えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

ガンダム

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 あたしが姫様たちをペンションに案内してすぐに、ホールでいつもの騒ぎが始まった。

しばらくしたら、シーナさんのところと、デリクとソフィアに、マーク達とミリアム達にそれからクリスとなんでかシローと仲良しになった彼女の旦那のなんとか、って小説家の人も来てくれた。

さすがに集まりすぎでいったいぜんたい何の会合なのかわけわかんなくなってたけど、まぁ、でも、みんなしばらくはこの島に滞在する予定だし、

とりあえず顔だけでも覚えておいてもらえれば、あとはまぁ、少しずつ時間をかけて知り合っていけばいいし、ね。

 今日の分の食費やなんかは、あたしの方からまとめておじいちゃんの方に請求を出すつもりだ。

ちょっと図々しいけど、おじいちゃんが来た時に、それ以上のおもてなしをすればいいわけだから、そこら辺は抜かりはない。

もちろん、そのときの代金はお客さんとしてやってくるおじいちゃん持ちだけど、そういう“細かい”金額を気にするようなおじいちゃんじゃないから、ね。

 夜もずいぶんと更けて、アルバに住んでるみんなは、それぞれ家に戻って、カランシェールの面々と姫様にメルヴィに、カーラとナナイさんは、ペンションの客室へと上がってもらった。

もちろん、これもルオ商会に請求するけどね。こっちも商売だから、部屋が埋まっちゃってるのは、あんまりよろしいことじゃないし。

 ロビンとレベッカに、遅くまで残ってくれてたアイナさんとキキとで、ホールの後片付けをしてくれた。アヤさんは、明日は島に行くんだ!

と張り切っていて、夜な夜なレナさんと船のチェックに向かってしまった。あれ、なんかいやらしいことするつもりだな、たぶん。

あたしは、そんな勝手な疑惑を胸に秘めつつ、マリオンにマヤマナの寝かし付けを頼んで、宿直室で今日の分の帳簿を書いてから、シャワーを浴びてきた。

帰って来て早々、あたしは宿直当番の名乗りを上げた。

今日はレオナの当番の日だったけど、もし困ったことがあったときには、あたしが居た方が、みんなも安心するかな、と思ったからね。

シャワーから上がって、適当に髪を結わいて、最後のお仕事、ペンションの見回りをする。

懐中電灯片手に、ペンションの中の照明を、非常灯に切り替えたり、窓の施錠とかを確認するだけのことだけど。

二階へあがって、廊下の照明を消していく。ガランシェール隊のものらしい、盛大ないびきが廊下まで聞こえてくる。

ふふ、ゆっくり休めてもらってるな。マリーダとの再会は、マリとプルが先に出て来て可笑しかったけど、でも、嬉しそうで本当に良かった。

ルオコロニーであたしとプルと話をするまでは、彼ら、マリーダが死んだものと思っていたんだから、嬉しいにきまってるよね。

思い出すだけで、なんだか幸せな気持ちになってくる。

あたしは、足取り軽く、二階のチェックを済ませてから、一階に降りて玄関ホールと裏の納戸の施錠を確認する。

それからキッチンへ戻って、火の元を確認してから、夕方からみんなで騒いだホールへと出た。

 と、あたしは、すでに非常灯に切り替わっている薄暗いホールの奥のソファーに誰かが座っているのに気が付いた。

 「あれ、カーラ。まだ起きてたの?」

そこにいたのは、カーラだった。

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第16話『勇気の覚醒』



リタ「皆、走って!出来るだけ遠くに!」

「な、何なんだ!? 一体何が起きてるんだよ!」

曙「アレは敵よ!早く逃げなさい!」

「た、助けてくれ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

如月「揚陸型が来た…! 早く逃げてください、取り込まれます!」

清霜「急いで! なるべく海から遠くの場所に逃げて!」

「来ないで、来ないでぇぇぇぇぇぇ!」

舞風「駄目、避難が間に合わないよ!」

榛名「くっ… 命が、消えて…! こんなの人の死に方じゃ無い!」ダッ

龍鳳「榛名さん!?」

間宮「無茶です! 深海棲艦と生身で渡り合うなんて!」


「嫌、助けて…! 誰か!」

榛名「トマホォォォクッ・ブゥゥゥメランッ!」

ズガァァァァァァン!

「あ…」

榛名「今のうちに走って、早く!」

「は、はい!」

榛名「あんな子供にも…! 深海棲艦、これ以上命を奪わせは…」

ズシン ズシン!

榛名「モビルスーツ…! あれは確か、バーザム…」

ビシュッ! ドゴォォォ!

榛名「きゃぁぁぁぁぁっ!」

榛名(駄目だ、生身じゃモビルスーツに歯が立たない… でも、守らないと…!)

榛名「まだ… まだ、やれます!」

バシュゥゥゥ…  シュパァン…… ドッゴオオオン!!

榛名「あれは… 侵蝕弾頭…?」

ザッパァァァァァァン!

