えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

氷菓

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/03/29(土) 21:37:07.71 ID:D0g4cxQa0
比企谷「ん?雪ノ下からメール来てる…」

比企谷「えーっと、部室に人が来ているから早く来い…?」テクテク

比企谷「ぅわっ!」ドンッ

奉太郎「いたた…」

比企谷「…す、すみません…」

奉太郎「…ぃ、いや、こちらこそ」

奉太郎(この人…ぶつかった事によって荷物がぶちまけられている…)

奉太郎(このままだと俺が拾わなければいけない羽目になるな…)

奉太郎「では」ダッ

比企谷「誰だ今の…あ、俺の荷物が落ちてる、拾わなきゃ…めんどくせ」

【比企谷「うわっ!」ドン 奉太郎「いった…」】の続きを読む

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1: 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 2012/10/02(火) 00:56:59.77 ID:XlPOfvVY0
さとし「何か言ったかい、ホータロー?」


折木「い、いや、なんでもない…」


さとし「嘘はよくないね、千反田さんが好きなのかい?」


折木「聞いてたのか…」


さとし「そりゃあれだけ大きな声で呟いてたら聞こえるさ」


さとし「それでどうしてそう思ったんだい?」


折木「最近あいつを…、千反田を見ていると落ち着かないんだ…」


折木「それだけじゃない、千反田が他の男と話をしているとモヤモヤする…」


折木「だから…だから俺は千反田が好きなのかと思ってだな……さとし?」



【折木「俺は千反田が好きなのか…?」】の続きを読む

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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2014/07/23(水) 22:26:41 AKcLaTww
放課後、部室にて


千反田「お、折木さん…」

折木「…」

千反田「あ、あのですね…えっと…」

折木「…」

千反田「その…なんと言いますか…」

折木「…」

千反田「…折木さん?」

折木「…」

千反田「聞こえてないのですか?もしもし」

折木「なんだ千反田」

千反田「やっぱり聞こえてたんですね。聞こえてたなら返事をしてください」

折木「…はあ」


【千反田「折木さんに好きって言えません…」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2014/01/13(月) 23:12:26.22 ID:6DjoSzs/0
奉太郎(原作)「楽しそうにやってるじゃねえか?」

奉太郎(アニメ)「…なんだ、お前は?」

奉太郎(原作)「俺はお前だよ」

奉太郎(アニメ)「俺?」

奉太郎(原作)「そうだ。原作とアニメって違いはあるがな」

奉太郎(アニメ)「それじゃあ、まったく同じってことじゃないk」

奉太郎(原作)「わかってないな。お前は」

奉太郎(アニメ)「…なんだと?」


【折木奉太郎(原作)「よお?」折木奉太郎(アニメ)「!?」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/09/22(日) 04:07:45.88 ID:dhvMZXMJ0
える「いい仕事しょうかいしてもらえるといいですね・・・。」

【える「さて、今日も職安に行きますか・・・」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:14:17.77 ID:Qx4ueG7P0
里志「古典部?意外だね。省エネ奉太郎が自ら部活動なんかに手を出すなんてさ。」

奉太郎「ああ。姉貴の命令なんだ。断ればどうなるかわからない。」

里志「あはは。それはこわいね。でも奉太郎、僕はもう手芸部に入ることにしてるし総務委員会にも入ってるから付き合ってあげられないよ。」

奉太郎「子供じゃないんだ。部活ぐらい一人で入れる。というか姉貴の話じゃ、部員0で廃部寸前だそうだ。」

里志「へえ。じゃあほんとに一人じゃないか。まあ学校に自分専用のフリースペースがあるというのも悪いもんじゃないよ。」

里志「じゃ、奉太郎、悪いけど僕は手芸部に行くよ。」

奉太郎「ああ。俺もとりあえず部室の確認がてら地学準備室に行ってみるよ。」

引用元: 奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」 


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【奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」】の続きを読む

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24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/18(土) 02:21:39.58 ID:8nVwWfFiO
える「えいっ!」

折木「…?」

える「えいっ!えいっ!」

折木「何をやっているんだ、千反田」

える「あれ?おかしいです…」

【える「えいっ!えいっ!」里志「え…え…っ!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/14(金) 05:34:32.75 ID:7Iy35H5l0
える「お、折木さん」

