えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

高海千歌

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1: キャラ崩壊注意です 2019/11/07(木) 16:59:31 ID:sQARkDtM
――千歌の部屋

千歌「どうなるかなー?」

梨子「…え?」

千歌「だからぁ、曜ちゃんを無視したらどうなるかな?」

梨子「…なに、曜ちゃんとケンカでもしたの?」

千歌「ううん、ケンカなんてしないよ。だって私と曜ちゃんは仲良しだし♪」

梨子「じゃあどうして無視しようなんて言い出したの?無視なんて、そんなことしたらダメでしょ」

千歌「ダメなのはわかってるけどさ、気にならない?曜ちゃんがどんな反応するかなーって♪」

梨子「…べつに気にならないわよ」

千歌「えー?私は気になるよ?…怒るかな?それとも泣いちゃうのかな~?」

千歌「あーっ、考えただけでわくわくするーっ!!」バタバタ

梨子(笑顔でなに言ってるのかしら、この子は…)

引用元: 千歌「曜ちゃんを無視したらどうなるか」 



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【千歌「曜ちゃんを無視したらどうなるか」】の続きを読む

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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/31(木) 17:26:53.27 ID:M3jM3QbdO
梨子「あの、ここは東京だからまだ後何本か残って・・・」

千歌「は?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1572510413

引用元: 千歌「終電・・・無くなっちゃったね・・・///」 



【千歌「終電・・・無くなっちゃったね・・・///」】の続きを読む

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2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/10/12(土) 21:43:28.12 ID:mihHoD530
『夏祭り一緒に回りませんか』

私はメッセージを送って息を吐く。

昔の私にはこんなことはできなかっただろう。
あの人にメッセージ一つ送ることすら。

でも私は今、あの人に対してならなんだってできると思う。

そう思いながらあの人からの返信を待った。

引用元: 【ちかダイ】花火と私達 



【【ちかダイ】花火と私達】の続きを読む

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1: ◆EU9aNh.N46 2019/08/24(土) 23:35:57.87 ID:X8iHQg2iO
調理係のおばさん達とお客様にお出しする朝食を作り終えたわたし、高海千歌は両手を組んで「んんーっ」と腕と背筋を伸ばした。
そして料理長の「千歌さんはもう上がっていいですよ」のお言葉に甘え、十千万の厨房を後にする。

千歌「さてと、そろそろ眠り姫を起こしますか」

割烹着を洗濯かごへ放り投げ、最愛の人が眠る寝室へと向かった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1566657357

引用元: 千歌「未来へ+α」 


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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/07/27(土) 23:25:36 ID:uvPTSpdM
千歌「今日は土用の丑。ウナギが食べたいなぁ~」

曜「えっ、千歌ちゃん、ウサギが食べたいの!!?」

果南「なに、正気か、千歌!?」

千歌「ち、違うよ、曜ちゃん、果南ちゃん!?ウサギじゃなくて…ウナギだよ、ウナギ!!」

曜「ほっ。なんだ、ウナギか!」

果南「びっくりしたけど、曜の聞き間違えか。そうだよね…千歌がウサギ食べたいなんておかしいと思った…」

千歌「私も流石にウサギ食べたいなんて、そんな可哀想なこと言わないよ」

引用元: 千歌「土用の丑」 


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【千歌「土用の丑」】の続きを読む

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1: ◆EU9aNh.N46 2019/07/16(火) 20:43:05.43 ID:b03YeYAZO
梨子ちゃんルーム

千歌「りっこちゃ~ん、おっはよ~♡」

梨子「おはよう、千歌ちゃ……って何!? その格好」

千歌(ワンピース水着)「なにって水着だよ~♡ 見てわかんない?」

梨子「いや、それはわかるけど。何で朝から水着なの? しかもここ私の部屋だよね?」

千歌「いや、だってね。今日は年に一度の特別な日なんだよ!」

梨子「特別な日? 千歌ちゃんの誕生日……ではないよね? 8月1日だし」

千歌「うん……っていうか、もし忘れてたら軽くショックだったよ。付き合い始めてもう半年になるのに」

梨子「忘れる訳ないでしょ、世界で誰よりも好きな人が産まれた特別な日なんだもの♡」ニコッ

千歌「梨子ちゃぁ~んっ///」カァーッ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1563277385

引用元: 千歌「海の日の素敵なハプニング」 



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【千歌「海の日の素敵なハプニング」】の続きを読む

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1: ナナシ 2019/07/15(月) 14:50:37 ID:swM6us.s
前作「穂乃果&千歌&歩夢「世界名作劇場!」」の続きです。

キャラ崩壊注意、内容は適当です

引用元: 穂乃果&千歌&歩夢「世界名作劇場PART2!」 



【穂乃果&千歌&歩夢「世界名作劇場PART2!」】の続きを読む

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1: 名無しさん@おーぷん 19/07/03(水)11:10:33 ID:MoC
ラブライブサンシャインのss。キャラの口調が違うなどご了承ください。