400『こちら、エンガノ11・イ400。榛名さん、聞こえていたら返事を!』

榛名「は、はい!」

400『今からザクを無人稼動でそちらまで移動させます。乗ってください』

榛名「わかりました!」

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機動戦士ガンダム外伝―彼女達の選択―  その1

198: ◆EhtsT9zeko 2014/03/04(火) 01:39:06.29 ID:9muAHG2qo



 「マライアちゃん!」

インダストリアル7の格納庫に着いて、モビルスーツを係りの人に引き渡してから、

まぁ、とにかく危機を退けたんだからいいじゃない、って押し通して戻ってきた港のシャトルに入ったら、

ロビンがそう言って飛びついてきた。

「マライアちゃん、心配したんだよ…!」

ロビンは、涙目になりながらあたしにそんなことを言ってくる。ん、ごめんね、心配かけて…

あたしはそう思いながら、ギュッとロビンを抱きしめてあげる。

それから、格納庫に到着してすぐに、膝が笑っちゃって動けない、

とか泣き言いってあたしにしがみついてたミリアムをプル達に引き渡して、あたしもやっと一息、キャビンのソファーにドカッと腰を下ろした。

重力がないから、って、虫みたいにあたしにへばりついてるロビンはそのままだけど、

まぁ、これはこれでかわいいから好きにさせておこうかな…

 「はい、お疲れ様」

マリがそんなことを言って、ポットに入った紅茶を蓋付きのマグに入れてくれる。いい香りが鼻をくすぐった。

それを一口飲んでから、あたしは、あたしとミリアムの周りに集まってきてくれていたみんなの顔を一人ずつ眺めた。

なんだろうな…なんだか、急に大人になった、って感じがする。

なんていうのか、顔つきが変わった、って言うんじゃないけど…

あたしがこんな表現をするのも、なんだかおかしい気がするけど、

なんていうか、人間としての深みが増した、って言うか、そんな感じも思えるな。

箱を探しに行ったことが、そんなにみんなを大人にしたんだろうか?そのあたりの話も、じっくり聞いてあげたいな…

もちろん、箱の中身、って言うのがなんだったか、も知りたいけど。

「それで、そっちはどうだったの?」

あたし達が聞く前に、マリがそう言ってきた。あたしは、チラッとミリアムを見た。

ミリアムは、わざとらしく首をかしげて“なにが?”って表情をしている。もう、なんで肝心なときはそうなのよ!

そんなことを思いながらあたしはもう一口紅茶を飲んでから

「んー、敵が来て、ミリアムが能力に目覚めて、勝った。

 あぁ、あと、フレートさんが来てくれたよ、たぶん、ブライトさん経由で、ジュドーくんも来てる」

と報告した。そのとたん、プルが飛び跳ねて

「ジュドーが!?」

と叫び、アヤさんくらいのまぶしい笑顔になった。嬉しそう…プル、本当に彼が好きなんだな…

それでも、地球にいることを選んだのは、やっぱり、きっとたくさん考えるところがあったんだろうな…

でも、良かったかな、うん。

「うん、会ってないけど、声聞いたし、感じもほら、するでしょ?すぐ近く」

あたしが言ったら、プルはふっと、シャトルの天井を見上げてから、またパァッと表情を明るくする。
 

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《代々木公園》


榛名「結局、誰にも相談出来ず仕舞いです…」

榛名(でも、研究所での窃盗事件の犯人がアタゴさん曰く『榛名と65%顔が一致している』…

そしてエンガノで夜から今朝までに行われた空き巣事件…)

榛名「まさか…!」

榛名(しかし1時から3時の間に金剛・比叡・霧島の三人は榛名と青葉さんに遭遇しているから、終電の時間は過ぎているので車でも無い限りエンガノまで移動は不可能。

図らずともアリバイを立証している事になる。 でもどこか腑に落ちない、何かこの二つを繋げられる手がかりがあれば…!)

「そんな考え込んで、どったの姉さん?」

榛名「陽炎… どうして…」

陽炎「天城姉さんから『榛名姉さんから変な感じがする』って言われてね。ま、ここ通りかかったのは偶然だけど」

榛名「そうですか… あの、少しだけ聞いても良いですか?」

陽炎「何?」

榛名「例えば、ですけど一昨日のお昼と今朝の2箇所それぞれの場所で窃盗事件が起きてしまいました。そして一昨日の事件の容疑者は限りなく黒で、今朝の事件の容疑者である可能性も高いです。

しかし容疑者にはアリバイがあった、それを推理している人と窃盗が起きたと思われる時間に遭遇していたのです。でも明らかにその容疑者が犯行に及んでいた、どうやって犯行に及んだのでしょう?」

陽炎「う~ん、そもそも関連付けて考えるって時点で訳わからないわ。そう聞くだけだと別件だし」

榛名「では盗まれたものが『容疑者にとって重要だけど他人から見たら不要なもの』で、容疑者は過去に何度も同じものを盗んでいたとしましょう」

陽炎「難しいけど、一番可能性が高いのは『共犯』ね。

考えられる方法がそれしか無いじゃん。今朝ってなったら3時くらいが犯行の多い時間で、移動手段はほぼ無いのに推理者と容疑者が接触しているってなると共犯しか考えられ無い」

榛名「やはり『共犯者』が…」

榛名(後で青葉さんに該当者が居ないか聞いてみるしかないようですね)

陽炎「私も前にやってたんだよね、同じやりかたのギンバイ。艦娘やってた時にさ」

榛名「え?」

陽炎「ラムネ盗み出すのにわざわざ警備の注意を引き付けてる間仲間に盗ませたりとか、仲間に名前借りて嘘の申請出して犯行を誤魔化したりなんかね。お陰でそんな知恵ばっかついてさ…」

榛名「もしや…」

陽炎「今はやってる訳無いじゃない。足りないものの無い満足な生活送ってればやる必要も無いし」

榛名「なら良いのですけど…」

榛名(曙さんに監視の依頼でもしましょうか…)

陽炎「何か露骨に疑われると傷付くんだけど… 自業自得なのはわかってるけどさ」

榛名「すみません…」

陽炎「…姉さん、いや榛名。本当に何かあったんじゃない? 窃盗云々の前に、何か嫌な事とか否定したい事とか」

榛名「そんなの…」

陽炎「顔見てればわかる。何もかもに絶望した表情してるわよ」

榛名「え…? 榛名、そんな顔を…」

陽炎「カマかけただけなんだけどね。やっぱ何かあるんじゃない… 私で良ければ愚痴の相談に乗るわよ?」



陽炎に…  直下
1.打ち明ける
2.誤魔化す

【榛名「艦プラビルドファイターズ・ブレイヴⅡ」 後編】の続きを読む

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榛名「艦プラビルドファイターズ・ブレイヴⅡ」 前編

377: ≫1 2015/07/26(日) 22:22:27.61 ID:TUYcZARB0
『青葉、潜入します! in艦プラ部』※一回戦終了後


初風『青葉、アンタ今暇?』

青葉『ええ、それが?』

初風『ちょっと多分準決勝で戦う事になりそうな艦プラ部の偵察してきなさい』

青葉『え~… 青葉、あんまりそう言う事に…』

初風『これやるわ』つ万札2枚

青葉『はい、喜んで!』


青葉「と言う事で現在東京都内にある小沢大学のクラブハウス棟にある艦プラ部の部室に来ております」

青葉(そう、今の青葉はどこから見ても新入生… つまり、簡単にはバレません! さて、ノックして潜入しましょう)コンコン

翔鶴「は~い… あら、もしかして見学ですか?」

青葉「はい!」

翔鶴「では入ってください」

青葉「わかりました~」

青葉(潜入成功です…!)


