プリン味にはしたんだけど……口に合うかな?」
曜ママ「大丈夫。匂いだけで美味しいのが分かるもん」
善子「曜さんが味付け考えてくれたんだもの、心配してないわ」
善子ママ「そうよ。私の大好きな三人が作ってくれたんだから」
曜ママ「えっ……どうしたのママ」
曜「もちろん私がいちばんだよね?」
善子「は?」
曜「あはは、冗談だよ」
曜ママ「私よね?」
善子ママ「さっ、食べましょう。頂きます」
善子「い、今私を……」ドキドキ
善子「美味しいって……?」カァアア
曜ママ「あはは。クリームだよ」
善子「曜さん……」
曜「ん?」
善子「今の、見た?」
曜「見たよ。善子ちゃん顔真っ赤だね」アハハ
曜ママ「ごめんね。曜の前だからこのくらいで我慢して」
善子「そういう問題じゃないわよ!!」
曜「私は気にしないよ」ニコニコ
善子「気にして! お願いだから!」
曜ママ「さてと、クリームもできたことだし食べようか」
善子「うぅ……」フキフキ
……
リビング
善子ママ「わぁ……美味しそうね」
曜ママ「でしょう? さすが曜だね。私でも作れちゃった」
善子「ええ。中もちゃんと火が通ってるわ」
曜「一応プリン味にはしたんだけど……口に合うかな?」
曜ママ「大丈夫。匂いだけで美味しいのが分かるもん」
善子「曜さんが味付け考えてくれたんだもの、心配してないわ」
善子ママ「そうよ。私の大好きな三人が作ってくれたんだから」
曜ママ「えっ……どうしたのママ」
曜「もちろん私がいちばんだよね?」
善子「は?」
曜「あはは、冗談だよ」
曜ママ「私よね?」
善子ママ「さっ、食べましょう。頂きます」
309: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:53:02.38 ID:9D+05apE.net
.
310: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:53:33.27 ID:9D+05apE.net
曜ママ「私よね!? ねぇ!?」ガタッ
善子「うるさい! 落ち着いて食べられないの?」スッ
曜「あっ、善子ちゃんには私が」スッ
善子「え……いいわよ、自分で食べるわ」
曜「あーん」つ
善子「……」
曜ママ「それじゃママも」つ
善子ママ「……」
善子「自分で食べるからいいわ」
善子ママ「そう? じゃあ私が両方……」
善子「っ!」パクッ
曜ママ「あれ?」
曜「善子ちゃん、今のは……わざとかな?」つ
善子ママ「じゃあ私が曜ちゃんのを食べればいいのね?」スッ
善子「あむっ!」パクッ
曜「まだ口に入ってるのに」
曜ママ「余程お腹が空いてたのかな」
善子「……」モグモグ
善子ママ「間違えたの?」
善子「ごくん……っ。そ、そうよ! 今のはわざとじゃなくて……」
曜ママ「善子ちゃんって意外と甘えん坊さん?」
曜「そうだよ。可愛いでしょ」アハハ
曜ママ「もう一口あげる」つ
善子「……」パクッ
善子ママ「そんなに急いで食べると喉に詰まらせるわよ」
善子「分かってるわよ……」モグモグ
曜「ママも食べさせてあげたら?」
善子ママ「私?」
善子「ママはいいから」
善子ママ「むっ……」つ
善子「うるさい! 落ち着いて食べられないの?」スッ
曜「あっ、善子ちゃんには私が」スッ
善子「え……いいわよ、自分で食べるわ」
曜「あーん」つ
善子「……」
曜ママ「それじゃママも」つ
善子ママ「……」
善子「自分で食べるからいいわ」
善子ママ「そう? じゃあ私が両方……」
善子「っ!」パクッ
曜ママ「あれ?」
曜「善子ちゃん、今のは……わざとかな?」つ
善子ママ「じゃあ私が曜ちゃんのを食べればいいのね?」スッ
善子「あむっ!」パクッ
曜「まだ口に入ってるのに」
曜ママ「余程お腹が空いてたのかな」
善子「……」モグモグ
善子ママ「間違えたの?」
善子「ごくん……っ。そ、そうよ! 今のはわざとじゃなくて……」
曜ママ「善子ちゃんって意外と甘えん坊さん?」
曜「そうだよ。可愛いでしょ」アハハ
曜ママ「もう一口あげる」つ
善子「……」パクッ
善子ママ「そんなに急いで食べると喉に詰まらせるわよ」
善子「分かってるわよ……」モグモグ
曜「ママも食べさせてあげたら?」
善子ママ「私?」
善子「ママはいいから」
善子ママ「むっ……」つ
311: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:54:03.96 ID:9D+05apE.net
善子「いいってば」
曜「じゃあ私が食べちゃう」スッ
善子「っ!」パクッ
善子ママ「ふふっ」
曜ママ「あんまり食べすぎると太るよー?」アハハ
善子「」ピク
曜「実はね、先月からウエストが二センチも……」
善子ママ「善子?」
善子「……」プルプル
曜ママ「詰まったんじゃない?」
曜「仕方ないなぁ善子ちゃんは」スッ
チュッ
善子「っ……!!」ゴクンッ
曜「大丈夫?」
善子「の、喉が痛い……」
曜ママ「これは太るわ」
善子ママ「ちょっと? 善子、これでも気にしてるんだからね」
善子「余計なこと……言わなくていいから……」ハァハァ
曜「ママにもはい」つ
善子ママ「……」チラ
善子「……好きにしなさいよ」ハァ
善子ママ「あむっ」パクッ
曜「やったぁ」
善子ママ「……」モグモグ
曜ママ「それじゃ曜にも」つ
曜「え、私はいいよ」
曜ママ「何でよ」つ
曜「お母さん、恥ずかしくないの?」
曜ママ「う……」カァアア
曜「今日だけだからね」パクッ
曜「じゃあ私が食べちゃう」スッ
善子「っ!」パクッ
善子ママ「ふふっ」
曜ママ「あんまり食べすぎると太るよー?」アハハ
善子「」ピク
曜「実はね、先月からウエストが二センチも……」
善子ママ「善子?」
善子「……」プルプル
曜ママ「詰まったんじゃない?」