奉太郎「その経営的戦略眼についてだが、俺が修めるというのはどうだろう?」

える「どうして急に下の名前……え?」

奉太郎「……」

える「折木さん、それって…その」

奉太郎「結婚しよう、える」

える「」

引用元: 奉太郎「…なあ、える」 える「!?」 


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【奉太郎「…なあ、える」 える「!?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/10(月) 16:54:40.14 ID:hP4VAerz0

千反田「おーれっきさんっ」キュッ

折木「…なんだ」

千反田「今日はとてもいい天気ですねっ」

折木「そうだな」

千反田「ここのところいっつもいいお天気ですねっ」

折木「…そうだな」

千反田「ふふふっ」スリスリ


引用元: 折木「千反田が事あるごとに腕に抱き着いてくる」 


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【折木「千反田が事あるごとに腕に抱き着いてくる」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 22:37:51.34 ID:mgcipvun0


摩耶花「それってストーカーじゃない!」

夕暮れの地学準備室―――我らが古典部の部室に、突如伊原の怒声が響き渡った。
いや、本当は突如でも何でもないのだろうが、
前後の話を全く聞いていなかったのでひどく唐突に聞こえた。
俺は文庫本から視線を上げる。

折木「急に大声を出すな。どうした?」

える「!」

摩耶花「はぁ?あんた聞いてなかったの?」

伊原はあからさまな非難の眼差しを俺に向ける。
それはつまり、いつも通りの表情で、ということだ。


引用元: 折木「俺が過去になる前に」 


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ドラマ 折木奉太郎(中村悠一) 千反田える(佐藤聡美) 福部里志(阪口大助) 伊原摩耶花(茅野愛衣) 入須冬実(ゆかな) 遠垣内将司(置鮎龍太郎) 十文字かほ(早見沙織)
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【折木「俺が過去になる前に」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 03:12:52.90 ID:ANvQuVpr0
える「またクラスの男の子に告白されてしまいました」

折木「えっ」

える「どうも、わたしの言動は男の子を期待させてしまうみたいです」

折木「」

引用元: える「困りました…」 


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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/07(金) 08:09:11.35 ID:EVuIMuyE0
千反田「私、折木になります!結婚してください!」

引用元: える「・・・になります」ほう「ん?」 


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前回 奉太郎「神山市で殺人事件?」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 20:18:45.93 ID:A+d8pujr0
二日目

引用元: 奉太郎「神山市で殺人事件……?」 


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前回 入須「すまない、失礼する」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/15(水) 00:29:48.84 ID:X1ez4HOJ0

・古典部部室

奉太郎(二日続けて部室に誰も居ないと言う類稀な奇跡が起きたと思ったんだが…)

奉太郎「…またですか、先輩」

入須「随分不服そうだな」ガタッ

奉太郎(またしれっと座ったな、この人)

奉太郎(そういえば昨日も、この人のおかげで奇跡が泡と消えたんだったな)

引用元: 入須「折木君、居るか?」 



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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 00:58:25.57 ID:nT6o4IIP0

古典部部室

奉太郎(千反田は家の用事、里志は手芸部、伊原は漫研)

奉太郎(校舎内に於いて奇跡とも言える空間を確保できたと思ったんだが…)

奉太郎「…何の用ですか、先輩」

入須「用事がなくては来てはいけないのかな?」

奉太郎「…いえ、そう言ったルールはありませんが…」

引用元: 入須「すまない、失礼する」 


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奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」 前編


 
222: ◆2cupU1gSNo 2013/11/22(金) 19:54:15.10 ID:yRRc3bFN0


「それで千反田がどうしたんだ。 
なにか急用でもあるのか?」 


「いえ、用は……ないんですけど……」 


歯切れが悪い。 
マラソン大会前後で大日向と千反田に起こったことを考えれば無理もない。 
あの件はまだ大日向の胸の中に大きな翳を落としているのだろう。 
それに関して俺にできそうなことは今のところない。 
俺にできそうなのは、もしも、万が一、ほとんど存在しない可能性だろうが、 
またいずれ大日向が古典部に関わろうと思えた時、その背中を軽く押してやることくらいだろう。 
大日向にまだその意志がない以上、俺にはなにもできないのだ、まだ。 


「用がないのに部室の前にいるってことは偵察でもしてるのか?」 


「……はい」 


冗談のつもりだったが、大日向は真面目な表情で頷いていた。 
本当に偵察だったのか。 
だがなんのために? 
俺がそれを問うとまた大日向の表情が曇った。 
そういえば大日向は表情がよく変わる、そういう喜怒哀楽の激しい後輩だった。 


