えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

まどマギ

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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 20:31:54.48 ID:coGF3XZ/0
見滝原中

さやか「ええ!?まどかって玩具一個も持ってないの!?」

まどか「え?」

まどか「それって、そんなに驚くこと?」

さやか「そりゃ驚くよ!」

さやか「青春真っ盛りなこの時期に、玩具で遊ばなくてどうすんのさ!」

まどか「ええー……?」




【まどか「玩具少女まどか☆オモチャ」】の続きを読む

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1: ◆5IT2K49K36 2014/12/25(木) 00:59:19.52 ID:bpBDVcS30



ほむら「………みっともないわね」

この辺りだったかしら。すっかり白い風景に溶け込んでしまって、少し戸惑ってしまった。

ほむら「………」

そっと雪を払う。白いイス。ここに来るのは久しぶりだった。ふと顔を上げる。足跡は一人分しか見当たらない。それも、すぐに消えてしまうのだろう。





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【ほむら「メリー、クリスマス」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 20:08:51.41 ID:PzNGGnUL0
--ほむらの家--

QB「んっしょんっしょ……よし」

ほむら「……キュゥべえ。そんな大きな袋に赤い帽子までかぶって……何をしているのかしら?」

QB「見てわからないのかい? サンタクロースだよ」

ほむら「それは分かるけど……」

QB「魔法少女達のメンタルケアもかねてね。僕達がプレゼントを配る事によって魔法少女のソウルジェムの濁りを抑える事が出来る。それにそれとは別に新たな魔法少女を見つける事も目的の一つさ」

ほむら「……あなた達そんな事やっていたの……?」

QB「……そもそもサンタクロースの正体は僕達だよ」

ほむら「……え?」

QB「僕達は普通の人間には見えないし、プレゼントを配るにも人数は充分だ。何せ僕達は世界各地にいるんだから」

ほむら「……えぇえ!? じょ、冗談でしょ!?」

QB「冗談に決まってるじゃないか。何を言っているんだい?」

ほむら「……」

QB「無言で首を掴まないでくれるかな。個体一つ失ったところで僕達に支障はないけど、勿体ないじゃないか」

ほむら「あなたがくだらない冗談を言うからよ。ていうかあなたいつ冗談なんて言う事を覚えたのかしら?」

QB「僕達は日々人間の感情を研究しているからね」

ほむら「……まぁいいわ。今後一切私の前でそんなくだらない事はしないと約束してくれない?」

QB「やれやれ、君達は僕が冗談を言うといつも同じような……いたた、力を強めないでくれ……わかったよ」

QB「……などと茶番をやってる暇はないんだよ。早くプレゼントを配りにいかないと」

ほむら「あ、そっちは本当だったのね」

QB「うん。僕の管轄は……まぁいつものメンバーだね」

ほむら「まどかになぎさにさやかに杏子にマミ……。……一応言っておくけどまどかやなぎさに変な事をしたら」

QB「しないよ。役割だからプレゼントは配るけど魔法少女に勧誘はしない。したいけど、君にこの世界から消滅されてしまってはたまったものではないからね」

ほむら「……分かっているのならいいけど」

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【QB「メリークリスマス!」】の続きを読む

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前回 ほむら「アルバイトしたいわ」杏子「そうだなー」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/10/05(土) 00:50:26.64 ID:cYWFZlaJ0

ほむら「お世話になりました」

店長「あいよ」

ほむら(このハゲ最後まで感じ悪いわね)



【ほむら「アルバイトやめるわ」杏子「それがいいよ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/19(土) 17:03:37.95 ID:3lgXSKPiO
まどか「お昼一緒に食べよう?さやかちゃん、ほむらちゃん」

ほむら「えぇ」

さやか「うん…」

まどか「あれ?ほむらちゃんたら今日もパン?」

ほむら「作るの面倒なのよね」

まどか「駄目だよちゃんと食べなきゃ。わたしのおべんと分けてあげるね。さやかちゃんもどうぞ」

さやか「うん…」

まどか「…?」

引用元: さやか「旅に出る」 


 

