朝日と共に彼らは活動を始める。
甲高い鳴き声が睡眠を邪魔する。
眠りが眠気と変わり、意識が半覚醒し、カーテンの隙間から侵入する光に脳が反応してしまう。
小梅「(...まだ......眠いのに)」
しかし、意識すればするほど目とは覚めるもの。
デジタル時計は、5:00を表示していた。
寝不足で働かない頭と気怠い体をお越し、居間へと向かう。
母親はまだ寝ているようだ。
食パンの包みを抱え、意味はないけれど、家屋に侵入した殺人鬼のように音を潜めて部屋に戻る。
引用元: ・【モバマス】小梅「カラスが鳴いた」
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