えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

比企谷八幡

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆qcs33bVl3E 2016/04/08(金) 00:50:21.69 ID:ag13tLA10
このSSは「もし八幡と沙希が幼馴染だったら」という設定に基づいています。
それ故に二人の性格や設定も部分的に変化していますのでご容赦を!
では投下していきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460044221

引用元: 八幡「幼馴染か…」沙希「なんか文句あんの」 


 

【八幡「幼馴染か…」沙希「なんか文句あんの」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/04/06(水) 00:35:00.69 ID:Wym6nrP70
八幡「(高校を卒業し、大学生活を歩むとともに)」

八幡「(俺は1人暮らしをするようになった)」

八幡「(偶然なのかはわからないが、由比ヶ浜も俺と同じ大学だ)」

八幡「(雪ノ下は俺達とは違う大学に入ったが)」

八幡「(由比ヶ浜を通じて、今も会っている)」

八幡「(あとは知らん)」

八幡「(まぁ、以前とあまり変わらず)」

八幡「(平穏な毎日が送れている)」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1459870500

引用元: 八幡「隣の部屋の気配が気になる」 


 

【八幡「隣の部屋の気配が気になる」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆3svf9ywuI. 2014/01/16(木) 23:30:44.02 ID:3eCJ26Wx0




マヤ「シンクロ率0%、パイロット拒絶されています!!」

リツコ「ありえないわ」




初号機「………」グイッポイッ


エントリープラグ「」ザクッ




マヤ「エントリープラグ強制排出されました!」

リツコ「誰がそんな命令出したの!!」バンッ

マヤ「エヴァ初号機の独立行動です!」

リツコ「ありえないわ」



八幡「……だから、言ったじゃねぇか…」




“俺にエヴァのパイロットなんて無理だって”






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389882643

引用元: 八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」 



【八幡「やはり俺のシンクロ率は間違っている」アスカ「は?」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/05/25(日) 16:33:23.09 ID:Ifhilwr+0
初SS
事情によりスマホから
時系列は三年の夏
修学旅行終了後のif


また、夏が来た。



俺が奉仕部に行かなくなって、半年以上が経った。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401003202

引用元: 八幡「夏の終り」 



【八幡「夏の終り」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆gKQv5IanZU 2015/10/03(土) 23:48:20.27 ID:Fx2KbiL+o
東京 某コンビニ


八幡(おいおい、ここにもサンデー置いてないのかよ)

八幡(発行部数だいぶ減ったっていうのは本当なんだな)

八幡(メジャー見たかったんだがコミックス買うしかないか)

三浦「……ヒキオ」

八幡「……三浦」

三浦「……」

八幡「…………それじゃ俺はこれで」

三浦「ちょっと待った」グイッ

八幡「な、なんですか……」

三浦「なんでそんなに怯えてるし。ちょっと聞きたいことあんだけど」

八幡「……なんだ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443883700

引用元: 八幡「やはり俺が三浦優美子と再会するのは間違っている」 

 

【八幡「やはり俺が三浦優美子と再会するのは間違っている」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/07(水) 22:33:18.50 ID:ZQ+lmORu0
比企谷(やはり昼は一人で静かに食べるに限る)

雪ノ下「……」

比企谷(雪ノ下?)

比企谷(あいつこんなところで何をやっているんだ?)

比企谷(校舎裏に向かってるな……)

雪ノ下「……」キョロキョロ

比企谷(随分周りを気にしてるな……)

比企谷(まあ、あいつのことだからちゃんとした理由はあるんだろう)

比企谷(……)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375882398

引用元: 比企谷「雪ノ下と猫」 


 

【比企谷「雪ノ下と猫」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/06(水) 21:41:02.11 ID:7nqhlI0AO
小町「そう、初詣行こ!」

八幡「行かん」

小町「何で!?」

八幡「あのな小町。初詣ってのは神様にお願い事をする行事だろ。だけど今まで神様が俺の願いを聞いてくれたことはない。だから行くだけ無駄なんだ」

小町「そういうもんじゃないでしょ! ほら、今年の抱負を宣言したりおみくじ引いたり!」

八幡「その行為になんの意味があるんだって。混雑してるとこに出掛けるなんて面倒くさいだけだ」

小町「そう言ってお兄ちゃん年が明けてから一回も外出してないじゃん。目だけでなく身体も腐っちゃうよ。もう三が日は過ぎたから混んでないってば」

八幡「うーん…………」

小町「それに小町もうすぐ受験でしょ。神頼みしとく方が気分的にもいいし」

八幡「わかったわかった。ちょっと準備するから待ってろ」

小町「うん!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452084062

引用元: 八幡「初詣?」小町「うん!」 

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)
渡 航
小学館 (2019-11-19)
売り上げランキング: 1,790
【八幡「初詣?」小町「うん!」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/16(水) 19:16:30.16 ID:ybtgQNwG0
雪乃「………いきなり何を言うのかしら、この外道は」

