えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

速水奏

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1: ◆WO7BVrJPw2 2022/07/01(金) 23:00:20.95 ID:1aTlkDcE0



速水奏「ねぇ、Pさん」

奏「私、待ってるから」

奏(そう言ったのはほんの5時間くらい前のことで)


---


――事務所

千川ちひろ「じゃあ、本当に、帰ってしまって大丈夫ですか?」

奏「はい、大丈夫です。こちらこそ、我がまま言ってしまってごめんなさい」

ちひろ「それはいいですけど……帰りはちゃんと送ってもらうか、タクシーでも大丈夫ですので」

奏「ええ。ひとりでは帰らないようにしますから」

ちひろ「というかプロデューサーさん、ちゃんと帰ってくるか聞いています?」

奏「一応、連絡はしているので…… ちゃんとお祝いしてもらわないといけないもの」

ちひろ「それはまあ、そうかもですが……」


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【速水奏「眠り姫には口づけを」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/06/14(水) 01:09:38.10 ID:xHEbkr5F0
志希「ん~?どしたの深刻そうに見える顔して」

奏「ええ、割と私としては深刻だから」

志希「んでんで、どったの?最近誰ともちゅーしてなくて禁断症状?」

奏「ちょっと、人のことを何だと思ってるのよ」

志希「キス魔?」

奏「……違うわよ」

志希「んっふっふ~、奏ちゃんはビジネスキス魔キャラだもんね~」

奏「それ絶対仕事中に言わないでよね?」

志希「それで?あ、プロデューサーが休憩室でお悩み相談室やってたよ~。行ってみたら?」

奏「あの人は職場で何しているの」

志希「個性爆発事務所だからね~、メンタルケアは大事だよ?」

奏「爆弾ばかりであちこちで誘爆してるじゃないの」

志希「にゃっはっは~♪まぁあたし達も人の事は言えないか~」

奏「私はまとめ役でしょ?」

志希「え?」

奏「え?」

志希「…えっと、今なら相談室空いてると思いますよ?」

奏「ちょっと待って。ねぇ私のキャラって今巷でどうなってるの?ねぇ、ちょっと目ぇ合わせなさいハスハス!」





注・奏Pごめん

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引用元: 奏「ちょっと相談があるのだけど」 


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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/13(金) 21:06:40.01 ID:PYdwT1JAO

十二回

高校に入ってから告白された回数

薄ら笑いを浮かべながら紡がれる愛の台詞

汚い唇で綺麗な台詞をいわないで

愛する人に言われたとき、汚れて聴こえてしまうから


彼等は私に何を求めているのだろうか

彼等は私を通して何を見ているのだろうか

彼等が見ている私は誰なんだろうか

私は“誰”なんだろうか

引用元: 速水奏「虚像と実像と偶像」 


【速水奏「虚像と実像と偶像」】の続きを読む

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1: ◆WO7BVrJPw2 2021/12/19(日) 11:07:59.64 ID:GH3vjw220

――事務所 朝

速水奏「おはようございます」

モバP(以下P)「……」

P「……ああ、奏か。おはよう」

奏「朝から忙しそうね」

P「うん…… 思ったより企画書がはかどってな」

奏「朝早くにきて仕事を始めたの?」

P「んー…… え?」

奏「……?」

P「ああ、いや、昨日から続けてまとめてる」

奏「……それは、徹夜ってこと?」


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【速水奏は癒したい 【SS冬祭Pドル21】】の続きを読む

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/07/01(水) 00:00:37.87 ID:NfrWfi0RO
奏「あら、なにかしらこれ……………ふふっ懐かしいわね。あのころの写真だわ…」ペラペラ