曜「仕方ないなぁ善子ちゃんは」スッ
チュッ
善子「っ……!!」ゴクンッ
曜「大丈夫?」
善子「の、喉が痛い……」
曜ママ「これは太るわ」
善子ママ「ちょっと? 善子、これでも気にしてるんだからね」
善子「余計なこと……言わなくていいから……」ハァハァ
曜「ママにもはい」つ
善子ママ「……」チラ
善子「……好きにしなさいよ」ハァ
善子ママ「あむっ」パクッ
曜「やったぁ」
善子ママ「……」モグモグ
曜ママ「それじゃ曜にも」つ
曜「え、私はいいよ」
曜ママ「何でよ」つ
曜「お母さん、恥ずかしくないの?」
曜ママ「う……」カァアア
曜「今日だけだからね」パクッ
312: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:54:37.08 ID:9D+05apE.net
曜ママ「……」ニコニコ
善子ママ「今日いちばんの幸せそうな顔ね」
曜ママ「し、してない」
善子「してたわ」
曜「お返し」つ
曜ママ「いらない! 自分で食べ……」
善子「……」つ
曜ママ「よ、善子ちゃん……」パクッ
曜「ん? 何で善子ちゃんのは食べるのかな?」
善子「……」カァアア
曜ママ「一緒に頑張って作ったもんね」モグモグ
善子ママ「曜ちゃんのも食べてあげたら?」
曜「もういいよ。自分で食べる……」パクッ
善子「曜さんがいじけちゃったわ」
曜「あぁ……プリンの味だ」モグモグ
善子ママ「生クリームもバッチリよ」ペロッ
曜「今度ママの生クリームも泡立ててあげるね……」グスッ
善子「気持ち悪い……」
曜ママ「ちょっと生クリーム作りすぎちゃったかな?」
善子ママ「ホットケーキもまだあるんでしょう? 食べきるかしら……」
善子「プリン味だもの、いくらでも食べられるわ」パクッ
……
曜「さてと」フキフキ
善子ママ「結局、後片付けは全部やってもらっちゃったわね」
曜「いいんです。好きでやってるんですから」
善子「助かるわ」
曜「ふふ」
曜ママ「えーと、ママ?」
善子ママ「何?」
曜ママ「さっきの」
善子ママ「今日いちばんの幸せそうな顔ね」
曜ママ「し、してない」
善子「してたわ」
曜「お返し」つ
曜ママ「いらない! 自分で食べ……」
善子「……」つ
曜ママ「よ、善子ちゃん……」パクッ
曜「ん? 何で善子ちゃんのは食べるのかな?」
善子「……」カァアア
曜ママ「一緒に頑張って作ったもんね」モグモグ
善子ママ「曜ちゃんのも食べてあげたら?」
曜「もういいよ。自分で食べる……」パクッ
善子「曜さんがいじけちゃったわ」
曜「あぁ……プリンの味だ」モグモグ
善子ママ「生クリームもバッチリよ」ペロッ
曜「今度ママの生クリームも泡立ててあげるね……」グスッ
善子「気持ち悪い……」
曜ママ「ちょっと生クリーム作りすぎちゃったかな?」
善子ママ「ホットケーキもまだあるんでしょう? 食べきるかしら……」
善子「プリン味だもの、いくらでも食べられるわ」パクッ
……
曜「さてと」フキフキ
善子ママ「結局、後片付けは全部やってもらっちゃったわね」
曜「いいんです。好きでやってるんですから」
善子「助かるわ」
曜「ふふ」
曜ママ「えーと、ママ?」
善子ママ「何?」
曜ママ「さっきの」
313: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:55:11.24 ID:9D+05apE.net
善子ママ「あぁ……」
善子「?」
曜ママ「二人にね、話したいことがあるの」
曜「結婚するの? おめでとう」パチパチ
善子「えっ!?」ガタッ
曜ママ「いやー、実はそうなのよね……」アハハ
善子ママ「違うわよ」
曜ママ「ノリ悪いわね」
善子ママ「……」
善子「で、本当は何なのよ」
曜ママ「私たち……実はね、付き合ってるのよ」
曜「……」
善子「……」
曜ママ「びっくりさせちゃったかな?」
善子「知ってるわ」
曜「知ってる」
善子ママ「だから私が言っちゃったの、ってさっき……」
曜ママ「じゃあこれはどう? 私はおしっこが好き」
善子「……」
曜「……」
善子ママ「それも私が」
曜ママ「やめた」
善子ママ「え?」
曜ママ「私がドヤ顔でカミングアウトする度に恥をかきそうだから」
善子「だったら別に言わなくてもいいような……」
善子ママ「そういうわけにもいかないの」
曜「? 何で?」
曜ママ「二人が私たちについて知ってることを教えてくれないかな?」
善子「私たちが言うの?」
曜ママ「そう。どこまで知ってるのか言ってくれれば、そこから話すわ」
善子「?」
曜ママ「二人にね、話したいことがあるの」
曜「結婚するの? おめでとう」パチパチ
善子「えっ!?」ガタッ
曜ママ「いやー、実はそうなのよね……」アハハ
善子ママ「違うわよ」
曜ママ「ノリ悪いわね」
善子ママ「……」
善子「で、本当は何なのよ」
曜ママ「私たち……実はね、付き合ってるのよ」
曜「……」
善子「……」
曜ママ「びっくりさせちゃったかな?」
善子「知ってるわ」
曜「知ってる」
善子ママ「だから私が言っちゃったの、ってさっき……」
曜ママ「じゃあこれはどう? 私はおしっこが好き」
善子「……」
曜「……」
善子ママ「それも私が」
曜ママ「やめた」
善子ママ「え?」
曜ママ「私がドヤ顔でカミングアウトする度に恥をかきそうだから」
善子「だったら別に言わなくてもいいような……」
善子ママ「そういうわけにもいかないの」
曜「? 何で?」
曜ママ「二人が私たちについて知ってることを教えてくれないかな?」
善子「私たちが言うの?」
曜ママ「そう。どこまで知ってるのか言ってくれれば、そこから話すわ」
314: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:56:47.39 ID:9D+05apE.net
.
