えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

雪ノ下雪乃

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/01(水) 17:11:14.57 ID:uc48CoSZ0
八幡「なあ、雪ノ下」

雪ノ下「なにかしら引きニート君。気安く喋りかけないで欲しいのだけど」

八幡「ああ、これからはそのつもりだ」

雪ノ下「えっ?」

八幡「……」

雪ノ下「……そう、私をからかっているのね。比企谷君の癖に生意気よ」

八幡「……」

雪ノ下「仮にも、そう。仮にも、あなたは私の恋人なのだけど? なのに私に話しかけないなんて、あり得ないわ。恋人としての自覚が足りてないのかしら」

八幡「雪ノ下」

雪ノ下「だいたい、さっきから何故あなたは苗字で呼ぶのかしら。二人きりの時は名前で……」

八幡「別れよう」

雪ノ下「えっ……?」
  【雪ノ下「比企谷君に愛想をつかされたわ……」】の続きを読む

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1: ◆dD80sbGR9k 2016/09/08(木) 03:49:14.39 ID:yZOWrQRu0
雪乃「……(読書中)」

ガラッ

八幡「うーっす」

結衣「やっはろーゆきのん」

雪乃「こんにちは二人共、今日は一緒なのね……!?」

八幡「? どした?」ガッチリ

結衣「ゆきのんなんかあったの?」ガッチリ

雪乃「…何かあったのはこっちのセリフなのだけれど、なぜ腕を組んでいるのかしら?」

結衣「えっ、だって付き合ってるなら普通じゃない?」


雪乃「……は?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473274154

引用元: 雪ノ下雪乃「二人が腕くんで部室に来た」 


 

  【雪ノ下雪乃「二人が腕くんで部室に来た」】の続きを読む

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2: ◆.a46lvF.pU 2013/12/16(月) 04:49:35.45 ID:RjQuhQPi0


学校が冬休みに入り、俺は有意義な時間を過ごしていた。

まずは撮り溜めていたアニメを全て見た。その上でリアルタイムでの視聴もかかさない。
12月末には1クールが終るため、俺は一気に1話から視聴をし、記憶が新鮮なうちに最終話を見ることができた。
自分の計画性の高さに末恐ろしさを感じる。


後は積まれていた本を片っ端から読んだ。
まとまった時間があると読書も進むし、またストーリーを忘れることもなくて効率がよろしい。


他にも受験勉強をしている小町を構ってみたり、ゲームをポチポチやってみたり、昼まで寝てみたりと冬休みを満喫していた。
つまりだらけていた。


クリスマスは特につつがなく終わり、大晦日には紅白や特番を見て「あ~もう今年も終わるのか」と実感し、
新年へのカウントダウンを小町として、新年を迎えた瞬間にどっちが先に年越しそばを食切るかという勝負をして、俺は勝者となった。

新年早々勝つとは今年はいい年になりそうだ。



  【比企谷八幡 「やはり俺と雪ノ下雪乃は友達にはなれない」】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/26(木) 18:23:04.77 ID:E37mrqvq0



雪ノ下「…」
八幡「…」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388049784 




【八幡「うーっす」雪ノ下「…」】の続きを読む

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/26(火) 20:26:19.76 ID:tFHSyXkzo


「今日はもう終わりにしましょう」

 いつものようにこう言って雪ノ下雪乃は本を閉じた。
 本日の奉仕部もこれで店仕舞い、さっさと帰るとするか。


「おう、じゃあな」

「ゆきのん、ヒッキー、また明日」

「さようなら、由比ヶ浜さん、比企谷くん」


 12月19日、終業式前日。

 本格的に冬が到来した。
 特別棟4階の廊下はひんやりとした冷気にすっかりと覆われてしまっていた。
 底冷えする寒さに思わずブルッと身震いしてしまう。
 冬至を目前に控え、灯りの点っていない廊下は薄暗い。




  【八幡「そして冬休みになった……」 雪乃「……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/08/20(土) 20:17:02.60 ID:Vi2A80Z/O
ガラガラ


「あら、今日も堂々と遅刻かしら」


「仕方ねえだろ、あの生徒会長の下では生徒会が忙しい=俺が忙しいになっちまうんだから」


この会話を聞く度に感じるのはたくさんの安心感と少しの羨ましさ


「あなたはいつから奉仕部のものから生徒会のものになったのかしら」ハァ


「どっちにしろ人じゃなくて物なのか」


たまに?ゆきのんが言い過ぎてることもあるけどヒッキーのゆきのんに悪口を言われてる時の顔は全然嫌そうな顔じゃない

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1471691822

引用元: 結衣「ヒッキーとゆきのん、時々あたし」 


 