奏「…ふふっ…今みると…こんなにもはずかしい衣装よく着てたわね。」ペラペラ

奏「それにしても…どうしてこんな写真が律儀に取ってあるのかしら…」ペラペラ

奏「まぁ…こんなことするのはあの人しかいないわね…」ペラペラ

P「おーい奏、ダンボールの余り…ってなにしてんだ?」ガラッ

奏「…噂をすれば影ってところね。ダンボールならそこにあるわよ」ユビサシ

P「ああ、ありがとう。…何を見てるんだ?」

奏「秘蔵写真集かしらね。私が聞きたいくらいだわ」

P「あ!それは…隠してたのによく見つけたな。」スタスタ

奏「大事そうに仕舞われていれば確認もしたくなるものよ。でも、よくこんなに取っておいたわね。」

P「俺は奏の担当プロデューサーだからな。」キリッ

奏「元…でしょう?」

P「そうだったな…すまん」ショボーン

奏「ふふっ冗談よ。今更アイドルに未練なんてないわ。普通の人ができないような経験も沢山したし、あなたとも出会えたし…ね?」

P「奏…」ジー

奏「…」ジー

【モバP「速水奏のアルバム」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/11/27(土) 20:20:32.22 ID:u50g9+A20


 変な人、というのが彼女への最初の印象だった。

 だってそうじゃない?

 世の中じゃ誰もがスマホを見ているのに、彼女は本を読んでいたから。

 文庫本じゃなくて、分厚いハードカバーの本を。


 それでも、喫茶店や電車の中だったら、単なる読書家で済ませていたと思う。或いは、そういう場所で読んで、読書家ぶりたいだけの人。
 
 でも読んでいる場所が、エレベーターの中だったら?

 それも、本に夢中で、エレベーターが着いたことすら気づいてないとしたら?



 それが私――速水奏と鷺沢文香の始まり。

 初めて、事務所に来た日の事だった。




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【速水奏「文、奏でる」【モバマスSS】】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/10(月) 00:03:33.52 ID:dkslvbuh0

 夜が好きだった。

 葉が落ちて、すっかり寂しくなったモミジの木も、ぽつぽつと地面を叩く小雨の音も、私は好きだった。

 夜は暗くて怖いものだという人もいるが私にとっては全く別で。
 
 夜は私を包んでくれた。モミジも雨も夜の闇も何も言ってこない。静かで優しい世界。

 夜の暗闇の中でこそ私は自由に生きられる気がしていた。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491750213

引用元: 速水奏「夜の舞踏」 


 

【速水奏「夜の舞踏」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/04/08(土) 23:55:39.63 ID:At9vMcE80
???「だ~れだ♪」

モバP「・・・そういうのって首に腕回して抱き着くんじゃなくて目を隠すんじゃないのか?奏さん?」

奏「あら?そうだったかしら?」

モバP「で?突然後ろから不意打ちして来た理由は?」

奏「そうね・・・デートのお誘いかしら」

モバP「いや、駄目に決まってるだろ」

奏「ふふっ、冗談よ」

モバP「(遊ばれてんなぁ・・・)」

奏「次の仕事のイメージを決めたいから一緒に付き合ってくれるかしら?」

モバP「あぁ、あの水族館のか・・・。ん?俺が行かなくてもいいじゃん。誰か友達でも誘って・・・」

奏「でも女の子だけじゃ絵にならないでしょ?それに」

奏「いざという時のボディーガード。必要でしょ?」

モバP「絵になったらいけないんだけどなぁ・・・まぁ変装してくるなら」

奏「ふふっ、それじゃあ今度の休日・・・ね」

モバP「はいはい」















美嘉「・・・マジ?」


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引用元: 奏「ふいうち」 


 

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2: ◆K5gei8GTyk 2017/03/23(木) 23:01:11.61 ID:cDFgnIFz0
 速水奏が体調不良を訴えたのは、午後三時のことだった。

 心なしか覚束ない足取りでおれのデスクまでやってきて、同様に心なしか覚束ない口調で。

 しんどいのかと尋ねれば、彼女は曖昧に頷いた。熱があるのかと尋ねれば、少し、と答えた。

 彼女のスケジュールを確認すると、ラジオにゲスト出演する以外には、一週間ほど先まで生放送の仕事はなかった。

 仕事に大きく影響しないことを確認すると、早速彼女を病院に連れていくことにした。

引用元: 速水奏「お節介」 


 

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5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/21(日) 08:19:55.33 ID:ce7+oxll0
Pさん、お疲れ様。

お酒とか、飲んでないよね?

