えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

白井黒子

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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/18(月) 11:55:24.30 ID:XqF9w9Gt0
ぎゅっ

上条「さあさあ、そんなこと言わずに口と口を合わせるだけではありませんか~」ンー

黒子「嫌っ!!嫌っ!!嫌っ!!嫌あああああ!!!」

上条「嫌よといいながら期待してますね、体温が上がるのを感じます」ンー

御坂「何やっとんじゃごらあああああ!!!!」ビリビリビリビリ

上条「とうっ!」パキーン

黒子「今ですわっ!!」ヒュンッ

上条「ああっ!俺のお嬢さんが!!」

御坂「なぁ~~にが俺のお嬢さんよぉ・・・」イライラ

海原「おはようございます御坂さん。今日もお美しいですね」ニコ

御坂「あ、どーも」

上条「くそっ、美琴が邪魔しなきゃメアドゲットすら夢じゃなかったというのに」ギリギリ


俺の中じゃこんなイメージ

【上条「そこのお嬢さーん!キスしましょう!」黒子「いやああ!!!」】の続きを読む

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23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/11/11(木) 18:54:53.26 ID:rfNVwCwd0

黒子「あの、お姉様。なんで無視するんですの?」

美琴「……」

黒子「いいですわっ。お姉様がそのつもりなら」ヌギヌギ

黒子「わたくしの愛をどこまで無視し続けられるかっ、試して差し上げますのっ」ガバッ

美琴「――ッ!」バチバチバチ

黒子「あうんっ!?」バタッ

美琴「……」

【美琴「黒子を無視し続けたらどうなるか」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/02/17(水) 03:55:06.39 ID:Vagl8JCj0
黒子「いま…なんておっしゃいました…?お姉さま…」

美琴「いや…だからさあ…私、漫画よく見るじゃない?
   いろいろ知識とかも豊富だし、描けるんじゃないか
   って…漫画」

黒子「い…いや…なんでそうなるんですの…?」

美琴「こないださぁ、ある週刊誌読んでたら、
   新人漫画賞募集みたいなこと書いてあって…
   ちょっと挑戦してみようかなって…」

【美琴「漫画家になろっかな…」黒子「は?」】の続きを読む

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8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/31(水) 20:14:53.44 ID:1bckcH210
1年後で夏休み中という設定です。



~スーパー~

上条「や、やった…! 特売の卵1個残ってる! コイツはツイてるぜえええええ!!」ジーン

上条「こ、こっちはタイムセールの肉か! ふふふふ、ついに、ついに上条さんに運が! 幸が!! …ん?」


黒子「お姉さま? 何をお食べになります?」

美琴「んー…なんでもいいかなぁ」

上条(あれ? なんであいつらがこんな所に? 寮で飯出るんじゃないのか?)

黒子「全く…コック達が集団で夏風邪なんて、向こう一週間は自炊かと思うと鬱になりますわ」

美琴「ホント面倒くさいわよね」

上条(ほぅ。寮生も色々大変なんだなぁ…まぁ、いっか別に。さて今度は、青果のタイムセールでも……)

美琴「ん? このお肉なかなか美味しそうね。100gで500円って高いのかしら?」

上条「」ピタッ

【上条「無人島へ行くぞ!」 美琴・黒子「…はい?」】の続きを読む

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/12(水) 17:53:18.12 ID:YG2n4xoT0
美琴「はぁ・・・今日は雨か」 

黒子「すっかり梅雨入りですのね。この時期は女性の天敵ですの。」 


引用元: 美琴「とある雨の日の・・・相合傘??」黒子「おねえざまぁあああ」

 

  【美琴「とある雨の日の・・・相合傘??」黒子「おねえざまぁあああ」】の続きを読む

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1: !ba---ro-- 2015/05/09(土) 23:33:47.87 ID:Hghi6cC8O