「偵察しているのは、千反田先輩です」 


「千反田のなにを?」 


「千反田先輩なんですけどね、一年生の間でも有名なんですよ? 
ファンも結構いるみたいなんです、男子にも、女子にも。 
だから自然と千反田先輩の噂は耳に入ってくるんです。 
それに、ほら……」 


「そうか、お前のクラスには里志の妹がいるんだったな」 


「はい」 


里志の妹。 
下級生の女子でありながら、里志を遥かに超えた変人。 
俺も何度かひどい目に遭わされたが、それは今は重要じゃない。 
重要なのは里志の妹と大日向の仲がかなり良いということだ。 
おそらくはまだ大日向の中では「友達」ではないのだろうが。 
とにかく大日向が千反田の噂を耳にする機会は、 
単なる一年生という立場の者よりも遥かに多いだろうことは想像に難くない。 


「聞いたんです、あたし」 


「なにを?」 


「千反田先輩が軽音部でドラムを叩いたって。 
それも一朝一夕でできるような叩き方じゃなかったって」 


人の口に戸は立てられない。 
とりあえず伊原が口止めしていたのだが、やはり誰かから漏れてしまったらしい。 
まあ、当然か。 
全く情報を与えていなかったはずの里志ですら、その当日に軽音部に顔を出したのだ。 
当日から既にあちこちに知れ渡っていたということだ。 
千反田がドラムを叩くというある意味センセーショナルな話題を、暇な生徒たちが放っておくわけがない。 


「千反田先輩、ドラムなんて叩けたんですか?」

                                                                                                            引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」
 
  
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1: ◆2cupU1gSNo 2013/06/09(日) 18:24:36.09 ID:Zr8YYylw0


序章 カチューシャとポニーテール


1.六月二十五日


夕暮れ迫る放課後の校舎。
俺は決して軽やかとは言えない足取りで古典部の部室に向かう。
別に部室までの移動時間を無駄だと感じているわけではない。
高校一年の生活を無事……とは言えないかもしれないがとにかく終え、
二年に進級して二ヶ月を経過したせいもあってか、俺はこの移動時間を多少は有効に使えるようになっていた。
なんてことはない。
単に移動中、読んでいる文庫本のあらすじを思い出しているだけのことだ。
だが、それだけで億劫になりがちな移動も多少は悪くないと思える。
多少の差ではあるが、部室までの果てしなく長い道程に考える事が全く無いよりはずっといいだろう。
それに部室の椅子に腰を落ち着けてから、
さてこの本はどんな展開だったか、と頭を捻るのはとてもエネルギー効率が悪い。
ならば、省エネを心掛ける俺にとって、恐らくこれはベストな選択なのだろう。

それでも、俺の足取りが軽やかでないのには当然ながら理由がある。
我が古典部の部長、千反田えるのことだ。
過去一年、数限りなくとまでは言わないが、千反田にはかなりの面倒事を持ち込まれた。
本当に面倒なら無視してしまえばいいじゃないか、
とは里志によく言われるのだが、俺にはそれが最善の策だとは思えない。
一年にも渡る付き合いを経ても、あいつはまだ分かっていないのだ。
あのお嬢様は分からないことを気にし始めると、完全な前後不覚に陥る。
好奇心の獣と化した千反田を放置するなど、想像するだに後のことが恐ろしくなる。
一度火の点いた千反田の好奇心を放置したが最後、
数日後にはまず間違いなく二倍、いや三倍は面倒臭い事案になって、俺の下に舞い戻って来ることだろう。
問題の先送りは決して事態を好転させないのだ。

だとするならば、被害の少ない内にとにかく千反田を納得させる。
それがいつの間にか俺の高校生活の処世術になっていたし、別にそれが嫌だというわけでもない。
千反田も千反田でかなり特殊な例だとは思うが、
千反田以上に面倒な人間を嫌でも相手にすることもいつかはあるだろう。
例えば姉貴とか。
それを思えば、千反田の好奇心に付き合う程度なら特に問題はない……はずだ。


