えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

けいおん

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/15(土) 18:30:13.50 ID:/oEaYmciP
   朝 平沢家 洗面台前

ぶおー

唯「・・・調子悪いのかな」 

憂「お姉ちゃん、どうかした?」

唯「ドライヤー使ってたんだけど、全然熱くないんだよね」

憂「壊れたら危ないから、使わない方が良いよ」

唯「この寝癖ってる所、どうしよう」

憂「電子レンジで、蒸しタオル作ってくるね」

唯「ありがとう、憂♪」

憂「お姉ちゃん♪」

【律「だったら帰りに、家電量販店へ寄ってみるか」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/11(月) 01:38:56.45 ID:MdcUz1Kf0
にちようび!

唯「やっほー、おまたせあずにゃん!」

梓「もう、おそいですよっ」

唯「ごめんごめん、出かけるの久しぶりだったんだもん」

梓「・・・・」


唯「・・・・あずにゃん?」

梓「は、はい!」

唯「もしかして私にみとれちゃってたぁ? やだなあもうあずにゃんったら!」

梓「そんなことないですから早く行きましょう!」

唯「どこに?」

梓「そ、それは…えっと……」

唯「じゃあアイスでも食べに行こっか」

梓「・・・そうですね。はい!」


【唯「唯梓だけど眠くなってきたら私がトラックに轢かれて死ぬ話」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/11(水) 22:48:44.93 ID:xbDRJD9Z0
梓「えっ?」

ギュッ

そう言うと唯は梓に抱きついた

パッ

すぐに唯が梓から離れる

唯「ばいばい、あずにゃん」ニコッ

梓「ゆ、唯先輩待ってください! まだ一緒にいたいです! みんなで一緒にバンドやりたいです! 唯先輩!」

―――

ガバッ

梓「はぁはぁ……夢か……」

【唯「許せあずにゃん……これで最後だ」ニコッ】の続きを読む

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1: 以下、 VIPがお送りします 2014/05/25(日) 23:37:47.02 ID:C/cu1UT00
唯の声が部室に響く。

「よ、よくないと思うぞ。そういうのは」
「おー、楽しそうだな!」
「あらいいわねぇ。夏には早いけど」

澪は反対したが、律と紬は乗り気な様だった。

「いつ、行くんですか?」

梓が質問した。

【唯「ねぇみんな!私、心霊スポットに行きたい!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/01(土) 23:25:41.00 ID:7vbtkPYi0
◇5月21日(火):琴吹紬

今日、日記を部室に忘れてしまいました。
と言っても、自分で気づけたわけではありません。

後輩からメールをもらって気づいたんです。
落としてしまったんだって。

後輩は日記を持ったまま学校を出たらしいので、
ハンバーガーショップで待ち合わせしました。

後輩……梓ちゃんは私の日記を見てしまったそうです。
それで聞かれました。「白紙の日記なんてどうするんですか」って。

ちょっと恥ずかしかったけど、正直に打ち明けました。
これは交換日記用の日記だけど、相手がいないから鞄にしまってあるんだって。

【紬「えくすちぇんじんぐ・だいありー」】の続きを読む

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1: ◆TTt1P6HN1I 2010/07/13(火) 18:15:51.94 ID:IOd+VqaJ0
季節は冬。



雪が降らないと誰もが思っているようなこの街にも数十年に一度の気まぐれなんて物があるようで、日本一の歓楽街と揶揄されるこの街は一昨日からの豪雪により薄い白粉なんかを纏っていた。