わたしが上条当麻という人間を毛嫌いするのは、私の想い人であるお姉さまを取られるかもしれなかったから。だから私はその方を類人猿と呼び蔑みました。ですが……。

上条「てめぇ!!白井になにしてやがる!!」

そんな怒気に満ちた声で叫ぶのはあの類人猿……。


とある日、わたしはいつものように風紀委員のパトロールをしてましたの。そのとき、路地裏である怪しげな取引を目撃しましたの。

すると、突然仲間らしき人が後ろから……。 ガッ




薄れ行く景色のなか、私が見たのはあの類人猿でした。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431182027

【黒子「黒子は……」 上条「俺は……」 御坂「私は……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/06(金) 06:58:47.69 ID:A1i7WpQZ0
上条「ただいまー、っと」

黒子「あら、おかえりなさいまし」

上条「おう……って、おまっ、不法侵入だろ!」

黒子「んまっ、それは一大事ですの。今すぐ風紀委員に通報すべきですの」

上条「ええっと、警備員の番号は……と」

黒子「もう、上条さんったら。お茶目な冗談ですのに」

上条「……はぁ、こっちにだって客を迎えるときは色々準備ってもんが」

黒子「あら? それ、何のチケットですの?」スッ

上条「人の話を聞けよ!」

黒子「……ふむ、温泉旅行。……一泊二日……ふむ」ペラッ

上条「……俺の母さんが結構クジ運いい人でさ。当たったはいいけど日程が都合つかないからって送ってきて」

黒子「……ペア券、ですわね」

上条「そうですの」

黒子「…………」ジー

上条「……な、なんだよ」タジ

【黒子「体の芯まで温まりますの~」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/25(月) 18:29:53.34 ID:LOmdsU9o0
上条「よう、早かったじゃねえか・・・」

黒子「と、当然ですわ・・・遅れたら何をされるかわかったものではありませんもの・・・」

上条「ククク・・・よく似合ってるぞ?」

黒子「こ、この私にこんな格好をさせるなんて・・・」

上条「ククク・・・そんなに顔を赤らめておきながら外を堂々と歩けるなんて、実は期待してたんじゃねーの?」

黒子「そんなわけありませんわ!!」

上条「じゃあ着替えたらどうだ?」

黒子「そんなことをすれば、お姉さまにさせるおつもりでしょう?」

上条「わかってるじゃねーか」

黒子「なんて卑怯な・・・こんな・・・制服での外出をを義務付けられている私にワンピースなどと・・・」

引用元: 黒子「この私にこんな格好を・・・」上条「ククク・・・」 


 

  【黒子「この私にこんな格好を・・・」上条「ククク・・・」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/27(土) 11:11:59.19 ID:Z710Yk5O0
黒子「どういうことですのお姉さま!?」

御坂「うん、なんかグンマー帝国と学園都市の関係が悪化して戦争状態になりそうなんだって」

佐天「そんな話聞いたことありませんけど」

初春「一般人レベルだとそうですね、上層部のごく一部しか知らない情報みたいです」

御坂「あ、そうなんだ、じゃあみんなに話したのまずかったかな?」

佐天「そうかもしれませんね、あたしたち口外しないようにします」

黒子「そういうことではございませんわお姉さま、あのグンマーになぜお姉さまが行かねばなりませんの?」

御坂「レベル5全員でグンマー帝国の主戦派部族の族長達を捕獲しろって命令が出たのよ」

佐天「それって大丈夫なんですか?」

御坂「ちょっと連れて来るだけなんだから大丈夫じゃないの?」

黒子「お姉さま!!お姉さまはグンマー帝国の恐ろしさをご存知ではありませんの!?」



【御坂「グンマーに侵攻することになったわ」黒子「えっ!?」】の続きを読む

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/12/20(火) 18:53:12 ID:N.BWSQRE
時系列はインデックス救出後から

黒子「お姉様が話していた殿方とはお兄様のことでしたか」

上条「え、え? お兄様?」

黒子「何をキョトンとしておりますの?わたくしは上条当麻の妹、上条黒子ではありませんか?」

美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!妹って急に何よ!?そもそも、あんたの性は白井じゃないの!?」

