えすえすゲー速報

アニメ ゲーム ラノベ等のSS及び雑談をまとめています。

魔王

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集した2 前編

472: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2013/09/17(火) 00:12:45.57 ID:kmHK0dJD0
216

--王国、Bサイド--

オーズ「ぐう……」

ダーク王様「その程度か」

ミイラ姿の王様は剣を構えてオーズに問う。
オーズも既に魔殺モードになっている。なのに王様に手も足も出ない……。

オーズ(死んだ兵士から剣を奪ってから、強さが段違いだお……こいつ生前はどんな奴だったんだお……)

びゅっ!!

オーズ「!? くっ!!」

じゅぱああっ!!

生半可な攻撃では傷つくことのないオーズの腕が、いとも簡単に切り裂かれる。

オーズ「おっおっ!!」

ダーク王様「鈍らだ。こんな剣じゃあだめだ。あの大剣が恋しい……そうだ、城に置いて来た。取りにもどろう」


【勇者と魔王がアイを募集した2 中編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
341

--飛行船--

ごぅんごぅんごぅん

熊亜人「う、ぐ……」

護衛姉「大丈夫ですか?」

護衛妹「具合悪そう……」

治療を受けている熊亜人。

代表「まいったねぇ。君でさえこの有様では……」

熊亜人はあれから一向に容態がよくならない。むしろ黒い靄による侵食は悪化していた。

代表(恐ろしい力だ。だがだからこそ彼女を倒せる)

熊亜人「し、心配なさらないで欲しいぐま……さっきも言ったとおり、ちゃんと目的は果たすぐま!」

汗をたらしながら熊亜人は微笑んだ。

代表「……無理はしないようにね」

【勇者と魔王がアイを募集した2 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者と魔王がアイを募集した 前編

516: Qw0 ◆7b3JfpIY/2 2013/01/08(火) 00:20:21.13 ID:FLnfmfsj0


--妖精郷--

ぱたぱたぱたー

配達屋達の前に妖精達が飛んできた。

ぺっち『お前達だれですっぺ? 余所者は入っちゃダメですっぺ』

ぽっち『そうっぽ。いーけないんだー、いけないんだー。精霊様にー言ってやろーっぽ』

ぴっち『待ってくれっぴ! 僕はぴっちだっぴ! 元々この郷のものっぴ!』

ぺっち『ぽっち、知ってるっぺ?』

ぽっち『うんや、知らないっぽ』

ぴっち『思い出せっぴ! ほら、小六の時の給食の時間に●●●もらした……』

ぺっち『……あ、ああー! くそ漏らしのぴっちっぺかぁ!』

ぽっち『あぁいたいたー。そのまま不登校になったやつっぽ!』

ぴっち『ふぅ、思い出してもらえたっぴ』

きゃっきゃきゃっきゃ

アッシュ「それでいいのか」

ポニテ「外見は可愛いのに」

【勇者と魔王がアイを募集した 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加


--??--

今より約十九年前、魔王を倒すために命懸けで戦った者達がいた……。


パーティリーダーをつとめるのは、赤の少女。
出身地は下水道、保護者は白いワニ、最終学歴はサーカス団員という貧乳オブ貧乳……勇者(27歳)。


家柄は上流貴族で有名大卒。回復のエキスパート眼鏡にしてヒッキーポークビッツ……賢者。


かつてはいじめられっ子だったが、血の滲むような修行(肛門の)を経て、猛々しい肉体を手に入れた、心優しきホモォ……闘士。


グラマラスな肉体、長く美しい髪を持つ麗しの裸族。最近になって実は水虫だったんじゃないか疑惑がある……踊子。


そして、
罠やスキルを駆使し、実力が上の相手でも勇敢に立ち向かうような男ならよかったよね。どう頑張っても目玉が取れちゃう役立たずニート

……盗賊。


彼ら五人は長き旅路の果てに、ついに魔王を倒す偉業を成し遂げる。


これは、それから十九年後のお話……。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1349094513