うん、まぁ信用してるけど、一応。
楓さんとか、結構飲んでたみたいだったし。


……ね、車出す前に少しお話してもいい?


…………ふふっ、女がこういうこと言ったら、何かあるに決まってるでしょ?




【速水奏「失敗だらけのリップスティック」】の続きを読む

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/09/26(土) 00:47:13 ID:FxrjhMV6



―事務所―



李衣菜「それでここでギターがギュイーンって鳴ってハートにズガーンって響いて、
    もうまさにロック!ってカンジなんだよね♪」

未央「あはは!りーな何言ってんのかわかんないよ!どのへんよー!」

李衣菜「え~?わかんない?じゃあもっかい再生するからよく聴いてよ?」

引用元: モバP「近くて遠い2人」 

 

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1: ◆WO7BVrJPw2 2021/07/01(木) 00:00:15.63 ID:h2aLUo9m0

――事務所

北条加蓮(それは、奏が勢いよくその台本を閉じたところから始まった)

パタンッ

加蓮「ん?」

速水奏「……」

加蓮「……?」

奏 「……」ペラ…

加蓮「……」

奏 「……はーっ」

加蓮「な、なに? どうしたの頭抱えて」

奏 「目を疑ってしまって……一度台本を閉じたのだけど、やっぱり見間違いじゃなかったわ」

加蓮「どういうこと? 変な展開でもあった?」

奏 「悲劇……いいえ、悲劇を通り越して喜劇とすらいえるかもしれない……」

加蓮「その本筋をわからなくするところ、奏らしいけど良くない癖だよー。何がどうしたの?」


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【速水奏「練習はキスシーンの後で」】の続きを読む

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/10/13(月) 20:09:09.41 ID:gojQLelf0
[伊吹の部屋]

奏「……ふぅ」

伊吹「はぁ……相当久しぶりに観たけど、やっぱりいいねえ」

奏「本当に。不朽の名作ね」

伊吹「ちなみにコレ観るの何回目?」

奏「さあ……かなりの回数になるはずだけど」

伊吹「アタシは高校くらいのときに一度観たっきりかなあ」




【伊吹「奏に恋愛映画見せたらガチ泣きされた」】の続きを読む

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1: ◆WO7BVrJPw2 2021/03/14(日) 00:25:35.31 ID:TTeKoZ+G0

――ミステリアスアイズ控室

ガチャ

高垣楓「おはようございます。あら?」

速水奏「……ああ、楓さん。おはようございます」

楓「だいぶ早くについたと思ったんですが、奏ちゃんも早かったんですね」

奏「ええ。用事が詰まっているわけじゃなかったから」

楓「そうなんですね。今日ここ以外にお仕事は?」

奏「昼過ぎににラジオがあって、その前はレッスンがあったくらいよ」

楓「ふぅん……」

奏「……なにか?」

楓「奏ちゃん、どうかしましたか?」

奏「え? ……楓さんの目にはどう見えるかしら」

楓「そうですね、なんていうか」

楓「お腹が空いて怒っているような?」

奏「その心は?」

楓「はんぐりーであんぐりー」

奏「……不機嫌と思われる人を目の前にそれを言えるの、正直尊敬できるかもしれないわ。目標にはできないけど」

楓「わぁ、褒められてしまいましたね」

奏「どう受け取ってもいいけど、ね」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1615649135




【速水奏「ずるいひと」】の続きを読む

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2: ◆lyib6aREVo 2014/09/23(火) 20:35:53.17 ID:CdsjpNa00
モバP「やべぇ……奏と楓さんのスケジュール間違えちゃった」

