えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

けいおん

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 01:54:03.98 ID:7kH9u1zT0
唯「あみだくじで負けたことないんだ」

澪「じゃあ試してみよう」

唯「いいよ」

律「あみだの内容はどうするんだ?」

紬「商品に別荘とか!」

梓「豪華過ぎですってば」

唯「なんでもどうぞ!」

【唯「私あみだくじは得意なタイプだよ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 13:38:41.52 ID:jsMUMQUS0
唯「えー!ムギちゃんカップ焼きそば食べた事なかったのー!?」

紬「そうなの!ようやく食べる事ができたわ~♪」

澪「カップ焼きそば食べた事ないか・・・ムギらしいな」

梓「ムギ先輩のおうちってやっぱりすごいです」

紬「えへへ///」

律「それで、ムギは焼きそば上手く作れたかー?」

紬「それがね、」

【ムギ「昨日ね、初めて『カップ焼きそば』を食べてみたの!」】の続きを読む

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1: ◆1BrjSSUSHI 2011/12/19(月) 21:48:35.11 ID:6QSpeK6g0
律「唯~、うまい棒買ってこうぜ~」

唯「うまい棒?」

律「ムギのお菓子もいいけどさ~」

律「たまにはこ~ゆ~のも、食べたくなるんだよな~」

唯「あ~、わかるぅ」

律「こう、軽くサクサクって感じがたまらね~」

唯「駄菓子!駄菓子だよ、律っちゃん!」

律「やっぱ、うまい棒はメンタイだよな~」

唯「え~?シンプルにチーズだよぉ」

律「ちっちっち~!分かってないな~、唯は」

唯「ぶ~」

律「まぁいいや、買おうぜ~」

【律「1万円札しかない」唯「へ?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 10:17:08.02 ID:PPueIdTF0
唯「私、大学生になったら一人暮らしするんだ」

それは憂にとって全く予想外だったこと。

それまで当たり前のように寄り添っていた二人。

それが当たり前でなくなる現実を突き付けられる。

日常の一部にぽっかりと穴が開いてしまう。

あまりにもつらい欠落。

憂には、唯が離れることのショックは大きい。

様々な負の要素が瞬時に駆け巡り、憂の中で想像以上に深い孤独が押し寄せる。

【憂「お料理教室」】の続きを読む

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/24(土) 14:43:42.089 ID:5WguM6IG0
唯「おはよー」

梓「おはようございます!」

唯「…?なんであずにゃんが家にいるの?」

梓「もう!なに言ってるんですか!遅刻しちゃいますよ!」

【唯「あずにゃんしかいない街」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/24(木) 23:02:16.26 ID:LIUB59eNO
唯「どのポケモンがいい?」

紬「そうねぇ…私はメタモンがいいわ」

唯「何でメタモンがいいの?」

紬「ウフフ…ゲル状がいいのぉ…」

【唯「ムギちゃん!一匹だけポケモンをペットにできるとしたら…」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/26(日) 02:49:46.61 ID:jcBtVEnZ0
ガチャ

憂「お姉ちゃんご飯だよー」

唯「すぴー」

憂「あれ、寝てる」

憂「パソコン付けっぱなしだし……もったいない」

憂「閉じる、閉じる……」

憂「……え、何これ」

憂「デスクトップの壁紙が私の写真……」

憂「いや……えぇ?これは……えぇ?」

唯「むにゃ……あ!?憂何勝手に見てるのぉ!」

憂「あ、ごめ……」

唯「……見た?」

憂「見ちゃった、けど……うん……うわぁ」

【憂「さすがの私でもこれは引くわ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/06(日) 03:36:16.60 ID:rFSI9uX6O
店員「セットのドリンクは何になさいますか?」

澪「お…オレンジジュースで…」

店員「オモチャは何番にしますか?」

澪「…」チラッ

澪「べ…ベースの3番!!」

店員「すいません。ただ今品切れで…」

澪「ど…ドラムでいいです……」しょぼん

澪「あ…あと…!!」





澪「フルリレロー!!!!」

【澪「は…ハッピーセットをお願いしますっ…!!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/14(木) 01:17:48.29 ID:4VYj1TI/0
唯「……」