【勇者と魔王がアイを募集した 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2008/07/23(水) 14:12:03.47 ID:hgeKkteI0
魔王「これで良し」

側近「陛下、何をなさっているのですか?」

魔王「攻略本を作っているんだよ。この城の」

側近「何故でしょうか?」

魔王「最近、勇者を名乗る人間がなかなか来なくてね。難易度を下げてあげようかと思って」

側近「左様でございますか」

魔王「あれ? 止めないんだ」

側近「私の仕事は陛下が望んだことを叶えることにございます」

魔王「ふーん……ところで、君は誰?」





【魔王「完全攻略、魔王城っと……」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/10/02(木) 00:31:49 ID:wjmfHxWs
─ 王国城 ─

玉座に座る国王に、ひざまずく勇者。

国王「おおっ、勇者よ!」

国王「今までは修業中とのことで、なかなか要請に応じてくれなかったが……」

国王「ついに魔王討伐の旅に出る決心を固めてくれたのだな!」

勇者「はい」

勇者「必ずやこの私が、魔王討伐を成し遂げてみせます!」

国王「うむ……そうか!」

勇者(魔王討伐? 行くわけねーだろ、そんなもん) 



  【卑怯勇者「魔王討伐? 行くわけねーだろ、そんなもん」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : ◆ToMnIXXmPQ:2014/09/27(土) 17:35:06 ID:FGBsy0tQ

○●○ 魔王城 ○●○

扉 バターン!!


魔王「………む。 何奴?」

女勇者「…ようやく、見つけた! ここが魔王の玉座!!」

魔王「ほう。 人間の女か……、何しにきた」

女勇者「貴方が魔王ね!?」

魔王「いかにも。俺が魔王で間違いないが…。 ふっ、お前はなんだ? 生け贄にでもだされた娘か?」

女勇者「~~っ! 似たような物だけど、私は勇者よ!」

魔王「勇者…?」


  【女勇者・魔王「「こうなったら本気でヤるしかない」」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/08/21(金) 20:41:26 0ZieKSag
魔王『幾度となく、貴様達人間に……勇者に辛酸を舐めさせられてきた』

魔王『そうした中で、私は新たなる魔王としてこの世に発現した……よって』

魔王『人間どもよ! 私は貴様達に対し不可侵を宣言する!』

魔王『我々からは一切、手を出さない! だがしかし、もしもそちらが交戦の構えをもって侵攻してきたならば』

魔王『こちらも一切の容赦はしない』

魔王『とは言ったものの、こちらの末端の魔物までは十分に伝わらない』

魔王『というよりも、それだけの知能がない者もいる。そうした者に関しては全力で狩ってもらって構わない』

魔王『何なら、そういった者の討伐報酬を出しても構わん。以上だ』






【魔王『我は魔王、新たなる魔王。人間どもよ、聞くがいい』】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 21:00:21.99 ID:P6SlL/fu0
勇者「うーん……今日はもうやる事ないしなぁ」

母「全くこの子ったらそんなところで日向ぼっこだなんて……」

勇者「えーだって薪割りとかやれる事もう終わっちゃったんだもん」

勇者「お父さんの仕事の手伝いって言っても、簡単な調合と薬草採集くらいだけど」

勇者「これ以上摘んでくるな、て言われちゃったし」

母「ここら辺で採れる薬草、少なくとも一ヶ月はいらないものね……」

母「ああ、そうだ。それなら倉庫の片付けをして頂戴」

母「と・く・に、あなたがもう要らない物を中心に、ね」

勇者「うへぇーあそこかぁ」 





【勇者「魔王倒したし今日も平和だなー」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/03/10(火) 20:01:42.58 ID:t2TFjNS7O
魔王「という訳で行ってきます」

四天王「いやいやいや」




【魔王「勇者と旅をすれば精神的な弱点とかわかるかもしんない」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