ちひろ「えぇっ!な、何やってるんですか!?」

モバP「いや……その……パソコンで楓と奏って一文字違いだからよく間違えるんですよ……ああ、二人には連絡済ですよ」

ちひろ「まったく……もう。それで……間違えた結果、今日の二人の仕事はどうなったんですか?」

モバP「楓さんは新装開園するテーマパークの新装開園イベントで……奏が……その」

ちひろ「その……なんですか?」

モバP「別の遊園地で……シークレットイベントとしてぴにゃこら太を着て、遊園地を回ったり……です」

ちひろ「はぁぁぁああああ!?」

引用元: モバP「やべぇ……奏と楓さんのスケジュール間違えちゃった」 




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1: ◆7P/ioTJZG. 2021/01/28(木) 17:07:29.90 ID:Zyjx37Ao0



“ほら、夜明けはまだ 二人だけのもの”


出演
新田美波 速水奏


Inspired by “Secret Daybreak” by Dea Aurora




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1611821249

引用元: 美波・奏「二人だけの、秘密の夜明け」 



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2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/15(金) 16:59:30.35 ID:SiZSEBAa0
P「よし、みんな集まったな」

伊吹「何の話だっけ?」

法子「お仕事の話だよね?」

奏「珍しい組み合わせよね」

有香「確かに…そうですね」

拓海「また恥ずかしい衣装着させられるんじゃねえだろうな?」

P「はいはい、今から話するからな」

P「…えーっと、お前達5人に料理番組の仕事が来た。バレンタイン特番のな。色んなアイドルがバレンタインチョコを作って審査員に味見してもらって、一番美味しいチョコを作るのは誰か?って企画だ」

伊吹「料理するのかぁ…アタシ全然やらないんだけど」

拓海「アタシもだ」

奏「あんまり料理はやらないけど…得意な方だと思うわ」

有香「チョコ作りとか経験ないんですけど…」

法子「あ、私は大丈夫だよ!」

引用元: 速水奏「初めてのバレンタイン」 




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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/10(土) 23:47:56.25 ID:UqujNd+5o



それはまるで太陽のように――まばゆく、あたたかく、まっすぐに、私の心を照らしだす。




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473518875

引用元: 速水奏「二年越しの想い」 


 

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1: ◆U7CecbhO/. 2016/07/28(木) 18:51:52.78 ID:pU98D89e0
 なにかを間違えている気がする。

 この状況も、速水奏の貼り付けた笑顔も、なにもかも。

 目の前に座る速水さんに視線を奪われながら、俺はそんなことを考えていた。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469699512

引用元: モバP「速水奏の輝かせ方」 


 

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前回 ちひろ「合宿という名の」未央「おしおき?」

15: ◆AhbphGAJlO0. 2016/07/29(金) 23:40:46.02 ID:H9DR2jeK0
モバP(以下P)「……周子」


周子「どったのPさん?」モグモグ


P「……どうしたじゃない」



シーン……



P「なんでお前しかLiPPSのメンバーが集まってないんだ!」バンッ!


周子「そんなのあたしに聞かれてもねー」モグモグ


P「今日は打ち合わせがあるから絶対に遅れるなとあれほど伝えておいたのに……!」ハァ…


周子「あのメンバーの前じゃそんな言葉が意味を持たないことは、Pさんが一番知ってると思うけど」モグモグ


P「それはそうなんだが、まさか本当にこうなるとは思わなかったぞ」


P「何日も前から釘を刺していたからな」


周子「言葉で釘を刺すよりも、本人たちを釘で刺しておいた方がよかったんじゃない?」ゴックン


P「一理どころか百理ぐらいあるな……」


引用元: ちひろ「くちびるは喋るためじゃなく」奏「おしおきのためにある……」 


 

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1: ◆saguDXyqCw 2016/08/03(水) 09:39:08.14 ID:pyn6MV5Z0




      「ねえ、キスしてくれる?」



 彼女はいつものようにそっと近づいて。

 妖艶に囁いて。



 でも、唇が重なる事は無い。 

 俺の反応を見て、いたずらっぽく笑むだけ。

 それが、速水奏という子だ。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470184747

引用元: 【モバマス】奏「サマーインザミラー」 


 

