4: ◆aKZmxL4TCc 2015/01/07(水) 19:01:51.61 ID:1jpthq/10
第拾九鎮守府には、艦娘が営んでいる2つの店がある。
1つは、軽空母の鳳翔が経営している≪居酒屋・鳳翔≫。戦闘の第一線から身を引き、演習や遠征を担当するように
なった鳳翔が始めた居酒屋だ。
この店は夜にしか開かないが、出される家庭的な料理と様々な種類の酒が美味しく、隼鷹や那智をはじめとする飲兵衛の
艦娘はもちろん、色々な娘達が来店する。
そして、もう1つの店は、給糧艦の間宮が営む≪甘味処・間宮≫。もともと戦闘を担当せず、艦娘達に食糧を補給する
ことを主な仕事とする間宮が経営している、いわば茶屋のようなものだ。
この店は≪居酒屋・鳳翔≫とは違い、陽の出ている間にしか開店しない。だが、スイーツや和菓子を食べることができ、
お菓子等の販売もしている。こちらは、駆逐艦や軽巡洋艦の子たちに人気だった(一部の重巡洋艦や戦艦も来店することも
あるが)。
年の瀬も迫ってきた冬のある日、昼の3時ごろ。多くの艦娘達は出撃、演習、遠征に出払っていて、鎮守府には最低限の
人しかいない。
??「すみませ~ん」
そんな中で、≪甘味処・間宮≫に1人の男が来店した。その声を聞くと、店の奥でお菓子の仕入れの準備をしていた間宮
が出てくる。
間宮「は~い、こんにちは~」
間宮が出てくると、店先に立っていたのは、白い軍服に身を包んだ長身の男だった。年齢は20代あたり。その男は帽子を
取って温和な笑みを浮かべてこう言った。
1つは、軽空母の鳳翔が経営している≪居酒屋・鳳翔≫。戦闘の第一線から身を引き、演習や遠征を担当するように
なった鳳翔が始めた居酒屋だ。
この店は夜にしか開かないが、出される家庭的な料理と様々な種類の酒が美味しく、隼鷹や那智をはじめとする飲兵衛の
艦娘はもちろん、色々な娘達が来店する。
そして、もう1つの店は、給糧艦の間宮が営む≪甘味処・間宮≫。もともと戦闘を担当せず、艦娘達に食糧を補給する
ことを主な仕事とする間宮が経営している、いわば茶屋のようなものだ。
この店は≪居酒屋・鳳翔≫とは違い、陽の出ている間にしか開店しない。だが、スイーツや和菓子を食べることができ、
お菓子等の販売もしている。こちらは、駆逐艦や軽巡洋艦の子たちに人気だった(一部の重巡洋艦や戦艦も来店することも
あるが)。
年の瀬も迫ってきた冬のある日、昼の3時ごろ。多くの艦娘達は出撃、演習、遠征に出払っていて、鎮守府には最低限の
人しかいない。
??「すみませ~ん」
そんな中で、≪甘味処・間宮≫に1人の男が来店した。その声を聞くと、店の奥でお菓子の仕入れの準備をしていた間宮
が出てくる。
間宮「は~い、こんにちは~」
間宮が出てくると、店先に立っていたのは、白い軍服に身を包んだ長身の男だった。年齢は20代あたり。その男は帽子を
取って温和な笑みを浮かべてこう言った。
【【艦これ】間宮「四季を愛する提督」】の続きを読む