魔法使い「魔王を倒す!」 勇者「心配だ…」 前編

275 : ◆uf0K1dqu8A:2013/05/22(水) 00:49:35 ID:uu/4tIXY
・・・

男妖精「………そうか…婆様が……」

女妖精「だが、亡くなる前に…里を復活させられて、良かった。……私達は、忘れない。人間達を恨む。…だが…私達を救ってくれたのも、人間だ……」

勇者「…申し訳ない……」

妖精「…過ぎた事は、どうやっても取り返せないわ。けれど、償う事はできるの」

妖精「………お兄ちゃん、お姉ちゃん。私、アンタ達の事は嫌いよ。…体が大きくなる程、性が別れる程、長く生きたからこそ、その目に映ったものは、心についた傷は、想像以上なんでしょうね」

妖精「でも、それでも。大っ嫌い。後ろ向きのアンタ達なんか、大嫌いよ」

男妖精「………」

女妖精「…お前は、まだ若いから……明日を信じられるんだ」

男妖精「……俺達は……人間を憎む…認めるものか……」

妖精「…ふん。私の居場所はここじゃないわ。じゃあね、お兄ちゃん、お姉ちゃん。……そのウジウジが治ったら、また会いましょう」

【魔法使い「魔王を倒す!」 勇者「心配だ…」 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : ◆uf0K1dqu8A:2013/05/12(日) 00:36:21 ID:Bz.Byn7M

国王「よくぞ来た、勇者よ!そなたも気づいているだろうが、近年復活した魔王の力が、より活性化し、最早見過ごせぬ状況にある」

国王「先日、大聖堂の街の司祭が神託を受けた…勇者よ、大聖堂の街へ行け。そこに集う仲間と共に、魔王を討ち取って参れ!」

勇者「は!必ずや、王の期待に答えてごらんにいれましょう!」

魔法使い「僕も!僕も頑張りまーす!!」

勇者「何故君がここに!?」


 の補完&続編です。 




【魔法使い「魔王を倒す!」 勇者「心配だ…」 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/09/06(土) 13:11:10 ID:XEfpB4/s

~~とある王国


王「我が息子よ…本当に行くんだな?」

王子「はい」

王「…今やお前は剣術・魔法、共にこの大陸一番の使い手だ」

王「それにお前は真実を知っている……だからこうなる事は分かっていた」

王子「………」

王「息子よ…いや、勇者よ。魔王を倒してくるんだ」

王子(以下勇者)「かしこまりました王様」 


 

  【勇者「魔王マジ殺す」魔王「勇者マジ殺す」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 :以下、名無しが深夜にお送りします:2014/08/31(日) 20:09:08 ID:td/76rLc
勇者「長い道のりだったな」

戦士「しかし人けがない上に、廃城のような荒れようではないか」

魔法使い「人間界に魔物が増えたことと何か関係があるのかもしれないな」

僧侶「でもあまりよくない気配を感じます。用心して進みましょう」

勇者「そうだな、ここの主を倒すために今日まで進んできたんだからな」

戦士「勇者は魔界に入ってから極力戦いを避けてきたゆえ、最後の街で調達したこの剣が血に飢えているぞ」ニヤリ

魔法使い「しかし皮肉なものだ。魔王の居城が魔王の墓標になろうというんだからな」フッ

僧侶「居城をボロボロにしながらも、ここまで持ちこたえたことだけは褒めてやりたいですね」フフン

勇者「ちょっ…みんなもう少し謙虚に行こうよ。僧侶も『用心して進もう』って言ってたじゃん」 




  【勇者「ここが魔王城か…」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/11(月) 04:00:37.89 ID:hKkSGePJ0
勇者「死ねええええええええ」キュウィィィィン

ドガァァァァン!!!!!!

魔王「お前がいるからああああああああああ」シュウウイン



ザンッ!!!!!!!!!!!!!!



……ヒュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ



勇者「見事だ…魔王……」

バタンッ!!!