315: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:57:17.06 ID:9D+05apE.net
曜「えーとね、まずは二人が付き合ってて」
善子「曜さんが中学生の頃からね」
曜「女と女の関係で」
善子「ちょっ、ストレートすぎ!」カァアア
曜「おしっこが大好きで」
善子「……」
曜「私と善子ちゃんのこともある程度は知ってるってことくらいかな?」
曜ママ「」
善子ママ「どうしたの?」
曜ママ「いや、全部バレてる……」
善子「逆に隠す気あったの?」
曜ママ「一応ね、子どもたちに迷惑が掛からないようにとは思ってたのよ」
善子ママ「そうよ。現につい最近までバレてなかったじゃない」
曜「ママから聞くまでは気にしたこともなかったよ」
善子「私は……薄々気づいてはいたけれど」
曜「私が初めて恋人として来たときだよね。教えてくれたのは」
善子ママ「……」
曜ママ「どんな風に教えたの?」
善子「……」カァアア
曜「それはもう、先生らしく実技で……」ニヤニヤ
善子ママ「曜ちゃん」
曜「何?」
善子ママ「私から言うわ」
善子ママ「曜ちゃんが初めて善子の恋人としてウチに来たときのことよ」
善子ママ「まあ、そのときは恋人として来たなんて思わなかったのだけれど」
善子ママ「善子が家に誰かを連れてくるなんてなかったから……最初は驚いたわ」
善子「……」
善子ママ「善子のよそよそしい様子を見てピーンと来たの」
善子ママ「この子たち、もしかして……ってね」
曜「さすがママですね」アハハ
善子「曜さんが中学生の頃からね」
曜「女と女の関係で」
善子「ちょっ、ストレートすぎ!」カァアア
曜「おしっこが大好きで」
善子「……」
曜「私と善子ちゃんのこともある程度は知ってるってことくらいかな?」
曜ママ「」
善子ママ「どうしたの?」
曜ママ「いや、全部バレてる……」
善子「逆に隠す気あったの?」
曜ママ「一応ね、子どもたちに迷惑が掛からないようにとは思ってたのよ」
善子ママ「そうよ。現につい最近までバレてなかったじゃない」
曜「ママから聞くまでは気にしたこともなかったよ」
善子「私は……薄々気づいてはいたけれど」
曜「私が初めて恋人として来たときだよね。教えてくれたのは」
善子ママ「……」
曜ママ「どんな風に教えたの?」
善子「……」カァアア
曜「それはもう、先生らしく実技で……」ニヤニヤ
善子ママ「曜ちゃん」
曜「何?」
善子ママ「私から言うわ」
善子ママ「曜ちゃんが初めて善子の恋人としてウチに来たときのことよ」
善子ママ「まあ、そのときは恋人として来たなんて思わなかったのだけれど」
善子ママ「善子が家に誰かを連れてくるなんてなかったから……最初は驚いたわ」
善子「……」
善子ママ「善子のよそよそしい様子を見てピーンと来たの」
善子ママ「この子たち、もしかして……ってね」
曜「さすがママですね」アハハ
316: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:58:29.77 ID:9D+05apE.net
善子ママ「私たちが付き合ってることなんて知るはずもないのに……」
善子ママ「どうしてまた曜ちゃんなんて選んだのかしらって」
善子ママ「不思議な感覚だったわ」
曜ママ「親子だからかな?」
善子ママ「そこまでは普通によくあることだった。ううん、一般的にはね」
善子「親子で……なんてあまりないと思うけど」
善子ママ「決定的だったのは曜ちゃんがペットボトルを貰いに来たときよ」
善子ママ「工作でもするの? って聞いたのだけど……」
善子ママ「顔にね、書いてあったのよ。ペットボトルにおしっこをするって」
曜「私の表情、豊か過ぎない?」
善子ママ「善子がそういうの好きって話は聞かなかったから、すぐに曜ちゃんの趣味だと分かったわ」
曜ママ「……」
善子ママ「そう。あなたの娘だから」
曜ママ「私の……」
善子ママ「善子には普通の人生を送ってほしかったのは本当よ。だけど二人の顔を見たらそんなこと言えないじゃない」
善子「私は……こういうのあってもなくても曜さんを選んだわ」
曜「善子ちゃん……」
善子ママ「その後はなぜか私も巻き込まれて……後はあなたに話した通り」
曜ママ「そう……」
善子「えっ、ママから聞いてたの?」
曜ママ「少し」
善子ママ「ほとんど裸同然の曜ちゃんに『誰に教わったんですか?』って聞かれて」
善子ママ「答えるつもりはなかったんだけど……いつの間にか話しちゃってたわ」
曜ママ「……」
善子ママ「ごめんなさい。勝手なことをして」
善子ママ「どうしてまた曜ちゃんなんて選んだのかしらって」
善子ママ「不思議な感覚だったわ」
曜ママ「親子だからかな?」
善子ママ「そこまでは普通によくあることだった。ううん、一般的にはね」
善子「親子で……なんてあまりないと思うけど」
善子ママ「決定的だったのは曜ちゃんがペットボトルを貰いに来たときよ」
善子ママ「工作でもするの? って聞いたのだけど……」
善子ママ「顔にね、書いてあったのよ。ペットボトルにおしっこをするって」
曜「私の表情、豊か過ぎない?」
善子ママ「善子がそういうの好きって話は聞かなかったから、すぐに曜ちゃんの趣味だと分かったわ」
曜ママ「……」
善子ママ「そう。あなたの娘だから」
曜ママ「私の……」
善子ママ「善子には普通の人生を送ってほしかったのは本当よ。だけど二人の顔を見たらそんなこと言えないじゃない」
善子「私は……こういうのあってもなくても曜さんを選んだわ」
曜「善子ちゃん……」
善子ママ「その後はなぜか私も巻き込まれて……後はあなたに話した通り」
曜ママ「そう……」
善子「えっ、ママから聞いてたの?」
曜ママ「少し」
善子ママ「ほとんど裸同然の曜ちゃんに『誰に教わったんですか?』って聞かれて」
善子ママ「答えるつもりはなかったんだけど……いつの間にか話しちゃってたわ」
曜ママ「……」
善子ママ「ごめんなさい。勝手なことをして」
317: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 13:59:41.03 ID:9D+05apE.net
.