澪「……」

唯「ねぇ澪ちゃん」

澪「何だ?」

唯「海の中ってそんなに青くないんだね」

澪「うん、私もそう思った」

唯「青いどころか若干ドス黒くて周りがよく見えないね」

澪「あぁ、砂とかプランクトンとかで何がなんだか分からないよ」

唯「うん、そうだね」

唯「ねぇ澪ちゃん」

澪「何だ?」






唯「私達、何でヒラメになっちゃったの…?」

澪「知らん」

【澪「私は平目になりたい」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/13(月) 20:09:26.36 ID:ASem4Ly30
憂「ああ、早く助けに来てください!」

龍「…」

憂「ドラゴンさん、私はいったいどうなってしまうのでしょうか!」

龍「ぐるる…」

憂「ひぃっ!」

【憂「私は囚われの姫君」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/25(金) 22:48:28.04 ID:ZNglvzjK0
夏休みのちょっと前!

今日は軽音部の活動日……なのですが、部室には私とあずにゃんしかいません

もうどれだけ待ったことやら……みんなたるんでるよ!

唯「あ~つ~い~よぉ~」グッタリ…

梓「蒸発した汗を体の周りに定着させて、薄い水のバリアを張ると結構涼しいですよ」モワンモワン

唯「うわぁ……どうなってんのそれ……」ガーン

唯「……あ~それにしても暇だなぁ~2人じゃ練習する気も起きないよぉ~」

梓「そ、そうですね……」

唯「りっちゃんなんてさ! 部長なのにさ! なにやってんの!」

梓「ぶ、部長だから忙しいんですよ……ほら、そんなにアレだったら唯先輩が……ね?」

唯「え? 私が? なにを? ……あ! そうか! そうだよ!」

唯「私が部長やったほうがいいよ! まったく!」

梓「でこ助、ですね……」ボソッ

唯「でこすけ? あ~、確かにそうだね! でこ助だよ! りっちゃんは!」

梓「ハハハ……」

【梓「唯先輩、一緒にPSPしませんか?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/04(土) 11:37:14.14 ID:GDjRtXPP0
──妹の顔を見られなくなりました。

ただ妹の存在に触れるだけで、胸に異物感に似た何かが現れるのです。

布団に潜ってひたすらそれを打ち消そうとするほど、それは大きくなってしまいます。

どうしてか、自分が気持ち悪くて仕方がありませんでした。

いつだったか、憂と同じ布団で眠れなくなった時。

その時は、心の中に理由もわからない罪悪感があって、私から憂のもとを離れたのです。

この気持ちの悪い感情が、せめて大切な憂にまで移ってしまわぬようにと。

どうしてかは今でもわかりません。

でも確かに、今と同じその気持ちが嫌で嫌でどうしようもなかったのです。

【唯「異物感」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/11(月) 22:08:38.81 ID:kxTQyS6t0
梓「は?」

憂「梓ちゃんが受賞です♪」

梓「な、なにこれ」

憂「ノーベルお姉ちゃん賞だよ」

【憂「ノーベルお姉ちゃん賞」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/01/29(土) 15:21:58.98 ID:Pi3cW5kN0
唯「ムギちゃんムギちゃん!」

紬「どうしたの?」

唯「ほらっ!桜の花びら!!」

紬「わっ。キレイね」

唯「だよね?!」

唯「一ダースも見つけたんだよ!」

紬「すごいわ!唯ちゃん!!」ナデナデ

唯「えへへ~」

【紬「すごいわ!唯ちゃん!!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/04(土) 20:17:15.75 ID:nb3vcewxO
コニー「あぁ…どうやら頭を打ったらしいぜ」

ジャン「危機管理意識が足りなかったんだ…仮にも教官がよ」

マルコ「お…おいジャン!教官への敬意を…」

ジャン「相変わらずのイイコちゃんだなぁ、お前はよ!」

エレン「それで、物覚えが悪いって…?」

コニー「訓練兵の名前を間違えてるんだよ」

ライナー「ああ…ベルトルトが落ち込んでんだ」

エレン「は…何で?」

ライナー「教官がベルトルトのことベルトルトルトって呼んだんだ」

【エレン「教官の物覚えが悪くなった?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/24(金) 15:43:10.89 ID:7Mky6cPP0
律「……」