黒子「それは母方の性ですの。わたくしの愚兄が自分と同じ名字だと不幸な目に遭うからとム・リ・ヤ・リ使わせてくれましたの」

引用元: 黒子「わたくしはお姉様の露払い、ってお兄様?」上条「へっ?」

  【黒子「わたくしはお姉様の露払い、ってお兄様?」上条「へっ?」 (おまけ追加)】の続きを読む

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1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/12/05(月) 13:49:23 .8a3SSl.
ピピピピピッ

「ん、もう朝か…朝ごはん作らないとインデックスがうるs、お姉様目覚ましがうるさいですの…」

「……ん!?今上条さんの口から何か、な、なんですの!?」

「ちょ、ちょっと待って!?待てとはというよりなんですのこの声は!?私の声ではありませんの!!」

「その口調!?えぇーっと、その喋り方は白井でないでせうか?」

上条「そうですの。常盤台中一年、風紀委員の白井黒子ですの。や、やっぱりそうだよな…」

上条「そういうあなたは誰ですの?まったくこんな狭い部屋に風紀委員の私を連れ去るなんて見上げた根性ですの」

上条「今直ぐ開放すればアンチスキルへの引き渡しを取りやめにしてもよろしくてですよ。いやえぇっとだからな」

「歯切れが悪いですわね。こほっ、それにしても声の調子がおかしいですのまるで殿方のような…何か薬でも持ったんですの?」

「いやだからな。おや、ここに鏡が…ってどういうことですの!?」

上条「私があの忌まわしき類人猿の顔になってますの!?これは、どういうこと、ちょっと落ち着けって!!」




【上条「白井と」黒子「類人猿と」「「一心同体」」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/14(月) 23:27:47.74 ID:EowU27jr0
美琴「黒子が何かおかしくなった・・・」

初春「御坂さんもそう思いますよね! 今日の白井さんは絶対に変です!!!」

佐天「え、白井さんがどこか変になったの?」

美琴「その、何て言うか・・・佐天さんも見れば分かるわ・・・」

初春「そうですね、実際に見てもらうのが一番です」

佐天「へぇ、それは楽しみだな~」






【美琴「黒子が何かおかしくなった・・・」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/16(月) 11:44:21.08 ID:HALkgGOb0
上条「ちくしょうなんてことだ・・・」

海原「上条さん・・・」

上条「お前と約束したのにな・・・」

海原「・・・・」

上条「御坂はすごく傷ついてしまった・・・」

黒子「食蜂の仕業とはいえ私たちも・・・・」

佐天「ええ・・・・」

海原「悪いのは全て食蜂です、あの女が・・」

黒子「私もう我慢できませんわ!!」

佐天「あたしもです!!」

上条「俺もだ!!」




【上条「御坂と」海原「彼女jの周りの世界を」黒子・佐天「守る」】の続きを読む

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3 : ◆nE9GxKLSVQ 2010/10/27(水) 22:50:41.73 ID:1odOo0Uo



 小春日和に包まれた、十一月初旬の学園都市―――。

 第七学区・私立常盤台中学学生寮の一室で、白井黒子(しらい くろこ)は

 天気に反した陰鬱な気分で寝床に伏せていた。



 ロシアから学園都市へと宣戦布告された戦禍のさなか、御坂美琴(みさか みこと)が

 誰にも行き先を告げず、学舎の園から姿を消して十日が経っていた。

 世界を揺るがした戦争の口火はあえなく終息したが、美琴の戦いは続いているのだろうか。

 己の寝床を横目に、敬愛するルームメイトである美琴の残り香をたしなむ悪癖に浸りながらも、

 その心は長らく不安と焦燥に苛まれている。



黒子(お姉様……一体何処に行ってしまわれたのでしょう)



