無理やり意識が引き起こされたように目が覚めた。
時計を見れば、アラームより1時間も前に起きてしまったみたい。
霞む視界には、ただ暗い部屋の天井が広がっているだけで、思考も回らない。
脳裏に張り付いた夢の中の私が、延々と頭の中に居座っている。
しばらくの間二度寝を試みたけど、下着が張り付くほど汗をびっしょりとかいているのに気がついた。
善子「――はぁ……お風呂入っておこうかしら」
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KADOKAWA (2017-10-07)