紬「……」

唯「どう思う?」

律「どうって……う、う~ん……」

澪「え?なに?ガチって何がだ?」

唯「私はガチだと思うんだけど」

律「なるべく考えないようにしてたけど……やっぱそうなのかな」

紬「りっちゃんにチョーキングされた時とかすっごく嬉しそうだもんね。もう、すっごく」

澪「おーい。何の話だよ」

【唯「あずにゃんってやっぱりガチなのかな?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/24(日) 21:43:31.39 ID:s62JxmLk0
澪「前から律だけかなりもらってるぞ?」

律「あ・・うん」

唯「・・」

紬「・・」

【澪「律、ギャラの分配おかしくない?」】の続きを読む

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/29(水) 00:51:24.40 ID:pNF3fQHM0


















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  皆さん、ようこそ。私は琴吹紬と言います。みんなからはムギと呼ばれてます。


  今日は私の日記をちょっとだけお見せしますね。



 某事務所のドア、ガシャ


澪「お疲れ~。あれ?まだムギだけ?って社長って呼ばないといけなかったな。すまん、まだまだ慣れなくてな」


ムギ「いいわよ~。誰もいないし、現場じゃないんだし、こ~ゆ~時はムギでいいわよ~。あっ、今お茶入れるわね~」


澪「社長にお茶を入れてもらうってどうなんだろうな」(苦笑)


 澪ちゃんはそう言いながら2人がけのソファーに座ったわ。私も澪ちゃんのためにお茶を入れ、お菓子の用意。

 そんなに私がお茶を用意するって駄目なことなのかな。でも、みんなのお茶を用意するのは私の楽しみだから。奪わないでほしいな。


【ムギ「琴吹紬の日記を紹介します!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/12(火) 16:41:58.66 ID:l5ITbdf50
部室

唯「こんちはー」

澪「おう」

律「うーす」

梓「こんちはです」

紬「今、紅茶入れるわね」

唯「ありがとー」

唯「そういえば昨日テレビで腐女子っていう人達の特集してたんだ」

澪「……」ピク

唯「男の子同士で妄想なんておかしいよね」ケラケラ

【唯「ふじょし!」】の続きを読む

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/10/05(月) 23:19:25.975 ID:qx5EGwSt0
唯「このくらいでいいかな…」

平沢唯は暗い山の中、ただひたすら穴を掘り続けていた

唯「よっこらせっと…けっこう重たいな」

穴に落とされたのは彼女の学友であり部活の仲間…琴吹紬だ

唯は手慣れた様子で紬に土を被せると、足早に穴から離れた

これは殺人鬼である平沢唯の体験した奇妙な事件の一端を、後に彼女が述懐した言葉から読み解いていく物語である

【唯「…ムギちゃんなの?」】の続きを読む

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/28(月) 17:29:40.198 ID:IDLWcC0ad
唯「どこなんだろここ…」

梓「唯先輩!なにしてるんですか?!」

唯「…誰?先輩って、私まだ1年生だよ」

梓「もう!とにかく部活に行きますよ!」

【唯「異世界に来ちゃった…」】の続きを読む

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/09/16(水) 23:46:53.318 ID:mBcZa1qk0
唯「てなわけで、がんばろーね澪ちゃん」

澪だったもの「あ…ご…」

唯「澪ちゃんも頑張るって!それじゃあはりきっていきましょー!」

【唯「澪ちゃんを全力で男とくっつける」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/06(金) 00:17:35.34 ID:3RdLHAD10
生温かい湿気が纏わりつき
気分も沈みがちなこの季節
私は間近に控えた中間テストに向けて幼馴染と図書館に来ていた

律「しかし、じめじめとした日が続きますなぁ」

澪「梅雨なんだから当たり前だろ?」

律「こうも湿気が多くては勉強する気力が・・・」

澪「何言ってるんだよ、一緒に勉強しようって言ってきたのはおまえだぞ?」

律は机に肘をつきながら窓に目を向け、
しとしとと降り続ける雨をつまらなそうに眺めていた
私はふと律の白紙のノートに目をやり、呆れかえった
参考書にはなんだかよくわからないライオンのような落書きがされている