鞠莉(黒スーツにサングラス)「ハァーイ♪さっそく練習始めましょうか」

Aqours(全員黒スーツにサングラス)『…』

鞠莉「もぅ~、どうしたのよ、皆?」

千歌「いや、どうしたのよ、と言われましても…」

果南「鞠莉、突然みんなを集めたと思ったら、いきなり黒スーツに着替えさせた上にサングラスを着用されれば、誰だってね…」

善子「リトルデーモン鞠莉、訳を聞こうか」

鞠莉「これよ。」スッ

ルビィ「ぅゆ…!」

梨子「ノートパソコン?」

ダイヤ「ノートパソコンでどう説明するつもりですの?」

鞠莉「いいから、パソコンに保存しておいたこの動画を見て」

花丸「動画?」

曜「あれ、これって…?」

鞠莉「Regeneration~♪」ポチッ

引用元: 千歌「WORLD ORDER」 



【千歌「WORLD ORDER」】の続きを読む

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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/06/23(日) 04:27:57 ID:pf4s9O8E
ナレーター「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、将軍伊波家に伝わる黄金のツボが何者かによって盗まれた!」

ナレーター「ツボに秘められし魔力を使い、日本征服を目論む悪の軍団の仕業である!」

ピカァァァァンッ

ナレーター「藤吉郎はツボを取り戻すべく駿河国から『忍法 色とりの術』で全国の忍びに恐れられる影の軍団、その名も『彩一族』を呼んだ!」

~~~~~♪

引用元: 千歌「只今参上 色とり忍者」 



【千歌「只今参上 色とり忍者」】の続きを読む

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2: ナナシ 2019/06/22(土) 16:28:03 ID:xRJd9dew
CASE1「千歌デレラ」

語り:園田海未

ごきげんよう、ある街に仲のいい姉妹がおりました

美渡「こら!千歌――!!」

千歌「ごめんてば~」

志満「平和ね~」ズズズ

しいたけ「わん!」

引用元: 穂乃果&千歌&歩夢「世界名作劇場!」 



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1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/06/20(木) 22:45:14 ID:K8V5/gxg
~寝る前~

曜「千歌ちゃぁん」

千歌「なぁに」

曜「かまって」

千歌「やーだ」

曜「いじわる」

千歌「いじわるじゃないもん」

曜「むぅ」

引用元: 曜「千歌ちゃんにいたずらしちゃお♪」 


【曜「千歌ちゃんにいたずらしちゃお♪」】の続きを読む

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前回 真姫「音ノ木がゾンビだらけに・・・」 Another Episode

2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/08(火) 22:17:47.45 ID:uqMXX/dK0
ザバーン・・・ザバーン・・・

千歌「・・・・・・」

ポチャ・・・ポチャポチャ!

善子「来た!」

善子「ふんぬぅぅ!」

千歌「がんばれ!」

善子「そっおっれ!」

バシャン!

千歌「長靴だ!」

善子「なんでよ!」

花丸「うっ」コテッ

ルビィ「あぁぁ花丸ちゃん!」

花丸「オラはもう・・・ダメ・・・」

ルビィ「目がぁ!目が踊ってるよぉ!」

ワー!ギャー!

引用元: 千歌「内浦がゾンビだらけに・・・」 



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千歌「白球を追いかけろ!!」2 前編

294: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/19(日) 04:58:47.85 ID:HGd5x8Sk0
 ―準決勝当日―


【浦の星女学院、廃校決定】


鞠莉「……」

千歌「正式に、通知も来たね」


ダイヤ「……勝ちましょう」

ダイヤ「勝って、私たちの名を、浦の星女学院の名を、Aqoursの名を、歴史に刻み込むのです」


全員「「「おー!」」」

引用元: ・千歌「白球を追いかけろ!!」2 



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前回 千歌「白球を追いかけろ!!」 後編

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/16(木) 18:07:00.11 ID:odXovgsf0
果南「ありゃ」

果南(スライダーかな)

果南(駄目だね、私は考えたら)

果南(やっぱり来た球を思い切り振り抜く)グッ


野々村「ふぅ」シュッ


果南(喰らえ――あっ)ブン


 バッターアウト!

果南「しまった、チェンジアップ……」

引用元: ・千歌「白球を追いかけろ!!」2 



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千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 その3

343: ◆tdNJrUZxQg 2019/05/17(金) 13:52:38.97 ID:dd6+2abs0

■Chapter086 『決戦! 四天王! ①』





千歌「──……さて」
 「バクフ」


チャンピオンロードを抜け、梨子ちゃん、曜ちゃんと別れて、歩くこと数十分。


千歌「ついに……辿り着いたね」
 「バクフー」


旅の終着点。


千歌「ウテナシティ、ポケモンリーグ……!」


ウテナシティ自体は正直、街と言えるのか怪しいほど、建物が少なく、ここまでにあったのはポケモンセンターだけだった。