美琴『黒子お願い、何も言わずに送り出して。私行かなければならないの』

黒子『ど、どういう事ですのお姉様、こんな夜更けに何処に行かれますの!? ……お姉様っ!』



黒子(お姉様は常々、ご自身が常盤台のエースであるという自覚が薄いご様子ですが……

   今回ばかりは只事ではありませんの)



 寮監や教師達に黒子の言い訳が通じたのも最初だけで、美琴の失踪はたちまち明るみとなった。

 それを受け、昨日まで行われていた非公開捜索は成果を出せておらず、

 明日には全都市への公開捜査へと踏み切る手筈が整っている。

 慕い焦がれる後輩として、また風紀委員《ジャッジメント》の一員として、

 そのような事態に陥った事が黒子には心苦しい。



黒子(お姉様はなんでも一人で抱え込んで、突貫してしまわれますのね……)



 御坂美琴は超能力者としての絶大な力を、己の信じる信念のために振るう。

 そんな一面を慕う黒子だからこそ、誰より安否が心配だった。

 美琴が窺い知れない大きな悩みを抱え、塞ぎ込んでいたように見えた夏休みの頃、

 黒子はただ気を揉むばかりで一つも彼女の力になれず、とある少年との邂逅によって

 彼女はようやく笑顔を取り戻した。

 黒子にとっては口惜しい記憶の一つである。



黒子(以前にもこのような事がありましたわね……お姉さまの事ですもの、

   どうせまた、あの殿方が関わっている事なのでしょう)



 黒子はその少年、上条当麻(かみじょう とうま)の存在をあまり好ましく思っていない。

 しかし美琴にとってはかけがえのない人物であり、いまや彼女の心の中に息づく

 大きな存在となっている事を否む所存もない。

 彼もまた己の信念を突き貫く者であり、黒子自身も彼に救われた経験があった。







【黒子「涙のリグレット、ですの」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/05(火) 22:53:52.55 ID:yR6upK4E0
「不幸だ…」

ツンツン頭の男子高校生、上条当麻は大量の宿題と補講の予定を告げられしょんぼりと歩いていた。
その背中からは哀愁のみならず負のオーラさえにじみ出ていた。
世間は夏休み真っ只中だというのに勉強という大きな荷物を背負わされている上条はとてもネガティブだ。

「今日はカップ麺で我慢してもらおう…」

補講のショックは大きかったらしく、料理する気力さえわかない。

「キィィィ!こんな所で類人猿に会うなんて不幸ですわ!」

上条の前に現れたのはお嬢様中学、常盤台のレベル4白井黒子だった。

「おいおい…上条さんは歩いてただけじゃないですか」

「うるさいですの!ところでまたお姉様にちょっかいを出したりしてないんでしょうね?!」

「あのなぁ、ちょっかいを出してくるのはいつもビリビリの方からで、上条さんは無実潔白なわけですよ」

「はぁ…もういいですの。埒が明きませんわ。それじゃ」シュッ

そういってテレポーターである白井黒子は姿を消した。

「全く、何なんだよ。不幸だー」

この短時間に彼の口癖「不幸だ」を連発するのは不吉な事象の予兆だと悟った上条は家路を急いだ。





【上条「黒子、もうやめにしないか?」】の続きを読む

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デーモン小暮閣下「ここが学園都市か」 

デーモン小暮閣下「我輩がアイドルのプロデューサーだと?」

2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2012/04/09(月) 01:13:00.48 ID:Ck71FuV/0
デーモン小暮閣下、765プロ派遣前の御話



魔界 デーモン小暮の館


閣下「あ~暇である…」

閣下「場所も終わり、テレビもつまらんし…」

閣下「まぁしかし、たまにしかない自由な時間である…ゆっくりと相撲のDVDでも見ながら過ごさせてもらうと…」

閣下「…」

閣下「いや待つのである…だいたいこの展開からすると大魔王陛下が我輩の所に厄介事を持ち込んできているような…」

閣下「戸締りぐらいはしておいた方が良いかもしれないのである」

―――――――――――――――――――――――――――――




【黒子「また貴方ですの!?」デーモン小暮閣下「再びである!」】の続きを読む

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黄泉川「ハァ……ハァ……ゼェ…」

鉄装「ゼェ……ハッ……ハァ…」

追っ手を引き付ける囮となるため、通りを逆走していた黄泉川と鉄装は前方100mほど先に武装兵たちの姿を視認すると、通りの脇に停車されていた軽自動車のバンパーの陰に咄嗟に身を隠した。

ダカカカカカカカカカカカカカカカカカ!!!!!!!