【律「一番大切なもの」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/09(火) 19:51:48.34 ID:pImLxxWjO
唯「今日のご飯も美味しかったぁ~」

唯「憂はやっぱり天才だね!」

唯「私って幸せ者だな~」エヘヘ

唯「あれ…?メール来てるや…あずにゃんからだ…」


from:あずにゃん
件名:無題


from:あずにゃん
件名:無題


from:あずにゃん
件名:無題


from:あずにゃん
件名:無題



唯「な、なにこれ…?」


今回はこういう感じでお願いします。

【唯「あずにゃんからのメールが止まらない…」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/14(月) 00:02:43.77 ID:lwmh8Asx0
私こと鈴木純は、平沢憂に恋をしている。

憂とは中学時代からの付き合いがあった。

憂と一緒にいるうちに、私は憂を意識するようになってしまった。

高校二年生の今。憂への想いは、爆発しそうなほど熱く、煮えたぎっている。もう、抑えきる自信がない。

でも、憂は私の恋心に気づいていない。私の好きな人は鈍感なのだ。そういうところも含めて好きなのだが。

想いを知ってもらうべく、チョコレートを作った。チョコを湯煎するところから始めて、二日間。失敗に失敗を重ねて、満足のいく出来のチョコを作りあげた。

憂も梓も知らないだろう。何しろ、極秘で作ったのだから。憂と一緒にチョコを作りながら、家に帰ってもチョコを作っていたのだ。

2月14日は明日にまで迫っている。一眠りすれば、バレンタイン。チョコを渡す日。

誰に? もちろん憂に。

【純「ひとりずもう」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/29(水) 21:00:25.31 ID:AUfTb3Ol0
純「梓おはよ~…ふぁ~」

パシャ!

純「あ!何撮ってんのよ~!」

梓「へへ、純の寝ぼけ顔ゲット♪」

純「今すぐ消してー!」

梓「純が私を『梓さま』って呼んでくれたら考える」

純「ひどい奴だ~」

【梓「放課後フォトタイム!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/03(金) 01:20:59.01 ID:4fi3FJH00
紬「せっかく公園にいるし、鬼ごっこしない?」

律「なつかしいな~、でもやろうとは思わないな」

唯「え~、いいよ!鬼ごっこ!!」

澪「私、疲れるからヤダな……」

梓「鬼ごっこ……」

紬「え~、やろうよりっちゃん澪ちゃん~!」

唯「そうだよ~、りっちゃん澪ちゃん~!」

律「元気だな~お前たちは」

唯「あずにゃんしたいよね!?ね!?」

澪「梓がしたいわけないだろ~、なあ梓」

梓「……」モジモジ

澪「……」

唯「うわ、すんごいやりたそうだね!じゃあ決まりじゃん!!今から鬼ごっこするぞ~!!お~!!」

紬「お~!!」

【紬「鬼ごっこ、うふっ」】の続きを読む

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/08/08(土) 12:08:21.640 ID:Vyx+N5fy00808
その大きな壁は突然現れた

そして多くのものを分け隔てた

日本もその例外でなく

やがてその壁はこう呼ばれた

「さよならの壁」

【唯「あの壁を越えて」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/01(金) 16:59:16.59 ID:+yIW3ZW7O

憂「な、なに? お姉ちゃん」

唯「そこに立ってて」

憂「うん……」

唯「……」スンスン

憂「おねえちゃ」

唯「じっとしてて」

憂「……わかったけど」

唯「……」クンクンッ

憂「は、恥ずかしいな……」

唯「……」スンスンスン

憂「そんなとこのニオイ嗅いでどうするの?」

唯「におう」

憂「へっ?」

【唯「憂。ちょっとこっち来なさい」】の続きを読む

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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/28(火) 18:49:31.33 ID:uVzpFuoaO
窓の外を、闇が後ろへ飛んでゆく。

闇と海の区別すらつかない、夜の車窓。

唯と紬を乗せた電車は、海辺の線路を疾走していた。

雪混じりの風が、緑のラインが走る車体を痛めつける。

【唯「雪の降る町で」】の続きを読む

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