結衣「メイン、ヒロイン?」

八幡「あぁ。俺の周りの女子の名前には法則があることが気付いた」

雪乃「………法則?」

八幡「あてはまらない奴も結構居るが………メインヒロインじゃないってことなんだろう」

雪乃「………………メイン、ね」




俺ガイルSSです。キャラ崩壊注意です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458123375

引用元: 八幡「メインヒロインの名前の法則」 

 

【八幡「メインヒロインの名前の法則」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/16(水) 15:48:04.79 ID:iEs4rrAn0

八幡「おかしい…これはおかしい…」

八幡「俺が…あんなにもらうとか…」

小町「お兄ちゃん?なにブツブツ言ってんの?」


八幡「小町か、お兄ちゃんちょっと悩んでるんだよ」

小町「悩み?」

八幡「聞いて驚くなよ」

小町「なに?」

八幡「バレンタインのチョコもらった」

小町「ふ~ん」

八幡「反応薄いな、おいっ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1458110884

引用元: 八幡「ホワイトデーのお返し」 


 

【八幡「ホワイトデーのお返し」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回 めぐり「正しいポッキーゲーム」


1: めぐりんの人 ◆Ko/dqnDkt. 2016/03/14(月) 14:52:50.35 ID:atXHjqTb0
めぐり「わ?。美味しそうなマシュマロ!」

八幡「すいません。先輩みたいに手作りじゃなくて………」

めぐり「ううん!貰えるだけでもすごく嬉しいよ!ありがとね、比企谷くん」

八幡「………そう言って貰えると、幸いです」



八幡×めぐり先輩の俺ガイルSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457934770

引用元: 八幡「正しくないラブキャンディー」 


 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第7巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016-04-28)
売り上げランキング: 1,929
【八幡「正しくないラブキャンディー」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/04(日) 00:16:15.24 ID:UFoBidbX0
3連休の初日に家で一人。
あ、かまくらはいるから一人と一匹か。
まあそんなことはどうでもいい。
今日は雨が降っている。というわけで家に引きこもる。
まあ晴れててもかなりの高確率で引きこもってると思うけどな。
ちなみに小町や両親はというと三連休を利用してまさかの2泊3日の家族旅行に行っている。
受験前に行きたいとか言って親にねだっていたがまさか本当に行くとは・・・。
ちなみに俺の参加不参加は聞かれなかった。
いや、まあ全然良いんだけどね。旅行とか疲れるし。
全然寂しくなんてないんだからね!
俺は小町が無事に帰ってくればそれで良い。あ、今の八幡的にポイント高い。

八幡「それにしても今晩から豪雨だって話なのに旅行とは悲惨だな・・・。」
つい独り言がこぼれる。

ピンポーン
八幡「ん?はーい」
雨の中誰だろう。なんか密林で頼んでたっけか?
しかし宅配業者はご苦労なことだ。こんな天気なら働かないで家にいたい。
や、まあどんな天気でも働きたくないんだが・・・。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375542975

引用元: 豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。 


 

【豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/10(木) 23:22:22.66 ID:4JSz686H0
いろは(最初、あの先輩がめぐり先輩と付き合っていると聞いた時はとても驚いた)

いろは(てっきり、あの先輩は結衣先輩か、雪ノ下先輩のどちらかと付き合うと思っていたから)

いろは(総武高校ではついに決着が付かず、大学へ舞台を変えた、あの三角関係が、まさかこんな形で終わろうとは)

いろは(私が同じ大学を選んだのは、あの先輩達の後輩として、あの三角関係がどう終わりを迎えるかを知りたいという気持ちが少しあったからだけど、その三角関係がとっくに終わっていたことを知ったのは私が大学に入ってからだった___)