318: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:01:18.80 ID:9D+05apE.net
曜ママ「ううん。いつかは話さなきゃいけないことだから」
善子ママ「二人に話したのはそれだけ」
善子「ほとんど全部言っちゃってるような」
善子ママ「この先はあなたの口からお願い」
曜ママ「……分かった」
曜「まだ続きがあるの?」
曜ママ「曜も知っての通り、私には……持病があってね」
曜ママ「普段は普通の人と変わらないんだけど、ときどき発作が来て」
曜ママ「おしっこを飲みたくてたまらなくなっちゃうの」
善子「……」
曜ママ「もちろん人には頼めないから……ずっと自分のを飲んでいたわ」
曜「それは辛いね……」
善子「私は突っ込まないわよ……」
曜ママ「そんなこと誰にも言えなくて……中学生までの私はとにかく目立たないように、誰かの影に隠れて生活してた」
曜ママ「これでもね、精一杯普通の人の振りをしてたのよ」
善子ママ「……」
曜ママ「浦女に行こうと思ったのは、そんな自分を変えたかったから」
曜ママ「本当の私を堂々と見せて生きて行きたかったから」
曜ママ「それで……自己紹介でやらかしたわ」カァアア
善子ママ「あのときの自己紹介、たぶん一生忘れないわ」
曜ママ「え?」
善子ママ「あっ……ええと、もし聞いていたら一生忘れないわね」
曜「……」
曜ママ「普通におしっこが好きです、なんて言ったら引かれるでしょ? そこは私も考えたの」
曜ママ「『私は魔界から来た七賢人の一人……聖水をこよなく愛し、聖水に愛された存在よ』」
善子ママ「二人に話したのはそれだけ」
善子「ほとんど全部言っちゃってるような」
善子ママ「この先はあなたの口からお願い」
曜ママ「……分かった」
曜「まだ続きがあるの?」
曜ママ「曜も知っての通り、私には……持病があってね」
曜ママ「普段は普通の人と変わらないんだけど、ときどき発作が来て」
曜ママ「おしっこを飲みたくてたまらなくなっちゃうの」
善子「……」
曜ママ「もちろん人には頼めないから……ずっと自分のを飲んでいたわ」
曜「それは辛いね……」
善子「私は突っ込まないわよ……」
曜ママ「そんなこと誰にも言えなくて……中学生までの私はとにかく目立たないように、誰かの影に隠れて生活してた」
曜ママ「これでもね、精一杯普通の人の振りをしてたのよ」
善子ママ「……」
曜ママ「浦女に行こうと思ったのは、そんな自分を変えたかったから」
曜ママ「本当の私を堂々と見せて生きて行きたかったから」
曜ママ「それで……自己紹介でやらかしたわ」カァアア
善子ママ「あのときの自己紹介、たぶん一生忘れないわ」
曜ママ「え?」
善子ママ「あっ……ええと、もし聞いていたら一生忘れないわね」
曜「……」
曜ママ「普通におしっこが好きです、なんて言ったら引かれるでしょ? そこは私も考えたの」
曜ママ「『私は魔界から来た七賢人の一人……聖水をこよなく愛し、聖水に愛された存在よ』」
319: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:01:49.80 ID:9D+05apE.net
曜ママ「とか何とかね」
曜「善子ちゃんみたいだね」アハハ
善子「どこがよ。全然違うわ」
曜ママ「その後は、みんな知っての通り。ママに会うまでは悲惨な高校生活だったわ」
善子ママ「……」
曜ママ「とにかく、私が普通じゃないってことが証明されちゃったわけ」
曜ママ「それからずーっと、つい十年前くらいまで私は、私を封印して生きてきたわ」
曜「保育園でママに会うまで」
曜ママ「会ったのは善子ちゃんだけどね? ママにそっくりで……」
善子「……」カァアア
曜ママ「ママは私のことなんてすっかり忘れちゃってたけど、私は却って好都合だと思ったわ」
曜「え?」
曜ママ「もう一度やり直せるチャンスが来たの。あのときほど生きてて嬉しかったときはないわね」
善子ママ「……」
曜ママ「あとはそう。少しずつ仲良くなって、少しずつ本当の私も見せて」
曜ママ「どこかで嫌われちゃうかなって思ってはいたのよ。そうしたら仕方ないなとも」
曜ママ「あのときは誤解されちゃったけど、今の私は違う」
曜ママ「相手の気持ちを考えられるくらいにはね、大人になったつもり」
善子「……」
曜ママ「結局、ママが私を嫌いになることはなかった」
曜ママ「私のこと全部見せても、顔色一つ変えずに受け入れてくれたわ」
善子ママ「……」
曜ママ「ずっと私を縛りつけていたものがやっと消えたの」
曜ママ「本当の私を認めてくれる人ができて」
曜ママ「こんな私でも好きって言ってくれる大切な人ができて」
曜「善子ちゃんみたいだね」アハハ
善子「どこがよ。全然違うわ」
曜ママ「その後は、みんな知っての通り。ママに会うまでは悲惨な高校生活だったわ」
善子ママ「……」
曜ママ「とにかく、私が普通じゃないってことが証明されちゃったわけ」
曜ママ「それからずーっと、つい十年前くらいまで私は、私を封印して生きてきたわ」
曜「保育園でママに会うまで」
曜ママ「会ったのは善子ちゃんだけどね? ママにそっくりで……」
善子「……」カァアア
曜ママ「ママは私のことなんてすっかり忘れちゃってたけど、私は却って好都合だと思ったわ」
曜「え?」
曜ママ「もう一度やり直せるチャンスが来たの。あのときほど生きてて嬉しかったときはないわね」
善子ママ「……」
曜ママ「あとはそう。少しずつ仲良くなって、少しずつ本当の私も見せて」
