えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

ラブライブ!

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/04(水) 20:33:44.53 ID:j+u9gWSz0
穂乃果「それじゃあ早速…」モグモグ

穂乃果「…よし!明日になれば、誰が私の事好きなのか分かる!」

穂乃果「それじゃあ、早速寝よう!おやすみー…」


【穂乃果「出来たよ!私の事を好きな人が積極的になる饅頭!」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(もも) 2022/12/25(日) 11:15:16.81 ID:4apWhu+f
クリスマスは特に関係ない短編です

【歩夢「あ~ん禁止令発令中!?」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(SB-Android) 2022/12/25(日) 00:11:44.50 ID:7/OwslTl
彼方「はい、お冷だよー」

しずく(22)「ありがとうございます」

彼方「珍しいねぇ、しずくちゃんが…お仕事は?」

しずく「今日は久しぶりにオフになったんです、でも実際お休みを頂いてもやることがなくて…退屈で」

彼方「イブだというのに…」

しずく「言わないでください…みんな予定があるみたいでしたし…」

彼方「なるほど~、それで消去法でウチに」

しずく「…まさか、消去法じゃないですよ。彼方さんにも会いたかったですし」

彼方「え~ほんと~?」

みたいなの読みてえ

【彼方(24)「いらっしゃ…ありゃ、しずくちゃん?」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(SIM) 2022/12/24(土) 23:38:32.14 ID:9D2Nyg3Y
愛「ん…あれ」

ここ、どこ…?

見た感じログハウスっぽい所なのかな。暖炉もあって外国のお家みたい!すごくココアとかクッキーとか食べたくなっちゃうな~

「よし、ちゃんと来れたね」

愛「!?だれ!?」

振り返ると赤くて大きい何かが立ってる!

やばい!こわい!

なんでクリスマスイブにこんな変な夢見なくちゃいけないの?!もう覚めたい!!!

【【SS】愛サンタ、しゅっぱーつ!】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(SIM) 2022/12/24(土) 21:43:53.19 ID:NiC1WPTm
侑「しかも、こんなに家から近いホテルなんて選んでさ」


歩夢「たまには良いでしょ?」


侑「結構高いんでしょ? 勿体ないよ 家でお母さん達とご飯食べれば良かったじゃん」


歩夢「そういうの良いから」

侑「??」

【侑「歩夢? どうしてホテルに泊まるの?」】の続きを読む

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3: 名無しで叶える物語(茸) 2022/12/06(火) 22:37:45.76 ID:9kco0xZz
とある日の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部室。

かすみ「ふんふんふ~ん。かすみんが来ましたよ~」

璃奈「あっ、かすみちゃん」

かすみ「やっ!りな子!」

璃奈「なんかご機嫌だね」

かすみ「こんな天気の良い日はご機嫌になるよ~。まだりな子だけ?」

璃奈「うん」

かすみ「そっか~。ん?このクッキーどうしたの?手作り?あっ、もしかして…りな子が作ったとか?」

璃奈「うん」

かすみ「へ~そうなんだ。美味しそうだね~。一個貰うよ!」

【「正直者かすみん」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/12/01(日) 22:47:24.09 ID:Ti+YL7abP
凛「かよちーん!」ギューッ

花陽「り、凛ちゃん、いきなり抱き付いてこないでよぉ」カアアアアアアアア

にこ「かよちん!」プニッ

花陽「うひゃぁっ!? ニコちゃんもプニプニしないでぇ!」

真姫「その辺にしておいたら? 花陽も困ってるし」カミノケクルクル

花陽「真姫ちゃん……!」パアアアアアアアア

真姫「もう、怖い人たちよね」ナデナデ

花陽「怖いってわけではなくて困っちゃうだけというか……」エヘヘ


【海未「花陽の頭をなでたい」】の続きを読む

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2: 名無しで叶える物語(あら) 2022/12/23(金) 16:54:38.37 ID:hr9QUTjl
千歌「メリークリスマーーース!!!」


