えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

魔王

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) 2012/07/11(水) 18:07:57.32 ID:yFuxTM2h0
道具屋「あくまで噂だけどな。ウチにも聖水や満月草の注文が大量に入った。信憑性はある」

道具屋「兄ちゃんも、下手に旅なんかするよりは、兵士として雇ってもらったほうがいいかもな。はっはっは!」

道具屋「で、薬草と毒消し草だ。ほら」

勇者「ありがとうございます」

道具屋「このご時世に二人旅とは大変だな。しかも、随分と別嬪さんじゃないか」

狩人「……」

勇者「はは……」

狩人「勇者、いこ」

道具屋「ありがとうございー。またのお越しをー」

 勇者はともに旅をする狩人に引かれる形で道具屋を後にする。

 ここは鄙びた小村である。往来に人通りは多いが、誰しもみな力がない。
 それが魔王による長年の影響のせいであろうことは、想像に難くなかった。

 ふらふらとした一つの影と、足取りのしっかりとした一つの影。
 少し険のある、くたびれた印象の、剣を帯びた男――勇者。
 三白眼で褐色肌の、矢筒を担いだ女――狩人。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1341997677
【勇者「王様が魔王との戦争の準備をしている?」その1】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/14(金) 20:31:19 ID:J/p20kec
戦士「ん?え??もう一回言って??」

勇者「だから~、別に魔王ぶっ殺さなくて良くね?」

戦士「(°д°)」

戦士「え?!どうした勇者!?お前前は『絶対魔王をぬっ殺すぞ!!』」

戦士「って言ってたじゃねーかー!!!」

勇者「いや、俺も前までは殺すつもりだったけど」

勇者「魔王の城の近づくにつれて城やら街やら村が栄えてたし、旅の途中で鍛える為に魔物殺してたけど全然襲ってこないから前から結構違和感感じてたんだよ」

戦士「確かに…」 





【勇者「別に魔王殺さなくて良くね?」戦士「!?」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/11/04(火) 20:58:27 ID:4cSzxMGE
魔王「ぐぅ、やるな勇者……」

勇者「これでとどめだ!」


バンッ!

魔王娘「待て、勇者!」

勇者「なに!?」

魔王「フッ……よく来た我が娘よ。勇者はもう虫の息、殺せい!」

魔王娘「……」

勇者「くっ……(もう一人居たのか、流石にきっついな……)」

魔王娘「勇者……魔王は私が殺す」

魔王・勇者「何!?」 



 

  【魔王娘「勇者、魔王は私が倒す」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆vGI6DlX1Rs 2012/07/23(月) 23:16:02.72 ID:FKaujywo0
魔王「ふむ、そなたが彼の村から参った娘か。名は何と言う?」

村娘「わ、わたしは、村娘でございます」

魔王「して、そなたがここに参った理由は……?」

村娘「わたしが生け贄になれば、わたしの村を救っていただけるのですよね?」

魔王「……私が何時、そのようなことを?」

村娘「っで、でも、わたしは、お父様に……!」

魔王「何を勘違いしておるのかわからぬが、私はそなたの村を救うことなどできぬぞ。まあ、滅ぼすことなら容易いが?」

村娘「っひ、ぁ……」

魔王「全く人の世で何と言われているかわからんが……私のところに生け贄などやったとしてもどうにかなる話ではあるまい」

村娘「じゃあ、わたしは……何のために……」

魔王「人々の気休め、とでも言ったところか」

村娘「……ぁ、あ」ばたり

魔王「……気を失ってしまったのか?誠に人とは脆いものだな……。側近」

側近「はい?」

魔王「この娘に部屋を用意してやれ」

側近「食べちゃってもよろしいですか?」

魔王「駄目だ。この娘には今後どうするか聞かねばならんからな」

側近「残念。こんなに美味しそうだっていうのに……」

魔王「我慢しろ」

側近「……わかりました。はぁ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1343052962




【魔王「何?村から人間が?」側近「はい、可愛い女の子です」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/18(水) 21:12:33.65 ID:iLvnJ5Gr0
中ボス「は?」