めぐり×八幡の俺ガイルSSです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457619742

引用元: めぐり「比企谷くんったらひどいんだよ!?」いろは「はぁ」 


 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録(モノローグ)-(8) (ビッグガンガンコミックス)
渡 航 佳月 玲茅
スクウェア・エニックス (2015-12-25)
売り上げランキング: 4,964
【めぐり「比企谷くんったらひどいんだよ!?」いろは「はぁ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/09(水) 15:24:33.19 ID:muoF85sfo
ー 奉仕部 ー


静「ここだ、比企谷。君にはこれからこの部活に入ってもらう」

静「雪ノ下、入るぞ」ガラッ

雪乃「……先生、入る前にはノックをして下さいと前から」

静「細かい事は言うな。さて、比企谷。早速だが」

八幡「この部室も変わらねえな……」

静「?」

雪乃「どういう事かしら? ……あなた、この奉仕部に来たのは初めてよね?」

八幡「おいおい、何を言ってるんだ? まるで俺が初めから存在しないみたいな言い方をして。流石の俺でも泣くぞ」

静「……だ、そうだが、比企谷は本当に前にここに来た事があるのか?」

雪乃「いえ。見るのも名前を聞くのも今日が初めてなんですが……」

八幡「そう。俺はそこにいるのに誰にも気付かれないステルスヒッキー。リア充を夢見るアメリカンぼっち」

八幡「名字は聞いての通り比企谷だ。じゃあ、俺の名前は何だと思う? 恥ずかしがらずに聞いてみな」

雪乃「……何ていうのかしら?」

デェーーーン!!

八幡「ぼっちまーーーーーーーーーーん!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457504672

引用元: 八幡「俺の名前は比企谷ぼっちまん。リア充を夢見るアメリカンぼっちだ」 


 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。Blu-ray BOX(初回限定生産)(特典CD付)
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2015-03-04)
売り上げランキング: 11,640
【八幡「俺の名前は比企谷ぼっちまん。リア充を夢見るアメリカンぼっちだ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話」

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/07(月) 00:08:56.39 ID:RohuY4uJ0
~身代金~

大人になった八幡と結衣は結婚し、2人の間には元気で可愛らしい女の子が生まれました。
2人はその子に"留美"と名付けました。

留美「パパ、ママ、行ってきます~」

八幡「おう、変な奴には気をつけるんだぞ」

結衣「行ってらっしゃいーー!」

引用元: 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話 その2」 


 

#9 そして、雪ノ下雪乃は。
(2016-03-14)
売り上げランキング: 29,982
【八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話 その2」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 01:14:47.19 ID:IwclVlW40
~戸塚とワイン~

ある日、千葉市内の一室で大人になった八幡という男ととても可愛らしい戸塚という人がワインを飲みながら暖炉の前でくつろいでいた。


八幡「あぁ~~、俺はこんなに幸せでいいのだろうか!? 俺は今まで愛する女を3人も失ったのに……」

戸塚「大丈夫だよ、八幡にだって幸せになる権利があるんだから」ヨシヨシ

八幡「戸塚ぁ…///」


戸塚は、八幡のそばに寄り添い優しく頭を撫でました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457194487

引用元: 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話」 


 

【八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/02/23(火) 02:00:37 ID:ePOrb.7o
独身「お前眼も腐ってっけど頭の中も大概やな」

八幡「すんません」

独身「あかんわ、お前ちょい矯正せなあかんて。ほれ部活入れたるわ」

八幡「俺の意思は?」

独身「あると思うか?」

八幡「ハハッ」


独身「入るでー」ガラガラ

ゆきのん「っ!」ビクッ! バタンッ

八幡「アラサー先生、あの洗濯板娘突然ブッ倒れましたけど」

独身「気にすんなアレは重度のコミュ障害でスグああして死んだフリすんねん」

ゆきのん「」チーン

八幡「よく入学出来たなそんな欠陥人間」

引用元: 八幡「青春ラブコメ以前に色々間違ってる」 


 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続 第7巻(初回限定版)(渡 航書き下ろし文庫小説同梱) [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2016-04-28)
売り上げランキング: 1,983
【八幡「青春ラブコメ以前に色々間違ってる」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加