  【結衣「ヒッキーとゆきのん、時々あたし」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/25(水) 02:22:39.33 ID:RdTQS32m0
八幡「は?」

雪乃「…だからデートぐらいしてあげても良いと言ってるいるのだけれど」

八幡「なんで?」

雪乃「あなた日本語理解できないの?日本人?あ、まだ日本に来て間もないのだったわね失礼したわ」

八幡「俺はどこの国の人だよ つーか日本語は理解は出来てる 状況が理解できてないだけで」

雪乃「どうせあなたはこの聖なる日に一人寂しく過ごすのでしょ?」

八幡「言い方に悪意がこもってるがまぁあながち間違っては居ないな」

雪乃「私は奉仕部の部長であって、持たざるものに慈悲の心を、困っている人には救いの手を」

雪乃「持てない比企谷くんの聖夜に…」

雪乃「えっと…その…彼女…を…」

八幡「……」



  【雪乃「クリスマスなのだから…で、デートぐらいしてあげても」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/04(水) 11:02:06.17 ID:hMVoe+yx0
雪乃「……その書いた作文はみんなの前で発表したりするのかしら」

娘「今度の授業参観で発表するんだって」

雪乃「そう……それにしても、何故その内容なのかしら。両親のことを書くのなら、もっと他にあると思うのだけれど」

娘「先生、あわよくば参考になるものなら実践するって言ってたよ。あ、これ内緒ね」

雪乃「ああ……そういえばあなたの担任って……」

娘「で、どうやってお父さんと出会ったの?」

雪乃「私たちは高校の時に初めて出会ったのだけれど、同じ部活に所属していたのよ」

娘「ふーん、どんなの?」

雪乃「奉仕部といって、かんたんに言えば、困った人の手助けをする部活だったわ」

娘「へー、お母さんはともかく、お父さんもそんなまじめだったんだ。意外」

雪乃「いえ、お父さんは自分から入ったわけではないのだけれど……」

  【雪乃「両親が出会った経緯を聞いて作文にする宿題?」娘「うん」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/22(日) 18:05:20.26 ID:kLQOYl/o0
-奉仕部部室-

ガラッ

八幡「ういっす」

雪乃「あら?珍しい動物が入ってきたわ」

八幡「会ってそうそう人を珍獣みたいな目で見るの止めてくれ」

雪乃「そう、勘違いだったかしら?まぁいいわ、今日は由比ヶ浜さんと一緒じゃなかったの?」

八幡「ああ、あいつは…ほら?クラスの連中と何やら話し込んでてさ」

雪乃「ごめんなさい。つまらないことを聞いて…」

八幡「人を憐みの目で見るな」

雪乃「ふふ、冗談よ」

八幡(最近、雪ノ下の機嫌がいい。何がいいかって、良く喋ることだ)



  【八幡「雪ノ下か由比ヶ浜か…」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/09(月) 20:26:33.48 ID:o8Ygh2xT0
雪ノ下「あなたと二人きりだなんて・・・不快だわ、死んでくれないかしら」

八幡「・・・もう一回言ってみろよ」ボソッ

雪ノ下「だから、死んでくれないk」


ドンッ!!


雪ノ下「ッ!!」ビクゥ






  【八幡「雪ノ下にマジギレドッキリ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/06(金) 13:08:07.69 ID:pATCZTFk0
雪ノ下「眼鏡なんかはめて……、そんなに私の罵倒が堪えたのかしら?」

八幡「別にお前に言われたから眼鏡で誤魔化してるわけじゃないぞ」

雪ノ下「ではいきなり眼鏡をつけた理由を教えてもらえないかしら?」

八幡「最近視力が落ちてきたからだよ、コンタクトレンズは俺には合わないからな」

雪ノ下「そう………」



ガララッ

由比ヶ浜「やっはろー」

  【雪ノ下「比企谷くん、あなたいくら眼が濁ってるからって……」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/02(月) 22:18:30.44 ID:4x4tO16J0
八幡「まだ何も言ってねえぞ」