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1: 墓堀人 2016/07/01(金) 12:29:08.84 ID:kj4bVlfs0
*地の文です。
*前作「ブルードレス」のサイドストーリーになりますので、そちらを読まないと何のこっちゃです。 

引用元: 速水奏「The Dark Side of the Moon」 


 

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool  jewelries! 003
歌・トーク:鷺沢文香、速水奏、橘ありす、塩見周子、二宮飛鳥
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2: ◆OVwHF4NJCE 2016/07/01(金) 00:08:01.86 ID:PfRiXHRX0
私は一人、夜の道を急いでいた。
特別遅い時間というわけでも、人気のない夜道というわけでもない。寧ろ、所謂繁華街と言われる場所だから、人通りは多い。
アイドルの私がこんな所にいるのも、問題と言えば問題かもしれないけれど……もう二十歳は超えたわけだし、いいってことで。

「……っと。確かここよね」

何度来ても分かりづらい路地へと入り、先を急ぐ。約束の時間は、既に30分近く過ぎていた。
今日呼び出したのは私。仕事だから仕方ないとはいえ、これ以上遅れるわけにはいかないもの。

引用元: 速水奏「早くキスして」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/09(木) 09:44:13.67 ID:E2GWn+jj0
 

新宿


ヘレン「待たせたわね」ヘーイ

奈緒「お疲れーっす」

小梅「お疲れ…さま…です…」

文香「ついに来ましたね…!」

ヘレン「ええ、ついにこの日が」

奏「そんな大げさな…」

ヘレン「ヘーーイ!!!」パーン

奏「痛ッ!?」

ヘレン「映画館心得その四!ピクサー作品は?」

奏「マ、マストで観る……悪かったわ、私もまだまだね」

ヘレン「そう、今日は忙しくて観れなかったズートピアをついに観ることができるのよ」





『映画部と動物の街』






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465433053

引用元: 奏「映画部野外活動記録」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/02(木) 22:15:32.34 ID:t0p/t1550

好きな人に邪険にされるのが好き。

たとえばそう、私が誰かに対して。

いくら声をかけても、ちょっかいをかけても、その人は簡単に打ち払うだけでちっともこちらをむいてくれない。

私が何をしたってどうでもよくって、私が何をしたって、なんとも思ってくれない。

それって、どんな私でも受け入れてくれてるってことじゃない? 

それがとても楽しいから、なんて。


そんな秘密を漏らしてしまったのはいつのことだったかしら。

ああも赤裸々に口にしちゃって、どうしてだかは覚えてないけれど、その時の私はよほどご機嫌だったらしい。

たしかお相手は加蓮。

もちろん加蓮は、またこの子は変なこじらせ方して、なんて言ってるような、どうしようもないしかめっ面をしていたけれど。

その顔に、その目に。

少しだけ、満足した。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1464873332

引用元: 速水奏「むっつりだなんて、失礼しちゃうわ」 


 

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速水奏(CV:飯田友子)、塩見周子(CV:ルゥ ティン)、城ヶ崎美嘉(CV:佳村はるか)、宮本フレデリカ(CV:髙野麻美)、一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)
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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/24(火) 18:56:57.17 ID:MuStPCxt0

仕事を終えて事務所に戻ると、そこには誰もいなかった。
鍵もかけずに全員が外出してるなんて・・・少し無用心じゃないのかしら、と心配になる。

今日はほとんどのアイドルは事務所にくる予定はない。
今日この事務所にいるのはちひろさんともう1人くらいのものだけど、まさかちひろさんが鍵をかけずに出て行ったとは考えにくい。

もう1人のほうなら、たまにフラフラっと外に出ることがあるからなんとなく犯人として想像がつく。
大方、ちひろさんが外に出てる間にいつもの場所に行ったのだろう。

そう読んだ私は廊下へ出て、この事務所が入っている小さな雑居ビルの屋上へむかった。

引用元: 速水奏「シガレット・キスのあとに」 


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2: 墓堀人 2016/05/23(月) 10:41:44.64 ID:QQKHlK4R0
『愚行権』という言葉を知ったのは中学生の時だった。