曜ママ「どこかで嫌われちゃうかなって思ってはいたのよ。そうしたら仕方ないなとも」
曜ママ「あのときは誤解されちゃったけど、今の私は違う」
曜ママ「相手の気持ちを考えられるくらいにはね、大人になったつもり」
善子「……」
曜ママ「結局、ママが私を嫌いになることはなかった」
曜ママ「私のこと全部見せても、顔色一つ変えずに受け入れてくれたわ」
善子ママ「……」
曜ママ「ずっと私を縛りつけていたものがやっと消えたの」
曜ママ「本当の私を認めてくれる人ができて」
曜ママ「こんな私でも好きって言ってくれる大切な人ができて」
320: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:02:22.70 ID:9D+05apE.net
曜ママ「だからね、私は後悔なんてしてないの」
曜ママ「ママと出会えて本当によかったと思ってるし、これからもずっと一緒にいたい」
曜ママ「……と私は思ってるよ?」
善子ママ「わ、私も……思っているわ」カァアア
曜「……」ニコニコ
善子「よかったじゃない」フフッ
曜ママ「えっと……だからね? 二人もその、ええと」
善子ママ「好きなようにしなさい」
曜ママ「え?」
善子ママ「私たちがこうだからとか、私たちの娘だからとか」
善子ママ「誰にどう言われるかなんて、そんなの関係ないわ」
曜ママ「……」
善子ママ「相手のことを分からないのが不安なのは、私も同じよ」
曜ママ「今も?」
善子ママ「当たり前。何でも知った気になるなんて傲慢じゃない」
曜「……」
善子ママ「相手のことは半分くらい理解してあげればそれで十分」
善子「半分?」
善子ママ「あまり背伸びするとね、いいことなんてないんだから」
曜「背伸び、かぁ……」
曜ママ「それ、私のこと?」
善子ママ「え?」
曜ママ「私……やっぱりママに釣り合ってないかな」
善子ママ「どうしてそう思うの?」
曜ママ「だって私……ママみたいにしっかりしてないし、仕事ばっかりで娘のこと放ったらかしてたし」
曜ママ「ママと出会えて本当によかったと思ってるし、これからもずっと一緒にいたい」
曜ママ「……と私は思ってるよ?」
善子ママ「わ、私も……思っているわ」カァアア
曜「……」ニコニコ
善子「よかったじゃない」フフッ
曜ママ「えっと……だからね? 二人もその、ええと」
善子ママ「好きなようにしなさい」
曜ママ「え?」
善子ママ「私たちがこうだからとか、私たちの娘だからとか」
善子ママ「誰にどう言われるかなんて、そんなの関係ないわ」
曜ママ「……」
善子ママ「相手のことを分からないのが不安なのは、私も同じよ」
曜ママ「今も?」
善子ママ「当たり前。何でも知った気になるなんて傲慢じゃない」
曜「……」
善子ママ「相手のことは半分くらい理解してあげればそれで十分」
善子「半分?」
善子ママ「あまり背伸びするとね、いいことなんてないんだから」
曜「背伸び、かぁ……」
曜ママ「それ、私のこと?」
善子ママ「え?」
曜ママ「私……やっぱりママに釣り合ってないかな」
善子ママ「どうしてそう思うの?」
曜ママ「だって私……ママみたいにしっかりしてないし、仕事ばっかりで娘のこと放ったらかしてたし」
321: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:03:35.91 ID:9D+05apE.net
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322: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:04:05.05 ID:9D+05apE.net
曜ママ「ママみたいにいつまでも綺麗じゃないし……」カァアア
善子ママ「……」
曜ママ「つま先立ちしすぎて足が痺れちゃったのよ」
善子ママ「……?」
曜ママ「異動になるって話したでしょ? あれね、本当はちょっと違うの」
曜ママ「本当は飛ばされるのよ」
善子「え……」
曜「……」
曜ママ「転勤ではないんだけどね、今までの花形から……いわゆる窓際に」
曜ママ「それで少し暇になるだけなの」
善子ママ「よかったじゃない」
曜ママ「よくないわ! 私がどれだけ頑張ってきたか……全然分かってもらえてなかったのよ!」
善子ママ「私は分かってる」ギュ
善子ママ「それに、会社でも必ずあなたの頑張りを見てくれている人がいるわ」
曜ママ「ママ……」
善子ママ「これからは私と……ううん」
善子ママ「私たちといられる時間が増えるじゃない」
曜ママ「仕事しか能のない私だよ?」
善子ママ「そんなことないわよ」
曜ママ「娘に何一つ母親らしいことしてあげられない私だよ?」
善子ママ「それはあるわね」
曜ママ「う……」グスッ
善子「言うわね……」
善子ママ「それでもあなたのこと……半分くらいは分かってるつもりだから」ギュ
曜「こんな私でも好きって言ってくれる……?」グスッ
善子ママ「……」
曜ママ「つま先立ちしすぎて足が痺れちゃったのよ」
善子ママ「……?」
曜ママ「異動になるって話したでしょ? あれね、本当はちょっと違うの」
曜ママ「本当は飛ばされるのよ」
善子「え……」
曜「……」
曜ママ「転勤ではないんだけどね、今までの花形から……いわゆる窓際に」
曜ママ「それで少し暇になるだけなの」
善子ママ「よかったじゃない」
曜ママ「よくないわ! 私がどれだけ頑張ってきたか……全然分かってもらえてなかったのよ!」
善子ママ「私は分かってる」ギュ
善子ママ「それに、会社でも必ずあなたの頑張りを見てくれている人がいるわ」