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【さやか「旅に出る」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/22(月) 03:37:39.32 ID:0YwsAJDAO
ほむら「あなたは自分の人生が尊いと思う?」

私の親友に対してそいつはそう質問したらしい。
もっともその事は親友である鹿目まどかから聞いたものだけれど。
謎の転校生、暁美ほむら。
まぁ実際は他の人が囃し立てているだけで謎でもなんでもない。
見た目や性格は何処にでもいるただの地味目の女の子だ。

さやか「で、顔見知りなの?」

まどか「ううん、会ったことないよ」

きょとんとした顔で親友は言う。
それがまどかの可愛いところでもある。
私にも少しくらいこの可愛さがあってもいいのに。
不平等だよねぇ神様は。
ま、平民は平民らしく、農家の子供は農家ですってね。

さやか「あはは、なにそれ」

なーんか、違和感。
変な違和感なんだよな。
今までの私がずっと感じてる。
私が私じゃない感じ。
私は私を第三者目線で見ている。
笑う私も私なんだけれど、それを遠くから冷めた目で眺めている私もいる。
そんな感じ。
中二病かな。
いや、思春期か。


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【さやか「絶望?飲み干してやるよ」】の続きを読む

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◇◇◇


 某日。ホグワーツに設けられた自室で、ミネルバ・マクゴナガルは悩んでいた。

 手元には一枚の書類がある。マミ・トモエのサインが綴られた退学届だ。

(これは、自己満足でしょうか)

 祈る様に組んだ手を口元に当て、幾度も繰り返した自問自答を、もう一度だけ試みた。

 マミ・トモエは自分の教え子である。

 ひたむきな努力家で、他人を気遣うことのできる素晴らしい子だ。

 入学当初は引っ込み思案な部分もあったが、それもあの三人組を初めとする友人たちと交流することで改善されてきていた。

(まあその影響で、私の知らない所で校則のひとつくらい破っているかもしれませんが――)

 だが、彼女はそのくらいやんちゃになればいいと思う。

 彼女には両親がいない。11歳の誕生日に、交通事故で亡くなっている。自分はその葬儀に立ち会った。

 初めて彼女を見た時は、よくもこれだけ小さい体に鬱屈としたものを溜め込める、と驚いたものだ。

(周囲の大人たちは、魔法力を発揮した彼女を訝しみ――酷い者は、あまつさえそれを口に出しさえした)

 当時のマミは孤独だった。信頼できる者は誰もいなかった。

 家族を失う辛さは、自分も知っている。だから彼女にホグワーツに来るように促した。

 今思えば、あれは同じく自分の生徒であるハリー・ポッターが"生き残った男の子"になった日のことを重ねていたのかもしれない。

 ダンブルドアに押し切られる形であのマグルの家で育てることに決まったが、心の底では反対していた。

 子供を理解の無い場所で育てることは、往々にして愉快な結果を招きはしない。

 ハリーがあの家で歪まずに育ってくれたのは奇跡といっていいだろう。あるいは、校長はそれも見越していたのかもしれないが。

 閑話休題。

 結果として、マミはホグワーツに入学し、少しずつ両親の死を乗り越えて行った。

 少しでも慰めになればと思い、ペットを見繕うようにアーガスに頼んだのも功を奏したのだろう。

 彼女は上手く学生をやれていたと思う。グレンジャーに次ぐ優等生、と言ってもよかった――

(――実技さえ上達すれば、とあの頃は思っていたものです)

 マミは実技が不得手だった。変身術の授業でも、最下位をネビル・ロングボトムと争っていたものだ。

 だけどそれは全て、自分の勘違いだった。

 マミには才能が有った。恐ろしいほどの才能だ。文字通り、我が身を滅ぼすほどの。

 その才能に、自分はいち早く気づいて然るべきだったのだ。

 あの日、自分が彼女に魔法界のことを伝えに行った日。すでにその才能は発露していたのだから。

(私の、責任。もっと早くに気づいていれば――こんなことには)

