えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

ミュウツー

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 15:40:29.37 ID:mxFv1v1l0
リザードン「お、おい・・・失礼なこと言うな」

ゲッコウガ「知るかよ。ポケモンバトルじゃ見たこともねえし、スマブラにだって出てないじゃねえか」

リザードン「やめろって・・・」

ゲッコウガ「ま、スマブラはともかくポケモンバトルで見たことすらねえってのは、やっぱ大したポケモンじゃないからだろ?」

リザードン「いや、それは・・・」

ゲッコウガ「俺が認めてるのはアンタぐらいだよ。同じくスマブラに出てるピカチュウの野郎だって、ポケモンバトルじゃ全然見ねえ。今やポケモンの代表格といやあ、俺とアンタだけさ」

ミュウツー「待て小僧」

リザードン「ミュウツーさん!」

ミュウツー「私はともかく、ピカチュウ君への暴言は許せんな」

ゲッコウガ「知るかよオッサン」

リザードン「オイ馬鹿!やめろゲッコウガ!」

ゲッコウガ「アンタは黙っててくれよリザードンさん。俺はアンタに呼ばれたから、わざわざ飲み屋なんかに来てやったんだぜ?それをこんなオッサンと一緒だなんて、たまったもんじゃねえ」

ミュウツー「小僧、ピカチュウ君への暴言を撤回しろ」

ゲッコウガ「うるせーよ。つうか、俺は♀だぜ。小僧はやめてくれよ」

ミュウツー「そうか。では小娘、今すぐにピカチュウ君への暴言を撤回しろ」

ゲッコウガ「だからうるせーっつってんだろ!あんな貧弱電気鼠を馬鹿にして、何が悪ぃんだよ」

ミュウツー「撤回する気はないのか?」

ゲッコウガ「何なら力付くでやってみろよ。ポケモン同士、ポケモンバトルといこうじゃねえか」

ミュウツー「良いだろう。では表に出たまえ」

リザードン「待って下さいミュウツーさん」

ミュウツー「安心したまえ。殺したりはしないよ、ひんしにするだけさ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413614419 




【ゲッコウガ「ミュウツー?誰だそりゃ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 灰色 ◆HAIIRO/RcQ 2010/08/10(火) 13:37:00.34 ID:zo2cG8sS0
レッド「あぁ…明日から……」

コンコン

レッド「入っていいよ…鍵あいてるから」

「……」

レッド「なんの用?」

「……レッド…なにも無理に旅に出る必要はないのよ…?」

レッド「わかってるよ…でもこのままでいたってどうせ…」

「…そうよね、サトシが自分で決めたことだもんね…」

レッド「わかったら早く出てってよ」

「ごめんなさい、いま出て行くわ」



母さん、ごめん




【ミュウツー「…最後まで見届けてやろうと思っただけだ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/06(金) 15:22:19.67 ID:dojpuIv+O
トキワシティ

プルルルル

グリーン「もしもし。トキワジム、ジムリーダーグリーンですが」

『ポケモンリーグ協会本部ですが、グリーン様でよろしいですね?』

グリーン「ええ、そうですが……どうかされましたか?」

『現リーグチャンピオンのワタル様が亡くなりました』

グリーン「え……」

『至急、リーグ本部までお越しください』

『後、この情報は現在最重要機密なので決して誰にも口外しないで下さい。では、お待ちしております』

ツーツー

グリーン「ワタルさんが……亡くなった……?」 




【ミュウツー「よろしい、ならば戦争だ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/13(金) 00:56:00.52 ID:vYzIFsTB0
トキワシティ、トキワ小学校



先生「それでは日直の人、号令をお願いします」


虫捕り少年「気をつけ、礼!」
サヨーナラ!