曜・梨子「メリークリスマス!」



千歌「今日のクリスマスパーティー、楽しみだね!」


曜「うん!」


梨子「この3人で出かけるなんて、はじめてかしら」


曜「あ、千歌ちゃん リボンずれてるよ」


千歌「あ、ほんとだー なおしてーよーちゃん」


梨子「自分で直したら?」


千歌「えーーーイジワル梨子ちゃーん」



みんな「あははははははははは」

【曜「クリスマスの奇跡」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(あら) 2022/12/23(金) 20:45:09.38 ID:cTHjPEqe
すみれ「は? あんた、いきなり何を言いだしてるのよ?」

かのん「実は先週末に、可可ちゃんの家でお泊まり会をしたんだ」

かのん「そのとき、面白いものを見つけたんだよ」

すみれ「お泊まり会なんかしたの? 初耳なんだけど」

かのん「ああ、お泊まり会って言っても、一緒に曲を作ってて勢いでそのまま泊まったってだけだからさ」

かのん「私と可可ちゃんの2人だけだったし、別にすみれちゃんをハブったってわけじゃないから安心してよ」

可可「すみれは寂しがりデスねえ。いい子にしてたら、次はすみれも呼んでやりマスよ」クスクス

すみれ「べ、別に寂しがったりなんかしてないったらないわよ!」バンッ!

可可「すみれは素直じゃないデスねえ」ヤレヤレ

すみれ「あんたにだけは言われたくないわ」

【かのん「1年生たちに切れたナイフ時代の恋ちゃんの映像を見せてみよう!」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/29(金) 22:40:38.38 ID:J/CwHEojP
希「ええから! とりあえず言ってみ」

海未「……わかりました。ピザピザピザピザピザ...」ユビオリ

希「ここは?」チョンチョン

海未「ひざ……いえ、ひじです」

希「海未ちゃんもひっかかるんやね」フフ

海未「わ、私は断じてひっかかってなどいません!」カアアアアアアアアアア

希「じゃあもう一回やる?」

海未「是非とも!」

【希「ピザって10回言って」海未「何をいきなり」】の続きを読む

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侑「虹ヶ咲学園二年四組担任、高咲侑です!」 前編

106: 名無しで叶える物語(もも) 2022/12/22(木) 23:21:26.20 ID:MMmTtJ3e
▲劇場の一室▲

部員A「私が何も見えないと、ただの弱い女に見えますか!?」

──

部員B「目が見えないからこそ伸ばした触覚と聴覚!」

──

部員C「この目ですか?自分で閉じちゃったんですよ。見たくないモノが多すぎてね」

──

部員D「あなたたちの瞳は、何のためにあるというんですッ!」

──

部員E「見えていますよ。目ではありません。心で見ているのです」


……
…………


 ここは、劇場にある一室だ。ここで役のオーディションを行っている
 他の人の演技が分からないよう、引っ張られないよう、一人一人入室から退室まで演技を見ている。演技を見ているのは私とミセス。私はいてもいなくても変わらないのでただの置き物と化している。
 そして私の隣にいるミセスはというと……。

ミセス「……はぁ」トットット…

 部員が退室してはため息を吐き、机を指で叩いている。明らかに不機嫌というか、呆れているような様子だった。
 まぁ……その気持ちは分からなくもない。

ミセス「ったく……。なんだいこれは高咲……」

 ジロリ、と流し目で私を睨むミセス。私が悪いんじゃないYO!!

侑「と、とりあえず、これでいったん半分が終わったので休憩にしませんか!?」

ミセス「……まぁ、そうだね。こうも同じ演技ばかり見せられちゃあたまったものじゃないよ」

侑「はい!」タッタッタ、ガチャ

侑「みんな!悪いけど一旦十五分間休憩ね!」ガチャ

侑「……ふぅ」

 この十五分間の猶予。これは何も、私とミセスの頭を休ませる意味だけではない。オーディションを受ける部員全員に演技を考え直して貰う時間だ。
 ちなみに今回の演劇のオーディションを受ける人は十数人だった。あの緊密なスケジュールと独り芝居という特異性。十数人が受けるだけでも、虹ヶ咲演劇部の意識の高さが伺える。でも……。

ミセス「高咲。もしかしてあんたの入れ知恵かい?」

侑「い、いえ!そんなことは全く持ってありません!!」

ミセス「じゃあ何なんだ!私のいない数か月の間に何があったんだ!あの部長のバカか!?あの野郎……次に会ったらポン刀で掻っ捌くしかないねぇ」

 ミセスの目は危険な色を湛えていた。もしかして、だけど。部長がミセスの腰を痛めた犯人って分かってるのかな……?