今日はクリスマスからマイナスすること十月十日。先のそれと並び立つ日本の二大恋愛デー、聖バレンタインだ。

ここに来るまでに立っていた看板には『バレンタインデー特別価格!』やら『チョコの様に甘~い夜を』という酷くお寒い文字がミミズの様に羅列されていた。



……まあ、それを酷くお寒いと揶揄してしまう事からお分かり頂ける通り、私にはフランス辺りの高級チョコを渡すような相手は端から居ないわけだ。

ああ……さっき路上でキスをしていたカップルの頭を一升ビンで殴りたい……。それはもうドクロちゃんみたいにエスカリボルグで、ガツンと。



「先輩……、そんな顔して飲むとせっかくのお酒が美味しくなくなりますよ?」



一軒目の大衆居酒屋からそんな事を言われている気がするが、そんな言葉は全く耳に引っかからない。



「うるさい。じゃあ何か芸でもしてみせろ。私を笑わせる事が出来たら甘~い口づけをくれてやる。もちろんディープだぞ?」

「その時は損害賠償を請求し」

ドガッ!

「に゛ゃっ!!」



手刀一発 to 脊椎。



「私の唇より神聖な物などない。寧ろ唇を当てられた方が金を払うべきだ」

「だからって殴らなくても……」

「殴ってるんじゃない。身長を縮めてるんだ」

「尚悪いわ!」


【澪『永遠にともに』】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/24(日) 13:35:10.95 ID:1ecJLdyV0
澪「いきなり大きくなったわけじゃないだろ」

律「でも今までは私のほうがずっと大きかったのに!」

律がそう言って悔しがる。
中学2年生の春のことだった。

【律「澪が大きくなっちゃった」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/07/24(日) 08:44:05.44 ID:cS07MiIt0
*けいおん、日本映画、日本ドラマのネタです
*キャラたち大きな性格変化
*短篇です


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469317445

【梓「先輩達今何をしているのですか?」】の続きを読む

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26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/21(火) 07:26:20.31 ID:v3anrZIT0
唯「はぁー……」

唯「おいであずにゃん」ポンポン

梓「唯先輩!」

律「おい唯……、あんまり梓を甘やかすなよ……」

唯「でも周りの人の迷惑になるし……」

梓「えへへ、唯せんぱーい」スリスリ

唯「ねぇあずにゃん。あんまり騒いじゃダメだよ?」

梓「はいです!」

澪「はぁ……」

【梓「唯先輩じゃなきゃ嫌です!!!」バタバタ】の続きを読む

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11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/19(日) 22:11:26.00 ID:hM3VP/y10
澪「おいおい、みんなでN女子大を受けるっていってたじゃないか」

紬「N女子大も受けるわ」

律「どういうことだ」

紬「N女子大と東工大の両方を受験することにしたの」

唯「なーんだ。じゃあムギちゃんもN女子大にくるんだね」

紬「たぶん……ね。ごめんなさい。勉強しなくちゃいけないから、今日は帰るわ」

【唯「ムギちゃん何処目指してるの?」紬「東工大」】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/01/27(日) 20:04:53.17 ID:Yv6l4agt0
――― 部室・夕方
さわこ「みんな~、とってもびっくりなニュースよー」

唯「どうしたの?さわちゃん??」

律「おっ!?ついに私たちの活躍が認められてメジャーデビューか~」

澪「もう…そんな訳ないだろ。いったいどんなニュースなんですか?」

さわ子「実は明日、転校生がやってくるのですッ!!」エッヘン


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1359284693

【梓「むったん…小さいのに響くんだもんね」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 13:34:14.50 ID:SXuZJV1I0
西暦20XX年


企業のネットが星を被い


電子や光が駆け巡っても


国家や民族が消えてなくなるほど


情報化されていない近未来――――――

【紬「ゴーストの囁き」】の続きを読む

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1: 以下、 VIPがお送りします 2014/05/22(木) 22:07:55.86 ID:pRpw0h430
律は顔を上げてチラリと唯の方を見たが、
すぐに手元の雑誌に目を戻した。

「なんだー? 唯。昨日の探偵ドラマ見たのか」

唯の方を見ずに言う。

「そうなんだよぉ!すごい面白かったよねぇ」

唯はうっとりとした表情を浮かべている。
全く、影響を受けやすいやつだな。そう律は思った。

【唯「犯人はあなたですね。律ちゃん」】の続きを読む

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/16(火) 20:21:09.28 ID:8/MZ74e20
 