魔王「ですから、私はひどい魔王です!」

中ボス「ええと」

中ボス「すみません、ツッコミ所が満載すぎるので一つずつ聞いてもいいですか?」

魔王「お断りします!私はひどい魔王なので、貴様の質問を聞く耳などもちません!」

中ボス「はあ……」

魔王「さっそく明日から人間界を征服しようと思います!」





【魔王「私はひどい魔王です!」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/02/18(水) 21:31:16.03 ID:Sr5I4uRm0
女勇者「ちょっと……魔王が女の子なんて聞いてないわよ!?」

魔王  「それはこっちのセリフだ。我が玉座まで辿り着いた勇者が女とは……」

女勇者「しかもあなたまだ全然幼いじゃない!」

魔王  「……見た目はどうでもいい」

女勇者「……気にしてた?」

魔王  「……少し。
     いや、どうでもいい。戦わないのか、デカ乳め」

女勇者「ち、違うわよ!これは胸当てが豪華なのよ!
     別にオーダメイドじゃないけどね!」

魔王  「……気にしてたか?」

女勇者「……。
     あのね、街を歩くとねっとりした男の視線が突き刺さるのよ……」


魔王・女勇者「「……」」


魔王  「でも、お前は綺麗だと思うぞ」
女勇者「わ、私も魔王って可愛いと思う!」


側近  「あのー、お二人とも戦闘は…?そんなフォローどうでもいいですから……」 




【魔王・女勇者「「……え、女の子?」」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/04/02(木) 19:59:51.86 ID:O0x8WyDR0
魔王「血気盛んな連中だな」

剣士「お前が城から居なくなったからモンスターも気兼ねなく暴れているらしいぞ」

魔王「ふんっ、暴れたいのならそうと言えば良い。オレの所為ではない」

剣士「……そもそもだな。俺は魔王が元勇者である俺とパーティーを組んでいるのが不思議だぜ?」

魔王「別世界に人間とパーティーを組んでいた知り合いが居る。赤髪の少年やカエルと冒険をしていたそうだ」

剣士「……」

魔王「おぉ、あそこに村が見えるぞ。今晩はあそこに宿を取るとしようか」

剣士「……どこに村なんてあるんだ?」

魔王「んん? なんだ、剣士には見えないのか……この森を抜けた先にあるぞ」

剣士「見渡す限り木が生い茂っている訳なんですけども」

魔王「透視も出来ないのか、剣士は」

剣士「出来たらこんな事は辞めて都会で暮らしているわボケナス」





【剣士「やっと片付いたわけだが」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 13:16:07.35 ID:pheJ/JvX0
魔王「忌々しい勇者め、今日はどこまで進むつもりだ・・」

副官「あの、魔王様・・毎日水晶玉を覗きこむのは結構なのですが・・」

魔王「ん?なんだ?」

副官「なんというか、あの勇者(10)が旅に出てから物凄く楽しそうですね・・」

魔王「貴様!我は真面目に奴を監視しておるのだ!ふざけた事をぬかすな!!」

副官「ヒィ!も、申し訳ありません・・!あ、あの・・お食事のご用意ができたのですが・・」

魔王「ドアの前に置いておけ!しばらく部屋に入ってくるな!!」

副官「ハァ・・・せっかく美人なのにこれでは・・・・」

魔王「何か言ったか?」

副官「イエ!ナンデモアリマセン!」




【魔王「さぁ、勇者はどこまできているかな」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
2: ◆NVTZ87qhtx4w 2014/10/13(月) 22:38:59.56 ID:rCmHpJD70
~魔王城前~

戦士「やっとここまで来たな」

魔法使い「そうね。でもあんまり感傷に浸っている時間はないわ。ここは敵地のまっただ中なんだから」

勇者「………」

僧侶「勇者様、どうしました?」

勇者「…いや、戦士のように感傷的になっていただけだよ。さあ、いこう。魔王を倒せば世界が平和になる。」

戦士「おう!」

魔法使い「ええ。」

僧侶「はい。」 





【勇者「まーちゃん」魔王「ゆうくん」勇者・魔王「ひさしぶり」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 20:23:21.36 ID:dpVERaKv0
魔王「勇者に敗れてはいけない。そう思って、毎日鍛錬をしてきた」