【侑「虹ヶ咲学園二年四組担任、高咲侑です!」 後編】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(もも) 2022/12/21(水) 16:41:27.44 ID:IHLQ+geH
※侑ちゃんは先生なので普通に成人してます
※生えてません
※▲(場所)▲←現在の場所
※▽(場所)▽←過去の場所

【侑「虹ヶ咲学園二年四組担任、高咲侑です!」 前編】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/28(木) 23:07:53.83 ID:AG1JAh5VP
にこ「かよちんのほっぺは今日もふわふわでぷにぷにでかわいいニコ」モ モ

花陽「や、やめてよーニコちゃん」カアアアアアアアア

にこ「ニコはー、一日一回かよちんのほっぺに触らないと生きていけない病気なの……。かわいそうなニコ……」シュン

花陽「そんな病気ないよね……?」

凛「それは大変ニャ! かよちん、ほっぺを揉ませてあげないと!」

花陽「信じちゃうの!?」ガーン


【にこ「とつげーき!」花陽「ピャア!?」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(SIM) 2022/12/21(水) 06:41:18.24 ID:ZY24m6CB
四季「光栄です」 ペコリ

かのん「そんなに畏まなくても…」

四季「一年生の中ではかのん先輩自慢が流行っている。一歩有利に立てると思うとありがたいお誘い」

かのん「そんなことが流行ってるの?何だか恥ずかしいなぁ」 エヘヘ

四季「かわいい」 パシャッ

かのん「ふぇっ!?」

四季「激写」

かのん「もー、撮るなら言ってよぉ。…変な顔してたでしょ?」

四季「全然。かのん先輩らしい良いニヤニヤ顔でした」

【かのん「今度のお休み遊ばない?」 四季「私でいいんですか?」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(おにぎり) 2022/12/20(火) 20:42:25.14 ID:Sh/YhwsT
千砂都「……」

千砂都「……ふぅー」

千砂都「今年ももう、この時期かぁ……」

千砂都「……」

千砂都「ふふっ」

【かのん「不良たちのクリスマス」】の続きを読む

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1: 名無しで叶える物語(とばーがー) 2022/12/18(日) 22:15:26.68 ID:OAGa/FdB
かすみ「そう!今日は特別な記念日だから!」

璃奈「記念日?」

かすみ「かすみんとりな子にとっては、すっっっっっごく大切な記念日!」

璃奈「……ん?」

かすみ「……え?」

璃奈「何かあったっけ……」

かすみ「えっ」

【かすみ「りな子~!はい、プレゼント!」璃奈「プレゼント?」】の続きを読む

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3: 名無しで叶える物語(しまむら) 2022/12/16(金) 22:31:11.82 ID:sASfYVf+
今日は彼方ちゃんの誕生日~。

今年の誕生日は一味違うんだよね。なんて言ったって同好会のみんながお祝いしてくれるはずだからね!

私にプレゼントあげるかすみちゃんとか璃奈ちゃんを想像しただけですっごくにやけちゃう…多分むぎゅーってしたくなっちゃう!

きっと膝枕してくれたりお昼寝スポット教えてくれたりしてくれるのかな?考えただけで幸せになっちゃうよ~!朝から気分は女王様みたい!

この部室の扉を開けたら何かお祝いしてくれるのかな~?「お誕生日おめでとう!」って言ってくれるだけで夢の世界に行っちゃいそう!