ポケモンセンターで回復を済ませ、その先にある大きな建物──ポケモンリーグまで一直線に歩いてきた。

ポケモンリーグの建物は建物と言うよりは、山の中にくりぬかれて出来ているような形をしていた。

大きなモンスターボールを模した意匠の入口以外は岩石に覆われ、その先には山肌が続いている。

更にその山のずーっと先に、高い塔のようなものが見える。

その様相をぼけーっと眺めているわけだけど……。


千歌「……って、ここで立ち往生してても仕方ないよね」
 「バクフ」

千歌「行こう……!」
 「バク」


バクフーンを一旦ボールに戻し、建物に入ろうとすると……。

その入口に黒い衣装に身を包んだ、ショートボブのベージュの髪の女性が立っていた。恐らくポケモンリーグの門番だろう。

彼女は私の姿を認めると、


門番「ここはポケモンリーグです。これより先はオトノキ地方の全てのジムバッジを揃えた人しか通る資格がありません」


そう告げてくる。

私はごそごそとバッグの中からバッジケースを取り出して、開いてみせる。


門番「……“コメットバッジ”、“ファームバッジ”、“スマイルバッジ”、“ハミングバッジ”、“クラウンバッジ”、“ジュエリーバッジ”、“フォーチュンバッジ”、“スティングバッジ”……。確かに。オトノキ地方のジムバッジ全てを揃えていますね」

千歌「はい」

門番「……ポケモンリーグは待ち構える四天王全員に勝つか負けるまで外に出ることは出来ません。それをわかった上で、この先に進みますか?」

千歌「はい!」

門番「……わかりました。では、通ってください。……御武運を」


ペコリと頭を下げる女性の横をすり抜けて建物の中に足を踏み入れると、

──ゴゴゴ……。

と、音を立てて背後の扉が硬く閉ざされた。


千歌「……ここが、ポケモンリーグ……」


辺りを見回すと、球形に繰り抜かれた空間の中央に真円の足場。

更にその足場の丁度真ん中にエレベーターのようなものが存在し、さらに円状の足場の上半分からは熊手のように橋が伸びていて、それぞれその先に扉が見える。

引用元: ・千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 



【千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 完結】の続きを読む

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千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 その2

237: ◆tdNJrUZxQg 2019/05/15(水) 13:41:56.53 ID:YHpk3Rh50

■Chapter082 『グランドフェスティバルに備えて』 【SIDE You】





──フソウタウン。ホテルの一室。


曜「……グランドフェスティバル評定基準一覧分厚い……」


私は来るグランドフェスティバルに備え、ルールの確認を行っているところだった。

グランドフェスティバルはここまでの部門ごとのコンテストと違い、かっこよさ、うつくしさ、かわいさ、かしこさ、たくましさの5つのコンディション全てが要求される。

そのため、基本は同じでも細かいルールがかなり異なるのだ。

ちなみに、ことりさんもセキレイシティから戻ってきたらしいが、今は別に部屋を取っている。

あんじゅさんも言っていたが、数日後に対等に戦う相手である以上、直近であまり一緒に行動しているのはお互いのためにもよくないからだ。


曜「えーっと……『グランドフェスティバルは5部門全てのコンディションがポイント化されます』……ふむふむ。『ただ、1匹のポケモンで全てのコンディションをまかなうことは難しいため、措置としてメインポケモン1匹の他に2匹のサポートポケモンの持ち込みが許可されています』」


サポートポケモン2体はメインポケモンのアピールの補助をする役割がある。

そうなると、自然とメインポケモンが弱い部門の補助をすることになると思うけど……。


曜「……と言っても私の手持ちはコンテスト要員じゃないホエルオー以外は全部部門が違うから、そこはあんまり考えなくてもいいかな……」


一応現時点ではメインはラプラス。サブにはカメックスとタマンタを置こうとは思っている。


曜「『一次審査……メインサブ含めた3匹の全てのコンディションを評価対象とし、部門ごとに客席からの投票を行います。』」


つまり、5部門それぞれの一次審査判定があるということだ。


曜「『一次審査の後、得票の合計点が発表され、得票率が高い順に二次審査の1ターン目のアピールをすることになります』……この得点は今までのコンテスト違って、可視化されるってことかな」


私はちょっとずつ内容を頭に入れながらコンテスト概要のページをめくる。


曜「『二次審査……二次審査は全6ターン。1~5ターンの間はかっこよさ、うつくしさ、かわいさ、かしこさ、たくましさの5部門のターンが順番に周って来ます。ただし、その順番はランダムでターンの開始時に発表されます。参加コーディネーターはターンのはじめにそのターンに使用する技をあらかじめポケモンに指示してください。他の参加者のアピールを見てからアピールする技を変えることは出来ません。』」


ターンの開始時に要求される部門が決定されるから、その場で素早く判断して、使う技を決めなくてはいけない。これは今まで通りだ。


曜「『また、全てのターンで全ての技が全ての部門コンディションごとに得票処理を行われます。オーディエンスのエキサイトは部門ごとに審査員が判定し、部門通りのアピールの場合に限り、倍に近いエキサイトが得られているものと判断します。またそのターンの部門に沿わないタイプのアピールをした場合、減少するエキサイトも倍下がるものと考えます。』……えーっと、つまり……」


常に使った技を全ての部門で計算して、それの合算値を得点として加算するということだ。

例を出すと、全ての部門エキサイトが1、ターン部門がうつくしさのときに“こなゆき”を使うとする。

この技は元々うつくしさタイプの♡4の技だ。

そうすると……。


