えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSSをまとめています。

一方通行

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―――


第五学区、『新入生』本拠地から数キロ離れた『無法区域』内。
全力疾走中の浜面仕上を追うのは、種類豊富の駆動鎧。総勢十数体以上。
帝国軍のイチ中小隊に相当する布陣がターゲットとしているのは、どこにでも
転がっていそうなチンピラ約一名。

いくら内情有りとはいえ、流石に不条理且つシュールな絵図だ。

そんな喜劇の台本にでもありそうな状況だが、当人たちは至って大真面目である。
特に、直撃すれば即死必至の銃火器から放たれる砲撃が先程から横を通過しまく
っている浜面の方は顔も動きも必死さが表れすぎていて、茶化す気分にもなれな
いであろう。

実際、生きるか死ぬかの絶賛修羅場中だから無理もないのだが……。


「ぃひぃい!? う、うそだろぉオイ!! 弾の無駄、ってか……兵力の無駄な
 浪費って言葉知んねえのかテメエらぁ!!? こっちは凡人どころか、地位的に
 は落ちこぼれの部類に入ってんだぞ!!? いくら何でも勢ぞろいし過ぎっ!!
 “多勢に無勢”にも限度ってモンがあんだろーーー!!?」


涙まじりの訴えにも武装集団は耳を傾けてくれない。
ウサギを狩るにも一切気は抜かずに全力を尽くす獅子。まさにそんな構図だった。
的を絞らせないために直線を走るのは基本だが、ジグザグに走るのも楽ではない。
既に莫大なスタミナが浜面の体内から消費している。
早い話、そろそろ限界が近づいていた。




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 完結】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/08/11(水) 22:35:20.79 ID:PPdYomB90
am11:00、とあるキャンピングカー内

一方通行「……、……」ムスー

結標「……、……」ジィー

土御門「……、どうしたんだそれ」

海原「くっついてしまったようですよ」

打ち止め「すー……、すー……」

一方通行「……、……」ムッスー

土御門「いや、だから、どうしたんだそれ」

海原「ですからくっついてしまったと」

土御門「意味がわからない!」

一方通行「でけェ声出すなガキが起きる」




【一方通行「……剥がれねェ」】の続きを読む

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2 : VIPにかわりましてNIPPER... - 2011/08/18 03:40:39.32 aLV867QF0 2/253


「一方通行!」


ふと、自分を呼ぶ声が聞こえた。聞き慣れたその声は同居人のものだ。
声の聞こえた方へと首を動かせば、長い髪をまとめたその人物はこちらに歩み寄ってくる。
いつもの緑色のジャージではなく、重苦しそうな警備員の装備を身に纏っていた。

「こんな所で何やってるじゃんよ」

「……暇だから出てきただけだ。俺が散歩しちゃ不味かったのか」

「いや、そうじゃなくて」

恐らくパトロールか何かの最中であろう黄泉川愛穂は、何故か目を丸くしながら自分を見ている。
そしてある方向を指さして彼女が言った。

「…ついさっき、そこの通りを歩いてたじゃんよ? なんでここにいるのかと思ったじゃん」

「はァ?」

何を言っているんだ?
右手に持った缶の中、僅かに残ったコーヒーがちゃぷんと音を立てた。
自分はずいぶん長い間このベンチに座っている。三十分とまでは行かないが、十分以上は経過しているだろう。
そもそも彼女の示す道を通った記憶はない。正反対の通りを歩いてきた筈だ。

「俺ァずっとココに居たぞ。いつの話だソレ」

「ほんの数分前じゃん? そんな目立つ容姿、そうそう間違える筈ないと思うんだけど」



【一方通行「オマエだって、もォこの家の一員だろォが」】の続きを読む

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210: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/05/15(土) 00:20:05.53 ID:ubkpOuU0
 
ある日… 
黄泉川の家

一方通行「……語尾が長すぎンだよ」


打ち止め「……え、なになに、何が長いって?
…ってミサカはミサカはあなたの一人言を再度確認してみたり」


一方通行「…だから、お前のそれのことだクソガキ、その語尾のことだ」


打ち止め「…語尾?語尾ってなんのこと言ってるの??
よく分からないんだけどってミサカはミサカは」


一方通行「だから!!そのいっつも語尾につけるヤツのことだ
っていってンだろうがァ、このクソガキィ!!