あ、いけないいけない。ここは冷静に何事もなく挨拶しないとね。いかにもお祝いしてほしい、みたいな雰囲気は18歳らしくないもんね。

【【SS】私以外誕生日なの気づいてない?! (ラブライブ)】の続きを読む

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その7

895: ◆tdNJrUZxQg 2022/12/12(月) 14:07:51.89 ID:ropYqdR40

■Chapter045 『水晶洞窟でうらめしや~?』 【SIDE Yu】





──ローズシティから一旦10番道路に戻り、そこから東に歩くこと数時間ほど。

私たちは、雨でぬかるむ丘を登っているところだった。


侑「歩夢、足滑らせないようにね」

歩夢「うん」


丘といっても、比較的なだらかで、ある程度道も舗装されているため、すごく大変というほどではないんだけど……。

やっぱり、雨のせいで足元の状態は悪いし、傘を差しながら勾配を進むのはなかなかに骨が折れる。


 「ブイ」


こんな雨模様の丘登りだと、イーブイを歩かせるのも忍びなくて、いつものように頭の上に乗せている。

今歩かせたら、絶対泥まみれになっちゃうだろうしね……。


リナ『二人とも、もう少しで頂上だから、頑張って』 || >ᆷ< ||


近くをふよふよ漂っているリナちゃんからの応援を受けながら登っていくと──急に視界が開ける。頂上だ。


侑「……わぁ!」
 「ブイ~♪」


丘を登りきると──そこは大きな湖が広がっていた。


侑「ここが、クリスタルレイク……!」

歩夢「テレビで何度も見たことあったけど……実際に見るとすっごく大きいね……!」

侑「うん、そうだね……!」


ここクリスタルレイクは、オトノキ地方の絶景スポットとして、とても有名な湖で、地理にあまり詳しくない私でも、何度も見聞きしたことがあるくらいの場所。

ただ、惜しむらくは……。


歩夢「晴れてると、湖に太陽の光が反射して、すごく綺麗って聞いてたけど……」

侑「この雨じゃ、それはちょっと見れそうにないね……」


大分、雨足が弱まってきているものの、陽光を反射する湖面を見ることは出来なさそうだ。


リナ『でも、雨雲レーダーを見る限り、夜になれば天気もよくなってくると思うよ』 || ╹ ◡ ╹ ||

歩夢「あ、それなら……夜まで待ちたいな」

侑「じゃあ、今日はこの辺りでキャンプにしよっか」

歩夢「うん♪」


私がそう言うと、歩夢は嬉しそうに頷く。

このクリスタルレイク……ただ、陽光が反射して綺麗な大きな湖というだけで、オトノキ屈指の名所だなんて言われているわけではない。

この湖の本当の絶景は、夜にこそ見れる。


歩夢「湖面の夜空……楽しみ♪」

【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その8】の続きを読む

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その6

777: ◆tdNJrUZxQg 2022/12/07(水) 12:11:26.82 ID:0Ok5BWPG0

■Chapter040 『激闘! セキレイジム!』 【SIDE Kasumi】





かすみ「──歩夢先輩……遅いですねぇ……」

侑「そうだね……」


かすみんたちは、サニータウンの東の浜辺で、歩夢先輩を待っていたんですが……歩夢先輩は一向に現れません。


侑「リナちゃん、歩夢ってまだ太陽の花畑にいるの?」

リナ『うん。図鑑サーチすると……太陽の花畑をうろうろしてるみたい』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