かっこよさ:♡4 かっこよさエキサイト変動なし。Ex1のまま。 =♡4

うつくしさ:♡4 うつくしさエキサイト変動+2。Ex3。更にエキサイトボーナス点♡+2 =♡6

かわいさ:♡4 かわいさエキサイト変動なし。Ex1のまま。 =♡4

かしこさ:♡4 かしこさエキサイト1減少。Ex0。エキサイトの減少による減点で♡-1 =♡3

たくましさ:♡4 たくましさエキサイト1減少。Ex0。エキサイトの減少による減点で♡-1 =♡3

合計:♡4+6+4+3+3 = ♡20


ということになる。

引用元: ・千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 



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千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 その1

135: ◆tdNJrUZxQg 2019/05/13(月) 04:27:07.12 ID:SDtZ71oz0

 主人公 千歌
 手持ち バクフーン♂ Lv.55  特性:もうか 性格:おくびょう 個性:のんびりするのがすき
      トリミアン♀ Lv.48 特性:ファーコート 性格:のうてんき 個性:ひるねをよくする
      ムクホーク♂ Lv.55 特性:すてみ 性格:いじっぱり 個性:あばれることがすき
      ルガルガン♂ Lv.52 特性:かたいツメ 性格:わんぱく 個性:こうきしんがつよい
      ルカリオ♂ Lv.59 特性:せいぎのこころ 性格:ようき 個性:ものおとにびんかん
      フローゼル♀ Lv.50 特性:すいすい 性格:ゆうかん 個性:ものおとにびんかん
 バッジ 7個 図鑑 見つけた数:163匹 捕まえた数:15匹

 主人公 梨子
 手持ち メガニウム♀ Lv.51 特性:しんりょく 性格:いじっぱり 個性:ちょっぴりみえっぱり
      チェリム♀ Lv.48 特性:フラワーギフト 性格:むじゃき 個性:おっちょこちょい
      ピジョット♀ Lv.47 特性:するどいめ 性格:ひかえめ 個性:ものおとにびんかん
      ネオラント♀ Lv.39 特性:すいすい 性格:わんぱく 個性:ちょっとおこりっぽい
      メブキジカ♂ Lv.48 特性:てんのめぐみ 性格:ゆうかん 個性:ちからがじまん
 バッジ 5個 図鑑 見つけた数:133匹 捕まえた数:13匹

 主人公 曜
 手持ち カメックス♀ Lv.52 ✿ 特性:げきりゅう 性格:まじめ 個性:まけんきがつよい
      ラプラス♀ Lv.46 特性:ちょすい 性格:おだやか 個性:のんびりするのがすき
      ホエルオー♀ Lv.44 特性:プレッシャー 性格:ずぶとい 個性:うたれづよい
      ダダリン Lv.46 ✿ 特性:はがねつかい 性格:れいせい 個性:ちからがじまん
      カイリキー♂ Lv.41 ✿ 特性:ふくつのこころ 性格:まじめ 個性:ちからがじまん
      タマンタ♀ Lv.40 ✿ 特性:すいすい 性格:むじゃき 個性:こうきしんがつよい
 バッジ 2個 図鑑 見つけた数:159匹 捕まえた数:23匹 コンテストポイント:48pt

 主人公 ルビィ
 手持ち バシャーモ♂ Lv.50 特性:もうか 性格:やんちゃ 個性:こうきしんがつよい
      メレシー Lv.53 特性:クリアボディ 性格:やんちゃ 個性:イタズラがすき
      アブリボン♀ Lv.39 特性:スイートベール 性格:のんき 個性:のんびりするのがすき
      キテルグマ♀ Lv.46 特性:もふもふ 性格:わんぱく 個性:ちょっとおこりっぽい
      ドンファン♂ Lv.45 特性:がんじょう 性格:さみしがり 個性:ものをよくちらかす
      グラードン Lv.75 特性:ひでり 性格:すなお 個性:こうきしんがつよい
 バッジ 0個 図鑑 見つけた数:105匹 捕まえた数:14匹

 主人公 花丸
 手持ち ドダイトス♂ Lv.43 特性:しんりょく 性格:のうてんき 個性:いねむりがおおい
       カビゴン♂ Lv.40 特性:くいしんぼう 性格:のんき 個性:たべるのがだいすき
      デンリュウ♂ Lv.37 特性:プラス 性格:ゆうかん 個性:ねばりづよい
      キマワリ♂ Lv.33 特性:サンパワー 性格:きまぐれ 個性:のんびりするのがすき
      フワライド♂ Lv.30 特性:ゆうばく 性格:おだやか 個性:ねばりづよい
      イノムー♂ Lv.40 特性:あついしぼう 性格:ようき 個性:たべるのがだいすき
 バッジ 1個 図鑑 見つけた数:114匹 捕まえた数:40匹

 主人公 善子
 手持ち ゲッコウガ♂ Lv.49 特性:げきりゅう 性格:しんちょう 個性:まけずぎらい
      ドンカラス♀ Lv.56 特性:じしんかじょう 性格:わんぱく 個性:まけんきがつよい
      ムウマージ♀ Lv.49 特性:ふゆう 性格:なまいき 個性:イタズラがすき
      シャンデラ♀ Lv.50 特性:もらいび 性格:れいせい 個性:ぬけめがない
      ユキメノコ♀ Lv.42 特性:ゆきがくれ 性格:おくびょう 個性:こうきしんがつよい
      アブソル♂ Lv.56 特性:せいぎのこころ 性格:ゆうかん 個性:ものおとにびんかん
 バッジ 1個 図鑑 見つけた数:138匹 捕まえた数:52匹

引用元: ・千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 



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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その8

2: ◆tdNJrUZxQg 2019/05/11(土) 14:01:31.54 ID:XqTkDbxP0

■Chapter070 『聖良の野望』