そのミサカはミサカは~、っていうくそ長ったらしい語尾のこと言ってンだ!!
うっとおしくてたまったモンじゃねえンだよ!!!」





【一方通行「……語尾が長すぎンだよ」】の続きを読む

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上条当麻と浜面仕上。

こうして対面するのは実質二度目だった。
しかも一度目に会った時の立場は全くの逆位置。見事なまでに対立し合っていた記憶がある。

綺麗に言えば、互いに譲れないものを抱えていたために拳を交えた間柄。
汚く言えば、『無能力者』同士による相違した意地の張り合い。

どちらにせよ、発進した最初だけは上条と浜面の間に幾分かの不和が生じていた。

しかし、過去の因縁にさほど囚われない性格の上条が重苦しい雰囲気を嫌ったのか、気軽な印象で
浜面に話し掛けた。


「よう、なんつーか……久しぶり」

「あ、ああ……そうだな。っつか、まさかアンタが第一位の差し金だったとはな……世間ってのは
 本当に狭いモンだ」


過去の一件以来な二人の会話は無難な挨拶から始まりを告げる。
とは言っても意外な再会に驚いただけで、両者の間に蟠りや柵はさほど感じられない。
今は敵対する理由など何処にも存在しないし、そんな場合でもないからだ。

「浜面仕上だ。水に流すって言い方は変かもしれねえが、争う気も蒸し返す気もねぇ。とりあえず
 よろしく」

「あぁ、俺は上条当麻。前にも言ったけど……お前と同じで、ただの無能力者だよ。まさかこんな
 場面でまた会うなんてな。はは」




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その5】の続きを読む

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一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その1 

一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その2 

一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その3

3: ◆jPpg5.obl6 2011/08/21(日) 18:33:59.69 ID:Zk4zZ5Rv0


―――



病院をバックに走る浜面仕上。
滝壺の綺麗で安らかな寝顔を頭の中に残したまま、彼は仲間のスキルアウトが待機している地点を目指して疾走していた。

新たな情報、それもこれまでで一番の有力な情報を掴んだのだ。


『フレメア=セイヴェルンが脱走した』という情報を。


連絡を受けた時、耳を疑った。
詳しい話は合流時に聞く予定だが、何でも『新入生』と思しき謎のグループの人間同士が会話している所を仲間が偶然聞いて
しまったらしい。会話の内容は『フレメアという少女』、『今朝未明に見張りの隙をついて逃亡した』、『現在行方を捜索中』
とのことだ。

天の恵みのようなこの連絡に浜面は血相を変えた。
ついに、均衡を保っていた状況が転化する。否が応にもそう予感してしまう。
感情を昂ぶらせたまま、浜面は連絡をくれた仲間の乗っている車が路上に停車しているのを見つけ、勢い任せに飛び乗った。


事実を確認する。

フレメアはこの街のどこかを今も逃げ回っている。




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その4】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/12/22 17:02:35 ID:o5FAYec90
MNWは間を埋める程度に出てきます
御坂妹のキャラ崩れまくりです


御坂妹『…ということでミサカ達は学園都市に行くことになったんですよとミサカは淡々と説明します
     少し遠いのですが、調節のためなのでどうこういってられません』

打ち止め『へぇー、こっち来るんだね!ってミサカはミサカはちょっぴりテンション上がってみたり』

一方(…………)チラ

一方(あァ、また例のミサカネットワークって奴か…)





【御坂妹「お世話になります」一方通行「」】の続きを読む

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―――



「よーう、こんなトコで二人して何をコソコソ内緒話してんのかにゃー? 俺も混ぜてくんない?」


「土御門……!」


上条が驚きの声を漏らし、一方通行の目つきが一層鋭さを増す。
颯爽と登場した土御門が歩くスピードを緩めずに合流する事で、初めての組み合わせが誕生した。


「連れションなら誘ってくれよ。水臭いヤツらだにゃー」


腹立たしさがマックスに達するには充分すぎるニヤケ面。
しかし、ここまで冷静に事を運んできた一方通行だ。簡単に激情するような展開にはならない。

その代わりに、肉食獣すら慄くほどの殺気を放った。


「………………」


(クソったれ……、最悪のタイミングで登場してくれやがって……! どこまで俺の予定を狂わせりゃ気が済むンだ
 このクソボケ野郎が……! ちっ、上条の前で迂闊にこいつと接触するのはやっぱ拙いな……。土御門もその辺は
 弁えてるはず……。けど、だったら何故この場にのこのこと現れる!? 本当にどこまでも底が読めねェ……)