曜ママ「ママ……」
善子ママ「これからは私と……ううん」
善子ママ「私たちといられる時間が増えるじゃない」
曜ママ「仕事しか能のない私だよ?」
善子ママ「そんなことないわよ」
曜ママ「娘に何一つ母親らしいことしてあげられない私だよ?」
善子ママ「それはあるわね」
曜ママ「う……」グスッ
善子「言うわね……」
善子ママ「それでもあなたのこと……半分くらいは分かってるつもりだから」ギュ
曜「こんな私でも好きって言ってくれる……?」グスッ
323: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:04:34.19 ID:9D+05apE.net
善子ママ「ううん。こんなあなただから好きって言いたいの」
曜「……」エヘヘ
善子ママ「背伸びし過ぎて疲れたでしょう。これからは踵をつけて歩いていけばいいから」
曜ママ「うん……」
善子ママ「私たちの前ではね、あなたでいていいのよ?」
曜ママ「ちゅーしたい……」
善子ママ「え?」
曜ママ「お願い」
善子ママ「こ、ここで?」
曜「私たちのことは気にしないでいいから」アハハ
善子「私はあっち向いてる……」カァアア
曜ママ「私のこと好きなんでしょ?」
善子ママ「本当に……」
チュッ
善子ママ「どっちが娘か分からないわね」フフッ
曜ママ「……またそうやって曜と比べるんだ?」ムスッ
善子ママ「嫌ならまずは私のこと『ママ』って呼ぶのやめなさい」
曜ママ「……」
善子ママ「どうする?」
曜ママ「娘でいい」ギュ
曜「えぇ……」
善子「えーと、私見てないからよく分からないけど……」
善子ママ「娘が三人もいて大変だわ」
曜「私が大人になります」スタッ
善子「え?」
曜「……」エヘヘ
善子ママ「背伸びし過ぎて疲れたでしょう。これからは踵をつけて歩いていけばいいから」
曜ママ「うん……」
善子ママ「私たちの前ではね、あなたでいていいのよ?」
曜ママ「ちゅーしたい……」
善子ママ「え?」
曜ママ「お願い」
善子ママ「こ、ここで?」
曜「私たちのことは気にしないでいいから」アハハ
善子「私はあっち向いてる……」カァアア
曜ママ「私のこと好きなんでしょ?」
善子ママ「本当に……」
チュッ
善子ママ「どっちが娘か分からないわね」フフッ
曜ママ「……またそうやって曜と比べるんだ?」ムスッ
善子ママ「嫌ならまずは私のこと『ママ』って呼ぶのやめなさい」
曜ママ「……」
善子ママ「どうする?」
曜ママ「娘でいい」ギュ
曜「えぇ……」
善子「えーと、私見てないからよく分からないけど……」
善子ママ「娘が三人もいて大変だわ」
曜「私が大人になります」スタッ
善子「え?」
324: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:05:02.50 ID:9D+05apE.net
曜「私がママと結婚すれば……解決だよね?」
善子ママ「……」
善子「大丈夫? 頭とか」
曜「私とじゃ嫌ですか?」
善子ママ「そうじゃないけど……ごめんなさい」ペコッ
善子「嫌じゃないの!? そこは嘘でも嫌って言って!」ガタッ
曜ママ「ダメだよ。ママは私の恋人だから」ギュー
曜「……」
善子「曜さんには私がいるのに」
曜「私としてくれるの?」
善子「いつかね」
曜「約束」スッ
善子「ん……」スッ
善子ママ「そういえば、私はまだあなたから聞いてないわね」
曜ママ「え? 同性は結婚できないの知らないの?」
善子ママ「……」ハァ
善子「少しは空気読みなさいよ」
曜ママ「……」
善子ママ「善子、あの写真見せてもいいかしら」
善子「あの写真……?」
曜「いいですよ。そっか、お母さんは見てないんだ」
善子「あっ! あれはダメ!!」
曜ママ「何の写真? 見たい見たい!」
善子ママ「それじゃ……持ってくるわね」フフッ
善子「待ちなさい! このっ……」
善子ママ「……」
善子「大丈夫? 頭とか」
曜「私とじゃ嫌ですか?」
善子ママ「そうじゃないけど……ごめんなさい」ペコッ
善子「嫌じゃないの!? そこは嘘でも嫌って言って!」ガタッ
曜ママ「ダメだよ。ママは私の恋人だから」ギュー
曜「……」
善子「曜さんには私がいるのに」
曜「私としてくれるの?」
善子「いつかね」
曜「約束」スッ
善子「ん……」スッ
善子ママ「そういえば、私はまだあなたから聞いてないわね」
曜ママ「え? 同性は結婚できないの知らないの?」
善子ママ「……」ハァ
善子「少しは空気読みなさいよ」
曜ママ「……」
善子ママ「善子、あの写真見せてもいいかしら」
善子「あの写真……?」
曜「いいですよ。そっか、お母さんは見てないんだ」
善子「あっ! あれはダメ!!」
曜ママ「何の写真? 見たい見たい!」
善子ママ「それじゃ……持ってくるわね」フフッ
善子「待ちなさい! このっ……」
325: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:05:32.70 ID:9D+05apE.net
曜「行かせない」ガシッ
善子「何でよ! 曜さんだって恥ずかしいでしょう??」
曜「恥ずかしくなくはないよ? でも私たちのことも言わなきゃ」
善子「今言ったじゃない……」カァアア
曜ママ「式には呼んでくれるよね?」フフッ
曜「もちろん」
善子ママ「お待たせ。これよ」サッ
曜ママ「え……これ本物?」ズシッ
善子ママ「開けてみて」
曜ママ「ん」ピラッ
善子「あぁ……」カァアア
曜「……」カァアア
善子ママ「本物みたいでしょ?」