──中層船尾。梨子たち。


千歌「──わわ!? なんか揺れてる!?」

曜「すごい揺れだね……なんか起きてるのかな……?」


艦内の揺れに驚く二人を尻目に、


 「ヨノワー……」

梨子「…………」


私は気絶して転がるヨノワールに視線を向ける。

すると、


 「ヨマワーー……」「ワルワルーーー……」


戦闘直前から、ヨノワールの近くをふよふよと浮いていたヨマワルたちが掻き消えて行く。

恐らく、親玉が倒されて逃げて行ったのだろう。


曜「ヨマワルたちが……」

梨子「たぶん……ヨノワールがゴーストポケモン騒動のボスだったんだと思う」

千歌「! それじゃあ……!」

梨子「うん。たぶん、地方内のゴーストポケモンたちが旗本を失った状態になったから、直に沈静化すると思う」

曜「それなら、街に安全が戻るのも時間の問題だね……!」

千歌「よかったぁ……」

梨子「……うん」


肯定の意こそ示すものの……安心する二人とは逆に、私は少し難しい顔をする。


千歌「梨子ちゃん?」

曜「まだ、何か気になるの……?」

梨子「……真姫さんが言ってたこと、覚えてる?」

千歌「真姫さんが言ってたこと……? なんだっけ……?」

曜「もしかして……ゴーストポケモンの大量発生の理由がわかってないって言ってたやつ?」

梨子「うん」


私は曜ちゃんの言葉に頷く。


梨子「原因は絶てたとは思う……だけど、理由はまだわかってない」

千歌「理由……かぁ」


せいぜい、この飛空挺で皆が戦ってきたポケモンは全て、聖良さんとやらの計画に加担したポケモンだった。


梨子「私が倒したスリーパーはグレイブ団を操るために配置されたポケモンだった」

曜「ブルンゲルはルビィちゃんを攫う役割があったし、ドヒドイデはサニーゴを食べて珊瑚集めをしてたんだもんね。……結果として集めた珊瑚は使われなかったみたいだけど」

千歌「オンバーンも同じかな……。メテノから“ほしのかけら”を集めるために居た」

引用元: ・千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2 



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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 17:44:12.12 ID:ppBii3Ex0
千歌「チカがキャッチャーやるから、梨子ちゃんはピッチャーね!」

梨子「私がピッチャー...私にピッチャーが務まるのかな?」

千歌「大丈夫!チカが梨子ちゃんをリードしてあげるから!チカのことを信じて!」

梨子「・・・うん。それじゃあ千歌ちゃん、私のこと、支えて下さい。私も、千歌ちゃんのリードに応えるから」

千歌「任せるのだ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557909851

引用元: 千歌「梨子ちゃん!二人で野球やろうなのだ!」 



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千歌「白球を追いかけろ!!」 前編

510: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/15(水) 07:56:30.67 ID:qk9fOFvI0
 ―黒澤家―


ルビィ「…………」


ダイヤ「ルビィ、早く寝なさい」

ダイヤ「疲れを取るのも、アスリートには大切なことですよ」

ルビィ「……うん」

引用元: ・千歌「白球を追いかけろ!!」 



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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/14(火) 00:37:21.99 ID:g8Lzz6kM0
ラブライブサンシャイン 野球もの

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557761841

引用元: ・千歌「白球を追いかけろ!!」 



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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その7

873 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/10(金) 15:14:08.48 ID:Q+x1d3Jo0

■Chapter063 『希の試し』 





──セキレイシティ。 


海未「さて……私たちは一足先に、持ち場につくことにしましょうか」 

ことり「うん!」 

真姫「そうね……」 

希「ん……三人とも結果を見届けなくて大丈夫なん? 教え子やないの?」 

海未「問題ありません」 

真姫「そうね」 

ことり「うん、だって……」 

海未「千歌は勝ちます」 
真姫「梨子が負けるはずないし」 
ことり「曜ちゃんは絶対勝ってくれるから!」 

希「……ずいぶん信頼しとるんやね」 


さて……お手並み拝見と行こうか。 





    *    *    * 





──流星山。 


千歌「ルカリオ!! “りゅうのはどう”!!」 
 「グゥァ!!!!」 

 「フーディン!!!!」 

フーディンがスプーンを曲げると、それにならうように波導が曲がって逸らされる。 


千歌「また、逸らされた……!!」 


遠距離攻撃じゃやっぱり分が悪い、 

なら距離を詰める!! 


千歌「“しんそく”!!」 
 「グワァ!!!」 


ルカリオが飛び出す。 

素早く回り込み、 

後ろから──!! 

だが、 


 「グ、ゥ……!!!」 


フーディンに触れる直前で、動きが止まる。 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その6