 机の上の退学届。そこに記されたサインをなぞりながら、ミネルバ・マクゴナガルは決断する。

「たとえ独善的と言われようが、私は彼女を――」

「――それほどまでの決意があるのなら、ミネルバ。君にも協力を頼みたい」

「……アルバス?」

 降ってわいた声に、顔をあげる。

 いつのまにか部屋の扉の前に、白い猫を従えたアルバス・ダンブルドアが立っていた。

「おそらく、それがもっとも彼女の為になるじゃろう」

【マミ「クルーシオ!」 完結】の続きを読む

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 考えても答えは出ないので、情報収集を行うことにした。

 携帯のネット機能を使って、上条恭介が巻き込まれていた筈の事故について調べる。

 私の知る限りその事故は、前年度の夏休み明け、歩道を歩いていた上条恭介に、
 運悪く居眠り運転のトラックが突っ込んできた、というものの筈だった。


ほむら(……事故自体は起こってる、わね)


 だが、巻き込まれた被害者はゼロ。怪我をしたのは運転手だけだ。


ほむら(……どういうこと? 上条恭介の事故は、私が戻れるよりも以前に起こっている。
     なら、どんなことがあっても変わらない筈……)


 情報収集を続ける必要がある。

 今回のループは、まどかや美樹さやかと友好的な関係を築こう。

 そして、情報を聞き出さねば。



【マミ「クルーシオ!」 前編】の続きを読む

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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/29(土) 00:30:51.65 ID:1tnHQpjQ0
マミ「ふぅ紅茶が美味しい…はぁ、今日も暇ね」

QB「それは夕方に言うセリフじゃないよ」

マミ「夕飯の買物は昨日まとめ買いで済ませてるし」

マミ「掃除も洗濯も昼前には済んだし…」

QB「一人ティータイムも昼から4回目だしね」




【マミ「QBとだけお茶するのもいい加減マンネリよね…」】の続きを読む

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魔女の結界


魔女「キャハハハハ!」


マミ「っ、確かに凄い大きさね……牛の頭に、大きな斧。さしずめミノタウロスといったところかしら?」

杏子「悪いな、マミ。アンタにほとんど任せっきりになっちゃうけど……」

マミ「大丈夫。これでも私、二年前より成長してるんだから!」

QB「マミ、遠慮することはない。結界の中の出来事は魔法省も観測できない筈だ。
   思いっきり魔法を使って大丈夫だよ」

マミ「もとより、そのつもり――さあ、いくわよ! インセンディオ!(燃えよ)」


 ゴォッ!


魔女「キャハ? キャハハハハ!」ダンッ

杏子「っ、効いてないぞ……突っ込んでくる!」

マミ「大丈夫、予想通りよ。あの怪物、遠くからは攻撃できないんでしょう?」

マミ「だったらまずは近づけて――避けられない距離で! ロコモーター・モルティス!(足縛り)」バシュッ

魔女「キャ!?」ズザザッ

杏子「っ、お……転んだ。もがいて……足がぴったりくっついて、動けなくなったのか?」

魔女「キャハッ、キャハッ!」グググ....

QB「でも、無理やり力尽くで拘束を解こうとしてる……長くは持たないよ、マミ!」




【マミ「アバダケダブラ!」 その4】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/03(水) 21:00:20.52 ID:8ovrcXxh0
早乙女「はい、それでは暁美さん入ってきてください」

ガラッ

ほむら「ッ!?」

まどか「マギョー」ピチピチ

ほむら「……」

早乙女「はい、自己紹介いってみよう」

ほむら「早退していいですか」

早乙女「なんで!?」




【まどか「魔法少女まどか☆マッギョ化」】の続きを読む

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8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/26(木) 00:41:10.77 ID:O5TvFoLP0
ほむら「まどかが魔法少女にならない方法を思いついたわ」

ほむら「そうよ!ニートになればいいのよ!」

ほむら「無気力なニートになれば魔法少女になろうなんて思わないはず」

ほむら(まどか「契約したら負けかなって思ってる」)

ほむら(うんいいイメージだわ!)




