――芸能事務所――
白鷺千聖(8月某日。事務所に赴くと、私宛の小包が届いていると事務所のスタッフに言われた)
千聖(ファンの方からのプレゼントかしら、とも思ったけれど、小包の差出人の名前を見れば、そこには【弦巻技術研究所】という文字があった)
千聖「確か次のライブのスポンサーが弦巻財閥のグループ会社のひとつ、だったわね。何かそれに関係することかしら……」
千聖「とにかく箱の中身を見てみましょう」ゴソゴソ
千聖「ええと……なにかしら、これ。ストップウォッチみたいな機械に……手紙と冊子?」
千聖「とりあえず、手紙を読んでみましょうか」ペラ
“拝啓 猛暑到来となりましたが、白鷺千聖様には変わらずお元気にお過ごしのことと存じます。”
千聖(とか、そんな時候の挨拶に始まった手紙)
千聖(その文面を要約すると、弦巻技研が新しい機械を発明したので、そのモニターをお願いしたい、ということだった)
千聖「まぁ、大事なスポンサー様からのお願いだもの。無下には出来ないわね。それでこれは……『百合度を測定する機械』……?」
千聖「百合度……百合って花の? ……ああ、じゃなくてアレね。いわゆる女性同士の恋愛、ガールズラブとかって言われる。で、それを私に測定してまわれと……」
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引用元: ・【バンドリ】白鷺千聖「百合度を測定する機械」【コンマとか】
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