740 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/08(水) 13:05:48.82 ID:7Hgct/sd0

■Chapter055 『戦闘! グレイブ団幹部、理亞!』 【SIDE Ruby】 





──これは数年前のお話です。 


ダイヤ「ルビィ、いいですか? クロサワの女たるもの、毅然としていなくてはダメですよ」 

ルビィ「きぜんって……?」 

ダイヤ「自分の信念を貫く、しっかりとした態度や様子のことですわ」 

ルビィ「自分の……信念……ルビィに出来るかな……」 

ダイヤ「大丈夫ですわ。貴方も立派なクロサワの子なのですから、きっと出来ますわ──」 


── 
──── 


──夜。スクールの隣のジムスペースから、声が響いてくる。 


ダイヤ「はぁ……!! はぁ……っ……!!」 

琥珀「……今日はここまでにしましょう、ダイヤ」 

ダイヤ「ま、まだです、お母様……!!」 

琥珀「ダイヤ……」 

ダイヤ「このような不甲斐無いままでは──わたくしはジムリーダーになど、いつまで経っても成る事が出来ません……!!」 

琥珀「……。……そのように焦ることは、ないのですよ?」 

ダイヤ「いえ……! ダメなのです、わたくしは……いつだって、毅然と前を歩いていないと──」 


こっそり聞いていた、あの日のお姉ちゃんの言葉。 

今でも、覚えている。 


ダイヤ「わたくしはルビィの姉なのです……! ルビィに示しが付く様に前を進み続けないとダメなのです……!!」 


──ルビィにとって……そんな、お姉ちゃんが自慢なんです。自慢のお姉ちゃんなんです。 





    *    *    * 





ルビィ「アチャモ!! “ほのおのうず”!!」 
 「チャモー!!!!!」 

理亞「マニューラ! “でんこうせっか”!!」 
 「マニュ!!!」 


アチャモが作り出す、炎の渦の壁を、マニューラが身を屈めて、突っ込んでくる、 


ルビィ「迎撃! “きりさく”!!」 
 「チャモッ!!!」 

理亞「遅いッ!!」 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その5

669 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/07(火) 01:47:43.92 ID:mfU4DjJz0

■Chapter050 『開催! サニーかっこよさコンテスト!』 【SIDE You】 





──セキレイシティにて。 

私の目の前で、今まさに曜ちゃんとことりさんを乗せたチルタリスが羽ばたこうとしているところだった。 


千歌「よーちゃーん! またねー!」 

曜「千歌ちゃんも!」 

千歌「うんっ!」 

ことり「じゃあね、千歌ちゃん」 

千歌「ことりさん、お世話になりました!」 

ことり「いえいえ、こちらこそ♪ それじゃ、チルタリス。サニータウンまでお願い」 
 「チルゥ~」 


ことりさんが促すと、チルタリスが羽ばたき、二人を乗せて東の空へと飛んで行く。 


千歌「……さて、私たちもいこっか」 
 「バクッ」 

傍らにいるバクフーンと共に、私はセキレイシティの北の街、ローズシティを目指して、10番道路を進みます── 





    *    *    * 





──9番道路上空。 


ことり「さて、曜ちゃん。今日はついにかっこよさ大会当日です」 

曜「ヨーソロー!」 

ことり「たくましさ、かしこさのレベルが低いなんてことはないけど。ここから挑む3部門……かっこよさ、かわいさ、うつくしさはいよいよ競技人口も増えてきて、激戦区になってくるから心してね」 

曜「了解であります!」 

ことり「それじゃ、移動中におさらいだけしちゃおっか。今回の目標」 

曜「メガシンカを実戦投入、使いこなす!」 

ことり「ん、よろしい♪ かっこよさ部門はたくましさ部門に次いで、実用的な妨害技も多いから、焦らないようにね」 


全体を妨害する“ハイパーボイス”や、大きな妨害能力を持った“つのドリル”など、かっこよさ部門の技には多彩な妨害技がある。 


ことり「特に、かっこよさ部門での最終ターンの定石技」 

曜「“はかいこうせん”!」 

ことり「うん♪ これは、自分のアピールも相手の妨害も大きく出来る技だから、ちゃんと対策を打つこと」 

曜「了解!」 


かくいう私も予定では、最終ターンに“はかいこうせん”を採用するつもりだし。 


ことり「そろそろ、サニータウンが見えてきたかな……ノーマルランクでつまずくなんてこと、万一にもないようにっ!」 


そんなことりさんの言葉と共に、チルタリスが徐々に高度を落としていく。 

さあ……次の戦いの始まりだ。 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その4

541 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/05(日) 05:07:21.60 ID:IYa5VeT80

■Chapter041 『きらきら』 





梨子「きゃあああああああああ!!!!!?!!?」 


体が背中から自由落下している。 

──このまま、地面に激突……つまり、 

死。 

そのとき、腰のボールが揺れる。 


梨子「っ!!!」 


──ボム! ボールは音を立てて、 

 「ポポ!!」「チコッ!」 

ポッポとチコリータが飛び出す。 


 「ポッポー」 


ポッポは私の腕を掴み、羽をばたつかせる。 


 「チコ!!」 


チコリータは私に“つるのムチ”を巻き付け、 


 「チコッ」 


もう一方に伸ばしたムチで岩肌の出っ張りを掴もうとする。 


梨子「ポッポ! チコリータ!」 


だが、落下速度は僅かに緩んだだけ、 


梨子「ダメっ!!!」 


咄嗟に二匹を抱き寄せる。 

 「ポポ!?」「チコッ!!」 


このままじゃ一緒に地面に叩きつけられちゃう……! 

せめて、少しでも二匹への反動が減るようにと……。 

そしてそのまま、私は地面に──。 