魔王「日に日に強くなっていくのを感じて、無邪気な子供の様に喜んだ」

魔王「ある日、自分の限界に達したと悟った」

魔王「それでも鍛錬をやめなかった」

魔王「結果、限界を遥かに超えた力を得た」

魔王「これでもう勇者に敗れる事は無い。そう思った日の夜の事だった」





【魔王「強くなりすぎた】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2016/02/22(月) 21:43:35 RU7BCPsE
魔王「勇者との決闘に遅れちゃう!」





【魔王「遅刻遅刻~!」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集したFINAL幕 前編

324: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2015/09/08(火) 02:19:55.14 ID:zHD9BNoz0
それから数ヵ月後……。 



【勇者と魔王がアイを募集したFINAL幕 後編 完結】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1001

--対ウェイトレス領域--

ボロッ……

召喚士「あーあ、魔王人形もウェイトレスと一緒に砂になっちまったでやんす。戦力になると思ったのに」

鷲男「じょ、冗談じゃありませんよ! あんなのをコントロールするなんてとてもとても!」

人形師「確かに我々には手のあまるものでしたねぇ。人間、身の丈にあったことをしないと待ってるものは自滅ですよぉ」

召喚士「……で、やんすな。なら仕方ないでやんす」



ビィ「召喚士さん達、みーっけです★」

鷲男、調教師「「!?」」

まるでワープでもしてきたかのようにビィがその場に現れた。

召喚士「この娘っ子はおいら達らしく」

人形師「自分達らしいやり方でやりましょうかねぇ」

ボッ

しかし召喚士と人形師は予想していたとでもいうかのように、瞬時に攻撃に移った。

どがぁあああああああああああああああああああん!!




【勇者と魔王がアイを募集したFINAL幕 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集したFINAL+ 中編

674: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2015/03/24(火) 04:59:45.11 ID:eTzK2S8d0
696

--魔法王国、過去--

魔導長「――それは本当なの? 黄金王国の参謀長さん」

参謀長「はい。にわかには信じられないでしょうけど」

魔導長「……少し前に可愛い教え子から似たような内容の手紙をもらったの……最初はついに頭がいっちゃったのかとおもったけど……」

魔導長は参謀長の顔を観察する。

魔導長「貴方はつまらない嘘はつかないしなの」

参謀長「理解して貰えるのならありがたい。ではこれを」

そういって参謀長は布に包まれた大きな杖を渡した。

魔導長「杖?……これは、魔杖……」

参謀長「えぇ。研究員が貴女用に改造したスペシャルな杖です。これを貴女にさしあげます」

魔導長「……こんなものを渡して何が目的なの?」

参謀長「数日後に東の王国でいざこざが起きます。そこできっと魔王側が誰かを送り込んでくると思います。そいつを貴女に倒して欲しいのです」


【勇者と魔王がアイを募集したFINAL+ 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集したFINAL+ 前編

343: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2015/01/06(火) 02:10:47.43 ID:AYO7Ud690
462

--暗黒森林、保管庫、下フロア--

フォーテ「なんか」

ハイ「あ」

フォーテ「面白く無ーいー」

ズズズズズズズズズズズ!!!!

フォーテの呪いが強まった。

オオオオオオオオオオオオ

ぐじゅ、じゅぞぞぞぞ

名状しがたい奇妙な物体がそこかしこから出現し、闇は濃さを増していく。

ギチギチギチ……

アッシュ(……おい、これ詰んだんじゃないか?)

レン(お迎えついでに全力で殺しに来るとか……なんでにゃ)

ポニテ(まいった……腹くくるしかないね)

ザッ!