それに気付いた武装兵たちが発砲し、銃弾が車体に降り注ぐ。
黄泉川と鉄装は、着弾によって発生した微振動を車体越しに感じ取った。

黄泉川「先遣隊、ってところじゃん。恐らくこの後メインの勢力が追いついて来るじゃん」

鉄装「でも、主力部隊どころか先遣隊も通す気はないんですけどね」

黄泉川「あったり前じゃん」

2人はニヤッと笑みを交わすと、バンパーに上半身を乗り出し、SIG 550アサルトライフルの折りたたみ式銃床を肩にガッチリ固定した。そして、狙いを定めると思いっきり引き金を引いた。

ダララララララララララララララララ!!!!!!

2つ分の斉射が武装兵たちに振るわれる。武装兵たちは物陰に身を隠した。

ダカカカカカ!!!!!! ダカカカカ!!!! ダカカカカカカカカカカカカカ!!!!!!!

次いで、反撃が行われる。

黄泉川「チッ」

黄泉川と鉄装は咄嗟に車体に身を隠し、ものの数秒で弾倉を切り替え遊底を引く。

鉄装「敵兵の数は7、8名といったところでしょうか」

黄泉川「ああ。数の上では不利じゃん。問題は、どれだけ時間を稼げるか、じゃん」

鉄装「もちろんそのつもりですよ!」

敵の銃弾が止んだ隙をつき、再び黄泉川と鉄装は射撃を開始する。

ダララ!!! ダラララララララ!!!! ダララララララララララララララ!!!!

黄泉川はダットサイトを覗き、アンチスキルで得た射撃テクニックを駆使して敵兵を薙ぎ払っていく。
鉄装もまた同様に、容赦なく武装兵たちに銃弾を浴びせていた。 



【美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」3 完結】の続きを読む

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美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」2 前編

634: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/07/06(火) 23:21:44.39 ID:HYcJdkc0
3日後・上条たちのアジト――。