――朝

澪「歯が痛い……」ズキズキ

澪「虫歯かなぁ……」ズキズキ

澪「歯医者ににいかないと……」

澪「……」

澪「歯医者かあ……」ホワワーン

  歯医者『削りますねー』

     キュイイーーン

  澪『ひいいっ!?』

  歯医者『痛かったら手挙げてくださいねー』

     ガガガガガガガ

  澪『あがががががが!』バタバタ

澪「うわああああああ!」

【澪「怖くて歯医者に行けない……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:40:14.79 ID:05uPInt80
しんがっき!

律「今日からあたしらも二年生かー」

紬「皆はもうクラス分け見た?」

律「あたしは二組」

紬「本当?私も二組なの!」

唯「私もだ、何故なら確率の女神の寵愛を受けているからな」

唯「さぁ、クラスだけでなく身も心も私と一つになろう!」

律「せいやっ!」ばしっ

唯「あ痛っ!」

紬「唯ちゃんは変わらないわね~」

律「この馬鹿は…あ、澪はどのクラスだった?」

澪「…一組だった」

律「えっ」

引用元: 唯「私の名前は平沢唯!えら~い…」梓「待ちなさい」 


【唯「私の名前は平沢唯!えら~い…」梓「待ちなさい」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/08(土) 00:51:46.61 ID:bPsJSsNg0
唯「いずれ私の名前は全国の音楽の教科書に載り」

唯「私の誕生日は国民の休日となるだろう」ふんす!

律「い、いきなりなんだぁ?」

紬「凄い自信家ね…」

澪「と、隣のクラスの平沢さん…だよな?な、何か用ですか?」

唯「部員が四人集まらなければこの部は廃部になると聞いてな」

唯「この千年に一人の超・音楽の天才である平沢唯様が入部してやろうというワケだ」クイッ

律「(なんで初対面なのに上から目線なんだよ…!)」

澪「にゅ、入部希望…ってこと?」

唯「平たく言えばそうだな、平沢だけに。アッハッハッ」

紬「(頭からお茶ぶっかけた~い)」

引用元: 唯「私の名前は平沢唯!えら~い人だ!」 


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【唯「私の名前は平沢唯!えら~い人だ!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/05(日) 16:30:30.07 ID:l48sDouJT
★前日

【唯「東京スカイツリー大決戦!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/04(土) 00:05:16.23 ID:UqE7UESY0
>唯の家

唯「ねぇねぇムギちゃん」

紬「どうしたの、唯ちゃん?」

唯「ムギちゃんにクエスチョンクエスチョン。日本初の憲法はなんでしょーか?」

紬「大日本帝国憲法ね!」

唯「だいにっぽんこくけんぽう?」

紬「えーっと、違うの?」

唯「……うん」

紬「明治に作られた日本初の憲法が大日本帝國憲法だったはずだけど……」

唯「明治?」

紬「ええ」

唯「違うよムギちゃん。もっともっと昔の話」

【紬「私たちの十七条」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/31(金) 20:20:22.83 ID:uXCYi19n0
唯「……」

ボーボボ「……」

唯「……」

ボーボボ「……」

唯「……だ、誰?」

ボーボボ「ギー太です」

唯「そっかぁ、ギー太かぁ」

ボーボボ「まったく、俺がわからないだなんて白状だな」

唯「えへへ、ごめんね。ギー太」

ボーボボ「あはははははは」

引用元: 唯「おはよう…、ギー太」ボーボボ「おはよう、唯ちゃん」 


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【唯「おはよう…、ギー太」ボーボボ「おはよう、唯ちゃん」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/01(土) 16:06:58.50 ID:AuXrAThH0
それは、修学旅行でのことだった……

