禁書目録と呼ばれる少女は目の前の二人に問いかける
神裂「・・・」
ステ「・・・君を、助けるためなんだ」
二人はうつむきながら答えた
その顔には悲しみが浮かんでいる
禁「私の記憶を消さないといけないってどういうこと?」
少女はまた二人に問いかける
神裂「あなたの脳は85%を魔道書の記憶に使ってしまっているのです、
1年ごとに記憶を消さないとあなたは・・・」
神裂が辛そうに答える
禁「嘘だよね?」
三人で笑いあったこと
ステイルをどうにか禁煙させようと神裂と二人、奮闘したこと
神裂の格好がおかしくて、それを伝えたら言い合いになったこと
ステイルが自分を守って怪我をしたこと
神裂と一緒に服を買いに行ったこと
三人でずっと一緒にいようと誓い合ったこと
それらが全部
消されてしまう
禁「なんで!?いやだよそんなの!!」
二人に対して初めて少女が怒りを見せる
引用元: ・今日も学園都市には雨が降る
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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