えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

ゼロ使

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1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/08/18(木) 19:36:26.098 ID:Swy8qvIa0.net
サイト「いや、生シャナ見るの初めてだから…」

悠二「ご、ごめんシャナ。つい、珍しくて…」


ルイズ「あんた、タバサだけじゃ飽き足らず、また私より小さい子によそ見とか、ありえないでしょ」

シャナ「……私はお前よりは小さくない」

ルイズ「何か言った?」

シャナ「お前よりは小さくないって言った」


サイト「ま、まぁまぁ、2人共。落ち着けって」

悠二「そ、そうだよ。喧嘩は良くないよシャナ」

【ルイズ「ちょっとサイト!あんたどこ見てんのよ!」シャナ「悠二もよそ見しないで」】の続きを読む

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1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/26(金) 04:47:48.47 ID:ofiL7tlJi

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ボールを蹴る。蹴る。蹴る。

見渡す限りの青い芝とそれを囲む大勢の観客たち。
今このスタジアムでは帝国学園と雷門中学のフットボールフロンティア決勝戦が行われている。
雷門のFWが二人、三人と駆け上がってくる。


それを止めようとする男の中に一際異彩を放つ男がいた。


五条勝。


四十年間フロンティア優勝の座を譲らない帝国学園のスタメンにして、中学屈指のディフェンダー。
「最硬」と呼び声の高いDF陣を取り仕切るリーダーでもあり、
今まで潰してきたシュートチャンスはジャイアント馬場の生涯試合の数をも超えるという。
その輝く眼鏡とアルカイックスマイルからは感情の機微を伺うことが出来ない。
試合は依然互角。前半も残り少ない時間しか残されておらず、ここで得点を上げれば一気に雷門が優位に立つだろう。


風丸「ハアッハアッ! 染岡! 上がれ上がれ上がれ!」

染岡「わかってる!」

五条「ククク……抜かせはしませんよ」


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【(イナイレ) 五条「貴方が殺せと言うなら神だって殺しますよ」 (ゼロ使)】の続きを読む

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前回 サブ・ゼロの使い魔 (ジョジョ×ゼロ使) 第一章 その4

474 :サブ・ゼロの使い魔:2007/06/22(金) 17:13:22 ID:???
ルイズは夢を見ていた。夢の中で、ルイズは自分ではない誰かになっている。 
誰かになったルイズは、どこか古臭い部屋で仲間と思われる人々と会話を交わして 
いた。自分も回りもどこかかすみがかかったようにぼんやりとして、ルイズはそれに 
不安を覚えたが、それと同時に不思議な居心地の良さを感じていた。 
「――」 
仲間達は自分に何かを語りかける。 
「―― ――」 
しかし、その言葉もまたおぼろげにかすみ、 ルイズの耳には届かなかった。 
ルイズはそれが何故だかとても悲しいことのように思えて、なんとか声を聞こうと 
するが――聞こうと思えば思うほど、言葉はかすみ、彼らも自分もかすんでゆく。 
それでも彼らはルイズに何かを伝えようとしている。酷くかすんで彼らの顔は 
分からないが――きっと今の自分である『誰か』の大切な人達なのだろうと、 
ルイズは思った。そう思うと、彼らの声が聞えないのがなおさら辛くて、ルイズは 
声を張り上げようとする。だけどそれすらもかすみにとけて、そして、世界が、白く、 
包まれて。真っ白い闇に、全ては消えた。 

――ゾクッ、と寒気がする。誰かに見られているような視線を感じ、いつの間にか 
自分に戻っていたルイズはキョロキョロと周りを見渡すが、それらしいものは 
何もない。にも関わらず、ルイズの心はアラームを鳴らし始めた。何かよく 
分からんがこれはヤバいッ!と思うと同時にルイズの体は浮上を始め、心の 
海を上へ上へと上昇し―― 


意識が覚醒したルイズが最初に見たものは、今にもスタンドを発動させそうな 
眼でルイズを見下ろしているギアッチョの姿だった。 

【サブ・ゼロの使い魔 (ジョジョ×ゼロ使) 第一章 その5】の続きを読む

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前回 サブ・ゼロの使い魔 (ジョジョ×ゼロ使) 第一章 その2

920 :サブ・ゼロの使い魔:2007/06/17(日) 03:51:39 ID:???
なんというブチキレコンビ。ギアッチョの怒りは、まるで次はオレの番だと 
でも言うかのように静かに爆発した。 
「ところでよォォ~~・・・ 朝こいつを食った感想はどうだったよお嬢様?」 
ギアッチョは波一つない海のように静かに尋ねる。 
「最悪だったわッ!・・・そういえばあんたよくも貴族の私にこんなもの 
食べさせてくれたわね!後でお仕置きを――」 

ゴバァアァ!! 