  【律「人生当てもんゲーム!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/22(月) 23:31:12.24 ID:yw7JQl7+0
紬「りっちゃん達ってスキンシップでコミュニケーションをとるよね」

唯「うん」

紬「私も澪ちゃんとあんな風に接してみたいと思って色々試してたの」

唯「ムギちゃん達の様子がおかしかったのはそういうことなんだね」

紬「ええ…」

唯「そっかぁ。でも、それは賢くないかもしれないねー」

紬「…どうして?」

唯「澪ちゃんとりっちゃんの暴力的コミュニケーションはあの二人だから成り立つものだよ」

紬「やっぱり私じゃ駄目ってことかしら…」シュン

唯「そうじゃないよ! あの二人の真似をしても上手くいかないってこと」

紬「?」

唯「ムギちゃんと澪ちゃんの間にはきっと二人にしかできないスキンシップがあると思うんだ」

紬「私と澪ちゃんにしかできないスキンシップ?」

唯「うんうん。そうだよー」

【澪「こむゅぎゅけーしょん」】の続きを読む

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1: せやかて工藤 ◆J7CBFFrhMY 2013/12/24(火) 19:05:31.36 ID:4CTencTE0
今さらですが、けいおんSSです。
時系列は
唯・・・大学1年
憂・・・高校3年
です。
大学編の話の後になります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1387879531

引用元: [けいおん] 憂「えっ…クリスマス予定あるの?」 



【[けいおん] 憂「えっ…クリスマス予定あるの?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/11(月) 22:10:17.28 ID:ALG+NY3Q0
澪「私も全然勝てなかった・・・」

律「そんなに強いのか?」

唯「私のハリーセンが一撃でやられたんだよ!しかも炎タイプに」

律「炎タイプに水タイプが負けたのか?ありえないだろ・・・」

紬「その炎タイプのポケモンの名前分かる?」

唯「えーっと・・・あ!バクフーン」

紬「どう考えてもハリーセンの方が有利ね」







【唯「ポケモンであずにゃんに勝てない件」】の続きを読む

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奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」 前編


 
222: ◆2cupU1gSNo 2013/11/22(金) 19:54:15.10 ID:yRRc3bFN0


「それで千反田がどうしたんだ。 
なにか急用でもあるのか?」 


「いえ、用は……ないんですけど……」 


歯切れが悪い。 
マラソン大会前後で大日向と千反田に起こったことを考えれば無理もない。 
あの件はまだ大日向の胸の中に大きな翳を落としているのだろう。 
それに関して俺にできそうなことは今のところない。 
俺にできそうなのは、もしも、万が一、ほとんど存在しない可能性だろうが、 
またいずれ大日向が古典部に関わろうと思えた時、その背中を軽く押してやることくらいだろう。 
大日向にまだその意志がない以上、俺にはなにもできないのだ、まだ。 


「用がないのに部室の前にいるってことは偵察でもしてるのか?」 


「……はい」 


冗談のつもりだったが、大日向は真面目な表情で頷いていた。 
本当に偵察だったのか。 
だがなんのために? 
俺がそれを問うとまた大日向の表情が曇った。 
そういえば大日向は表情がよく変わる、そういう喜怒哀楽の激しい後輩だった。 


「偵察しているのは、千反田先輩です」 


「千反田のなにを?」 


「千反田先輩なんですけどね、一年生の間でも有名なんですよ? 
ファンも結構いるみたいなんです、男子にも、女子にも。 
だから自然と千反田先輩の噂は耳に入ってくるんです。 
それに、ほら……」 


「そうか、お前のクラスには里志の妹がいるんだったな」 


「はい」 


里志の妹。 
下級生の女子でありながら、里志を遥かに超えた変人。 
俺も何度かひどい目に遭わされたが、それは今は重要じゃない。 
重要なのは里志の妹と大日向の仲がかなり良いということだ。 
おそらくはまだ大日向の中では「友達」ではないのだろうが。 
とにかく大日向が千反田の噂を耳にする機会は、 
単なる一年生という立場の者よりも遥かに多いだろうことは想像に難くない。 