翔鶴「…と言う感じで活動しています。知りたい事があれば何でも聞いてくださいね、実はここに去年世界大会で戦ったファイターが所属しているんですよ?」

青葉「その方は?」

瑞鶴「今は買い物に出かけてるわ。明日の全国大会1回戦突破を記念パーティのね」

青葉「おお!それはおめでとうございます!」

翔鶴「あれ、知っててここに来たのでは?」

青葉「いえ、ただ純粋に艦プラに興味があったからです」

RJ「珍しいな~ 最近は大会に出てる~、っちゅう理由だけで自分も出れるとか思ってここ見学するのが多いんや」

青葉「へぇ…」

マリーダ「だがそう言う連中の入部は現部長が悉く切っている。半分脅しだがな」

青葉「その部長さんは?」

翔鶴「その子も今は買い物よ。私はあくまでも元部長だもの、4年だし」

【榛名「艦プラビルドファイターズ・ブレイヴⅡ」 中編】の続きを読む

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1: キャタピラ ◆EhtsT9zeko 2014/01/31(金) 20:59:44.89 ID:+8KVJeOa0




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第9話『ブレイク・スルー』

《『滅びた世界』 廃墟街》


野分『目標はベースジャバー発進可能時間までの足止め、榛名さんは『クィン・マンサ』を止めてください!」

榛名「私が『クィン・マンサ』を… 了解です!」

野分『私と舞風は残りの機体を止めます!』

舞風『ってあれだけの数を!?』

野分『機動性の高いドム系、あとは対空能力の高い重装のモビルスーツを優先して撃破するように!あとの機体は無視しても構わないわ!』

舞風『それでもドム系と『ガルスK』とか『ザクキャノン』とかってかなりの数が居るのに…』

榛名「ッ!?来ます!」


3機の立って居る場所にクィン・マンサの胸部メガ粒子砲が放たれるが散開して回避した。


野分『舞風は上空からの牽制、私は白兵戦で仕留める!』

舞風『了解!』


舞風の駆るデルタプラスは変形してビル群の上空へと舞い上がり、野分のギャンはサーベルを展開しながら前へ踊り出る。


榛名「私も… バンシィ!」


榛名の声に呼応するようにバンシィ・ノルンの装甲がスライドし、露出されたサイコフレームが金色の光を発した!


榛名「NT-D、リミットまで残り300秒… クィン・マンサを止めないと!」


その攻撃の意志を汲み取ったバンシィはアームド・アーマーDEを背部にマウントさせて加速し、一直線にクィン・マンサへと加速する!

そしてクィン・マンサに向かってポップミサイルを放つがバインダーで防がれてしまう。


榛名「堅い…!」

榛名(私の知識ではあのバインダーには粒子偏向装置を搭載してる筈、ならマグナムは効かない…!弾種をMGaAPに…)

ピキィンッ!

榛名「来るの!?」


クィン・マンサのテール・バインダーから20基近いファンネルが放たれ、バンシィ・ノルンへと迫る!

しかし榛名はバルカンやマグナムを放ち、接近したものはサーベルを使ってファンネルを一つ一つ破壊した。


榛名「装填は終わってる…!今です!」


リボルビング・ランチャーのMGaAPをクィン・マンサに向け、榛名はトリガーを引き絞る!

そして放たれたMGaAPは胸部へと命中し、眩い光を放つ!


榛名(これで…!)


そしてクィン・マンサは閃光と共に爆炎へと包まれた、が…

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 翌朝、私達は、朝食を摂るために中層階のレストランにいた。

アヤは、昨日の夜からビンビンに能力を研ぎ澄ませてあたりを警戒している。私にしてもそうだ。

この船に、連邦の移民局のエージェントが乗り込んでいる可能性は高いだろう。

そうは言っても、こちらがそれに気付いたってことがバレたら、実力行使に出てくるかもしれない。

ここはひとまず、東南アジアに着くまでは大人しくしておいた方がいい。

 マライアの話によれば、移民局が私のことを嗅ぎ付けたのは、

アルベルトの情報操作がどこからか漏洩したからかもしれない、ってことだった。

アヤはそれを聞いて顔を苦痛にゆがめた。

「あいつは、尋問されようが、アタシ達のことは喋らない。そう言うやつだ。

 でも、あいつの身に何かあったのは確実だろう…逮捕されたか、あるいは…」

アヤがそう言って言葉を濁したのが、辛かった。アヤは、最悪を想定している。

その可能性は決して低くはないように感じられた。

彼だって、アヤの“家族”だ。万が一のことなんて起こってほしくなんかはないけれど…。

 マライアは、レオナやロビン達を連れて、ルーカスに用意してもらった隠れ家に身を寄せている、って話だった。

場所は、盗聴の可能性を考えて話題にはでなかった。あっちは、マライアとレオナがいるから、きっと大丈夫。

心配なのは、同じようにアルベルトに戸籍をデッチ上げてもらった、シロー達やシイナさん、ユーリさん一家だ。

そっちは、マライアとルーカスで段階的にうまく保護を進めているらしい。

アルバ島のみんなととシロー達のことは任せて、アヤさんレナさんは、自分の身だけを守って、

とマライアは鬼気迫る口調で言ってきた。

 そんなだから、私も食事が進まない。昨日までの幸せな船旅から一転、これじゃぁ、10年前と同じ。

休まることのない逃亡生活が始まってしまったのかもしれない。私たちのことは、まぁいい。

慣れてる、と言ったらおかしいけど、アヤと一緒なら、どこまでだって逃げ切れる。

だけど、今の私達には守りたい人たちがいる。

その人たちが手の届かないところで戦っているかもしれないんだ、と思うと、正直、気が気じゃない。

 ふぅ、とアヤが、オレンジジュースをあおってため息を吐いた。気持ち、分かる。

息がつまりそうだよね…私のそんな気持ちを感じ取ってくれたのかアヤは、私の顔を見て苦笑いを浮かべた。

「それにしても、東南アジア、か」

「そうだね。あと、3日…とりあえず、そこまでは大人しくしておかないとね」

私とアヤはそう言い合って、また、どちらともなくため息を吐いた。
 

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51: ≫1 2015/02/13(金) 19:34:35.94 ID:eh3zoBaX0
プロローグ
『後悔と決意』