上条の前で土御門と対話していいものか躊躇する。




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その3】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/30(金) 21:40:19.24 ID:CH+4J1zgO
一方通行「ン?」

上条「……」

一方通行「アイツ、コンビニで何してンだ?」

一方通行「雑誌コーナーンとこをジッと見て」

一方通行「立ち読みする本を決めあぐねてンのか?」

一方通行「あ、離れていった」




【一方通行「コンビニ、コンビニ」】の続きを読む

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前回 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その1

396: ◆jPpg5.obl6 2011/04/23(土) 19:48:52.13 ID:6fU7aQkz0


――― 



「ありゃりゃ、なんだか足下がおぼつかない様子に見えるけど?」


降り口の階段でニヤニヤしながら伺ってくる番外個体が厚かましく感じた。
しかしそれを言葉にした瞬間、この弱った体に更なるダメージが付加される未来は予知能力者で
なくとも予知できる。


「っきしょうがァ……頭がぐわンぐわンしやがる。殺人マシーンの一種かよありゃあ。死者が出
 てもおかしくねェぞ」

「自身の貧弱さから目を逸らすなって。っつか免疫なさすぎ! しょっぱなからそのザマじゃあ、
 先が思いやられるね」

「ほざけ。誰だって初見には泡吹かされるモンだろォが」

「このパターンは単にあなたが脆いだけじゃん」


腕に絡みつく番外個体の腕。肩を借りるような形で支えられているのは苦肉にも幸いだった。
一方通行が能力に頼りきった道程の代価は、上条当麻が実験を阻止した段階で既に立証されている。
能力に頼れない境地に立ってからは暗部生活で自衛技術を少しは磨いたと言っても、やはり簡単に
肉体は強化されてくれなかったようだ。




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その2】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/28(月) 20:18:54.80 ID:eUJsdX4w0

打ち止め「さっきお店でもらった福引券があるでしょ?その福引の一等が温泉旅行なの、ってミサカはミサカは情報提供してみたり」

一方通行「福引ィ? ンなもの簡単に当てられるもンじゃねェだろ?」

打ち止め「へっへーん。あの福引はコンピュータを使ってるんだよ?ってミサカはミサカは自分の活躍の場が出来た事に喜んでみたり」

一方通行「はァ? 何言ってやがンだ?」

打ち止め「ちょっと待っててね、ってミサカはミサカは福引券を片手にスキップしてみたり」


「一等賞~! 四人一組温泉旅行~!」

一方通行「ま、マジで当てやがった……」




【一方通行「はァ? 温泉旅行だァ?」】の続きを読む

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           少年は求めた

       何者にも届かない無敵のチカラを


           少年は欲した

       失いたくない存在を護れるだけのチカラを

               
           少年は恐れた

       蹂躙や破滅の運命によって希望の炎が消えてしまうことを


           少年は抗った

       愛すべき者の未来 ただそれだけのために       





           少年は手に入れた


       それは何よりもかけがえの無い 比喩し難いほどに大切な――――――




【一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」 その1】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/18(土) 10:41:12.47 ID:Ctzj+JR50
一方通行「暇だ……。暇過ぎて地球の自転を逆回転にしちまいそォだぜ」

一方通行「そォだな……こんな時は>>3でもするか」

 

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413596462 





【一方通行「暇だから>>3でもするか」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/09/12(日) 02:41:53.36 ID:2ZJrlcSE0

 かつて彼と敵対したことのある人物がその光景を見たら、間違いなく目を疑うだろう。あるいは自分の脳を疑いか

ねない。
 そのくらいありえない光景だった。

(クソったれが、冗談じゃねェぞ!?)