魔王「…」

魔王「勇者…何故お前は力を求めた」

勇者「私は強い…お前…より強い…世界は…私の」

魔王「…」ポタポタ

勇者「…も……の………」

引用元: 魔王「うおおおおおおお!!!」勇者「この世界は私のものだ!!」 




【魔王「うおおおおおおお!!!」勇者「この世界は私のものだ!!」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

第一部 魔王「どうも魔王です」魔王2「私も魔王です」魔王3「私が魔王です」

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/07/13(月) 21:17:35 tvPe9ruE
勇者「第1部の簡単なあらすじ!!」

世界を混沌の闇に陥れた魔王を倒すため旅立った俺はついに魔王との最終対決に挑むこととなった

だが魔王の正体は企画物  に選ばれた素人でさらには神とか名乗る怪しいじいさんからも狙われるハメに!

そしてなんとか追っ手を振り切ったおれを待っていたのは真の魔王による襲撃だった

真の魔王の手によって村を滅ぼされた俺は魔王に復讐を誓い当てのない旅へでた

そして旅の途中、人見知りで緊張すると人をバンバン叩く僧侶ややたらネギを進める剣士、お茶村井、その他と仲間になり俺達一行は魔王を倒すため旅を続けているのだ


【勇者「今度こそ」僧侶「魔王を」アスパラ「倒す」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2015/06/05(金) 21:10:45 KGyPkTnU
勇者「どれが本物?」

魔王「全員偽物です」


【魔王「どうも魔王です」魔王2「私も魔王です」魔王3「私が魔王です」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 1 2014/09/26(金) 16:09:15.22 ID:co3F2N0Y0
側近「今月8回目でございますね。」

魔王「いくら和平が済んだからといって仮にも魔王の城に友達感覚で来るか?」

側近「魔王様にも問題があるかと、、、」

魔王「・・・? なんだそれは?」

側近「はて。おや?参られたようですね。」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411715345

引用元: 魔王「はぁ・・・。また女勇者がきたのか・・・」 



【魔王「はぁ・・・。また女勇者がきたのか・・・」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/25(月) 06:16:52.98 ID:68WYh37U0
魔王「僕の頭の中にはね、お墓があるんだ」

勇者「……墓だと?」

魔王「今まで死んだ全ての人間のお墓だよ。
君のお父さんとお母さんのお墓もあるよ」

勇者「……狂人が」

魔王「でも死者はお墓に入らないで、墓石の上に座ってる。君のお父さんとお母さんも。
本当に死者が全員いるんだよ。僕の頭の中に、頭の前の方にね。
ここだよ、分かるかな」

勇者「付き合ってられない。正義のために貴様を殺す」

魔王「……正義、正義。正義? 君の正義ってなに? 僕の正義とは違うの?」

勇者「貴様に正義などあるものか」

魔王「あるよ。んー、それじゃあ――」



魔王「正義について問う」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364159812

引用元: 魔王「正義について問う」 



【魔王「正義について問う」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/04/20(土) 13:28:38.09 ID:KvaE4M8X0
~~魔王城 玉座の間にて~~

勇者「はぁ……はぁ……はぁ……」

魔王「もう諦めてはどうか?」

勇者「うる……さいっ……」

魔王「大人しく引き下がるなら、命は助けようと言っているのだ。悪い話ではなかろう?」

勇者「そんな……甘言に乗せられるものか!」

魔王「甘言ではない提案だ。仲間は倒れ、貴様は剣を握った手すら動かせない」

勇者「くっ……」

魔王「今、適切な処置を行えば、仲間達の命も助かろう。勇者ともあろうものが仲間を見捨てるのか?」

勇者「そ、それは……」

魔王「聞け。私を殺したところで、貴様らの世界は何も変わりはせん。それは貴様もわかって……」

勇者「それでも俺は!!」

 ――ガチャッ

??「……お父様?」

引用元: 魔王娘「おかえりなさい、あなた様……」勇者「ああ、ただいま……」 




【魔王娘「おかえりなさい、あなた様……」勇者「ああ、ただいま……」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/21(土) 09:33:32.42 ID:UAZ7uB8s0
魔王「ぐおおおおおお……人間の分際で私を倒すとは……」