雪ノ下「前にも言わなかったかしら? あなたと私が友達になるなんて……」

八幡「断られたか……由比ヶ浜、やっぱ駄目だったわ。約束通り、お前と付き合うよ」

雪ノ下「えっ……?」

由比ヶ浜「あはは……そっか。なんかヒッキーが降られて悲しいのか嬉しいのか複雑な気分だけど、これからはよろしくね、ヒッキー!」

八幡「悪いな。せっかくお前から告白してきたのに、素直に返事できなくて。だが自分の想いにケリは着けたかったんだ。雪ノ下への想いを」

雪ノ下「えっ、えっ?」

由比ヶ浜「ううん、あたしは気にしてないよ。ヒッキーが、これならはあたしを見てくれるなら、それでいい」

八幡「……ありがとう、由比ヶ浜。それに雪ノ下も」

雪ノ下「えっ? あの……」

八幡「お前なら、はっきりとした返事をしてくれると思っていた。これでお前への想いも諦められる。ありがとう、好きだったよ雪ノ下」

雪ノ下「……」

【八幡「なあ、雪ノ下。俺と……」雪ノ下「それは無理よ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/02(月) 18:02:33.72 ID:tlMKabcT0
八幡「うーす」ガラッ

雪ノ下「あら、今日も来てしまったのね比企谷君。」

八幡「そのガッカリした風な顔やめてくんない?俺のガラスハートの耐久値を試すんじゃないよ。」

雪ノ下「ごめんなさい、てっきり一般人よりもしぶと・・・心が丈夫そうなあなたのことだから
この程度はなんともないと思っていたわ。謝るわ、ゴキ谷君。」

八幡「ひどくなってんじゃねーか!」


八幡(このところ雪ノ下の暴言がますます辛辣になってきている気がする・・・・
俺が今までまともに言い返さなかった事で図に乗っているフシが無きにしもあらずだ。)

八幡(とはいえ真面目に言い返せば雪ノ下のことだ、余計にムキになって暴言がグレードアップすることだろう
・・・・・・・・・・よし・・・・) 


 

  【八幡「雪ノ下の罵詈雑言を受け入れてみた」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/02(月) 00:54:34.12 ID:tlMKabcT0
総武高校を卒業して2年、奉仕部の面々は奇しくも皆都内の大学へ進学していた。

雪ノ下は国立大学の最高峰、東狂大学・・・・へと進むのかと思いきや
私立慶王大学医学部への推薦入学を決めていた。付属校からでないと難しいとの噂ではあるが
流石は雪ノ下家、見えない力がさも当然の様に働いている。

由比ヶ浜はと言えば、信じられないことに・・・・いや、今でもにわかには信じがたいが
女子大の名門、お茶の湯女子大学への一般合格、入学を遂げた。やればできる子だったのね。

そして高校時代、ぼっちスキルの真骨頂「勉強で忙しいから別に友達いらない」を極め、
国語では学年3位の偉業を遂げた孤高のイケメンこと俺、比企谷八幡はと言えば・・・・・

【雪ノ下「さすが低学歴というところね」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 19:12:58.00 ID:V8wRmJAW0
14巻後の設定です。



八幡(俺は今日、雪ノ下が一人暮らししている部屋を訪れていた。雪ノ下直々のご招待だ)

八幡(その……そういう関係の女子から部屋に誘われ、二人きり……これは、そういうことか?そういうことなのか?)ピンポーン

雪乃「……いらっしゃい、比企谷君。早かったわね」ガチャッ

八幡「お、おう……悪い。もうちょい遅い方がよかったか」

雪乃「いえ、問題ないわ。準備もさほどかからなかったし」

八幡(準備?準備ってなんの準備だ?あれか?やっぱりあれなのか?)

八幡「雪ノ下……今日は、その、何するんだ?」

雪乃「プリキュアを見るのよ」ドンガラガッシャン

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1598177577

引用元: 【俺ガイル】雪乃「比企谷君、プリキュアを見るわよ」 


【【俺ガイル】雪乃「比企谷君、プリキュアを見るわよ」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/09(木) 20:07:47.71 ID:ywjLjO5M0

放課後 部室

八幡「……は?」

雪乃「聞こえなかったのかしら、私とデュエルをしなさいと言ったのよ。ついに目だけでなく耳まで腐ってしまったようね」

八幡「いや、絶対聞き間違いだと思ったからな……」

八幡(まさか雪ノ下の口からデュエルなんて言葉を聞くとは……)

八幡「一応確認しておくが、遊戯王のことだよな?」

雪乃「そうよ、由比ヶ浜さんからあなたが学校にデッキを持ってきてるのは聞いているわ」

八幡(そういえば、昼休みに遊戯王の話で盛り上がって、ついデッキを見せてしまったんだった)