「聞いたんです、あたし」 


「なにを?」 


「千反田先輩が軽音部でドラムを叩いたって。 
それも一朝一夕でできるような叩き方じゃなかったって」 


人の口に戸は立てられない。 
とりあえず伊原が口止めしていたのだが、やはり誰かから漏れてしまったらしい。 
まあ、当然か。 
全く情報を与えていなかったはずの里志ですら、その当日に軽音部に顔を出したのだ。 
当日から既にあちこちに知れ渡っていたということだ。 
千反田がドラムを叩くというある意味センセーショナルな話題を、暇な生徒たちが放っておくわけがない。 


「千反田先輩、ドラムなんて叩けたんですか?」

                                                                                                            引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」
 
  
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1: ◆2cupU1gSNo 2013/06/09(日) 18:24:36.09 ID:Zr8YYylw0


序章 カチューシャとポニーテール


1.六月二十五日


夕暮れ迫る放課後の校舎。
俺は決して軽やかとは言えない足取りで古典部の部室に向かう。
別に部室までの移動時間を無駄だと感じているわけではない。
高校一年の生活を無事……とは言えないかもしれないがとにかく終え、
二年に進級して二ヶ月を経過したせいもあってか、俺はこの移動時間を多少は有効に使えるようになっていた。
なんてことはない。
単に移動中、読んでいる文庫本のあらすじを思い出しているだけのことだ。
だが、それだけで億劫になりがちな移動も多少は悪くないと思える。
多少の差ではあるが、部室までの果てしなく長い道程に考える事が全く無いよりはずっといいだろう。
それに部室の椅子に腰を落ち着けてから、
さてこの本はどんな展開だったか、と頭を捻るのはとてもエネルギー効率が悪い。
ならば、省エネを心掛ける俺にとって、恐らくこれはベストな選択なのだろう。

それでも、俺の足取りが軽やかでないのには当然ながら理由がある。
我が古典部の部長、千反田えるのことだ。
過去一年、数限りなくとまでは言わないが、千反田にはかなりの面倒事を持ち込まれた。
本当に面倒なら無視してしまえばいいじゃないか、
とは里志によく言われるのだが、俺にはそれが最善の策だとは思えない。
一年にも渡る付き合いを経ても、あいつはまだ分かっていないのだ。
あのお嬢様は分からないことを気にし始めると、完全な前後不覚に陥る。
好奇心の獣と化した千反田を放置するなど、想像するだに後のことが恐ろしくなる。
一度火の点いた千反田の好奇心を放置したが最後、
数日後にはまず間違いなく二倍、いや三倍は面倒臭い事案になって、俺の下に舞い戻って来ることだろう。
問題の先送りは決して事態を好転させないのだ。

だとするならば、被害の少ない内にとにかく千反田を納得させる。
それがいつの間にか俺の高校生活の処世術になっていたし、別にそれが嫌だというわけでもない。
千反田も千反田でかなり特殊な例だとは思うが、
千反田以上に面倒な人間を嫌でも相手にすることもいつかはあるだろう。
例えば姉貴とか。
それを思えば、千反田の好奇心に付き合う程度なら特に問題はない……はずだ。


「とは言っても」


古典部の部室。
つまり地学講義室に辿り着いた俺は、横開きのドアに手を掛けてから小さく呟いた。
誰に聞かせるつもりでもない言葉だ。
強いて言えば自分に言い聞かせる言葉か。
千反田の好奇心旺盛な姿には慣れてきた。
たまに億劫になることもあるが、古典部の活動が嫌いなわけでもない。
里志の弁ではないが、学内にプライベートスペースを持てている利点も大きい。
だが、それでも、やはり俺は千反田の姿に戸惑っているのだろう。
今の千反田の姿と素振りと様子に。
だから俺の部室までの足取りは決して軽くなかったし、今現在も部室に入るのに躊躇してしまっているのだ。

