少し、昔話をしませんか?
彼女がそう切り出したのは、第3回目の総選挙を終えた帰り道の事。
出来れば静かなところで、と御所望を頂いたので夜の海水浴場へと車を走らせた。
長話になるかも。
構わないさ。どうせ明日は休みだから。
そう言葉を返せば、彼女はくすりと笑って砂浜を歩き始める。
静観とした海水浴場と、夜空には散りばめられたの星。
告白するにはうってつけですね、なんて。からかうように笑った後、彼女は波打ち際に腰を下ろした。
さて、それじゃあ始めましょうか。
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引用元: ・モバP「とあるウサミン星人の物語」