雪乃「どうせあなたのことだから、対戦する相手もいないのでしょう? そんな可哀想谷君のために、わたしがデュエルしてあげるといってるのよ」

八幡「なんでそんなに上からなんだよ……、ていうか俺にもデュエルする相手ぐらいいるぞ」

八幡(小町と材木座しかいないがな)

雪乃「??、う、嘘はよくないわよ虚偽谷君! まともに人とコミュニケーションを取れないあなたに、デュエルする友人なんているはずないじゃない」

八幡「コミュ力0なのはお前も同じだろうが……」

八幡(なんでこんなに動揺してんだ?)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465470467

引用元: 雪乃「比企谷君、私とデュエルをしなさい」 


 

【雪乃「比企谷君、私とデュエルをしなさい」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/12(木) 16:43:09.58 ID:kAdJL6ZQo
雪乃「ええ、インターネットのイッヤッフゥゥゥーで検索していたら見つけてね」

八幡「Yahooな。はっちゃけ過ぎだろ。マリオみたくなってんぞ」

雪乃「それで、あまりに面白い作品だったから、比企谷君にも教えてあげようと思ったのよ。面白い事はみんなで強要した方がいいし」

八幡「共有な。強要だと、無理矢理に変わるぞ。面白い事を強要するとか、それ、どんなイジメだよ?」

雪乃「ただ、これはかなりマーイーナーな作品らしいから、比企谷君でも恐らく知らないと思うのだけど」

八幡「マイナーな。何で全部伸ばしちゃったんだ? まあいいな、みたいに聞こえちゃうだろ」

雪乃「『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』って知っているかしら?」

八幡「知らなきゃ大問題だぞ、おい。つうか今まで雪ノ下は知らなかったのかよ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463038989

引用元: 雪乃「昨日、面白いライトノベルを見つけたのだけど」八幡「ラノベ?」 


 

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前回 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」 中編

654: ◆GULJi96aoSzS 2013/09/19(木) 06:44:21.87 ID:cCF7+Bn+0


    ×   ×   ×   ×  


 駅の近くでケーキを2つ購入すると、バスに乗り込んだ。 

 一番後ろに陣取ったが、雪ノ下は反対側の角に座った。 

 まぁ、さっき強引に手を繋いだ挙句、改札で恥をかかせたのだからへそを曲げても致し方の無いこ 
とだろう。 

 こうしてついてくる意志があるのだから、そこまでは怒ってはいないのだろう。 

 互いに反対方向の景色を見ながら終点までバスに乗った。 


 バスを降りると雪ノ下が間をあけてついてくる。 


「比企谷くん……、一体あなたここで何をする気?」 

 雪ノ下が訝しげに訪ねてくる。 

 話しかけてくるくらいだから、特に何かに怒っていたわけではないようだ。 


「まぁ、見てなって……」



 

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前回 雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」 前編

90: ◆GULJi96aoSzS 2013/08/24(土) 23:58:41.32 ID:CDCEVtR60


  12月。世間一般でいう師走の慌ただしさとは全く無縁の奉仕部。 

 どこの誰が東やら西やらを向いて走り回っていようが、そんなことはぼっちには関係ない。 
 そのぼっち代表である俺と雪ノ下雪乃は、いつものように文庫本を読み耽っている。 

 それにぼっちというよりピッチがもう一人……。 
 おそらく夏休みの宿題に出された読書感想文を書くとき以外に本を読んだことのないであろう由比ヶ浜結衣。 
 由比ヶ浜は他愛のないことを雪ノ下に話しかけ、そのたびにニコニコしたりしょぼんとしたり明滅している 
照明のごとくその表情が交互に変わる。 

 そして、取り付く島がなくなると、雪ノ下に抱き付いたりしがみついたりする。 
 それでも、なおもどうしようもなくなってしまうと俺に助けを求めてくる… 

 いつもと変わらぬ奉仕部の日常だ。


 

【雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」 中編】の続きを読む

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/21(水) 01:27:04.23 ID:DdghrasH0
 「よう…」

 俺を見るなり雪ノ下雪乃は深いため息をついた。
 「はぁー…… 今日は比企谷くんしか来ないことはわかっていたのに…… 期待してしまった私が馬鹿だったわ……」
 こめかみのあたりに手を当て、まるで痛恨のミスをしでかしたような仕草を見せる。