フォーテ「っ」

全力の殺意を放つフォーテに対し、アッシュ達三人も応戦の構えを取った。

フォーテ「嘘……僕のことが怖くないの?」
 



【勇者と魔王がアイを募集したFINAL+ 中編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
441

--暗黒森林、酒場--

わいわいがやがや

アッシュ「――さて、それじゃあさっそくツインテ奪還の作戦を練るぞ。各々、何か思うことがあるなら好きに言え」

レン「じゃあまずレンから。実はレンは大分前から王国の、いや元王国の絵師と連絡を取っていたのにゃ。そして予定では明日の競売の最中に奪還しようと計画していたにゃ」

侍「む。レン殿もそうでござったか。実は我々もそうなのでござる。ほらこの手紙」

ぱらっ

ハイ(あ、この手紙は……)

ハイはこの手紙を見たことがあった。

レン「侍達もだったのかにゃ。レン達の計画では舞台の中からポニテが、会場からレンが、会場の外からは絵師が事を運んで混乱のうちにツインテを奪還するつもりだったにゃ。……でもこの面子が揃った今なら、明日まで待つ必要は無いんじゃないかと思い始めてるにゃ」

アッシュ「夜のうちに盗み出す……セオリーだな。だがそれは向こうも一番警戒していることだろう」

レン「……夜の番人かにゃ」

ハイ「夜の……番人?」

侍「なんか  い」

【勇者と魔王がアイを募集したFINAL+ 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集したFINAL 中編

669: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2014/07/22(火) 02:06:22.26 ID:zPv1XqvF0
215

--北の王国--

盗賊「……」

ユー「……」

ハイ「……すんなり、入れましたね」

盗賊「そりゃあ、いきなりとはいえちゃんとした国家元首が来てるんだ。追い返すなんてことはできないだろうさ」

がちゃ、ぎぃ

北の王「あんらぁ、お久しぶりでんなぁ姫様~。相変わらずおうつくしゅー!」

にこにこと笑いながら部屋に入ってきた北の王。

ざっ

参謀長はすぐに立ち上がり頭を下げる。

参謀長「お久しぶりです北の王様。このような急な訪問で、本当に申し訳ありません」

北の王「いやいやあんさんのことや、何か深い理由があるんやろ~? 聞きましょ。どうかしたんでっか?」

どすんと音を立てて北の王は玉座に座る。

参謀長「はい。実は……」




【勇者と魔王がアイを募集したFINAL 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆ppgg72idV5Iv 2012/07/06(金) 10:28:27.76 ID:Wl2cjfpfo
魔王「やだ」

スライム「結婚してよ!」

魔王「いやだ」

スライム「どうして?」

魔王「アンタが弱いからだ」

スライム「そんなぁ……」

魔王「アタシはさぁ。強い男にしか興味がないんだ」

スライム「……グスッ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1341538107(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)




【スライム「魔王ちゃん。ボクと結婚してください」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集したFINAL 前編

359: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2014/05/01(木) 18:35:24.11 ID:10/LEKMC0
835

--新王国--







そして八年後……。







【勇者と魔王がアイを募集したFINAL 中編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
581

--失われた王国--

ざっ

勇者「さぁ、ついたわ。ここが私達の本拠地よ」

ひゅおおぉ

アッシュ「……近づき始めてから気づいていてたことだが」

ポニテ「やっぱここ……」

ツインテ「あの時の……!」

盗賊「あれ? ポニテらここに来たことあったん?」

ちんちんぷらぷらさせながらポニテに近づく盗賊。

ポニテ「! ちょ、ちょっとパパ! 前隠してよ!!」

盗賊「あー、ごめんごめんー」

勇者「……はぁ」

頭を抱える勇者。

【勇者と魔王がアイを募集したFINAL 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集した2 中編

740: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2013/11/27(水) 00:47:36.06 ID:OPj3beRz0
403

--失われた王国、遺跡--

ざっざっざっ

?「……」

遺跡の残骸や巨大な木々が生い茂るこの場所に、全身に黒い包帯を巻いた謎の人物が立っていた。

ざっざっざっ

それに近寄る長い銀色の槍を携えた男……。

茶肌「……おまえが、そうだな……? トリガーの命令だ、ここで、始末、する」

ひゅんひゅんひゅんひゅん

茶肌は槍をくるくると振り回したあと、穂先を包帯の人物に向ける。

?「……ヒュー、ヒュー」

茶肌「元三代目勇者にして四代目魔王、茶肌、まいる」

シャシャシャッ!!

