えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

ぼっちざろっく

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1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2023/03/03(金) 16:28:39.116 ID:xtcNtVAH00303
ぼっちがたどり着いた選択は最も切ないハッピーエンドだった

このssは映画「バタフライ・エフェクト」のネタバレを含みますのでご注意ください
また、2009年に2chに投稿されたけいおんssのバタフライエフェクトを元にしてこのssを書きました
そちらのネタバレも含みますのでご注意ください

【ぼっち「喜多ちゃん、大好きだよ」【ぼざろss】】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2023/03/02(木) 20:40:39.48 ID:1uky14pdO
後藤ひとりが謎の病によって近づく人(喜多、虹夏…etc)とキスしちゃうゆるい百合ssです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1677757239

【喜多「ひとりちゃんがキス魔になった!?」【ぼざろss】】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2023/02/21(火) 20:20:12.87 ID:G7tB3fi30
後藤ひとりは夢を見た。

 いつだかに訪れた、どこかのカフェの夢。
 カウンターの席に、リョウ先輩と並んで座っている私。
 リョウ先輩は、私が歌詞をしたためたノートを読んでいる。
 その横顔はとても綺麗で、なんだか少しだけ嬉しそうで、満足そうでもあって。
 「やっぱりぼっちはすごい」って思ってくれているのが、目の輝きだけで伝わってくるようで。
 こてんと私の方に倒れて体重を預けてくる先輩の重みを右肩あたりに感じながら、私は優雅にカップをかたむけるのだ。

 ――そんな光景が浮かんだとき、はっと目が覚めた。

「……」

 窓からは陽の光が差し込み、外では小鳥が鳴いている。
 そう、すべては夢だった。
 だが、夢じゃないことがひとつある。
 ひとりは布団の上でもぞもぞと身体をひねり、そばに置いてあったノートを手に取った。
 一番新しいページを開き、満足気に高くかかげる。

(やっぱり……夢じゃない……)

 きらきらと宝石のように輝いて見える、一曲の歌詞。
 何日も何日も書いては消してを繰り返し、やっとの思いで書き上げた歌詞。
 感情を高めて高めて、ありったけの思いを詰め込むようにして作り上げた、渾身の歌詞。

 ひとりは昨晩、ついに傑作を書き上げた。

 大切そうにノートを胸に抱え、目を閉じてゆっくりと深呼吸する。
 こんなに素晴らしいものが私に作れたんだと誇らしくなり、自分の中に少しだけ自信が芽生え、まるで世界の全てが晴れやかに輝いて見えるようだった。
 
(喜んで……くれるかな)

 まだかすかに目蓋の裏に残っている、夢の中の光景を思い起こす。
 ふと時計の時刻を見ると、もう9時を回りそうだった。

「い、いけないっ」

 ひとりはわたわたと布団から置き、外出の準備を始めた。
 先ほどまで布団の中で見ていたあたたかな夢を、現実にするために。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1676978411

【【ぼざろSS】ふやけたページ】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2023/02/03(金) 23:06:38.58 ID:MjrXae510
スタジオ

ジャラ~ン

虹夏「ふー、今日はこれぐらいでいいかな」

リョウ「郁代、随分良くなってきてるよ」

喜多「ありがとうございます!」

虹夏「この後どうする?どこかご飯食べに行こっか」

ひとり「あ、あの、申し訳ないんですけど私はこの辺で…」コソコソ

虹夏「あ、そうなんだ」

ひとり「わ、私のことはお気になさらずに行ってください、そそれでは」ヘヘ

バタン

虹夏「…」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1675433197

【虹夏「なんかぼっちちゃんウザくなってきたな…」】の続きを読む

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1: ◆t8EBwAYVrY 2023/01/30(月) 20:10:51.70 ID:B6sMWGUH0
ひとり(ぼっち)「バッ……バッ……バンドバトル……ッ!?」


虹夏「そっ。いくつかのライブハウスが合同で開催する企画でね、高校生以下限定のコンテストだよ。STARRYも共催で参加するから、私達も出場しない?」

リョウ「いいね。競い合うのはいい刺激になる。私逹の名前を売るいい機会にもなるし」

喜多「学生バンドが集まるなんて楽しみ!同じ趣味の友達が増えるかも!ねっ、ひとりちゃん」

ぼっち「  ひあ
                       うお
 へえあ
            うにえ
         えあ
                   んげ」

虹夏「ぼっちちゃんがいつものゴチャ顔に!」

リョウ「まあそうなるだろうと思った」

喜多「ひとりちゃん人間福笑いしないでー」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1675077050

【結束バンド vs 放課後ティータイム】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2023/01/07(土) 13:48:17.59 ID:FRtckmfc0
[人間 凍死する温度]

(……なんで、こんなの検索してるんだろ)

 霧のように細かな冷雨が髪を濡らす、冬の夜の下北沢。
 その街中を、ギターを背負って傘もささずにあてもなくさまよう後藤ひとりは、肩をすくめてマフラーの中に顔を隠しながら、震える手で絶望的なワードをスマホに打ち込んでいた。
 ずらずらと出てくる検索候補を死んだ魚のような目で流し見する。よくわからないが、とにかく人間は寒いところに居続けると死んでしまうらしい。あまりにも過酷な現在の気候と気温は、行き場を失った女子高生一人をあの世に連れていくことくらい造作もないだろう。
 ミストの粒に光を反射させる液晶画面を服でぬぐってポケットにしまい、貴重な体温が少しでも奪われないように身を縮めて、ひとりはまたとぼとぼ歩き出した。

 どうしてこんなことになってしまったのか。
 大事な本番を間近に控える中、スタジオ練習を終えた結束バンドの面々は、いつもどおりそれぞれの帰途についた。
 本日の合わせは練習は、はっきり言って満足のいく結果ではなかった。本番に向けて四人はモチベーションを高めていたが、弱みを克服しようと焦ってはりきった結果、今までできていた部分までもがぎこちなくなり、全体としての質が落ちてしまった。
「みんなここ最近の疲れが出てきちゃったのかもしれないから、今日はこのあたりで解散しよ? 次は絶対大丈夫だって!」……そう鼓舞する虹夏の声が少し不安気だったのを、リョウも郁代もひとりも肌で感じていた。
 自分が足を引っ張っているのではないか。みんなと呼吸を合わせられるよう、もっと上手くならなくては。下北沢から遠く離れた金沢八景に住むひとりは、すぐにでも家に帰って練習しないといけないと思い、目的の電車に乗るために駅までの道を急いでいた。そのときはまだ雨は降っておらず、空気が湿っている程度だった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1673066896

【【ぼざろSS】あなたの温度】の続きを読む

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