曜ママ「これは……本物みたいと言うより」
曜「本物だよ?」
善子ママ「この善子の顔。今まで見たことないくらい幸せな顔してるでしょ?」フフッ
曜ママ「曜もこんな顔するんだね」アハハ
曜「……」カァアア
善子「だから見せなくてよかったのに……」カァアア
曜ママ「これは私たちも撮らないとかな」
善子ママ「私たちはいいわよ」
曜ママ「何で? 撮ろうよ」
善子ママ「撮りたい?」
曜ママ「すごく撮りたい」ドキドキ
曜「じゃあ今度連れて行ってあげる。知り合いの子がね、すごく上手に撮ってくれるから……」
善子「何でよ! 曜さんだって恥ずかしいでしょう??」
曜「恥ずかしくなくはないよ? でも私たちのことも言わなきゃ」
善子「今言ったじゃない……」カァアア
曜ママ「式には呼んでくれるよね?」フフッ
曜「もちろん」
善子ママ「お待たせ。これよ」サッ
曜ママ「え……これ本物?」ズシッ
善子ママ「開けてみて」
曜ママ「ん」ピラッ
善子「あぁ……」カァアア
曜「……」カァアア
善子ママ「本物みたいでしょ?」
曜ママ「これは……本物みたいと言うより」
曜「本物だよ?」
善子ママ「この善子の顔。今まで見たことないくらい幸せな顔してるでしょ?」フフッ
曜ママ「曜もこんな顔するんだね」アハハ
曜「……」カァアア
善子「だから見せなくてよかったのに……」カァアア
曜ママ「これは私たちも撮らないとかな」
善子ママ「私たちはいいわよ」
曜ママ「何で? 撮ろうよ」
善子ママ「撮りたい?」
曜ママ「すごく撮りたい」ドキドキ
曜「じゃあ今度連れて行ってあげる。知り合いの子がね、すごく上手に撮ってくれるから……」
326: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:06:00.85 ID:9D+05apE.net
善子「曜さんのファンの子ね」
曜「でも、大人なんだから本当に式を挙げてもいいのに」
善子ママ「それはちょっとね」
曜ママ「私も世間体ってものがあるから」
善子「大人って面倒くさいのね……」ハァ
曜「じゃあ写真だけ」
善子ママ「分かったわ。今度必ずね」
曜ママ「楽しみにしてるよ」
……
……
夜 善子の部屋
曜「それじゃ、電気消すね」
善子「ええ」
曜「トイレは行った?」
善子「行ったわよ。って言うか一緒に行ったわよね」
曜「私が起きてれば飲むけどね、寝てたら気づかないから」
善子「さっき行ったから大丈夫よ」
曜「私が寝てても口にしていいからね?」
善子「死ぬわよ」
曜「善子ちゃんのおしっこで溺死かぁ」ニヤニヤ
善子「私を殺人犯にしないで」
曜「あ……そうだね」
善子「……」
曜「今日はごめんね?」
善子「何が」
曜「でも、大人なんだから本当に式を挙げてもいいのに」
善子ママ「それはちょっとね」
曜ママ「私も世間体ってものがあるから」
善子「大人って面倒くさいのね……」ハァ
曜「じゃあ写真だけ」
善子ママ「分かったわ。今度必ずね」
曜ママ「楽しみにしてるよ」
……
……
夜 善子の部屋
曜「それじゃ、電気消すね」
善子「ええ」
曜「トイレは行った?」
善子「行ったわよ。って言うか一緒に行ったわよね」
曜「私が起きてれば飲むけどね、寝てたら気づかないから」
善子「さっき行ったから大丈夫よ」
曜「私が寝てても口にしていいからね?」
善子「死ぬわよ」
曜「善子ちゃんのおしっこで溺死かぁ」ニヤニヤ
善子「私を殺人犯にしないで」
曜「あ……そうだね」
善子「……」
曜「今日はごめんね?」
善子「何が」
327: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:06:30.83 ID:9D+05apE.net
曜「体調悪いのに親子で押し掛けてさ」
善子「あ……」
曜「もしかして忘れてた?」
善子「忘れてたわ」
曜「それはよかった」ホッ
善子「でも……またいつなるか分からないわ」
曜「治療薬が効いたんだね」
善子「それ、自分で言ってて恥ずかしくない?」
曜「恥ずかしいよ」
善子「……」
曜「私の病気は治りそうにないけど、善子ちゃんは治るね」
善子「そうかしら? 私のも延命治療みたいなものだし……」
曜「私がいれば大丈夫?」
善子「……たぶん」
曜「善子ちゃんの場合は、病気というより中毒だね」
善子「え?」
曜「最初に私を味わったから、やめられなくなっちゃったんだよ」
善子「むしろ味わわれたのは私の方だけど」
曜「私に味わわれることを味わっちゃったからね」
善子「ややこしいわね……」
曜「私のは一生治らないかもしれないけど……それでもいてくれる?」
善子「ええ」
曜「本当に嫌いになったら言ってね」
善子「ならないわよ」
曜「もしなったら」
善子「あ……」
曜「もしかして忘れてた?」
善子「忘れてたわ」
曜「それはよかった」ホッ
善子「でも……またいつなるか分からないわ」
曜「治療薬が効いたんだね」
善子「それ、自分で言ってて恥ずかしくない?」
曜「恥ずかしいよ」
善子「……」
曜「私の病気は治りそうにないけど、善子ちゃんは治るね」
善子「そうかしら? 私のも延命治療みたいなものだし……」
曜「私がいれば大丈夫?」
善子「……たぶん」
曜「善子ちゃんの場合は、病気というより中毒だね」
善子「え?」
曜「最初に私を味わったから、やめられなくなっちゃったんだよ」
善子「むしろ味わわれたのは私の方だけど」
曜「私に味わわれることを味わっちゃったからね」
善子「ややこしいわね……」
曜「私のは一生治らないかもしれないけど……それでもいてくれる?」
善子「ええ」
曜「本当に嫌いになったら言ってね」