 「うっせー」
 いつも俺の方が由比ヶ浜より先に来てるじゃねーか。

 その由比ヶ浜は昼前に体が熱っぽいと言って早退した。
 由比ヶ浜から、何あのヒエログリフもどきがいっぱいの頭の悪そうなメールを受け取ったのだろう。




【雪ノ下「比企谷君、今からティーカップを買いに行かない?」 前編】の続きを読む

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2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/10/13(日) 00:56:43 i4XfFtas
雪ノ下「・・・比企谷くん?どうかしたのかしら」

八幡「えっ?何が?俺はいつも通りですよ☆彡」

雪ノ下「ちょっと気持ち悪いので今すぐ出て行ってもらえるかしら」

八幡「雪乃さんひっどーい☆傷ついちゃいますよ☆」キャルーン

雪ノ下「ゆ、雪乃さん・・・?なんだか頭が痛いわ・・・」


【八幡「やっはろー!」ガラッ 雪ノ下「」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/29(月) 18:43:37.93 ID:rS1+NB8Z0
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」

雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after  


↑の続編になります。

まず最初に言っておくことがあります。
当ssのオリキャラである少女Aのせいでゆきのんとガハマさんが痛い目に合ってしまい
それを見て心苦しくなされた方々には申し訳なく思っています。
なのでこのssではゆきのんを勝たせてあげたいと思います。
ゆきのんを勝利させてみせます。そして劇中で必ず少女Aに頭を下げさせてみせます!
それとついでにヒッキーもですね。今までの無礼を謝らせるためにも土下座させます。

何故ならゆきのんは負けるのが大嫌いですからね。勝たなきゃいけませんからね。

それでは始めていきたいと思います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456739017

引用元: 雪乃「比企谷くんを救うことになった。」final 


 

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前回 雪乃「LINE?」結衣「そう!みんなでやろうよ!」  前編

599: ◆itPh.0zEvU 2015/02/15(日) 22:43:39.51 ID:F9KzkwyM0
イオンモール幕張新都心には4つのモールがある。それぞれが家族向けだったり、犬や猫などのペットを飼っている人向けだったりしている。

もちろんそれ以外の人が楽しめないわけではなく、4つのモール全てが誰でも楽しめるようになっていて……まあつまり俺なんかでも時間を忘れて遊んでしまうわけだ。

結衣「いやー、遊んだね!」

イオンモール前のバス停。駅へ向かうバスを待ちながら、真っ暗な空を背景に由比ヶ浜は俺へ笑顔を向けてきた。その顔は一日中遊んで興奮したからなのか、心なしか赤く見える。

八幡「そうだな、さすが千葉だ」

結衣「誉めるとこそこなんだ……」

当たり前だ。千葉の素晴らしさはもっと口に出していかないと伝わらない。

いつか俺の努力が功を成して千葉が日本の首都になることを今も夢見てる。

結衣「……えーと、あー、その」

八幡「なんだよ。まだ買ってないものでもあるのか?」

イオンの出口あたりから由比ヶ浜の動きに落ち着きがなくなっている。そわそわと周りを見たり、何かを言いかけてやめたりとまさしく挙動不審だ。

結衣「あのさっ!……あ、えと……アレ……見たいな、って」

由比ヶ浜が小さく指差した先にあったのは光の集まり。いわゆるイルミネーションだ。

八幡「イルミネーションか……」

そう答えた俺はさぞや渋い顔をしていたことだろう。

だってほら、イルミネーション見てわーきゃー騒いでるやつら見ると電球ぶつけたくなるじゃん?それがカップルだとなおさら憎悪は濃くなる。

引用元: 雪乃「LINE?」結衣「そう!みんなでやろうよ!」 


 

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8: ◆0NaiNtVZPPaZ 2014/08/03(日) 23:00:26.21 ID:PBXTznL70
人との繋がりとは空虚なものである。

本音を隠して言葉を交わし、表情を隠してLINEを使う。

本当の気持ちだけを言い続ければ人との関係などすぐに壊れてしまうだろう。だが、それを乗り越えてこその友情ではないのだろうか。

俺の周りの会話は一切の本音が感じられないものばかりだ。本音を語っているものなどほんの一握りすらいない。

それでも人は繋がりを求める。たとえ空虚なものだとしても、人と繋がることで自分が世界に参加しているのだと、必要とされているのだと思いこんで自分の存在を認めるために。

だから自宅で、駅のホームで、そして学校でLINEの通知が来るのを今か今かと待ちわびるのだ。

ならば、LINEなどせず学校でもおしゃべりなんてしないぼっこそが、自らの力だけで自己を確立できる強者ではないだろうか。

結論を言おう。

学校でくらいLINEの通知切りやがれ。うるせえんだよ。

引用元: 雪乃「LINE?」結衣「そう!みんなでやろうよ!」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/29(水) 11:42:12.86 ID:56W44GH30
八幡「マンソンには世話になりっぱなしだな」