上条「言った通り、黄泉川先生の部下の1個小隊が陽動で敵の主力を引き付けてくれる。その間に、俺たちは敵の一拠点を潰すぞ」

メインルームで作戦会議を行う上条と一方通行と御坂妹。
彼らは今、手元の資料に注目している。

上条「能力を持った科学者、魔術師、あるいは武装した兵士。何が出て来るか分からないが、十分気を付けてくれ」

一方通行「数あるうちの1つとは言え、敵の拠点に攻撃を仕掛けるンだ。こりゃァ、かなり危険な仕事かもなァ……」

頭をかきながら資料を眺めていた一方通行が一言呟いた。

御坂妹「表の陽動との連携が上手くいけば、我々もスムーズに行えるでしょう、とミサカは推測します」

一方通行「ま、やってみる価値はあるかもなァ」

上条「そういうことだ。御坂妹……」

御坂妹「はい?」

と、そこで上条が御坂妹に視線を向けた。

上条「さっきも言ったが、別に無理して付いて来る必要は無いんだぞ? 破壊工作ぐらいなら俺たち2人でも出来るんだから」

御坂妹「いえ。ただでさえ人数が不足しているのです。援護は多い方が合理的でしょう、とミサカは主張してみます」

上条「なら、無理して止めないがな……」

含みのあるようにそう言う上条。
御坂妹は何も返さず、ただ黙っていた。

御坂妹「…………………」 



【美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」2 後編】の続きを読む

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とある部屋――。

狭く、窓も無い部屋の下、上条と一方通行は紙束の資料を読む作業に追われていた。
傍らでは、無言の御坂妹が行儀よく椅子に腰を掛けたまま、2人の様子を眺めている。

一方通行「大事の前の再確認だからしょうがねェが、目の疲れが半端ねェな」

上条「そう言うなよ。もうあと数日で全てが始まるんだから」

一方通行「にしても、アイツはあのまま放っておいていいのかねェ?」

上条「あいつって? 御坂たちのことか?」

上条は顔を資料に向けたまま、視線だけチラッと一方通行に寄せる。

一方通行「“22匹目の養殖魚”のことだよ」

上条「ああ……」

一方通行「何でもアイツ、外の週刊誌の記者と接触してペラペラ話してるそうじゃねェか。こっちは楽園だの、もう心配する必要も無いだの……。危機感というもンがまるでねェ。恩を仇で返すとはこのことだろ」

上条「別に匿名で取材受けてんなら大丈夫だろ。あの連中だってそっちに構ってるだけの余裕は無い。それにあいつはもう海にいるから“養殖魚”じゃないぞ」

一方通行「ンなこたァ、どうでもいい。アイツのせいでこっちの活動に支障きたされても困るンじゃねェか?」

上条「その活動にしたって、もうほぼ終わってる。後は本番の大事が控えてるだけ……。本番が失敗すりゃ、当初の予定通り、御坂たちをターゲットにするだけ。ま、今のところその可能性が高いけどな……」

至極簡単に、上条は言う。

一方通行「フー…まァ、オマエが気にしてないなら、別にいいンだけどよ……」

上条「で、他に心配事は?」

一方通行「あァ? いや、特にこれといったことはな…。懸念材料も、もうねェだろうし……」

御坂妹「そのことについですが……」

ずっと2人の会話を聞いていた御坂妹が、呟くような声で小さく手を上げた。

上条「ん?」

一方通行「あン?」

上条と一方通行は姿勢はそのままに、視線だけ御坂妹の方へ向ける。

御坂妹「お姉さまたちのことはもう放っておいてよいのですか? とミサカは訊ねてみます」

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美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」 前編

523: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/17(木) 22:13:26.57 ID:KfRKkG20
とある寮――。

初春「はぁ……佐天さんたち、どうしてるかな?」

そう言って初春は覗き窓を覗く。警備員が2人、背中を見せて立っているのが見えた。

初春「……この謹慎処分って、いつまで続くんだろう?」
初春「ケータイも没収されちゃったし、電話も使えなくされちゃったし、パソコンも取り上げられちゃった……」
初春「おまけに、監視もされちゃってるんだよね……」

チラッと初春は部屋の一角を見る。取り付けられたばかりの監視カメラが初春をジッと見つめていた。

初春「落ち着くことも出来ないや……」

ベッドに腰を降ろすと、彼女は本棚に置いてあるネットワークセキュリティ関係の本を読み出した。




【美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」 後編】の続きを読む

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3: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/06/07(月) 18:30:21.48 ID:/WCxYmg0
学園都市――。


美琴「喉乾いたわね……」

美琴は、とある食堂に入る――。
食堂、と言っても実際は内装が洋風の洒落た店内だ。メニューも、女の子向けばかりの軽食が揃っており、学園都市の女子学生たちに人気だった。

美琴「黒子も初春さんもジャッジメントの仕事だし、佐天さんは学校で補習。暇なのは私だけか……」

美琴はカウンターに向かい、レモンティーとサンドイッチを注文する。グラスの乗ったお盆を受け取ると、彼女は窓際の席に座った。

美琴「何よみんなして。暗い顔しちゃって…」

見渡した所、店内にはある程度女子学生たちが来客していたが、みな、あまり明るい顔をしているとも言えず、どちらかと言うと暗い表情を浮かべて会話をしていた。

美琴「以前4人で来たときは、店内は黄色い声で溢れかえってたって言うのに…。本当に今時の女子学生っ?って思うほどテンション暗いわね……。まあ、仕方ないけど…」
美琴「長居したってつまんないわね。帰ろうっと」