明後日の方向を見ながら更に狼狽しまくる輿水。その目は泳ぎに泳いでいた。自分で問い詰めといてなんだがもう少し頑張れ自称・女優。



幸子「……く、暗闇で気付かなかったんじゃ!」

八幡「その時はもう既に明かりついてたよな」

幸子「…………べ、別のルートを通って……!」

八幡「この旅館は上の階に行く階段は一つしかないだろ」

幸子「………………ちょ、ちょっとトイレに寄って…て……」

八幡「そもそもトイレの為に部屋へ行ったんじゃないのか」



発言の旅に縮こまっていく輿水。ここまで語るに落ちまくる奴も珍しい……
ここまでくると、もはや嘘をついてるって言っているようなものだ。



幸子「う、ううう……ボクじゃない、ボクじゃないんです!」

八幡「いや、そう言われてもな……」



せめて宴会場から抜け出した本当の理由を説明してくれれば助かるんだが、それも言いたくないようだし、困ったもんだ。
そんなに苦渋の表情をされると、なんだかこっちが悪い事をしてるような気分になってくる。



凛「……プロデューサー、その辺にしといてあげたら?」

文香「少し、不憫に思えてきました……」



見かねたのか、小さな声で告げてくる凛と鷺沢さん。まさかの高垣探偵団からの助け舟であった。まぁ、気持ちは分からんでもない。さっきまでうろちょろしていた楓さんも若干申し訳なさそうだ。



幸子「う、うう……」

楓「……ごめんなさい、幸子ちゃん」

幸子「楓さん……?」

楓「確かに私たちはあなたの証言を疑ってはいるけれど、それでも、貴女の事を犯人だとは思っていないわ。そこだけは信じて」



引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」 


THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 4thLIVE TriCastle Story(初回限定生産)[Blu-ray]
日本コロムビア (2017-08-30)
売り上げランキング: 83
【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加










人には得手不得手というものがある。


得意であることと、そうでないこと。その内容や数に差はあれど、誰しもが等しく持ち得ているもの。

勉強は出来るが、運動が苦手。歌は下手だが、絵が描ける。
なんだっていい。挙げればキリが無い程に、人にはそれぞれ得手不得手がある。幅広く言ってしまえば、ルックスや性格だってその内に入れてしまって良いだろう。

そんな誰もが当たり前のように受け入れているそれは、しかし実際の所は不条理な事この上ない。
この世の中には、得手よりも不得手の方が多いと嘆く者の方が、圧倒的に多いのだから。



八幡「…………」



そして例によってこの俺もその一人。

勉強も出来るし、運動も苦手ではない。手先も割と器用だし、顔だってそこそこ良い。
だが悲しきかな、そんな基本ハイスペックな俺でも、友達と恋人だけはいない。とある冷酷非道才色兼備女子から言わせれば、もうそれだけで補って余りある程マイナスらしい。……あくまでも言われた当時の話だが。


どうやら机や手元に向き合う事は得意でも、他人と向き合う才は与えられなかったようだ。



引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」 


【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加










八幡「……は? 来られないかもしれない?」



思わず、素っ頓狂な声が出る。焦りの色が含まれているのが自分でも分かった。
携帯電話を掴む力が僅かに強くなり、相手の返答を固唾を飲んで待つ。



ちひろ『ええ。申し訳ないんですが、やはりこの天気では……』



電話越しに、幾分沈んだ声で話すちひろさん。
その言葉を聞いて、俺はチラリと窓の外へと視線を移す。


雨。いや、もっと正確に言い表すならば、豪雨とでも言えばいいか。


ザーザーと響くように鳴る雨音に、時折ガタガタと窓へと風が吹き付ける音も聞こえる。

まるで台風でも来ているのではないかと思うくらいの悪天候。こういったロケーションには定番とも言える、まさしく嵐である。いや、撮影まだ始まってないよ?


この旅館までの移動手段はバスしかない。
昼間乗ってきた時の道のりを思い出すと、確かにこの天気の中を来るのは厳しいだろうな。



引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」 


【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「きっと、これからも」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加






緩やかな風が、頬をなでる。


教室内にいるというのに、どうした事か。不思議に思って視線を漂わせてみれば、近くの窓が開けていた。
大方、近くで談笑している男子が開けたのだろう。別段寒いわけでもないので、それは構わない。