8月末…

「榛名ちゃん、こっちの牛乳陳列お願い。」

榛名「わかりました。」

榛名(榛名がこのお店で働き始めて3ヶ月。忙しいですが、皆さんが良くしてくれているので苦ではありません。)

「おーい。終わったら昼休憩して来て良いよ。」

榛名「え、でも…」

「休める時に休んでおきなさいって。その分、午後もキッチリ働いて貰うからさ!」

榛名「はい!」



「いらっしゃい!お、嬢ちゃんか。」

榛名「おじさん、いつもの定食を…」

「はいよ!コロッケ定食一つ!」

榛名(行きつけの定食屋で、いつも通りの注文。こうしていつも通りの榛名の日常は続く、と思っていた…)

『お台場は現在混乱状態にあり、脱出しようとする人々が渋滞を作り上げている状況です。』

榛名「お台場… 確か…」

「艦プラバトルだったかぁ?んな感じの大会がやってた筈だが…」

榛名「艦プラバトル世界選手権…」

「お、そんな感じの大会だったな。」

『臨時ニュースです。首都高でお台場から脱出していた車両同士が追突する事故が発生しました。』

榛名「うわぁ…」

「おいおい… これじゃ脱出出来なくなっちまうじゃねぇか。」

『この事故で二人が死亡、3人が重軽傷です。亡くなったのは…』

榛名「え…?」

「どうかしたか?」

榛名「お父さん、お母さん…」

榛名(ニュースから流れたのは、榛名の両親の名前… そう、喧嘩してそのまま音信不通になっていた両親の名前だった。)

榛名「ごめんなさい、おじさん。榛名、行きます!」

「ちょ、おい!」

榛名(こんなの偶然… 絶対に私のお父さんとお母さんじゃない、絶対お母さんとお父さんはあんな場所に居ない。

でも現実は残酷で、無慈悲だった…)


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「マライアぁ、マライアぁ、あなたもつらかったんだね、大好きなお姉さんが死んじゃって、

 それでも、あなた、頑張ったんだね、偉いよ、すごいよぉ」

話の途中で目を覚ましたミリアムがそう言って泣きながらマライアを抱きしめている。

その泣き方って言ったらもう、尋常じゃないっていうか、その、常軌を逸してる、っていうか、

えと、その、相当、酔っぱらってる、というか…

「レナ、レナさん、ミリアム、どんだけ飲んだんだ?」

アヤが顔をヒクヒクさせながら、そんなことを聞いて来た。

「バーボンを3杯くらいだったと思うんだけど…あんまり、飲みなれてなかったのかもね。

 ずっと、そういうのとは無縁の生活してたみたいだし…」

私も、こんなミリアムを見るのは初めてだ。お酒弱かったんだね、ミリアム…。

アヤも私もそうだけど、なにより抱き着かれてるマライアが、一番微妙な顔してる。

マライアもそんな表情することあるんだね、って言ってあげようかと思ったけど、止めておいた。

だって、本当に困っている感じで、とてもじゃないけど、茶化して笑ってくれるとは思えなかったから。

「私もさぁ、妹が死んじゃったときに、アヤさんみたいな人がいてくれたらなぁ。ううん、マライアが良かった。

 マライアが居てくれたらきっと私も、あんなにひねくれなかったよぉ、マライアぁ、なんで助けに来てくれなかったのさぁ」

「い、いや、ミリアム、その頃のあたしは、たぶんまだダメダメだったあたしで、

 ち、近くに居てもミリアムの役に立てたかどうかはわからなかったなぁ…」

「そんなことない!マライアは私をきっと助けてくれた!