席を立ち上がり、グラスをカウンターに返そうとしたところ、美琴は誰かと衝突した。
相手が持っていたお盆が床に落ちる。

美琴「あ、ごめんなさい!」

女の子「大丈夫大丈夫。もう食べ終わったところだから」

美琴「そう、でも手伝うわ」

美琴は床に落ちた紙くずを拾い、ゴミ箱に捨てる。

女の子「ありがとう。いい人ね。みんなが疑心暗鬼になってる今では、ちょっとした気遣いが胸に響くわ」

美琴「どういたしまして」

ニコッと笑顔を見せる美琴。女の子も笑顔で返した。

女の子「あ」

美琴「どうしたの?」

女の子「席にケータイ忘れちゃったわ」

美琴「そう。じゃあ、私はもう帰るから」

女の子「うん、またね。元気でね」

美琴「貴女もね」

【美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」 前編】の続きを読む

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11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 09:59:54.62 ID:mR9RNm+50
黒子「……うぅ、……ん」

黒子(……眩しい。……蛍光灯?)

医者「おや、気がついたかね」

黒子(誰、ですの? ――い゛っ)

黒子「あ゛……がっ……ぅっ!」ギリッ

黒子(……の、喉が、焼けるようですのっ)ギュウ

医者「まだ起き上がらない方がいい。水、飲むかい?」

黒子「…………」コクン



【黒子「わ、わたくしとあなたの三年後に」上条「か、乾杯」】の続きを読む

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2: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/10/07(木) 19:14:46.91 ID:xMiyk2Io


「はぁ……不幸だ……」

陽も落ち始め薄暗くなりだした大通りを、上条当麻はがっくりと肩を落として歩いていた。
遠目から見ても分かるほどに、その姿からは負のオーラが滲み出ている。

もし子供に『哀愁を感じる背中』というものがどんな物かと聞かれたら、この背中を見せれば一発で理解するであろう。
それほどに強烈な暗黒ムードっぷりを、上条当麻は醸し出していた。

理由は単純。タイムセールを逃したからだ。

「あーちくしょう。あのバカ〔スキルアウト〕共のせいだ……」

よく見ると身体のあちこちに擦り傷や打撲傷の跡が見て取れる。それもかなり新しい。
簡易的とはいえ、一応処置は施してあるが応急手当程度だ。
傷口から薄く滲み出る鮮血が、ついさっき出来たケガだというのを主張していた。

そう。上条当麻は、いつも通りの帰宅ルートを、いつも通りに歩いていると、
いつも通りにスキルアウトに絡まれる女の子に遭遇し、いつも通りに助けに入った。
それだけの話である。
ただ、いつもと違ったのは、

ツインテールの風紀委員が助けてくれたことくらいだ。

引用元: 黒子「また、名前で呼んでもらえるまで」 


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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/05(火) 17:40:32.01 ID:JvGyvRqF0
とあるあんま知らんけど書くよ

コブラ「学園都市ねえ……確かにどこを向いてもオシメ取りたてって感じ」

コブラ「さてと、とりあえずその辺の奴ふんずかまえて」

不良A「あぁん? てめーぶっ飛ばすぞオラァ!}

コブラ「そーそーぶっ飛ばす、ん?」

佐天「ひっ……」

コブラ「あーらら」

引用元: 黒子「ジャッジメントですの」コブラ「んー?」 




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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) 2011/11/12(土) 00:19:45.10 ID:C0vlXnFK0
黒子「ですの。の最近は、謝ることばっかー」

黒子「ですの。このまえー、横断歩道で杖ついてる白髪のおじいさんの手を引いてあげたんでぇすぅノォウ!」

黒子「そしたらぁ、あ、NO! 第一位だったんですNO! 殺されるかと思いましたのー」

黒子「あーい、とぅいまてーん」

美琴「……」

黒子「こ、これで終わりますNO~」

美琴「…………」

黒子「ど、どうですの?」

美琴「……そ、そうね、きっと忘年会でもどっかんどっかん笑いをとれるんじゃない?」

ですの。「ですNO?」

美琴「いいと思うわ、ええ」(ウザッ)