 学園都市最強と名高い超能力者(レベル5)は今まさに絶体絶命の窮地にあった。
 ズキズキと痛む頭に加え、強烈な圧迫感で胸が詰まりそうになる。本来ならそれはありえないことだった。彼の能

力はあらゆる物から彼を守る。核爆発からも生還できる化物がこうも簡単に追い詰められるなどあってはならないこ

となのに。

(どォしろってんだこンなン……)

 銃弾をぶちまけたところで意味は無い。
 自慢のベクトル操作も全くの無意味。
 そもそもこれはそういう方法で倒せるような相手ではないのだ。
 けれど諦めるわけにはいかない。震える指先を必死で動かし喰らいつく。それがどんなに無様な姿であろうと、今

の一方通行には関係ない。
 頼まれたのだ。先ほどまで共に居た彼女の最後の言葉……自分の代わりにどうかと、この場を任されたのだ。
 しかし、それはあまりにも圧倒的で、

(どォしろって――――ッ!)

 学園都市第一位はその日、あまりにもあっさりと沈んだ。




【一方通行「佐天さんマジ天使!」佐天「……はい?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/05/29(木) 17:13:44 ID:ZW/.wyno

打ち止め「ねーねー、あーそーぼ?ってミサカはミサカは営業スマイルでおねだりしてみたり!」グイグイ

一方「あァ?メンドクセェから芳川か番外個体と遊ンで来いよ…」ゴロン

打ち止め「ミサカはあなたと遊びたいのーってミサカはミサカはぐいぐいぐいーっ!」グイグイグイグイ

一方「あァ…わかった、わかった…何がしてェンだ」

打ち止め「じゃあなぞなぞしよう!ってミサカはミサカは第一希望を述べてみる!」

引用元: 打ち止め「あそぼ!」一方「しょォがねェな」 

 

  【打ち止め「あそぼ!」一方「しょォがねェな」】の続きを読む

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・ここまでのあらすじ


ロシアから再び一方通行の抹殺のため学園都市に送り込まれた番外個体。
しかし、到着寸前で航空機を何者かに狙撃され墜落。番外個体はその事故で記憶障害を負ってしまう。
学園都市で平穏な生活を取り戻した一方通行と番外個体は病院で再会し、統括理事長の計らいで二人は
共同生活をするハメになる。
一方、その裏で軍用クローン『怨念個体《キハラゴースト》』として復活していた木原数多の復讐計画
も動き出していた。番外個体を排除しようと航空機の狙撃を差し向けた木原だが、逆に番外個体を利用
する作戦を企てる。

その計画に巻き込まれ、木原に突然拉致監禁されてしまった御坂美琴。

護衛を口実に始まった一方通行と番外個体の同居生活は思いのほか平和に過ぎていた。
だが、そこへ木原数多が見計らったように美琴の失踪を学園都市じゅうに知らしめる。報道を聴いた
一方通行は激怒し、番外個体から目を離して外へ飛び出してしまった。

離れ離れになった一方通行と番外個体の前に障害が現れる。一方通行には木原数多、番外個体には部下
の出雲傭兵。まんまと術中にはまってしまった二人は彼等に収容される。

それから続いた過酷な拷問。
御坂美琴、一方通行、番外個体。囚われの身となった彼女達の運命を弄ぶように時間は流れていく。

だが、また一方で動き出していた上条当麻率いる“御坂美琴捜索隊”は、土御門元春の活躍により有力な
情報を仕入れていた。
その後、初春飾利によるハッキング技術を駆使し、こちらに有利な状況を作りだして木原数多がボスを務
める地獄の猟犬《ケルベロス》のアジトへと突入した面々。学園都市で最大クラスの『裏世界』へと少年
たちは飛び込んでいった。全ては『仲間』救出のため。

このあまりに危険な要塞で抵抗を続ける小さな希望。しかし、その光は確実に輝きを増していく。

【番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ?」 その4】の続きを読む

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――――


結局、単独で美琴の救出に乗り出そうとした上条は黒子と佐天からこっぴどく怒られてしまい、彼等はひとまず作戦を練る事
にした。
資料にはアジトの地図と住所。そして首謀者の木原数多についての詳細が記されていた。
土御門の暗躍成果に彼等はざっと目を通し、まず黒子が硬直する。