侑「何やってるんだろう……歩夢」


侑先輩は心配そうですけど……。


しずく「ですが、さすがにこれ以上お待たせするのは、曜さんに悪い気がします……」


さっき合流したしず子が、浜辺で作業をしている曜先輩に目を配らせながら言う。


侑「それもそうだね……。これ以上は待つわけにもいかないし、かすみちゃん、ジム戦始めてもらおっか」

かすみ「えぇ、いいんですか?」

侑「歩夢もちっちゃい子供じゃないし……太陽の花畑なら危ないこともないだろうからさ」

かすみ「……わかりました。それじゃ……曜せんぱ~い!」


かすみんは、浜辺に向かって、駆け出しながら曜先輩に声を掛ける。


曜「お? もういいの? 歩夢ちゃん、結局来てないみたいだけど?」

かすみ「はい! 歩夢先輩、ちょっと遅れてくるみたいなんで、ジム戦始めちゃおうと思います!」

曜「なんかごめんね、急かしちゃったみたいで……」

かすみ「いえいえ! 急なお願いしたのはかすみんの方ですから!」

曜「そう言ってもらえると助かるよ」

かすみ「ところで……どこでバトルするんですか? この浜辺ですかね?」


キョロキョロと辺りを見回しても、バトルフィールドらしい場所は見当たらない。

となると、フリーバトルのように、この浜辺で戦うのかなと思っていたけど、


曜「うぅん、フィールドは用意出来てるんだ。こっちだよ」


曜先輩はそう言いながら、浜辺に向かって歩いていく。

そして、水面に向かって──ピュ~~~イと、指笛を吹く。


 「マンタ~」「マンタイ~ン」「タイ~ン」

かすみ「あ、マンタイン!」

曜「前に来たときに、かすみちゃんたちが一緒にマンタインサーフをした子たちだよ」

しずく「お久しぶりです!」

 「タイ~ン」

曜「このマンタインに乗ってちょっと移動するから、付いてきて!」


曜さんはそう言いながら、かすみんたちにライフジャケットを手渡し、ぴょんとマンタインに乗って、海を進みだす。

【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その7】の続きを読む

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その5

639: ◆tdNJrUZxQg 2022/11/30(水) 12:35:44.01 ID:4td2vpP20

■Chapter033 『叡智の行き先?』 【SIDE Kasumi】





──ドッグランを抜けて、ダリアシティに着いた頃にはすっかり日も落ちていて……。

エマ先輩たちと別れた後はすぐに宿を探して、部屋に入った後は特に何をするでもなく寝てしまった。

……疲れていましたからね。

と、言うわけで、


かすみ「改めて……ダリアシティ、到着しましたよー!」


ホテルを出ると、すでに白衣を纏った人たちがちらほらと歩いているのが見える。


かすみ「博士がたくさんいるんですかね、この街は……」

しずく「当たらずとも遠からずかな。ここは学園都市だからね。きっと、あの人たちは研究者の人たちだよ」

かすみ「へー……」


かすみんからしてみると、好き好んで勉強をしているなんて、物好きな人たちって思っちゃいますけど……。


しずく「ところで、これからどうするの? やっぱりジム?」

かすみ「もちろん! ……と、言いたいところなんだけど」

しずく「……? かすみさんがジムに直行しないなんて珍しい……どこか行きたいところでもあるの?」

かすみ「行きたいところというか……新しい手持ちが欲しいんだよね」

しずく「新しい手持ち……? ジム戦に備えてってこと?」

かすみ「そゆこと!」

しずく「え……? 本当にそういうことなの?」

かすみ「何、その反応」

しずく「……もしかして、熱ある?」

かすみ「何!? その反応!?」

しずく「だって……行き当たりばったりなかすみさんが、ジム戦のために準備だなんて……」


なんて失礼なしず子なんでしょうかね。

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その4

493: ◆tdNJrUZxQg 2022/11/22(火) 12:11:09.64 ID:lNytOG/10

■Chapter025 『スボミーの森』 【SIDE Shizuku】





──時刻はお昼を過ぎ、太陽が少しずつ傾き始めた頃。


かすみ「それじゃ、コメコシティに向かってレッツゴー♪」

しずく「日が暮れる前に森を抜けないとね」


3番道路を通過し、コメコの森に差し掛かった。

コメコの森は、オトノキ地方最大の森だけど、道さえ外れなければ抜けるのはさほど難しくない場所だ。

野生のポケモンの気性も大人しいポケモンが多いし、苦労することもないだろう。

そんな中、私の腰についているボールが1つ、震え出す。


しずく「ん……?」


どうやら、外に出たがっているようなので、ボールを投げて、外に出す。


 「──スボ…」
しずく「スボミーどうしたの?」

 「スボ…」


ボールから出たがっていたのはスボミーだ。スボミーは外に出ると辺りをキョロキョロ見回しながら、とてとてと歩き始める。


かすみ「そういえば、しず子のスボミーってこの森のポケモンだったんだよね?」

しずく「うん……まあ、そうだね」

かすみ「やっぱり、故郷の空気が恋しかったのかな」

しずく「……そうかもしれないね」


……とはいえ、結果として群れから追い出されてしまった子だから、自分から外に出たがるとは思っていなかったけど……。


 「スボ…スボミ」


スボミーは辺りをキョロキョロと見回しながら、歩いている。


かすみ「なんだろう……見回りでもしてるみたいかも」

しずく「もしかして……敵がいないか見張ってるの?」
 「スボ」

しずく「大丈夫だよ、スボミー。この森は大人しいポケモンが多いから……。……あれ……?」

かすみ「どしたの、しず子?」

しずく「いや……」


ふと、思う。……このスボミーが群れから追い出された理由は、ロトムの言っていたことが正しいのなら、外敵に自分から攻撃を仕掛けていたからだ。

しかし、この森のポケモンは基本的に大人しい気性のポケモンばかり。……じゃあ、スボミーは一体何と戦っていたんだろうか……?