そして茶肌は爆発的なスピードで走り出した。

【勇者と魔王がアイを募集した2 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集した2 前編

472: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2013/09/17(火) 00:12:45.57 ID:kmHK0dJD0
216

--王国、Bサイド--

オーズ「ぐう……」

ダーク王様「その程度か」

ミイラ姿の王様は剣を構えてオーズに問う。
オーズも既に魔殺モードになっている。なのに王様に手も足も出ない……。

オーズ(死んだ兵士から剣を奪ってから、強さが段違いだお……こいつ生前はどんな奴だったんだお……)

びゅっ!!

オーズ「!? くっ!!」

じゅぱああっ!!

生半可な攻撃では傷つくことのないオーズの腕が、いとも簡単に切り裂かれる。

オーズ「おっおっ!!」

ダーク王様「鈍らだ。こんな剣じゃあだめだ。あの大剣が恋しい……そうだ、城に置いて来た。取りにもどろう」


【勇者と魔王がアイを募集した2 中編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
341

--飛行船--

ごぅんごぅんごぅん

熊亜人「う、ぐ……」

護衛姉「大丈夫ですか?」

護衛妹「具合悪そう……」

治療を受けている熊亜人。

代表「まいったねぇ。君でさえこの有様では……」

熊亜人はあれから一向に容態がよくならない。むしろ黒い靄による侵食は悪化していた。

代表(恐ろしい力だ。だがだからこそ彼女を倒せる)

熊亜人「し、心配なさらないで欲しいぐま……さっきも言ったとおり、ちゃんと目的は果たすぐま!」

汗をたらしながら熊亜人は微笑んだ。

代表「……無理はしないようにね」

【勇者と魔王がアイを募集した2 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集した 前編

516: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2013/01/08(火) 00:20:21.13 ID:FLnfmfsj0


--妖精郷--

ぱたぱたぱたー

配達屋達の前に妖精達が飛んできた。

ぺっち『お前達だれですっぺ? 余所者は入っちゃダメですっぺ』

ぽっち『そうっぽ。いーけないんだー、いけないんだー。精霊様にー言ってやろーっぽ』

ぴっち『待ってくれっぴ! 僕はぴっちだっぴ! 元々この郷のものっぴ!』

ぺっち『ぽっち、知ってるっぺ?』

ぽっち『うんや、知らないっぽ』

ぴっち『思い出せっぴ! ほら、小六の時の給食の時間に●●●もらした……』

ぺっち『……あ、ああー! くそ漏らしのぴっちっぺかぁ!』

ぽっち『あぁいたいたー。そのまま不登校になったやつっぽ!』

ぴっち『ふぅ、思い出してもらえたっぴ』

きゃっきゃきゃっきゃ

アッシュ「それでいいのか」

ポニテ「外見は可愛いのに」

【勇者と魔王がアイを募集した 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加


--??--

今より約十九年前、魔王を倒すために命懸けで戦った者達がいた……。


パーティリーダーをつとめるのは、赤の少女。
出身地は下水道、保護者は白いワニ、最終学歴はサーカス団員という貧乳オブ貧乳……勇者(27歳)。


家柄は上流貴族で有名大卒。回復のエキスパート眼鏡にしてヒッキーポークビッツ……賢者。


かつてはいじめられっ子だったが、血の滲むような修行(肛門の)を経て、猛々しい肉体を手に入れた、心優しきホモォ……闘士。


グラマラスな肉体、長く美しい髪を持つ麗しの裸族。最近になって実は水虫だったんじゃないか疑惑がある……踊子。


そして、
罠やスキルを駆使し、実力が上の相手でも勇敢に立ち向かうような男ならよかったよね。どう頑張っても目玉が取れちゃう役立たずニート

……盗賊。


彼ら五人は長き旅路の果てに、ついに魔王を倒す偉業を成し遂げる。


これは、それから十九年後のお話……。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1349094513