黒子「首謀者、木原数多……『木原』って……まさか!?」

上条「ん…? 白井……?」

初春「これって、偶然……なんですか……?」

佐天「………っっ」

上条「……???」

黒子「どうやら……『因縁』のある相手のようですわね……ッ!」

上条「……おい、みんなさっきからどうしたんだよ? この『木原数多』ってヤツのこと、知ってんのか?」

初春「いえ…実は―――」


~ポルターガイスト事件について簡単に説明中~


上条「―――そんな事が……それじゃ、この“木原”って!?」




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常盤台女子寮門前

黒子は、上を見上げたまま立ち尽くしていた後ろ姿に声を飛ばした。

「上条さんっ!」

「ん…?」

その声に反応した上条が、ついに振り向く。

「あっ、白井!」

そして、黒子の顔を見るなり上条もコチラへと駆け寄ってくる。
それはまるで別々に逃亡していた仲間同士が無事に落ち合ったかのような場面だった。

「ようやく見つけましたわ……」

「え?」

「貴方のことも捜してましたのよ! お姉様のことで…」

「いや、俺もお前に訊きたいことが……」

「え……」

これでようやく手掛かりが掴めるかもしれない。
黒子は気の緩んだ表情をすぐにキリッと戻して上条に尋問しようとするが、その前に上条が口を開いたのだ。




【番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ?」 その2】の続きを読む

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2: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/09/10(金) 18:25:44.99 ID:7.2Lf8w0

《第三次世界大戦》終結―――




―――キィィィィ……ン





寒いロシアとは一転し、暖かく綺麗な夜景が映えた『学園都市』の上空を飛行する一機の小型旅客機。
機内の窓際では一人の少女がその風景を見下ろしていた……。



「……………」



少女の格好は全身真っ白に僅かな模様が入ったタイツのようなスーツ……。
何と言うか奇抜で、それこそアニメにでも出てきそうな戦闘服……そんな印象だった。




「久々の学園都市かぁ………夜だってのに相変わらず眩しいわね」




【番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ?」 その1】の続きを読む

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1: ござるの人 ◆AOfoWrbTbe5x 2011/02/18(金) 21:43:20.04 ID:xFeiE/140
上条「閃いた」




【上条「一方通行ってそこらの女より可愛いよな……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/20(金) 10:24:18.85 ID:RMOhNsrH0
とあるファミレスにて


一方「あいつらと来たら毎日毎日ギャアギャアと飽きるって事を知らねェ……」

浜面「まだ実力行使されないだけ良いだろ、されたとしてもお前なら返り討ち楽勝だろうし。俺なんて人権すら危ういんだぞ?」

上条「いやいや、自分で言うのもなんだけど、上条さんの不幸に比べたらまだマシですよ。明日食う物にすら困り始めたし……」

一方「だいたいよォ、あいつらは集団で来るから始末に負えねェ、全部ブッとばしちまうわけにもしかねェし……」

浜面「集団なんて言ったら俺は元暗部組織丸ごと一つに虐められてるようなもんだぜ?」

上条「俺は知らない間にどんどん相手が増えてくるんだよな……」

一方「ンだよオマエら……なンなンですかァ!? 今日は俺が一番苦労してるっつー話だろうが!」

浜面「いや、苦労なら俺の方が上だって! 第一位なんだから苦労って言ったって無能力者から比べたらたいしたことないだろ?」

上条「苦労って言ってるうちはまだ良いんだよ、苦労が限界越えると不幸になるんだ……」





【一方通行「苦労が絶えねェ」浜面「俺なんかなぁ」上条「不幸だ……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/17(土) 22:20:02.26 ID:b5roQ/zoO
美琴「この問題について教えてほしいんだけど」

一方通行「お前にわからないような中二程度の問題があンのかよ」

美琴「いくら私でもそれくらいあるわよ!悔しいけど!」

一方通行「そォは見えねェがなァ」

美琴「そそ、そう?」

一方通行「……ったく、貸せ」

美琴「なんだかんだ言いつつもやってくれるのね、ありがとう!」

一方通行「……チッ」

美琴「あの……ところで」

一方通行「上条なら月詠に呼び出されて職員室だ」 




【美琴「せーんぱいっ」一方通行「あァ?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/12(土) 17:20:38.58 ID:njJ9E6/x0
では、何をやってるのでしょうか?