【ほむら「私と契約してニートになってほしいわ」まどか「え?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/04(木) 00:42:39.74 ID:xg/pFMBN0
さやか「とうとうこの日が来た!」

さやか「一年で一度の現世での休日だー」


さやか「と言う事で現在地はほむらの家だね」

ほむら「ハッピバースデー トゥー ユー…」

さやか「…」

ほむら「ハッピバースデー ディア まどかー…」

ほむら「ハッピバースデー トゥ ユー」




【さやか「まどか記念日」】の続きを読む

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翌日 闇の魔術に対する防衛術 授業


ハーマイオニー「昨日はありがとうね、マミ。クルックシャンクスを見つけてくれて……」

マミ「ううん。いいのよ、そんな。大したことはしてないもの」

ハーマイオニー「でも、キュゥべえが……」チラッ

QB「きゅぷっ?」

マミ「……大丈夫よ。たぶんその内治るから」

ロン「キュゥべえの奴、可哀想に。言葉が喋れなくなっちまって……
   おいハーマイオニー。猫の躾くらいちゃんとやれよ。猫のキュゥべえでさえこれなら、僕のネズミはどうなる?」

ハーマイオニー「なによ。あれ以来、追いかけてないでしょ?」

ロン「追いかけられないようにしてるんだよ! ずっと寝室で休ませてるんだ!」

マミ「あ、あの、二人とも、喧嘩は……もうすぐ授業も始まるし……」

ハーマイオニー「……そういや、ルーピン先生遅いわね。いつもはベルが鳴る前に準備してるのに……」

ロン「ハリーがクィディッチの練習で遅れてるから、ありがたいっちゃありがたいけどね。
   でも心配だな。とうとうスネイプに毒殺されたちゃってたり――」

スネイプ「――我が輩が、なんだと? ウィーズリー」




【マミ「アバダケダブラ!」 その3】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:57:17.21 ID:oMROY3n40
カサカサカサ

マミ「ひぃいいいぃぃっ!」

マミ「さ、殺虫剤殺虫剤!」ドタドタドタ

ゴソゴソ …カササッ

マミ「……どこよ、早く、早くしてっ」ゴソゴソ

……

マミ「あった!」




【マミ「きゃあぁあああーーー!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 21:20:14.80 ID:pbx49BoF0

―――――アメリカ・ニューヨーク州 MIB本部


Z 「エージェントK、エージェントJ。楽しい楽しい『休暇中』だったというのに、急ぎ本部まで来てもらってすまないな」

J 「いいや、おかげさまでエンジョイはしてたぜ。Z」

J 「どっかの『頭のとんでる』野郎が、標高8000メートルの山頂に仕掛けた水爆級の代物を撤去するには――」

J 「それなりにハイキングも『楽しめなきゃ』、損ってもんだからな」

K 「Z. 結局、目標場所に『犯エイリアン』の証拠はなかったが、そちらで足どりは掴めたのか?」

Z 「その件も兼ねてなんだが……君たち二人はジャパンに飛んでくれ」

J 「……オイオイ、いきなりどういうことだぁ?」

K 「Z?」

Z 「うむ。どうやら今回の事件は、ジャパンの『ミタキハラシティ』という場所となにか密接に関わっているようなのだ」


引用元: QB 「MIB……?」K 「インキュベーターは」J 「バンバンだ」 


 

  【QB 「MIB……?」K 「インキュベーターは」J 「バンバンだ」】の続きを読む

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1: ◆5XwvsO5ZKM 2014/09/27(土) 00:16:12 ID:XYojS/lM
魔導師バビディが復活させてしまった邪悪なる化身、魔人ブウ…

しかし、魔人ブウは世界のヒーロー…ミスターサタンの活躍によって

もう殺戮…及び破壊行為をしないと約束した

しかし、遊びのために罪なき者たちを殺していた二人の悪人が原因で

「善」と「純粋悪」に分離してしまう魔人ブウ

魔人ブウ善は純粋悪に戦いを挑むが

分離した際、パワーをほとんど純粋悪に持ってかれた為、魔人ブウ善は全く歯が立たず

結果…善は純粋悪に吸収されてしまう

そうして生まれた魔人ブウ「悪」 

魔人ブウ悪は気を探知する能力を身に着けており、天界にいるピッコロ達の気を探知し、天界に現れた

引用元: ゴテンクス「見滝原の平和は…この俺が守ってやるぜ!」 

 