    *    *    * 





梨子「──は……っ……は……っ……」 


天を仰向けで見ている私の視線の遠くの方に、今しがた私たちが落ちてきたであろう穴が見えた。 

視界にはキラキラとした、粉みたいなものが舞っている。 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その3

454 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/04(土) 20:08:33.89 ID:bS2bQuBP0

■Chapter034 『ダリアの街とグレイブ団』 【SIDE Chika】 





──梨子ちゃんと別れたあと、育て屋にて。 


にこ「まあ、こんなもんかしらね」 


ルガルガンの検診を終えた、にこさんがそう言葉を漏らす。 


千歌「ほとんど、健康診断みたいな感じだったけど……」 

にこ「そりゃね、ここは別に研究施設じゃないから。他のルガルガンとの違いを軽く調べてただけだし」 

千歌「何かわかりましたか?」 

にこ「……まあ、正直なところ、“まひる”と“まよなか”の中間っぽい……くらいのことしかわからないかったわね。後は専門家の意見待ちかしらね」 

千歌「専門家の意見……」 
 「ワォン」 

にこ「とはいっても、今更あんたにルガルガンを返せとか言ったりしないわよ。別にわたしのポケモンってわけでもないし」 

千歌「ほ……」 

にこ「とにもかくにも……悪かったわね。付き合わせちゃって」 

千歌「あ、いえ、大丈夫です!」 

にこ「そのお礼と言っちゃなんなんだけど……ちょっと待ってて」 

千歌「?」 


にこさんはそう言って、育て屋内のポケモン育成スペースらしき場所に行ってしまう。 

言われた通りに少し待っていると、 

──あるものを抱えて、戻ってきた。 


千歌「……タマゴ?」 

にこ「……ええ、ポケモンのタマゴよ」 

千歌「なんで育て屋にタマゴが?」 

にこ「たまに、預けられたポケモンが知らぬ間にタマゴを持ってることがあるのよ」 

千歌「そうなんですか……?」 

にこ「どこから、持ってきたのか、タマゴがどこから来たのか、それを見た人はまだ誰もいないんだけどね。……まあ、それはいいとして」 


にこさんはその抱えたタマゴを、 


にこ「良かったら、貰ってくれないかしら」 


そう言って、差し出してくる。 


千歌「え、良いんですか?」 

にこ「手持ち増やしたがってたし、それに何よりタマゴは元気なトレーナーが持って歩かないと孵化しないのよ。中から何が生まれるのかはわからないけど……」 

千歌「そういうことなら……!」 


にこさんからタマゴを受け取る。 


千歌「……なんか、あったかい」 


タマゴはなんだかぽかぽかとしている気がした。 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その2

308 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/03(金) 13:34:09.18 ID:ISz0KMwo0

■Chapter023 『犬ポケモンの楽園』 【SIDE Chika】 





──コメコジムでのジムバトルを終えた後……。 

コメコのポケモンセンターにて、 


花陽「千歌ちゃん、もう行っちゃうんですね……?」 

千歌「はい! あんまりのんびりしてると、梨子ちゃんに置いてかれちゃうんで!」 

花陽「梨子ちゃん……ちょっと前にジムでバトルしましたけど、あの子は千歌ちゃんのライバルなんですか?」 

千歌「ライバル……になるのかな? 同じときに図鑑とポケモンを貰った子だから、負けてられないなって!」 

花陽「そうですか……そろそろ日も暮れ始めると思うから、気をつけてください」 

千歌「はい、ありがとうございます!」 


花陽さんとそんな会話をしている千歌の足元に、 

 「ゼリュー」「ミィー」 


千歌「わわっ?」 


小柄なブイゼルが二匹寄って来る。 


千歌「なんだ、君たちか……」 
 「ゼリュ」「ミミィ」 


じゃれつく子ブイゼルの後ろからゆっくりと、 

 「ゼルゥ」 

この子たちの親のブイゼルが歩いてくる。 


花陽「巣や小川の修復は順調に進んでるみたいだから……何日かしたら野生に帰してあげられると思います」 

千歌「そっか、よかったぁ……ブイゼルくんたち、またね」 


私がそう言って、手を振ると。 

 「ゼル」 

ブイゼルは礼儀正しくお辞儀をする。 


千歌「ポケモンセンターの中では自由に動き回ってるのかな?」 

花陽「もう敵意もないみたいだし……町の人たちも事情を聞いてからは、ブイゼルに優しくしてくれてます。元々牧場の町なので、ポケモンが自由に歩き回ってることにも、皆慣れてますし」 

千歌「そうなんだ。じゃあ、もう心配なさそうですね」 

花陽「ふふ、そうですね」 


ブイゼルたちはまた自然に帰って、子育てを再開するんだろう。 

それを見届けることが出来ないのはちょっと残念だけど……。 


花陽「そういえば、千歌ちゃんはホシゾラシティから来たんでしたよね?」 

千歌「あ、はい」 

花陽「そうなると……次は北西のダリアシティのジムを目指すんですよね」 

千歌「そう、なるのかな?」 


正直道なりに進んでるだけだからよくわからないけど、次のジムがあるなら、そういうことだと思う。 

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前回 千歌「ポケットモンスターAqours!」 その1

153 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/05/01(水) 02:03:40.48 ID:oTWJbR4y0

■Chapter013 『夜の帳は下りていく』 【SIDE Yoshiko】 




千歌「これでよし……」 

善子「……思ったより、器用なのね」 


包帯が巻かれ、応急処置を施された右足を見て思わず関心する。 


千歌「えへへ……昔っから、生傷が絶えなかったから、応急処置くらいならね」 