しずく「…………」


もしかして……スボミーたちの外敵足りうる何かが、この森には潜んでいる……?

森の木々が風に揺れ、葉同士が揺れて擦れ合う特有の音が聞こえてくる。

普段だったら、平和の象徴のような、穏やかな自然のBGMも、そんな疑念のせいか、少し不気味な音に聞こえる気もする。

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その3

354: ◆tdNJrUZxQg 2022/11/14(月) 17:15:18.14 ID:wroKVd390

■Chapter017 『すれ違い』 【SIDE Yu】





──気付けば、私の肩を掴む彼方さんの姿。彼方さんの後ろには、遥ちゃんの姿もある。


侑「追いかけるなって言うんですか……!?」

彼方「だって、今追いかけても、またさっきみたいに言い合いになっちゃうでしょ?」

侑「そ、それは……」

彼方「それに、リナちゃんも困ってるよ?」

リナ『……ごめんなさい。何言えばいいかわからなくて……』 || > _ <𝅝||

侑「あ……ご、ごめん……」


私たちが目の前で言い合いを始めてしまったから、リナちゃんを困らせてしまっていたらしい。


彼方「実は彼方ちゃんたち、こっそりジム戦を覗いてたんだよね~。ジム戦が終わって外に出てきたと思ったら、急に二人がケンカを始めて、彼方ちゃんびっくりしちゃったよ~……」

侑「それはその……ごめんなさい。……でも私……やっぱり、歩夢を追いかけないと……」

遥「あの、侑さん……余計なお世話かもしれませんが……私も、今はそっとしておいてあげた方がいいんじゃないかと思います……」

侑「遥ちゃんまで……」

遥「私も……お姉ちゃんに守られてばっかりだから、歩夢さんの気持ち……ちょっと、わかる気がします」

侑「…………」

彼方「歩夢ちゃんもいろんなことがあって、頭の中がこんがらがっちゃってるんだと思うよ~。気持ちを整理する時間が必要だろうし、今はそっとしておいてあげた方がいいよ」

侑「…………」

彼方「それにさ、とりあえず、ジム戦で傷ついたポケモンたちを回復させてあげた方がいいんじゃないかな?」

侑「あ……」


歩夢とのことで頭がいっぱいで、ポケモンたちのことまで考えが至っていなかった。

私のために戦って傷ついたポケモンをないがしろにしているなんて……私も少し頭を冷やした方がいいのかもしれない。


侑「わかりました……」

彼方「それじゃ、一旦ポケモンセンターにレッツゴーだね~♪」





    🎹    🎹    🎹





──ポケモンたちをジョーイさんに預けて、今はポケモンセンターのレストスペース。


侑「…………」


──『なんで怒ってもくれないの……っ!? 初心者だからっ!? 失敗してもしょうがないから……っ!? 怒ったら、私が可哀想だから……っ!?』

──『私……侑ちゃんの足……引っ張ってる……』

──『…………こんな私じゃ……侑ちゃんと一緒に、旅……出来ないよ……っ……』


侑「……はぁ」


生まれたときから幼馴染の歩夢。ケンカすることはたまにあったけど……あんなことを言われたのは初めてだった。

【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その4】の続きを読む

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その2

229: ◆tdNJrUZxQg 2022/11/09(水) 11:18:21.22 ID:hVp6cgNM0

■Chapter012 『ドッグランでの“ワン”ダフルな出会い?』 【SIDE Ayumu】





──ダリアジムでのバトルから一晩明けて、


侑「んー……!」

歩夢「侑ちゃん。はい、傘」

侑「ありがとう、歩夢」


宿の外で空を見上げながら、身体を伸ばしていた侑ちゃんに、傘を手渡す。

……生憎、本日の天気は雨模様です。


リナ『今日の降水確率は100%……きっと一日中雨……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||