  【ゴテンクス「見滝原の平和は…この俺が守ってやるぜ!」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 19:47:48.90 ID:T2BIAXy/0
「……ねぇ……おきて」

まどか「う……うん……?」

ほむら「私よ、まどか。あなた、私がわかる?」

まどか「ほむらちゃ……わたし……」


そこは病院の一室でした。

何度も何度もみてきた、始まりの場所です。

驚きながら、そして、物憂げにほむらちゃんがわたしを見つめているのでした。


いつも見ている景色は、実体を持っていると何もかも違っていました。

匂いがします。病院特有の注射を思い出させるアルコールの匂いでしょうか?

――身体がある。

手を動かし、その指を動かして、私は思わず涙ぐんでしまったのでした。




【まどか「目を覚ますとそこは……」】の続きを読む

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ほむら「ありのままの私」 前編

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/18(金) 22:17:06.44 ID:VNwWZbyiO
ほむら「まどか…ありのままの私って…どういう意味なの?」

まどか「そのままだよ?」

ほむら「えっ?」

マミ「暁美さん、私たちはほんとうにあなたに感謝しているの」

ほむら「私に感謝…?どうして…?」

杏子「言ったろ?ほむらのおかげであたしらはここにいるってさ」

ほむら「で、でも…」

さやか「ほむら…あんたはあたし達を見殺しにしたって思ってるのかもしれないけどさ」

ほむら「……」

引用元: ほむら「ありのままの私」 


 

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【ほむら「ありのままの私」 後編】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 18:00:25.59 ID:dqUaFRsHO
キーンコーンカーンコーン

ほむら「……」スタスタ

まどか「あ、あのっ…!」

ほむら「…鹿目まどか」

まどか「ほっ…ほむら…ちゃん…ちょっといいかな…?」

ほむら「…なにかしら?」

まどか「その、よかったら一緒に…」

まどか「一緒に!…お弁当食べよう?」

ほむら「…」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「……断るわ」

引用元: ほむら「ありのままの私」 


 

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マミ「アバダケダブラ!」 その1

293: 2013/02/20(水) 22:34:29.85 ID:WnbcDPm60

数日後 グリフィンドール談話室



 ボソボソ ボソボソ


「やっぱり秘密の部屋が――」

「怪物――マグル生まれが狙われる――」

「マミ――彼女もやっぱりマグル出身だ――」

「フィルチの猫は――?」

「奴はスクイブだろう――」


                    ヒソヒソ ヒソヒソ


ハリー「……噂、広まってるね」

ロン「ああ。可哀想に、一年生なんかすっかり怯えちまってる。
   ひとりじゃトイレにもいけないって有様さ」

ハリー「そういえば、ジニーも一年生だったね。最近ただでさえ元気なかったし、様子どう?」

ロン「最悪だよ。君にまとわりついてたカメラ小僧がいたろ?」

ハリー「ああ、コリンね。彼がどうかしたの?」

ロン「そいつとジニー、妖精の呪文で班が一緒だったらしくてさ。
    事件のあった日、コリンも君のお見舞いに行こうと寮を抜け出そうとして――まあ、フィルチに捕まって戻されたんだけど。
    下手すりゃ怪物に襲われてたって喧伝してくれたみたいで、ジニーはすっかり怯えちまってる」

ハリー「今度会ったら言っておくよ。いたずらに不安を煽るなって」

ネビル「ハリー! ロン! 見てよこれ! この腐った玉葱には怪物を退ける効果があるんだって!
     怪物って怖いよねー! 他にも色々お守りを買い込んだんだけど――」

ハリー「よーしネビル。ダドリー直伝のチョークスリーパーをかけるからそこを動かないでくれよ」


【マミ「アバダケダブラ!」 その2】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/14(金) 00:23:58.34 ID:G0BK9RvH0
 