しかしこうして風を受けていると、自然と思い出してしまう。



一人の少女とした、一つの約束を。



自身の想いを告げ、振られて、そして約束をした。

あの時も、気持ちのいい風が吹いていたのを覚えている。


光陰矢のごとしとはよく言ったもので、あの時から既に一ヶ月近くが経過していた。
あの慌ただしくも充実していた日々が、今ではとても懐かしい。

まぁもっとも、あいつらからは今でも色々と相談事は受けるけどな。
ケータイひとつで簡単にやり取り出来るのだから、便利な時代である。


俺がこうして学校生活へと戻ってきてから、当初は少なからず騒がれたものだ。
なにせライブで醜態を晒したあのプロデューサーが、問題を起こして辞めて帰ってきたのだ。
そりゃ、ある事ない事言われるのは仕方の無い事。

最初の頃は結構大変だったな。
下駄箱にゴミ入れられるわ、教室の黒板に悪口書かれるわ、陰口囁かれるわ。

……最後のは前からだった気もするが。

だが、俺としてはそんな事はどうでもいいのだ。
そんな問題は些細な事でしかない。


何故か。それは、今の俺の状況を見ればすぐに分かる。


引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」 

 

【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」 番外編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加



* 









漕ぐ、漕ぐ。 



ペダルを全力で踏みつけ、自転車を走らせる。 


もう、体力も限界に近い。 
ゼェハァと、息が切れる。 


けれど、そのスピードは緩めない。 


ライブ会場まで、もうそう距離は無いはずだ。 
このまま行けば、間に合、うッ……!? 


ガクンと、力が空回りするのを感じた。 


軽くコケそうになり、足を踏み外したのかと錯覚したが、そうではないらしい。 

見れば、チェーンがまた外れていた。 



親父ぃーー!? 
やっつけ仕事かオイ!! 



……まぁけど、 



八幡「ありがとよ畜生ッ!!」 



近くにあった駐輪場付近にチャリを乗り捨て、再び走り出す。 
若干申し訳ないが、今は事態が事態だ。 


ちゃんと後で回収しておく。材木座が! 




引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」 

 

アイドルマスターシンデレラガールズ おみやだより 渋谷凛
プレックス (2014-06-22)
売り上げランキング: 12,838
【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」前編

701 : ◆iX3BLKpVR6 2014/07/24(木) 01:31:14.64 ID:b0oTqJpy0 


未央「……ありがとね、プロデューサー」 

八幡「えっ? あ、あぁ……」 



不意に声をかけられるもんだから、思わず変な声を出してしまう。 
俺は何とか取り繕い、言葉を続ける。 



八幡「別に気にすんなよ。こんくらいなら千葉県民として当然のことだ」 

未央「あはは、そっちじゃなくってさ。……まぁ、それもあるんだけど、それとはまた別のこと」 

八幡「別のこと?」 



何だろう。何かお礼を言われるような事をしただろうか。 
この間凛のブロマイドあげたけど……でも代わりに凛の写メ貰ったしなぁ。あれじゃないか。 



未央「忘れてないよね? 宣材写真だよ」 

八幡「宣材写真って……あの、初めて会った時の事か?」 

未央「うんっ。しぶりんとしまむーと……私たちの、初めてのアイドル活動」 



初めてのアイドル活動。 

確かに今にして思えば、あれが俺にとっても最初のプロデュースだった。 



八幡「そういや、お前らが初の臨時プロデュースだったな。つっても写真撮っただけだが」 





        引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」  


  【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」

67 : ◆iX3BLKpVR6 2014/04/13(日) 02:57:51.36 ID:a2K0r9HD0 



* 










AM:06:00:00 



目覚まし「ごーごー! れっつごー! あ・だ・る・と! あはん♪」 



薄らと、目を開く。 
カーテンで遮られた窓の隙間から、僅かに朝日が差し込んでいるのが見えた。 

少しだけ心の中で葛藤した後、覚悟を決めて上体を起こす。 






八幡「……………………起きるか……」 






比企谷八幡の朝は早い。 

録音機能付き目覚まし時計から流れる曲で、今日も俺は起床した。 



……やっぱ別の曲に変えようかな。 





        引用元: 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」   




  【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「これで最後、だね」前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加











“お天道様が見ている”という言葉がある。


お天道様とはすなわち太陽。太陽は常に人々の真上に存在し、照らし出す。
お天道様とは太陽であり、神様を表しているのだ。


「お天道様の下を、堂々と歩けるような人になりなさい」と昔は良く言われたとか。


実際ニュアンスは違うが、俺も似たような事を親に言われたような記憶はある。
神様はいつも見ているのだから、それに恥じないような、顔向けのできるような人であれ、とな。