いっそ今日は部室に顔を出すのをやめておこうか。
そんな考えが俺の中で頭をもたげてくる。
しかしそれはさっき俺自身が考えていた通り、問題の先送りでしかない。
問題の先送りは後々に巡り巡って俺の前に姿を現す。
それくらいは俺にも分かっているのだ。

一度だけ大きく溜息をつく。
情けない事だが自分で自分が緊張しているのがよく分かった。
だが、ここで考え込んでいても、それこそ問題の先送りにしかならない。
俺は半ば諦念混じりに、軽く手に力を込めてドアをスライドさせる。
西向きの窓から夕陽が見え、その眩しさに俺は目を細める事になった。
その目を細めるという行為に、俺は妙な懐かしさを感じていた。
つい二週間前まで、部室に誰かが来ている時には夕陽を目にする事がほとんどなかったからだ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370769875

引用元: 奉太郎「軽音楽少女と少年のドミノ」

 

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 16:31:56.38 ID:/HxUNdrp0
クリスマス、二週間前

梓「ねえ、純」

純「なに? 梓」

梓「あの、一つお願いがあるんだけどさ」

純「うんうん」

梓「……く、クリスマス、一緒にあそばない?」

【梓「ねぇ、手繋がない?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/11(土) 13:37:15.38 ID:mMToe56f0
お昼休み

純「ねえ、唯先輩のどこがいいの?」

憂「え? どこって……全部、かな」

純「具体的には?」

憂「まずあの天使みたいな顔だよね。幻想的で、思い出すたび胸がほわゎぁってなるの」

憂「あの肉つきのいい体! 将来絶対良いお母さんになれるし」

憂「ひたむきで、前向きで、明るくて、何より綺麗で」

憂「――私の憧れなんだよ」

【純「ねぇ、手繋がない?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/07/23(金) 21:50:55.39 ID:/EjL3wMx0
暑い。

陽射しが肌に突き刺さるような感覚を受け、私は深く帽子を被り直した。

まだ七時過ぎだというのにこの暑さは異常だ、と太陽に文句を吐きながら私は校門につっ立っていた。

通学路には学生の姿が多くなり始め、また1日が始まったんだなぁ、と実感させられる。

「りっちゃん先生、おはようございます」

「おはようー、今日も暑いなー」

桜ヶ丘の制服を来た生徒達が私に声を掛けていく。

先生、か……。

やっぱりそう呼ばれるとついさっきまでこの学校に通っていたと思っていたのに、今はさわちゃんと同じ立場になっちまった。

私、田井中律はここ、桜ヶ丘の教師となった。

さわちゃんに憧れた、とか、何か約束を果たしに来た、とかいう理由なんてはまったく無い。

正直成り行きだ。

大学でそういった資格の勉強をして、免許を取って、学校に配属されて。

そして今、私はここで教壇に立っているのだ。

「……今日は暑くなりそうだな」

【律「私も、澪も、もう大人になってしまったから」】の続きを読む

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1: ◆REaanJQDzE 2017/07/14(金) 12:22:51.63 ID:/RX1cETbO
ここはアローラ地方、ポケモンスクール

ここにポケモンマスターを目指している一人の少年がいた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500002571

引用元: 【ポケモン】サトシ「なぁ!けいおんって知ってるか?」 


【【ポケモン】サトシ「なぁ!けいおんって知ってるか?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/22(日) 17:25:04.38 ID:vPM9hell0

こんばんは、中野梓です。

今日は唯先輩の提案でけいおん部のみなさんや憂に純、和先輩たちとバーベキューパーティーをしました。
今はその帰り道、あたりはすっかり暗くなってしまってます。
私は門限までに帰ろうと途中の公園を抜けて近道をすることにしました。


【梓「きれいなお姉さんは好きですか?」】の続きを読む

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