「とは言っても」


古典部の部室。
つまり地学講義室に辿り着いた俺は、横開きのドアに手を掛けてから小さく呟いた。
誰に聞かせるつもりでもない言葉だ。
強いて言えば自分に言い聞かせる言葉か。
千反田の好奇心旺盛な姿には慣れてきた。
たまに億劫になることもあるが、古典部の活動が嫌いなわけでもない。
里志の弁ではないが、学内にプライベートスペースを持てている利点も大きい。
だが、それでも、やはり俺は千反田の姿に戸惑っているのだろう。
今の千反田の姿と素振りと様子に。
だから俺の部室までの足取りは決して軽くなかったし、今現在も部室に入るのに躊躇してしまっているのだ。

いっそ今日は部室に顔を出すのをやめておこうか。
そんな考えが俺の中で頭をもたげてくる。
しかしそれはさっき俺自身が考えていた通り、問題の先送りでしかない。
問題の先送りは後々に巡り巡って俺の前に姿を現す。
それくらいは俺にも分かっているのだ。

一度だけ大きく溜息をつく。
情けない事だが自分で自分が緊張しているのがよく分かった。
だが、ここで考え込んでいても、それこそ問題の先送りにしかならない。
俺は半ば諦念混じりに、軽く手に力を込めてドアをスライドさせる。
西向きの窓から夕陽が見え、その眩しさに俺は目を細める事になった。
その目を細めるという行為に、俺は妙な懐かしさを感じていた。
つい二週間前まで、部室に誰かが来ている時には夕陽を目にする事がほとんどなかったからだ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370769875

引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」

 

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/24(日) 18:52:24.82 ID:F+l2qi7k0


奉太郎「まったく、休日だというのに学校に行かなければならないだなんて省エネ主義に反するにも程がある」

える「だめですよ折木さん。今日は古典部の活動についての話しあいなんですから」

奉太郎「だからと言って家まで迎えに来ることはないだろう」

える「迎えに行かなきゃ折木さん来ないと思いましたので」

奉太郎「さいで」

??「あっれー? 折木じゃん! 久しぶり!」

える「?」

奉太郎(誰だ? 見覚えはあるが)

??「いつ以来だっけ? 中学の卒業式以来か?」

奉太郎「あ、ああ、そうだな」

奉太郎(思い出した。中学の同級生だ)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1453629144

【【氷菓】える「鏑矢中ベストカップル? 私、気になります!」】の続きを読む

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:20:32.45 ID:1pmhkOcB0
ある日の放課後、俺は一人で地学講義室にいた。

一人で部室にいるのは特に珍しいことでもない。

その内誰かが来るだろうし、来ないなら来ないでゆっくり読書ができる。

これ幸いと俺はいつもの席に座り、読みかけのペーパーバックを開いた。

最近はすっかり夏らしくなり、容赦ない日差しが外で部活動に勤しむ生徒たちを苦しめている。

できることなら太陽が高いうちは外を出歩きたくないので、

俺の古典部への出席率が高くなったのも自然の帰結だ。

引用元: 奉太郎「千反田がラブレターをもらった?」 



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1: ◆CVF0ZO0wUo 2014/02/14(金) 01:44:44.32 ID:RWGFg65Ho

咲-Saki-宮守、氷菓クロス

だけど9割方宮守SS

設定改変多数

中でも目立つ改変で、宮守メンバーが一年生だったりします



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392309884

引用元: 白望「五人の距離の概算」

 

【白望「五人の距離の概算」(咲×氷菓)】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:32:55.22 ID:+kbwhemx0
折木「………すまん」

える「グスッ…許しません」ギュッ

折木「今度作ってやるから、プリンくらい」

える「………」グスッ

折木「許してくれるか?」

える「カラメルたっぷりじゃないと許しません……グスッ」ギューッ

【折木「理想のカップル像……?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/01(金) 22:07:04.66 ID:iqfAMxb50
奉太郎(なんで部室に来た俺への第一声がそんな聞いたこともない料理の話なんだ?)

える「……」

奉太郎(なぜか千反田は机に突っ伏してるし。寝てるのか、これ?)