──私たちはあの戦いの後、音ノ木の太い枝の大きな葉の上で休息を取っていた。 


千歌「思ったよりは傷も深くはないみたいだし……しばらくは少し痛むかもしれないけど、ひとまず大丈夫だと思うよ」 

善子「そ……あ、ありがと……」 

千歌「えへへ、どういたしまして♪」 


千歌が無邪気に笑う。 

さっきまでの泣き顔が嘘のようだ。 


千歌「ポケモンたちも回復しないとね。ムックル、ヤミカラス、ムウマ、メテノ、こっちおいでー」 
 「ピピ」「カァ」「ムゥ」「~~」 

千歌「ついでに善子ちゃん、ケロマツも回復してあげて」 

善子「……そうね」 


千歌が呼び寄せたポケモンたちに、順番にきずぐすりを吹きかける。 

 「~~」 

その際メテノはHPが回復したためか、再び外殻を身に纏い、元の『りゅうせいのすがた』に戻っていた。 

私もポーチから取り出した、げんきのかけらでケロマツを回復させて、ボールから出す。 


 「ケロッ」 
善子「ケロマツ、お疲れ様」 


自らのポケモンに労いの言葉を掛けていると、 


千歌「ど、どうしたの!? ムックル!?」 


隣で千歌が困惑の声をあげた。 


善子「な、なに?」 


私も釣られて、ムックルの方を見ると、 


 「ピィ…」 


ムックルは声をあげながら、ぷるぷると震えていた。 


千歌「ムックル? 寒いの……?? ど、どうしよ……!!」 

善子「千歌、落ち着きなさ──」 


うろたえる千歌を落ち着かせようとしたら、 

【千歌「ポケットモンスターAqours!」 その2】の続きを読む

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1 : ◆tdNJrUZxQg [saga]:2019/04/28(日) 12:20:53.81 ID:WoQi+oWD0
......prrrr 

......prrrrrr 

pi!! 


 「あーあーテステス……これ繋がってるのかしら?」 

 「……ん、よし大丈夫そうね」 

 「Hi ! こんにちわ! 見えてるということは、あなたが今度旅立つ新人Trainerさんね」 

 「え? なに? どうしたの、キルリア? ……ああ、名乗るのを忘れていたわ」 

 「わたしは鞠莉。あなたの住むウラノホシタウンの外れの島──アワシマに研究所を構えるポケモン博士よ! って、言ってもまだ新人博士なんだけどね」 

鞠莉「この世界にはポケットモンスター──通称ポケモンと呼ばれる生き物たちが草むら、洞窟、空、海……至るところにいて、わたしたちはポケモンの力を借りたり、助け合ったり、ときにポケモントレーナーとして、ポケモンを戦わせ競い合ったりする」 

鞠莉「わたしはここオトノキ地方で、そんなポケモンと“どうぐ”の関わり合いについて研究しているの。ただ、まだまだ新人のせいもあってか、余りフィールドワークの情報が足りてなくてね……」 

 「キルキルゥー!!」 

鞠莉「って今度は何、キルリア……? ……わたしの話は後でいい? 確かにそれもそうね……それじゃあ、とりあえず、あなたの名前を教えてくれるかしら?」 


………… 


鞠莉「Hm...Your name is CHIKA。千歌、いい名前ね」 

鞠莉「それじゃ千歌。研究所で待っているから、また後で──」 


【ウラノホシタウン】 
 口================= 口 
  ||.  |⊂⊃                 _回../|| 
  ||.  |o|_____.    回     | ⊂⊃|  || 
  ||.  回____  |    | |     |__|  ̄   || 
  ||.  | |       回 __| |__/ :     || 
  ||. ⊂⊃      | ○        |‥・     || 
  ||.  | |.      | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     || 
  ||.  | |.      | |           |     || 
  ||.  | |____| |____    /      || 
  ||.  | ____ 回__o_.回‥‥‥ :o  || 
  ||.  | |      | |  _.    /      :   || 
  ||.  回     . |_回o |     |        :   || 
  ||.  | |          ̄    |.       :   || 
  ||.  | |        .__    \      :  .|| 
  ||.  | ○._  __|⊂⊃|___|.    :  .|| 
  ||.  |___回○__.回_  _|‥‥‥:  .|| 
  ||.      /.         回 .|     回  || 
  ||.   _/       o‥| |  |        || 
  ||.  /             | |  |        || 
  ||./              o●/         || 
 口=================口 





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1: 2019/03/31(日) 21:00:04 ID:L9reE6jA
ーーーーーーーーーー
ー現在ー

医者「高海さんの肺から癌が見つかりました。それもかなりの範囲に増殖しています。」

千歌「それは・・もう治らないんですか?」

医者「今の医療では、とても・・・できることは抗がん剤などで癌の進行を送らせるくらいしかありません。」

医者「入院して抗がん剤治療を続ければ余命を伸ばすことはできます。そしたらもう、学校へは行けなくなるでしょう。」

医者「よく家族の方々と話し合って決めてください。」

千歌「はい。」

引用元: 千歌「残された時間」 



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