【勇者と魔王がアイを募集した 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/23(水) 14:12:03.47 ID:hgeKkteI0
魔王「これで良し」

側近「陛下、何をなさっているのですか?」

魔王「攻略本を作っているんだよ。この城の」

側近「何故でしょうか?」

魔王「最近、勇者を名乗る人間がなかなか来なくてね。難易度を下げてあげようかと思って」

側近「左様でございますか」

魔王「あれ? 止めないんだ」

側近「私の仕事は陛下が望んだことを叶えることにございます」

魔王「ふーん……ところで、君は誰?」





【魔王「完全攻略、魔王城っと……」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/02(木) 00:31:49 ID:wjmfHxWs
─ 王国城 ─

玉座に座る国王に、ひざまずく勇者。

国王「おおっ、勇者よ!」

国王「今までは修業中とのことで、なかなか要請に応じてくれなかったが……」

国王「ついに魔王討伐の旅に出る決心を固めてくれたのだな!」

勇者「はい」

勇者「必ずやこの私が、魔王討伐を成し遂げてみせます!」

国王「うむ……そうか!」

勇者(魔王討伐? 行くわけねーだろ、そんなもん) 



  【卑怯勇者「魔王討伐? 行くわけねーだろ、そんなもん」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : ◆ToMnIXXmPQ:2014/09/27(土) 17:35:06 ID:FGBsy0tQ

○●○ 魔王城 ○●○

扉 バターン!!


魔王「………む。 何奴?」

女勇者「…ようやく、見つけた! ここが魔王の玉座!!」

魔王「ほう。 人間の女か……、何しにきた」

女勇者「貴方が魔王ね!?」

魔王「いかにも。俺が魔王で間違いないが…。 ふっ、お前はなんだ? 生け贄にでもだされた娘か?」

女勇者「~~っ! 似たような物だけど、私は勇者よ!」

魔王「勇者…?」


  【女勇者・魔王「「こうなったら本気でヤるしかない」」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/21(金) 20:41:26 0ZieKSag
魔王『幾度となく、貴様達人間に……勇者に辛酸を舐めさせられてきた』

魔王『そうした中で、私は新たなる魔王としてこの世に発現した……よって』

魔王『人間どもよ! 私は貴様達に対し不可侵を宣言する!』

魔王『我々からは一切、手を出さない! だがしかし、もしもそちらが交戦の構えをもって侵攻してきたならば』

魔王『こちらも一切の容赦はしない』

魔王『とは言ったものの、こちらの末端の魔物までは十分に伝わらない』

魔王『というよりも、それだけの知能がない者もいる。そうした者に関しては全力で狩ってもらって構わない』

魔王『何なら、そういった者の討伐報酬を出しても構わん。以上だ』






【魔王『我は魔王、新たなる魔王。人間どもよ、聞くがいい』】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 21:00:21.99 ID:P6SlL/fu0
勇者「うーん……今日はもうやる事ないしなぁ」

母「全くこの子ったらそんなところで日向ぼっこだなんて……」

勇者「えーだって薪割りとかやれる事もう終わっちゃったんだもん」

勇者「お父さんの仕事の手伝いって言っても、簡単な調合と薬草採集くらいだけど」

勇者「これ以上摘んでくるな、て言われちゃったし」

母「ここら辺で採れる薬草、少なくとも一ヶ月はいらないものね……」

母「ああ、そうだ。それなら倉庫の片付けをして頂戴」

母「と・く・に、あなたがもう要らない物を中心に、ね」

勇者「うへぇーあそこかぁ」 





【勇者「魔王倒したし今日も平和だなー」】の続きを読む

このページのトップヘ