 それは、私が11歳の誕生日を迎えた日の出来事。


マミ『ねえお母さん……やっぱり、今日のお出かけやめにしない?』

マミママ『? どうしたの? マミも今日のお出かけ楽しみにしてたじゃない』

マミ『……えっと、なんとなく……だけど。今日はあんまり外に出たくないなって』

マミママ『あら、体調でも悪いの?』

マミ『そういうわけじゃないけど……』

マミママ『……珍しいわね、マミが愚図るなんて。でも駄目よ、もうレストランも予約しちゃったし』

マミ『でも……テレビで最近、車の事故が多いって……』

マミママ『テレビ? そんなこと気にしてたの? 大丈夫よ、パパは安全運転してくれるから』

マミパパ『オーイ、何してるんだ。早くしろって』

マミママ『あ、ほら。パパもう車回しちゃってるじゃない。ね? プレゼント奮発してあげるから』

マミ『……うん、分かった』


 未来を予測することが出来ない限り、運命は変わらない。

 だからその日、私は家族を失った。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1355412238

【マミ「アバダケダブラ!」 その1】の続きを読む

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1: ◆FLVUV.9phY 2014/12/06(土) 16:28:32.74 ID:x2ueaAjJo
冒頭

 政令都市見滝原。
 試験的な先進都市計画のモデルケースとなるこの都市で数年前に大規模な交通災害が起こったことは記憶に新しい。

 理由も原理も未だに不明であるその事故は、
先頭車両が突如として真上へと跳ね上がったことを皮切りにした、大規模な玉突き事故であった。

 この事故による死傷者は三百名を超えており、
事故直後に何が起きていたのかを知っていたであろう先頭車両近くの運転手、
相席者は一人の例外を残して亡くなっており、原因解明はほぼ絶望的といってよかった。

 生き残ったのは幼い少女で、警察も、もちろん我々報道関係者も、
茫然自失としたその少女を前にして、踏み込んだ取材などとても強行できなかった。

 これは全くの余談であるが、
その事故の直後から向日葵色の超能力少女の噂がまことしやかに学生の間で語られていたらしい。

 出典不明のその噂話が件の事件と如何様な関わりがあるのかは不明だ。



中略



 超能力少女の噂が落ち着いてきたころ、
見滝原市と隣接した風見野市で新興宗教の教祖が一家四人で無理心中するという事件がゴシップを賑わせた。

 だが、焼け落ちた教会からは遺体は三体しか見つかっておらず、
未だ行方知らずとなっていることは、公にされることはなかった。


 そんな事件の少しあと。女学生たちの間でまたもや一つの噂話が嘯かれ始める。

 噂の内容はこんな具合だ。

 夜道を一人で歩いていると、時々白いウサギが集まってくることがある。
 そして、それを追いかけて森へ入ると振り向いたウサギに頭を抉られる。
 だから、ウサギを見たら逃げなさい。一目散に逃げなさい。

 なんにしてもここ十数年の見滝原には何か悪魔的でにわかには信じがたい不吉さが立ち込めているようである。
 都市伝説とはよく言ったもので、今でも時折街中で背筋に悪寒が走ることがある。
 読者諸兄も、夜街を歩くときは十分注意されたし。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――三流ゴシップ誌切抜きより。
 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417850902




【ほむら「向日葵と傷」】の続きを読む

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2: ◆4P.KmW/GlSvm 2014/12/01(月) 01:56:51.98 ID:2tjPuZgC0
?月?日 風見野・屋台