 こないだと同じで、私をきっと、王子様みたいに、あの場所から連れ出してくれた!」

ミリアムは、真っ赤な顔して、ボロボロ涙を流しながら、まるでキスでもするんじゃないかってくらい、

マライアに顔を近づけてそう訴えている。マライアはひきつった笑顔で

「そ、そっか、あは、あははは」

なんて言っている。うーん、これは、ちょっと寝かしてあげたほうが良いよね…

 「アヤさーん、お姉ちゃーん、助けてっ!」

マライアが困り顔でアヤにそうSOSを発信した。

「うん、ちょ、ちょっと待ってろな」

アヤはそう言って、ガタッとキッチンまで小走りに向かって行った。

ほどなくして、グラスを一つ持って、ホールに戻ってきた。

「ほら、ミリアム。とりあえず、水持って来たから、飲んで落ち着こう」

アヤはそう言ってミリアムにグラスを差し出した。

「あぁ、アヤさん…ありがとう、ありがとうねぇ」

ミリアムは、もうワケわからなくなってるんだろう…

アヤにまで、まるで命を助けてもらったみたいにお礼を言いながら、グラスを受け取って、お水をグイッと飲み干した。

 ふぅ、とため息を吐いたミリアムは、さらにマライアに腕を回して、胸もとに顔をうずめてメソメソと泣き続ける。

「アヤさぁん」

マライアのSOSは止らない。アヤはそんなマライアを見て、苦笑いしながら

「あと、5分がまんしろ」

って言う。ま、まさか、アヤ、あなた…
 

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ルート・アンリミテッド
第25話『最後の勝利者』

飛龍「いよいよね…!」

瑞鳳「はい、これが私達の最後の…!」

イセ「4ヶ月、か… 長かったようで短かったわね。」

大鳳「まさか、今ここに私達が立ってるなんて想像出来なかったわ。」

浜風「そうですね… 私もこんな大舞台に立つなんて予想もしてませんでした…」

吹雪「うぅ… 緊張するなぁ…」

イク「でも、ここまで来たらやるべき事は一つだけなの。」

夕張「そうね。今までこのために戦って来たんだから。」

愛宕「わざわざこんな舞台に立ってまで負ける、なんて私は嫌よ?」

400「ええ。私も負けるつもりでここに居る訳ではありませんから。」

402「優勝、それしか無いだろう。」

ユキカゼ「私達はその為にここに居るのです。」

夕雲「敵は私達が以前倒した『マグアナック』です。しかしここまで来ている以上、相手も何かしらあるのでしょう。」

大鳳「ここでリーダー、一言どうぞっと。」

瑞鳳「ま、また!?」

402「その方が締りがある。」

瑞鳳「わかった… 皆、絶対に勝って… そして笑顔で皆帰りましょ!」

全員「了解!」


チーム編成
1人目 大鳳(固定)
2人目 浜風(固定)
3人目 直下
4人目 ↓2
5人目 ↓3
6人目 ↓4

出撃不可:瑞鳳、夕張、飛龍

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機動戦士ガンダム外伝―彼女達の戦争― その1

233: ◆EhtsT9zeko 2013/11/16(土) 19:39:43.49 ID:4okZT7Gko

 あたしは、突然に突き上げてきた感情の波にのまれて、瞬間的に自分自身を見失った。

あの日、ソフィアが目の前で粉々に吹き飛んでしまったような幻覚を見た気がして、体が震えだしたのを無理矢理に止めた。

違う、これは、あたしの感覚じゃない…ソフィアは生きてる…

あの子は、今は、デリクと、子どものグレンくんと、三人で笑って暮らしてる…違う、これは、違うんだ!

 なんとか、我に返ったあたしは、とっさにこの感情を探っていた。

これは、まさか…ミリアム?ミリアムなの…?

あの子、この船に乗ってるっていうの?その感触は、ミリアムの物に違いなかった。

それにしても、この強烈な絶望感…いったい、なに?ミリアム…あなたに、何かあったの?

あたしは、さらにその出所を探る。

 近い…すぐ、そばだ。

 あたしは、コンピュータを閉じてダクトのなかを歩いた。

途中でさらに正気に戻って、自分の能力は最低限にして、気持ちも落ち着ける。

高ぶれば、クワトロ大尉に感づかれてしまう。

うまくコントロールしておかないと…

 10メートルも進まないうちに、あたしは、ミリアムの気配の真上に来た。

この下だ…このダクトの枝の先に、ミリアムがいる…他の人間の気配はない。

今なら、大丈夫…

 あたしは、思い切って、そのダクトへと飛び込み、先にあった金網を蹴破って、部屋におりたった。

そこは、個人部屋で、ベッドに、冷蔵庫に、コンピュータくらいしかない。壁には、写真が掛かっている。

荷物と言えば、スーツケースくらいの、簡素な部屋だ。

 その部屋のベッドに、ミリアムは寝ていた。寝苦しそうに、うーうーと唸っている。

悪い夢でも見てるんだな…前に見せてもらった、あの傷を負ったときの夢かもしれない。

起こしてあげたいけど…どうだろう。今は、ちょっとまずいかな…

 ふと、思い立って、もう一度部屋の中を見回した。コンピュータがある。

ここへ来たのも何かのタイミングだろう。

あたしは、据え置きのコンピュータからケーブルを抜いて自分のコンピュータに差し替え、

まだほとんど細工していないワームシステムを戦艦の制御系の複数の箇所に潜入させた。

30分後には、一斉に動き出して10分もすれば、制御系コンピュータのメモリを完全に使い切るくらいまでの計算に膨れ上がってくれるはず。

そうなれば、この艦はしばらく動けないはずだ。

 あたしは、作業を終えて、ケーブルを据え置きのコンピュータに戻した。

ふと、コンピュータの脇に掛かっていた写真に目が留まった。ミリアムと、もう一人女性が写っている。

あれ、誰だろう、これ?どこかで見たことある人に思える…どこだっけな…

 そんなことを思っていたら、うぅっとミリアムが呻いた。

おっと、まずいね…ごめん、ミリアム。

事が落ち着いて、お互いに無事だったら、またちゃんと謝りに来るからね。

本当に、ごめんね。
 

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睦月「提督、睦月負けちゃったのです……およよ」

提督「僅差だったんだ、そう落ち込むな」

 同じ駆逐艦同士での戦闘という事もあってか、目まぐるしく動き回りながらの撃ち合いとなった睦月だったわけだが、惜しくも優勢をとられてしまった。

 撃ち合い、とは言ったもののその弾薬─ペイント弾ではあるが─が実を結んだのは両者僅かなものである。

 制服の右肩の部分をオレンジ色のペイントで濡らしながら口を尖らせる睦月。

 睦月のダメージ……もとい、ペイント跡はほぼその部分のみで、後は被弾の際に散った飛沫が点々と白い制服についている程度だ。

 恐らく実際の実際の戦闘であってもせいぜいかすり傷程度だろう。

 そういう意味では、駆逐艦である彼女の出来うる限りの善戦であるといえる。

 少なくともただ闇雲に突っ込んだ夕立に比べれば正しい戦い方だ。

睦月「夕立ちゃんの辞書にブレーキと言う言葉はないのかな」

 酷く端的に夕立を表した言葉である。

 恐怖心を持たないことは凄いことだ。

 だけれどそれは、素晴らしいことにはならない。

睦月「睦月にはあんな戦い方出来ないのです」

提督「しなくて良いと思うぞ」

 睦月まで何も考えずに敵陣に突っ込むような事をされたらたまったものではない。

 現状一番夕立に目を向けているのは睦月なのだ。

 その睦月まで夕立のようになられたら、恐ろしいにも程がある。

睦月「でも、夕立ちゃんは勝ったし」

提督「勝てばいいと言う訳ではない」

 あんな刺し違えるような戦い方はして欲しくない。

 あれではまるで、自分の命について全く考えていないように見えて仕方ないのだ。

睦月「……」

 睦月が少し口を小さく開ける。

提督「どうした、睦月」

睦月「……そうです」

 悲しそうな声で頷いた。

睦月「夕立ちゃんが変だって思って、でもどこが変なのか上手く分からなかったけど。分かった気がします」

提督「……」

 かつて自分がそうであったように。

 そんな睦月だからこそ、夕立の異常にいち早く気付けたのかもしれない。

睦月「夕立ちゃんは、前の睦月に似ています……」


【【艦これSS】提督「壊れた艦娘と過ごす日々」05【安価】】の続きを読む

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セルゲイ「キミ達、良いバトルだったよ。」

アンドレイ「まさか私達が敗れることになろうとは…」

瑞鳳「セルゲイさん、アンドレイさん…」

マリー「今度はリベンジしたいわね。ほら、ヴェルも。」

ヴェル「次は… 次こそは負けない…!」

吹雪「望む所だよ!」

瑞鳳「マリーさん、ヴェールヌイちゃん…」

アレルヤ「僕達の分まで頑張って欲しいね。」

瑞鳳「誰ですか?」

アレルヤ「」

大鳳「ほ、ホラ!アレルヤさんでしょ!面識ないけど!」

アレルヤ「」グサッ

愛宕「あ、突っ込んで自爆した人ね。」

アレルヤ「」グサッ

ユキカゼ「普通予測されてるって考えないんですかね?」

アレルヤ「」グサッ

マリー「あ、アレルヤ?」

アレルヤ「あぁ、世界の悪意が見えるようだよ… 
第一僕がロシアからこっち着いたのだって一番遅いから温泉行ってたなんて知らなかったし、パーティの参加だって忘れられるし、色々ハブられるし…」ブツブツ