歩夢「昨日は途中で上がったのに……結局、雨になっちゃったね」

侑「まあ、仕方ないよ。こればっかりは私たちにはどうにもならないし」
 「ブイ」


もちろん、雨を嫌ってダリアシティでもう一泊するかという意見も出たには出たんだけど……。


侑「これくらいの雨なら、雨具があれば問題ないし、旅を続けるなら雨にも慣れないといけないしね」

歩夢「確かに、いつも晴れの中で旅が出来るとは限らないもんね……」


結局、雨がいつ上がるかわからないし、いつでもどこでも快適に旅が出来る保証はないということで、早く慣れるためにも、私たちは先を急ぐことにした。


リナ『幸いこの先の4番道路は進むだけならほぼ平原だから、雨旅に慣れるにはもってこいだと思う』 || ╹ ◡ ╹ ||

侑「確か、ドッグラン……って言ってたよね?」

リナ『うん。犬ポケモンがたくさん生息している区域だよ。数百年前から、農業が盛んだったコメコシティの牧羊犬ポケモンたちが長い歴史の中で棲み付いて野生化した場所って言われてるよ』 || ╹ 𝅎 ╹ ||

侑「へー……」

リナ『ただ、世界的に見ても、あれだけ犬ポケモンが集中している場所は他に類を見ないみたい。全体的になだらかな地形が彼らの生態にマッチしたのかも』 ||  ̄ ᨈ  ̄ ||

歩夢「侑ちゃんはそこで新しい子を捕まえたいんだよね?」

侑「うん、出来ればね」

歩夢「わかった! 私も全力で手伝うね♪」

侑「ありがとう、歩夢」


雨の中で、どこまでお手伝い出来るかはわからないけど……侑ちゃんも今後のジム戦では要求手持ち数も増えてくるって言ってたし、どうにか新しい子を捕獲させてあげたいな。


リナ『準備万端。それじゃ、ドッグランに向けてレッツゴー♪』 ||,,> 𝅎 <,,||

侑・歩夢「「おー!」」


リナちゃんの掛け声と共に、私たちは雨のダリアシティを、南方面に向かって歩き出した。




 「…ニャァ」




【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その3】の続きを読む

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3: 名無しで叶える物語(たこやき) 2022/12/16(金) 01:11:56.17 ID:gy/NmuiO
いつものお昼休み、善子ちゃんとルビィちゃんと一緒に、教室でお昼を食べていたときのこと。
善子ちゃんが頬杖をつきながらふと呟いた。

ルビィ「変な夢??それってどんな夢なの??」

善子「いや、それがよく覚えてないのよね。目が覚めたら内容は忘れてるんだけど...。でも、同じ夢を見たってことだけは認識できるのよ」

そう言いながら、善子ちゃんは窓の外へ憂鬱そうな視線を向ける。

花丸「善子ちゃんにしては、面白みの無い話ずらね」

善子「ヨハネ!っていうか、何気に失礼でしょ!私にしてはってどういうことよ!」

花丸「善子ちゃんのことだから、また堕天の力がー、とか闇の眷属がー、とか、そんな変なことだと思ったずら」

ルビィ「ふふっ、確かにそっちの方が善子ちゃんっぽいね」

【善子「最近、変な夢を見るのよね」】の続きを読む

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侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その1

119: ◆tdNJrUZxQg 2022/11/03(木) 18:22:10.03 ID:aNVgiSRu0

■Chapter006 『盗人を捕まえろ?』 【SIDE Yu】





せつ菜「──それでは、この辺りで……私はセキレイシティ方面に向かいますので!」

侑「ああ……もう、お別れかぁ……」

せつ菜「旅をしていれば、またどこかで会えますよ」

侑「……うん。次会うときはもっと強くなれてるように、頑張るね!」

せつ菜「楽しみにしています♪」


せつ菜ちゃんがすっと私の方に手を差し出す。


せつ菜「一トレーナーとして……また会ったときは、全力で競い合いましょう!」

侑「うん……!」


それに応じて、握手を交わす。


せつ菜「歩夢さんとリナさんも、またどこかで!」

歩夢「うん♪ またね、せつ菜ちゃん」

リナ『とっても勉強になった、せつ菜さん、ありがとう』 ||,,> 𝅎 <,,||

せつ菜「次会ったときは、サスケさんにもっと美味しいカレーをご馳走しますね!」

 「シャーーーボッ」
歩夢「あ、あはは……」


歩夢が何故か苦笑いしてる……?