穏やかな海が突然嵐に変わるように、ギアッチョの全身から突然冷気と 
殺気が噴き出し始めた! 
「うぅッ!?ちょっ・・・何!?こんなところで・・・!!」 
ルイズは慌てて辺りを見回すが、周囲の貴族達にはギアッチョの異変に 
気付いたようなそぶりは見受けられない。ギアッチョがミスタ達との戦いで 
得た教訓の一つ、それは他のスタンド使い達が当たり前にやっている 
「自分の能力を安易に敵にバラしたりしない」ということであった。己の命と 
引き換えに得た教訓は、彼の心の根っこにしっかりと突き刺さっている。 
激しくブチ切れた今も、「周囲に己の能力を悟らせない」という事に関して 
だけは自制が働いていた。つまり――ルイズが感じた冷気と殺気は、 
他でもないルイズただ一人に向けられたものだったのである。 
ギアッチョはすっと地面にかがむと左手で食事の入ったトレイを持ち上げ、 
背中を曲げた体勢のまま、色をなくした眼でルイズを見る。 
「つまりてめーはそんなものをこのオレに食わせるってぇわけだ・・・」 
「なッ・・・あんたは使い魔なんだから当然でしょ!?使い魔の上に平民! 
貴族と同じ地平線に立つことなんて一生ありえないのよ!!」 

ビシッ!! 

ルイズがそう言い放った途端、最近聞き慣れた音が彼女の耳に響いた。  

 

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前回 サブ・ゼロの使い魔 (ジョジョ×ゼロ使) 第一章 その1

18 :サブ・ゼロの使い魔:2007/06/15(金) 17:59:15 ID:???
おい、起きな」 
ガン!とルイズのベッドを蹴り飛ばす。しかしルイズは起きない。 
ガン!もう一度、更に強く蹴り飛ばす。しかしルイズは目覚めない。 
ドガン!更にもう一度、勢いをつけて蹴り飛ばす。しかしルイズは気付かない。 
ベッドを蹴り飛ばしていた男の眼がスッと感情をなくす。 
「クソガキ・・・このオレがわざわざ早起きまでして仕事をしてやってる 
ってェのによォォ~~」 
ギアッチョの糸より細い堪忍袋の緒は音も立てずに切れた。 
「ホワイト・アルバム」 
ギアッチョがその言葉を口にした途端、ルイズの部屋は北極の海にでも 
投げ込まれたかのように急激に冷え始めた。 
ビシィッ! 窓が凍る。 
ビシィィッ!壁が凍る。 
ビシビシィッ!!絨毯が凍り、 
ビキキキキッ!!シーツが凍り始めたところで、 
「さ、さささ寒ッ!!?」 
ルイズはようやく眼を覚ました。 
「ようやくお目覚めかァ?お嬢様」 
「なななななッ!何してんのよあんたはァーーーッ!!危うく二度と起きられ 
なくなるところだったじゃないッ!!」 
「別にいいじゃあねーか そうなりゃ二度と早起きしなくて済むんだぜ  
それによォ これでおめーは『起きなきゃ殺される』って事が理解出来た 
わけだ 明日からはちゃんと目覚められるんじゃあねえか?ええおい」 
ギアッチョの詭弁にもなっていない発言にルイズがブチキレかけた時―― 

バガンッ! 

ドアを開けたとは思えないような音を立ててキュルケが部屋に入ってきた。  



 

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37 :白の使い魔(仮):2007/06/14(木) 01:58:33 ID:???
 
―眼を開いた時、彼の眼に飛び込んできたものは満天の青空だった。 

 青空・・・? 
 バカな・・・オレはさっき死んだハズだ 
 延髄を「ブッ刺されて」よォォ・・・! 
 そうだ、覚えている・・・奴らの『覚悟』に負けたことを 

「―何だァ~?・・・っつーことはよォォ・・・ ここは天国・・・いや 地獄ってわけかァ?」 


爆風の中から現れた男はよく解らないことを呟いている。それを認識したルイズは、しかしその 
認識を疑わざるを得なかった。 



爆風の、中から、現れた、男? 

男・・・つまり人間。人間・・・つまり? 

現れた男は・・・どうみても貴族には見えなかった。つまり。 

平民。平民を召喚してしまった。 



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