1: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:26:19.410 ID:7PD/RjLHa.net
-1940年 ドイツ-

軍人「では博士、頼みましたよ」

博士「任せてください。最高のものに仕上げますよ」

助手「お、新しい検体ですか」

博士「その通りです。今回は特に質が良いですよ」

助手「そのようですね」

軍人「西部から調達してきたものです。これが調達出来たのは博士のおかげでもあるのです」

博士「ウィン・ウィンの関係です。あなた方がいるから私達も良い研究ができるのです」

軍人「そうですね。これからも良い関係を築いて行きましょう」

2: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:28:00.045 ID:7PD/RjLHa.net
-1941年-

博士「最近の検体は質が悪いですね」

軍人「東部のモノですからね。質は数段落ちるでしょう」

助手「しかしとんでもない数ですね」

軍人「はい。質はともかく調達には困りませんよ」

博士「まぁ、今の実験の段階では数が重要です。需要と供給のバランスは良いですね」

軍人「では、頼みますよ」

3: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:29:31.256 ID:7PD/RjLHa.net
-1942年-

博士「…次の検体を」

助手「博士、先程のでストックも切れてしまいました」

博士「なんと…最近は予算が減るだけでなく調達も禄に無い」

助手「前年貯めに貯めておいたストックもついに切れましたし…」

博士「…仕方ありませんね、収容所から調達しますかね」

助手「そうですね…」

5: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:31:12.176 ID:7PD/RjLHa.net
-1943年-

博士「…」

助手「博士、少し休まれては如何ですか?」

博士「…」

助手「最近は収容所の責任者からも疎まれていますよ。いくらなんでも抜きすぎだと」

博士「…」

助手「ハァ、これはあと数時間は動かないな。食事の準備でもしておきますかね」

博士「…」

7: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:32:51.820 ID:7PD/RjLHa.net
-1944年-

軍人「ですから、少々研究所を移動して頂きたいのです」

博士「ここにあるものを置いていけと言うのですか?」

軍人「全て、とは言いませんが必要最小限にして頂きます」

助手「しかし、そうすれば今までの全てが…」

博士「…まぁ良いでしょう。ある程度のノウハウは取れました。次はもっと上手くやれるでしょう」

軍人「…申し訳ありません。我々が至らないせいで」

8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:34:32.332 ID:7PD/RjLHa.net
-1945年-

助手「博士!ここも退去命令が!」

博士「今良いところです。少々お待ちなさい」

助手「しかしすぐそこまで……博士、その検体は…」

博士「あぁ、気分転換に外に出たら最高のものを見つけましてね」

助手「し、しかし…」

軍人「」

博士「やはりアーリアの血は良いのですね」

助手「……」

9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:36:10.567 ID:7PD/RjLHa.net
-1945年5月-

助手「ついに完全することはありませんでしたね…」

博士「…助手、満州に飛びますよ!」

助手「満州…同盟国の支援を頂けたのですか?」

博士「そんなことではありません!」

助手「では何故?」

博士「満州から日本本土に入ります!」

助手「まだ抵抗を続けるおつもりですか?」

博士「抵抗?」

助手「枢軸国最後の砦、日本に行くとはそういうことでは…」

博士「何を言っているのですか!もうすぐ日本本土で大量の検体が手に入るチャンスです!科学の発展はすぐそこです!今すぐに行きますよ!」

助手「科学……」

博士「クククッ…科学の発展に犠牲は付き物です。今回は運が悪かった。次の場所では上手くやりますよ」

10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2019/09/13(金) 04:40:29.081 ID:7PD/RjLHa.net
-1996年-

少年「あーあ、今日も練習疲れたなぁ」

少年「しかし日に日に上手くなってるぞ!甲子園も夢じゃない!」

???「キミ、もっと野球が上手くなりたいデスか?」

少年「ん?誰だ?」

???「危険はありますが、野球を上手くする方法がアリマス」

少年「本当!?俺はとにかく野球が上手くなりたいんです!」

???「ならば着いてきてください」

少年「はい!」




犠牲はツキモノEND

引用元: ???『科学ノ発展ニ犠牲ハツキモノデス』