雪乃「本当にいつもありがとう」

結衣「うんうん!マンソンがいなきゃ大変なことになってたよ」

マンソン「そんなことはないさ。俺がいなくても何も変わらない、君たちだけで解決してる」

八幡「んなことねぇって。仮に解決できた問題もこじれてややこしくなってたはずだ」

雪乃「ええ。そこのヒキガエル君が自己犠牲で解決したり、私たちもヒスを起こしたり」

結衣「うんうん自分の意思なんてなく流されてただけだよ」

マンソン「ふっ…そう言ってもらえると嬉しいが、あまり卑下しなくてもいいぞ?」

八幡「そうだな…それにしても思い出すぜ。あの日のことを」

結衣「入学式の日だね」

ほわわーん(回想)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1588128132

引用元: 八幡「うっす」雪乃「遅いわよ」結衣「いつもの4人揃ったね」マンソン「だな」 



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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/07(水) 22:33:18.50 ID:ZQ+lmORu0
比企谷(やはり昼は一人で静かに食べるに限る)

雪ノ下「……」

比企谷(雪ノ下?)

比企谷(あいつこんなところで何をやっているんだ?)

比企谷(校舎裏に向かってるな……)

雪ノ下「……」キョロキョロ

比企谷(随分周りを気にしてるな……)

比企谷(まあ、あいつのことだからちゃんとした理由はあるんだろう)

比企谷(……)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375882398

引用元: 比企谷「雪ノ下と猫」 


 

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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/04(日) 00:16:15.24 ID:UFoBidbX0
3連休の初日に家で一人。
あ、かまくらはいるから一人と一匹か。
まあそんなことはどうでもいい。
今日は雨が降っている。というわけで家に引きこもる。
まあ晴れててもかなりの高確率で引きこもってると思うけどな。
ちなみに小町や両親はというと三連休を利用してまさかの2泊3日の家族旅行に行っている。
受験前に行きたいとか言って親にねだっていたがまさか本当に行くとは・・・。
ちなみに俺の参加不参加は聞かれなかった。
いや、まあ全然良いんだけどね。旅行とか疲れるし。
全然寂しくなんてないんだからね!
俺は小町が無事に帰ってくればそれで良い。あ、今の八幡的にポイント高い。

八幡「それにしても今晩から豪雨だって話なのに旅行とは悲惨だな・・・。」
つい独り言がこぼれる。

ピンポーン
八幡「ん?はーい」
雨の中誰だろう。なんか密林で頼んでたっけか?
しかし宅配業者はご苦労なことだ。こんな天気なら働かないで家にいたい。
や、まあどんな天気でも働きたくないんだが・・・。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375542975

引用元: 豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。 


 

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前回 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話」

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/07(月) 00:08:56.39 ID:RohuY4uJ0
~身代金~

大人になった八幡と結衣は結婚し、2人の間には元気で可愛らしい女の子が生まれました。
2人はその子に"留美"と名付けました。

留美「パパ、ママ、行ってきます~」

八幡「おう、変な奴には気をつけるんだぞ」

結衣「行ってらっしゃいーー!」

引用元: 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話 その2」 


 

#9 そして、雪ノ下雪乃は。
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 01:14:47.19 ID:IwclVlW40
~戸塚とワイン~

ある日、千葉市内の一室で大人になった八幡という男ととても可愛らしい戸塚という人がワインを飲みながら暖炉の前でくつろいでいた。


八幡「あぁ~~、俺はこんなに幸せでいいのだろうか!? 俺は今まで愛する女を3人も失ったのに……」

戸塚「大丈夫だよ、八幡にだって幸せになる権利があるんだから」ヨシヨシ

八幡「戸塚ぁ…///」


戸塚は、八幡のそばに寄り添い優しく頭を撫でました。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457194487

引用元: 八幡「俺ガイルで」雪乃「意味がわかると」結衣「怖い話」 


 

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/01/30(土) 11:08:04.20 ID:gi+EjEyj0
雪乃「比企谷くんを救うことになった。」

このssは↑の番外編になります
物語はゆきのんとガハマさんがヒッキーに嘘告白してから再び顔を合わせるまでの空白の1ヶ月を描いた話です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454119684

引用元: 雪乃「比企谷くんを救うことになった。」 after 」

 

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