夕張「命名:ハブラレルヤ。」

400「プッ」

浜風「ププッ…」

アレルヤ「僕の名前で遊ぶの止めてもらえないかな!?」

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第20話『Power Resonance』


瑞鳳「今日が世界選手権の予選一回戦ね…!」

飛龍「私達の準備は出来てるわ。あとは組み合わせ発表ね。」

イセ『今回のバトルは4隻×4チームのチームロワイヤルよ。』

大鳳「編成は自由らしいわね。」

浜風「なら今回は前衛に3隻、後方の空母で1隻の編成で行きます。」

吹雪「攻撃的な編成だね。」

愛宕「攻撃は最大の防御、ってことね。」

イク「攻めを重視するのね!」

夕張「こちらの能力を晒すのはまだ早いし防御重視になるとどうしてもその必要性が出てくるからねぇ…」

夕雲「そこまで考えているんですか、浜風さんは…」

浜風「ただ油断は出来ません。世界が相手だとすれば何が来てもおかしくはありませんから。」

ユキカゼ「お待たせしました。」

402「これが組み合わせ抽選会の結果だ。」

400「私達は午前の3番目、Eブロックに出場が決定しています。」

浜風「一覧を見せてください。」

402「ああ、これだ。」


対戦相手
・サイクロプス隊(ロシア)
・マグアナック隊(サウジアラビア)
・フェントム・スイープ隊(アメリカ)

瑞鳳「うっわぁ… どれも大会上位ランキング入りじゃない…」

浜風「しかし各個の弱点が存在しています。サイクロプス隊は各個の技量は高いが連携に不向き、マグアナックは連携を断てば勝てる相手です。ファントム・スイープはどちらの能力が高い強襲型ですが一度流してしまえば追い込めます。」

飛龍「お~… なかなかの戦術眼。」

浜風「では今回の編成を決めます。」


メインファイター選択 ↓4まで

編成条件:瑞鳳、大鳳、夕張から一人だけ強制選択。飛龍orイセ強制選択(一方のみ)。

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-岩礁海域 昼戦-

浜風「これが『岩礁海域』…」

イセ(砲撃に気を取られていたら岩礁に衝突してダウン、って事態になりそう。)

イク「こんなに岩礁があったら魚雷も撃てないのね…」

イセ『あまり手間をかけると夜になるわよ。』

イク「夜になったら見えないから危ないのね。」

浜風「どうしよう…」



行動選択 直下
1.索敵を行う
2.相手の動きを伺う
3.散開して個別に動く

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第15話『死中の活路』

402「瑞鳳、少し話がある。」

瑞鳳「対戦相手についてね?」

402「そうだ。どう見る、この相手?」

瑞鳳「『蒼き艦隊』… 貴女達の世界の人達よね。」

402「ああ。そして我が姉妹艦イ401とイセの同型艦が居る。」

瑞鳳「そのメンタルモデルが出てくる確率は?」

402「100%だな。特に401、そしてもう1隻の霧の艦であるタカオはマークするべきだ。」

瑞鳳「『タカオ』?」

402「コイツも中々経験値を重ねている。データは必要か?」

瑞鳳「今回は要らないわ。けど高い経験値を持ってるってことは…」

402「厄介な敵、ということだ。現にタカオはハンデを持ちながらも敵対する『緋色の艦隊』のU-2501を撃沈しかけている。敵の戦略を悉く破壊して一時的に圧倒したが『想定外のお事態』のせいで敗れたけど。」

瑞鳳「U-2501… 群狼戦術を使う敵だっけ?それを単艦でハンデを持ちながら圧倒することが出来たのも高い経験値のおかげってわけね。」

402「その海域の付近には私も居てタカオのサポートをしたが想定した以上に善戦してたよ。結局は敗れたけど。」

瑞鳳「402ちゃんがそんなに他の人を評価するなんて珍しいね。」

402「恐らくメンタルモデル単体での戦闘能力は上位を争う経験値の持ち主だからな。それに一時的とは言え行動を共にしていたからね。」

瑞鳳「貴女の姉妹艦は?」

402「…恐らく戦闘能力ではタカオ以上と考えて貰って良い。霧の重巡4隻と大戦艦1隻相手を圧倒したからそのくらいの警戒は必要だ。」

瑞鳳「こっちのチームで言うと?」

402「飛龍かイセを最低でもぶつける必要がある、と考えてくれ。」

瑞鳳「そこまでの相手…」

402「そして一番厄介なのが『千早群像』だ。恐らく指揮をするのはヤツだろう。」

瑞鳳「『千早群像』…」

402「千早群像のせいで『霧の艦隊』は何度も苦汁をなめさせられた。ありとあらゆる搦手を使ってくるだろう。」

瑞鳳「そんなのが私たちの対戦相手…」

402「そういうことだ。奴らが我々が突破するべき最大の壁だ。」

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14: キャタピラ ◆EhtsT9zeko 2013/10/09(水) 22:04:58.93 ID:nYQJL3zuo


 私は、ホンコンシティの中心地の裏道を彼女の手を引いて走っていた。

まさか、これほど早く露見の危機に陥るとは想像もしていなかった。

この手の事態は、かならず想定よりも早くやってくる…

そんなこと、分かっていたはずなのに、いまさら慌てふためいて、こんなことになってしまうなんて。

 彼女は、息を切らせながらもなんとか私に着いて来てはいる。だけど、それも時間も問題かもしれない。

私のように、訓練に明け暮れていた軍人上がりの傭兵崩れと彼女は違う。

13歳で、訓練やトレーニングを積んだ経験のない彼女に、もうどれだけ、逃走の体力が残っているかは分からなかった。

 狭く薄汚れた裏路地を抜け、大通りを渡って、別の裏道へと入っていく。

この先を抜ければ、大陸を横断してヨーロッパに抜けられる長距離特急列車のプラットホームがあるはずだ。

その列車に飛び乗れさえすれば…!