一方「新発売じゃねェか・・・買いだな」

まず・・・一日中コーヒーを飲んだり、

打ち止め「ねーねー、コレ甘い?ってミサカはミサカは首をかしげてみたり」

一方「微妙だなァ、ガキはやめとけ」

一日中コーヒーを飲んだり、

一方「ン・・・もうなくなっちまった。問屋で買ったがマシかもなァ」

一日中コーヒーを飲んだりして過ごしてます。





【一方通行は働いていません。】の続きを読む

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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21(水) 22:51:11.35 ID:Azit7TcgP
一方「正気か?どンなギャグだ?」

木原「いや、本気だぜ一方通行。俺も唐突に湧き上がる気持ちにわけが分からねぇが、この気持ちは本物だ」

木原「そもそもてめぇみたいなガキが、こんな暗部にいちゃいけねぇんだ。来い、子供は堅気の世界へ行くべきだ!!」

一方「…(誰だコイツ)」




【木原 「愛してる」  一方通行 「なン……だと……?」】の続きを読む

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1: 2014/10/15(水) 19:58:49.33 ID:i+I8mtG60
 

とある公園

御坂「ちょっとあんた」

上条「げえっ!!!ビリビリ!!!」

御坂「アンタなんで私の電撃が効かないのよ!」

上条「やれやれ…」

上条「不幸だ…」

御坂「勝負しなさい勝負!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413370719
 



【一方通行「……何やってンだ、俺」 美琴「なんで死んじゃったのよ・・・ バカ」】の続きを読む

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2: しいたけン 2012/06/05(火) 22:32:32.24 ID:E0A8qXL60
1.桃太郎

昔、昔あるところに

お爺さんと

上条「は?、不幸じゃ?」

お婆さんがいました

白井「役人ですの!」

ある日、お爺さんは山へ芝刈りにお婆さんは川へ洗濯に行きました。

白井「洗濯物が多いですの」

すると、どんぶらこどんぶらこと



ゼブラ柄の桃が流れて来ました

白井「お持ち帰りですの!」

お婆さんは家に持ち帰りお爺さんに見せました。

上条「こ、これは…」

白井「?どうかしましたの?」

上条「イイぜ。お前がまだ桃の中にこもるって言うなら…」

上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」

そう言いながらお爺さんが桃を叩くと、桃が二つに割れて中からセロリがd

一方通行「おい、誰がセロリだ」



【一方通行「日本昔話だとォ…」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/09(火) 22:03:12.62 ID:Ubd5IPTsO
一方通行「テメェらを皆殺しにすりゃオレは完全体……すなわちレベル6になれるとコンピュータは弾き出した」

御坂妹「それはすでに承知の上です、……とミサカは応えます」

一方通行「だったら話は早ェ、早速ぶち壊させてもらうぜ、人形さンよ!」バッ

御坂「……ふん」ベキィ!

一方通行「が…がはぁ…!」ドサッ

御坂妹「おや、もしかしてこの程度ですか?…とミサカは落胆の色を隠せません」

一方通行「バ…バカいうンじゃねェよ、まだウォーミングアップだってンだ…」




【一方通行「超えてやンよ、レベル5の壁ってヤツをな…」】の続きを読む

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黄泉川「ハァ……ハァ……ゼェ…」

鉄装「ゼェ……ハッ……ハァ…」

追っ手を引き付ける囮となるため、通りを逆走していた黄泉川と鉄装は前方100mほど先に武装兵たちの姿を視認すると、通りの脇に停車されていた軽自動車のバンパーの陰に咄嗟に身を隠した。

ダカカカカカカカカカカカカカカカカカ!!!!!!!

それに気付いた武装兵たちが発砲し、銃弾が車体に降り注ぐ。
黄泉川と鉄装は、着弾によって発生した微振動を車体越しに感じ取った。

黄泉川「先遣隊、ってところじゃん。恐らくこの後メインの勢力が追いついて来るじゃん」

鉄装「でも、主力部隊どころか先遣隊も通す気はないんですけどね」

黄泉川「あったり前じゃん」

2人はニヤッと笑みを交わすと、バンパーに上半身を乗り出し、SIG 550アサルトライフルの折りたたみ式銃床を肩にガッチリ固定した。そして、狙いを定めると思いっきり引き金を引いた。

ダララララララララララララララララ!!!!!!

2つ分の斉射が武装兵たちに振るわれる。武装兵たちは物陰に身を隠した。

ダカカカカカ!!!!!! ダカカカカ!!!! ダカカカカカカカカカカカカカ!!!!!!!