杏子「へぇ、女神様ね。それでアンタは女神を人間に堕とした悪魔ってわけか」

ほむら「そうよ」

杏子「でもそれっておかしくない」

ほむら「なぜ?」

杏子「だってさ、その女の子は元々普通の子で、アンタはそれを元の正しい形に戻した。それだけの話じゃないのか」

ほむら「そんな単純な話じゃないの。ちゃんと聞いてた?」

杏子「与太話を聞いてやってるんだ。自由に言わせてくれよ」

ほむら「ラーメン奢ってるじゃない」

杏子「辛気臭い自称悪魔の話に釣り合ってるとは思えないね」

ほむら「あなた少し欲張りになったわね」

杏子「悪魔ならケチくさい事いうなよ」

ほむら「はぁ」

ほむら「悪魔ほど取り引きでケチをつける者はいないわ」

杏子(変わったクラスメイト。いつも疲れた顔をしていて、現れたり消えたりする神出鬼没な奴)

杏子(最初気にも止めていなかったのに、さやかがコイツと顔を合わせる度に不機嫌になっちまって自然顔と名前を覚え

ていた)

杏子「それで」

杏子「アンタは満足したわけ?」

ほむら「ええ、とても」




【QB「出来の悪いピノッキオ」】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/05/04(金) 21:02:13.30 ID:HT1UI5+w0
元ネタの人気に便乗したって言って石投げないで

〔ジャンル〕
テルマエ・ロマエ、魔法少女まどか☆マギカのクロスオーバー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1336132933(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)




【魔法少女テルマエ☆ロマエ】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/12(月) 03:08:02.72 ID:QYLmBsQSO
さやか「……どうしよう」

まどか「あーあ…」




【さやか「マミさんのソウルジェムを叩き割ったら死んだ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/16(水) 19:20:00.02 ID:oF17dvVO0
さやか「あーいらいらする・・・もう、恭介ぇ・・なんだよもう・・・」

ほむら「だから忠告したじゃない」

さやか「あ、転校生・・いたの?」

ほむら「いたわよ」

ほむら「愚かね・・美樹さやか、こうなることなんてわかりきっていたのに、ど」

さやか「あーうるさいうるさい!契約しちゃったもんは仕方ないでしょ!あんたなんてこうしてやる!」 なでなで

ほむら「え、ちょっ・・な、何するのよ!?」

さやか「うるさい!」 なでなで

ほむら「ちょ、ちょっと、やめてよ・・」

引用元: さやか「ほむらの頭撫でてたらなついた」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 21:33:18.89 ID:InHRuxA/0
ほむら「ま……か!貴女を必ず救い出すからっ!」

ほむら「全て、取り戻すからっ!!」

まどか「うん、ここで待ってる。ずっと……それじゃ、また」

ほむら「……またっ……必ず!」

まどか「行ってらっしゃい、ほむら……」

―――――――――――――――――――――――――

ジリリリリリリリッ

まどか「うぇ?……夢?」

詢子「おーい、まどか?アンタまだ部屋にいるの?遅刻するよっ」

まどか「なんだろ……なにか大事な夢……見てたような……」ポケー

詢子「まどかー!?」

まどか「!……ああああっ!?もうこんな時間!?着替えなきゃっ」トテトテ





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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/02(土) 14:16:39.09 ID:U1zoFIra0
まどかのことが好き。
それは、変えようもない事実だけれど。

ほむら「……」

そんな気持ち。
あなたが愛おしいだなんて、伝えられるはずもない。

さやか「ちょっと転校生、なにぼーっとしてんのよ?」

仁美「さやかさん、そう言いながら人のお弁当箱から物をとっちゃいけませんわ」

さやか「じゃあ仁美がくれる?」

仁美「仕方ありませんわね……」

美樹さやかにお弁当のおかずを盗まれるのはいつものことだ。
私は屋上に広がる青い空を見上げ、ふっと、気付かれないように息を吐いた。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383369398

引用元: まどか「ぎゅっとしててね?」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/12(木) 21:16:22.41 ID:8JVOGaNY0
まどか「さやかちゃんってよく男の子にされるよね」

さやか「不本意だけどね」

まどか「でもさ、やっぱりさやかちゃんは女の子の方がいいよ」

さやか「だよね!」

さやか「いや~さすがあたしの嫁はわかってるよね」

まどか「ウェヒヒ」

さやか「まったく失礼な話だよね」

まどか「本当だよね!さやかちゃんは男になったところで上手くいきっこないのに」

さやか「は…?」




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