その時の俺がどう思ったかは、さすがにもう覚えてはいない。

しかし17年の歳月を経て、今の俺にはこう言える。


そんななのは、知ったこっちゃない。



引用元: ・八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」 



【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

前回 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」

52: ◆iX3BLKpVR6 2013/08/29(木) 01:21:03.19 ID:4SwgGZ4q0











俺が高校二年になる少し前の事だ。


いつも通りに朝起きて、いつも通り学校へ行く。
いつも通りぼっちで過ごし、いつも通り一人飯。

そしていつも通り、一人で帰る。

それが俺にとっての当たり前。
別に今更苦でもないし、家に帰りゃ小町が出迎えてくれる。それで充分。
そう思って、生活を送っていた頃の話だ。


今にして思えば、あん時は奉仕部へ入るなんて事も、アイドルのプロデューサーになるなんて事も、全く想像すらしていなかった。そりゃそうだ。

ジェットコースター人生とまでは言わないが、中々どうして、普通に生きてたら経験出来ないような人生を送っている。その内本でも出版してみようかね。


「割れ思う。故に我ぼっち。」


これは一時代築けそうだ。いやないか。


引用元: ・八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」 



やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-妄言録-(15) (ビッグガンガンコミックス)
渡 航 佳月 玲茅
スクウェア・エニックス (2019-11-25)
売り上げランキング: 10,331
【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その2だね」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/08/29(土) 21:39:02.93 ID:soT8IhoyO

八幡(これでいい…これで海老名さんの望み通りの展開に…海老名「…いいよ」)

八幡「…っは?」

海老名「だからいいよ。私も前から好きでした付き合ってください」

引用元: 八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」 


 

【八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加







八幡「さぁ、今日も反省会するぞー……」

凛「……うん」

輝子「……フ、フフ」

ちひろ「なんか、今日は妙にやつれてますね」



手痛い失敗をした翌日。
今日も今日とて反省会だ。
各々の位置は……もう分かっていると思うから割愛。



ちひろ「それで? 今日はどうだったんですか?」



話す前にちひろさんに訊かれてしまった。
もうあなたがプロデューサーでいいんじゃないですかね。

引用元: ・八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 




【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/07/21(日) 03:23:08.63 ID:Tj8frYOI0

アイドル。
それは人々の憧れであり、遠い存在。

誰にだって覚えはあるだろう。
テレビの中で笑顔を振りまき、歌って踊る。
時には歌手として歌い、時には役者として演じ、時にはエンターテイナーとして笑いをとる。
その見る者を魅了する様は、まさに憧れにふさわしい。

しかし、それも全てではない。
写し出された光景が真実のみとは限らない。
本当に性格が良いのか。恋人がいるのではないか。裏では汚い真似をしているのではないか。
そんな誹謗中傷は当然の事だ。

引用元: ・八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 




やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)
渡 航
小学館 (2019-11-19)
売り上げランキング: 707
【八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 11:08:04.20 ID:gi+EjEyj0
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」

このssは↑の番外編になります
物語はゆきのんとガハマさんがヒッキーに嘘告白してから再び顔を合わせるまでの空白の1ヶ月を描いた話です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454119684

引用元: 雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after 」

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 -妄言録(モノローグ)-(8) (ビッグガンガンコミックス)
渡 航 佳月 玲茅
スクウェア・エニックス (2015-12-25)
売り上げランキング: 7,433
【雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 23:54:07.31 ID:2Ya448ZY0
八幡(最初はからかっているものばかりだと思っていた。陽乃さんから告白されるなんて…)

1年前 クリスマス

陽乃「ねぇねぇ比企谷くん、何か面白いこと言って?面白いことが言えないなら愛の告白でもいいよ?」

八幡「あの…用事ないんなら帰っていいっすか?プリキュアのクリスマスSPあるんで?」

陽乃「比企谷くんは年上のお姉さんは嫌いかなぁ?」

八幡「いきなり…どういう…」

陽乃「も~まどろっこしいのはやめるわ」

八幡「?」

陽乃「比企谷くんのこと好きになっちゃった」

八幡「はい?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1577890447

引用元: 八幡「陽乃さんと付き合って今日で一年か…」 



やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (14) (ガガガ文庫)
渡 航
小学館 (2019-11-19)
売り上げランキング: 453
【八幡「陽乃さんと付き合って今日で一年か…」】の続きを読む

このページのトップヘ