~☆
テーブルの前に腰掛けるマミ。自分の家に帰って来ていた。
浴室からお湯が床にぶつかり跳ねる音がする。杏子が身体を洗っている。
成り行きで、マミは杏子を連れ帰っていた。
始終マミといる事が心底嫌そうな顔をしながらも、
こうしてマミの家にまでおとなしく付いて来ている。
とりあえず本気で嫌がっていないという事は間違いない。
マミは杏子の強情さに笑い出したくなった。
杏子が強情だったのはその態度だけではない。
道中、やけに杏子が左腕を気にかけていると思いマミが触って確認してみると、
腕はただ形だけ繋がっているばかりで、
すなわち左腕の怪我そのものは全然治っていなかった。
どうやらマミに弱みを見せたくなかったらしい。
しきりに治療を嫌がるそぶりを見せたが、もちろん家に着いてからマミが無理やり治療した。
テーブルの前に腰掛けるマミ。自分の家に帰って来ていた。
浴室からお湯が床にぶつかり跳ねる音がする。杏子が身体を洗っている。
成り行きで、マミは杏子を連れ帰っていた。
始終マミといる事が心底嫌そうな顔をしながらも、
こうしてマミの家にまでおとなしく付いて来ている。
とりあえず本気で嫌がっていないという事は間違いない。
マミは杏子の強情さに笑い出したくなった。
杏子が強情だったのはその態度だけではない。
道中、やけに杏子が左腕を気にかけていると思いマミが触って確認してみると、
腕はただ形だけ繋がっているばかりで、
すなわち左腕の怪我そのものは全然治っていなかった。
どうやらマミに弱みを見せたくなかったらしい。
しきりに治療を嫌がるそぶりを見せたが、もちろん家に着いてからマミが無理やり治療した。
【巴マミ「寄生獣?」 完結】の続きを読む