魔王「だが私はいつか必ず復活する……その時お前たちは生きてはいまい」

魔王「お前たちの子孫ともどもいつか滅ぼしてくれるわ!はーっはっはっはーー!」

ヴォーン……

戦士「んなことになったらその時の人間がお前をまた倒してやるだけだ!」

僧侶「人間は負けない……」

魔法使い「あんたこそその時負けるのを楽しみにしてるのね!」

勇者「あ?逃がさねーよ?」

ガシッ

戦士「え?」

僧侶「え?」

魔法使い「え?」

魔王「え!?」

ガシッ

引用元: 勇者「魔王が殺しても死なない」 


 

  【勇者「魔王が殺しても死なない」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/27(木) 20:47:14.57 ID:CgoOI4rJo
魔王「分け方?」

勇者「ああ、このたび俺たちは人と魔族の歴史的和解を成し遂げた」

勇者「俺とお前が世界を半分ずつ統治する、という約束を交わしたことによってな」

魔王「うむ、だからこそワシもさらっていた姫をそちらに返したのだ」

勇者「だが、話はこれで終わったわけじゃない」

勇者「世界をどう分けるかをきちんと決めておかないと、後々また揉めることになる」

魔王「まあ、たしかにそうだが……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477568834

引用元: 魔王「世界の半分をお前にやろう」勇者「じゃあ分け方を考えるか」 


 

  【魔王「世界の半分をお前にやろう」勇者「じゃあ分け方を考えるか」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/01(金) 21:38:16.04 ID:fiz5mUDO0
側近「はい、第665代目魔王様の遺言によって」

側近「お嬢様、貴女に第666代目魔王様となって頂きます」カシコマリ

箱入り娘「あの・・・」

側近「はい、なんでございましょうお嬢様」

箱入り娘「申し訳ありません・・。お名前を、お聞きしても?」

側近「私は先代魔王様の右腕としてお仕えしていた者で、側近と申します」

側近「もちろん、先代の遺言の通り貴女が魔王様となられた暁には」

側近「私が側近としてまた、今度は貴女様のために尽力致します」

箱入り娘「すみません、何点か質問が・・」

側近「はい、答えられる範囲であればすぐにお答え致しましょう」

箱入り娘「答えられない範囲、もあるということですか?」

側近「先代のお言葉により、ここまでならという範囲ですね」

側近「簡易な答えでよろしいのであればお答えできるかと思います」

箱入り娘「ふむ・・・」

引用元: 箱入り娘「わたしが・・・魔王に・・?」 



【箱入り娘「わたしが・・・魔王に・・?」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/27(日) 17:13:23.89 ID:oAs05SMt0
魔王「見事私を打ち負かした。しかし!貴様に安息の地は踏ませぬ!」

勇者「ああああっ!まだこんな魔力が残っていたなんてっ!」

魔王「我と共に地獄へ落ちるがいい!勇者よ!」

勇者「きゃああああああああああああ!!!」

魔王「はっはっはっは!!!!はーっはっはっは!!!!!!」



勇者「うっ……ここは一体…。あっ!魔王は!?あ、あれ?そ、装備が、初期の装備に戻ってる!?精霊の聖剣と精霊の聖骸布は!?あれ!?あぁ、もう…コンプガチャでやっと手に入れたのに」

魔王「ぐぅ…ちょっと気合いれすぎたな」

勇者「魔王発見!やあああああ!」

魔王「丸腰で何してんねん」ペシッ

勇者「きゃうっ!」

魔王「(黙ってりゃカワイイんだけどなこいつ…)」

引用元: 魔王「我は滅びぬ!貴様も道連れだ!」勇者「何!?」 




【魔王「我は滅びぬ!貴様も道連れだ!」勇者「何!?」】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
1: ◆CItYBDS.l2 2021/02/02(火) 18:52:58.09 ID:acYUvXZS0