善子「ならないわよ」
曜「もしなったら」
328: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:07:03.33 ID:9D+05apE.net
善子「……そのときは、そのときまた考えるわ」
曜「うん」
善子「はぁ……」
曜「食べ過ぎた?」
善子「いや、もう少し考えなさいよ。確かに食べ過ぎたけど……」
曜「太ったらごめん」
善子「ダイエットに付き合ってもらうわ」
曜「あぁ、それでお風呂で……」
善子「あれは違うから!」
曜「善子ちゃん、肌がつやつや」スッ
善子「……」カァアア
曜「私もつやつやしてる?」
善子「ええ」
曜「生クリームついてないのに」
善子「私もあの後洗ったから……」
曜「今度私にもつけていいよ」
善子「別に怒ってないから大丈夫よ」
曜「ううん。生クリームかけた私、食べたいでしょ」
善子「食べ……」カァアア
曜「お風呂のときの善子ちゃん、いつもと違ってすごくドキドキしたよ」
善子「……あ、ありがと」
曜「私が天井のシミを数えてるうちに色んなことしたよね」
善子「したわね」
曜「またしたい?」
善子「……曜さんが嫌じゃなければ」
曜「うん」
善子「はぁ……」
曜「食べ過ぎた?」
善子「いや、もう少し考えなさいよ。確かに食べ過ぎたけど……」
曜「太ったらごめん」
善子「ダイエットに付き合ってもらうわ」
曜「あぁ、それでお風呂で……」
善子「あれは違うから!」
曜「善子ちゃん、肌がつやつや」スッ
善子「……」カァアア
曜「私もつやつやしてる?」
善子「ええ」
曜「生クリームついてないのに」
善子「私もあの後洗ったから……」
曜「今度私にもつけていいよ」
善子「別に怒ってないから大丈夫よ」
曜「ううん。生クリームかけた私、食べたいでしょ」
善子「食べ……」カァアア
曜「お風呂のときの善子ちゃん、いつもと違ってすごくドキドキしたよ」
善子「……あ、ありがと」
曜「私が天井のシミを数えてるうちに色んなことしたよね」
善子「したわね」
曜「またしたい?」
善子「……曜さんが嫌じゃなければ」
329: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:08:04.82 ID:9D+05apE.net
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330: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:08:33.56 ID:9D+05apE.net
曜「今する?」
善子「や、やめとくわ。ママたちに聞こえたら嫌だし」
曜「ママたちも今ごろ……ふふ」ニヤニヤ
善子「うぇ……よくそんなの想像して気持ち悪くないわね」
曜「見てきてもいいかな」
善子「やめなさい!!」ガシッ
曜「じょ、冗談だよ」
善子「曜さんならやりかねないのよ……」ハァ
曜「……」
善子「でも、今日は助かったわ」
曜「ん?」
善子「曜さんには迷惑かけちゃったわね」
曜「いいよ、善子ちゃんのためだもん」
善子「後で何かお礼させて」
曜「やめて。お礼してほしくてしたんじゃないから」
善子「そうは言っても……曜さんは風邪なんて引かなそうだし」
曜「何も返してくれなくていいよ」
善子「……」
曜「私といてくれればそれで」
善子「……」
曜「たまにおしっこを飲ませてくれれば」
善子「それは嫌」
曜「じゃあ、いてくれるだけでいい」
善子「分かったわ」
曜「えへへ」
善子「や、やめとくわ。ママたちに聞こえたら嫌だし」
曜「ママたちも今ごろ……ふふ」ニヤニヤ
善子「うぇ……よくそんなの想像して気持ち悪くないわね」
曜「見てきてもいいかな」
善子「やめなさい!!」ガシッ
曜「じょ、冗談だよ」
善子「曜さんならやりかねないのよ……」ハァ
曜「……」
善子「でも、今日は助かったわ」
曜「ん?」
善子「曜さんには迷惑かけちゃったわね」
曜「いいよ、善子ちゃんのためだもん」
善子「後で何かお礼させて」
曜「やめて。お礼してほしくてしたんじゃないから」
善子「そうは言っても……曜さんは風邪なんて引かなそうだし」
曜「何も返してくれなくていいよ」
善子「……」
曜「私といてくれればそれで」
善子「……」
曜「たまにおしっこを飲ませてくれれば」
善子「それは嫌」
曜「じゃあ、いてくれるだけでいい」
善子「分かったわ」
曜「えへへ」
331: 名無しで叶える物語 2018/02/18(日) 14:09:02.13 ID:9D+05apE.net
善子「何よ」
曜「ううん。何でも」ギュ
善子「……好き」ボソッ
曜「私も」
善子「今はそれでいいわ」
曜「……そう」
善子「ゆっくり分かっていけたらそれで」
曜「そうだね」フフッ
善子「もしかしたら一生このままかもしれないけど」
曜「それでもいいよ」
善子「ずっと一緒にいてよね?」
曜「うん」
善子「約束して」スッ
曜「約束」チュッ
お泊まり会編 終わり
曜「ううん。何でも」ギュ
善子「……好き」ボソッ
曜「私も」
善子「今はそれでいいわ」
曜「……そう」
善子「ゆっくり分かっていけたらそれで」
曜「そうだね」フフッ
善子「もしかしたら一生このままかもしれないけど」
曜「それでもいいよ」
善子「ずっと一緒にいてよね?」
曜「うん」
善子「約束して」スッ
曜「約束」チュッ
お泊まり会編 終わり


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