侑「あれ……? そういえば、私……せつ菜ちゃんのカレーを食べたあと、どうしたんだっけ……?」
 「ブイ…」

リナ『侑さん、それ以上は思い出しちゃいけない』 ||;◐ ◡ ◐ ||

 「ブイブイ」
侑「……?」


なんだろ……? まあ、いっか。


せつ菜「それでは、侑さん! 歩夢さん! リナさん! 良い旅を!」

侑「じゃあね! せつ菜ちゃーん!」


せつ菜ちゃんは、折り畳み自転車に乗って、手を振りながら風斬りの道方面へと走り去っていった。


侑「それじゃ、私たちも行こうか!」

歩夢「うん!」

リナ『目標ダリアシティ。リナちゃんボード「レッツゴー!」』 ||,,> 𝅎 <,,||


私たちはダリアシティを目指して、早朝の5番道路を自転車で走り出すのだった。




【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その2】の続きを読む

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1: ◆tdNJrUZxQg 2022/10/30(日) 00:03:51.67 ID:QLy5TvuG0
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会SS

千歌「ポケットモンスターAqours!」 

の続編です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1667055830

【侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 その1】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2022/12/15(木) 20:54:07.39 ID:JrkBgZVH0
2014~2015年ぐらいに書いたものの途中で投げたやつ
なのでいきなり終わりますが供養を兼ねて投稿することにしました

2年生はCoD界隈
3年生はBF界隈
1年生はDestiny
……のつもりだったけど、2年生しか登場しません
あと書いた当時ですら題材が古臭かったので、それがさらに古臭くなっているのはご愛嬌。

2年生
ほ→初心者
海→廃(口が悪くなる程度)
こ→廃(性格豹変)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1671105246

【穂乃果「こーるおぶでゅーてぃ?」】の続きを読む

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1: ◆TR2vneJwo2 2022/12/15(木) 17:59:37.52 ID:Rsq0UsNQ0
穂乃果「う、うーん・・・」

穂乃果「・・・っはあっ!!体重増えた!?」ガバッ

?「そうは見えないけどな?」

?「起きたか?よし、とりあえずビールくれ」

?「はいはい」

穂乃果「う、うわああああっ!?頭がワニだぁッ!?!?」

?「あっははは!酷い言われようだな、カイマン!」

カイマン「うるせぇ、ニカイドウ!」

穂乃果「か、かいまんさん・・・?と、にかいどうさん・・・?」

ニカイドウ「うん、私はニカイドウ、こいつはカイマンってんだ」

カイマン「お前が"あの路地"で倒れてるなんてびっくりしたぜ」

穂乃果「た、倒れてた・・・?」

穂乃果「・・・あ、あの、助けて?くれてありがとうございます」

ニカイドウ「腹はどうだ?ギョーザ食うかい?」

穂乃果「え、餃子?」

カイマン「ニカイドウのギョーザは美味いんだぜ?食ってみろよ」

穂乃果「あ、じゃあ・・・」スッ

<ブシュウゥッ!!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1671094777

【穂乃果「ここどこ!?」 カイマン「ここは"ホール"だぜ」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/04(月) 11:18:23.19 ID:lr32P4Lw0
花陽「あ、え、えっと……なんでもないの!」カアアアアアアアアア

ことり「? そう?」キョトン

花陽「うん! なんでもないから気にしないでください!」

ことり「かよちゃんがそう呼びたいなら『お姉ちゃん』って呼んでもいいのに」ウフフ

花陽「聞こえてたの!?」

ことり「お姉ちゃんの耳はごまかせません、なんてね」



【花陽「お姉ちゃん……」ことり「何か言った?」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/11/01(金) 11:52:50.34 ID:lTKf+2880
──10月31日 23時59分

花陽「もうすぐ凛ちゃんの誕生日」

花陽「日付が変わったらすぐにお祝いのメールを送ってあげるんだ」

花陽「もう文面も用意してあるし、あとは送信ボタンを押すだけ。えへへ、凛ちゃん喜んでくれるかなあ……」

花陽「あと5……4、3、2、1、今だ!」ポチ

花陽「うん、ちゃんと送れたみたい。よかったあ」

花陽「明日は改めてもう一度おめでとうと言おう。凛ちゃんの笑顔楽しみだなあ」

ピロリン♪


【花陽「凛ちゃんの誕生日」】の続きを読む

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