退屈な午後の授業、義務と権利について語る社会の先生が余談として話してくれたあの日の事を、今でもはっきり覚えている。

「客観的に見た時どんなに馬鹿げていて当人が不利益を被るような行為であっても、他人に迷惑をかけたり法を犯さない限りその馬鹿げた事の邪魔をされない自由」

そんな風に先生は説明していたが、ほとんどのクラスメイトはそんな成績の足しにもならない無駄話を軽く聞き流しつつ、黒板に書かれた文字列を書き写したり、ただぼんやりとしているだけだった。



おそらくあの教室で唯一その話を真剣に聞いていた私は、その初めて聞く言葉を「なんて優しい言葉なんだろう」だなんて、ひとりで感動していた。

もちろんこの権利は当人の自己責任が前提であって、「その愚行によって生じたどんな不利益も本人が背負わなければならない」という言葉が枕詞のごとくついて来るのだけど、私には「間違いを冒してもいいんだよ」と優しく言われている気がしたのだ。

引用元: 速水奏「ブルードレス」 


 

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歌、トーク:速水奏(CV:飯田友子)
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1: ◆WO7BVrJPw2 2020/06/30(火) 23:40:22.96 ID:usvCEay50

――6月30日 23時40分

――事務所

ガチャッ バタン

モバP(以下P)「ふぅー……」

速水奏「おかえりなさい」

P「あっ……ああ、ただいま。誰も残ってないか?」

奏「そうね。ちひろさんが最後まで残っていたけれど……私がこんな時間までいるとは思っていなかったみたい」

P「そりゃまぁ、そうだろうな。……悪い、待たせた」

奏「大丈夫。まだ日付変わってないわ」

P「そうだけど、準備とかいろいろしてたらいつのまにか、なんてことも」

奏「そうかもね。でも、もう大丈夫」

P「うん?」

奏「こうやって、一番最初に祝ってくれる人が来たんだから」

P「あ、ああ……そうか」

奏「ふふ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1593528022

引用元: 速水奏「月の丘の裏側まで」 



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2: ◆E.Qec4bXLs 2016/05/08(日) 16:41:02.14 ID:gzPYU1rL0

__

____

______



速水奏「...流石だわ。失せ物探しの趣味に偽りなし、ね」


依田芳乃「それほどでもないのでしてー、顧みられることなき物を顧みるのもわたくしの役目かとー」


奏「そうね.....停止してしまった骸の命を吹き返す...わくわくするわ」

芳乃「むー?、随分と大仰な物言いでしてー」

奏「そうかしら?...それはそうと、このままじゃ寂しいし、隣にいる誰かがほしいと思わない?」

芳乃「でしてー、なれば日を改め、共に人を募るということでー」

奏「ええ、もうすぐGWだから早い内に連絡しておかないと......それに」


「是非とも声をかけたい子もいるから...」






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

引用元: 速水奏「残骸たちの夜」 


 

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1: ◆WO7BVrJPw2 2020/05/08(金) 21:06:05.53 ID:w2jjYEbH0

速水奏(その日は朝から妙に落ち着かなくて)

奏(その時間が近づくだけで、心がそわそわとして)

奏(こんなにも期待しているのかと、自分で自分に驚いたりもした)

奏(だから、校門で待つあなたを見かけた時、思わず駆け寄ってしまったのは、仕方がないことよね)

奏「おまたせ、Pさ……」

モバP(以下P)「ああ、お疲れ」

奏「ぷふっ」

P「なんだよ」

奏「ふ、ふふっ、どうしたの? そのサングラス」

P「……変か?」

奏「変、っていうか、なんて言うのかな。一昔前のトレンディドラマみたいな」

P「分かりやすく言ってくれ」

奏「似合ってないわ」

P「どうも……自分なりに気を使ったんだよ。アイドルを車に乗せて出るところなんて、見られると困るだろ」

奏「余計目立ってダメだってば」

P「……そう」カチャ

奏「うん、その方がいいわ」


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引用元: 速水奏「恋愛映画は苦手」 



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