千年の間、空席であった玉座。
冷え切ったであろうその黒檀に、再び熱が宿る。

名のある長どもを、その力をもってしてねじ伏せ。
彼は、魔物の頂き「魔王」の座にたどり着いた。

逞しき体躯からは、オーラが黒き靄のように立ち上り。その輪郭を霞ませる。
しかし、その圧倒的存在感に。彼がいま、そこにおわすことを誰一人として疑うことはない。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1612259577

引用元: 玉座の間にて 


【玉座の間にて】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
バタバタバタ……



盗賊「ん?」

領主「王様と弟王子様がいらっしゃっと聞きましてな」ハァ

盗賊「よう、久しぶりだな『前領主の息子』」

領主「……お久しぶりで御座います。国王の座に着かれてからは」

領主「こうして、顔を合わすのは初めてですな」

女(……誰かが話を伝えたか)ホッ

女「領主様、ご苦労様で御座います。王様と弟王子様が」

女「図書館へのご案内をご所望で……」

領主「そ、それは勿論……ですが、まずは我が屋敷へ……」

盗賊「その女にも散々言ったんだけどな。公式訪問じゃ無いし、時間も無いんだ」

盗賊「……とは言え、王として礼を欠く訳にもいかん」

弟王子「お母様……?」

盗賊「屋敷の位置は変わっていないのだろう?」

領主「え、ええ……それは、まあ」

盗賊「では、図書館へ行った後に必ず寄ると約束しよう」

領主「それほど……図書館に興味がおありで?」

盗賊「『次期国王』の勉強にはこれほど打って付けの場所も無いだろう?」

盗賊「『万人に開かれている』と聞いている。差し支えなければ案内して貰いたいな」

領主「……解りました。では私が参りましょう」

女「……では、私は下がります」

弟王子「一緒に行ってくれないのですか?」

領主「お、弟王子様の願いであれば、この者もお連れしますよ!」

女「! ……良いのですか」

弟王子「お約束、ですから」ニコ

領主(でかしたぞ、娘……!弟王子に気に入られたとは……!)

女(……お父様、解ってない……!共に行動するには、まずいのに……!)

盗賊「図書館はあれだったな。行くぞ」スタスタ

弟王子「はい、お母様」スタスタ

女「……お気をつけ下さい、『領主様』!」ヒソ

領主「移住叶わずとも、これはこれで結果的には喜ばしい事だろう!」ヒソ

領主「……余り話しかけるな。話は後で聞く」



キィ……



司書「ようこそ、いらっしゃいました……あ!」

盗賊「よーう!久しぶりだな!」

司書「盗賊さん! ……いえ、王様……!」


引用元: 勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」【2】 



【勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」【2】】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」 前編

258: 1@もしもし ◆wlrXk.nKvWpx 2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:f4UT+LJwP
……

………

…………



カチャ



戦士「おう、遅かったな」

勇者「……ああ」ハァ

戦士「……そんな興奮してたの、お前」

勇者「つっこむ気にもならん」

戦士「何だよ元気ネェなぁ」

勇者「……僧侶と魔法使いは、部屋か?」

戦士「じゃ、ネェの……何だよ、態々怒られに行くのかよ……」

勇者「無視してても明日倍になって帰って来るだけだろ……話したい事もあるんだ」

戦士「話したい事?」

勇者「ああ、さっきな……」



コンコン



勇者「!」ビク!