里志「ああ。知ってるかい、奉太郎?」

奉太郎「いや、ウミガメが食材に使われることも知らなかったよ。

    ツバメの巣のスープなら聞いたことくらいはあるけどな」

里志「予想通りの反応だけど、生憎僕が言ってるのは食べ物の話じゃないのさ」

奉太郎「スープなのに食べ物じゃない?まさか飲み物だとか言い出すんじゃないだろうな。

    それとも俺はなぞなぞでも出されてるのか?」

【奉太郎「ウミガメのスープ?」】の続きを読む

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える「古典部の日常」 前編 

える「古典部の日常」 中編

25: ◆Oe72InN3/k 2012/11/18(日) 19:36:50.21 ID:xjsus1gx0
奉太郎「物は出来たのか?」

摩耶花「勿論! 去年はちょっと少なかったからね」

摩耶花「今年は、結構作ってきたわよ」

そう言い、伊原は例のアレを取り出す。

里志「お、本にして改めて見ると……良いデザインだね」

える「ええ、去年は迷惑を掛けてしまったので……今年は頑張ります!」

奉太郎「それにしても、後一週間か」

里志「そうだよ、ホータロー」

そう言い、里志は俺の肩に腕を回して来る。

里志「どうだい、時が経つのは早い物だろう?」

奉太郎「……そうだな、それは里志の言う通りだった」

【える「古典部の日常」 後編 完結】の続きを読む

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える「古典部の日常」 前編

557: ◆Oe72InN3/k 2012/10/19(金) 22:31:57.47 ID:rHC3Zm5J0
午後9時。

俺は今、神山市から少し離れた所に来ていた。

話せば長くなるが……

面倒だな、話すのは今度にでもしよう。

入須「どうだ、中々に良い場所だろう」

奉太郎「そうですね」

俺と入須が居たのは、高台であった。

町並みを一望でき、キラキラと光る町の奥には海が見える。

奉太郎「入須先輩がこんな場所を知っているなんて、少し驚きです」

俺がそう言うと、入須はムッとした顔を俺に向けながら言った。

【える「古典部の日常」 中編】の続きを読む

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 22:08:33.46 ID:U19VZ35Y0
季節は夏真っ盛り。気温はゆうに三十度を超える猛暑だ。

そんな暑さの中でわざわざ熱々のものを食べたいと言うつもりはない。

暑い夏の昼に冷たいそうめん。実に理に適っている。

しかし、だ。

奉太郎「これでもう三日連続じゃないか。他に食材がないわけじゃないだろう」

える「だめですよ折木さん。できるだけそうめんを消費するように、と供恵さんから言われたじゃないですか」

奉太郎「でもなあ、さすがにこの三日の昼飯と晩飯が全部そうめんってのはいくらなんでも……」

える「世の中には食べたくても食べられないで苦しんでいる方がたくさんいるんですよ。

   私たちは恵まれていることに感謝しないといけません」

引用元: える「今日のお昼ご飯はそうめんですよ」 奉太郎「またか」 


 

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【える「今日のお昼ご飯はそうめんですよ」 奉太郎「またか」】の続きを読む

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それでは、第1話、投下致します。

【える「古典部の日常」 前編】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 10:39:40.29 ID:63+U7y00P
える「折木さん! 私、気になります!」 

奉太郎「どうした、千反田」

える「この前、トゲアリトゲナシトゲトゲという名前の虫がいるという話を聞いたんですが
この虫って結局とげがあるんですか? ないんですか? わたし気になってしまって……」

奉太郎「やれやれ、そういう雑学系の話は、データベースを自称してる里志に聞いてほしいんだがな。
でも、その虫だったら図鑑で見たことがあるな」

える「本当ですか? それで結局どっちなんですか?」

【える「折木さん!私、気になります!」 奉太郎「どうした、千反田」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/29(土) 10:27:26.43 ID:ipO4ffTD0
える「おーれーきーさん」

奉太郎「…zzZ」

える「机で寝てたら首痛くなっちゃいますよ?」

奉太郎「…zzZ」

える(寝てます…)

える「…」ツンツン

【える「折木さーん?」奉太郎「…zzZ」える「…」ワクワク】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/19(火) 23:49:34.88 ID:xomOHxzd0

える「どうして止めるんですか折木さん!」

折木「今出て行ったら死ぬぞ」

える「でも田んぼが……」

折木「落ち着け。無理に下校するなと学校側も言ってただろ」

える「ですが、稲が!稲が倒れてしまったら……!!」

折木「千反田」

える「!」

引用元: える「私、田んぼの様子が気になりますっ!」 折木「やめろ」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/15(金) 23:24:15.04 ID:x52s1w4y0

伏羲「のう、そこの眠そうな目をしたお主だ」

折木「………」

折木(ありのまま起こったことを話そう)

折木(学校の帰りに妙なヤツに絡まれた)

伏羲「分かっておるのだろう?無視するでない!」

引用元: 伏羲「のう、そこのお主」 折木「」 


 

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