短パン小僧「ねえ後でポケモンバトルしよーよ!」

少年「いいよ!じゃあ4時にトキワの森集合ね!」

小僧「わかった!それじゃまた後でねー」 





【ミュウツー「友達・・・?」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
ミュウツー『……これは、逆襲だ』前編


ミュウツー『……これは、逆襲だ』中編

 
 626: ◆/D3JAdPz6s 2014/01/15(水) 23:54:49.53 ID:ditlEqqDo

そうじゃない。

そういうことが言いたいんじゃないんだ。

だめだ、もっと必要なんだ。

自分には、致命的に言葉が足りない。

言い表すすべがない。

どう言えば伝わるのか、見当もつかない。


ジュプトル(……だから、ダゲキは べんきょう、したいのか)

ジュプトル(なんか やっと、わかってきた)


ミュウツー『……ずいぶんな言い草だな』

ジュプトル「あれ……えっと……」

ジュプトル「いまの よくない いいかた……なのか?」


ミュウツーは怪訝そうに顔を顰めた。

そしてすぐ、相手の言語レベルを思い出して片方の眉を跳ね上げる。


ミュウツー『以前の私なら、この前のようにねじる』

ジュプトル「……やだな……」

ジュプトル「あ、ああ……はは……」

ジュプトル「そっか、なんだ……」


突如、ジュプトルはケケケと声を上げて笑い出した。

喉を鳴らし、人間とは程遠い、その種族に独特な笑い方をする。


引用元: ミュウツー『……これは、逆襲だ』 

 

【ミュウツー『……これは、逆襲だ』後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
ミュウツー『……これは、逆襲だ』前編 

 
318: ◆/D3JAdPz6s 2013/09/04(水) 22:06:09.71 ID:pAC0e4gzo

ダゲキ「あれは……いつも、いやだよ」

ジュプトル「おれも、いやだな」

ミュウツー『……ならば、なぜあんなことをする』

ジュプトル「……しんだ ポケモンは、ああするんだ」

ミュウツー『いつもか?』

ダゲキ「うん、だいたい むしポケモンは いつも」

ジュプトル「べつに、いつも おれたちが、はこんでる わけじゃないけど」

ダゲキ「ぼくたちに、その、ええと……」

ダゲキ「あわない、じゃなくて、はなれないで いること……なんていうんだ?」

ミュウツー『……ううむ』

ダゲキ「ええと……」

ダゲキ「いっ……しょ?」

ミュウツー『ああ……「一緒にいる」?』

ダゲキ「……かな?」

ミュウツー『……で、なんだって?』

ダゲキ「いっしょに、いてくれる もりのポケモンは……ぼくたちが かえす ことが、おおいよ」

ミュウツー『そうなのか』

ダゲキ「……なんでなのか、わからない けど」

ダゲキ「そういう やくそくに、してる」

ジュプトル「どうせ、おれたちが よそもの だからだよ」

ジュプトル「よそものと なかよくする、ポケモンは なかまじゃねーって」

ジュプトル「そんな ところだろ」

ミュウツー『……そうか』


引用元: ミュウツー『……これは、逆襲だ』 

 

【ミュウツー『……これは、逆襲だ』中編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆/D3JAdPz6s 2013/07/13(土) 02:01:12.30 ID:G632siqIo

――誰が生めと頼んだ

――誰が造ってくれと願った

――私は、私を生んだ全てを恨む

――だからこれは

――攻撃でもなく宣戦布告でもなく

――私を生み出したお前たちへの


ミュウツー(……忌々しいニンゲンどもめ)

ミュウツー(こんな場所を、飽きもせずによく監視し続けられるものだ)

ミュウツー(と言いたいところだが……)

ミュウツー(奴らが来るようになってしまったのは、つまるところ私がここに逃げ込んだせいか)


暗く、じめじめとした洞窟の中で、ミュウツーはそう思い至った。

この予想は、残念なことにほぼ当たっている。


かつて、自分のいた研究所を破壊して逃げた。

人間が作り、ミュウツーを作り、そして消滅した研究所。

いい思い出などほとんどなかったが、それでも自分の居場所だと思っていた時期もあった。


『私』が生まれた。

『私』を、誰かが『ミュウツー』と呼んだ。

『私』は、『ミュウツー』と呼ばれるようになった。

『私』はその箱庭で、時を過ごした。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1373648472

引用元: ミュウツー『……これは、逆襲だ』 

 

D-Arts ミュウツー
D-Arts ミュウツー
posted with amazlet at 14.08.20
バンダイ (2013-03-30)
売り上げランキング: 3,640
【ミュウツー『……これは、逆襲だ』前編】の続きを読む

このページのトップヘ