戦士「??」

勇者「……戦士、出て」

戦士「???……はい?」

魔法使い「私よ」

勇者「……入れよ」ホッ

戦士「何なんだよ、一体……」カチャ

僧侶「お邪魔して良い?」

勇者「ああ……さっきは、その……悪かったな」

魔法使い「……態とじゃ無いんでしょ。仕方ないわ。あんな造りのお風呂が悪い」

僧侶「……見た?」

戦士「残念ながら、全く」

勇者「こら、戦士……で、どうしたんだ?」

魔法使い「……」チラ

僧侶「……」チラ

戦士「何だよ、顔見合わせて」

【勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
2: 1 ◆wlrXk.nKvWpx 2013/07/04(木) NY:AN:NY.AN ID:whK56pAvP
王「良く来た、勇者達よ……そうかしこまる必要は無い、面を上げよ」

剣士「は……」

魔法使い「は、はい!」

僧侶「……はい」

王「魔王が力をつけだして久しい。以前勇者と呼ばれた者が旅立ってからも同じく、じゃ」

剣士「聞いております。勇者と呼ばれた若者が……帰る事は無かったと」

魔法使い「魔王は大変好戦的で、この人の世を支配せんと、恐怖を振りまこうとしていると」

僧侶「そして……その凶悪な爪が、今正に振り下ろされんとしていると」

王「今日そなた達ををここへ呼んだのは……分かるな?」

剣士「……必ずや、魔王を倒してごらんに入れます」

魔法使い「旅立ちを許して頂いた名誉にかけて、必ず……!」

僧侶「今度こそ、本当の勇者、と呼ばれる為に!」

剣士「世界の平和の為に!」

王「うむ……頼んだぞ、選ばれし者達よ!」

引用元: 勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」 



【勇者「俺に魔王になれ……と言うのか!」 前編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加

魔王「私が勇者になる……だと?」【3】 前編

309: 1 ◆wlrXk.nKvWpx 2013/06/19(水) 16:07:20.21 ID:TtLirpKGP
……

………

…………



船長「あ……そ、側近!」

側近「おう、船長久しぶりだな……一体何の騒ぎだ?」

側近「つか、使用人ちゃんは?」



ギャアギャア

オチツイテクダサイ!ダイジョウブデスカラ!

イタイ!イテェッテバー!

オ、オイオチツケ!オンナカイゾク!

ナンデオマエガココニイルンダ、デテケー!



ゴン!



側近「……な、何事?」



イテェッオマエ……ッ

イイカラ、デテイッテクダサイ!

シゲキシナイデ!



バタン!



魔法使い「……何で俺がこんな目に……」ハァ

船長「……お疲れ」

側近「えーっと……こいつ、は?」

船長「船の魔法使いだ」


【魔王「私が勇者になる……だと?」【3】 後編】の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加
使用人「あ……」

側近「……最後なんだぜ、使用人ちゃん」

使用人「……」

側近「式が終わったら、魔王様はすぐに姫様とあの北の塔へ行くだろう」

側近「俺もついて行く。どうにか……魔王様を連れて帰って来ないとな」

使用人「……はい」

側近「多分、俺も一緒に……眠る事になるんだろう」

使用人「……」

側近「後は任せたぜ」

使用人「…… ……」

側近「返事は?」

使用人「……はい」

側近「ん。じゃあ、姫様の用意頼むな」

使用人「はい。でも……どうやって港街まで行くのです?」

側近「俺は魔王様と、ここから直接転移する。お前は転移石いくつか持って」

側近「……姫様と一緒に行け。お前は優秀だし」

側近「姫様を抱えて飛べるだろう」

使用人「……ッ 解りました。やってみます」

側近「大丈夫だ。ね……」

使用人「願えば、叶う。 ……すっかり、呪文みたいになりましたね」

側近「……そうだな。さて、姫様はもう寝てると思うし」

側近「使用人ちゃんも、今日はゆっくり休みなさい。あの馬鹿の相手は俺がするから」

使用人「……はい」

側近「使用人ちゃん」

使用人「はい?」

側近「泣くなよ?俺たちは泣いちゃいけない。悲しんじゃいけない」

使用人「……はい」



スタスタ、パタン



側近「悲しんじゃいけない、か……辛いね」


引用元: 魔王「私が勇者になる……だと?」 【3】 


【魔王「私が勇者になる……だと?」【3】 前編】の続きを読む

このページのトップヘ