笑顔を作ろうとすると強張ってしまい、自分がイメージするような笑顔を作れないのです。
なので、時間がある時には事務所の給湯室へ向かい、置いてある鏡に向かって笑顔の練習をします。
頬をつまんでみたり引っ張ってみたり、目を見開いてみたりウインクを作ってみたりして理想の表情を作るための訓練をしているのです。
その練習は三十分以上に及び、集中しすぎてしまうと向かってくる誰かの足音が聞こえるまで続きます。
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引用元: ・北沢志保「ありのままで」
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