次いで、反撃が行われる。

黄泉川「チッ」

黄泉川と鉄装は咄嗟に車体に身を隠し、ものの数秒で弾倉を切り替え遊底を引く。

鉄装「敵兵の数は7、8名といったところでしょうか」

黄泉川「ああ。数の上では不利じゃん。問題は、どれだけ時間を稼げるか、じゃん」

鉄装「もちろんそのつもりですよ!」

敵の銃弾が止んだ隙をつき、再び黄泉川と鉄装は射撃を開始する。

ダララ!!! ダラララララララ!!!! ダララララララララララララララ!!!!

黄泉川はダットサイトを覗き、アンチスキルで得た射撃テクニックを駆使して敵兵を薙ぎ払っていく。
鉄装もまた同様に、容赦なく武装兵たちに銃弾を浴びせていた。 



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美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」2 前編

634: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/06(火) 23:21:44.39 ID:HYcJdkc0
3日後・上条たちのアジト――。

上条「言った通り、黄泉川先生の部下の1個小隊が陽動で敵の主力を引き付けてくれる。その間に、俺たちは敵の一拠点を潰すぞ」

メインルームで作戦会議を行う上条と一方通行と御坂妹。
彼らは今、手元の資料に注目している。

上条「能力を持った科学者、魔術師、あるいは武装した兵士。何が出て来るか分からないが、十分気を付けてくれ」

一方通行「数あるうちの1つとは言え、敵の拠点に攻撃を仕掛けるンだ。こりゃァ、かなり危険な仕事かもなァ……」

頭をかきながら資料を眺めていた一方通行が一言呟いた。

御坂妹「表の陽動との連携が上手くいけば、我々もスムーズに行えるでしょう、とミサカは推測します」

一方通行「ま、やってみる価値はあるかもなァ」

上条「そういうことだ。御坂妹……」

御坂妹「はい?」

と、そこで上条が御坂妹に視線を向けた。

上条「さっきも言ったが、別に無理して付いて来る必要は無いんだぞ? 破壊工作ぐらいなら俺たち2人でも出来るんだから」

御坂妹「いえ。ただでさえ人数が不足しているのです。援護は多い方が合理的でしょう、とミサカは主張してみます」

上条「なら、無理して止めないがな……」

含みのあるようにそう言う上条。
御坂妹は何も返さず、ただ黙っていた。

御坂妹「…………………」 



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とある部屋――。

狭く、窓も無い部屋の下、上条と一方通行は紙束の資料を読む作業に追われていた。
傍らでは、無言の御坂妹が行儀よく椅子に腰を掛けたまま、2人の様子を眺めている。

一方通行「大事の前の再確認だからしょうがねェが、目の疲れが半端ねェな」

上条「そう言うなよ。もうあと数日で全てが始まるんだから」

一方通行「にしても、アイツはあのまま放っておいていいのかねェ?」

上条「あいつって? 御坂たちのことか?」

上条は顔を資料に向けたまま、視線だけチラッと一方通行に寄せる。

一方通行「“22匹目の養殖魚”のことだよ」

上条「ああ……」

一方通行「何でもアイツ、外の週刊誌の記者と接触してペラペラ話してるそうじゃねェか。こっちは楽園だの、もう心配する必要も無いだの……。危機感というもンがまるでねェ。恩を仇で返すとはこのことだろ」

上条「別に匿名で取材受けてんなら大丈夫だろ。あの連中だってそっちに構ってるだけの余裕は無い。それにあいつはもう海にいるから“養殖魚”じゃないぞ」

一方通行「ンなこたァ、どうでもいい。アイツのせいでこっちの活動に支障きたされても困るンじゃねェか?」

上条「その活動にしたって、もうほぼ終わってる。後は本番の大事が控えてるだけ……。本番が失敗すりゃ、当初の予定通り、御坂たちをターゲットにするだけ。ま、今のところその可能性が高いけどな……」

至極簡単に、上条は言う。

一方通行「フー…まァ、オマエが気にしてないなら、別にいいンだけどよ……」

上条「で、他に心配事は?」

一方通行「あァ? いや、特にこれといったことはな…。懸念材料も、もうねェだろうし……」

御坂妹「そのことについですが……」

ずっと2人の会話を聞いていた御坂妹が、呟くような声で小さく手を上げた。

上条「ん?」

一方通行「あン?」

上条と一方通行は姿勢はそのままに、視線だけ御坂妹の方へ向ける。

御坂妹「お姉さまたちのことはもう放っておいてよいのですか? とミサカは訊ねてみます」

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