ですの。「NO~NO~NO~。お姉さま、あんまり本当のこというとですの。困っちゃいまぁすぅNOゥ!」

引用元: 黒子「NO! NO! ですNO!」 



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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/12/30(水) 23:20:55.15 ID:9WrC3T2Y0
佐天「ねぇ、初春~」

初春「何ですかぁ?」

佐天「ちょっと面白い噂を耳にしたんだけどさぁ?」

初春「またですか?」

佐天「なんでも解いただけでレベルが上がる教材ってのがあるらしいのよ」

初春「むっ・・・・・・・」

佐天「ね―――」

初春「佐天さん!」

佐天「え!?」

引用元: 黒子「進研ゼミですの!」 



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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/26(土) 00:43:45.67 ID:jMd0xdCg0
黒子「こんな所にお人形を捨てるだなんて、一体誰の仕業でしょうか」

通りを歩いていた黒子。彼女は道端に落ちてあった西洋人形を見つけ屈み込む。

黒子「にしても………」

人形「…………………」

黒子「…………………」ボーッ
黒子「何だかとてつもなく魅了されますわね。こんな高そうなお人形を捨てるだなんて」

黒子は人形を抱え上げる。ロングの金髪に青い瞳、ゴスロリにも似たドレスを着込んだその人形は、全長40cmほどと結構大きいサイズだった。

人形『こんにちわ私メアリー! 今日から貴女がお友達ね』

黒子「きゃっ!」


ド サ ッ


思わず黒子は人形を落としてしまった。

引用元: 黒子「あら可愛らしいお人形さんだこと」 人形「………………」 




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25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/12(土) 00:17:23.68 ID:JPb+lR8a0
お兄様ー!

上条「ん? この声……」

黒子「当麻お兄様ー!」 だきっ

上条「し、白井!?」

黒子「ああお兄様お兄様」 すりすり

上条「な、なんだ! なんの冗談だ!」

黒子「冗談などではありませんの。わたくし、心からお兄様を慕っているんですのよ!」 すりすり

上条「は、離せよ白井……」

黒子「もうっ。名前を間違えるなんてお兄様はいじわるですの」

上条「は?」

黒子「白井ではなく黒井ですの。黒・井・白・子」

上条「え?」

黒子「白子とお呼びしてくださいましー」 すりすり

上条「……?」

引用元: 黒井白子「当麻お兄様ーーーーーーーっ」 



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1: ◆RFeobWRcHE 2011/10/11(火) 21:47:01.68 ID:kYnSqnxh0

美琴「佐天さん、見た?」

佐天「もっちろん見ましたよ!」

美琴「最高だったわ!ダイの大冒険のリメイク!」

佐天「いっやー!ホント面白かったですね!」

黒子「流石、通の間では少年漫画の教科書と評されている作品でした」

初春「キミwwwwヨwwwwwwww」

引用元: 黒子「獣王クロコダイン・・・」 



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7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/02/23(木) 20:17:45.71 ID:B1ksRQ4m0
佐天「何か能力に目覚めたような気がするんだよねー。」

初春「本当ですか?ちょっと試してくださいよ。」

佐天「いや、なんていうかそんな気がするだけで目覚めたかどうかわかんないんだけどさ。」

初春「えー、もったいぶらずにためしてみてくださいよ。」

佐天「いや、どんな能力かもわからないのに試すもなにもないよ。」

初春「それもそうですね。危ない能力だったら後が怖いですもんね。」

佐天「えーい。なんてね。」

黒子「(シュン)あら、初春に佐天さん。ごきげんよう。」

初春「白井さん!驚かさないでくださいよ!」

佐天「本当だよ。いきなり現れないでよ心臓にわるい!」

引用元: 黒子「くっ、あなたに看病などされたくありませんの……」 




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