 私は、その裏路地を彼女の手を引いたまま抜けた。

 だが、そこには、やつらがいた。

 通常とは違った色の連邦軍の制服とヘルメットにワッペンを付けている男達。

地球上の不法居住者を摘発することを目的に結成された、軍部とも警察組織とも言われる、特殊な部署で、

いわば、かつてのティターンズのような横暴を許可されているような存在だ。

 私は、とっさに踵を返してもと来た路地を逆方向へ走る。ダメ、まだ、捕まるわけには行かない…

せめて、彼女をどこかに隠さないと…せめて、それだけのことはしないと…

しかし、私達の正面には、別のマハの一団が居た。

道の両側をふさがれた…でも、ダメ、まだ…まだあきらめるのはダメ!とにかく、逃げないと!

 私は、とっさにそばにあった民家のドアを蹴破った。その中に駆け込む。中に住人の姿はない。

私は、彼女の手を引いて、裏口だったらしい今のドアから、雑然としているリビングを抜けて、

正面の大通りに沿っているらしい玄関口へと向かった。ロックを外してドアを開ける。

そこには、マハの姿はない…やった、このまま巻ける!

 私は、焼ける様な胸の痛みをこらえ、ガクガクとすでに力の抜け出している脚に、それでも気力を注いで私は走った。

 でも。

 数十メートルも走らないうちに、彼女が転んでしまった。

私は慌てて、彼女を助け起こすが、そんな彼女は、私の顔見て、苦しそうに首を横に振った。

「ミリアム…私、もう…」

そんな…そんなことを言わないでください!もうすぐ、もう少しなんです!

私は、彼女の言葉に返事をするよりも先に、彼女を立たせてまた手を引っ張った。

こんなところで止まっていてはダメだ!
 

【機動戦士ガンダム外伝―彼女達の戦争― その1】の続きを読む

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2: ◆tK49UmHkqg 2013/09/13(金) 21:16:49.52 ID:/zOpzK8Q0
ケージには、重苦しい空気が立ち込めている。どのパイロットも暗い表情で、虚ろな目で地区司令官の演説を聞いていた。

連邦軍がここ、ア・バオア・クーへ侵攻中、との情報が入ってから2日。常時警戒体制だった俺たちの緊張と恐怖は、もう、ピークに達していた。

学徒動員、なんて、前世紀の悪習だと思っていたが、まさかこの宇宙世紀でこんなことになっちまうなんてな…

俺は周りにいる同世代のやつらを憐れんだ。俺のように、研究所でこう言うときのためにあれこれと実験を受けてきた人間は、そもそもが戦うために生かされてきた。

いつ 、戦場に投入されてもおかしくはなく、その覚悟はいつだって持ってきた。想像していたよりもずっと早い召集だったが、まぁ、早い遅いの問題ではないだろう。

司令官の演説が終わった。あとは、モビルスーツに乗り込んで待機になるはずだ。

「よっ、アレク曹長!気分はどう?」

解散になったとたん、明るい声が俺の肩を叩いてきた。振り返るとそこには、俺の所属する学徒隊の指揮を執る、若い女性士官がいた。

イレーナ・バッハ中尉。きれいなブロンドを短く切り揃えた美人だ。この部隊の、精神的支柱。

「はっ。殊更、動揺はありません」

俺はそう報告する。すると中尉はニコッと笑った。

「嘘付きね、あなたは。こんな事態ですもの、緊張して当然よ」

中尉はそう言って俺の手を握った。

「あなたのことは、頼りにしてる。みんなを守ってあげてね」

「…は、はっ!」


【ジオン女性士官「また、生きて会いましょう」学徒兵「ええ、必ず」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/29(月) 23:01:47.52 ID:S9UMy1Kl0
カミーユ「まあ宇宙に季節なんかないですけどね」

ブライト「そうだ、鍋でもやるか」

カミーユ「えっ、本当ですか」

ブライト「ああ。最近はめっきり楽しみもなかったからな」


カミーユ「楽しみです」

ブライト「ああ。楽しみにしていろカミーユ」


これが悲劇の始まりだとは、彼らにはまだ想像もつかなかった…




【カミーユ「鍋の美味しい季節になりましたね」】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/22(木) 13:13:59.50 ID:H4lC/35vM
ワイは好きじゃないけど



【そろそろガンダムAGEが再評価されてもええ頃ちゃうんか?】の続きを読む

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2017/02/08(水) 04:23:48 ID:FgZzmftk

渡し守「そうだよ」

ジャスレイ「い、いや、待ってくれ!」

ジャスレイ「そ、それって、あれか?」

ジャスレイ「死んだ奴が渡るって言う……あれなのか?」

渡し守「へえ。一応知ってるのか」

渡し守「最近はね。知らない奴も多くて説明に時間が掛かるんで助かるよ」

渡し守「そう。あんたは死んだんだ」

渡し守「文字通りミンチになってね」

ジャスレイ「」

渡し守「さ、状況が分かったのなら」

渡し守「さっさと船に乗ってくれんか?」

渡し守「後がつかえてるんだ」

引用元: ジャスレイ「さ、三途の川……?」 


 

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【ジャスレイ「さ、三途の川……?」】の続きを読む

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 それからまた一周関して、私の具合いも良くなった。

いつもみたいに、マリとママと教室に行ったら、先に来ていたみんなにあっというまに取り囲まれてしまった。

「お日様熱だったんでしょ?大丈夫?」

「あれ、大変だよな。俺もここへ来た頃に罹ったんだよ」

「お薬注射しておくと大丈夫だってお医者さんが言ってたけど、注射した?」

とか、マリと私の周りに来た子達は口々に私たちにいろんなことを聞いて来た。

私とマリはそういうのに一つずつ答えながら、お勉強が始まるまで待った。

「はいはい、じゃぁ、席について!」

ママがそう号令を出したら、みんなはパッと自分の席に散っていく。

そんなとき、フラリ、と私たちのところへ、あの目つきの怖いラデクくんがやってきた。

「なぁ、大丈夫なのか?」

ラデクくんは、ボソッと、私にそう聞いて来た。

私は、ノートとペンケースをカバンから出そうと思っていたところだったけど、ちょっとびっくりしてその手を止めてしまった。

「う、うん、大丈夫だよ」

「元気だよ!ラデクくん、ありがとう!」

私とマリがそう返事をしたら、ラデクくんは

「そっか」

と小さな声で言って、またフラッと歩いて自分の席に座った。

 な、なんだったんだろう、今の?いつも怖くてなんとなく距離を置いていたけど…

ラデクくんて、ホントは、優しい人なのかな?
 

【ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが… 完結】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/21(水) 01:35:55.04 ID:w/OZZRsu0
精神弱すぎやろ...



【【悲報】カミーユ・ビダンさん、自分の両親と恋人と上官が目の前で死んだだけで精神崩壊してしまう...】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/21(水) 19:36:23.83 ID:GuZSyn5+d
Gレコ劇場版おもろいやん




【ガンダムおじさん「閃ハサ!閃ハサ!」ワイ「ジ、Gレコ……」】の続きを読む

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 数時間後、私は病院のベッドにいた。隣には生まれたばっかりのレオナが、寝息をたてている。

母親になる、なんて、一年前までは想像もしてなかったな…

4年前に、シャトルの事故で、宇宙線に長時間晒されて、

なんとか帰還してからの検査で、大学時代からの友人だったユリウスに告知されたのが、卵細胞異常だった。

 それから、宇宙線の影響なのかショックなのか、何ヵ月も寝込んだのを覚えてる。

ユリウスはそんな私のところに、毎日お見舞いに来てくれた。

そのお陰で私は元気を取り戻して、なんとか、立ち直ることが出来た。

 その後、私の論文をドクターフラナガンに紹介してくれたのもユリウスだ。

彼女には助けてもらってばかりで、頭が上がらないのが正直なところだけど、

そう言うのを嫌う彼女なので、今はそんなことは気にせずに、友達として一緒にいる。

そんなユリウスが、病室に顔を見せた。

「よっ!お母さん!」

冷やかすように、そんなことを言ってくる。

「あら、いらっしゃい、パパ」

言い返してやったら、ユリウスはカカカといつものように笑って

「そんな趣味はねえよ」

だって。強がりなのは知ってんだよ?私のこと、好きなクセに。

ユリウスが、私のベッドの枕元にあったイスに腰掛ける。私の顔を覗き込んでニカッと明るい笑顔を見せると

「母親って、どんな気分なんだ?」

と聞いてくる。

うん、うまく説明できないんだな…何て言うか、もうとにかく暖かくてそれでいて、強くなった気分。

思ったその通りを伝えたらユリウスは、また声を上げて笑って

「それ、母子同一期っていうんだって知ってた?」

だって。

「心理学用語でしょ?あんたは、どうしてそう、ロマンのないこと言うのかなぁ?」

「科学者に必要なのは感情的になることじゃなくて、夢見ることだ」

「なっ…くっ、それはロマンな言い方だ…!」

悔しい、言い負かされた。こうなったら、急所を突いてやる!

【ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが… その3】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/20(火) 08:08:59.45 ID:mtE0ZH6ip
むなしいなあ



【ワイがガンダムの世界に行ってもせいぜい乗れてアッシマー程度という事実】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/20(火) 16:02:49.57 ID:2UCu+gbur
どっちのが強いの?



【ハサウェイの乗ったΞガンダムVSバナージの乗ったユニコーンなら...】の続きを読む

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ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが… その1

267: ◆EhtsT9zeko 2013/07/02(火) 00:58:35.05 ID:noxIO77/0

 「あれがオークランド研究所か」

ダリルがつぶやくように言う。アタシは、日も暮れかけたころ、ダリルと、マライアと研究所を望める切り立った崖の上に居た。

フレート達はマークとハンナと一緒に少し休ませている。

 アイナさんとキキは、ベルントに頼んで、アルバ島に送ってもらっている。

残る、と言い張ったアイナさんだけど、正直、これ以上アイナさんを危険にさらすことはできなかった。

だから、ペンションでアタシ達の帰りを待っててくれと、なんとか頼み込む形で、折れてもらった。

 それにしたって、この研究所は、まいった。

所内の様子をみて、アタシはまず、まっさきに後悔した。最初の判断がそもそも間違ってたんだ。

アタシがこっちに来るべきだった。なんだ、この警戒態勢?

レナ達の侵入がバレて警戒レベルが上がったんだとしたって、厳重すぎる。

この広い敷地に、監視塔、見回りの警備兵、機銃を積んだトラックまでもがあちこちに配備されている。

ニュータイプ研究所が、こんなに厳しい警備体制を敷いているなんて、思ってもみなかった。

「これはちょっとすごいね」

マライアが双眼鏡をのぞきながら感嘆している。

「隊長の野郎、無事なんだろうな…」

「大丈夫でしょ」

ダリルの言葉に、マライアが言う。

「だって、隊長だもん。『ヤバくなったら逃げろ』の創始者だよ?あのとき、言ってたじゃない。

 『逃げて助けを呼ぶもよし、逃げて隠れて、チャンスをうかがうもよし』だよ」

マライアがさらに明るい口調で続ける。

「隊長はたぶん、支援の要請をフレートさん達に任せて、自分は残ったんだよ。

 今もきっと、あの基地のどこかにいる。情勢を整えながら、たぶん、なにかの準備をしているか、

 そうでなきゃ、一瞬の、決定的なチャンスを息を殺して狙ってる…」

「そうだな、あの人は、そう言う人だ」

アタシはマライアの言葉にうなずいた。

 おそらく、アタシらが行動すれば、隊長は何かしらの援護をしてくれるはず。でもそれが何かまでは分からない。

いや、分かる必要はないんだと思う。むしろ、こっちから隊長にわかるように伝える方法を考えた方が良いくらいだ。

あの研究所のどこにいるかわからない隊長に、それをするのはたぶん不可能だとは思うけど。

【ムラサメ研究所を脱走してきたニュータイプ幼女たちが… その2】の続きを読む

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1: 風吹けば名無し 2021/07/20(火) 06:07:25.60 ID:WkXWGNcL0
なあ




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